JPH10320654A - 音声避難誘導システム - Google Patents

音声避難誘導システム

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JPH10320654A
JPH10320654A JP13098297A JP13098297A JPH10320654A JP H10320654 A JPH10320654 A JP H10320654A JP 13098297 A JP13098297 A JP 13098297A JP 13098297 A JP13098297 A JP 13098297A JP H10320654 A JPH10320654 A JP H10320654A
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Akira Yamamura
彰 山村
Hiroyasu Takeuchi
啓泰 竹内
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • G08B7/06Signalling systems according to more than one of groups G08B3/00 - G08B6/00; Personal calling systems according to more than one of groups G08B3/00 - G08B6/00 using electric transmission, e.g. involving audible and visible signalling through the use of sound and light sources
    • G08B7/062Signalling systems according to more than one of groups G08B3/00 - G08B6/00; Personal calling systems according to more than one of groups G08B3/00 - G08B6/00 using electric transmission, e.g. involving audible and visible signalling through the use of sound and light sources indicating emergency exits

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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的に広い空間で充分な避難誘導が行える音
声避難誘導システムを提供する。 【解決手段】複数のスピーカSP1 〜SPnと、各スピ
ーカSP1 〜SPnを鳴動して誘導音声を出力させる音
声制御装置1とを備える。複数個の出口E1 〜E 4 が在
る広場Aのような比較的に広い空間にスピーカSP1
SP4 を設置する。音声制御装置1により、各スピーカ
SP1 〜SP4 が誘導音声を出力する鳴動時期を同時に
同期させる。その結果、広場A内に居る人(以下、「在
館者」と呼ぶ。)に対して最も距離の近いスピーカSP
1 〜SP4 からの誘導音声のみを知覚させ、各在館者を
自己が知覚した誘導音声を出力したスピーカSP1 〜S
4の設置された出口E1 〜E4 に誘導し、火災等の発
生状況に応じた適切な出口E 1 …まで安全且つ確実な避
難誘導が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルや地下街にお
いて火災発生時にスピーカから出力する誘導音声による
先行音効果にて人を出口(避難口)に誘導する音声避難
誘導システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように通路L10に沿っ
て所定間隔(8〜10m)で複数のスピーカSP11〜S
14を設置し、誘導しようとする出口E10に近いスピー
カSP 11から順に誘導音声を遅延させて出力することに
より、所謂先行音効果を利用して人を出口E10の方へ誘
導する音声避難誘導システムが提案されている(社団法
人日本照明器具工業会誘導灯認定委員会発行:音声誘導
に関する基礎研究報告書、1992.3(文献1)並び
に社団法人日本照明器具工業会発行:積極避難誘導シス
テム技術基準(案)、1993(文献2)参照)。これ
ら文献1及び文献2に開示されている従来システムは、
直線、曲がり角、T字路又は十字路等の各種通路におい
て、1方向のみへ誘導する、すなわち任意の隣接する2
つのスピーカに挟まれた空間では1方向(1つの出口)
のみへ誘導するといった比較的小規模で単純な状況での
避難誘導に限られていた。なお、上記文献2では、火災
の状況によって避難経路を変更する場合を想定して、ス
ピーカを双方向に向けて配置するシステムが開示されて
いるが、同時に2方向への避難誘導を行うわけではない
ため、実質的には何れか一方の出口への誘導を行う点で
図7に示したものと変わりはない。
【0003】一方、図8に示すようにアトリウムのよう
な比較的に広い室内空間S10において、この室内空間S
10の四隅に設けられた各出口E11〜E14の近傍にそれぞ
れスピーカSP11〜SP14を設置し、例えば1つの出口
11に人を誘導しようとする場合であれば、他の出口E
12〜E14の近傍に設置したスピーカSP12〜SP14を出
口E11の近傍に設置したスピーカSP11よりも遅延させ
て誘導音声を出力するようにした音声避難誘導システム
も提案されている(伊藤他:先行音効果を利用した音声
避難誘導の二次元空間への応用、日本音響学会平成8年
春季研究発表会講演論文集、p.859 〜860 、1996.
