JPH10315899A - 車両安全用の高温ガス発生器 - Google Patents
車両安全用の高温ガス発生器Info
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- JPH10315899A JPH10315899A JP10063045A JP6304598A JPH10315899A JP H10315899 A JPH10315899 A JP H10315899A JP 10063045 A JP10063045 A JP 10063045A JP 6304598 A JP6304598 A JP 6304598A JP H10315899 A JPH10315899 A JP H10315899A
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- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
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- B60R21/264—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic
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- B60R2021/2648—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic using only solid reacting substances, e.g. pellets, powder comprising a plurality of combustion chambers or sub-chambers
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- Fluid Mechanics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 膨張速度の調整が可能で、エアバッグを完全
に膨張させるために最大容量のガスを解放或いは所定量
ガスを解放してエアバッグを部分的に膨張させ得る製造
安価且つ容易であるガス発生器を提供する。 【解決手段】 チューブの母量の長さLが外径Dを越
え;チューブは一部品から成る円筒状の管であり;チュ
ーブは2つの隔壁部3、4によって上流部分7と中間部
分8と下流部分10とに分けられ、隔壁部3、4の各々は
最初閉じられているノズル5、6を有し、上流部分7及
び下流部分10の各々は火工装薬を包含し;チューブ内に
は点火システム13、14が挿入され、チューブ両端部はリ
ング11、12によって閉じられ;安全バルブ26は上流部分
7から進入するガスと下流部分10とを隔離するように、
中間部分8及び下流部分10の間に設けた隔壁部4に当接
している。
に膨張させるために最大容量のガスを解放或いは所定量
ガスを解放してエアバッグを部分的に膨張させ得る製造
安価且つ容易であるガス発生器を提供する。 【解決手段】 チューブの母量の長さLが外径Dを越
え;チューブは一部品から成る円筒状の管であり;チュ
ーブは2つの隔壁部3、4によって上流部分7と中間部
分8と下流部分10とに分けられ、隔壁部3、4の各々は
最初閉じられているノズル5、6を有し、上流部分7及
び下流部分10の各々は火工装薬を包含し;チューブ内に
は点火システム13、14が挿入され、チューブ両端部はリ
ング11、12によって閉じられ;安全バルブ26は上流部分
7から進入するガスと下流部分10とを隔離するように、
中間部分8及び下流部分10の間に設けた隔壁部4に当接
している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の安全の分野
に関係し、更に詳細には、エアバッグを膨張させるため
の火工技術的な高温ガス発生器に関する。
に関係し、更に詳細には、エアバッグを膨張させるため
