JPH10314543A - 光触媒流動循環式脱臭装置 - Google Patents

光触媒流動循環式脱臭装置

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JPH10314543A
JPH10314543A JP9140973A JP14097397A JPH10314543A JP H10314543 A JPH10314543 A JP H10314543A JP 9140973 A JP9140973 A JP 9140973A JP 14097397 A JP14097397 A JP 14097397A JP H10314543 A JPH10314543 A JP H10314543A
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JP
Japan
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titanium dioxide
dioxide particles
tower
air
deodorization
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JP9140973A
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Inventor
Takayoshi Tanaka
隆悦 田中
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Toyo Seisakusho KK
Original Assignee
Toyo Seisakusho KK
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Publication date
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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】空気から悪臭を脱臭する装置の寿命を長くし、
保守を容易にする。 【解決手段】光触媒脱臭の理論を用い、脱臭塔3内で被
処理空気11中の悪臭ガス成分を二酸化チタン粒子5に
吸着し、この二酸化チタン粒子5を管37を通して再生
塔7に導き、ブラックライト照明器31からブラックラ
イトを照射することで、吸着した悪臭ガス成分を酸化分
解し再生する。二酸化チタン粒子は、再生して管47を
通して再び脱臭塔3に戻し繰り返し使えるので、寿命が
長く、また廃棄する必要がないので保守が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気から悪臭ガ
ス成分を脱臭する脱臭装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、工場などから排出される排気に
は、種々の悪臭ガス成分が含まれる。これらの悪臭ガス
成分、特に悪臭防止法によって指定されている成分は、
脱臭装置により脱臭された後に排出されることが要求さ
れる。
【0003】従来の脱臭装置にはいくつかの脱臭方式の
ものがある。まず、物理吸着式と呼ばれるものがある。
これは、吸着剤つまり活性炭に代表されるように多孔性
の物質に悪臭ガス成分を、ファンデルワールス力による
物理吸着によって吸着させ固定するものである。
【0004】また、化学吸着式と呼ばれるものがある。
これは、化学薬品を添加した吸着剤を用い、悪臭ガス成
分を吸着剤の物理吸着により吸着した後に、化学薬品と
の化学反応によりまったく別の成分に変えて無臭化、固
定化するものであり、添加する化学薬品の種類により酸
性ガスまたはアルカリ性ガスに対応できる。
【0005】また、薬液式と呼ばれるものがある。これ
は、薬液(液状の化学薬品)によって悪臭ガス成分を含
む空気を洗浄し、悪臭ガス成分と薬液とを化学反応させ
無臭化、固定化するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、物理吸着式は
悪臭ガス成分の濃度やその時の温度変化により、一度吸
着された悪臭ガス成分が放出されてしまう問題がある。
さらに、MH3 やSOXなどの悪臭ガス成分に対しては
吸着性能が劣ってしまうという短所がある。さらに、吸
着力が飽和すると活性炭などの吸着剤を取り替える必要
がある。
【0007】また、化学吸着式においても、添加された
化学薬品との化学反応が飽和してしまうと、化学薬品を
添加した吸着剤を全量取り替えることが必要となる。ま
た脱臭装置は、化学薬品に対する耐性のある耐薬品材料