3(文献3)並びに伊藤他:先行音効果を利用した音声
避難誘導の二次元空間への応用−スピーカの設置高さを
変えた場合の音の方向感と誘導効果−、日本音響学会平
成9年春季研究発表会講演論文集、p.877 〜878 、19
97.3(文献4))。これらの文献3,4では、比較
的単純な形状(長方形)の室内空間S10において避難誘
導を行うシステムを開示している。
【0004】さらに図9に示すように、比較的に広い2
つの空間(公共広場等)A1 ,A2を接続する通路L11
と、この通路L11の途中から出口E15に接続する通路L
12とにそれぞれ複数のスピーカSP11〜SP18を設置
し、図示しない音声制御装置によってスピーカSP11
SP13、SP14〜SP17、SP14とSP15とSP18のそ
れぞれを組として誘導音声を出力させる音声避難誘導シ
ステムも提案されている。スピーカSP11〜SP13は、
空間A1 への出口E16に誘導するためのスピーカであっ
て、出口E16の最も近傍に設置したスピーカSP11から
順に遅延させて誘導音声を出力する。またスピーカSP
14〜SP17は、通路L12を通って出口E15に誘導するた
めのスピーカであって、出口E15の最も近傍に設置した
スピーカSP14から順に遅延させて誘導音声を出力す
る。なお、スピーカSP14とSP15とSP18も同様に出
口E15に誘導するためのスピーカであって、出口E15
最も近傍に設置したスピーカSP14から順に遅延させて
誘導音声を出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記文献1
〜4に記載されている従来システムは実験のために比較
的に単純な構造の空間で使用するものであり、比較的に
広い空間と通路等が組み合わされた実際の建物や大規模
で複雑な形状を有する空間では充分な避難誘導ができな
い虞があった。
【0006】一方、図9に示した従来システムにおいて
は、仮にスピーカSP12とSP13の間の地点から火災が
発生した場合には、スピーカSP11〜SP13と、スピー
カSP14〜SP17とを鳴動させて誘導音声を出力するこ
とにより、それぞれ出口E15及び出口E16へ誘導するの
であるが、例えば火元に近いスピーカSP13の近くに居
る人がスピーカSP11〜SP13の先行音効果により出口
16へ誘導され、却って火元に近づいてしまうという不
都合が生じる。
【0007】請求項1〜4の発明は上記前者の問題に鑑
みて為されたものであり、その目的とするところは、比
較的に広い空間で充分な避難誘導が行える音声避難誘導
システムを提供することにある。また請求項5〜7の発
明は上記後者の問題に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、危険な方へ誘導することなく的確
な避難誘導が行える音声避難誘導システムを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、複数のスピーカと、各スピーカ
を鳴動して誘導音声を出力させる音声制御装置とを備
え、複数の出口を有する比較的に広い空間に対して少な
くとも各出口の近傍にそれぞれスピーカを設置し、音声
制御装置により各出口近傍に設置したスピーカの鳴動時
期を同期させて成ることを特徴とし、比較的に広い空間
に居る人を先行音効果によってそれぞれ適切な出口に誘
導することができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、各出口近傍に設置したスピーカが同時に鳴動するよ
うに音声制御装置により鳴動時期を同期させて成ること
を特徴とし、比較的に広い空間に居る人をそれぞれ最も
近い出口に誘導して避難させることができる。請求項3
の発明は、請求項1の発明において、複数の出口のうち
で優先的に避難誘導しようとする1乃至複数の出口の近
傍に設置したスピーカの鳴動時期を音声制御装置により
他のスピーカの鳴動時期に位相差を設けて同期させて成
ることを特徴とし、特定の出口に優先的に人を誘導する
ことで適切な避難誘導が行える。
【0010】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、少なくとも1つの出口から別の最終出口までの経路
