JPH10322586A - カメラ一体型ビデオテープレコーダ - Google Patents

カメラ一体型ビデオテープレコーダ

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JPH10322586A
JPH10322586A JP9112666A JP11266697A JPH10322586A JP H10322586 A JPH10322586 A JP H10322586A JP 9112666 A JP9112666 A JP 9112666A JP 11266697 A JP11266697 A JP 11266697A JP H10322586 A JPH10322586 A JP H10322586A
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aperture
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    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/121Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/77Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera
    • H04N5/772Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera the recording apparatus and the television camera being placed in the same enclosure

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号処理手段の前段に静止画像を保持するメ
モリを有するカメラ一体型ビデオテープレコーダに関
し、静止画像撮影状態から動画像撮影状態への切り換え
時に、光学系の各種制御をスムーズに行えるカメラ一体
型ビデオテープレコーダを提供することを目的とする。 【解決手段】 操作部61が操作され、システムマイコ
ン41からカメラマイコン71にスチル撮影指示があっ
たときには、カメラマイコン71により動画像撮像時に
行う自動焦点機能、及び、絞り補正機能を停止させると
ともに、ズーム駆動機能を制御して、ズーム位置をワイ
ド端に移動させ、焦点深度を最低とし、かつ、フォーカ
ス駆動機能を制御して、フォーカス位置を遠方側に移動
させ、絞りをCDS22からのアナログ信号のみによっ
て制御するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラー体型ビデオ
テープレコーダに係り、特に、信号処理手段の前段に静
止画像を保持するメモリを有するカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にディジタルビデオカメラなどの民
生用カメラ一体型ピデオテープレコーダでは、自動焦点
・自動白バランス、自動絞りなどの制御には、撮像した
映像の映像信号そのものが使用されている。図4は従来
のカメラ一体型ビデオテープレコーダのブロック構成図
である。同図中、10はカメラのレンズブロックを示
す。レンズブロック10は、絞り(IRIS)11、ズ
ームレンズ12、フォーカスレンズ13から構成され
る。
【0003】レンズブロック10に入射した光学情報
は、撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device )
21に供給される。CCD21は、光学情報を電気信号
に変換する。CCD21で変換された電気信号は、CD
S(Correlated Double Sampling;相関二重サンプリン
グ素子)に供給される。CDS22は、CCD21から
の電気信号をサンプリングし、かつ、増幅する。CDS
22でダブルサンプリングされたアナログ信号はADC
(Analog-Digital Converter)に供給される。
【0004】ADC23は、CDS22でダブルサンプ
リングされたアナログ信号をディジタル信号に変換す
る。ADC23で変換されたディジタル信号は、DSP
(Digital Analog Processor)24に供給される。DS
P24は、ADC23から供給されたディジタル映像信
号をY(輝度)信号とC(色)信号に分離し、かつ、
Y、C信号に所定の処理を施し、Y、Cそれぞれディジ
タル信号のまま出力する。DSP24で処理されたY、
Cのディジタル信号は、スチル撮像時には、フィールド
メモリ25に供給され、動画像撮像時には、フィールド
メモリ25をスルーしてビデオテープレコーダに供給さ
れる。
【0005】CCD21、CDS22、ADC23、D
SP24、フィールドメモリ25は、タイミングジェネ
レータ(TG;Timing Generator)26と接続されてお
り、タイミングジェネレータ26から供給されるクロッ
クパルスと同期信号に応じて処理を行う。27は、光学
系コントローラで、レンズの絞りと焦点を制御するため
のオートイクスパージャ(AE)、及び、オートフォー
カス(AF)を行う。
【0006】また、31はカメラマイコンで、EEPR
OM32に記憶された合焦・絞りに関するデータを参照
することにより、DSP24、TG26のパラメータ設
定を行うと同時に、DSP24内部で検出される映像信
号のデータを使用して、合焦・絞りの制御を行う。41
はビデオカメラ全体の動作を制御するシステムマイコン
で、記録、再生、ズーム等各種機能を撮影者の操作に従
い各部に指令を発する。51は、ビデオテープレコーダ
部で、DSP24の出力を磁気テープに記録する。61
は、操作部で、ビデオテープレコーダ部51の動画撮
像、スチル撮像などの動作を指示するとともに、ズーム
レンズの位置を変更するための操作を行う。
【0007】なお、白バランスは、DSP24内で色差
信号R‐Y,B‐Yの係数を適切に選択することにより
なされる。このとき、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダ1では、フィールドメモリ25にはY/C分離後のデ
ータが記憶されるので、フィールドメモリ25には、Y
信号、C信号双方を記憶する必要があり、1フィールド
で約1.8〜2.5Mビット(NTSCの場合)の記憶
容量が必要となる。
【0008】このフィールドメモリ25のメモリ容量の
低減を行い、コスト削減を図るため、フィールドメモリ
25をDSPの前段に配置した構成のカメラ一体型ビデ
オテープレコーダがある。図5に従来のフィールドメモ
リをDSPの前段に配置したカメラ一体型ビデオテープ
レコーダのブロック構成図を示す。同図中、図4と同一
構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0009】図5のカメラ一体型ビデオテープレコーダ
200は、図4のカメラ一体型ビデオテープレコーダ1
00で、フィールドメモリ25をDSP24の前段に配
置してなる。フィールドメモリ25をDSP24の前段
に配置することにより、フィールドメモリ25には、D
SP24にY/C分離が行われる前の、映像信号が記憶
されるため、図4のカメラ一体型ビデオテープレコーダ
100のフィールドメモリ25に比べてメモリ容量は少
なくて済む。例えば、図4のカメラ一体型ビデオテープ
レコーダ100に比べて、フィールドメモリ25の記憶
容量を約30〜40%低減でき、NTSC方式で、1.