で製作しなければならない。さらに、前記2つの吸着式
は、悪臭ガス成分の濃度が高くなると吸着剤の寿命が短
くなってしまい、脱臭装置のランニング費用が高額とな
る。
【0008】また、薬液式においては、悪臭ガス成分の
濃度変化に対しPH管理や廃液処理に高度な知識や技量
を持った保守員が必要となる。さらに、廃液処理に用い
られる中和装置などの設備費が高額になる。また、保守
を誤ると二次公害の問題も生じる。さらに、例えば悪臭
で問題になる低濃度域の悪臭ガス成分の脱臭には適さな
いものである。
【0009】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、寿命が長く保守が容易な脱臭装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、脱臭前の被処理空気が下部か
ら送り込まれ、脱臭後の処理空気が上部から送り出され
る脱臭塔と、脱臭塔の上部から内部に供給され、重力に
より下方へ移動しつつ前記被処理空気中の悪臭ガス成分
を吸着して前記脱臭を行う二酸化チタン粒子と、前記脱
臭塔の下方へ移動した二酸化チタン粒子を取り込み吸着
性を再生させた後に脱臭塔の上部へ戻し供給する再生塔
と、再生塔の内部に設けられ、二酸化チタン粒子に吸着
された悪臭ガス成分を光エネルギで酸化分解して前記吸
着性の再生を行うブラックライト照明器と、二酸化チタ
ン粒子の前記取り込みと供給を行う粒体搬送装置とを備
えることを特徴とする光触媒流動循環式脱臭装置であ
る。
【0011】請求項2の発明は、さらに前記脱臭塔は、
下部に設けられ被処理空気を送り込む送風機と、上下に
多段に設けられ二酸化チタン粒子を受けつつ重力によっ
て下段に送り下部からの空気を通過させる多段の脱臭棚
とを有し、前記二酸化チタン粒子は、直径が1.4〜
2.0mmであり、前記再生塔は、上部から二酸化チタ
ン粒子を取り込み、上下に多段に設けられ二酸化チタン
粒子を受けつつ重力によって下段に送る多段の再生棚を
有し、前記ブラックライト照明器は、再生棚の側方に設
けられ、前記粒体搬送装置は、速い空気の流れで負圧を
得て二酸化チタン粒子を脱臭塔の下部から取り込み、ま
た、再生塔の下部から引き出して供給するエゼクタを有
することを特徴とする請求項1記載の光触媒流動循環式
脱臭装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1を基
に説明する。図に示すように、この実施形態の光触媒流
動循環式脱臭装置1は、空気の脱臭を行う脱臭塔3と、
脱臭に用いられた二酸化チタン粒子5を再生する再生塔
7を有する。
【0013】(脱臭塔)脱臭塔3の下部には、被処理空
気用の送風機9が設けられ、悪臭ガス成分を含む被処理
空気11が脱臭塔3の内部へ送風口13から送り込まれ
る。この送風口13の内側には、被処理空気11に含ま
れる塵埃を除去するプレフィルタ15が取り付けられて
いる。
【0014】脱臭塔3の内部には、多段の脱臭棚17が
上下方向に配置されている。各脱臭棚17は細かな孔1
9が開けられている。この孔19の大きさは、二酸化チ
タン粒子5を受け止めることができ、かつ下方からの空
気11が通過できる大きさが採用される。この孔19
は、例えば金属板にパンチングによって加工する。
【0015】各段の脱臭棚17には二酸化チタン粒子5
を下段の脱臭棚17へ送るための溢流管21が取り付け
られている。すなわち、溢流管21の上端は、脱臭棚1
7の上面から所定寸法だけ上方へ突出しており、この寸
法分の厚さの層に二酸化チタン粒子5が積層した状態
で、余った二酸化チタン粒子5が溢れ、溢流管21の上
端から内部へ落下し、下段の脱臭棚17へ送られる。
【0016】各脱臭棚17はこの溢流管21に向かって
緩やかに(図示せず)傾斜しており、二酸化チタン粒子
5は重力によって下段に送られる構造となっている。二
酸化チタン粒子5の径は球状をしており、直径は1.4
〜2.0mmであることが望ましい。
【0017】脱臭塔3の上部にはアフタフィルタ23が
設けられ、脱臭塔3内部の塵埃や二酸化チタン粒子5が
外部に飛散するのを防止する。アフタフィルタ23のさ
らに上方には、脱臭処理された処理空気24が外部へ送
られる送風口25が設けられる。
【0018】(再生塔)脱臭塔3に隣接して再生塔7が
設けられている。再生塔7の内部には前述した脱臭棚1
7とほぼ同様の構造を有する多段の再生棚27が設けら
れる。すなわち、孔28が開けられた各再生棚27は緩
やかに傾斜し、溢流管29に接続される。これら多段の
再生棚27の側方にはブラックライト照明器31が設け
られる。ここで言うブラックライトとは紫外線のように
