JPH10322361A - シグナリング方法、スイッチング装置、記憶媒体及びネットワーク - Google Patents

シグナリング方法、スイッチング装置、記憶媒体及びネットワーク

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JPH10322361A
JPH10322361A JP92398A JP92398A JPH10322361A JP H10322361 A JPH10322361 A JP H10322361A JP 92398 A JP92398 A JP 92398A JP 92398 A JP92398 A JP 92398A JP H10322361 A JPH10322361 A JP H10322361A
Authority
JP
Japan
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end system
message
signaling
connection
switching device
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JP92398A
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English (en)
Inventor
Takayuki Furuno
孝幸 古野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はシグナリング方法、スイッチング装
置、記憶媒体及びネットワークに関し、発信側エンドシ
ステムからの接続要求が着信側エンドシステムにより拒
否された場合でも、発信側エンドシステムからの再接続
要求を必要とすることなく、コネクションの確立を比較
的短い時間で可能とすると共に、発信側エンドシステム
における送信データの保持時間を短縮可能とすることを
目的とする。 【解決手段】 シグナリングプロトコルを使用するコネ
クション型通信を行う際のシグナリング方法において、
発信側エンドシステムからの呼接続要求を着信側エンド
システムが拒否した場合、該着信側エンドシステムを収
容する装置が該発信側エンドシンステムに代わって該着
信側エンドシステムに対して再接続要求を行うように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシグナリング方法、
スイッチング装置、記憶媒体及びネットワークに係り、
特にシグナリングプロトコルを使用する通信に適用され
るシグナリング方法、スイッチング装置、記憶媒体及び
ネットワークに関する。データ、音声、画像等の情報を
統合するスイッチング技術として、ATM(Async
hronous Transfer Mode)を用い
たB−ISDN(Broadband Integra
ted Services Digital Netw
ork)が注目されている。B−ISDNには、パーマ
ネントバーチャルチャネル(PVC:Permanen
t Virtual Channel)とスイッチドバ
ーチャルチャネル(SVC:Switched Vir
tual Channel)との2つのコネクションタ
イプが用意されており、前者はシグナリングプロトコル
を使用せず、コネクションに関する条件(コネクション
識別子や帯域など)は全て入力による。一方、後者は各
ノード間でシグナリングプロトコルを動作することによ
って、エンドシステム間でコネクションを設定すること
ができ、必要な時に必要な帯域を要求することができる
反面、帯域や遅延等のサービス品質要求や接続相手のサ
ポートプロトコル等によっては、接続できない可能性も
ある。このため、シグナリングプロトコルをATM−L
AN(Local Area Network)に適用
した場合、接続ができないことによる悪影響は大きい。
【0002】従来、LANはシェアド・メディアを使用
してデータを同一セグメント内に送出する、コネクショ
ンレス型通信であり、コネクションという概念がない。
このため、SVCを使用したLAN−ATM−LAN接
続においては、ATM上のコネクションの確立に時間を
要し、LAN上で発生したデータのATMコネクション
上への転送に影響を与えることになる。
【0003】
【従来の技術】シグナリングプロトコルを使用するコネ
クション型通信では、通常、国際電気通信連合−電気通
信標準化部門(ITU−T:Internationa
l Telecommunication Union
−Telecommunicatoin Standa
rdization Sector)やATMフォーラ
ム(ATM Forum)等の国際標準化機関で規定さ
れたシグナリングプロトコルが使用され、エンドシステ
ム間でコネクションが確立した後、初めてユーザデータ
の伝送が可能となる。シグナリングプロトコルは、エン
ドシステム間でやりとりされるメッセージや手順等を規
定しているが、機能を拡張するために新しいメッセージ
や情報要素が追加される一方で、ある情報が削除された
り、手順が変更されたりすることがある。又、標準に柔
軟性を持たせるために、一部のメッセージや手順がオプ
ションとして規定されていたり、メッセージ受信時の動
作についてはインプリメントによるものもある。
【0004】図11を参照して、従来のポイント・ポイ
ント通信の一般的なコネクション確立手順を、コネクシ
ョン確立が成功した場合について説明する。この手順
は、国際標準化機関で定められた標準を基準にしてい
る。以下のメッセージのやりとりは、シグナリングメッ
セージ用のコネクションを用いて行われる。尚、ATM
エンドシステム(AES:ATM End Syste
m)101は、LANからフレームを受信し、着信側の
AES104にそのフレームを転送するものとする。
【0005】(S1) AES101は、ユーザネット
ワークインタフェース(UNI:User Netwo
rk Interface)Aを経由して、ATM交換
機102に呼設定(SETUP)メッセージを送信す
る。このSETUPメッセージには、AES101の要
求帯域やQoS(Quality of Servic
e)等が含まれる。
【0006】(S2) UNIAからSETUPメッセ
ージを受信したATM交換機102は、SETUPメッ
セージを受け入れることができる場合、即ち、SETU
Pメッセージに含まれる条件を提供できる場合には、U
NIAで使用するコネクション識別子であるバーチャル
パス識別子(VPI:Virtual Path Id
entifier)又はバーチャルチャネル識別子(V
CI:VirtualChannel Identif
ier)をリザーブする。AES101へのコネクショ
ン識別子の通知には、接続(CONNECT)メッセー
ジを使用する。又、ATM交換機102は、ネットワー
クノードインタフェース(NNI:Network N
ode Interface)を介して隣接するATM
交換機103にSETUPメッセージを転送する。
【0007】(S3) ATM交換機102からのSE
TUPメッセージを受信したATM交換機103は、A
TM交換機101と同様に、SETUPメッセージを受
け入れることができる場合には、UNIBで使用するコ
ネクション識別子を割り当てこのコネクション識別子を
含むSETUPメッセージをAES103に送信する。
【0008】(S4) ATM交換機103からのSE
TUPメッセージを受信したAES104は、ATM交
換機102,103と同様に、SETUPメッセージを