2〜1.5Mバイトの記憶容量のメモリで構成できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の図4
に示すカメラ一体型ビデオテープレコーダ100では、
フィールドメモリ25がDSP24の後段に配置されて
いるため、映像信号をY/C分離した後のY(輝度)信
号とC(色)信号とをフィールドメモリ25に記憶する
必要があり、フィールドメモリ25のメモリ容量として
Y信号、C信号双方が必要とされ、例えば、NTSC方
式の場合、1フィールドで約1.8〜2.5Mバイトの
記憶容量が必要となるため、フィールドメモリ25に容
量の大きいメモリを使用する必要があり、コスト高にな
る等の問題点があった。
【0011】また、図4のフィールドメモリをDSPの
前段に配置した図5に示すようなカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダ200では、フィールドメモリ25がDS
P24の前段、すなわち、映像信号をY/C分離前に位
置しているため、メモリ容量は1.2〜1.5Mバイト
でよいが、次に挙げるような問題点が生じていた。すな
わち、動画像を撮影する場合には、レンズスルーのデー
タがリアルタイムにDSP24に供給され、カメラマイ
コン31にフィードバックされ、フォーカス制御、絞り
制御を行うので、フォーカス制御、絞り制御の動作に何
ら問題は生じない。ところが、スチル画像撮影時には、
レンズスルーの画像データは、まず、フィールドメモリ
25に供給され、DSP24には、フィールドメモリ2
5に記憶された映像データが供給されるので、DSP2
4では、フィールドメモリ25に記憶された過去の映像
データによりフォーカス制御、及び、絞り制御が行われ
ることになるので、これを用いてフォーカス制御、及
び、絞り制御を行っても無意味となってしまう。
【0012】例えば、スチル画像撮影中にカメラの向く
方向が変わると、レンズの制御に用いられるDSP24
に供給される映像データも変わらなければならないにも
かかわらず、DSP24に供給される映像データが過去
のスチル画像のものであるため、DSP24に供給され
る映像データは変わらず、撮影しようとするスチル画像
の方向とは異なる方向でのフォーカス制御、及び、絞り
制御が行われてしまう。したがって、レンズ固定状態で
のスチル撮影となっていしまう。
【0013】また、スチル撮影が終了し、動画撮影の切
り替わった時、スチル撮影の直前と直後の被写体が一致
していれば、画像のポケや絞り量の不適切な状態はは生
じないが、一般には、スチル撮影の直前と直後とで被写
体が一致することは希である。このため、スチル撮影直
後の動画撮影では過渡的ではあるが、レンズスルーの入
力データの取り込みと処理に一定の時間がかかるため、
焦点が合わずぼけたり、絞りが適切でないため露光量の
過不足が生じる場合があった。とりわけ、望遠撮影の映
像をスチル撮影し、その直後に近距離を動画撮影をする
場合、望遠レンズの位置によっては、フォーカスレンズ
をどの様に動かしても合焦しない場合があり、この時は
望遠レンズをワイド側に戻す等の特殊な操作が必要であ
り、操作性が良くない等の問題点があった。
【0014】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、静止画像撮影状態から動画像撮影状態への切り換え
時に、光学系の各種制御をスムーズに行えるカメラ一体
型ビデオテープレコーダを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、画
像を画像信号に変換する光学系と、前記光学系により入
力された画像信号を処理する信号処理手段と、前記信号
処理手段の出力信号に応じて前記光学系を制御する第1
の光学系制御手段と、静止画像の撮影を指示する静止画
像撮影指示手段と、前記信号処理手段の前段に設けら
れ、前記静止画像撮影指示手段から前記静止画像撮影指
示があったときに、撮像された静止画像の信号を保持す
るメモリとを有するカメラ一体型ビデオテープレコーダ
において、前記静止画像撮影指示手段により静止画像の
撮影指示があったとき、前記第1の光学系制御手段によ
る前記光学系の制御を停止し、予め設定された所定の状
態で前記光学系を制御する第2の光学系制御手段を有す
