JPH10322120A - フェーズドアレイ・アンテナ - Google Patents

フェーズドアレイ・アンテナ

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JPH10322120A
JPH10322120A JP12540597A JP12540597A JPH10322120A JP H10322120 A JPH10322120 A JP H10322120A JP 12540597 A JP12540597 A JP 12540597A JP 12540597 A JP12540597 A JP 12540597A JP H10322120 A JPH10322120 A JP H10322120A
Authority
JP
Japan
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sector
reception
transmission
signal
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP12540597A
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English (en)
Inventor
Tsugio Yamazaki
次雄 山崎
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH10322120A publication Critical patent/JPH10322120A/ja
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、分割して輸送する必要のある大型ア
ンテナの場合は、輸送及び設置する度に複雑な配線のや
り直しや点検調整が必要であり、高価になるとともに品
質維持が困難になる。 【解決手段】 円筒状のフェーズドアレイ・アンテナの
放射部は、構造的にセクタ状に分割した複数のセクタ放
射部1−1〜1−4で構成される。セクタ放射部1−1
〜1−4に対応してセクタ給電部2−1〜2−4が設け
られ、セクタ給電部2−1〜2−4が分配合成部3を介
して送受信部4に接続され、信号の授受を行う構成とさ
れている。例えば、セクタ放射部1−3はすべてのコラ
ムアレイを励振し、セクタ放射部1−2及び1−4は、
セクタ放射部1−3に隣接した一部のコラムアレイが励
振されて、これらセクタ放射部1−2〜1−4で所定の
励振開口102を形成してビーム101を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフェーズドアレイ・
アンテナに係り、特に複数のコラムアレイを円筒状に配
置した大型レーダ用フェーズドアレイ・アンテナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の円筒状のフェーズドアレイ・アン
テナは、複数のコラムアレイの一部を選択しながら、ス
イッチ及び移相器により円周方向にビーム走査を行って
おり、1台の給電部はコラムアレイ全数と接続されてい
る。従来のフェーズドアレイ・アンテナの構成について
図11〜図13を用いて説明する。この技術について
は、文献(米国マックグロウヒル(McGraw−Hi
ll)社発行アンテナハンドブック(ANTENNA
HANDBOOK)21−15頁)及び特公平6−30
407号公報に開示がある。
【0003】図11は従来のフェーズドアレイ・アンテ
ナの一例の構成図を示す。このフェーズドアレイ・アン
テナは、円筒状に配置された24本のコラムアレイ60
−1〜60−24と、8個のSP3T(Single Pole 3
Throw)スイッチ61−1〜61−8及びスイッチネッ
トワーク64からなるスイッチ手段62と、8個の移相
器65−1〜65−8と、分配器66と、送受信部67
とにより構成されている。スイッチネットワーク64
は、トランスファースイッチ63−1〜63−12から
構成されている。
【0004】次に、この円筒型フェーズドアレイ・アン
テナの動作について説明する。SP3Tスイッチ61−
1〜61−8が、図11に示す接続状態であるときに、
コラムアレイ60−1〜60−8が励振され、コラムア
レイ60−1〜60−8により構成される扇状部分の中
心を通る半径方向(矢印Gの方向)にビームが形成され
る。このときスイッチネットワーク64は、分配器66
の出力電力が所定のコラムアレイに分配されるように制
御される。
【0005】移相器65−1〜65−8は、主にコラム
アレイ60−1〜60−24が円筒状に配置されている
ことによりアンテナ開口面に生ずる励振位相歪みを補正
するとともに、円周方向の位相走査を行うために用いら
れる。また、分配器66は、均一または所望の電力分布