に複数のスピーカを設置し、最終出口の近傍に設置した
スピーカから出口に向かう順に各スピーカが誘導音声を
出力するように音声制御装置により各スピーカの鳴動時
期に位相差を設けて同期させて成ることを特徴とし、比
較的に広い空間に居る人を出口から最終出口まで適切に
誘導することができ、火災等の発生状況に応じた適切な
出口を使って最終出口まで安全且つ確実に避難誘導が行
える。
【0011】請求項5の発明は、上記目的を達成するた
めに、複数のスピーカと、各スピーカを鳴動して誘導音
声を出力させる音声制御装置とを備え、複数の異なる出
口と接続する避難通路及び避難通路以外の一般通路に沿
って各出口に向けてスピーカを設置し、火災発生時に人
を各出口へ向かわせるように音声制御装置により誘導音
声を各スピーカから遅延して出力させる音声避難誘導シ
ステムにおいて、火災源から所定の範囲内に設置してあ
る1乃至複数のスピーカから出力する誘導音声の音圧を
音声制御装置により人を誘導するのに不十分なレベルと
して成ることを特徴とし、火災源から所定の範囲内に居
る人を火災源に近づく方向へ誘導することがなく、安全
且つ確実に出口への誘導が行える。
【0012】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、火災源から略20m以内の範囲に設置してある1乃
至複数のスピーカから出力する誘導音声の音圧を人を誘
導するのに不十分なレベルとして成ることを特徴とし、
火災源から略20m以内の範囲内に居る人を火災源に近
づく方向へ誘導することがなく、安全且つ確実に出口へ
の誘導が行える。
【0013】請求項7の発明は、請求項5又は6の発明
において、火災源から所定の範囲内に設置してある1乃
至複数のスピーカを鳴動させないことを特徴とし、火災
源に近いスピーカからは誘導音声が出力されず、人を火
災源に近づく方向へ誘導することなく安全且つ確実に出
口への誘導が行える。
【0014】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1は本実施形態のシステム構成を示
し、複数のスピーカSP1 〜SPnと、各スピーカSP
1 〜SPnを鳴動して誘導音声を出力させる音声制御装
置1とを備え、音声制御装置1には火災感知器等を具備
する自火報装置2等を接続する。すなわち、火災発生時
には自火報装置2からの制御信号により音声制御装置1
が各スピーカSP1 〜SPnを鳴動時期を同期させて鳴
動させる。
【0015】本実施形態では、図2に示すような形状的
並びに吸音・反射等の音響的特性の一様な空間(広場
A)を便宜的に考え、この広場Aから最終出口への避難
経路の境界付近を出口E1 〜E4 とした状況に本発明シ
ステムを適用し、広場A内に居る人を各出口E1 〜E4
へ誘導させる場合について例示する。この広場Aは例え
ば地下1階にあり、ほぼ四隅に位置する各出口E1 〜E
4 のうちで出口E1 ,E4 が地上へ通じる階段に直接通
じており、出口E1 ,E4 が最終出口となる。また残り
の出口E2 ,E3 は地上に出るための最終出口E2 ’,
3 ’に通じる避難通路L2 ,L3 に接続されている。
なお、La及びLbは広場Aの略中心線に沿って延びる
通路(店舗街等)である。
【0016】各出口E1 〜E4 の近傍には、誘導音声を
概ね広場Aの中心方向に放射するように各々スピーカS
1 〜SP4 が広場Aの天井面(高さ3〜4m)に設置
してある。さらに出口E2 ,E3 に接続する避難通路L
2 ,L3 に沿って約10m(約8〜10mで可)の間隔
で複数のスピーカSP5 〜SP7 がその天井面(高さ
2.4m)に設置してある。なお、各スピーカSP1
SP7 は、主軸が天井面から約30度下方に傾くように
設置してある。また、各スピーカSP1 〜SP7から出
力される誘導音声の音圧レベルは、スピーカSP1 …の
正面1m前で約90〔dBA〕とする。さらにスピーカ
SP1 …から出力される誘導音声は、例えばチャイム
と、女性の声による「非常口はこちらです。」というメ
ッセージから成る。
【0017】ところで、従来例で説明した先行音効果に
よれば、例えば2つのスピーカから発せられた音が人間
の耳に数十ミリ秒だけ位相がずれて到達する場合、人間
の耳に聞こえる音の大きさの差があまり大きくないとき
