JPH10322363A - 転送帯域を増大させるインターフェース並列中継方法および装置 - Google Patents
転送帯域を増大させるインターフェース並列中継方法および装置Info
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- JPH10322363A JPH10322363A JP5528798A JP5528798A JPH10322363A JP H10322363 A JPH10322363 A JP H10322363A JP 5528798 A JP5528798 A JP 5528798A JP 5528798 A JP5528798 A JP 5528798A JP H10322363 A JPH10322363 A JP H10322363A
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Abstract
する方法および装置を提供する。 【解決手段】 ネットワークにおいて第1デバイスおよ
び第2デバイスを相互接続し、第1デバイスおよび第2
デバイスは、複数のインターフェースに接続されてい
る。複数のインターフェースは単一の高速インターフェ
ースをエミュレートする。1実施例によれば、第1デバ
イスにおいて、第1インターフェースおよび第2インタ
ーフェースに第1識別子が指定される。他の実施例によ
れば、これら複数のインターフェースから1つが選択さ
れ、データ・パケットを送出する。
Description
ットワークの分野に関する。更に特定すれば、本発明
は、ネットワーク・デバイス間の転送帯域を増大させる
ためのインターフェースの並列中継(trunkin
g)方法および装置に関するものである。
するローカル・エリア・ネットワーク(LAN:Local
Area Network)は、様々な種類のネットワーク要素を用
いて、エンド・ノードを相互接続するネットワーク環境
である。これらネットワーク要素の各々は、それ自体の
1組のコンフィギュレーション(機器構成)および接続
形態(topology)ガイドラインに従属する。こ
れらのガイドラインおよび規則集は、均一でよく定義さ
れたデータ・リンク・レイヤの動作形態(behavi
or)を定め(deliver)、その上で上位ネット
ワーク・レイヤが動作可能となることを意図するもので
ある。この動作形態の例には、ループなし同報通信ドメ
イン(loop−free broadcast do
main)のエミュレーションが含まれ、あらゆるノー
ドが、前もって通信する必要なく、他のいずれのノード
とも通信が可能であり、あらゆるエンド・ノード対の間
でもパケットの順序が保存され、全てのパケットがその
宛先に1回だけ配信される。
れた複数のエンド・ノードを示す。エンド・ノード11
0〜113は、ネットワーク120を通じて他のエンド
・ノードに配信すべきパケットを発生可能な、典型的な
コンピュータである。また、エンド・ノード110〜1
13は、ネットワーク120内の他のエンド・ノードに
よってそれらに送られたパケットを受信(シンク:si
nk)することも可能である。また、ここでの説明の目
的のために、ルータ(router)もエンド・ノード
と見なすことにする。LANを構築するために用いられ
る典型的なネットワーク要素は、リピータ(ハブ)およ
びブリッジである。場合によっては、ブリッジはLAN
スイッチと呼ばれることもある。透過的(transp
arent)ブリッジ(LANスイッチ)のためのIE
EE 802.1d Standard、ならびにリピ
ータおよびエンド・ノードのためのIEEE 802.