受け入れることができる場合には、AES101に対し
てCONNECTメッセージで応答する。 (S5) AES104からのCONNECTメッセー
ジの応答を受信したATM交換機103,102は、A
ES101にCONNECTメッセージを転送する。
【0009】(S6) AES101は、CONNEC
Tメッセージを受信すると、AES104までのコネク
ションが設定されたものと判断し、割り当てられたコネ
クション識別子を使用してLANからのフレームより生
成したATMセルの送信を開始する。尚、図11では、
説明の便宜上、SETUPメッセージ及びCONNEC
Tメッセージのみを使用しているが、実際には発信側A
ES101が送信したメッセージを着信側AES104
が受信したことを表示するための応答確認メッセージ等
も使用される。
【0010】次に、上記と同様の手順を用いてポイント
・ポイント通信のコネクション確立を要求した際に、着
信側AESによりコネクションが拒否される場合、即
ち、コネクション確立が失敗した場合の手順を、図12
と共に説明する。図12中、図11と同一部分には同一
符号を付す。 (ST1) AES101は、UNIAを経由して、A
TM交換機102にSETUPメッセージを送信する。
【0011】(ST2) UNIAからSETUPメッ
セージを受信したATM交換機102は、SETUPメ
ッセージを受け入れることができる場合、即ち、SET
UPメッセージに含まれる条件を提供できる場合には、
UNIAで使用するコネクション識別子(VPI/VC
I)をリザーブする。AES101へのコネクション識
別子の通知には、CONNECTメッセージを使用す
る。又、ATM交換機102は、NNIを介して隣接す
るATM交換機103にSETUPメッセージを転送す
る。
【0012】(ST3) ATM交換機102からのS
ETUPメッセージを受信したATM交換機103は、
ATM交換機101と同様に、SETUPメッセージを
受け入れることができる場合には、UNIBで使用する
コネクション識別子を割り当てこのコネクション識別子
を含むSETUPメッセージをAES103に送信す
る。
【0013】(ST4) ATM交換機103からのS
ETUPメッセージを受信したAES104は、SET
UPメッセージに認識できない情報要素が含まれていた
り、必要な情報要素が含まれていなかったり、或いは、
要求された帯域等の条件を提供できないと判断した場
合、AES101に対して解放完了(REL COM
P:RELEASE COMPLETE)メッセージで
応答する。
【0014】(ST5) REL COMPメッセージ
を受信したATM交換機103,102は、REL C
OMPメッセージをAES101に転送すると共に、各
UNIA,UNIBに割り当てたコネクション識別子を
解放する。 (ST6) AES101は、REL COMPメッセ
ージを受信すると、コネクションの設定が失敗したこと
を上位のユーザ又はアプリケーションに通知する。その
後の動作は、ユーザ又はアプリケーションの判断に従う
が、再接続要求があった場合には、新たなSETUPメ
ッセージを送信する。ただし、この場合にSETUPメ
ッセージの内容を変更する判断基準は確立されていない
のが現状である。
【0015】尚、図12では、説明の便宜上、SETU
PメッセージとREL COMPメッセージのみを使用
しているが、実際には発信側AES101が送信したメ
ッセージを着信側AES104が受信したことを表示す
るための応答確認メッセージ等も使用される。又、t
は、AES101がLANからフレーム(データ)を受
信してからデータを送信するまでの所要時間を示す。
【0016】発信側エンドシステムの接続要求が、ネッ
トワーク又は着信側エンドシステムによって保証されな
いという理由で拒否されるのは、設定するコネクション
に関してネゴシエーションを行った結果であるため、必
要な帯域やサービスを保証できるコネクションを確立す
るためにはやむを得ない。このような場合に備えて、大
小2つの帯域要求を行うことができるようにして、接続
の確率を高めるような工夫が標準の中で考慮されてい
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シグナリン
グプロトコルの改版により、従来SETUPメッセージ
に必須であった情報が削除されたために、異なる版数の
シグナリングプロトコルをサポートするエンドシステム
間で通信が行えなくなる場合があった。このため、発信
側エンドシステムからの接続要求が着信側エンドシステ
ムにより拒否された場合には、基本的には接続をあきら
めるしかないという問題があった。
【0018】又、たとえ発信側エンドシステムがいずれ
の版数もサポートしていても、接続先である着信側エン
ドシステムがサポート可能な版数を知る手段がなかっ
た。このため、一度呼設定要求を行った結果によって
は、再接続要求を行う必要があり、コネクションの確立
に時間がかかるという問題もあった。例えば、LANイ
ンタフェース及びATMインタフェースの両方を備えた
装置がLANインタフェースからのフレームの受信を契
機にSVCを設定する方式では、LAN上のエンドシス
テムはATM上のコネクションの有無を意識せずにフレ
ームを送信するため、コネクションの設定に要する時間
がエンドシステムに与える影響は大きい。
【0019】そこで、本発明は、発信側エンドシステム
からの接続要求が着信側エンドシステムにより拒否され
た場合でも、発信側エンドシステムからの再接続要求を
必要とすることなく、コネクションの確立を比較的短い
時間で可能とすると共に、発信側エンドシステムにおけ
る送信データの保持時間を短縮可能とするシグナリング
方法、スイッチング装置、記憶媒体及びネットワークを
提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、請求項1
記載の、シグナリングプロトコルを使用する通信を行う
際のシグナリング方法であって、発信側エンドシステム
からの呼接続要求を着信側エンドシステムが拒否した場
合、該着信側エンドシステムを収容する装置が該発信側
エンドシステムに代わって該着信側エンドシステムに対
して再接続要求を行うステップを含むシグナリング方法
によって達成される。
【0021】請求項2記載の発明では、請求項1におい
て、前記装置が収容するエンドシステムのシグナリング
版数情報を、再接続要求を行う前に入手するステップを
更に含む。請求項3記載の発明では、請求項2におい
て、前記装置が入手したシグナリング版数情報を、該装
置が収容する他のエンドシステムに通知するステップを
更に含む。
【0022】請求項4記載の発明では、請求項1〜3の
いずれかにおいて、前記発信側エンドシステムからの呼
接続要求を前記着信側エンドシステムが拒否した場合、
前記装置から再接続要求を行うことをメッセージにより
該発信側エンドシステムに通知するステップを更に含
む。請求項5記載の発明では、請求項4において、前記
装置と前記着信側エンドシステムとの間で共有している
シグナリング版数情報を前記メッセージにマッピングす
るステップを更に含む。
【0023】請求項6記載の発明では、請求項4又は5
において、前記発信側エンドシステムが前記メッセージ
に対する応答メッセージを返信するタイミングを管理す
るタイマを制御して、前記着信側エンドシステムからの
応答確認メッセージの待ち状態を保持するステップを更
に含む。請求項7記載の発明では、請求項1〜6のいず