(上記文献4によると7〔dBA〕以下)には、人間は
先に耳に到達した音の方のみを知覚する。よって2つの
スピーカから同時に同期する音声を出力した場合には、
人間の耳に到達するまでの距離が短い方のスピーカから
の音声のみが知覚される。また、あるスピーカが他のス
ピーカに比較して人間の耳までの距離が長い場合でも、
その差の距離を音が伝搬する時間よりも数十ミリ秒程長
く、他のスピーカよりも先に鳴動させる、つまり位相を
先にずらすことで人間の耳までの距離が長い方のスピー
カの音を知覚させるようにすることが可能である。
【0018】そこで、図2に示す広場Aのような比較的
に広い空間にスピーカSP1 〜SP 4 を設置した出口E
1 〜E4 が複数個ある状況で、各スピーカSP1 〜SP
4 が誘導音声を出力する鳴動時期を同時に同期させるこ
とにより、広場A内に居る人(以下、「在館者」と呼
ぶ。)に対して最も距離の近いスピーカSP1 〜SP4
からの誘導音声のみを知覚させ、各在館者を自己が知覚
した誘導音声を出力したスピーカSP1 〜SP4 の設置
された出口E1 〜E4 に誘導する。以下、説明のために
上記のように避難誘導することを「均等に誘導する」と
いう。
【0019】例えば、広場Aの略中央で火災が発生した
場合には、その場から最も近い出口E1 〜E4 に在館者
を誘導することにより、在館者を火元(火災源)Xから
遠ざけるように誘導するのが最も安全且つ確実である。
そこで、このような場合には自火報装置2から制御信号
を受けた音声制御装置1が、出口E1 〜E4 の近傍に設
置したスピーカSP1 〜SP4 を同時に鳴動させる。そ
の結果、図2において領域アに居る在館者は出口E
1 に、領域イに居る在館者は出口E2 に、領域ウに居る
在館者は出口E3 に、領域エに居る在館者が出口E4
それぞれ誘導される。ちなみに、各領域ア〜エの境界線
は、隣合うスピーカSP1 〜SP4 から等距離の位置を
結んだ線分にほぼ近いものである。
【0020】一方、出口E2 から最終出口E2 ’まで避
難通路L2 に沿って在館者を誘導するため、スピーカS
2 よりも最終出口E2 ’に近いスピーカSP5 ,SP
6 を各々順に約65ミリ秒ずつ位相を先行し同期させて
鳴動する。すなわち、最終出口E2 ’から出口E2 に向
かう順にスピーカSP6 ,SP5 ,SP2 を鳴動するよ
うに、各スピーカSP6 ,SP5 ,SP2 の鳴動時期に
位相差を設けて同期させる。ここで位相差の大きさとし
ては隣接する2つのスピーカSP6 ,SP5 ,SP2
の距離を音が伝搬する時間よりも数十ミリ秒だけ長くす
ればよい。このようにすれば、出口E2 から最終出口E
2 ’までの避難通路L2 において、在館者には自己の位
置よりも最終出口E2 ’側にあるスピーカSP5 ,SP
6 からの誘導音声が出口E2 側に設置したスピーカSP
2 からの誘導音声よりも先に到達し、在館者は最終出口
2 ’の方向へ誘導音声を知覚する。その結果、先行音
効果によって出口E2 に誘導されてきた在館者が避難通
路L2 に沿って最終出口E 2 ’まで誘導される。この
時、スピーカSP3 ,SP5 のすぐ近く(背面側)で各
々誘導方向に設置してあるスピーカSP5 ,SP6 から
の誘導音声よりもスピーカSP3 ,SP5 からの誘導音
声の方が大きく聞こえるために、最終出口E2’の方向
に誘導音声の方向感が得られない場合がある。このよう
な場合には、スピーカSP3 の音圧レベルをスピーカS
5 の音圧レベルよりも若干(例えば2〜3〔dB
A〕)低くするとともに、スピーカSP5 の音圧レベル
もスピーカSP6 の音圧レベルよりも若干低くすれば、
上記のような不具合の発生は回避できる。
【0021】同様に、出口E3 から最終出口E3 ’まで
避難通路L3 に沿って在館者を誘導するため、スピーカ
SP3 よりも最終出口E3 ’に近いスピーカSP7 を約
65ミリ秒だけ位相を先行し同期させて鳴動すれば、出
口E3 に誘導されてきた在館者をさらに避難通路L3
沿って最終出口E3 ’まで誘導することができる。とこ
ろで、火災の発生状況によっては4つの出口E1 〜E4
のうちの何れかに優先的に在館者を誘導したい場合があ
る。
【0022】そこで、在館者から最も距離の近いスピー
