JPH1031755A - 3次元図形隠面消去処理装置 - Google Patents

3次元図形隠面消去処理装置

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JPH1031755A
JPH1031755A JP8184728A JP18472896A JPH1031755A JP H1031755 A JPH1031755 A JP H1031755A JP 8184728 A JP8184728 A JP 8184728A JP 18472896 A JP18472896 A JP 18472896A JP H1031755 A JPH1031755 A JP H1031755A
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JP
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dimensional
polygon
processing
vector
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JP8184728A
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Hajime Shimizu
肇 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の3次元図形隠面消去処理装置は、隠
面消去処理の対象となるポリゴンの数を、ジオメトリ処
理およびレンダリング処理の前に減らすことによって、
画像処理を高速化することを目的とする。 【解決手段】 モデリング変換設定部2は、図形データ
記憶部1に記憶された3次元図形を座標変換するマトリ
クスデータをモデリング変換記憶部4に記憶する。射影
変換設定部3は、透視射影の視線ベクトルまたは平行射
影の視線ベクトルと、ポリゴンの法線ベクトルとの内積
を求めるための演算式を射影変換記憶部5に記憶する。
後方面廃棄処理部6は、射影変換記憶部3およびモデリ
ング変換記憶部4の記憶内容に基づき、ポリゴンの法線
ベクトルと視線ベクトルとの内積の符号を求め、ポリゴ
ンが前方面か後方面かを判別し、隠面消去処理の対象と
なるポリゴンを廃棄して出力し、ジオメトリ/レンダリ
ング処理部7にてジオメトリ処理およびレンダリング処
理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元図形を立体
画像処理する装置において、画像の描画を高速化する3
次元図形隠面消去処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元図形を立体画像処理する装
置では、通常、3次元図形の表面を多数のポリゴンに分
割することによって近似し、画像処理する。その際、視
点から見て奥にあるポリゴンが手前のポリゴンに隠され
るように隠面消去処理が必要となる。この隠面消去処理
の方法として、例えばZバッファ法、スキャンライン法
などが知られている。
【0003】Zバッファ法は、3次元空間に対応するバ
ッファメモリに各図形の存在する位置を示す情報を記憶
し、視点から図形を見た視線に沿って、その視線が最初
に図形と交差する面を見える面として、隠面消去処理す
る方法である。スキャンライン法は、高さ方向(Y方
向)にスライスした奥行き(Z方向)を有する図形の断
面について、視線を横方向(X方向)に走査(スキャ
ン)して隠面消去処理を行う。これらの方法によって、
隠面消去処理を行った場合、多数のポリゴンについて隠
面消去処理を行う必要があるため、多くの計算時間を必
要とし画像表示が遅くなる。このため隠面消去処理の対
象となるポリゴンを、隠面消去処理の前に廃棄すること
が行われている。
【0004】例えばOpen GL(Silicon Graphics,In
c.の登録商標)におけるプログラミングでは、一貫して
反時計回り(CCW)の面でモデルを構築する。このと
き、画面上で反時計回りの面を前方面、時計回り(C
W)の面を後方面と呼ぶ。同一方向の多角形面で完全に
囲まれた3次元図形では、視点から見て、後方面は全く
見えず、常に前方面に覆われる。したがって後方面と判
断した時点でその面を廃棄することにより描画速度を向
上することができる。この方法をバックフェース・カリ