3Standardは、前述したデータ・リンク・レイ
ヤの動作形態を許可する、接続形態規則を与えるもので
ある。
が、ネットワーク120に接続されている他のいずれの
エンド・ノードにも、パケットを送ることができる。パ
ケットは、せいぜい宛先毎に1回配信されるに過ぎな
い。エンド・ノード110〜113の1つにおいて発生
するパケットのシーケンスは、ネットワーク120に接
続されている宛先エンド・ノードにおいて、同じ順序で
生じる。
す。ネットワーク200は、複数のリピータ210,2
11およびスイッチ220〜222を含む。通例では、
リピータに接続されているリンクまたはインターフェー
スは、同じ公称速度(nominal speed)即ちビット・レー
トを有し、スイッチに接続されているリンクまたはイン
ターフェースは異なる速度即ちビット・レートを有する
ことができる。スイッチ220〜222の付加的特性
に、トラフィック分離(traffic isolation)がある。ト
ラフィック分離は、宛先が位置し得るリンクまたはイン
ターフェースを通じてのみ送出されるデータ・パケット
から成る。この特性(プロパティ)は、全体的なネット
ワーク容量の増大を図るために、意図的に定義されたも
のである。トラフィック分離を達成するためには、スイ
ッチ220〜222は、どのエンド・ノード230〜2
36が、各リンクまたはインターフェースを通じて到達
可能であるのかを知らなければならない。IEEE 802.1d
に準拠するブリッジまたはスイッチは、エンド・ノード
230〜236または他のいずれの外部エージェントか
らの補助を受けることもなく、自動的にこの情報を学習
し、透過的ブリッジと呼ばれている。
310は、エンド・ノード311〜313に接続されて
いる。エンド・ノード311からエンド・ノード312
へのパケットは、トラフィック分離の特性のために、エ
ンド・ノード313が位置するリンクには送られない。
ブリッジ310は、エンド・ノード311〜313の位
置を学習する。
とって重要な事項である。従来より、ネットワーク容量
の増大を図るための2種類の手法がある。第1の手法
は、ネットワークの分割(partitioning)
を伴う。分割手法は、スイッチ、ブリッジおよびルータ
を用いて、リピータのネットワークを置き換える。リピ
ータのネットワークを、一層高度なハブ・デバイスと置
き換えることによって、ネットワーク内のパケットの流
れはよりよく管理され、システムの処理能力が向上す
る。第2の手法は、高速化した代替リンクを備えること
を必要とする。より高い帯域に対応可能なリンクを実装
することによって、ネットワーク容量の増大を図る。
の所与の時点においても、リンク速度(10,100,
1000Mbps)の選択は、特定のデバイスが対応可
能な、保持すべきスループット量にうまく適合しない場
合がある。スイッチや高性能ルータを用いて所与の速度
の多数のリンクを相互接続する場合、スイッチ間リンク
またはルータ間リンクが少なくともこれらのリンクの集
合体に対応可能でなければならないという明らかな必要
性がある。高速化を図り、帯域を拡張した最新のネット
ワークを利用するために新しいハードウエアが必要とな
るのであれば、この最新のネットワークの利用は、コス
トの観点からはさほど魅力的ではない場合もある。その
上、更に高性能なハブまたは高速化したリンクを用いて
新たなネットワークを実施することに伴う費用も、コス
トの観点からは魅力的でない場合がある。
ド・ノードやスイッチのようなネットワーク・デバイス
間のデータ転送帯域を増大させる方法および装置であ
る。
1デバイスおよび第2デバイスを相互接続する方法につ
いて記載する。第1デバイスおよび第2デバイスは、複
数のインターフェースに接続されている。複数のインタ
ーフェースは、単一の高速インターフェースをエミュレ
ートする。
を開示する。第1デバイスにおいて、第1インターフェ
ースおよび第2インターフェースに第1識別子を指定す
る。第1デバイスおよび第2デバイス間の経路は、この
第1識別子によって識別される。
第2の方法を開示する。第1デバイスが複数のインター
フェースに接続されている。複数のインターフェース
は、単一の高速インターフェースをエミュレートする。
トワークは、第1デバイスおよび第2デバイスを含む。
第1デバイスおよび第2デバイスには、第1インターフ
ェースが結合されている。第1デバイスおよび第2デバ
イスには、第2インターフェースが結合されている。第
1インターフェースおよび第2インターフェースは、単
一の高速インターフェースをエミュレートする。本発明
の一実施例によれば、第1インターフェースおよび第2
インターフェースには、第1デバイスおよび第2デバイ