カSP1 …ではなく、他のスピーカSP1 …からの誘導
音声が先に在館者に伝搬するように、後者のスピーカS
1…を前者のスピーカSP1 …よりも先に位相をずら
して同期させて誘導音声を出力するようにすれば、後者
のスピーカSP1 …を設置した出口E1 …に在館者を優
先的に誘導することができる。以下、説明のために上記
のように避難誘導することを「優先して誘導する」とい
う。なお、2つ以上の出口E1 …に優先して誘導するこ
とも勿論可能である。つまり、広場A等の空間に3つ以
上の出口が在る場合に、任意の2つの出口への優先関係
から、3つ以上の出口のお互いの優先関係を規定するこ
とができる。
【0023】例えば、広場Aの略中央よりも出口E1
ら遠い場所で火災が発生した場合や、火元が広場Aの外
であって出口E1 が他の出口E2 〜E4 への経路に比較
して広く、多くの在館者を出口E1 に誘導したい場合に
は、出口E1 に優先して誘導する、言い換えれば、出口
1 に誘導される領域アを広げるとともに他の領域イ〜
エを狭くすることで在館者を火元から遠ざかる方向に誘
導したり、多くの在館者を効率良く避難させることがで
きるものである。
【0024】そこで、このような場合には自火報装置2
から制御信号を受けた音声制御装置1が、出口E1 の近
傍に設置したスピーカSP1 を他の出口E2 〜E4 近傍
に設置したスピーカSP2 〜SP4 よりも約40ミリ秒
だけ位相を先行して同期させ、他のスピーカSP2 〜S
4 を同時に同期させて鳴動させる。その結果、出口E
1 に誘導される領域アが拡がり、他の出口E2 〜E4
対して出口E1 へ優先して誘導することができる。な
お、出口E2 ,E3 から避難通路L2 ,L3 を通って最
終出口E2 ’,E3 ’まで在館者を誘導する方法は、各
出口E1 〜E4 に均等に誘導する場合に説明したので省
略する。
【0025】上述のように本実施形態によれば、広場A
のような比較的に広い空間に出口E 1 〜E4 が複数個在
って、各出口E1 〜E4 の近傍にスピーカSP1 〜SP
4 を設置した場合、出口E1 〜E4 の近傍に設置した各
スピーカSP1 〜SP4 の鳴動時期を同時若しくは位相
差を設けて同期させることにより、各出口E1 〜E4
均等に誘導したり、あるいは何れかの出口E1 …に優先
して誘導することができ、火災等の発生状況に応じた適
切な出口E1 …を有効に使い、最終出口E1 〜E4 まで
安全且つ確実な避難誘導が行える。
【0026】(実施形態2)本実施形態においては、地
下1階にある比較的に広い2つの空間(広場A1
2 )を接続する中央通路Lcの両側に店舗街が設けら
れ、その中央通路Lcの途中に地上に出るための最終出
口F3 へ通じる通路L4 を有する状況下で、中央通路L
cにて火災が発生した場合の避難誘導について説明す
る。但し、システム構成ついては実施形態1と共通であ
るから図示及び説明は省略する。また、中央通路cから
各広場A1 ,A2 への出口を最終出口F1 ,F2 とす
る。
【0027】いま、中央通路Lcの通路L4 よりも広場
1 に近い場所Yで火災が発生したとする。このように
店舗街で火災が発生した場合には、中央通路Lcの両側
にある広場A1 ,A2 若しくは直接地上へ避難できる最
終出口F3 へ在館者を誘導する。ここで、中央通路Lc
の火災源(火元)Yに近い場所で領域アに居る在館者を
広場A1 の方の最終出口F1 へ、領域イに居る在館者を
広場A2 の方の最終出口F2 へそれぞれ均等に誘導する
場合には、領域ア及び領域イに最も近い場所に設置した
スピーカSP3 ,SP7 を音声制御装置1により同時に
鳴動させる。その結果、実施形態1で説明したように領
域アに居る在館者にはスピーカSP3 からの誘導音声が
スピーカSP7 からの誘導音声よりも先に到達し、領域
イに居る在館者にはスピーカSP7 からの誘導音声がス
ピーカSP3 からの誘導音声よりも先に到達するため、
各領域ア,イに居る在館者が火元Yに近づく方向へ誘導
されることはない。ちなみに2つの領域ア,イの境界線
は各スピーカSP3 ,SP7からの等距離の位置を結ん
だ線分にほぼ近いものである。
【0028】そして、領域アから最終出口F1 へ在館者
を誘導するために、スピーカSP2をスピーカSP3