の火工技術的な高温ガス発生器に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】近時、新
しいガス発生器が出現している。2つの独立した燃焼チ
ャンバの中に配設された2つの電気的なイニシエータ
(initiator)によって、これらのガス発生器の流量は様
々なパラメータに応じて変更できるように構成されてい
る。そのパラメータとしては、温度、衝撃の特性及び強
烈さ、乗員の位置及び寸法などである。一般的に、2つ
のイニシエータの作動の引き金(トリガー)は時間的に
数ミリ秒だけずれている。このずれは、電気的に或いは
時間に関するプログラムによって成し遂げられる。これ
により、ガス発生器の流量、従って、エアバッグ内の圧
力は最適化される。
しいガス発生器が出現している。2つの独立した燃焼チ
ャンバの中に配設された2つの電気的なイニシエータ
(initiator)によって、これらのガス発生器の流量は様
々なパラメータに応じて変更できるように構成されてい
る。そのパラメータとしては、温度、衝撃の特性及び強
烈さ、乗員の位置及び寸法などである。一般的に、2つ
のイニシエータの作動の引き金(トリガー)は時間的に
数ミリ秒だけずれている。このずれは、電気的に或いは
時間に関するプログラムによって成し遂げられる。これ
により、ガス発生器の流量、従って、エアバッグ内の圧
力は最適化される。
【0003】米国特許第5,219,178 号は、乗員(passen
ger )用の火工技術的な高温ガス発生器を開示してい
る。この高温ガス発生器は、2つの燃焼チャンバを含
む。燃焼チャンバの各々は、火工装薬(pyrotechnic ch
arge)とイニシエータを有する。燃焼チャンバは、拡散
チャンバ(diffusion chamber )によって相互に隔てら
れている。衝撃時に、第1のチャンバは、1のイニシエ
ータによって発火する。火工装薬の燃焼によって生じる
ガスは、フィルタ濾過の後で、拡散チャンバに到達す
る。これらのガスによって、乗員がシートに対して正確
に位置することができるように、20ミリ秒のオーダー
の時間的な範囲内で、エアバッグの緩やかな膨張が起き
る。別の(第2の)燃焼チャンバは作動を開始し、エア
バッグの急速な膨張が起き、エアバッグの完全な展開が
もたらされる。しかるに、このガス発生器は、エアバッ
グの膨張速度を変えることができるが、エアバッグへの
最終的な放出ガス量を状況に適したように制限すること
ができない。
ger )用の火工技術的な高温ガス発生器を開示してい
る。この高温ガス発生器は、2つの燃焼チャンバを含
む。燃焼チャンバの各々は、火工装薬(pyrotechnic ch
arge)とイニシエータを有する。燃焼チャンバは、拡散
チャンバ(diffusion chamber )によって相互に隔てら
れている。衝撃時に、第1のチャンバは、1のイニシエ
ータによって発火する。火工装薬の燃焼によって生じる
ガスは、フィルタ濾過の後で、拡散チャンバに到達す
る。これらのガスによって、乗員がシートに対して正確
に位置することができるように、20ミリ秒のオーダー
の時間的な範囲内で、エアバッグの緩やかな膨張が起き
る。別の(第2の)燃焼チャンバは作動を開始し、エア
バッグの急速な膨張が起き、エアバッグの完全な展開が
もたらされる。しかるに、このガス発生器は、エアバッ
グの膨張速度を変えることができるが、エアバッグへの
最終的な放出ガス量を状況に適したように制限すること
ができない。
【0004】欧州特許EP0,428,298 は、火工技術的な高
温ガス発生器を開示しており、その本体は、接続システ
ムに押し付けられる2つの独立した異なる長さのシリン
ダから成る。従って、このガス発生器は、拡散チャンバ
を迂回する2つの燃焼チャンバを有する。燃焼チャンバ
の各々は、接続システムによって支持された金属板を介
して拡散チャンバから独立している。衝撃の重大さにも
よるが、2つの燃焼チャンバの一方を開始させることが
でき或いは両方を同時に開始させることができる。この