ス間の経路を識別する識別子を指定する。
る。このネットワーク・デバイスは、第1インターフェ
ースに接続されている第1ポートを含む。また、ネット
ワーク・デバイスは、第2インターフェースに接続され
ている第2ポートも含む。第1ポートおよび第2ポート
には、中継擬似ドライバを結合する。中継擬似ドライバ
は、第1インターフェースおよび第2インターフェース
が、単一の高速デバイスをエミュレートすることを可能
にする。
定としてではなく一例として図示されており、図面で
は、同様の参照符号は同様の要素を示すものとする。
ついてこれより開示する。以下の記載では、説明の目的
のために、多数の具体的な詳細について記載し本発明の
完全な理解が得られるようにする。しかしながら、本発
明は、これら特定的な詳細を用いなくても実施可能であ
ることは、当業者には明白であろう。更に、公知の構造
およびデバイスはブロック図形態で示すことにより、不
必要に本発明を不明瞭にするのを回避した。
ピュータ・システムが400として示されている。コン
ピュータ・システム400は、情報を伝達するバスまた
はその他の通信デバイス401、およびバス401に接
続され、情報を処理するプロセッサ402を備えてい
る。システム400は、更に、バス401に結合され、
情報やプロセッサ402によって実行される命令を格納
するランダム・アクセス・メモリ(RAM)またはその
他のダイナミック記憶素子404(主メモリと呼ぶ)を
備えている。主メモリ404は、プロセッサ402によ
る命令の実行の間、一時的な変数またはその他の中間情
報を格納するために用いることも可能である。更に、コ
ンピュータ・システム400は、バス401に結合さ
れ、プロセッサ402のための固定情報および命令を格
納するリード・オンリ・メモリ(ROM)および/また
はその他の固定記憶素子406も備えている。データ記
憶装置407がバス401に結合され、情報および命令
を格納する。磁気ディスクまたは光ディスクのようなデ
ータ記憶装置407、およびその対応するディスク・ド
ライブを、コンピュータ・システム400に結合するこ
とができる。ネットワーク・インターフェース403が
バス401に結合されている。ネットワーク・インター
フェース403は、コンピュータ・システム400をネ
ットワーク(図示せず)に接続するように動作する。
バス401を通じて、情報をコンピュータ・ユーザに表
示する、陰極線管(CRT:cathode ray tube)のよう
な表示装置421にも結合することができる。英数字お
よびその他のキーを含む入力装置422が、典型的に、
バス401に結合され、情報およびコマンドの選択をプ
ロセッサ402に伝達する。その他のタイプのユーザ入
力装置には、マウス、トラックボール、またはカーソル
方向キーのようなカーソル・コントローラ423があ
り、方向情報およびコマンド選択をプロセッサ402に
伝達すると共に、表示装置421上のカーソル移動を制
御する。この入力装置は、典型的には、第1軸(例え
ば、x)および第2軸(例えば、y)の2本の軸で2つ
の自由度を有し、装置が平面上の位置を指定することが
可能である。
その他の入力装置も、表示装置との双方向(対話形)処
理を行うために使用可能である。コンピュータ画面上の
表示物体は、スタイラスまたはペンを用いてこの表示物
体に接触することによって選択することができる。コン
ピュータは、接触感応スクリーンを実装することによ
り、選択を検出する。同様に、ライト・ペンおよび光感
応スクリーンを用いて、表示物体を選択することも可能
である。したがって、かかる装置は、マウスまたはトラ
ックボールを組み込んだシステムにおけるような、「ポ
イントおよびクリック」の代わりに、1回の動作とし
て、選択位置および選択を検出することができる。スタ
イラスおよびペンを基本とする入力装置、ならびに接触
および光感応スクリーンは、当技術では公知である。か
かるシステムは、422のようなキーボードがなくても
よく、その場合、全てのインターフェースは、筆記用具
(ペンのような)としてのスタイラスによって与えら
れ、書き込まれた文書(テキスト)は、光学文字認識
(OCR:opitcal character recognition)技術を用
いて解釈される。
の使用によって、中継接続(trunk connection)を通して
高速データ転送を容易に実現することに関するものであ
る。一実施例によれば、中継接続を介する高速データ転
送を容易にするには、コンピュータ・システム400
が、プロセッサ402に応答して、メモリ404に収容
されている一連の命令を実行する。かかる命令は、デー
タ記憶装置407のような、その他のコンピュータ読み
取り可能媒体から、メモリ404に読み込んでもよい。