ングと呼ぶ。
【0005】ここで3次元図形を射影変換して2次元の
スクリーン上に表したウィンドウ座標において、以下の
式(6)に示す演算式にてn角形の頂点の座標を用いた
n角形面の領域の符号rを求め、この符号rによってn
角形面が前方面か後方面かを判断できる。
【0006】
【数1】 ここにxi,yiはn角形のi番目の頂点の座標であり、
このn角形面が前方面である条件は、r>0である。
【0007】上記式(6)でj=i+1(mod n)
であり、(mod n)は、jをnで割った余りを示
す。例えばn=3の場合、3角形となり、各頂点座標
は、(X0,Y0)、(X1,Y1)、(X2,Y2)とな
る。これを上記式(6)に代入すると、以下の式(7)
が得られる。
【0008】
【数2】
【0009】つまり、(X3,Y3)という頂点は無いの
で、替わりに(X0,Y0)に置き換えたものである。
【0010】図3は、Open GLにおける3次元図形の
データ処理のフローチャートを示す。まず視点を基準に
モデルを回転、平行などの幾何変換を行うモデリング変
換を行う(ST31)。次に特定の光源から光を照射し
て視点から眺めた場合の画像を生成する光源処理を行う
(ST32)。そして3次元形状を視点から見たスクリ
ーン上の2次元形状に変換する射影変換を行い(ST3
3)、視界から外れた部分を切り取るクリッピング処理
を行う(ST34)。次に座標変換のための4次元の同
時座標表現から、3次元の表現に変換する正規化処理を
行い(ST35)、スクリーン上の任意の位置に変換す
るビューポート変換を行う(ST36)。その後、後方
面廃棄処理を行う(ST37)。以上のジオメトリ処理
の結果をもとに、ラスタライズ(AT38)、シェーデ
ィング処理(ST39)などのレンダリング処理を行
う。このように3次元空間で定義した図形をさまざまに
処理した後、上記式(6)の演算式を用いて符号判定を
行い、後方面廃棄処理すなわちバックフェース・カリン
グを行う。
【0011】また特開平5−67219号公報に開示さ
れた方式では、3次元空間で定義した図形をさまざまに
処理した後、視方向ベクトルと3次元図形を構成する面
の法線ベクトルのなす角度に基づいて隠面消去処理を行
っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような方法で隠面消去処理を行う場合、隠面消去処理を
行う前にモデリング変換処理や光源処理などを行う必要
があるため、多くの計算時間が必要となる。このため画
像表示の処理速度が遅くなるという問題点があった。
【0013】そこで本発明は、上記従来の問題点を解消
すべくなされたものであり、隠面消去処理の対象となる
ポリゴンの数を、ジオメトリ処理におけるモデリング変
換処理や光源処理の前に減らすことによって、画像処理
の高速化を可能とする3次元図形隠面消去処理装置を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載の3次元図形隠面消去処理
装置は、3次元図形を立体画像処理する装置において、
3次元図形を構成するポリゴンの各頂点座標を記憶する
図形データ記憶手段と、この図形データ記憶手段に記憶
された3次元図形を、視点を基準に幾何変換するための
マトリクスデータを出力するモデリング変換設定手段
と、このモデリング変換設定手段の出力を記憶するモデ
リング変換記憶手段と、前記データ記憶部に記憶された
3次元図形を構成するポリゴンの頂点に対する、前記視
点からの透視射影の視線ベクトルまたは平行射影の視線
ベクトルと、前記ポリゴンの法線ベクトルとの内積を求
めるための演算式を出力する射影変換設定手段と、この
射影変換設定手段の出力を記憶する射影変換記憶手段
と、この射影変換記憶手段および前記モデリング変換記
憶手段の記憶内容に基づき、前記視線ベクトルとポリゴ
ンの法線ベクトルとの内積の符号を求め、この内積の符
号によって前記ポリゴンが視点の方に表側が向いている
前方面か裏側が向いている後方面かを判別して、前記図
形データ記憶部に記憶された3次元図形を構成するポリ
ゴンから隠面消去処理の対象となるポリゴンを廃棄する
後方面廃棄処理手段と、この後方面廃棄手段によって後
方面を廃棄された3次元図形データをジオメトリ処理お
よびレンダリング処理を行うジオメトリ/レンダリング
処理手段とを具備することを特徴とする構成を有する。