れかにおいて、前記着信側エンドシステムが前記発信側
エンドシステムからの呼接続要求を拒否する場合に、拒
否の理由を解放メッセージに含み前記装置へ返信するス
テップを更に含む。
【0024】請求項8記載の発明では、請求項4〜6の
いずれかにおいて、前記発信側エンドシステムが前記メ
ッセージの内容に満足できない場合に、前記装置に解放
メッセージを送信するステップを更に含む。請求項9記
載の発明では、請求項1〜8のいずれかにおいて、ポイ
ント・ポイント通信又はポイント・マルチポイント通信
に適用される。
【0025】上記の課題は、請求項10記載の、シグナ
リングプロトコルを使用する通信を行う際に該シグナリ
ングプロトコルをサポートしてネットワーク間でメッセ
ージの中継を行うスイッチング装置であって、該スイッ
チング装置は着信側エンドシステムを収容しており、発
信側エンドシステムからの呼接続要求を該着信側エンド
システムが拒否した場合、該発信側エンドシステムに代
わって該着信側エンドシステムに対して再接続要求を行
う手段を備えたスイッチング装置によっても達成され
る。
【0026】請求項11記載の発明では、請求項10に
おいて、前記スイッチング装置が収容するエンドシステ
ムのシグナリング版数情報を、再接続要求を行う前に入
手する入手手段を更に備える。請求項12記載の発明で
は、請求項11において、前記入手手段が入手したシグ
ナリング版数情報を、該スイッチング装置が収容するエ
ンドシステムに通知する手段を更に備える。
【0027】請求項13記載の発明では、請求項10〜
12のいずれかにおいて、前記発信側エンドシステムか
らの呼接続要求を前記着信側エンドシステムが拒否した
場合、前記装置から再接続要求を行うことをメッセージ
により該発信側エンドシステムに通知する通知手段を更
に備える。請求項14記載の発明では、請求項13にお
いて、前記装置と前記着信側エンドシステムとの間で共
有しているシグナリング版数情報を前記メッセージにマ
ッピングする手段を更に備える。
【0028】請求項15記載の発明では、請求項10〜
14のいずれかにおいて、前記着信側エンドシステムが
前記発信側エンドシステムからの呼接続要求を拒否する
場合に、拒否の理由を含んだ解放メッセージを該着信側
エンドシステムから受信する手段を更に備える。請求項
16記載の発明では、請求項10〜15のいずれかにお
いて、ポイント・ポイント通信又はポイント・マルチポ
イント通信に適用される。
【0029】上記の課題は、請求項17記載の、シグナ
リングプロトコルを使用する通信を行う際に該シグナリ
ングプロトコルをサポートしてネットワーク間でメッセ
ージの中継を行うスイッチング装置を制御するプログラ
ムを格納するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体あっ
て、該スイッチング装置は着信側エンドシステムを収容
しており、発信側エンドシステムからの呼接続要求を該
着信側エンドシステムが拒否した場合、該発信側エンド
システムに代わって該着信側エンドシステムに対して再
接続要求を行わせる手段を備えた記憶媒体によっても達
成される。
【0030】上記の課題は、請求項18記載の、シグナ
リングプロトコルを使用する通信を行うネットワークで
あって、発信側エンドシステムからの呼接続要求を着信
側エンドシステムが拒否した場合、該着信側エンドシス
テムを収容する装置が該発信側エンドシステムに代わっ
て該着信側エンドシステムに対して再接続要求を行う手
段を備えたネットワークによっても達成される。
【0031】請求項1記載の発明によれば、発信側エン
ドシステムからの接続要求が着信側エンドシステムによ
り拒否された場合でも、発信側エンドシステムからの再
接続要求を必要とすることなく、コネクションの確立を
比較的短い時間で可能とすると共に、発信側エンドシス
テムにおける送信データの保持時間を短縮可能とするこ
とができるので、特に伝送遅延が大きい大規模なネット
ワークに適用された場合に効果的である。
【0032】請求項2記載の発明によれば、ネットワー
ク内に混在するシグナリングプロトコルの版数の違い等
を着信側の装置により吸収することができる。請求項3
記載の発明によれば、着信側エンドシステムのシグナリ
ングプロトコルの版数情報を、着信側エンドシステムを
収容する装置が収容する他のエンドシステム間でも共有
することで、これらのエンドシステム間の接続に関して
は、最初から適切な接続要求を行うことができる。
【0033】請求項4記載の発明によれば、発信側エン
ドシステムは、装置が発信側エンドシステムに代わって
再接続要求を行うことを把握することができるので、発
信側エンドシステムに接続の失敗を意識させずに、下位
レイヤでの再接続要求を行うことができる。請求項5記
載の発明によれば、異なる装置に収容されたエンドシス
テム間でも、シグナリングプロトコルの版数情報を共有
することができる。
【0034】請求項6記載の発明によれば、装置による
再接続要求が行われている間、発信側エンドシステム
は、確実に着信側エンドシステムからの応答確認メッセ
ージの待ち状態を保持することができる。請求項7記載
の発明によれば、着信側エンドシステムが呼接続要求を
拒否する理由を知ることができるので、接続の可能性を
判断することができる。
【0035】請求項8記載の発明によれば、装置からの
メッセージに基づいて、発信側エンドシステムにおいて
接続を解放することができる。請求項9記載の発明によ
れば、各種形態の通知ネットワークにおいて、コネクシ
ョンの確立を比較的短い時間で行うことができる。請求
項10記載の発明によれば、発信側エンドシステムから
の接続要求が着信側エンドシステムにより拒否された場
合でも、発信側エンドシステムからの再接続要求を必要
とすることなく、コネクションの確立を比較的短い時間
で可能とすると共に、発信側エンドシステムにおける送
信データの保持時間を短縮可能とすることができるの
で、特に伝送遅延が大きい大規模なネットワークに適用
された場合に効果的である。
【0036】請求項11記載の発明によれば、ネットワ
ーク内に混在するシグナリングプロトコルの版数の違い
等をスイッチング装置により吸収することができる。請
求項12記載の発明によれば、着信側エンドシステムの
シグナリングプロトコルの版数情報を、着信側エンドシ
ステムを収容するスイッチング装置が収容する他のエン
ドシステム間でも共有することで、これらのエンドシス
テム間の接続に関しては、最初から適切な接続要求を行
うことができる。
【0037】請求項13記載の発明によれば、発信側エ
ンドシステムは、スイッチング装置が発信側エンドシス
テムに代わって再接続要求を行うことを把握することが
できるので、発信側エンドシステムに接続の失敗を意識
させずに、下位レイヤでの再接続要求を行うことができ
る。請求項14記載の発明によれば、異なるスイッチン
グ装置に収容されたエンドシステム間でも、シグナリン
グプロトコルの版数情報を共有することができる。
【0038】請求項15記載の発明によれば、着信側エ
ンドシステムが呼接続要求を拒否する理由を知ることが
できるので、接続の可能性を判断することができる。請
求項16記載の発明によれば、各種形態の通知ネットワ
ークにおいて、コネクションの確立を比較的短い時間で
行うことができる。請求項17記載の発明によれば、ソ
フトウェアにより、発信側エンドシステムからの接続要
求が着信側エンドシステムにより拒否された場合でも、
発信側エンドシステムからの再接続要求を必要とするこ
となく、コネクションの確立を比較的短い時間で可能と