メモリ404に収容されている一連の命令の実行によっ
て、プロセッサ402が、中継接続を通して高速データ
転送を容易に行うようにする。これについては、以下で
説明する。代替実施例では、ハード・ワイヤード回路(h
ard-wiredcircuit)を、ソフトウエア命令の代わりに、
あるいはこれと組み合わせて用いて、本発明を実施する
ことも可能である。したがって、本発明は、ハードウエ
ア回路およびソフトウエアのいずれの特定の組み合わせ
にも限定されるものではない。
ネットワーク要素によって認められ、IEEE 802によって
指定されたガイドラインを遵守しつつ、いずれの端部に
もリピータを有さない、個々のネットワーク・リンクま
たはインターフェースの容量増大を図る。容量の増大
は、任意数の同様のリンクまたはインターフェースを並
列に接続することによって得られる。この手法は、既存
リンクの本来の速度(raw speed)を高めることが技術的
または経済的に実現可能でない場合、または物理的に接
近しているために、並列リンクにする方が、高速化され
たタイプのインターフェースや媒体にリンクを変更する
よりも魅力的である場合に有用である。
ークを示す。ネットワーク500は、複数のリピータ5
10,511および複数のスイッチ520〜522を含
む。トランク540が、スイッチ521をスイッチ52
2と接続する。トランク541が、スイッチ522をエ
ンド・ノード533と接続する。トランク540および
トランク541は、並列に接続された複数のリンクまた
はインターフェースを含む。複数のリンクまたはインタ
ーフェースを並列に接続することによって、2つのデバ
イス間の経路の容量増大を図る。本発明は、トランクに
属さない他のエンド・ノードおよびネットワーク要素全
てに透過的であり、相互動作可能な動作形態を維持する
(preserve)することによって、IEEE 802ネットワークの
特性を保持しつつ、中継動作を実施する。
y)を保持するには、以下の問題に対処する必要があ
る。
ア・アクセス制御(MAC:mediaaccess control)アド
レスに接続される従来のスイッチは、これらのラインの
1つ(最後に学習したもの)のみを用いる。
のループは、802.1dによって遮断される可能性がある。
ordering)を発生する可能性がある。
ti-honed)である場合、従来の802.1dスイッチはパケッ
トの多数のコピーを配信する。
ン状エンド・ノードの他のリンクを通して、パケットを
ループ・バックする可能性がある。
各デバイスは、中継レイヤ(trunking layer)を有する。
中継レイヤは、負荷の均衡を取り、どのリンクまたはイ
ンターフェースを用いて所与のデータ・パケットを伝送
するかについて判定を行う役割を担う。負荷の均衡は、
エンド・ノードおよびスイッチ双方に適用可能である。
スイッチの場合、レイヤは追加負担(duty)を有し、その
中には、ループ・パケット(looped packet)を取り除く
こと、1つのパケットの多数のコピーを抑制すること、
および中継接続全体を、その接続形態(トポロジ)デー
タベースにおいて単一の論理ポートとして扱うことが含
まれる。中継レイヤは、トランク上のリンクまたはイン
ターフェース全てについて、同じMACアドレスを用
い、エンド・ノードにおいて実行するプロトコル・スタ
ックに対する透過性を最大に高めている。同じMACア
ドレスを用いることにより、単一のIPアドレスを、ト
ランク全体に関連付けることが可能になる。
ース631〜633を含むトランク630に接続されて
いる、第1デバイス610および第2デバイス620を
示す。第1デバイス610および第2デバイス620
は、図5における、トランク540に接続されているス
イッチ521およびスイッチ522、またはトランク5
41に接続されているスイッチ522およびエンド・ノ
ード533とすることができる。あるいは、第1デバイ
ス610および第2デバイス620は、図7ないし図9
に示すように、サーバ、クライアントのようなエンド・
ノード、またはルータ、またはスイッチとすることも可
能である。図7は、第1デバイス610がサーバであ
り、第2デバイス620がスイッチである場合の本発明
の実施例を示す。スイッチ620は、641ないし64
5と付番された複数のクライアント・セグメントに結合
されている。サーバ610は、図4に示したコンピュー
タ・システム400によって実施することも可能であ
る。図8は、第1および第2デバイス610,620が
スイッチである場合の本発明の実施例を示す。スイッチ
610は、651ないし655と付番された複数のクラ
イアント・セグメントに結合され、スイッチ620は、