ることを特徴とする。
【0016】請求項1によれば、第2の光学系制御手段
により、静止画像撮影指示手段により静止画像の撮影指
示があったとき、第1の光学系制御手段による光学系の
制御を停止し、動画像のスタンバイ状態で光学系を制御
することにより、静止画像撮影から動画像撮影に戻った
ときに、メモリに記憶された遅れた信号を処理手段が処
理して得た出力信号に応じて光学系が制御されることが
なく、光学系が動画像のスタンバイの状態から、動画像
の撮影を行うことができるため、光学系の状態を迅速に
動画像撮影の状態に移行できる。
【0017】請求項2は、前記光学系が、入射光量を制
御する絞りと、前記撮像画像に応じて絞りを制御する絞
り制御機能と、ズームレンズを移動させるズームレンズ
駆動機能と、フォーカスレンズを駆動させるフォーカス
レンズ駆動機能を有し、前記第1の光学系制御手段が、
前記光学系の前記フォーカスレンズ駆動機能を制御し
て、自動焦点制御を行う自動焦点機能と、前記信号処理
手段の出力信号に応じて前記絞り制御機能による前記絞
りの制御量を補正する絞り補正機能とを有し、前記第2
の光学系制御手段により、前記静止画像撮影指示手段に
より静止画像の撮影指示があったとき、前記第1の光学
系制御手段の前記自動焦点機能、及び、前記絞り補正機
能を停止させるとともに、前記光学系のズーム駆動機能
を制御して、ズーム位置をワイド端に移動させ、焦点深
度を最低とし、かつ、前記フォーカス駆動機能を制御し
て、フォーカス位置を遠方側に移動させ、前記光学系の
前記絞りを前記光学系の前記絞り制御機能によってのみ
で制御することを特徴とする。
【0018】請求項2によれば、第2の光学系制御手段
により、静止画像撮影指示手段により静止画像の撮影指
示があったとき、第1の光学系制御手段の前記自動焦点
機能、及び、前記絞り補正機能を停止させるとともに、
光学系のズーム駆動機能を制御して、ズーム位置をワイ
ド端に移動させ、焦点深度を最低とし、かつ、フォーカ
ス駆動機能を制御して、フォーカス位置を遠方側に移動
させ、ボケを低減し、絞り制御を光学系の絞り制御機能
によってのみ制御することにより、静止画像撮影から動
画像撮影に切り換えられたときに、ボケの少ない動画像
が得られ、また、絞り制御を光学系の絞り制御機能によ
ってのみ制御することにより、静止画像撮影から動画像
撮影に切り換えられたときの絞りの状態が誤って制御さ
れることがなくなり、静止画像撮影から動画像撮影に切
り換えられたときに、動画像の状態に応じた状態に光学
系をスムーズに移行できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に本発明のカメラ一体型ビデ
オテープレコーダの一実施例のブロック構成図を示す。
同図中、図4と同一構成部分には同一符号を付し、その
説明は省略する。本実施例は、図4と同様にフィールド
メモリはDSPの前段に配置されている。この場合は、
Y/C分離前の信号がフィールドメモリ25に記憶され
るため、、図3のカメラ一体型ビデオテープレコーダ1
00と比較し、フィールドメモリ25の記憶容量を約3
0〜40%低減でき、コスト面で有利となる。
【0020】本実施例のカメラ一体型ビデオテープレコ
ーダ1は、回路構成は図4と同様であるが、カメラマイ
コン71によるコントロールが相違する。ここで、カメ
ラマイコン71の制御を詳細に説明するために、まず、
本実施例のカメラ一体型ビデオテープレコーダ1に適用
される光学系コントローラ27について説明する。
【0021】図2に本発明のカメラ一体型ビデオテープ
レコーダの一実施例の光学系コントローラのブロック構
成図を示す。本実施例の光学系コントローラ27は、絞
り11を駆動する駆動信号を出力する絞り増幅器27−
1、CDS22の出力アナログ信号からピーク電圧を検
出するピーク電圧検出器27−2、DSP24の出力信
号に応じてカメラマイコン71により設定される絞りデ
ータに応じた電圧を適応的に出力する電子ボリューム
(E−VR)27−3、DSP24の出力信号に応じて
カメラマイコン71により設定されるフォーカスデータ
に応じたフォーカス駆動信号を生成するフォーカス駆動
回路27−4、システムマイコン41から操作部61の
操作に応じて供給されるズーム制御信号に応じてカメラ
マイコン71により設定されるズームデータに応じたズ