すると共に、発信側エンドシステムにおける送信データ
の保持時間を短縮可能とすることができるので、特に伝
送遅延が大きい大規模なネットワークに適用された場合
に効果的であり、既存のソフトウェアの変更により上記
機能を実現することも可能である。
【0039】請求項18記載の発明によれば、発信側エ
ンドシステムからの接続要求が着信側エンドシステムに
より拒否された場合でも、発信側エンドシステムからの
再接続要求を必要とすることなく、コネクションの確立
を比較的短い時間で可能とすると共に、発信側エンドシ
ステムにおける送信データの保持時間を短縮可能とする
ことができるので、特に伝送遅延が大きい大規模なネッ
トワークに適用された場合に効果的である。
【0040】従って、本発明によれば、発信側エンドシ
ステムからの接続要求が着信側エンドシステムにより拒
否された場合でも、発信側エンドシステムからの再接続
要求を必要とすることなく、コネクションの確立を比較
的短い時間で可能とすると共に、発信側エンドシステム
における送信データの保持時間を短縮可能とすることが
できる。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明になるシグナリング方法、
スイッチング装置、記録媒体及びネットワークの実施例
について、以下に図面と共に説明する。
【0042】
【実施例】図1は、本発明になるシグナリング方法の第
1実施例が適用されるネットワークの一実施例を示す図
である。本実施例では、本発明がATMシステムに適用
されており、同図では、いずれのノードもシグナリング
プロトコルをサポートしていることを前提とする。
【0043】図1において、AES1,4と、UNI
A,Bと、ATM交換機2,3と、NNIとは、ATM
ネットワーク11に設けられている。このATMネット
ワーク11は、AES1を介してLAN12に接続され
ている。ATM交換機2,3は、ATMセルのヘッダに
書き込まれたコネクション識別子(VPI/VCI)に
従って、適切なポートへスイッチングを行う。ATM交
換機2,3は、UNI及びNNIの2種類のインタフェ
ースを有する。AES4は、ATMコネクションを終端
するエンドシステムであり、UNIを有するATM交換
機3に収容される。AES1は、AES4と同様のAT
Mインタフェース(UNI)に加え、LANインタフェ
ースLIを有する。
【0044】AES1は、LAN12からLANインタ
フェースLIを介して受信したLANフレームをATM
ネットワーク11に転送する必要があると判断すると、
シグナリングプロトコルを使用して宛先ATMアドレス
に対してSVCを設定した後、ATMセルを生成して送
信する。ATMコネクションは、ATM交換機2,3を
経由してAES1,4間で終端される。
【0045】図1に示すATMネットワーク11内で
は、データは全て例えば48バイト単位に分割され、こ
れにコネクション識別子等の情報を含む5バイトのヘッ
ダを追加した53バイトのATMセルで情報のやりとり
が行われる。ATMセルの伝送は、物理回線上の論理コ
ネクションを通じて行われる。この論理コネクションに
は、PVCとSVCの2種類がある。PVCは、AES
1,4やATM交換機2,3等の各ノードにコネクショ
ン識別子を手動で静設定し、固定的な帯域を割り当てる
コネクションである。PVCの場合、データを送信する
必要がある場合には、いつでも与えられた固定帯域を使
用することができる。他方、SVCは、各ノード間でシ
グナリングプロトコルを実行することにより、コネクシ
ョン識別子と帯域とをその他のパラメータと共に割り当
てる。従って、SVCの場合、データを送信する度に、
シグナリングプロトコルを実行し、必要な帯域のコネク
ションを確立する。尚、データ送信が完了すると、使用
したコネクションを切断することで、リソースを解放す
る。以上の接続/解放手順は、基本的には電話の接続/
解放手順と等価である。
【0046】図2は、本実施例におけるコネクション確
立手順を説明する図である。同図中、図1と同一部分に
は同一符号を付し、その説明は省略する。図2は、AE
S1による最初のコネクション確立が失敗し、ATM交
換機4が再度コネクション確立を要求した結果、成功し
た場合を示す。この場合、本発明はATMシステムのポ
イント・ポイント通信に適用されている。
【0047】図12と共に説明したのと同様のポイント
・ポイント通信の呼接続手順において、送信側AES1
が送信したSETUPメッセージに対して、着信側AE
S4がREL COMPメッセージで応答した場合の動
作は、図2に示すように以下の通りである。 (s1) AES1は、UNIAを経由して、ATM交
換機2に呼設定(SETUP)メッセージを送信する。
このSETUPメッセージには、AES1の要求帯域や
QoS等が含まれる。
【0048】(s2) UNIAからSETUPメッセ
ージを受信したATM交換機2は、SETUPメッセー
ジを受け入れることができる場合、即ち、SETUPメ
ッセージに含まれる条件を提供できる場合には、UNI
Aで使用するコネクション識別子であるバーチャルパス
識別子(VPI/VCI)をリザーブする。AES1へ
のコネクション識別子の通知には、接続(CONNEC
T)メッセージを使用する。又、ATM交換機2は、N
NIを介して隣接するATM交換機3にSETUPメッ
セージを転送する。
【0049】(s3) ATM交換機2からのSETU
Pメッセージを受信したATM交換機3は、ATM交換
機1と同様に、SETUPメッセージを受け入れること
ができる場合には、UNIBで使用するコネクション識
別子を割り当てこのコネクション識別子を含むSETU
PメッセージをAES3に送信する。又、ATM交換機
3は、AES1が送信した最初のSETUPメッセージ
のコピーをセーブする。
【0050】(s4) ATM交換機3からのSETU
Pメッセージを受信したAES4は、SETUPメッセ
ージに認識できない情報要素が含まれていたり、必要な
情報要素が含まれていなかったり、或いは、要求された
帯域等の条件を提供できないと判断した場合、AES1
に対して解放完了(REL COMP:RELEASE
COMPLETE)メッセージで応答する。
【0051】(s5) REL COMPメッセージを
最初に受信したATM交換機3は、セーブしておいたA
ES1が送信した最初のSETUPメッセージの内容を
変更して、内容を変更したSETUPメッセージをAE
S4に送信する。ATM交換機3によるSETUPメッ
セージの内容の変更は、AES4がREL COMPメ
ッセージ内に拒否理由を明確に含む場合はその拒否理由
に基づいて行われ、又、隣接ノード間で情報の交換を行
うためのILMI(Interim Local Ma
nagement Interface)プロトコル等
を使用して、事前に入手したAES4のシグナリング情
報に基づいて行われる。ILMIプロトコルは、通常、
ネットワーク管理のための情報のやりとりや、アドレス
登録等に使用される隣接ノード間のプロトコルであり、
シグナリング情報は、シグナリングプロトコルの版数情
報等を含む。
【0052】事前に入手したシグナリング情報がシグナ
リングプロトコルの版数情報である場合、ATM交換機
3によるSETUPメッセージの内容変更とは、AES
4では使用しない情報要素の削除、AES4で使用する
必須の情報要素の追加等である。 (s6) 次に、ATM交換機3は、2番目のSETU
Pメッセージを着信側AES4に送信したことを発信側