641ないし645と付番された複数のクライアント・
セグメントに結合されている。図9は、第1および第2
デバイス610,620がサーバである場合の本発明の
実施例を示す。
に接続されたコンピュータ・システムのインターフェー
スのソフトウエアによる実施例を示す。上位レイヤ71
0は、コンピュータ・システムにおいてデータを生成ま
たは使用するいずれかのアプリケーション・プログラム
を表す。IP720は、IPアドレスされたパケットを
可能にする、インターネット・プロトコル(IP:Inte
rnet Protocol)を表す。ネットワーク・デバイス・ド
ライバ740は、ハードウエアおよびオペレーティング
・システム間の通信に便宜を図る、オペレーティング・
システム内のレイヤを表す。デバイス・ユニット751
〜753は、インターフェース631〜633の各々に
接続されている物理ハードウエアを表す。本発明の実施
例によれば、インターフェース631〜633は、ポー
トを通じて、ネットワーク・デバイスに接続される。中
継擬似ドライバ(trunking pseudo driver)730は、I
Pレイヤ720およびネットワーク・デバイス・ドライ
バ740間に位置し、上述の中継レイヤを含む。中継擬
似ドライバ730は、インターフェース631〜633
の送信経路においてデータを分割すると共に、インター
フェース631〜633の受信経路においてデータを併
合する。中継擬似ドライバは、ハードウエア環境では、
公知の回路のいずれでも実施可能であることは認められ
よう。
は、第1デバイス610および第2デバイス620間
に、広帯域接続を提供するように動作する。物理インタ
ーフェース631〜633は、共通発信元デバイス(com
mon source device)および宛先デバイスを互いに共有す
る。実施されるインターフェースの数は、2より大きな
いずれの数でもよく、ネットワーク200の帯域要件に
応じて変更可能であり、ここで用いる「中継(トラン
ク)」とは、かかる複数インターフェース接続、即ち、
少なくとも2つのリンクまたはインターフェースを有す
る接続のいずれかを意味するものとする。複数のインタ
ーフェース631〜633には、第1デバイス610お
よび第2デバイス620間の接続を識別する、対応識別
子が指定されている。エンド・ノードに対しては、識別
子は、メディア・アクセス制御(MAC)アドレスまた
はインターネット・プロトコル(IP)アドレスのよう
な論理名とすることができる。スイッチに対しては、識
別子は、論理的な意味のみを有する、グループ化識別子
(grouping identifier)とすることができる。トランク
630に接続されているエンド・ノードは、その識別子
によって、トランク630のインターフェース631〜
633全てを関連付ける。本発明の実施例によれば、イ
ンターフェース631〜633は、イーサネット・イン
ターフェース(Ethernet interface)であるが、イントラ
ネット・インターフェース(LANのような)またはイ
ンターネット・インターフェースのような、適切なネッ
トワーク・インターフェースであればいずれでもよい。
インターフェース631〜633は、同じ物理レイヤお
よびメディア・アクセス制御レイヤを有する同質のもの
でも、あるいは異質のものでもよい。本発明の好適実施
例によれば、各インターフェースの物理レイヤおよびメ
ディア・アクセス制御レイヤは、全二重である。
最大に高めるために、第1デバイス610および第2デ
バイス620は、トランク630内のインターフェース
631〜633の1つを選択し、選択したインターフェ
ースを用いてデータを送信する。エンド・ノードにおけ
る負荷均衡化は、典型的に、以前に送ったデータに関す
る状態情報、および複数のインターフェース631〜6
33に対応する出力キュー(queue)のステータス
を利用して、現データを送信するインターフェースを選
択することを含む。以前に送ったデータに関する状態情
報は、エンド・ノードに入手可能である。何故なら、デ
ータを発生するソフトウエアは、中継されたエンド・ノ
ード・インターフェースと同じ環境で実行しているから
である。出力キューの深度(depth)をメトリック(me
tric)として用い、各物理インターフェースのビジ
ー度を判定する。
・ノードにパケットのストリームを送出しようとする場
合、パケットの時間的順序を保持しなければならない。
時間的順序を満足するために、エンド・ノードは、特定
の搬送レイヤ・データグラム(transport layer datagra
m)に関連するパケットの全てを、同じネットワーク・デ
バイスの送信キュー上で、整列させる(キューに入れ
る)ことを保証しようとする。