りも約65ミリ秒、スピーカSP1 をスピーカSP2
りも約65ミリ秒だけ位相を先行し同期させて鳴動させ
る。また、領域イから最終出口F3 へ在館者を誘導する
ために、スピーカSP6 をスピーカSP7 よりも約65
ミリ秒、スピーカSP5 をスピーカSP6 よりも約65
ミリ秒、スピーカSP 4 をスピーカSP5 よりも約65
ミリ秒だけ位相を先行し同期させて鳴動させる。これに
より、領域アから最終出口F1 側に居る在館者は最終出
口F1 に、領域イから最終出口F3 側に居る在館者は最
終出口F3 に、さらに通路L4 から最終出口F2 側に居
る在館者は最終出口F2 に各々誘導することができる。
【0029】一方、最終出口F1 に他の最終出口F2
3 よりも優先して在館者を誘導する場合、すなわち、
上記のように均等に誘導する場合よりも領域アを広げる
とともに、領域イを狭くするような場合には、スピーカ
SP3 をスピーカSP7 よりも約40ミリ秒だけ位相を
先行し同期させて鳴動させる。その結果、最終出口F 1
に誘導される領域アが広がり、他の最終出口F2 ,F3
に対して最終出口F1へ優先して誘導することができ
る。なお、領域アから最終出口F1 への誘導や、領域イ
から最終出口F3 までの誘導のために、スピーカSP1
〜SP7 を位相をずらし同期させて鳴動する方法は、上
述のように均等に誘導する場合と同様であるから説明は
省略する。
【0030】(実施形態3)ところで上記実施形態2の
状況下において、火災がスピーカSP2 の設置場所とス
ピーカSP3 の設置場所の間(スピーカSP3 よりも最
終出口F1 に近い場所)で発生した場合を考える。この
とき、実施形態2と同様にスピーカSP3 を鳴動させる
と、火元YよりもスピーカSP3 に近い場所に居る在館
者Mが火元Yへ近づく方向へ誘導される虞がある。
【0031】そこで、本実施形態では、上記のような場
合に火元Yに近く且つ火元Yが背面側にあるスピーカS
3 を音声制御装置1により鳴動させないことにより、
スピーカSP3 の近くに居る在館者MをスピーカSP4
〜SP7 による先行音効果で最終出口F3 に誘導するも
のである。これにより、在館者Mを火元Yに近づける方
向へ誘導する虞がなくなり、安全且つ確実な避難誘導が
行える。また、本実施形態の場合にはスピーカSP8
鳴動させないようにしている。
【0032】なお、一般的にはスピーカSP1 〜SP8
の音圧は90〔dBA〕以上の同等レベルとするか、あ
るいは70〔dBA〕までの範囲で調節してもよいが、
その場合にはスピーカSP1 を90〔dBA〕、スピー
カSP2 を88〔dBA〕、スピーカSP4 を92〔d
BA〕、スピーカSP5 を90〔dBA〕、スピーカS
6 を88〔dBA〕、スピーカSP7 を86〔dB
A〕というように、最終出口F1 ,F3 から遠ざかるに
つれて音圧を低下するようにしてもよい。
【0033】ここで、図5に示すようにスピーカSP3
だけでなく、同様に火元Yに近いスピーカSP2 も音声
制御装置1により鳴動させないようにしてもよい。すな
わち、スピーカSP7 がスピーカSP3 の近くに居る在
館者Mから遠い場所に設置してある場合に、スピーカS
4 〜SP7 による先行音効果よりも、スピーカSP 2
からの誘導音声を避難方向と間違う虞がある。
【0034】そこで、火元Y周辺(例えば、火元Y周辺
からの距離が20m以内とするのが望ましい。)に設置
したスピーカSP2 ,SP3 を全て鳴動させないように
すれば、スピーカSP3 の近くに居る在館者Mを火元Y
から遠ざける方向(最終出口F3 )に誘導することがで
き、在館者Mを火元Yから離れる方向へ安全且つ確実に
誘導することができる。
【0035】(実施形態4)本実施形態では、火元を挟
んで対向するように設置したスピーカを、火元からの距
離に応じて鳴動時期を同期させて制御するようにしてい
る。実施形態3の状況下で具体的に説明すると、火元Y
を挟んで対向する2つのスピーカSP1 ,SP7 の火元
Yからの距離a1 ,a2 が等しい場合(a1 =a2)に
は、音声制御装置1により2つのスピーカSP1 ,SP
7 を同時に鳴動するとともに、スピーカSP7 と組にな
るスピーカSP4 〜SP6 を順次位相をずらしてスピー