システムは、発生するガスの量を制限することができる
が、これに反して、エアバッグの膨張速度を変えること
ができない。その上、この種のガス発生器は、製造する
のに相当複雑であり、これにより車両の安全の分野にお
ける適用・応用が相当制限される。
温ガス発生器を開示しており、その本体は、接続システ
ムに押し付けられる2つの独立した異なる長さのシリン
ダから成る。従って、このガス発生器は、拡散チャンバ
を迂回する2つの燃焼チャンバを有する。燃焼チャンバ
の各々は、接続システムによって支持された金属板を介
して拡散チャンバから独立している。衝撃の重大さにも
よるが、2つの燃焼チャンバの一方を開始させることが
でき或いは両方を同時に開始させることができる。この
システムは、発生するガスの量を制限することができる
が、これに反して、エアバッグの膨張速度を変えること
ができない。その上、この種のガス発生器は、製造する
のに相当複雑であり、これにより車両の安全の分野にお
ける適用・応用が相当制限される。
【0005】当業者は、状況にもよるが、膨張速度を調
整する可能性を有したまま、エアバッグを完全に膨張さ
せるために最大容量のガスを解放したり、或いは、所定
量のガスを解放してエアバッグを部分的に膨張させたり
することを可能にする、製造が安価且つ容易である火工
技術的なガス発生器を捜し求めている。
整する可能性を有したまま、エアバッグを完全に膨張さ
せるために最大容量のガスを解放したり、或いは、所定
量のガスを解放してエアバッグを部分的に膨張させたり
することを可能にする、製造が安価且つ容易である火工
技術的なガス発生器を捜し求めている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、側壁を有する円筒状のチューブと、2つの
火工装薬と、2つの点火システム、とを含み、チューブ
の母量の長さが外径を越えているような、車両安全用の
高温ガス発生器において、 i)チューブは、一部品から成る円筒状の管であり、 ii)チューブは、チューブに形成した2つの隔壁部によ
って、上流部分と中間部分と下流部分とに分けられ、隔
壁部の各々は、最初閉じられているノズルを有し、上流
部分及び下流部分の各々は、火工装薬を包含し、 iii)チューブ内には、点火システムが挿入され、チュ
ーブの両端部は、リングによって閉じられ、 iv)安全バルブは、上流部分から進入するガスと下流部
分とを隔離するように、チューブの中間部分及び下流部
分の間に設けた隔壁部に当接していることを構成上の特
徴とする。
に本発明は、側壁を有する円筒状のチューブと、2つの
火工装薬と、2つの点火システム、とを含み、チューブ
の母量の長さが外径を越えているような、車両安全用の
高温ガス発生器において、 i)チューブは、一部品から成る円筒状の管であり、 ii)チューブは、チューブに形成した2つの隔壁部によ
って、上流部分と中間部分と下流部分とに分けられ、隔
壁部の各々は、最初閉じられているノズルを有し、上流
部分及び下流部分の各々は、火工装薬を包含し、 iii)チューブ内には、点火システムが挿入され、チュ
ーブの両端部は、リングによって閉じられ、 iv)安全バルブは、上流部分から進入するガスと下流部
分とを隔離するように、チューブの中間部分及び下流部
分の間に設けた隔壁部に当接していることを構成上の特
徴とする。
【0007】本発明の本質的な特徴によると、安全バル
ブは、下流部分の中に収容された火工装薬が下流部分の
中に収容された点火システムの燃焼の結果のみによって
点火され得る、ということを確実にする。上流部分の中
に収容される点火システムを単に作動開始させることに
より、制限した量のガスを解放し、エアバッグを部分的
に膨張させることができるし、あるいは、両方の点火シ
ステムを同時に若しくは時間差をもたせて作動開始させ
ることによりエアバッグを完全に膨張させることができ
る。尚、時間差をもたせた作動開始の場合、エアバッグ
膨張速度の変更が可能である。
ブは、下流部分の中に収容された火工装薬が下流部分の
中に収容された点火システムの燃焼の結果のみによって