を各コラムアレイに与えるためのものである。なお、図
11では、スイッチ手段62及び移相器65−1〜65
−8を制御する制御部は省略してある。また、スイッチ
手段62とコラムアレイ60−1〜60−24との間の
接続は、繁雑さを避けるため記載の一部を省略してあ
る。
【0006】円周方向にビーム走査を行うときには、S
P3Tスイッチ61−1〜61−8のスイッチの状態を
順次切り換えて行くとともに、スイッチネットワーク6
4の中のトランスファースイッチ63−1〜63−12
の状態を制御することにより、移相器65−1〜65−
8の出力の順序を入れ替えることなく、ビームを走査す
ることができる。なお、トランスファースイッチ63−
1〜63−12は図示しない制御部からの制御信号によ
り、制御状態を図12(a)と図12(b)のいずれに
も設定できる。
【0007】図13は従来のフェーズドアレイ・アンテ
ナの他の例の構成図を示す。このフェーズドアレイ・ア
ンテナは、図11の例に示すスイッチネットワーク64
を除去し、可変減衰器68−1〜68−8を用いたもの
である。また、分配器66は均一分布としている。図1
3では、SP3Tスイッチ61−1〜61−8の状態を
順次切り換えて行くと、可変減衰器68−1〜68−8
及び移相器69−1〜69−8の出力の順序とコラムア
レイ60−1〜60−24のうちの連続した8本で構成
されるアンテナ開口面上の順序が入れ替わるので、可変
減衰器68−1〜68−8及び移相器69−1〜69−
8の制御状態を入れ替えるよう制御している。
【0008】図11及び図13にそれぞれ示した従来の
フェーズドアレイ・アンテナは、給電部68又は給電部
69と送受信部67とをコラムアレイ60−1〜60−
24に対して1系統のみ設けている例であるが、複数系
統設けて、円筒型フェーズドアレイ・アンテナの円周方
向にマルチビームを形成する方式が、特公平6−304
07号公報に開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、ビームを円
周方向に走査する上記の従来の円筒型フェーズドアレイ
・アンテナは、励振開口を円周方向に順次移動させる必
要があり、高周波信号、制御信号、電源など多数の配線
を円周方向に行っているため、分割して輸送する必要の
ある大型アンテナの場合は、輸送及び設置する度に複雑
な配線のやり直しや点検調整が必要であり、高価になる
とともに、品質維持が困難になる問題がある。
【0010】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
円筒型フェーズドアレイ・アンテナの放射開口を輸送可
能な分割構造としても、各々の分割単位間の配線を少な
くでき運搬及び設置を容易とし、分割単位ごとに点検及
び検査ができるフェーズドアレイ・アンテナを提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、円筒状に配置され入力される送信信号に基
づきビーム走査を行うK個(Kは2以上の整数)のコラ
ムアレイを、L分割(LはK以下の2以上の整数)して
なるL個のセクタ放射部と、送信信号を発生し、受信信
号が入力される送受信部と、送信信号を分配する分配手
段と、分配手段からの送信信号をL個のセクタ放射部の
それぞれを構成する複数のコラムアレイに、所望の励振
開口を形成するように選択的に入力し、L個のセクタ放
射部のそれぞれを構成する複数のコラムアレイからの各
受信信号を受信系に切り換え入力するスイッチ手段と、
スイッチ手段から並列に出力された複数の受信信号を合
成する受信系を構成する受信合成手段とからなる、セク
タ放射部毎に設けられたL個のセクタ給電部と、送受信
部からの送信信号を分配してL個のセクタ給電部の分配
手段にそれぞれ入力する分配器と、セクタ給電部の受信
合成手段からの合成受信信号を、他のL−1個のセクタ
給電部からの合成受信信号と合成して送受信部へ出力す
る合成手段とからなる分配合成部とを有する構成とした
ものである。
【0012】上記のL個のセクタ給電部のそれぞれのス
イッチ手段は、L個のセクタ放射部のそれぞれを構成す
る複数のコラムアレイに対応して設けられた、送信信号
と受信信号とを切り換える複数の第1のスイッチと、所
望の励振開口を形成するように選択的にオン/オフされ
てオンのときに対応して設けられた第1のスイッチに分
配手段から分配された送信信号を入力する複数の第2の
スイッチとからなり、L個のセクタ給電部のそれぞれの
受信合成手段は、第1のスイッチを介して並列に入力さ
れる受信信号を振幅調整及び位相調整して合成する手段
である。
【0013】また、L個のセクタ給電部のそれぞれは、
受信合成手段を複数設けると共に、複数の受信合成手段
のいずれかにスイッチ手段から並列に出力された複数の
