JPH10316236A - スラットコンベヤ - Google Patents

スラットコンベヤ

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JPH10316236A
JPH10316236A JP12981897A JP12981897A JPH10316236A JP H10316236 A JPH10316236 A JP H10316236A JP 12981897 A JP12981897 A JP 12981897A JP 12981897 A JP12981897 A JP 12981897A JP H10316236 A JPH10316236 A JP H10316236A
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JP
Japan
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slat conveyor
shoe
article
slat
articles
Prior art date
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Pending
Application number
JP12981897A
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English (en)
Inventor
Makio Saito
牧雄 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kanetsu KK
Original Assignee
Toyo Kanetsu KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スラットコンベヤにおいて、物品が詰まった
とき、物品に損傷を与えないようにするとともに、スラ
ットコンベヤ自身、損傷を受けないようにすること。 【解決手段】 ガイドレール15に沿って案内されるシ
ュー14によりスラット13上で物品を移動するスラッ
トコンベヤ10において、ガイドレール15の一部分が
シュー14からの特定値以上の圧力により揺動可能とな
っている検知手段11を備えている。複数の搬入口10
aから搬入されて合流領域10bで詰まった物品Wは、
シュー14を介して検知手段11の検知レール23を押
圧し、異常状態を報せるか、或いは、スラットコンベヤ
10を自動的に停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送される物品を
仕分け・合流するスラットコンベヤにおいて、物品が詰
まったとき、その異常状態を検知する物品詰まり検知装
置に関する。
【0002】
【従来技術】従来のスラットコンベヤは仕分け作業に使
用され、物品に直接触れるシューのスラット長手方向の
動きはガイドレールに支配されている。そして、この仕
分けにおいて、ガイドレールが分岐されることとなり、
また、両サイドへの仕分けではガイドレールが交差する
構成となっている。
【0003】また、複数の搬入口から搬送された物品を
少数列、例えば1列に合流させるスラットコンベヤが提
案されている。このスラットコンベヤでは、複数ライン
を全て受け止められる幅を備えるスラットがその幅と垂
直の物品搬送方向に循環移動しており、この複数ライン
から搬送されてくる物品が乗せ込まれる。スラットの下
部では搬送方向斜めで搬送幅を狭めるようにガイドレー
ルが配設され、このガイドレールに案内されているスラ
ット上を移動するシューによって、搬送領域を狭めて、
物品を幅寄合流させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の仕分用スラット
コンベヤは、シューとスラットとの間に物品の挟み込み
現象が発生することが避けられないが、この現象は分岐
・交差位置で特に多く発生している。
【0005】また、合流のスラットコンベヤにおける物
品の搬入では、複数の各搬入ラインが制御され、各ライ
ンからの物品の供給順番とその間隔のタイミングが予め
決められ、それに従って物品が流されるので通常は合流
領域で物品が干渉することはない。しかしながら、この
ような合流の効率化のためには、搬送スピードを速め、
供給間隔を狭くすることが望まれており、このような状
況では小さな障害によるタイミングずれでも、合流時の
物品干渉が発生することがある。これについては、仕分
け用のスラットコンベヤについても同じようなことが言
える。
【0006】このような場合、スラットコンベヤは、循
環移動を継続しているため、スラットとシューとで複数
の物品を合流領域に無理に押込み、物品に損傷を与える
という問題がある。さらに、スラットコンベヤは、物品
を合流領域に押込み続けるため、過負荷によって、コン
ベヤ自体も損傷を受ける可能性もあるという問題もあ
る。
【0007】本発明は、上記の問題に鑑み、タイミング
ずれ等によって物品が詰まっても、物品に損傷を与えな
いとともに、スラットコンベヤ自身、損傷を受けないよ
うにするスラットコンベヤを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を、本発明は、
ガイドレールに沿って案内されるシューによりスラット
上で物品を移動するスラットコンベヤであって、ガイド
レールの一部分がシューからの特定値以上の圧力により