点火され得る、ということを確実にする。上流部分の中
に収容される点火システムを単に作動開始させることに
より、制限した量のガスを解放し、エアバッグを部分的
に膨張させることができるし、あるいは、両方の点火シ
ステムを同時に若しくは時間差をもたせて作動開始させ
ることによりエアバッグを完全に膨張させることができ
る。尚、時間差をもたせた作動開始の場合、エアバッグ
膨張速度の変更が可能である。
【0008】好ましくは、火工装薬は、いわゆるダブル
ベース(double base )組成物(すなわち、ニトロセル
ロース及びニトログリセリンをベースにした組成物)の
グループから選択した組成物、あるいは、1つの有機バ
インダー(organic binder)と少なくとも1つの酸化薬
(oxidizing charge)とをベースにした合成組成物から
構成される。
ベース(double base )組成物(すなわち、ニトロセル
ロース及びニトログリセリンをベースにした組成物)の
グループから選択した組成物、あるいは、1つの有機バ
インダー(organic binder)と少なくとも1つの酸化薬
(oxidizing charge)とをベースにした合成組成物から
構成される。
【0009】都合のよいことに、火工装薬の各々は、円
筒状のケーシングによって側壁から隔てられ、従って、
鉄材料に接触している時間に悪化するという事実から成
る、ダブルベース組成物によってもたらされる不都合は
回避され、火工装薬の正確且つ確かな燃焼が保証され
る。更に、火工装薬が合成組成物から構成される場合、
火工装薬を包含する円筒状のケーシングは、火工装薬の
燃焼を保証するのに充分な圧力を保持することを可能に
すると共に、周囲の水蒸気から火工装薬を保護すること
を可能にする。
筒状のケーシングによって側壁から隔てられ、従って、
鉄材料に接触している時間に悪化するという事実から成
る、ダブルベース組成物によってもたらされる不都合は
回避され、火工装薬の正確且つ確かな燃焼が保証され
る。更に、火工装薬が合成組成物から構成される場合、
火工装薬を包含する円筒状のケーシングは、火工装薬の
燃焼を保証するのに充分な圧力を保持することを可能に
すると共に、周囲の水蒸気から火工装薬を保護すること
を可能にする。
【0010】好ましくは、中間部分は、穴を具えてお
り、拡散手段を構成する。本発明の第2の特徴に従い、
上流部分と下流部分の各々における、火工装薬とノズル
との間には、フィルタ濾過及び支持用のメッシュが配設
される。本発明の第3の特徴に従い、上流部分と下流部
分の各々における、リングと火工装薬との間には、バネ
が介装され、火工装薬がメッシュに対して押圧される。
り、拡散手段を構成する。本発明の第2の特徴に従い、
上流部分と下流部分の各々における、火工装薬とノズル
との間には、フィルタ濾過及び支持用のメッシュが配設
される。本発明の第3の特徴に従い、上流部分と下流部
分の各々における、リングと火工装薬との間には、バネ
が介装され、火工装薬がメッシュに対して押圧される。
【0011】好適な第1の実施態様に従い、上流部分と
下流部分の各々における円筒状のケーシングは、バネと
火工装薬とメッシュとを囲んでいる。円筒状ケーシング
は、円筒状のケースのような形状を有しており、破裂デ
ィスクとして機能し得る閉じた端部がノズルに押圧され
ている。好適な第2の実施態様に従い、上流部分と下流
部分の円筒状ケーシングは、火工装薬を包含するチュー
ブ状のケーシングの形状を有しており、ノズルは、独立
した破裂ディスクによって閉じられている。
下流部分の各々における円筒状のケーシングは、バネと
火工装薬とメッシュとを囲んでいる。円筒状ケーシング
は、円筒状のケースのような形状を有しており、破裂デ
ィスクとして機能し得る閉じた端部がノズルに押圧され
ている。好適な第2の実施態様に従い、上流部分と下流
部分の円筒状ケーシングは、火工装薬を包含するチュー
ブ状のケーシングの形状を有しており、ノズルは、独立
した破裂ディスクによって閉じられている。
【0012】都合のよいことに、チューブの中間部分の