カSP4 ,SP5 ,SP6 の順で先行して鳴動させる。
その結果、火元YからスピーカSP1 に近い側に居る在
館者を最終出口F1 の方へ誘導し、火元Yからスピーカ
SP7 に近い側に居る在館者Mを最終出口F3 の方へ誘
導することができ、それぞれ火元Yから離れる方向へ安
全に避難させることができる。なお、火元Yに最も近い
スピーカSP2 ,SP3 を鳴動させない点は実施形態3
と共通である。
【0036】ここで、火元YからスピーカSP1 までの
距離a1 が、スピーカSP7 までの距離a2 よりも小さ
い場合(a1 <a2 )には、スピーカSP7 をスピーカ
SP 1 よりも先に鳴動させることにより、火元Yの近く
に居る在館者Mを最終出口F 3 の方へ誘導し、火元Yに
近づく方向へ誘導することなく安全に避難誘導すること
ができる。なお、火元YからスピーカSP1 までの距離
1 が、スピーカSP 7 までの距離a2 よりも大きい場
合(a1 >a2 )には、スピーカSP1 をスピーカSP
7 よりも先に鳴動させるようにすればよい。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数のスピーカと、
各スピーカを鳴動して誘導音声を出力させる音声制御装
置とを備え、複数の出口を有する比較的に広い空間に対
して少なくとも各出口の近傍にそれぞれスピーカを設置
し、音声制御装置により各出口近傍に設置したスピーカ
の鳴動時期を同期させて成るので、比較的に広い空間に
居る人を先行音効果によってそれぞれ適切な出口に誘導
することができるという効果がある。
【0038】請求項2の発明は、各出口近傍に設置した
スピーカが同時に鳴動するように音声制御装置により鳴
動時期を同期させて成るので、比較的に広い空間に居る
人をそれぞれ最も近い出口に誘導して避難させることが
できるという効果がある。請求項3の発明は、複数の出
口のうちで優先的に避難誘導しようとする1乃至複数の
出口の近傍に設置したスピーカの鳴動時期を音声制御装
置により他のスピーカの鳴動時期に位相差を設けて同期
させて成るので、特定の出口に優先的に人を誘導するこ
とで適切な避難誘導が行えるという効果がある。
【0039】請求項4の発明は、少なくとも1つの出口
から別の最終出口までの経路に複数のスピーカを設置
し、最終出口の近傍に設置したスピーカから出口に向か
う順に各スピーカが誘導音声を出力するように音声制御
装置により各スピーカの鳴動時期に位相差を設けて同期
させて成るので、比較的に広い空間に居る人を出口から
最終出口まで適切に誘導することができ、火災等の発生
状況に応じた適切な出口を使って最終出口まで安全且つ
確実に避難誘導が行えるという効果がある。
【0040】請求項5の発明は、複数のスピーカと、各
スピーカを鳴動して誘導音声を出力させる音声制御装置
とを備え、複数の異なる出口と接続する避難通路及び避
難通路以外の一般通路に沿って各出口に向けてスピーカ
を設置し、火災発生時に人を各出口へ向かわせるように
音声制御装置により誘導音声を各スピーカから遅延して
出力させる音声避難誘導システムにおいて、火災源から
所定の範囲内に設置してある1乃至複数のスピーカから
出力する誘導音声の音圧を音声制御装置により人を誘導
するのに不十分なレベルとして成るので、火災源から所
定の範囲内に居る人を火災源に近づく方向へ誘導するこ
とがなく、安全且つ確実に出口への誘導が行えるという
効果がある。
【0041】請求項6の発明は、火災源から略20m以
内の範囲に設置してある1乃至複数のスピーカから出力
する誘導音声の音圧を人を誘導するのに不十分なレベル
として成るので、火災源から略20m以内の範囲内に居
る人を火災源に近づく方向へ誘導することがなく、安全
且つ確実に出口への誘導が行えるという効果がある。請
求項7の発明は、火災源から所定の範囲内に設置してあ
る1乃至複数のスピーカを鳴動させないので、火災源に
近いスピーカからは誘導音声が出力されず、人を火災源
に近づく方向へ誘導することなく安全且つ確実に出口へ
の誘導が行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示すシステム構成図である。
【図2】同上における避難誘導の方法を説明するための
図である。
【図3】実施形態2における避難誘導の方法を説明する