揺動可能となっている検知手段である構成とすることで
達成している。また、上記目的は、平行する複数ライン
から搬入される物品を合流させるようにシューを案内す
るガイドレールを備えるスラットコンベヤであって、物
品が合流する位置付近の前記ガイドレールの一部分がシ
ューからの特定値以上の圧力により揺動可能となってい
る検知手段である構成により達成できる。上記検知手段
の揺動により異常圧力検出表示もしくはスラットコンベ
ヤの駆動停止の少なくとも一方を行う異常検出応答手段
を備える構成とすることができる。
【0009】上記の構成のスラットコンベヤにおいて、
まず物品は、スラットに載せられて搬送される。ガイド
レールの所定位置の一部分には上述のように検出手段が
配置されており、この位置で何らかの障害が発生し、物
品によりシューに無理な力が掛かるような状態である
と、検出手段がその旨を検出することとなる。ここで、
シューに無理な力が掛かる障害としては、シューとスラ
ットとの間の物品の挟み込み現象が代表的で、このよう
な現象は特に分岐・交差位置に多く発生する。そこで、
この近傍に検出手段を設けることが好適である。また、
検出手段により異常を検出した場合、異常検出応答手段
により、これを表示手段で知らせたり、コンベヤ自体を
停止させることができる。
【0010】また、合流用スラットコンベヤにおいて
は、合流領域に複数の物品が送り込まれて、詰まったと
き、物品はシューを介して検知手段を押圧する。このと
き、上述と同様に異常検出応答手段は、例えば、警報機
を作動させて作業員に物品が詰まったことを報せるか、
或いは、同時に、コンベヤを自動的に停止させる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を次の
図に基づいて説明する。先ず、図1において合流スラッ
トコンベヤ10を、図2において検知手段である物品詰
まり検知装置11の構成を説明する。スラットコンベヤ
10は、複数の搬入口10aから搬入された物品Wを合
流領域10bにおいて、合流させるコンベヤであり、チ
ェーン12によって端部同士が互いに連結された、互い
に平行なスラット13と、スラット13の軸方向へ移動
可能に設けられたシュー14と、スラット13の循環移
動方向と斜めに交差してスラット13の下方に配設され
たガイドレール15とを備えている。
【0012】スラットコンベヤ10の合流領域10bに
は、物品詰まり検知装置11が組み込まれている。本実
施形態では片側のガイドレール15にのみ備えている
が、これは両側に配置してもよい。この物品詰まり検知
装置11は、ガイドレール15の一部分を切断した形態
で形成され、下流端23aがピン21によってコンベヤ
のフレームである固定部材22に枢着された検知レール
23と、この検知レール23を物品の合流領域の方へ
(矢印Aの方へ)回動付勢するスプリングである弾性体
24と、検知レール23の合流領域から離れる方向(矢
印B方向)への回動を検知する検知センサー25と、こ
の検知レール23が物品Wの合流領域内に突出しないよ
うにするストッパー26とよって構成されている。ま
た、この検知センサー25に異常検出応答装置30が接
続され、図示しない表示装置又はコンベヤの駆動制御等
を行う。
【0013】弾性体24は、検知レール23の上流端2
3bに取り付けられた水平な軸27に設けられ、軸27
上のナット28と、固定部材22から突出した突片29
との間に介在している。軸27は、突片29を貫通して
いる。検知レール23は、常時、弾性体24によって合
流領域10b側へ付勢され、ストッパー26に当接し
て、合流領域10b内に突出しないように規制されてい
る。
【0014】次に、スラットコンベヤ10と物品詰まり
検知装置11の作用を説明する。チェーン12によって
循環移動するスラット13は、各搬入口10aから搬入
された物品Wを上流から下流へと搬送する。このとき、
スラット13上のシュー14は、ガイドレール15に案
内されて、コンベヤの端に位置し、スラット13と一体
に移動する。
【0015】合流領域10bに到達したシュー14は、
シュー14の下面に突設した突片(図示せず)がガイド
レール15の搬送方向に対して斜めに配置された部分に
当接することによって、ガイドレール15に沿って案内
され、検知レール23にも案内されてスラットコンベヤ
10上を斜めに移動し、合流領域10bにある物品Wを
押圧して斜めに移動させる。この結果、各搬入口10a
から搬入された物品Wは合流することとなる。
【0016】ところが、合流領域10bに送り込まれた
物品Wが複数あり、何らかの理由で搬送のタイミングず
れを起こし、合流領域10bで干渉するように搬送され
た場合、それらの物品Wの合計幅が流路幅より広い場合
には搬送詰まりとなり、シュー14を介して検知レール
23を弾性体24に抗して矢印B方向へ回動させるだけ
の圧力を発生する。検知レール23にはドグ23cが備
えられており、このドグ23cが検知センサー25のレ
バー25aに接触し押圧すると、検知センサー25は異
常検出応答装置30に信号を送り、それにより、例えば
警報機又は表示器を作動させて、作業員に物品Wが詰ま
ったことを報せるか、或いは、コンベヤ制御によって、
コンベヤを自動的に停止させる。ここで、検知レール2
3が必要以上に回動した場合に、ドグ23cが検知セン
サー25又はレバー25aを必要以上に押して破壊した
りしないように、ドグ23cの先端はレバー25aを所
