JPH10324083A - 籤付き商品札 - Google Patents

籤付き商品札

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JPH10324083A
JPH10324083A JP10170564A JP17056498A JPH10324083A JP H10324083 A JPH10324083 A JP H10324083A JP 10170564 A JP10170564 A JP 10170564A JP 17056498 A JP17056498 A JP 17056498A JP H10324083 A JPH10324083 A JP H10324083A
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JP10170564A
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Inventor
Kazuyuki Koyama
和之 小山
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Daiei KK
Original Assignee
Daiei KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子供だけでなく大人に対しても十分に販促効
果を期待することができ、また、顧客が籖が表示された
シートとして保管又は管理することが容易な、籖付き商
品札を提供する。 【解決手段】 商品の価格を表示するための商品札であ
って、弾性を有する硬質シートと、このシートを商品に
対して分離可能に取付けるための取付け部材と、このシ
ートに形成された、商品の価格を表示する価格表示部
と、少なくとも3桁以上の数字列を含む籖番号を表示す
る籖番号表示部とから成っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被服、靴類、日用
品、家電製品などの様々な商品に関する、価格や原材
料、性質、使用方法、出所などの説明を表示するために
その商品に分離可能に取り付けられる商品札に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、販促キャンペーンなどの目的
で、籖の当たり外れの結果を表示した商品ラベルが提案
されている(例えば、実開昭56−134067号公
報)。この籖の当たり外れの結果を表示した商品ラベル
は、籖の当落の結果が隠蔽用のシールで隠蔽されてお
り、顧客は、商品のいずれかを選んで購入してから、そ
の隠蔽用のシールを剥がすことにより、籖の当落結果を
その場で知るというものである。そして、もし、その籖
の結果が「当たり」であれば、顧客は、その場で、景品
などをもらうことができる。
【0003】また、同様の目的から、レシートに宝くじ
番号を表示した宝くじレシートを発行できる電子キャッ
シュレジスタも提案されている(例えば、特公平1−4
5115号公報、特公平2−10996号公報)。この
宝くじレシートでは、顧客は、籖番号が印字されたレシ
ートを保管しておいて、後日の籖の当選発表により、そ
の宝くじ番号の当落を知ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
籖の当たり外れの結果を表示した商品ラベルは、顧客が
その場で籖の当落の結果を知ることができるので手軽で
あるという利点はあるが、その場での当落の判明とそれ
に基づいてその場で景品の引渡を行うことが必要である
ことから、籖の当たりの場合の景品を、比較的安価なも
の(いわば「子供が喜ぶようなもの」)に限定せざるを
得ない。そのため、このような商品ラベルは、子供をタ
ーゲットとする商品(菓子や玩具など)についてはある
程度の販促効果を期待できるが、大人をターゲットとす
る商品については、ほとんど販促効果は期待できないの
が実情である。
【0005】他方、上記の電子キャッシュレジスタから
プリントアウトされる「宝くじ番号付きレシート」は、
宝くじ方式なので、籖の規模又は範囲を多数人に及ぼす
ことができ、その結果、籖の当選の場合の景品や賞金の
額を多額のものにすることができ、大人の射幸心に訴え
て、大人をターゲットにする商品についてもある程度の
販促効果を期待することができる。しかしながら、この
レシートに宝くじを印刷する方式では、レシートが電子
キャッシュレジスタから打ち出された薄い紙(弾性も剛
性も全くない紙製のシート)であるため、顧客が扱いに
くくまた紛失しやいという問題がある。また、一般にレ
シート(領収書)は、企業なら経費帳簿に貼付する必要
があるし、家庭なら家計簿に貼付するため、顧客がこの
宝くじ番号付きのレシートを、単に籖券(籖用の紙製シ
ート)としてのみ保管しておくことは困難である、とい
う問題がある。
【0006】本発明はこのような従来技術の問題点に着
目してなされたもので、子供だけでなく大人に対しても