側壁内部には、円筒状のコンデンサが押圧される。コン
デンサは、例えばロール状のメッシュから構成され得
る。好ましくは、火工装薬の各々は、円筒状のブロック
の形状を有し、該ブロックには、該ブロックの軸線に平
行な複数個のチャネルが穿設されており、該チャネル
は、チューブの回転軸線に平行である。
側壁内部には、円筒状のコンデンサが押圧される。コン
デンサは、例えばロール状のメッシュから構成され得
る。好ましくは、火工装薬の各々は、円筒状のブロック
の形状を有し、該ブロックには、該ブロックの軸線に平
行な複数個のチャネルが穿設されており、該チャネル
は、チューブの回転軸線に平行である。
【0013】好適な第3の実施態様に従い、安全バルブ
は、中間部分及び下流部分の間に設けた隔壁部に対して
対面するように、中間部分内に配設される。好ましく
は、安全バルブは、タブを介して中央ディスクに接続さ
れた外周リングを含む一部品から成る円筒状構成要素を
含み、中央ディスクの面積は、隔壁部のノズルの出口の
断面積と少なくとも等しい。
は、中間部分及び下流部分の間に設けた隔壁部に対して
対面するように、中間部分内に配設される。好ましく
は、安全バルブは、タブを介して中央ディスクに接続さ
れた外周リングを含む一部品から成る円筒状構成要素を
含み、中央ディスクの面積は、隔壁部のノズルの出口の
断面積と少なくとも等しい。
【0014】従って、本発明に係るガス発生器は、次の
ような利点を有する。一方では、その製造にあたって、
少ない数の構成要素で済み、その組立は容易に自動化す
ることができ、これにより、エアバッグの正確且つ確か
な膨張を保証しながら、製造コストの実質的な著しい低
減が可能である。他方では、発生するガスの量もしくは
エアバッグの膨張速度が変更可能であるという事実は、
深刻な衝撃に適合し得るような保護を提供できるという
ことを意味する。
ような利点を有する。一方では、その製造にあたって、
少ない数の構成要素で済み、その組立は容易に自動化す
ることができ、これにより、エアバッグの正確且つ確か
な膨張を保証しながら、製造コストの実質的な著しい低
減が可能である。他方では、発生するガスの量もしくは
エアバッグの膨張速度が変更可能であるという事実は、
深刻な衝撃に適合し得るような保護を提供できるという
ことを意味する。
【0015】本発明の好適な実施の形態については、図
1〜3を参照して以下に詳細に記載されよう。
1〜3を参照して以下に詳細に記載されよう。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜3を参照すると、本発明に
係る火工技術的(pyrotechnic )な高温ガス発生器(ho
t-gas generator )は、クリンプ加工(crimp )できる
程に充分な延性を有した金属(すなわち、好ましくは、
20%より大きい伸び特性と、400MPaより高い破
壊強度、とを有した金属)から形成される円筒状のチュ
ーブ1を含む。このチューブ1は、2個の開いた端部を
有し、側壁2を有し、その母量(generatrices)の長さ
Lは、外径Dよりも大きい。図1及び2に示す例におい
ては、長さLは、外径Dの6倍に概ね等しい。2つの内
部の隔壁部3、4は、クリンプ加工により側壁2の内部
に形成され、各々がノズル5、6を具えている。チュー
ブ1は、連続した上流部分7、中間部分8、及び下流部
分10に分けることができる。
係る火工技術的(pyrotechnic )な高温ガス発生器(ho
t-gas generator )は、クリンプ加工(crimp )できる
程に充分な延性を有した金属(すなわち、好ましくは、
20%より大きい伸び特性と、400MPaより高い破
壊強度、とを有した金属)から形成される円筒状のチュ
ーブ1を含む。このチューブ1は、2個の開いた端部を
有し、側壁2を有し、その母量(generatrices)の長さ
Lは、外径Dよりも大きい。図1及び2に示す例におい
ては、長さLは、外径Dの6倍に概ね等しい。2つの内
部の隔壁部3、4は、クリンプ加工により側壁2の内部