【0015】本発明の請求項2に記載の3次元図形隠面
消去処理装置は、請求項1に記載の3次元図形隠面消去
処理装置を構成する手段において、前記図形データ記憶
手段が、3次元図形を構成するポリゴンの法線ベクトル
を記憶していることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項3に記載の3次元図形隠面
消去処理装置は、請求項1に記載の3次元図形隠面消去
処理装置を構成する手段において、前記図形データ記憶
手段が、3次元図形を構成するポリゴンの各頂点に対す
る視点から見たベクトルの3重積を記憶していることを
特徴とする。
【0017】上記の構成によって、本発明の請求項1に
記載の3次元図形隠面消去処理装置は、後方面廃棄処理
手段が、射影変換記憶手段およびモデリング変換記憶手
段の記憶内容に基づき、視線ベクトルとポリゴンの法線
ベクトルとの内積の符号を求め、この内積の符号によっ
て図形データ記憶部に記憶されたポリゴンが前方面か後
方面かを判別し、隠面消去処理の対象となるポリゴンを
廃棄して、ポリゴンの数を減らした後、ジオメトリ処理
およびレンダリング処理を行う。
【0018】本発明の請求項2に記載の3次元図形隠面
消去処理装置は、図形データ記憶手段が、3次元図形を
構成するポリゴンの法線ベクトルを記憶しているので、
この記憶されたポリゴンの法線ベクトルを利用して、視
線ベクトルとポリゴンの法線ベクトルとの内積の符号を
求めることができる。
【0019】本発明の請求項3に記載の3次元図形隠面
消去処理装置は、図形データ記憶手段が、3次元図形を
構成するポリゴンの各頂点に対する視点から見たベクト
ルの3重積を記憶しているので、この記憶されたベクト
ルの3重積を利用して、視線ベクトルとポリゴンの法線
ベクトルとの内積の符号を求めることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の3次元図形
隠面消去処理装置の機能ブロック図である。図形データ
記憶部1は、3次元図形を構成するポリゴンの各頂点座
標を記憶している。モデリング変換設定部2は、この図
形データ記憶部1に記憶された3次元図形を、視点を基
準にモデルの座標を変換するためのマトリクスデータを
生成し出力する。モデリング変換記憶部4は、このモデ
リング変換設定部2の出力を記憶する。射影変換設定部
3は、データ記憶部1に記憶された各ポリゴンの頂点に
対する、視点からの透視射影の視線ベクトルまたは平行
射影の視線ベクトルと、ポリゴンの法線ベクトルとの内
積を求めるための演算式を出力する。射影変換記憶部5
は、この射影変換設定部3の出力を記憶する。
【0021】後方面廃棄処理部6は、射影変換記憶部3
およびモデリング変換記憶部4の記憶内容に基づき、ポ
リゴンの法線ベクトルと視線ベクトルとの内積の符号を
求め、ポリゴンが視点の方に表側が向いている前方面か
裏側が向いている後方面かを判別する。そして図形デー
タ記憶部1に記憶された3次元図形を構成するポリゴン
から隠面消去処理の対象となるポリゴンを廃棄して出力
する。ジオメトリ/レンダリング処理部7は、この後方
面廃棄処理部6によって後方面を廃棄された3次元図形
データに対してジオメトリ処理およびレンダリング処理
を行う。
【0022】図形データ記憶部1、モデリング変換記憶
部4、射影変換記憶部5は、メモリなどによって構成さ
れ、モデリング変換設定部2、射影変換設定部3、後方
面廃棄処理部6、ジオメトリ/レンダリング処理部7
は、マイクロコンピュータなどによって構成されてい
る。
【0023】図2(a)は、透視射影の場合の射影中心
(視点)20とモデルの面22(三角形A111)と
の関係を示す。面22は、図形データ記憶部1に記憶さ
れたモデル座標における面21(三角形ABC)の各頂
点座標を、モデリング変換設定部2にて設定された射影
中心(視点)20を基準に、変換マトリクスMを用いて
以下の数1によってモデリング変換して視点座標におけ
る図形としたものである。
【0024】 f(x)=Mx+m (1) ここにx、mはベクトルを表す。
【0025】射影中心20から面22への視方向ベクト
ルa1と面22の法線ベクトルnとの成す角度によっ
て、視点から見たポリゴン(面22)の表裏を判別でき
る。すなわち内積(a1,n)の符号を判断すれば、視点か
ら見て裏面を向いているポリゴンを検出できる。