十分に販促効果を期待することができ、また、顧客が籖
券(籖が表示されたシート)として保管又は管理するこ
とが容易な、籖付き商品札を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のように課題を解決
するための本発明による籖付き商品札は、商品の価格を
表示するための商品札であって、弾性を有する硬質シー
トと、このシートに形成される商品に対して分離可能に
取り付けるための取付け部材と、このシートに形成され
る商品の価格を表示する価格表示部と、そのシートに形
成される少なくとも3桁以上の数字列を含む籖番号を表
示する籖番号表示部と、から成ることを特徴としてい
る。なお、この本発明による籖付き商品札において、前
記「シート」は、厚紙製のシート、厚紙の表面が蝋で保
護されたシート、プラスチック製シートなど、様々なも
のを含んでいる。紙製でも、「厚紙」であれば、ある程
度の弾性又は剛性を有するので、顧客にとっては、保管
が容易になるというメリットがある。また、本発明によ
る籖付き商品札は、前記シートの前記籖番号表示部の近
傍の部分又はこれに隣接する部分に、前記籖番号を示
す、バーコードなどの光学的読取が可能なコード、を表
示するためのコード表示部が形成されていることが望ま
しい。また、本発明による籖付き商品札は、前記商品の
原材料、性質、使用方法、品質などの商品に関する説明
を表示した商品説明表示部、を含むことが望ましい。ま
た、本発明による籖付き商品札は、前記商品のブラン
ド、製造元又は販売元などの商品の出所に関する情報を
表示する商品出所表示部、を含むことが望ましい。ま
た、本発明による籖付き商品札は、前記籖番号表示部に
記載された籖に関する説明を表示する籖説明表示部、を
含むことが望ましい。さらに、本発明による籖付き商品
札は、前記シートの前記籖番号表示部と他の部分とを容
易に分離することを可能にするための切り取り用のミシ
ン目部が形成されていることが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態1による被服
用の籖付き商品札を図1に基づいて説明する。図1
(a)において、1は厚紙に表面保護用の蝋が塗られて
成るシートで、ある程度の弾性又は剛性を有する硬質の
シートである。また、2はこのシート1を商品の被服
(例えば被服のボタンの部分)に対して分離可能に取付
けるための取付け用紐部、3はシート1に形成された被
服の価格を表示する価格表示部、4はシート1に形成さ
れた籖の当たり又は外れの籖当選結果を表示する籖表示
部である。
【0009】この実施の形態1では、この籖表示部4
は、「当たり」又は「外れ」の籖当選結果が見えないよ
うにするための隠蔽用の公知の粘着シール5により、そ
の表面が覆われている。この隠蔽用の粘着シール5は、
顧客が商品の被服を購入後に、図1(b)に示すよう
に、前記粘着シール5の縁部を持ってその縁部からこの
シール5を引き剥がすことにより、「当たり」又は「外
れ」の当選結果4aの表示を露出させられるようになっ
ている。
【0010】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、厚紙に表面保護用の蝋が塗られて成るシートで、あ
る程度の弾性又は剛性を有する硬質のシート1に、「当
たり」又は「外れ」の籖当選結果4aが表示されるの
で、従来のようにキャッシュレジスタなどから印字され
る弾性や剛性のない薄い紙製のレシートなどに籖当選結
果が表示される場合に比べて、顧客は籖が表示されたシ
ートの管理や処理がより容易になる。また、商品に取り
付けられた商品札に籖当選結果4aが表示されるので、
従来のように商品パッケージの表面に表示する場合に比
べて、籖当選結果4aの表示コストを大幅に安くするこ
とができるなどのメリットが得られるようになる。
【0011】実施の形態2.次に、図2に基づいて本発
明の実施の形態2を説明する。図2(a)において、1
は厚紙に表面保護用の蝋が塗られて成るシートで、ある
程度の弾性又は剛性を有する硬質のシートである。ま
た、2はこのシート1を商品の被服に対して分離可能に
取付けるための取付け用紐部、3はシート1に形成され
た被服の価格を表示する価格表示部、14はシート1に
形成された籖の当たり又は外れの籖当選結果を表示する
籖表示部である。
【0012】この実施の形態2では、この籖表示部14
は、「当たり」又は「外れ」の籖当選結果を上から見え
ないようにするための公知の隠蔽用インク積層部15に
より、その表面が覆われている。この隠蔽用インク積層
部15は、顧客が商品の被服を購入後に、図2(b)に
示すように、10円玉などの硬貨で削ることにより、
「当たり」又は「外れ」の当選結果14aの表示を露出
させられるようになっている。
【0013】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、厚紙に表面保護用の蝋が塗られて成るシートで、あ
る程度の弾性又は剛性を有する硬質のシート1に、「当