に形成され、各々がノズル5、6を具えている。チュー
ブ1は、連続した上流部分7、中間部分8、及び下流部
分10に分けることができる。
【0017】上流部分7と下流部分10の両方におい
て、チューブ1の開放端部は、打ち抜きリング11、1
2によって閉塞されている。チューブ内部には、シャン
ト15、16によって保護されたコネクタを有する電気
的イグナイタ13、14が挿入されている。イグナイタ
13、14は、破砕性を有する金属キャップ17、38
によって取付けられコイルバネ18、19によって囲ま
れ、内部には、例えばボロン/硝酸カリウムのタイプの
パウダーのような点火パウダー(firing powder)が包
含されている。コイルバネ18、19は、打ち抜きリン
グ11、12に当接し、円筒状のブロック20、21の
一端に当接している。ブロック20、21は、火工装薬
(pyrotechnic charge)を構成しており、ブロック2
0、21の軸線に平行な19個のチャネルが穿設されて
いる。このブロック20、21の軸線は、チューブ1の
回転軸線と一致している。ブロック20、21の他端
は、フィルタメッシュ22、23に当接している。フィ
ルタメッシュ22、23は、ブロック21、21に対し
て凸状を呈している。円筒状のケース24、25は、打
ち抜きリング11、12に当接している開いた端部と、
ノズル5、6のための破裂ディスクとして機能する隔壁
部3、4に押し付けられている閉じた端部、とを有す
る。ケース24、25は、コイルバネ18、19、ブロ
ック20、21、及びフィルタメッシュ22、23を囲
んでいる。
て、チューブ1の開放端部は、打ち抜きリング11、1
2によって閉塞されている。チューブ内部には、シャン
ト15、16によって保護されたコネクタを有する電気
的イグナイタ13、14が挿入されている。イグナイタ
13、14は、破砕性を有する金属キャップ17、38
によって取付けられコイルバネ18、19によって囲ま
れ、内部には、例えばボロン/硝酸カリウムのタイプの
パウダーのような点火パウダー(firing powder)が包
含されている。コイルバネ18、19は、打ち抜きリン
グ11、12に当接し、円筒状のブロック20、21の
一端に当接している。ブロック20、21は、火工装薬
(pyrotechnic charge)を構成しており、ブロック2
0、21の軸線に平行な19個のチャネルが穿設されて
いる。このブロック20、21の軸線は、チューブ1の
回転軸線と一致している。ブロック20、21の他端
は、フィルタメッシュ22、23に当接している。フィ
ルタメッシュ22、23は、ブロック21、21に対し
て凸状を呈している。円筒状のケース24、25は、打
ち抜きリング11、12に当接している開いた端部と、
ノズル5、6のための破裂ディスクとして機能する隔壁
部3、4に押し付けられている閉じた端部、とを有す
る。ケース24、25は、コイルバネ18、19、ブロ
ック20、21、及びフィルタメッシュ22、23を囲
んでいる。
【0018】好ましくは、上流部分7の長さは、下流部
分10のそれよりも長く、上流部分7に収容されたブロ
ック20は、下流部分10に収容されたものよりも大き
い。一部品(one-piece )から成る円筒状の金属製コン
ポーネントから構成される安全バルブ26は、タブ39
を介して中央ディスク28に接続された外周リング27
を含む。中央ディスク28の面積は、少なくともノズル
6の出口の断面積と等しい。安全バルブ26は、中間部
分8の内部において、隔壁部4に対面するように配置さ
れる。隔壁部4は、上述したように、チューブ1の中間
部分8と下流部分10との間の境界において、クリンプ
加工により側壁2の内部に形成される。中央ディスク2
8は、ノズル6の出口オリフィスを閉塞する。例えばロ
ール状のメッシュで形成された多孔性の円筒状のコンデ
ンサ29は、中間部分8の側壁2内部に押圧されてい
る。コンデンサ29は、隔壁部3に当接した開放端部を
有すると共に、安全バルブ26に当接した別の開放端部
を有する。
分10のそれよりも長く、上流部分7に収容されたブロ