AES1に通知すると共に、この2番目のSETUPメ
ッセージの内容を表示するために、2番目のSETUP
メッセージと同じ内容を含んだRE−SETUPメッセ
ージをAES1に送信する。このRE−SETUPメッ
セージには、最初にAES1から送信されたSETUP
メッセージとの関連を示す識別子も含まれる。
【0053】(s7) 2番目のSETUPメッセージ
を受信したAES4は、その内容を受け入れることがで
きる場合、CONNECTメッセージにより応答する。
このとき、AES4は2番目のSETUPメッセージの
最初のSETUPメッセージとの関連は意識せず、通常
のSETUPメッセージを受信した場合と同様の動作を
行う。
【0054】(s8) 他方、ATM交換機3からのR
E−SETUPメッセージは、ATM交換機2を経由し
て、発信側AES1に転送される。 (s9) RE−SETUPメッセージの受信により、
発信側AES1は、最初に送信したSETUPメッセー
ジの内容が着信側AES4を収容するATM交換機3に
より変更されて再送されたことを認識する。このとき、
RE−SETUPメッセージの内容がAES1を満足で
きるものであれば、AES1内部の状態遷移タイマの設
定を変更又はリセットして、次のメッセージが送信され
て来るのを待つ。状態遷移タイマは、AES1があるメ
ッセージを送信してから応答メッセージが返送されて来
るまでの許容時間を管理するもので、この状態遷移タイ
マを制御することで、AES1がメッセージに対する応
答メッセージを返信するタイミングを管理することがで
きる。
【0055】尚、RE−SETUPメッセージの内容が
AES1を満足できない場合には、AES1はATM交
換機2,3に対してREL COMPメッセージを送信
する。 (s10) 上記ステップ(s7)において、着信側A
ES4が2番目のSETUPメッセージの内容を受け入
れることができ、CONNECTメッセージで応答する
と、このCONNECTメッセージはATM交換機3,
2を経由して発信側AES1に送信される。AES1が
このCONNECTメッセージを受信した後、AES1
からのATMセルの伝送が開始される。
【0056】尚、図2では、説明の便宜上、SETUP
メッセージとREL COMPメッセージのみを使用し
ているが、実際には発信側AES1が送信したメッセー
ジを着信側AES4が受信したことを表示するための応
答確認メッセージ等も使用される。又、Tは、AES1
がLAN12からフレーム(データ)を受信してからデ
ータを送信するまでの所要時間を示す。
【0057】図3は、本実施例で使用するシグナリング
メッセージの構成を示す図である。同図中、シグナリン
グメッセージは、SETUP,CONNECT,REL
COMP,RE−SETUP,RELEASE(解
放)等のメッセージ識別子と、宛先アドレスやサービス
種別等の情報要素識別子と、情報要素内容とからなる。
情報要素識別子及び情報要素内容は、可変長情報要素を
構成する。
【0058】次に、本実施例における着信側AES4
と、着信側ATM交換機3と、発信側AES1のメッセ
ージ処理手順の要部を図4〜図6と共に説明する。図4
は、着信側AES4のSETUPメッセージの処理手順
を説明するフローチャートである。同図中、着信側AT
M交換機3からのSETUPメッセージをステップ41
で受信すると、ステップ42は受信したSETUPメッ
セージ中の必須の情報要素が不足がないか否かを判定す
る。必須の情報要素が不足がなく、ステップ42の判定
結果がYESであると、ステップ43は受信したSET
UPメッセージの内容を受け入れ可能であるか否かを判
定する。内容を受け入れ可能であり、ステップ43の判
定結果がYESであると、ステップ44はCONNEC
Tメッセージを着信側ATM交換機3に送信してSET
UPメッセージに対して応答する。ステップ42の判定
結果がNOの場合、ステップ45は必須の情報要素が不
足している理由及び不足している情報要素の識別子を表
示したRELCOMPメッセージで着信側ATM交換機
3に対して応答する。又、ステップ43の判定結果がN
Oの場合、ステップ46は内容を受け入れられない理由
を表示したREL COMPメッセージで着信側ATM
交換機3に対して応答する。
【0059】図5は、着信側ATM交換機3のSETU
Pメッセージの再送手順を説明するフローチャートであ
る。同図中、着信側AES4からのREL COMPメ
ッセージをステップ31で受信すると、ステップ32は
REL COMPメッセージに不足している情報要素の
識別子が含まれているか否かを判定する。ステップ32
の判定結果がNOであれば、ステップ33は受信したR
EL COMPメッセージを発信側AES1に発信側A
TM交換機2を経由して転送する。他方、ステップ32
の判定結果がYESの場合は、ステップ34はこの呼の
SETUPメッセージに不足している情報要素を追加し
たメッセージを生成する。そして、ステップ35は、ス
テップ34で生成したメッセージをSETUPメッセー
ジとして着信側AES4に再送する。これと並行して、
ステップ36は、ステップ34で生成したメッセージを
RE−SETUPメッセージとして発信側AES1に発
信側ATM交換機2を経由して転送する。尚、ステップ
35は図2に示す場合のようにステップ36の前に開始
しても、同時に開始しても、或いは、後述する第4実施
例の如く、ステップ36の後に開始しても良い。
【0060】図6は、発信側AES1のRE−SETU
Pメッセージの処理手順を説明するフローチャートであ
る。同図中、着信側ATM交換機3からのRE−SET
UPメッセージを発信側ATM交換機2を経由してステ
ップ13で受信すると、ステップ14はRE−SETU
Pメッセージに含まれる情報要素の内容を受け入れ可能
であるか否かを判定する。ステップ14の判定結果がY
ESであると、ステップ15は状態遷移タイマをリセッ
トする。この場合、状態遷移はない。他方、ステップ1
4の判定結果がNOであると、ステップ16は着信側A
ES4に対してREL COMPメッセージを送信す
る。具体的には、このREL COMPメッセージは、
送信側ATM交換機2及び着信側ATM交換機3を経由
して着信側AES4に送信される。
【0061】次に、本発明になるシグナリング方法の第
2実施例を説明する。上記第1実施例において、着信側
ATM交換機3がILMIプロトコルを使用して入手で
きるシグナリング情報は、ATM交換機3が収容する例
えば着信側AES4からのものに限定される。そこで、
本実施例では、ATM交換機3が入手したシグナリング
情報を、ATM交換機3が収容する各AESに通知する
ことにより、このATM交換機3が収容するAES間の
コネクションの設定を円滑に行うことができる。つま
り、ATM交換機3が収容するAES間で通信を行う場
合、通信の最初から既知の接続先のシグナリング情報に
基づいてSETUPメッセージを生成して送信すること
ができる。
【0062】次に、本発明になるシグナリング方法の第
3実施例を説明する。本実施例では、着信側ATM交換
機3が生成するRE−SETUPメッセージに、上記第
1実施例において入手したシグナリング情報を含める。
これにより、RE−SETUPメッセージに含まれるシ
グナリング情報をUNIAでも共有することができる。
又、反対方向においても、発信側ATM交換機2から同
様の方法でメッセージにシグナリング情報を含んで提供
することにより、UNIAで所有するシグナリング情報
をUNIBでも共有することができる。従って、本実施