ドは各パケットのヘッダを分析し、その情報を用いて各
パケットを特定の接続に関連付ける。エンド・ノード
は、各ネットワーク・インターフェースに関連するMA
CまたはIP宛先アドレスの小さなキャッシュ(cac
he)を保持する。IPがエンド・ノードにパケットを
渡す際、エンド・ノードはキャッシュをチェックし、こ
の宛先アドレスに最近送出したパケットがあるか否かに
ついて調べる。ある場合、エンド・ノードは、この宛先
アドレスへの最後のパケットを整列させたのと同じイン
ターフェース上に、そのパケットを整列させる。当該宛
先アドレスには最近送出していない場合、擬似ドライバ
は、最後にビジーとなった送信キューまたは最も空いて
いるキュー、あるいは次に使用可能なキューのいずれか
に、総当たり(ラウンドロビン)式に待ち行列に配列す
ることができる。エンド・ノードは、当該キューのため
のキャッシュを、新しい宛先アドレスを用いて更新す
る。サーバがあるクライアントにデータを送っている状
況では、この技法は、このクライアントへの全てのパケ
ットが、トランク上の同じインターフェースを介して移
動することを保証することになる。
に、パケットのソース・アドレスまたはパケットの到達
ポートに基づいてインターフェースを選択することを含
む。インターフェースの選択には、例えば、テーブルを
参照したり、あるいは決定アルゴリズム(deterministic
algorithm)を用いて計算することができる。この方式
によって、トラフィックの殆どを同じ物理インターフェ
ースに沿って送出する、静的な負荷均衡化機能が得られ
る。1つの改善として、機能の変化が出力キューの遷移
時間よりも遅いとすれば、動的マッピング機能を有しつ
つ、なおもフレームの順序を保持することが可能であ
る。例えば、所与のソース・アドレスに対するマッピン
グは、そのソース・アドレスを有する最初のパケットが
見られたときに判定し、ある時間期間そのソース・アド
レスが見られない場合、結果的に時間切れ(aged)とする
ことができる。ソース・アドレスおよび到達ポート双方
を考慮することによって、動的マッピング機能は異常事
態数の減少を図る。例えば、トラフィックが空間的に特
定の入力ポートによって支配されている場合、ソース・
アドレスを考慮することによってそのトラフィックの拡
張に役立ち、逆に、到達ポートは、特に1つ以上の中継
接続がスイッチ内に存在する場合には、少数のアドレス
によって支配されているトラフィックを分散させるのに
役立つ。
は、優先度またはトラフィックが帯域管理されているか
否かに応じて、トラフィックの分離を行う。優先度に基
づくマッピング機能は、パケット順序を保持する必要が
ない場合に望ましい。
イス620に実施した負荷均衡化技法は、トランク63
0を実施するために同一にする必要はないことは認めら
れよう。また、インターフェース631〜633を用い
て、データ・パケットの双方向送信を行ってもよいこと
も認められよう。
チにおいて、当該スイッチ上において1組の中継された
ポートを、あたかも物理インターフェース毎に1つの別
個のキューを有する単一のポートであるかのように扱う
ことによって達成される。送出は、そのキューの1つに
のみ行われる。したがって、同報通信(ブロードキャス
ト)、グループ、マルチキャスト、または未知のユニキ
ャスト・アドレスを有するデータのパケットは、トラン
ク630のインターフェース631〜633間で複製が
作られない。即ち、二重化されない。トランク630の
インターフェースを通して送出されるデータも、トラン
ク630の他のインターフェースを通して返送されるこ
とはない。
は、その具体的な代表的実施例を参照しながら行った。
しかしながら、特許請求の範囲に明示した本発明のより
広い精神および範囲から逸脱することなく、種々の改良
や変更が可能であることは明白である。したがって、明
細書および図面は、限定的な意味ではなく、例示的な意
味で解釈すべきである。
を、添付の参考資料に記載する。
のエンド・ノードを示す図。
可能なシステムを示すブロック図。
図。
2デバイスを示すブロック図。
よび第2デバイスを示すブロック図。
イスを示すブロック図。
スを示すブロック図。
ェースのソフトウエアによる実施例を示す図表。
Claims (37)
- 【請求項1】 ネットワークにおいて第1デバイスおよ
び第2デバイスを相互接続する方法であって、 前記第1デバイスおよび前記第2デバイスを複数のイン
ターフェースに接続するステップと、 前記複数のインターフェースを用いて、単一の高速イン
ターフェースをエミュレートするステップと、を含む方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、更に、前