ック20は、下流部分10に収容されたものよりも大き
い。一部品(one-piece )から成る円筒状の金属製コン
ポーネントから構成される安全バルブ26は、タブ39
を介して中央ディスク28に接続された外周リング27
を含む。中央ディスク28の面積は、少なくともノズル
6の出口の断面積と等しい。安全バルブ26は、中間部
分8の内部において、隔壁部4に対面するように配置さ
れる。隔壁部4は、上述したように、チューブ1の中間
部分8と下流部分10との間の境界において、クリンプ
加工により側壁2の内部に形成される。中央ディスク2
8は、ノズル6の出口オリフィスを閉塞する。例えばロ
ール状のメッシュで形成された多孔性の円筒状のコンデ
ンサ29は、中間部分8の側壁2内部に押圧されてい
る。コンデンサ29は、隔壁部3に当接した開放端部を
有すると共に、安全バルブ26に当接した別の開放端部
を有する。
【0019】このタイプのガス発生器は、多機能検出シ
ステムに接続されており、次のような作動内容を可能に
する。軽い衝撃の場合、衝突検出器によって発せられた
信号は、上流部分7のイグナイタ13の点火の引き金を
引くことになり、これにより、点火パウダーが点火され
る。発生した燃焼ガスは、キャップ17を吹き飛ばし、
ブロック20に接触し、従って、ブロック20が燃焼す
る。ノズル5を閉じるケース24の破裂強度に圧力が達
すると、ケースがノズル5の近傍で破裂し、ガスがチュ
ーブ1の中間部分8の中に進入し、多孔性のコンデンサ
29を貫通し、エアバッグを膨張させるために穴9を通
って漏出する。安全バルブ26によって、ブロック20
によって上流部分7で発生した高温ガスがノズル6近傍
の下流部分10のケース25を破裂させてブロック21
が燃焼するような事態を回避することができる。
ステムに接続されており、次のような作動内容を可能に
する。軽い衝撃の場合、衝突検出器によって発せられた
信号は、上流部分7のイグナイタ13の点火の引き金を
引くことになり、これにより、点火パウダーが点火され
る。発生した燃焼ガスは、キャップ17を吹き飛ばし、
ブロック20に接触し、従って、ブロック20が燃焼す
る。ノズル5を閉じるケース24の破裂強度に圧力が達
すると、ケースがノズル5の近傍で破裂し、ガスがチュ
ーブ1の中間部分8の中に進入し、多孔性のコンデンサ
29を貫通し、エアバッグを膨張させるために穴9を通
って漏出する。安全バルブ26によって、ブロック20
によって上流部分7で発生した高温ガスがノズル6近傍
の下流部分10のケース25を破裂させてブロック21
が燃焼するような事態を回避することができる。
【0020】衝撃が更に厳しい場合、下流部分のイグナ
イタ14は、イグナイタ13の後で、プログラム済みの
遅れ時間の後に燃焼する。ブロック21は、同様な形式
で燃焼し、圧力が所定限界値(a certain threshold )
に達したときに、ケース25がノズル6の近傍で破裂す
る。従って、発生したガスは、安全バルブ26の中央デ
ィスク28に圧力を及ぼし、これにより、タブ39は、
ガスの流れ方向に曲がる。従って、ガスは、最終的にエ
アバッグを膨張させるために中間部分8の中に進入す
る。
イタ14は、イグナイタ13の後で、プログラム済みの
遅れ時間の後に燃焼する。ブロック21は、同様な形式
で燃焼し、圧力が所定限界値(a certain threshold )
に達したときに、ケース25がノズル6の近傍で破裂す
る。従って、発生したガスは、安全バルブ26の中央デ
ィスク28に圧力を及ぼし、これにより、タブ39は、
ガスの流れ方向に曲がる。従って、ガスは、最終的にエ
アバッグを膨張させるために中間部分8の中に進入す
る。
【0021】最後に、衝撃が厳しい場合、イグナイタ1
3及び14は同時に作動し始めて、ブロック20及び2
1の燃焼が同時に起きる。
3及び14は同時に作動し始めて、ブロック20及び2
1の燃焼が同時に起きる。
【図1】本発明に係るガス発生器の長手方向断面図であ
る。
る。
【図2】図1に示すガス発生器の要部破断斜視図であ