ーム駆動信号を生成するズーム駆動回路27−5から構
成される。
【0022】絞り増幅器27−1は、例えば、差動増幅
回路から構成され、ピーク電圧検出器27−2で検出さ
れた検出ピーク電圧と電子ボリューム27−3から供給
される電圧との差動電圧を求め、絞り11に供給する。
絞り11は、絞り増幅器27−1から供給された電圧が
大きければ、絞り11の絞り量を減少させ、絞り増幅器
27−1から供給された電圧が小さければ、絞り11の
絞り量を増加させる。
【0023】フォーカス駆動回路27−4には、カメラ
マイコン71からフォーカス制御データが供給される。
フォーカス駆動回路27−4は、カメラマイコン71か
ら供給されたフォーカス制御データに応じたフォーカス
駆動信号を生成し、フォーカスレンズ13に供給する。
フォーカスレンズ13は、フォーカス駆動回路27−4
から供給される駆動信号に応じて移動され、所望の被写
体に合焦する。
【0024】ズーム駆動回路27−5には、カメラマイ
コン71からズーム制御データが供給される。ズーム駆
動回路27−5は、カメラマイコン71から供給された
ズーム制御データに応じたズーム駆動信号を生成し、ズ
ームレンズ12に供給する。ズームレンズ12は、ズー
ム駆動回路27−5から供給されるズーム駆動信号に応
じて移動され、ズーム倍率が制御される。
【0025】カメラマイコン71は、システムマイコン
41からのデータに応じて動画撮影処理、及び、スチル
撮影処理などを実行する。システムマイコン41は、操
作部61からの指示信号に応じてシステムを制御する。
システムマイコンは41は、操作部61によりスチル撮
影が選択されると、カメラマイコン71に対してスチル
撮影処理を行う旨の指示を行う。
【0026】カメラマイコン71は、システムマイコン
41からのスチル撮影処理を行う旨の指示に応じてスチ
ル撮影処理を実行する。次に、本実施例の要部である、
カメラマイコン71のスチル撮影処理の動作について説
明する。図3に本発明のカメラ一体型ビデオテープレコ
ーダの一実施例のカメラマイコンのスチル撮影処理のフ
ローチャートを示す。
【0027】カメラマイコン71は、システムマイコン
41からスチル撮影処理を行う旨の指示があると(ステ
ップS1−1)、フィールドメモリにスチル画像を記憶
し(ステップS1−2)、その後、直ちに、ズーム駆動
回路27−5に対してズームレンズ12がワイド側に移
動するズーム制御データを供給する(ステップS1−
3)。ステップS1−3で、カメラマイコン71からズ
ーム駆動回路27−5にズームレンズ12をワイド側に
移動させるズーム制御データが供給されると、ズーム駆
動回路27−5は、ズーム制御データに応じてズームレ
ンズ12をワイド側に移動させるズーム駆動信号を生成
して、ズームレンズ12を移動させるためのモータ(図
示せず)に供給する。ズーム駆動回路27−5から供給
されるズーム駆動信号に応じてズームレンズ12を移動
させるためのモータが駆動され、ズームレンズ12がワ
イド側に移動され、ワイド側で保持される。
【0028】カメラマイコン71は、次に、フォーカス
駆動回路27−4にフォーカスレンズ13を遠方(Fa
r)側に移動させるフォーカス制御データを供給する
(ステップS1−4)。ステップS1−2で、カメラマ
イコン71からフォーカス駆動回路27−5にフォーカ
スレンズ13を遠方側に移動させるフォーカス制御デー
タが供給されると、フォーカス駆動回路27−4は、フ
ォーカスレンズ13を遠方側に移動させるフォーカス駆
動信号を生成して、フォーカスレンズ13を移動させる
ためのモータ(図示せず)に供給する。フォーカスレン
ズ駆動回路27−4から供給されるフォーカス駆動信号
に応じてフォーカスレンズ13を移動させるためのモー
タが駆動され、フォーカスレンズ13が遠方側に移動さ
れ、保持される。
【0029】また、カメラマイコン71は、動画像撮影
時にDPS24の出力信号に応じてフォーカス駆動回路
27−1に所望の被写体にフォーカスが合うようなフォ
ーカス制御データを生成して、フォーカス駆動回路27
−4に供給することにより、自動焦点を行うオートフォ
ーカス機能を停止させる(ステップS1−5)。ここ
で、本実施例の自動焦点制御について説明する。
【0030】本実施例では、自動焦点制御に、レンズス
ルーの画像信号の合焦時、画像信号の周波数成分が最も