受信信号を選択入力する選択手段を設けてもよい。
【0014】また、L個のセクタ給電部のそれぞれの受
信合成手段は、外部から入力されるローカル信号を用い
てスイッチ手段から並列に出力された複数の受信信号を
周波数変換してそれぞれ受信中間周波信号に変換後、デ
ィジタルビーム合成方式の処理を行う構成でもよい。
【0015】また、本発明における送受信部を、送信信
号を時間的にずらして分配合成部を介してセクタ給電部
へ供給し、L個のセクタ放射部のうち同じセクタ放射部
から異なる方向の送信ビーム形成を行わせるようにして
もよい。
【0016】また、分配合成部を、送受信部からの送信
信号を分配してL個のセクタ給電部のそれぞれに複数の
送信信号を並列に入力する複数の分配器と、セクタ給電
部の受信合成手段からの合成受信信号を、他のL−1個
のセクタ給電部からの合成受信信号と合成して送受信部
へ出力する合成手段とからなる構成とし、セクタ給電部
は、分配手段を複数の分配器から並列に入力された送信
信号を別々に分配するように構成すると共に、分配手段
から並列に出力される複数の送信信号のいずれかを選択
してスイッチ手段へ入力するかいずれも選択しない複数
の切り換えスイッチを設けることもできる。
【0017】本発明では、円筒状に配置されたK個のコ
ラムアレイをL分割して得られるコラムアレイ群(セク
タ放射部)ごとに、セクタ給電部を設けることにより、
配線の多い部分を分割単位に含め、このセクタ給電部と
信号を授受する分配合成部とを設けている。このため、
構造的分割単位間の配線数を大幅に低減できる。
【0018】また、本発明では、セクタ給電部の送信系
において、送信信号を通過又は遮断するスイッチ手段を
複数のコラムアレイに対応して設けているので、円周方
向のビーム走査を行うとき、隣り合う複数のコラムアレ
イ群を用いて所望の励振開口を形成し、送信ビームを形
成することができる。また、セクタ給電部の受信系にお
いて、受信合成手段によりコラムアレイからの受信信号
の振幅調整と位相調整をコラムアレイ毎に行うようにし
ているため、隣り合う複数のコラムアレイ群を用いて所
望の受信開口を形成し、受信ビームを形成することがで
きる。また、和差ビームなど複数の受信ビームを同時に
形成することもできる。
【0019】さらに、本発明では、セクタ給電部の受信
系に、複数の受信合成手段を設け、受信合成手段をコラ
ムアレイごとに切り換える選択手段を設けるようにした
ため、円周方向に互いに干渉しない範囲で複数の受信開
口を形成でき、円周方向に複数の受信ビームを同時に形
成することもできる。
【0020】また更に、本発明では、送受信部を、送信
信号を時間的にずらして分配合成部を介してセクタ給電
部へ供給することにより、1系統の送信信号用の分配器
でL個のセクタ放射部のうち同じセクタ放射部から異な
る方向の送信ビーム形成を行わせることができる。
【0021】この場合、分配合成部を、送受信部からの
送信信号を分配してL個のセクタ給電部のそれぞれに複
数の送信信号を並列に入力する複数の分配器を有し、セ
クタ給電部は、並列に入力された送信信号を別々に分配
すると共に、複数の送信信号のいずれかを選択してスイ
ッチ手段へ入力するかいずれも選択しない複数の切り換
えスイッチを設けることにより、複数の送信ビームを同
時に形成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1(a)は本発明の一実施の形態の系統
図、図1(b)はアンテナの分割及びビーム走査概念
図、図2はアンテナの開口分布概念図を示す。図1
(a)、(b)において、円筒状のフェーズドアレイ・
アンテナの放射部は、輸送可能な構造的分割単位として
セクタ状に分割した複数の放射部(ここではセクタ放射
部と呼ぶこととする)1−1〜1−4で構成される。セ
クタ放射部1−1〜1−4に対応して給電部(ここでは
セクタ給電部と呼ぶこととする)2−1〜2−4を設
け、セクタ給電部2−1〜2−4は分配合成部3を介し
て送受信部4に接続され、信号の授受を行う構成として
いる。
【0023】セクタ給電部2−1〜2−4のそれぞれに
は、電力分配手段、電力合成手段、スイッチ手段などを
設けている。なお、図1においては、繁雑さを避けるた
めセクタ放射部1−1〜1−4、セクタ給電部2−1〜
2−4を制御する系統は省略している。
【0024】図3は本発明になるフェーズドアレイ・ア
ンテナの第1の実施の形態の要部構成部を示す。同図
中、図1と同一構成部分には同一符号を付してある。な
お、図3においては、繁雑さを避けるためセクタ放射部
1−2〜1−4、及びセクタ給電部2−2〜2−4を省
略して図示している。
【0025】図3において、セクタ放射部1−1は、コ
ラムアレイ5−1〜5−N(ここで、Nは正の整数)か
ら構成されており、他のセクタ放射部1−2〜1−4も