る。
る。
【図3】図1及び2に示すガス発生器の安全バルブの斜
視図である。
視図である。
1…チューブ 2…側壁 3、4…隔壁部 5、6…ノズル 7…上流部分 8…中間部分 9…穴 10…下流部分 11、12…リング 13、14…イグナイタ 17、38…キャップ 18、19…コイルバネ 20、21…ブロック 22、23…フィルタメッシュ 24、25…ケース 26…安全バルブ 27…外周リング 28…中央ディスク 29…コンデンサ 39…タブ
Claims (10)
- 【請求項1】 側壁(2)を有する円筒状のチューブ
(1)と、2つの火工装薬と、2つの点火システム(1
3、14)、とを含み、チューブ(1)の母量の長さ
(L)が外径(D)を越えているような、車両安全用の
高温ガス発生器において、 i)チューブ(1)は、一部品から成る円筒状の管であ
り、 ii)チューブ(1)は、チューブ(1)に形成した2つ
の隔壁部(3、4)によって、上流部分(7)と中間部
分(8)と下流部分(10)とに分けられ、隔壁部
(3、4)の各々は、最初閉じられているノズル(5、
6)を有し、上流部分(7)及び下流部分(10)の各
々は、火工装薬を包含し、 iii)チューブ(1)内には、点火システム(13、1
4)が挿入され、チューブ(1)の両端部は、リング
(11、12)によって閉じられ、 iv)安全バルブ(26)は、上流部分(7)から進入す
るガスと下流部分(10)とを隔離するように、チュー
ブ(1)の中間部分(8)及び下流部分(10)の間に
設けた隔壁部(4)に当接していることを特徴とするガ
ス発生器。 - 【請求項2】 火工装薬の各々は、円筒状のケーシング
(24、25)によって側壁(2)から隔てられている
ことを特徴とする請求項1記載のガス発生器。 - 【請求項3】 中間部分(8)は、穴(9)を具えてお
り、拡散手段を構成することを特徴とする請求項2記載
のガス発生器。 - 【請求項4】 上流部分(7)と下流部分(10)の各
々における、火工装薬とノズル(5、6)との間には、
フィルタ濾過及び支持用のメッシュ(22、23)が配
設されることを特徴とする請求項3記載のガス発生器。 - 【請求項5】 上流部分(7)と下流部分(10)の各
々における、リング(11、12)と火工装薬との間に
は、バネ(18、19)が介装され、火工装薬がメッシ
ュ(22、23)に対して押圧されることを特徴とする
請求項4記載のガス発生器。 - 【請求項6】 上流部分(7)と下流部分(10)の各
々における円筒状のケーシング(25、25)は、バネ
(18、19)と火工装薬とメッシュ(22、23)と
を囲んでいることを特徴とする請求項5記載のガス発生
器。 - 【請求項7】 チューブ(1)の中間部分(8)の側壁
(2)内部には、円筒状のコンデンサ(29)が押圧さ
れることを特徴とする請求項5又は6のいずれか記載の
ガス発生器。 - 【請求項8】 火工装薬の各々は、円筒状のブロック
(20、21)の形状を有し、該ブロック(20、2
1)には、該ブロック(20、21)の軸線に平行な複
数個のチャネルが穿設されており、該チャネルは、チュ
ーブ(1)の回転軸線に平行であることを特徴とする請
求項1記載のガス発生器。 - 【請求項9】 安全バルブ(26)は、中間部分(8)
及び下流部分(10)の間に設けた隔壁部(4)に対し
て対面するように、中間部分(8)内に配設されること
を特徴とする請求項1記載のガス発生器。 - 【請求項10】 安全バルブ(26)は、タブ(39)
を介して中央ディスク(28)に接続された外周リング
(27)を含む一部品から成る円筒状構成要素を含み、 中央ディスク(28)の面積は、隔壁部(4)のノズル
(6)の出口の断面積と少なくとも等しいことを特徴と
する請求項9記載のガス発生器。
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FR9703062 | 1997-03-14 | ||
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