【0026】上記面22の法線ベクトルnは、外積[ヘ゛ク
トルA11,ヘ゛クトルA11]を用いて n=[ヘ゛クトルA11,ヘ゛クトルA11] (2 ) と表すことができる。
【0027】その結果、上記内積はベクトルの3重積を
用いて、 (a1,n)=(a1,[ヘ゛クトルA11,ヘ゛クトルA11]) (3 ) と表すことができる。
【0028】また上記式(3)は、変換マトリクスMを
用いて、 (a1,[ヘ゛クトルA11,ヘ゛クトルA11])=detM(a,[b,c])+detM(M-1m,[ヘ゛クトル AB,ヘ゛クトルAC]) ( 4) と表すことができる。ここにdetMは変換マトリクスM
の行列式、M-1は変換マトリクスMの逆行列を表す。ま
たa、b、cは、モデル座標における視点から面21
(三角形ABC)の各頂点A、B、Cへのベクトルを表
す。
【0029】図2(b)は、平行射影の場合の視方向ベ
クトルeと面22との関係を示す。この場合は、視方向
ベクトルeと面22の法線ベクトルnとの内積の符号を
判断するため、ベクトルの3重積を用いて、 (e,[ヘ゛クトルA11,ヘ゛クトルA11])=detM(M-1e,[ヘ゛クトルAB,ヘ゛クトルAC]) ( 5) と表すことができる。
【0030】モデリング変換設定部2は変換マトリクス
Mを用いて、detM、M-1m、M-1eをそれぞれ計算
し、モデリング変換記憶部4に記憶する。
【0031】射影変換設定部3は、上記式(4)または
式(5)のいずれの演算式を用いるか射影変換記憶部5
に記憶する。
【0032】後方面廃棄処理部6は、射影変換記憶部3
に記憶された式(4)または式(5)の演算式と、モデ
リング変換記憶部4に記憶されたdetM、M-1m、M-1
eとに基づき、ポリゴンの法線ベクトルと視線ベクトル
との内積を求める。そしてその内積の符号にて、ポリゴ
ンが視点の方に表側が向いている前方面か裏側が向いて
いる後方面かを判別する。そして図形データ記憶部1に
記憶された3次元図形を構成するポリゴンから隠面消去
処理の対象となるポリゴンを廃棄して出力する。
【0033】ジオメトリ/レンダリング処理部7は、こ
の後方面廃棄処理部6によって後方面を廃棄された3次
元図形データに対して、射影変換、クリッピング処理、
正規化処理、ビューポート変換などのジオメトリ処理お
よびレンダリング処理を行う。その結果、視点座標にお
ける面22は、図2(c)に示すようなスクリーン上の
2次元のウィンドウ座標における面23(三角形A22
2)に変換される。
【0034】上述のようにモデルに対し、視点を設定し
た段階で、3次元図形を構成する各ポリゴンが視点から
見て前方面か後方面かを判別して、隠面消去処理の対象
となるポリゴンを廃棄した後、モデリング変換処理、光
源処理および射影変換などを行う。このことによって、
処理するポリゴンの数を減らすことができ、画像処理を
高速化できる。
【0035】さらにポリゴンの法線ベクトルすなわち外
積[ヘ゛クトルAB,ヘ゛クトルAC]、および設定された視点から
見たポリゴンの各頂点に対するベクトルの3重積(a,
[b,c])をあらかじめ求めて、図形データ記憶部1に3
次元図形データとして記憶することによって、この記憶
されたデータを用いて、より高速な画像処理が可能とな
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の請求項1に
記載の3次元図形隠面消去処理装置は、後方面廃棄処理
手段が、射影変換記憶手段およびモデリング変換記憶手
段の記憶内容に基づき、視線ベクトルとポリゴンの法線
ベクトルとの内積の符号を求め、この内積の符号によっ
て図形データ記憶部に記憶されたポリゴンが前方面か後
方面かを判別し、隠面消去処理の対象となるポリゴンを
廃棄して、ポリゴンの数を減らした後、ジオメトリ処理
およびレンダリング処理を行うので、画像処理の高速化
が可能となる。
【0037】本発明の請求項2に記載の3次元図形隠面
消去処理装置は、図形データ記憶手段が、3次元図形を
構成するポリゴンの法線ベクトルを記憶しているので、
この記憶されたポリゴンの法線ベクトルを利用して、視
線ベクトルとポリゴンの法線ベクトルとの内積の符号を
求めることができる。その結果より高速な画像処理が可
能となる。
【0038】本発明の請求項3に記載の3次元図形隠面
消去処理装置は、図形データ記憶手段が、3次元図形を