高くなるという原理を利用する。すなわち、DPS24
での画像処理結果、画像信号の周波数成分が最も高くな
るようにフォーカスレンズ13の位置を制御する。さら
に、カメラマイコン71は、電子ボリューム27−3へ
の新たなデータの供給を停止する(ステップS1−
6)。カメラマイコン71は、動画像撮像時には、DP
S24の処理画像データに応じて予め設定された重みに
応じた絞り補正データを供給し、きめ細かく自動絞り制
御を行っている。例えば、画面中央はウェイティングを
重く、上下は比較的軽くなどのきめ細かい絞りコントロ
ールを行っている。
【0031】動画像撮像時には、上記自動絞り制御によ
り画面の中央部分のピーク電圧を重視して制御し、画面
周辺に中央より高いレベルの信号が存在してもこれは重
視しないなどの適応的な制御が行われている。しかし、
上記自動絞り制御もCDS24での処理画像データに基
づいて行っているので、動画撮像時のレンズスルーの画
像信号を処理している時には最適化できるが、フィール
ドメモリ25を用いたスチル撮影時には、DSP24に
供給される画像信号がフィールドメモリ25に記憶され
た画像信号であるので、撮像しようとする画像とは限ら
ないので、最適制御が行えない。
【0032】このため、スチル撮影時には、ステップS
1−6に示すように電子ボリューム27−3への新たな
絞り補正データの供給を停止し、電子ボリューム27−
3の出力電圧を一定の電圧とする。電子ボリューム27
−3の出力を一定の電圧とすることにより、CDS22
から供給されるアナログ画像信号のピーク値によっての
み、絞りが最適量に制御されることになる。
【0033】カメラマイコン71は、システムマイコン
41からスチル撮影解除する旨の指示があるまで、上記
ステップS1−3〜S1−6の状態を保持する(ステッ
プS1−7)。なお、システムマイコン41では、操作
部61の操作に応じてスチル撮影の解除を認識する。シ
ステムマイコン41は、操作部61によりスチル撮影の
解除操作が行われると、カメラマイコン71に対してス
チル撮影解除する旨の指示を供給する。
【0034】カメラマイコン71は、ステップS1−5
で、システムマイコン41からスチル撮影解除する旨の
指示が供給されると、ステップS1−3〜S1−6で設
定したスチル撮影処理状態を解除して、スチル撮影処理
を終了する(ステップS1−8)。ステップS1−8
で、ステップS1−3〜S1−6の状態が解除され、動
画像撮像に復帰した場合、ズームレンズ12はワイド側
に移動され、フォーカスレンズ13は遠方側に移動され
ており、この状態は、動画撮像時のスタンバイ状態であ
り、スチル撮影から動画撮影に切り替わった直後でも、
合焦にかかる時間が小さくなり、また、ボケの発生を抑
えることができる。
【0035】また、絞り制御は、カメラマイコン71か
ら電子ボリューム27−3への新たなデータの伝送を停
止し、フィールドメモリ25の前段に設けられたCDS
22で処理されるアナログ信号のピーク値だけで制御さ
れているので、スチル撮影から動画撮影に切り替わった
直後に、フィールドメモリ25に記憶された画像データ
により電子ボリューム27−3が制御され、不適切な制
御が行われることがなくすぐに、適切な絞り量で撮像が
行える。
【0036】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、 請求項
1によれば、第2の光学系制御手段により、静止画像撮
影指示手段により静止画像の撮影指示があったとき、第
1の光学系制御手段による光学系の制御を停止し、動画
像のスタンバイ状態で光学系を制御することにより、静
止画像撮影から動画像撮影に戻ったときに、メモリに記
憶された遅れた信号を処理手段が処理して得た出力信号
に応じて光学系が制御されることがなく、光学系が動画
像のスタンバイの状態から、動画像の撮影を行うことが
できるため、光学系の状態を迅速に動画像撮影の状態に
移行できる等の特長を有する。
【0037】請求項2によれば、第2の光学系制御手段
により、静止画像撮影指示手段により静止画像の撮影指
示があったとき、第1の光学系制御手段の前記自動焦点
機能、及び、前記絞り補正機能を停止させるとともに、
光学系のズーム駆動機能を制御して、ズーム位置をワイ
ド端に移動させ、焦点深度を最低とし、かつ、フォーカ