例によれば、通信の最初から接続先のシグナリング情報
に基づいて最適なSETUPメッセージを生成すること
ができる。
【0063】次に、本発明になるシグナリング方法の第
4実施例を説明する。本実施例では、本発明がポイント
・マルチポイント通信に適用されている。図7は、本実
施例におけるコネクション確立手順を説明する図であ
る。同図中、図2と同一部分には同一符号を付し、その
説明は省略する。図7は、AES1による最初のコネク
ション確立が成功した後、着信側ATM交換機3に収容
された2番目以降のAESに呼接続を行う場合を示す。
尚、最初の呼接続に失敗した場合の手順は、上記第1実
施例の場合と同じである。
【0064】最初の呼設定が完了した後に、着信側AT
M交換機3に収容された例えば図7に示すAES4−1
等の2番目以降のAESに呼接続要求を行う場合、同図
に示すようにアクティブなリンクに関しては、ポイント
・ポイント通信と区別するためにSETUPメッセージ
の代わりに加入者追加(ADD PARTY)メッセー
ジを発信側AES1から送信する。このADD PAR
TYメッセージは、発信側ATM交換機2を経由して着
信側ATM交換機3に転送される。
【0065】その後の手順は、上記第1実施例の場合と
実質的に同じであるが、本実施例では、ポイント・ポイ
ント通信と区別するために、着信側ATM交換機3はR
E−SETUPメッセージの代わりにRE−ADDメッ
セージを送信側AES1に送信側ATM交換機2を経由
して送信する。このRE−ADDメッセージに含まれる
内容は、上記第1実施例において着信側ATM交換機3
が再送するSETUPメッセージの内容と実質的に同じ
である。更に、AES4−1からCONNECTメッセ
ージを受信すると、ポイント・ポイント通信と区別する
ために、着信側ATM交換機3は、CONNECTメッ
セージの代わりにADD ACKメッセージを送信側A
ES1に送信側ATM交換機2を経由して送信する。
【0066】尚、AES4−1等の2番目以降のAES
に対する呼設定が失敗した場合の手順も、基本的には上
記第1実施例の場合と同様である。次に、本発明になる
スイッチング装置の実施例を図8と共に説明する。本実
施例では、本発明がATMシステムのATM交換機に適
用されている。図8は、上記シグナリング方法の各実施
例で使用し得るATM交換機の構成を示すブロック図で
ある。
【0067】尚、本発明になるスイッチング装置は、勿
論ATM交換機に限定されるものではなく、シグナリン
グプロトコルをサポートしているネットワーク中継装置
であれば良いことは言うまでもない。ATM交換機3
は、大略図8に示す如く接続された物理インタフェース
(I/F)53−1,53−2と、ヘッダ識別部54−
1,54−2と、スイッチ部55と、メッセージ処理部
58とからなる。メッセージ処理部58は、シグナリン
グ解析部56と、シグナリングメッセージ生成部57と
からなる。ATM交換機3の場合、物理I/F53−1
は、UNIBを介してAES4に接続されている。他
方、物理I/F53−2は、NNIを介してATM交換
機2に接続されている。
【0068】物理I/F53−1は、ユーザデータ用の
コネクション(データ用VCC)と、シグナリングメッ
セージ転送用のコネクション(シグナリング用VCC)
とにより、UNIBを介してAES4と接続されてい
る。SVCの場合、データ用VCCのコネクション識別
子は、シグナリング手順により設定される。又、シグナ
リング用VCCのコネクション識別子には、ITU−T
やATM Forum等の標準の中で、シグナリング用
のコネクション識別子が割り当てられる。物理I/F5
3−1は、52Mbit/sや155Mbit/s等の
光ファイバ/シールドなしツイストペアケーブル(UT
P:Unshielded Twisted Pair
Cable)を収容する物理インタフェース、即ち、
ポートである。物理I/F53−2の構成も、基本的に
は物理I/F53−1と同じで良い。
【0069】ヘッダ識別部54−1,54−2は、各々
ATMセルの先頭3バイトに位置し、コネクション識別
子等を含むヘッダ部を識別する。スイッチ部55は、A
TMセルを、コネクション識別子に従って適切な方路へ
スイッチングする。メッセージ処理部58においては、
シグナリング解析部56がシグナリング用VCCから受
信したシグナリングメッセージを解析し、ユーザとのコ
ンパチビリティの検証やコネクション識別子の割り当て
等を行う。又、シグナリングメッセージ生成部57は、
ローカルな応答メッセージや解放メッセージ等を生成す
る。上記シグナリング方法の第1〜第4実施例における
RE−SETUPメッセージ、RE−ADDメッセージ
やADD ACKメッセージ等も、このシグナリングメ
ッセージ生成部57で生成される。
【0070】ATM交換機2の構成は、ATM交換機3
の構成と同じで良い。ATM交換機3(又は2)の少な
くともメッセージ処理部58の機能は、中央処理装置
(CPU)及びメモリからなるプロセッサにより実現可
能である。図9は、ATM交換機3(又は2)のヘッダ
識別部54−1,54−2と、スイッチ部55と、メッ
セージ処理部58との機能をプロセッサにより実現する
場合の構成の一実施例を示すブロック図である。
【0071】図9において、CPU61は、バス64を
介して物理I/F53−1,53−2及びメモリ62,
63に接続されている。メモリ62は、例えばROMか
らなり、CPU61が実行するプログラムやデータを格
納している。他方、メモリ63は、例えばRAMからな
り、CPU61が行う演算処理の中間データ等を格納す
る。上記シグナリング方法の各実施例におけるステップ
を実現するプログラムをメモリ62に格納することによ
り、図9に示すATM交換機3(又は2)をシグナリン
グ方法の各実施例において使用し得る。
【0072】上記プログラムを格納するメモリ62は、
本発明になる記憶媒体の一実施例を構成する。本発明に
なる記憶媒体は、本発明になるシグナリング方法のステ
ップを実行させたり、本発明になるスイッチング装置の
処理を実行させたりするCPUを含むコンピュータをプ
ログラムするのに使用できる命令や指示を格納してい
る。本発明になる記憶媒体は、特定の記憶媒体に限定さ
れるものではなく、フロッピーディスク、光学ディス
ク、CD−ROMや光磁気ディスク等の各種ディスク、
ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気又は
光学カード、又は、命令や指示を格納するのに適したコ
ンピュータ読み取り可能な記憶媒体であれば良い。
【0073】図10は、AES4の構成の一実施例を示
すブロック図である。AES4は、大略図10に示す如
く接続された物理I/F73と、セル組立/分解部76
よ、データ組立/分解部77と、アプリケーション78
と、メッセージ処理部79とからなる。メッセージ処理
部79は、シグナリング解析部74及びシグナリングメ
ッセージ生成部75とからなる。
【0074】物理I/F73は、ユーザデータ用のコネ
クション(データ用VCC)と、シグナリングメッセー
ジ転送用のコネクション(シグナリング用VCC)とに
より、UNIBを介してATM交換機3と接続されてい
る。SVCの場合、データ用VCCのコネクション識別
子は、シグナリング手順により設定される。又、シグナ
リング用VCCのコネクション識別子には、ITU−T
やATM Forum等の標準の中で、シグナリング用
のコネクション識別子が割り当てられる。物理I/F7
3は、52Mbit/sや155Mbit/s等の光フ