構成するポリゴンの各頂点に対する視点から見たベクト
ルの3重積を記憶しているので、この記憶されたベクト
ルの3重積を利用して、視線ベクトルとポリゴンの法線
ベクトルとの内積の符号を求めることができる。その結
果より高速な画像処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3次元図形隠面消去処理装置の機能ブ
ロック図である。
【図2】(a)は透視射影のモデル、(b)は平行射影
のモデル、(c)はウィンドウ座標における射影を示す
図である。
【図3】Open GLにおける3次元図形のデータ処理の
フローチャートである。
【符号の説明】
1 図形データ記憶部 2 モデリング変換設定部 3 射影変換設定部 4 モデリング変換記憶部 5 射影変換記憶部 6 後方面廃棄処理部 7 ジオメトリ/レンダリング処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元図形を立体画像処理する装置にお
    いて、 3次元図形を構成するポリゴンの各頂点座標を記憶する
    図形データ記憶手段と、 この図形データ記憶手段に記憶された3次元図形を、視
    点を基準に幾何変換するためのマトリクスデータを出力
    するモデリング変換設定手段と、 このモデリング変換設定手段の出力を記憶するモデリン
    グ変換記憶手段と、 前記データ記憶部に記憶された3次元図形を構成するポ
    リゴンの頂点に対する、前記視点からの透視射影の視線
    ベクトルまたは平行射影の視線ベクトルと、前記ポリゴ
    ンの法線ベクトルとの内積を求めるための演算式を出力
    する射影変換設定手段と、 この射影変換設定手段の出力を記憶する射影変換記憶手
    段と、 この射影変換記憶手段および前記モデリング変換記憶手
    段の記憶内容に基づき、前記視線ベクトルとポリゴンの
    法線ベクトルとの内積の符号を求め、この内積の符号に
    よって前記ポリゴンが視点の方に表側が向いている前方
    面か裏側が向いている後方面かを判別して、前記図形デ
    ータ記憶部に記憶された3次元図形を構成するポリゴン
    から隠面消去処理の対象となるポリゴンを廃棄する後方
    面廃棄処理手段と、 この後方面廃棄手段によって後方面を廃棄された3次元
    図形データをジオメトリおよびレンダリング処理を行う
    ジオメトリ/レンダリング処理手段とを具備することを
    特徴とする3次元図形隠面消去処理装置。
  2. 【請求項2】 前記図形データ記憶手段が、3次元図形
    を構成するポリゴンの法線ベクトルを記憶していること
    を特徴とする請求項1に記載の3次元図形隠面消去処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記図形データ記憶手段が、3次元図形
    を構成するポリゴンの各頂点に対する視点から見たベク
    トルの3重積を記憶していることを特徴とする請求項1
    に記載の3次元図形隠面消去処理装置。
JP8184728A 1996-07-15 1996-07-15 3次元図形隠面消去処理装置 Pending JPH1031755A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100420856B1 (ko) * 2001-01-26 2004-03-02 학교법인연세대학교 순서 비의존 투명성을 하드웨어적으로 제공해주는 병렬 렌더링 가속기
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KR100885547B1 (ko) 2007-04-23 2009-02-26 주식회사 지니프릭스 디지털 대화형 방송을 위한 3차원 그래픽 형성 방법, 상기방법을 이용한 3차원 그래픽 형성 시스템
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JP2013539136A (ja) * 2010-09-28 2013-10-17 インテル コーポレイション モーションブラー及び被写界深度のためのバックフェースカリング

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