同様の構成である。また、セクタ給電部2−1には、コ
ラムアレイ5−1〜5−Nに対応してN個設け、送信と
受信のタイミング制御に応じて切り換えるスイッチ6−
1〜6−Nと、スイッチ6−1〜6−Nに対応してN個
設けたスイッチ7−1〜7−Nと、スイッチ7−1〜7
−Nに信号を分配する分配器11と、スイッチ6−1〜
6−Nに接続した受信合成器12とから構成している。
更に、分配合成器3は分配器13、合成器14及び15
からなる。
【0026】送信時は、送信信号が分配合成部3の分配
器13を通して分配器11に供給され、ここでN分配さ
れた後、コラムアレイ5−1〜5−Nに対応した送信入
り切りを行うスイッチ7−1〜7−Nとスイッチ6−1
〜6−Nをそれぞれ通してコラムアレイ5−1〜5−N
にそれぞれ同時に送られる。また、受信時は、コラムア
レイ5−1〜5−Nからの受信信号は、スイッチ6−1
〜6−Nを通して受信合成器12で合成され、分配合成
器3の合成器14、15でセクタ給電部2−2〜2−4
からの信号と併せて合成された後、図1の送受信部4に
入力される。
【0027】なお、本実施の形態では、円筒型フェーズ
ドアレイ・アンテナの円周方向に和(Σ)ビーム及び差
(△)ビームを同時に形成するために、受信合成器12
において、分配器8−1〜8−Nで受信信号を2分配し
てΣ合成器9及び△合成器10にそれぞれ供給し、それ
ぞれの合成器9及び10で各々和ビーム、差ビームを形
成するための合成を行う。Σ合成器9及び△合成器10
の各合成受信信号は、最終的に分配合成部3内の合成器
14、15により他のセクタ給電部2−2〜2−4から
の信号と合成される。なお、本実施の形態は放射部を説
明のため4分割としているが、他の分割数でもよいこと
は勿論である。
【0028】次に、図4を用いてコラムアレイ5−1〜
5−Nの構成例について説明する。図4(a)は、コラ
ムアレイの素子アンテナ20−1〜20−M(ここで、
Mは正の整数)にそれぞれ対応して送受信モジュール2
1−1〜21−Mを設け、更に送受信モジュール21−
1〜21−Mに接続されて高周波信号分配合成、制御信
号分配、電源分配などを行う複合フィーダ22と入出力
端23を設けた構成としている例である。
【0029】また、図4(b)は、コラムアレイの素子
アンテナ20−1〜20−Mを高周波信号分配合成を行
うコラムフィーダ24に接続し、更にこのコラムフィー
ダ24を1台の送受信モジュール25を介して入出力端
26に接続した構成例である。
【0030】図5は図4の送受信モジュール21−1〜
21−M及び25の構成例を示している。図5(a)に
示す送受信モジュールでは、送信時はフィーダ側入出力
端33からの送信信号を移相器31で位相調整を行い、
スイッチ32を通して電力増幅器29で増幅し、送受切
換器28を通して素子アンテナ側入出力端27から素子
アンテナに出力する。また、受信時は素子アンテナ側入
出力端27からの受信信号を送受切換器28を通して低
雑音増幅器30で増幅し、スイッチ32を通して移相器
31で位相調整を行ってフィーダ側入出力端33に出力
する。
【0031】図5(b)に示す送受信モジュールでは、
移相器31を送信時と受信時とで同一の方向に信号が流
れるように用い、受信出力端36と送信入力端37とを
分けた例である。すなわち、送信時は送信入力端37か
らの送信信号をスイッチ35を介して移相器31に入力
して位相調整を行い、スイッチ34を通して電力増幅器
29で増幅し、送受切換器28を通して素子アンテナ側
入出力端27から素子アンテナに出力する。また、受信
時は素子アンテナ側入出力端27からの受信信号を送受
切換器28を通して低雑音増幅器30で増幅し、スイッ
チ35を通して移相器31に供給して位相調整を行った
後、スイッチ34を介して受信出力端36に出力する。
【0032】次に、図3のΣ合成器9及び△合成器10
の構成及び動作について、図6と共に説明する。図6
(a)は図3のΣ合成器9の構成例を示したものであ
り、受信合成器12の分配器8−1〜8−Nからの信号
を各々、入力端38−1〜38−Nで受け、可変減衰器
39−1〜39−Nで振幅調整を行ってから合成器40
で均一に合成し、出力端41から分配合成部3に出力す
る。
【0033】また、図6(b)は、図3の△合成器10
の構成例を示したものであり、受信合成器12の分配器
8−1〜8−Nからの信号を各々、入力端42−1〜4
2−Nで受け、移相器43−1〜43−Nで位相調整を
行い、可変減衰器44−1〜44−Nで振幅調整を行っ
てから合成器45で均一に合成し、出力端46から分配
合成部3に出力する。
【0034】次に、本発明の実施の形態の動作について
図1〜図3を用いて送信及び受信信号の流れに沿って説
明する。
【0035】まず、送信時について説明するに、送受信
部4から分配合成部3の分配器13に入力された送信信