ァイバ/UTPを収容する物理インタフェース、即ち、
ポートである。
【0075】メッセージ処理部79において、シグナリ
ング解析部74は、ATM交換機3からの、シグナリン
グ用VCCから物理I/F73を介して受信したシグナ
リングメッセージを解析する。このシグナリングメッセ
ージの解析には、メッセージを構成する情報要素が正し
いか否かの判断、発信ユーザのサービス、品質、帯域等
の要求を受け入れられるか否かの判断等が含まれる。上
記シグナリング方法の第1実施例で用いた状態遷移タイ
マは、例えばシグナリング解析部74内に設けられてい
る。又、シグナリングメッセージ生成部75は、コネク
ション設定要求のためのSETUPメッセージの生成
や、シグナリング解析部74による解析の結果に基づい
た適切な応答メッセージの生成等を行う。
【0076】セル組立/分離部76は、ATM交換機3
からの、データ用VCCから物理I/F73を介して受
信したATMセルから、ヘッダ部を除く情報部であるペ
イロードを取り出す。又、セル組立/分離部76は、上
位レイヤから受け取ったデータにヘッダ部を付加してA
TMセルを生成する。データ組立/分解部77は、セル
組立/分離部76から受信したデータを組み立てる。更
に、データ組立/分解部77は、上位レイヤから受け取
ったデータを適切な長さに分解する。アプリケーション
78は、データの送信/受信及びデータの送信/受信に
伴うコネクションの設定要求を行う。
【0077】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の
変形及び改良が本発明の範囲内で可能であることは言う
までもない。
【0078】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、発信側エ
ンドシステムからの接続要求が着信側エンドシステムに
より拒否された場合でも、発信側エンドシステムからの
再接続要求を必要とすることなく、コネクションの確立
を比較的短い時間で可能とすると共に、発信側エンドシ
ステムにおける送信データの保持時間を短縮可能とする
ことができるので、特に伝送遅延が大きい大規模なネッ
トワークに適用された場合に効果的である。
【0079】請求項2記載の発明によれば、ネットワー
ク内に混在するシグナリングプロトコルの版数の違い等
を着信側の装置により吸収することができる。請求項3
記載の発明によれば、着信側エンドシステムのシグナリ
ングプロトコルの版数情報を、着信側エンドシステムを
収容する装置が収容する他のエンドシステム間でも共有
することで、これらのエンドシステム間の接続に関して
は、最初から適切な接続要求を行うことができる。
【0080】請求項4記載の発明によれば、発信側エン
ドシステムは、装置が発信側エンドシステムに代わって
再接続要求を行うことを把握することができるので、発
信側エンドシステムに接続の失敗を意識させずに、下位
レイヤでの再接続要求を行うことができる。請求項5記
載の発明によれば、異なる装置に収容されたエンドシス
テム間でも、シグナリングプロトコルの版数情報を共有
することができる。
【0081】請求項6記載の発明によれば、装置による
再接続要求が行われている間、発信側エンドシステム
は、確実に着信側エンドシステムからの応答確認メッセ
ージの待ち状態を保持することができる。請求項7記載
の発明によれば、着信側エンドシステムが呼接続要求を
拒否する理由を知ることができるので、接続の可能性を
判断することができる。
【0082】請求項8記載の発明によれば、装置からの
メッセージに基づいて、発信側エンドシステムにおいて
接続を解放することができる。請求項9記載の発明によ
れば、各種形態の通知ネットワークにおいて、コネクシ
ョンの確立を比較的短い時間で行うことができる。請求
項10記載の発明によれば、発信側エンドシステムから
の接続要求が着信側エンドシステムにより拒否された場
合でも、発信側エンドシステムからの再接続要求を必要
とすることなく、コネクションの確立を比較的短い時間
で可能とすると共に、発信側エンドシステムにおける送
信データの保持時間を短縮可能とすることができるの
で、特に伝送遅延が大きい大規模なネットワークに適用
された場合に効果的である。
【0083】請求項11記載の発明によれば、ネットワ
ーク内に混在するシグナリングプロトコルの版数の違い
等をスイッチング装置により吸収することができる。請
求項12記載の発明によれば、着信側エンドシステムの
シグナリングプロトコルの版数情報を、着信側エンドシ
ステムを収容するスイッチング装置が収容する他のエン
ドシステム間でも共有することで、これらのエンドシス
テム間の接続に関しては、最初から適切な接続要求を行
うことができる。
【0084】請求項13記載の発明によれば、発信側エ
ンドシステムは、スイッチング装置が発信側エンドシス
テムに代わって再接続要求を行うことを把握することが
できるので、発信側エンドシステムに接続の失敗を意識
させずに、下位レイヤでの再接続要求を行うことができ
る。請求項14記載の発明によれば、異なるスイッチン
グ装置に収容されたエンドシステム間でも、シグナリン
グプロトコルの版数情報を共有することができる。
【0085】請求項15記載の発明によれば、着信側エ
ンドシステムが呼接続要求を拒否する理由を知ることが
できるので、接続の可能性を判断することができる。請
求項16記載の発明によれば、各種形態の通知ネットワ
ークにおいて、コネクションの確立を比較的短い時間で
行うことができる。請求項17記載の発明によれば、ソ
フトウェアにより、発信側エンドシステムからの接続要
求が着信側エンドシステムにより拒否された場合でも、
発信側エンドシステムからの再接続要求を必要とするこ
となく、コネクションの確立を比較的短い時間で可能と
すると共に、発信側エンドシステムにおける送信データ
の保持時間を短縮可能とすることができるので、特に伝
送遅延が大きい大規模なネットワークに適用された場合
に効果的であり、既存のソフトウェアの変更により上記
機能を実現することも可能である。
【0086】請求項18記載の発明によれば、発信側エ
ンドシステムからの接続要求が着信側エンドシステムに
より拒否された場合でも、発信側エンドシステムからの
再接続要求を必要とすることなく、コネクションの確立
を比較的短い時間で可能とすると共に、発信側エンドシ
ステムにおける送信データの保持時間を短縮可能とする
ことができるので、特に伝送遅延が大きい大規模なネッ
トワークに適用された場合に効果的である。
【0087】従って、本発明によれば、発信側エンドシ
ステムからの接続要求が着信側エンドシステムにより拒
否された場合でも、発信側エンドシステムからの再接続
要求を必要とすることなく、コネクションの確立を比較
的短い時間で可能とすると共に、発信側エンドシステム
における送信データの保持時間を短縮可能とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるシグナリング方法の第1実施例が
適用されるネットワークを示す図である。
【図2】シグナリング方法の第1実施例におけるコネク
ション確立手順を説明する図である。
【図3】シグナリングメッセージの構成を示す図であ
る。
【図4】着信側AESによるSETUPメッセージの処
理手順を説明するフローチャートである。
【図5】着信側ATM交換機によるSETUPメッセー
ジの再送手順を説明するフローチャートである。
【図6】発信側AESによるRE−SETUPメッセー