たり」又は「外れ」の籖当選結果14aが表示されるの
で、従来のようにキャッシュレジスタなどから印字され
る薄く弾性のないレシートなどに籖当選結果14aが表
示される場合に比べて、顧客は籖が表示されたシート1
の管理や処理がより容易になる。また、商品に取り付け
られた商品札に籖当選結果14aが表示されるので、従
来のように商品パッケージの表面に表示する場合に比べ
て、籖当選結果14aの表示コストを大幅に安くするこ
とができるなどのメリットが得られるようになる。
【0014】実施の形態3.次に、本発明の実施の形態
3による被服用の籖番号付き商品札を図3に基づいて説
明する。図3において、1は厚紙に表面保護用の蝋が塗
られて成るシートで、ある程度の弾性又は剛性を有する
硬質のシートである。また、図3において、2はこのシ
ート1を商品の被服のボタンなどに対して分離可能に取
付けるための取付け用紐部、3はシート1に形成された
被服の価格を表示する価格表示部、24はシート1に形
成された6桁の数字列(この図3の例では“10128
1”)から成る籖番号24aを表示する籖番号表示部で
ある。なお、前記の籖番号24aは、3桁、4桁、5
桁、7桁など、それを構成する数字列の桁数は、籖の規
模に応じて様々の桁数のものが採用され得る。
【0015】このように、この実施の形態3によれば、
被服の商品の商品札に、宝くじ番号などの籖番号24a
を表示する籖番号表示部24を形成しているので、籖の
規模を「宝くじ」と同様に極めて大きなものとすること
ができる。すなわち、この実施の形態3では、従来のよ
うに単に「当たり」又は「外れ」の籖当選結果のみが商
品パッケージなどに表示される場合に比べて、籖の規模
を大きくすることができ、それだけ籖当選の賞金額など
を大きくすることができ、大人の射幸心を刺激して、大
人向けの商品についても大きな販促効果が得られるよう
になる。また、この実施の形態3によれば、厚紙に表面
保護用の蝋が塗られて成るシートなどのある程度の弾性
又は剛性を有する硬質のシート1に、籖番号24aが表
示されるので、従来のようにキャッシュレジスタなどか
ら印字される薄く弾性のないレシートなどに籖番号が表
示される場合に比べて、顧客にとって、籖の当選が決定
されるまでの長い期間における籖券(この実施の形態3
ではシート1)の管理がより容易になるというメリット
もある。
【0016】実施の形態4.次に、本発明の実施の形態
4による被服用の籖番号付き商品札を図4に基づいて説
明する。図4において、1は厚紙に表面保護用の蝋が塗
られて成るシートで、ある程度の弾性又は剛性を有する
硬質のシートである。また、図4において、2はこのシ
ート1を商品の被服のボタンなどに対して分離可能に取
付けるための取付け用紐部、3はシート1に形成された
被服の価格を表示する価格表示部、24はシート1に形
成された6桁の数字列(この図3の例では“10128
1”)から成る籖番号24aを表示する籖番号表示部で
ある。また、25は、前記籖番号24aの近傍に表示さ
れた前記籖番号24aを示すバーコード25aを表示す
るコード表示部である。
【0017】このように、実施の形態4によれば、被服
の商品の商品札に、宝くじ番号などの籖番号24aを表
示する籖番号表示部24を形成しているので、上記の実
施の形態3とほぼ同様の効果を奏することができる。ま
た、この実施の形態4では、前記籖番号24aを表示す
る籖番号表示部24だけでなく、バーコード25aを表
示するコード表示部25をも含むようにしているので、
顧客が籖券としての商品札を提示したとき、籖の主催者
側は、そのバーコード25aを読取ることにより、直ち
に籖番号24aを入力して処理することができるので、
籖の主催者側の処理が大幅に効率化されるようになる。
なお、この実施の形態4では、コード表示部に表示され
る籖番号24aを示すコードとして、バーコード25a
を表示するようにしているが、本発明ではこれに限られ
るものではなく、光学的読取が可能なコード(例えば、
「カラルコード」(商品名)など)であればどのような
コードでもよい。
【0018】実施の形態5.次に図5(a)(b)に基
づいて本発明による実施の形態5を説明する。図5
(a)は図3に示す例にミシン目25を付加した構成を
示す図、図5(b)は図4に示す例にミシン目25を付
加した構成を示す図である。
【0026】この実施の形態5では、図3又は図4に示
す籖付き商品札のシート1の前記価格表示部3と前記籖
番号表示部24との間に、互いを容易に分離することを
可能にするための切り取り用のミシン目部26が形成さ
れている。このミシン目部26は、図5に示すように、
前記価格表示部3と前記籖番号表示部24との間に、図
示の左右方向の直線状に、所定間隔毎に、長穴26aが
多数開けられることにより、形成されている。
【0019】以上のように、この実施の形態5では、図
5(a)の例では、被服製品を購入した顧客は、商品札
のシート1を、前記ミシン目26に沿って、籖番号24
aが表示された籖番号表示部24のみの部分(商品の価