号は、分配器13で4つに等分配されてセクタ給電部2
−1〜2−4にそれぞれ入力される。各セクタ給電部内
では、入力された送信信号を分配器11により受け、こ
こでさらにN分配して、スイッチ7−1〜7−Nに並列
入力する。スイッチ7−1〜7−Nは、円周方向のどの
方位にどの範囲でコラムアレイ5−1〜5−Nを励振す
るかの制御信号によりスイッチング制御される。
【0036】スイッチ7−1〜7−Nのうちオンとされ
ているスイッチを経由した送信信号は、図3中、図示の
ように接続されている切り換えスイッチ6−1〜6−N
のうち、スイッチ7−1〜7−Nのうちオンとされてい
るスイッチに接続されている切り換えスイッチを介して
セクタ放射部のコラムアレイに入力される。図3の例で
は、スイッチ7−1〜7−Nはすべてオンとされている
から、セクタ放射部1−1はすべてのコラムアレイ5−
1〜5−Nが励振されることとなる。
【0037】また、図1(b)の例ではセクタ放射部1
−3は全てのコラムアレイを励振し、セクタ放射部1−
2及び1−4は、セクタ放射部1−3に隣接した一部の
コラムアレイが励振されて、これらセクタ放射部1−2
〜1−4で所定の励振開口102を形成してビーム10
1を形成する。
【0038】次に、受信時の動作について説明する。セ
クタ放射部1−1からの受信信号は、図3の図示とは反
対側に切り換えられたスイッチ6−1〜6−Nを通り、
受信合成器12の分配器8−1〜8−Nで各々2分配さ
れてΣ合成器9及び△合成器10に入力される。Σ合成
器9及び△合成器10においては、図6に示す構成によ
る振幅調整、位相調整機能により、セクタ放射部1−1
に必要な重み付けを行って、各々図3の合成器14、合
成器15に受信信号を出力する。
【0039】Σ合成器9及び△合成器10は、例えば図
1(b)の励振開口102を使って和(Σ)ビーム及び
差(△)ビームを形成するように、図6の可変減衰器3
9−1〜39−N、44−1〜44−N及び移相器43
−1〜43−Nを制御する。また、説明の補助として図
2に示すようにセクタ放射部1−1〜1−4を展開した
と仮定すると、Σ合成器9は励振開口102でテイラー
分布など所望の和ビーム用振幅103を得られるようセ
クタ放射部1−2〜1−4の各々に対応して制御され
る。また、△合成器10も同様にベイリス分布など所望
の差ビーム用振幅104が得られるようにセクタ放射部
1−2〜1−4の各々に対応して制御される。
【0040】なお、△合成器10の中の移相器43−1
〜43−Nは、図2で示す励振開口102のほぼ中央で
左右の位相差をほぼ180゜にするために用いられる。
また、円筒状の放射開口による位相歪みの補正は送受信
モジュール21−1〜21−M、または送受信モジュー
ル25に含まれる移相器31で行う。また、図4(a)
に示すコラムアレイのときは、送受信モジュール21−
1〜21−Mに含まれる移相器31で円周方向と直交す
る方向のビーム走査を行うことができる。
【0041】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図7を参照して説明する。図7は本発明になるフェ
ーズドアレイ・アンテナの第2の実施の形態の要部構成
部を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を
付してある。なお、図7においては、繁雑さを避けるた
めセクタ放射部1−2〜1−4、及びセクタ給電部2−
2〜2−4を省略して図示している。
【0042】図7において、セクタ放射部1−1の構成
は、図3と同一であるが、セクタ給電部2−1と分配合
成部3の構成が図3と異なる。すなわち、セクタ給電部
2−1は、切り換えスイッチ6−1〜6−N、スイッチ
7−1〜7−N及び分配器11を有する点は図3のセク
タ給電部2−1と同様であるが、受信合成部が1つでは
なく12a及び12bの2つ設けており、更に切り換え
スイッチ19−1〜1−Nを付加している。また、分配
合成部3は分配器13と4つの合成器14a、14b、
15a及び15bから構成している。
【0043】これにより、この実施の形態の送信系につ
いては、分配器13、分配器11、スイッチ7−1〜7
−N、切り換えスイッチ6−1〜6−Nからセクタ放射
部1ー1までの図3に示したと同様の送信系統により、
同様の送信動作を行う。ただし、この実施の形態では、
図9(a)に示すように、制御信号によって円周方向の
相異なる2方向に励振開口102及び104を形成する
ことで、円周方向の相異なる2方向にビーム101及び
103を形成するように、セクタ給電部2−1内のスイ
ッチ7−1〜7−Nと、セクタ給電部2−2〜2−4内
のスイッチ7−1〜7−Nと同等のスイッチがそれぞれ
選択制御される。
【0044】このとき、図9(b)に示すように、送信
パルス105と送信パルス106を時間的にずらすこと