記複数のインターフェースから1つを選択し、データ・
パケットを送るステップを含む方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の方法において、前記複数
のインターフェースから1つを選択し、前記データ・パ
ケットを送るステップは、前記第1デバイスにおける状
態情報を利用するステップを含む方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の方法において、前記複数
のインターフェースから1つを選択し、前記データ・パ
ケットを送るステップは、前記データ・パケット内のア
ドレス情報を利用するステップを含む方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の方法において、更に、前
記複数のインターフェースの1つのみに、第1データ・
パケットを送信するステップを含む方法。 - 【請求項6】 第1デバイスと第2デバイスを接続する
マルチ・インターフェース接続を形成する方法であっ
て、 前記第1デバイスにおいて、第1インターフェースおよ
び第2インターフェースに第1識別子を指定するステッ
プと、 前記第1識別子によって、前記第1デバイスと前記第2
デバイスとの間の経路を識別するステップと、を含む方
法。 - 【請求項7】 請求項6記載の方法において、前記第1
インターフェースおよび前記第2インターフェースに前
記第1識別子を指定するステップは、メディア・アクセ
ス制御(MAC)アドレスを指定するステップを含む方
法。 - 【請求項8】 請求項6記載の方法において、前記第1
インターフェースおよび前記第2インターフェースに前
記第1識別子を指定するステップは、インターネット・
プロトコル(IP)アドレスを指定するステップを含む
方法。 - 【請求項9】 請求項6記載の方法において、前記第1
インターフェースおよび前記第2インターフェースに前
記第1識別子を指定するステップは、グループ化識別子
を指定するステップを含む方法。 - 【請求項10】 請求項6記載の方法であって、更に、
送信すべきデータを、前記第1インターフェースおよび
前記第2インターフェースに割り当て、前記第1インタ
ーフェースおよび前記第2インターフェース上のデータ
・トラフィックがほぼ同一となるようにするステップを
含む方法。 - 【請求項11】 請求項10記載の方法において、送信
すべきデータを、前記第1インターフェースおよび前記
第2インターフェースに割り当てる前記ステップは、 前記第1インターフェースの出力キューおよび前記第2
インターフェースの出力キューをチェックするステップ
と、 前記第2インターフェースの前記出力キューが前記第1
インターフェースの前記出力キューよりも満たされてい
る場合、および前記第1インターフェース上で送られた
以前のデータがもはや該第1インターフェース上にはな
い場合、前記第1インターフェース上に前記データを送
信するステップと、 前記第1インターフェースの前記出力キューが前記第2
インターフェースの前記出力キューよりも満たされてい
る場合、および前記第2インターフェース上で送られた
以前のデータがもはや該第2インターフェース上にはな
い場合、前記第2インターフェース上に前記データを送
信するステップと、を含む方法。 - 【請求項12】 請求項6記載の方法であって、更に、
前記第1インターフェースおよび前記第2インターフェ
ースから1つを選択し、データ・パケットを該データ・
パケット内のアドレス情報に基づいて送るステップを含
む方法。 - 【請求項13】 請求項6記載の方法であって、更に、
前記第1インターフェースおよび前記第2インターフェ
ースの一方のみに、第1データ・パケットを送信するス
テップを含む方法。 - 【請求項14】 マルチ・インターフェース接続を形成
する方法であって、 第1デバイスを複数のインターフェースに接続するステ
ップと、 前記複数のインターフェースを用いて、単一の高速イン
ターフェースをエミュレートするステップと、を含む方
法。 - 【請求項15】 請求項14記載の方法であって、更
に、前記複数のインターフェースから1つを選択し、デ
ータ・パケットを送るステップを含む方法。 - 【請求項16】 請求項15記載の方法において、前記
複数のインターフェースから1つを選択し、前記データ
・パケットを送る前記ステップは、前記第1デバイスに
おける状態情報を利用するステップを含む方法。 - 【請求項17】 請求項15記載の方法において、前記
複数のインターフェースから1つを選択し、前記データ
・パケットを送る前記ステップは、前記データ・パケッ