定量だけ押した後に逃げる構成となっている。
【0017】なお、検知レール23は、合流領域10b
に物品Wが詰まっていないとき回動しないようになって
いなければならない。また、逆に、物品Wが詰まったと
き回動するようになっていなければならない。従って、
弾性体24の弾力は、両方の状態を満足するように調整
されていなければならない。この調整は、例えばナット
28の締め込みによって行なわれる。なお、上記実施形
態では、検知レール23は下流端23aがピン21によ
ってコンベヤのフレームである固定部材22に枢着され
ている。
【0018】図3には仕分け用のスラットコンベヤが示
されている。この中で、主レール60は搬送方向(矢印
C方向)に沿って設けられ、移動シュー(図示しない)
のガイドローラ61が係合し、この移動シューは搬送方
向Cに案内される。分岐レール62は搬送方向C左右い
ずれか一方の側の主レール60から分岐して、他方の側
の主レール60に合流し、且つ、平面視でX状に交差す
るように設けられている。移動シューのガイドローラ6
1が主レール60から分岐レール62へ移されること
で、移動シューを搬送方向C左右の所定の仕分け方向に
案内する。
【0019】ここで、各分岐レール62の交差箇所64
においてはそれぞれいずれの分岐レール62も一部欠落
した状態で上流側と下流側に分割されており、少なくと
もガイドローラ61の外径寸法よりも長いレール欠落区
間65が形成されている。これらレール欠落区間65に
よって、いずれの分岐レール62に案内されて移動する
ガイドローラ61も、交差箇所64を通過可能としてい
る。レール欠落区間65には、揺動又は往復動可能な切
換部材66が設けられており、切換部材66は、揺動又
は往復運動することによって、レール欠落区間65にお
いて、いずれか一方の分岐レール62の上流側と下流側
を連続させる。
【0020】上記構成によれば、分岐部66及び交差箇
所64においてはシューの移動が不安定に成りやすく、
従って、特に、それぞれの下流部分66a,64aに上
述の物品詰まり検知装置11と同様の装置を配置するこ
とで、物品の停滞をいち早く検出することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スラッ
トコンベヤで物品が何らかの障害でシューに異常な押圧
力をかけるとき、その異常状態を報せ、更にはコンベヤ
を停止するようになっているため、物品やスラットコン
ベヤの損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスラットコンベヤの一実施形態の概略
平面図である。
【図2】本発明のスラットコンベヤに使用されている物
品詰まり検知装置の平面図である。
【図3】本発明のスラットコンベヤの一実施形態の概略
平面図である。
【符号の説明】
W 物品 10 スラットコンベヤ 10a 搬入口 10b 合流領域 13 スラット 14 シュー 15 ガイドレール 22 固定部材 23 検知レール 23a 下流端 24 弾性体 25 検知センサー 26 ストッパー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールに沿って案内されるシュー
    によりスラット上で物品を移動するスラットコンベヤに
    おいて、 前記ガイドレールの一部分がシューからの特定値以上の
    圧力により揺動可能となっている検知手段であることを
    特徴とするスラットコンベヤ。
  2. 【請求項2】 前記検知手段の揺動により異常圧力検出
    表示もしくはスラットコンベヤの駆動停止の少なくとも
    一方を行う異常検出応答手段を備えることを特徴とする
    請求項1に記載のスラットコンベヤ。
  3. 【請求項3】 平行する複数ラインから搬入される物品
    (W)を合流させるようにシュー(14)を案内するガイド
    レール(15)を備えるスラットコンベヤ(10)において、 物品(W)が合流する位置付近の前記ガイドレール(15)
    の一部分がシュー(14)からの特定値以上の圧力により揺
    動可能となっている検知手段(25)であることを特徴とす
    るスラットコンベヤ。
  4. 【請求項4】 前記検知手段(25)の揺動により異常圧力
    検出表示もしくはスラットコンベヤの駆動停止の少なく
    とも一方を行う異常検出応答手段を備えることを特徴と
    する請求項3に記載のスラットコンベヤ。
JP12981897A 1997-05-20 1997-05-20 スラットコンベヤ Pending JPH10316236A (ja)

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JP12981897A JPH10316236A (ja) 1997-05-20 1997-05-20 スラットコンベヤ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014094812A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Toyo Kanetsu Solutions Kk スライドシュー異常検知装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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