により、図9(a)に示す例のセクタ放射部1−4のよ
うに2つの励振開口102、104が入っても送信ビー
ム形成が可能となる。
【0045】次に、受信系について説明する。図7にお
いて、セクタ放射部1−1からの受信信号は、切り換え
スイッチ6−1〜6−Nを通り、切り換えスイッチ19
−1〜19−Nで2系統の受信合成器12a、12bに
選択的に伝送される。切り換えスイッチ19−1〜19
−Nは送信系と同様に、図9(a)に示す例では、励振
開口102及び104を形成するように選択制御され
る。
【0046】レーダ装置の場合、通常は受信時間を長く
とる必要があるので、受信合成器12a、12bを設け
ることにより、2ビーム同時形成を行う必要がある。受
信合成器12aは切り換えスイッチ19−1〜19−N
から並列に入力される受信信号を分配器8−1〜8−N
でそれぞれ2分配してΣ合成器9a、△合成器10aに
入力し、これらから各々の受信和ビーム用の信号、受信
差ビーム用の信号を出力する。同様に、受信合成器12
bは切り換えスイッチ19−1〜19−Nから並列に入
力される受信信号を分配器8−1〜8−Nでそれぞれ2
分配してΣ合成器9b、△合成器10bに入力し、これ
らから各々の受信和ビーム信号、受信差ビーム用の信号
を出力する。
【0047】Σ合成器9a、△合成器10aから出力さ
れる受信和ビーム用信号、受信差ビーム用信号は、合成
器14a、14bに出力される。また、Σ合成器9b、
△合成器10bから出力される受信和ビーム用信号、受
信差ビーム用信号は、合成器15a、15bに出力され
る。他のセクタ給電部2−2〜2−4でも同様の動作が
行われることにより、セクタ放射部1−1〜1−4から
の全ての信号が合成器14a、14b、15a、15b
で合成されて、所望の和ビーム及び差ビームを対とした
受信ビームが円周方向の異なる2方向に形成される。
【0048】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図8は本発明になるフェーズドアレイ・アン
テナの第3の実施の形態の要部構成部を示す。同図中、
図7と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。なお、図8においては、繁雑さを避けるためセ
クタ放射部1−2〜1−4、及びセクタ給電部2−2〜
2−4を省略して図示している。図8の第3の実施の形
態では、送信系については分配器13からセクタ放射部
1−1まで第2の実施の形態と同一構成、同一動作であ
る。
【0049】一方、第3の実施の形態の受信系において
は、第2の実施の形態のセクタ給電部2−1内の切り換
えスイッチ19−1〜19−Nと受信合成器12a及び
12bに代えてセクタ給電部2−1内に受信合成器51
を設け、第2の実施の形態の分配合成部3内の合成器1
4a、14b、15a、15bの代わりに、分配器52
とディジタルビーム合成方式のDBF処理器53を用い
た点が異なる。
【0050】図8に示すように、受信合成器51は、入
力端54から分配器52を通して入力されるローカル信
号をN分配する分配器50と、分配器50から並列に出
力されるローカル信号が入力されるミキサ47−1〜4
7−Nと、ミキサ47−1〜47−Nにより受信高周波
信号を上記ローカル信号に基づき別々に周波数変換して
得た受信中間周波信号をそれぞれ別々にディジタル信号
に変換するA/D変換器48−1〜48−Nと、A/D
変換器48−1〜48−Nの出力ディジタル信号をI/
Q検波し、セクタ放射部1−1に対応したビーム合成を
ディジタル処理で行うDBF処理器49とから構成して
いる。
【0051】DBF処理器49の出力信号は、DBF処
理器53に出力される。DBF処理器53はセクタ放射
部1−1〜1−4に対応した受信ディジタルビーム合成
処理データを受け、円筒型フェーズドアレイ・アンテナ
全体の受信ビームを形成処理して、出力端55に出力す
る。
【0052】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。図10は本発明になるフェーズドアレイ・ア
ンテナの第4の実施の形態の要部構成部を示す。同図
中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。なお、図10においては、繁雑さを避ける
ためセクタ放射部1−2〜1−4、及びセクタ給電部2
−2〜2−4を省略して図示している。
【0053】図7の第2の実施の形態においては、送信
信号は図9(b)に示すように送信パルス105と10
6を時間的にずらす必要があったが、図10に示す第4
の実施の形態では、送信系を2系統設けることにより、
ほぼ同時に送信することができる。
【0054】すなわち、分配合成部3には分配器13a