ト内のアドレス情報を利用するステップを含む方法。 - 【請求項18】 請求項14記載の方法であって、更
に、前記複数のインターフェースの1つのみに第1デー
タ・パケットを送信するステップを含む方法。 - 【請求項19】 ネットワークであって、 第1デバイスと、 第2デバイスと、 前記第1デバイスおよび前記第2デバイスに結合されて
いる第1インターフェースと、 前記第1デバイスおよび前記第2デバイスに結合されて
いる第2インターフェースと、 を備え、前記第1インターフェースおよび前記第2イン
ターフェースが単一の高速インターフェースをエミュレ
ートする、ネットワーク。 - 【請求項20】 請求項19記載のネットワークにおい
て、前記第1インターフェースおよび前記第2インター
フェースは同質であるネットワーク。 - 【請求項21】 請求項19記載のネットワークにおい
て、前記第1デバイスは、送信すべきデータを、前記第
1インターフェースおよび前記第2インターフェースに
割り当て、前記第1インターフェースおよび前記第2イ
ンターフェース上のデータ・トラフィックがほぼ同一と
なるようにする負荷均衡化ユニットを備えているネット
ワーク。 - 【請求項22】 請求項19記載のネットワークにおい
て、前記第1デバイスはエンド・ノードであるネットワ
ーク。 - 【請求項23】 請求項19記載のネットワークにおい
て、前記第2デバイスはスイッチであるネットワーク。 - 【請求項24】 ネットワークであって、 第1デバイスと、 第2デバイスと、 前記第1デバイスおよび前記第2デバイスに結合されて
いる第1インターフェースと、 前記第1デバイスおよび前記第2デバイスに結合されて
いる第2インターフェースと、を備え、前記第1インタ
ーフェースおよび前記第2インターフェースには、前記
第1デバイスおよび前記第2デバイス間の経路を識別す
る識別子が指定されている、ネットワーク。 - 【請求項25】 請求項24記載のネットワークにおい
て、前記識別子はインターネット・プロトコル(IP)
アドレスであるネットワーク。 - 【請求項26】 請求項24記載のネットワークにおい
て、前記識別子はメディア・アクセス制御(MAC)ア
ドレスであるネットワーク。 - 【請求項27】 請求項24記載のネットワークにおい
て、前記識別子は集合化識別子であるネットワーク。 - 【請求項28】 請求項24記載のネットワークにおい
て、前記第1インターフェースおよび前記第2インター
フェースは同質であるネットワーク。 - 【請求項29】 請求項24記載のネットワークにおい
て、前記第1デバイスは送信すべきデータを、前記第1
インターフェースおよび前記第2インターフェースに割
り当て、前記第1インターフェースおよび前記第2イン
ターフェース上のデータ・トラフィックがほぼ同一とな
るようにする負荷均衡化ユニットを備えているネットワ
ーク。 - 【請求項30】 請求項24記載のネットワークにおい
て、前記第1デバイスはエンド・ノードであるネットワ
ーク。 - 【請求項31】 請求項24記載のネットワークにおい
て、前記第2デバイスはスイッチであるネットワーク。 - 【請求項32】 ネットワーク・デバイスであって、 第1インターフェースに接続する第1ポートと、 第2インターフェースに接続する第2ポートと、 前記第1ポートおよび前記第2ポートに結合され、前記
第1インターフェースおよび前記第2インターフェース
が、単一の高速デバイスをエミュレートすることを可能
にする、中継擬似ドライバと、を備えたネットワーク・
デバイス。 - 【請求項33】 請求項32記載のネットワーク・デバ
イスにおいて、前記中継擬似ドライバは、前記第1およ
び第2インターフェースから1つを選択し、データ・パ
ケットを送信する負荷均衡化ユニットを備えているネッ
トワーク・デバイス。 - 【請求項34】 請求項32記載のネットワーク・デバ
イスにおいて、前記中継擬似ドライバは、前記第1イン
ターフェースおよび前記第2インターフェースに、前記
第1デバイスおよび前記第2デバイス間の経路を識別す
る第1識別子を指定する識別ユニットを備えているネッ
トワーク・デバイス。 - 【請求項35】 請求項32記載のネットワーク・デバ
イスにおいて、前記第1および前記第2インターフェー
スは同質であるネットワーク・デバイス。 - 【請求項36】 請求項32記載のネットワーク・デバ
イスにおいて、前記ネットワーク・デバイスはエンド・
ノードであるネットワーク・デバイス。 - 【請求項37】 請求項32記載のネットワーク・デバ
イスにおいて、前記ネットワーク・デバイスはスイッチ
であるネットワーク・デバイス。
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