格表示部3を除く部分)を切り取ることができる。ま
た。図5(b)の例では、被服製品を購入した顧客は、
商品札のシート1を、前記ミシン目26に沿って、籖番
号24aが表示された籖番号表示部24及びバーコード
25aを表示するコード表示部25のみの部分(商品の
価格表示部3を除く部分)を切り取ることができる。
【0020】よって、この実施の形態5によれば、顧客
は、籖番号24aが表示された籖番号表示部24又はバ
ーコード25aを表示するコード表示部25のみの部分
のシートを籖券(シート)として所持することができる
ので、顧客にとって籖券としての本件シート1の管理が
より容易になるというメリットが得られる。
【0021】実施の形態6.次に、図6に基づいて本発
明の実施の形態6による籖付き商品札を説明する。まず
図6(a)に示す例を説明する。図6(a)において、
符号1,2,24,24a,25,25aは、図5にお
けると同一である。この実施の形態6では、前記シート
1上の前記籖番号表示部24及びコード表示部25の近
傍の部分(図示下側の部分)に、前記籖番号表示部24
に表示された籖番号24aの籖に関する説明のための情
報を表示した籖説明表示部31が形成されている。この
籖説明部31には、例えば、この籖の抽選日、抽選結果
の公表方法(例えば、何時のどの新聞にて公表するな
ど)、籖に当選した場合の賞金の支払期間などの、籖に
関する説明情報が表示されている。
【0022】また、図6(b)に示す例では、籖説明表
示部31は、前記シート1の前記商品取付け紐部2側に
形成されており、その図示下側に、籖番号表示部24が
形成され、さらにその図示下側に、コード表示部25が
形成されている。さらに、この図6(b)に示す例で
は、前記籖説明表示部31と前記籖番号表示部24との
間に、切り取り用のミシン目部26が形成され、前記籖
番号表示部24及びコード表示部25のみを、他の部分
と容易に切り離すことができるようになっている。
【0023】実施の形態7.次に、図7に基づいて本発
明の実施の形態7による籖付き商品札を説明する。まず
図7(a)に示す例を説明する。図7(a)において、
符号1,2,24,24a,25,25aは、図5〜6
におけると同一である。この実施の形態7では、前記シ
ート1上の前記籖番号表示部24及びコード表示部25
の近傍の部分(図示下側の部分)に、この商品のブラン
ド(商標)32aや製造元又は販売元の会社名32b及
びその住所や電話番号などの商品出所を表示する商品出
所表示部32が形成されている。
【0024】また、図7(b)に示す例では、商品出所
表示部31は、前記シート1の前記商品取付け紐部2側
に形成されており、その図示下側に、籖番号表示部24
が形成され、さらにその図示下側に、コード表示部25
が形成されている。さらに、この図7(b)に示す例で
は、前記商品出所表示部31と前記籖番号表示部24と
の間に、切り取り用のミシン目部26が形成され、前記
籖番号表示部24及びコード表示部25のみを、他の部
分と容易に切り離すことができるようになっている。
【0025】実施の形態8.次に、図8に基づいて本発
明の実施の形態8による籖付き商品札を説明する。まず
図8(a)に示す例を説明する。図8(a)において、
符号1,2,24,24a,25,25aは、図5〜7
におけると同一である。この実施の形態8では、前記シ
ート1上の前記籖番号表示部24及びコード表示部25
の近傍の部分(図示下側の部分)に、この商品の原材料
(例えば被服なら絹、綿が何%かなど)、サイズ(例え
ば被服なら対応する身長など)、使用方法(例えば、被
服ならクリーニングの方法や保管の方法など)、性質
(例えば被服なら色落ちがあるなどの情報)、特質、品
質などの商品説明を表示する商品説明表示部33が形成
されている。
【0026】また、図8(b)に示す例では、商品説明
表示部33は、前記シート1の前記商品取付け紐部2側
に形成されており、その図示下側に、籖番号表示部24
が形成され、さらにその図示下側に、コード表示部25
が形成されている。さらに、この図8(b)に示す例で
は、前記商品説明表示部33と前記籖番号表示部24と
の間に、切り取り用のミシン目部26が形成され、前記
籖番号表示部24及びコード表示部25のみを、他の部
分と容易に切り離すことができるようになっている。
【0028】実施の形態9.次に、本発明の実施の形態
9を図9〜10に基づいて説明する。この実施の形態9
による籖付き商品札は、図9に示すように、バーコード
25aが表示されたコード表示部25の図示下方に、こ
の籖付き商品札30が有効であることを示す情報を記録
するための有効情報記録部31が形成されている。この
実施の形態9では、この有効情報記録部31には、磁気
でデータを書き込みできる磁性表面層から成る磁気スト
ライプ31aが形成されている。
【0029】籖付き商品札30が販売店内で陳列された
商品に付けられている段階では、まだこの磁気ストライ
プ31aには、何らのデータも記録されていない。つま