及び13bを設け、セクタ給電部2−1にも分配器11
a及び11bを設ける。また、コラムアレイ5−1〜5
−Nに対応して、分配器11a及び11bの出力側にN
個のSP3Tスイッチ56−1〜56−Nを設けてい
る。SP3Tスイッチ56−1〜56−Nのそれぞれ
は、分配器11a、11bの何れかを選択するか、また
は何れも選択しないで無反射終端器57−1〜57−N
を選択するように、図示しない制御部によりスイッチン
グ制御される。
【0055】これにより、入力端16a、16bに入力
された送信信号は、分配器13a、13bを通して分配
器11a、11bに入力されてそれぞれN分配され、S
P3Tスイッチ56−1〜56−Nの各2つの端子に入
力される。SP3Tスイッチ56−1〜56−Nのそれ
ぞれは、分配器11a、11bの何れかを選択するか、
または何れも選択しないようにスイッチング制御され、
その出力送信信号がスイッチ6−1〜6−Nを通してセ
クタ放射部1−1に入力される。他のセクタ放射部1−
2〜1−4及びセクタ給電部2−2〜2−4も同様であ
る。これにより、円周方向の相異なる2方向にほぼ同時
に送信ビームを形成することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
円筒状に配置されたK個のコラムアレイをL個に分割し
て得られるコラムアレイ群ごとにセクタ給電部を設け、
これら全部でL個のセクタ給電部と信号を授受する分配
合成部とを設けているため、構造的分割単位間の配線数
を大幅に低減でき、よって分割、組立が容易にでき、一
体で運搬ができない大型のフェーズドアレイ・アンテナ
において、運搬及び設置が容易にできる。また、分割単
位ごとに点検及び検査ができるので、品質の確認や維持
が容易にできる。
【0057】また、本発明によれば、セクタ給電部の送
信系においては、送信信号を通過又は遮断するスイッチ
手段をコラムアレイごとに設け、セクタ給電部の受信系
においては、コラムアレイからの受信信号の振幅調整及
び位相調整を行う受信合成手段をコラムアレイごとに設
けているため、分割したコラムアレイ群を複数用いて、
1つの励振開口を形成でき、よって円筒型フェーズドア
レイ・アンテナの特長を十分に生かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す系統図及び概念図
である。
【図2】本発明の一実施の形態におけるアンテナの開口
分布の一例の概念図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の要部構成図であ
る。
【図4】図3のコラムアレイの各例の構成図である。
【図5】図4の送受信モジュールの各例のブロック図で
ある。
【図6】図3のΣ合成器、△合成器の一例のブロック図
である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の要部構成図であ
る。
【図8】本発明の第3の実施の形態の要部構成図であ
る。
【図9】図7、図8のアンテナの分割及びビーム走査概
念図と送信パルスのタイミング図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態の要部構成図であ
る。
【図11】従来のフェーズドアレイ・アンテナの一例の
構成図である。
【図12】図11内のトランスファースイッチの接続制
御を説明する図である。
【図13】従来のフェーズドアレイ・アンテナの他の例
の構成図である。
【符号の説明】
1−1〜1−4 セクタ放射部 2−1〜2−4 セクタ給電部 3 分配合成部 4 送受信部 5−1〜5−N コラムアレイ 6−1〜6−N、7−1〜7−N、19−1〜19−
N、32、34、35、56−1〜56−N スイッチ 8−1〜8−N、11、11a、11b、13、13
a、13b、50、52分配器 9、9a、9b Σ合成器 10、10a、10b △合成器 12、12a、12b、51 受信合成器 14、14a、14b、15、15a、15b、40、
45 合成器 20−1〜20−M 素子アンテナ 21−1〜21−M、25 送受信モジュール 22 複合フィーダ 24 コラムフィーダ 28 送受切換器 29 電力増幅器 30 低雑音増幅器 31、43−1〜43−N 移相器 39−1〜39−N、44−1〜44−N 可変減衰器 47−1〜47−N ミキサ 48−1〜48−N A/D変換器 49、53 DBF処理器 57−1〜57−N 無反射終端器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状に配置され入力される送信信号に
    基づきビーム走査を行うK個(Kは2以上の整数)のコ
    ラムアレイを、L分割(LはK以下の2以上の整数)し