ス駆動機能を制御して、フォーカス位置を遠方側に移動
させ、ボケを低減し、絞り制御を光学系の絞り制御機能
によってのみ制御することにより、静止画像撮影から動
画像撮影に切り換えられたときに、ボケの少ない動画像
が得られ、また、絞り制御を光学系の絞り制御機能によ
ってのみ制御することにより、静止画像撮影から動画像
撮影に切り換えられたときの絞りの状態が誤って制御さ
れることがなくなり、静止画像撮影から動画像撮影に切
り換えられたときに、動画像の状態に応じた状態に光学
系をスムーズに移行できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラ一体型ビデオテープレコーダの
一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明のカメラ一体型ビデオテープレコーダの
一実施例の光学系コントローラのブロック構成図であ
る。
【図3】本発明のカメラ一体型ビデオテープレコーダの
一実施例のカメラマイコンのスチル撮影処理のフローチ
ャートである。
【図4】従来のカメラ一体型ビデオテープレコーダの一
例のブロック構成図である。
【図5】従来のカメラ一体型ビデオテープレコーダの他
の一例のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 カメラ一体型ビデオテープレコーダ 11 絞り 12 ズームレンズ 13 フォーカスレンズ 21 CCD 22 CDS 23 ADC 24 DSP 25 フィールドメモリ 26 タイミングジェネレータ 27 光学系コントローラ 27−1 絞り増幅器 27−2 ピーク電圧検出器 27−3 電子ボリューム 27−4 フォーカス駆動回路 27−5 ズーム駆動回路 32 EEPROM 41 システムマイコン 51 ビデオテープレコーダ部 61 操作部 71 カメラマイコン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を画像信号に変換する光学系と、前
    記光学系により入力された画像信号を処理する信号処理
    手段と、前記信号処理手段の出力信号に応じて前記光学
    系を制御する第1の光学系制御手段と、静止画像の撮影
    を指示する静止画像撮影指示手段と、前記信号処理手段
    の前段に設けられ、前記静止画像撮影指示手段から前記
    静止画像撮影指示があったときに、撮像された静止画像
    の信号を保持するメモリとを有するカメラ一体型ビデオ
    テープレコーダにおいて、 前記静止画像撮影指示手段により静止画像の撮影指示が
    あったとき、前記第1の光学系制御手段による前記光学
    系の制御を停止し、予め設定された所定の状態で前記光
    学系を制御する第2の光学系制御手段を有することを特
    徴とするカメラ一体型ビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 前記光学系は、入射光量を制御する絞り
    と、 前記撮像画像に応じて絞りを制御する絞り制御機能と、 ズームレンズを移動させるズームレンズ駆動機能と、 フォーカスレンズを駆動させるフォーカスレンズ駆動機
    能を有し、 前記第1の光学系制御手段は、前記光学系の前記フォー
    カスレンズ駆動機能を制御して、自動焦点制御を行う自
    動焦点機能と、 前記信号処理手段の出力信号に応じて前記絞り制御機能
    による前記絞りの制御量を補正する絞り補正機能とを有
    し、 前記第2の光学系制御手段は、前記静止画像撮影指示手
    段により静止画像の撮影指示があったとき、前記第1の
    光学系制御手段の前記自動焦点機能、及び、前記絞り補
    正機能を停止させるとともに、前記光学系のズーム駆動
    機能を制御して、ズーム位置をワイド端に移動させ、焦
    点深度を最低とし、かつ、前記フォーカス駆動機能を制
    御して、フォーカス位置を遠方側に移動させ、前記光学
    系の前記絞りを前記光学系の前記絞り制御機能によって
    のみで制御することを特徴とする請求項1記載のカメラ
    ー体型ビデオテープレコーダ。
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