り、この段階では、前記商品札30は「無効」のまま
で、商品札30に表示された籖番号24aも「無効」の
ままである。したがって、もしこの無効な商品札30の
みを商品から勝手に切り離して、商品の代金支払いをす
ることなく持ち出しても、この商品札30に表示された
籖番号24aは無効であるので、これに基づいて籖の当
選結果による賞金を請求することはできない。
【0030】顧客が購入しようとする商品を持ってレジ
のところに行き、代金を支払うとき、店員がこの商品札
30を、図10に示すようなカードリーダーライタ(カ
ード読取り書き込み機)32のスロット32aに差し込
んで、商品札30の前記磁気ストライプ31aに所定の
データ(有効情報)を書き込むことにより、初めて、前
記商品札30と籖番号24aが「有効」となり、籖の賞
金請求が可能になる。
【0031】すなわち、店員が、顧客から提示された商
品の商品札30を、図10のように、カードリーダーラ
イタ32のスロット32aに挿入すると、カードリーダ
ーライタ32は、商品札30のコード表示部25からバ
ーコード25aを読み取ると共に、商品札30の有効情
報記録部31の磁気ストライプ31aに有効であること
を示す所定のデータ(有効情報)を書き込む。支払いを
済ませた顧客は、この商品札30を商品と一緒に持ち帰
ることにより、後日の籖の当選結果に基づいて、当選の
場合の賞金請求が可能になる。なお、図9において、前
記カードリーダーライタ32はPOSレジスタ33に接
続され、前記バーコード25aから読み取ったデータは
直ちにPOSレジスタ33に転送されるようになってい
る。また、このPOSレジスタ33は、チェーン内各店
舗を統括するチェーン本部のホストコンピュータ(図示
せず)に接続され、POSレジスタ33に入力されたデ
ータがそのまま送信されるようになっている。
【0032】なお、この実施の形態9では、前記商品札
30の磁気ストライプ31aに所定のデータを書き込む
ことにより、商品札30及びそこに記載された籖番号2
4aを「有効化」するようにしているが、本発明はこれ
に限られるものではなく、例えば、前記磁気ストライプ
31aに無効であることを示す所定のデータを予め記録
しておき、レジにおいて、ハンディ型のバーコードリー
ダに備えられた消磁ヘッドにより前記データを消去する
ことにより、前記商品札30及び籖番号24aを「有効
化」するようにしてもよい。この場合は、前記磁気デー
タが消去されている状態そのものが、籖番号24aの
「有効情報」ということになる。また、この場合は、店
員が商品札30のバーコード25aをハンディ型バーコ
ードリーダで読み取るためにスキャンさせるとき、これ
と同時に、このバーコードリーダに備えられた消磁ヘッ
ドが前記磁気ストライプ31aをスキャンして、予め記
録されていたデータを消去する。
【0033】実施の形態10.次に、図11を参照して
本発明の実施の形態10を説明する。この実施の形態1
0による籖付き商品札では、図11(a)に示すよう
に、籖付き商品札40のバーコード25aが表示された
コード表示部25の図示下方に、有効情報記録部41が
形成されている。この有効情報記録部41は、支払い時
に所定の有効情報を記録するための所定のスペース41
bから構成されている。顧客が、購入しようとする商品
をレジまで持って行くと、店員がこの商品に付けられた
商品札40を、カードリーダーライタ(図10に示すも
のと同様の外観形状のもの)のスロットに挿入する。す
ると、カードリーダーライタは、この商品札40のバー
コード25aを読み取ると共に、前記有効情報記録部4
1のスペース41bに所定の有効マーク(有効情報)を
表示する。この有効マークの表示は、例えば図11
(b)に符号41aで示す「1996.6.10領収
済」というように記号又は文字列を印刷したものであ
る。なお、有効情報は、文字列以外でもよく、例えばキ
ャラクター、シンボルマークその他の図形でもよい。ま
た、有効情報の記録方法は、通常の印刷以外に、紙を凹
凸状にプレスして表示する凹凸印刷、記号や図形を型取
りしたスタンプ等の押圧によるもの、記号や図形を印刷
したシールの貼付によるもの、などでもよい。この実施
の形態10では、前記有効情報記録部41に前述のよう
な有効マーク(有効情報)が表示されている商品札40
及び籖番号24aのみが有効とされる。よって、このよ
うな表示のない商品札40及び籖番号24aに基づいて
籖の抽選結果による賞金請求は認められない。
【0034】実施の形態11.次に、図12を参照して
本発明の実施の形態11を説明する。この実施の形態1
1による商品札では、図12(a)に示すように、商品
札50のバーコード25aが表示されたコード表示部2
5の図示下方に、有効情報記録部51が形成されてい
る。この有効情報記録部51は、商品の代金支払い時に
所定の有効証明表示をするための所定のスペース51b
から構成されている。
【0035】今、顧客が購入しようとする商品をレジま
で持って行くと、店員がこの商品に付けられた商品札5
0を、カードリーダーライタ(図10に示すものと同様