    てなるL個のセクタ放射部と、 送信信号を発生し、受信信号が入力される送受信部と、 前記送信信号を分配する分配手段と、前記分配手段から
    の送信信号を前記L個のセクタ放射部のそれぞれを構成
    する複数のコラムアレイに、所望の励振開口を形成する
    ように選択的に入力し、前記L個のセクタ放射部のそれ
    ぞれを構成する複数のコラムアレイからの各受信信号を
    受信系に切り換え入力するスイッチ手段と、前記スイッ
    チ手段から並列に出力された複数の受信信号を合成する
    前記受信系を構成する受信合成手段とからなる、前記セ
    クタ放射部毎に設けられたL個のセクタ給電部と、 前記送受信部からの送信信号を分配して前記L個のセク
    タ給電部の前記分配手段にそれぞれ入力する分配器と、
    前記セクタ給電部の受信合成手段からの合成受信信号
    を、他のL−1個の前記セクタ給電部からの合成受信信
    号と合成して前記送受信部へ出力する合成手段とからな
    る分配合成部とを有することを特徴とするフェーズドア
    レイ・アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記L個のセクタ給電部のそれぞれの前
    記スイッチ手段は、前記L個のセクタ放射部のそれぞれ
    を構成する複数のコラムアレイに対応して設けられた、
    送信信号と受信信号とを切り換える複数の第1のスイッ
    チと、所望の励振開口を形成するように選択的にオン/
    オフされてオンのときに対応して設けられた前記第1の
    スイッチに前記分配手段から分配された送信信号を入力
    する複数の第2のスイッチとからなり、前記L個のセク
    タ給電部のそれぞれの前記受信合成手段は、前記第1の
    スイッチを介して並列に入力される受信信号を振幅調整
    及び位相調整して合成する手段であることを特徴とする
    請求項1記載のフェーズドアレイ・アンテナ。
  3. 【請求項3】 前記L個のセクタ給電部のそれぞれは、
    前記受信合成手段を複数設けると共に、該複数の受信合
    成手段のいずれかに前記スイッチ手段から並列に出力さ
    れた複数の受信信号を選択入力する選択手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のフェーズドアレイ・アン
    テナ。
  4. 【請求項4】 前記L個のセクタ給電部のそれぞれの受
    信合成手段は、外部から入力されるローカル信号を用い
    て前記スイッチ手段から並列に出力された複数の受信信
    号を周波数変換してそれぞれ受信中間周波信号に変換
    後、ディジタルビーム合成方式の処理を行うことを特徴
    とする請求項1記載のフェーズドアレイ・アンテナ。
  5. 【請求項5】 前記送受信部は、前記送信信号を時間的
    にずらして前記分配合成部を介して前記セクタ給電部へ
    供給し、前記L個のセクタ放射部のうち同じセクタ放射
    部から異なる方向の送信ビーム形成を行わせることを特
    徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項記載のフェ
    ーズドアレイ・アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記分配合成部は、前記送受信部からの
    送信信号を分配して前記L個のセクタ給電部のそれぞれ
    に複数の送信信号を並列に入力する複数の分配器と、前
    記セクタ給電部の受信合成手段からの合成受信信号を、
    他のL−1個の前記セクタ給電部からの合成受信信号と
    合成して前記送受信部へ出力する合成手段とからなり、
    前記セクタ給電部は、前記分配手段を前記複数の分配器
    から並列に入力された送信信号を別々に分配するように
    構成すると共に、該分配手段から並列に出力される複数
    の送信信号のいずれかを選択して前記スイッチ手段へ入
    力するかいずれも選択しない複数の切り換えスイッチを
    設けたことを特徴とする請求項1記載のフェーズドアレ
    イ・アンテナ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006042268A (ja) * 2004-07-30 2006-02-09 Fujitsu Ltd 電子タグ認証装置、および電子タグとの通信調整方法
JP2009065348A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Nec Corp フェーズドアレイアンテナおよびフェーズドアレイレーダ

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