ための図である。
【図4】実施形態3における避難誘導の方法を説明する
ための図である。
【図5】同上における他の避難誘導の方法を説明するた
めの図である。
【図6】実施形態4における避難誘導の方法を説明する
ための図である。
【図7】従来例における避難誘導の方法を説明するため
の図である。
【図8】他の従来例における避難誘導の方法を説明する
ための図である。
【図9】さらに他の従来例における避難誘導の方法を説
明するための図である。
【符号の説明】
1 音声制御装置 SP1 … スピーカ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G10L 3/00 G10K 15/00 M

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスピーカと、各スピーカを鳴動し
    て誘導音声を出力させる音声制御装置とを備え、複数の
    出口を有する比較的に広い空間に対して少なくとも各出
    口の近傍にそれぞれスピーカを設置し、音声制御装置に
    より各出口近傍に設置したスピーカの鳴動時期を同期さ
    せて成ることを特徴とする音声避難誘導システム。
  2. 【請求項2】 各出口近傍に設置したスピーカが同時に
    鳴動するように音声制御装置により鳴動時期を同期させ
    て成ることを特徴とする請求項1記載の音声避難誘導シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 複数の出口のうちで優先的に避難誘導し
    ようとする1乃至複数の出口の近傍に設置したスピーカ
    の鳴動時期を音声制御装置により他のスピーカの鳴動時
    期に位相差を設けて同期させて成ることを特徴とする請
    求項1記載の音声避難誘導システム。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの出口から別の最終出口
    までの経路に複数のスピーカを設置し、最終出口の近傍
    に設置したスピーカから出口に向かう順に各スピーカが
    誘導音声を出力するように音声制御装置により各スピー
    カの鳴動時期に位相差を設けて同期させて成ることを特
    徴とする請求項1記載の音声避難誘導システム。
  5. 【請求項5】 複数のスピーカと、各スピーカを鳴動し
    て誘導音声を出力させる音声制御装置とを備え、複数の
    異なる出口と接続する避難通路及び避難通路以外の一般
    通路に沿って各出口に向けてスピーカを設置し、火災発
    生時に人を各出口へ向かわせるように音声制御装置によ
    り誘導音声を各スピーカから遅延して出力させる音声避
    難誘導システムにおいて、火災源から所定の範囲内に設
    置してある1乃至複数のスピーカから出力する誘導音声
    の音圧を音声制御装置により人を誘導するのに不十分な
    レベルとして成ることを特徴とする音声避難誘導システ
    ム。
  6. 【請求項6】 火災源から略20m以内の範囲に設置し
    てある1乃至複数のスピーカから出力する誘導音声の音
    圧を人を誘導するのに不十分なレベルとして成ることを
    特徴とする請求項5記載の音声避難誘導システム。
  7. 【請求項7】 火災源から所定の範囲内に設置してある
    1乃至複数のスピーカを鳴動させないことを特徴とする
    請求項5又は6記載の音声避難誘導システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009503570A (ja) * 2005-07-26 2009-01-29 サウンド アラート リミテッド 定位可能で情報を伝達する(locatableandinformation)音響装置と方法
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KR100972105B1 (ko) 2010-04-19 2010-07-23 부경엔지니어링주식회사 무선 트리거 방식의 광역 경보 시스템

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