の外観形状のもの)の挿入スロットに挿入する。する
と、カードリーダーライタは、この商品札50のバーコ
ード25aを読み取ると共に、前記有効情報記録部51
のスペース51bに所定の有効マーク(有効情報)を表
示する。この有効マークの表示は、例えば図12(b)
に符号51aで示すような「390−00132」など
の数値列を印刷したものである。ここで、この「390
−00132」の中の「390」は、チェーン加盟店の
店番号を示し、「00132」は現在までにその加盟店
において商品札50に有効マークを記録した累計数を示
している。この実施の形態11では、前記バーコード2
5aのデータと前記籖番号24aと前記有効マーク51
aのデータは、POSレジスタ(図10の符号33参
照)に転送され、さらにこのPOSレジスタから本部の
ホストコンピュータに伝送される。これにより、本部の
ホストコンピュータでは、前記バーコード25aのデー
タと前記籖番号24aと有効マーク51aのデータと
を、互いに関連付けてデータベース化して記録しておく
ことができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による籖付
き商品札では、弾性を有する硬質シートに、籖番号を表
示する籖番号表示部を形成するようにしているので、従
来のように薄い紙に籖番号を印字する場合などに比べ
て、籖券としてのシートの管理がより容易になるという
効果が得られる。また、商品に取り付けられた商品札に
籤番号を表示させるためには、商品札に、商品価格など
と一緒に籖番号を印刷等により表示すればよいので、籖
番号を商品札に表示するための表示コストは特に必要で
はなく、籤番号の表示による余分な費用の支出がほとん
ど無い。
【0037】また、本発明による籖付き商品札では、弾
性を有する硬質シートに、商品価格表示部、籖説明表示
部、商品出所表示部、又は商品説明表示部などと共に、
少なくとも3桁以上の数字列を含む籖番号を表示する籖
番号表示部をも形成するようにしている。すなわち、本
発明では、単に「当たり」「外れ」の当選結果ではな
く、複数の(3桁以上の)桁数の数字列からなる「籖番
号」を表示するようにしているので、籖の規模又は範囲
を「宝くじ」のように極めて大きなものとすることがで
きる。すなわち、籤の「当たり」「外れ」のような文字
を商品パッケージなどに表示させてそれを上から隠蔽層
で隠蔽する方法では、不正防止のため、籤の懸賞の規模
を所定の規模以上に大きくすることはできない。これに
対して、本発明のような「籤番号(3桁以上の数字
列)」を表示する方法では、籤番号の桁数を増やすこと
により、籤の懸賞規模を大きくすることができる(原理
的には現行の「宝くじ」と同じ規模の懸賞が可能であ
る)。このように、本発明では、従来のように単に「当
たり」又は「外れ」の籖当選結果を示す文字が商品パッ
ケージなどに表示される場合(例えば、商品を購入した
顧客に抽選で景品を提供する「単独懸賞」の場合)に比
べて、籖の規模を大きくする(例えば「オープン懸賞」
の場合)ことができ、それだけ籖当選の賞金額などを大
きくすることができ、大人の射幸心を刺激して、大人向
けの商品についても大きな販促効果が得られるようにな
る。
【0038】また、本発明によれば、弾性を有する硬質
のシートに籖番号が表示されるので、従来のようにキャ
ッシュレジスタなどから印字されるレシートなどに籖番
号が表示される場合に比べて、顧客にとって、籖の当選
が決定されるまでの比較的長い期間における籖券(本発
明によるシート)の管理がより容易になる。
【0039】また、本発明では、籖番号表示部と、籖番
号を示すバーコードなどのコードを表示するコード表示
部とをシートに形成するようにしているので、顧客が籖
券としての商品札(シート)を提示したとき、籖の主催
者側は、そのコードを光学的に読取ることにより、直ち
に籖番号をコンピュータに入力して処理することができ
るので、籖の主催者側の処理が大幅に効率化されるよう
になる。
【0040】さらに、本発明によれば、商品を購入した
顧客は、商品札のシートを、ミシン目に沿って切り取る
ことにより、籖番号が表示された籖番号表示部のみを示
すシートとして所持できるので、顧客にとって籖券とし
ての本件商品札シートの管理がより容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による籖付き商品札を
示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態2による籖付き商品札を
示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態3による籖付き商品札を
示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態4による籖付き商品札を
示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態5による籖付き商品札を