ジの処理手順を説明するフローチャートである。
【図7】本発明になるシグナリング方法の第4実施例に
おけるコネクション確立手順を説明する図である。
【図8】本発明になるスイッチング装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図9】ATM交換機の機能をプロセッサにより実現す
る場合の構成の一実施例を示すブロック図である。
【図10】AESの構成の一実施例を示すブロック図で
ある。
【図11】従来のポイント・ポイント通信の一般的なコ
ネクション確立手順を、コネクション確立が成功した場
合について説明する図である。
【図12】ポイント・ポイント通信のコネクション確立
を要求した際に、コネクション確立が失敗した場合の手
順を説明する図である。
【符号の説明】
1,4,4−1 AES 2,3 ATM交換機 11 ATMネットワーク 12 LAN 53−1,53−2,73 物理I/F 54−1,54−2 ヘッダ識別部 55 スイッチ部 56,74 シグナリング解析部 57,75 シグナリングメッセージ生成部 58,79 メッセージ処理部 61 CPU 62,63 メモリ 64 バス 76 セル組立/分解部 77 データ組立/分解部 78 アプリケーション

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シグナリングプロトコルを使用する通信
    を行う際のシグナリング方法であって、 発信側エンドシステムからの呼接続要求を着信側エンド
    システムが拒否した場合、該着信側エンドシステムを収
    容する装置が該発信側エンドシステムに代わって該着信
    側エンドシステムに対して再接続要求を行うステップを
    含む、シグナリング方法。
  2. 【請求項2】 前記装置が収容するエンドシステムのシ
    グナリングプロトコルの版数情報を、再接続要求を行う
    前に入手するステップを更に含む、請求項1記載のシグ
    ナリング方法。
  3. 【請求項3】 前記装置が入手したシグナリングプロト
    コルの版数情報を、該装置が収容する他のエンドシステ
    ムに通知するステップを更に含む、請求項2記載のシグ
    ナリング方法。
  4. 【請求項4】 前記発信側エンドシステムからの呼接続
    要求を前記着信側エンドシステムが拒否した場合、前記
    装置から再接続要求を行うことをメッセージにより該発
    信側エンドシステムに通知するステップを更に含む、請
    求項1〜3のいずれか1項記載のシグナリング方法。
  5. 【請求項5】 前記装置と前記着信側エンドシステムと
    の間で共有しているシグナリングプロトコルの版数情報
    を前記メッセージにマッピングするステップを更に含
    む、請求項4記載のシグナリング方法。
  6. 【請求項6】 前記発信側エンドシステムが前記メッセ
    ージに対する応答メッセージを返信するタイミングを管
    理するタイマを制御して、前記着信側エンドシステムか
    らの応答確認メッセージの待ち状態を保持するステップ
    を更に含む、請求項4又は5記載のシグナリング方法。
  7. 【請求項7】 前記着信側エンドシステムが前記発信側
    エンドシステムからの呼接続要求を拒否する場合に、拒
    否の理由を解放メッセージに含み前記装置へ返信するス
    テップを更に含む、請求項1〜6のいずれか1項記載の
    シグナリング方法。
  8. 【請求項8】 前記発信側エンドシステムが前記メッセ
    ージの内容に満足できない場合に、前記装置に解放メッ
    セージを送信するステップを更に含む、請求項4〜6の
    いずれか1項記載のシグナリング方法。
  9. 【請求項9】 ポイント・ポイント通信又はポイント・
    マルチポイント通信に適用される、請求項1〜8のいず
    れか1項記載のシグナリング方法。
  10. 【請求項10】 シグナリングプロトコルを使用する通
    信を行う際に該シグナリングプロトコルをサポートして
    ネットワーク間でメッセージの中継を行うスイッチング
    装置であって、 該スイッチング装置は着信側エンドシステムを収容して
    おり、 発信側エンドシステムからの呼接続要求を該着信側エン
    ドシステムが拒否した場合、該発信側エンドシステムに
    代わって該着信側エンドシステムに対して再接続要求を
    行う手段を備えた、スイッチング装置。
  11. 【請求項11】 前記スイッチング装置が収容するエン
    ドシステムのシグナリングプロトコルの版数情報を、再
    接続要求を行う前に入手する入手手段を更に備えた、請
    求項10記載のスイッチング装置。
  12. 【請求項12】 前記入手手段が入手したシグナリング
    プロトコルの版数情報を、該スイッチング装置が収容す
    るエンドシステムに通知する手段を更に備えた、請求項
    11記載のスイッチング装置。
  13. 【請求項13】 前記発信側エンドシステムからの呼接
    続要求を前記着信側エンドシステムが拒否した場合、前
    記装置から再接続要求を行うことをメッセージにより該
    発信側エンドシステムに通知する通知手段を更に備え
    た、請求項10〜12のいずれか1項記載のスイッチン
    グ装置。
  14. 【請求項14】 前記装置と前記着信側エンドシステム
    との間で共有しているシグナリングプロトコルの版数情
    報を前記メッセージにマッピングする手段を更に備え
    た、請求項13記載のスイッチング装置。
  15. 【請求項15】 前記着信側エンドシステムが前記発信
    側エンドシステムからの呼接続要求を拒否する場合に、
    拒否の理由を含んだ解放メッセージを該着信側エンドシ
    ステムから受信する手段を更に備えた、請求項10〜1
    4のいずれか1項記載のスイッチング装置。
  16. 【請求項16】 ポイント・ポイント通信又はポイント
    ・マルチポイント通信に適用される、請求項10〜15
    のいずれか1項記載のスイッチング装置。
  17. 【請求項17】 シグナリングプロトコルを使用する通
    信を行う際に該シグナリングプロトコルをサポートして
    ネットワーク間でメッセージの中継を行うスイッチング
    装置を制御するプログラムを格納するコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体あって、 該スイッチング装置は着信側エンドシステムを収容して
    おり、 該記憶媒体は、発信側エンドシステムからの呼接続要求
    を該着信側エンドシステムが拒否した場合、該発信側エ
    ンドシステムに代わって該着信側エンドシステムに対し
    て再接続要求を行わせる手段を備えた、記憶媒体。
  18. 【請求項18】 シグナリングプロトコルを使用する通
    信を行うネットワークであって、 発信側エンドシステムからの呼接続要求を着信側エンド
    システムが拒否した場合、該着信側エンドシステムを収
    容する装置が該発信側エンドシステムに代わって該着信
    側エンドシステムに対して再接続要求を行う手段を備え
    た、ネットワーク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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