示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態6による籖付き商品札を
示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態7による籖付き商品札を
示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態8による籖付き商品札を
示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態9による籖付き商品札を
示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態9の使用方法を説明す
るための図である。
【図11】 本発明の実施の形態10による籖付き商品
札を示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態11による籖付き商品
札を示す図である。
【符号の説明】
1 シート 2 取付け用紐部 3 価格表示部 4,14,24 籖表示部 4a,14a 籖当選結果 5 隠蔽用シール 15 隠蔽用インク積層部 24a 籖番号 25 コード表示部 25a バーコード 26 ミシン目部 26a 長穴 31 籖説明表示部 32 商品出所表示部 33 商品説明表示部 30,40,50 籖付き商品札 31,41,51 有効情報記録部 31a 磁気ストライプ 41a,51a 有効情報 41b,51b スペース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の価格を表示するための商品札であ
    って、 厚紙製又はプラスチック製などの弾性を有する硬質のシ
    ートと、 このシートを商品に対して分離可能に取り付けるための
    取付け部材と、 このシートに形成された、商品の価格を表示する価格表
    示部と、 このシートに形成された、少なくとも3桁以上の数字列
    を含む籖用の籖番号を表示する籖番号表示部と、から成
    ることを特徴とする、籖付き商品札。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の籖付き商品札におい
    て、さらに、 前記シートの前記籖番号表示部の近傍の部分には、前記
    籖番号を示すバーコードなどの光学的読取が可能なコー
    ドを表示するためのコード表示部が、形成されているこ
    とを特徴とする籖付き商品札。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の籖付き商品札に
    おいて、さらに、 前記シートには、前記商品の原材料、性質、使用方法、
    品質などの商品に関する説明を表示した商品説明表示
    部、が形成されていることを特徴とする籖付き商品札。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかに記載の
    籖付き商品札において、さらに、 前記シートには、前記商品のブランド、製造元又は販売
    元などの商品の出所に関する情報を表示する商品出所表
    示部、が形成されていることを特徴とする籖付き商品
    札。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれかに記載の
    籖付き商品札において、さらに、 前記シートには、前記籖番号表示部に記載された籖に関
    する説明を表示する籖説明表示部、が形成されているこ
    とを特徴とする籖付き商品札。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれかに記載の
    籖付き商品札において、さらに、 前記シートには、前記籖番号表示部と他の部分とを容易
    に分離することを可能にするための切り取り用のミシン
    目部、が形成されていることを特徴とする籖付き商品
    札。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001250048A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 F Planning:Kk ネットワーク情報収集処理システム
KR20010105822A (ko) * 2000-05-18 2001-11-29 이종식 장학사업을 위한 판매 촉진 상품권
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JP2014157581A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Sato Holdings Corp キャンペーンシステム、抽選媒体およびキャンペーン方法

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