蛍光物質に当たると可視光を出す不可視光を言う。
【0019】(粒体搬送装置)脱臭塔3と再生塔7は、
二酸化チタン粒子5を空気を用いた流動状態でやりとり
する粒体搬送装置33、35によって接続されている。
この粒体搬送装置33、35は、二酸化チタン粒子5を
脱臭塔から取り込んで再生塔7へ搬送する取込粒体搬送
装置33と、再生塔7から引き出して脱臭塔3へ供給す
る供給粒体搬送装置35とがある。
【0020】このうち取込粒体搬送装置33は、脱臭塔
3の最下段の脱臭棚17に設けられた溢流管21が、脱
臭塔3の外部で上下方向に配管された取込管37の下端
に接続されている。この下端にはエゼクタ39が設けら
れ、流動に用いられる空気を送る送風機41から配管さ
れてくる送風通路43が接続されている。取込管37の
上端は再生塔7の上部に接続されている。
【0021】また、供給粒体搬送装置35は、再生塔7
の下端に接続される。すなわち、再生塔7の最下段の再
生棚27に設けられた溢流管29から下方へ落下した二
酸化チタン粒子5を受けとるように、再生塔7の内部下
端は逆円錐形状を有する。この逆円錐形状の先端が引出
管45に接続され、さらに供給管47の下端に接続され
る。供給管47の下端にはエゼクタ49が設けられ、前
記送風通路43に接続している。供給管47の上端は脱
臭塔3に接続し、アフタフィルタ23の下側で最上段の
脱臭棚17の上に開口する。
【0022】脱臭の対象となる悪臭ガス成分の濃度や種
類により、二酸化チタン粒子5の流量、脱臭棚17の段
数、ブラックライト照明器31の出力量が設定される。
送風機41や被処理空気用の送風機9は制御装置51に
よって制御される。
【0023】この実施形態のものでは、被処理空気11
は送風機9を経て送風口13からプレフィルタ15へ送
られて塵埃が除去され、脱臭塔の下部から送り込まれ
る。被処理空気11は各段の脱臭棚17の孔19を通っ
て上昇する。このとき被処理空気11に含まれる悪臭ガ
ス成分は二酸化チタン粒子に接触し、吸着される。この
ようにして、被処理空気の悪臭ガス成分の濃度は上昇す
るに伴い徐々に吸着され、被処理空気11の脱臭処理が
行われる。
【0024】また、脱臭処理された処理空気24はアフ
タフィルタ23を通り、脱臭塔3内の塵埃や空気によっ
て飛ばされている二酸化チタン粒子5が除かれ、送風口
25から外部へ送り出される。
【0025】一方、二酸化チタン粒子5は脱臭塔3の上
部から内部に供給され、最上段の脱臭棚17に受けられ
る。この最上段の二酸化チタン粒子5は未だ吸着能力が
減少しておらず、脱臭処理の仕上げを行う。この二酸化
チタン粒子5は、脱臭棚17の図示しない傾斜に沿って
重力により移動しやがて溢流管21へ落下して、次段の
脱臭棚17に受けられる。このようにして、次々と下段
の吸着棚17へ送られる。送られるに従って、二酸化チ
タン粒子5の吸着性能は減少していく。このように、被
処理空気11の流れと二酸化チタン粒子5の流れは対向
流となっている。
【0026】最下段の脱臭棚17に受けられた二酸化チ
タン粒子5は、溢流管21を経て粒体搬送装置33へ送
られる。このとき、送風機41によって送られた空気は
送風路43を通り、エゼクタ39の細い通路の出口で負
圧を作り、最下段の溢流管21から二酸化チタン粒子5
を取込管37へ流動状態で取り込む。二酸化チタン粒子
は比重が軽く、また直径を1.4〜2.0mmとするこ
とで、空気流によって容易に流動状態になる。
【0027】取り込まれた二酸化チタン粒子5は取込管
37を上方へ流動し、再生塔7の上部から内部へ取り込
まれる。再生塔7内部では流動に用いられた空気の乱流
により二酸化チタン粒子5が浮遊している。浮遊する二
酸化チタン粒子5に対し、再生棚27の側方に設けられ
たブラックライト照明器31から紫外線などのブラック
ライトが照射される。この照射により、二酸化チタン粒
子5に吸着されていた悪臭ガス成分はブラックライトの
光エネルギで酸化分解し無臭化される。二酸化チタン粒
子5は光触媒として酸化分解を促進する。このようにし
て二酸化チタン粒子5は再び吸着性能を再生する。
【0028】再生した二酸化チタン粒子5は引出管45
からエゼクタ49によって引き出され、供給管47を通
って脱臭塔3の上方から内部へ再び供給される。このよ
うにして、二酸化チタン粒子5は粒体搬送装置33、3
5を介して脱臭塔3と再生塔7の間をやりとりされ、循
環し、半永久的に使用される。
【0029】(作用効果)以上の実施形態によれば、以
下の作用効果を得る。二酸化チタン粒子5は、再生塔3
においてブラックライトが照射され再び活性化し再生さ
れるので、半永久的に使用され得る。従って、二酸化チ
タン粒子5が産業廃棄物などとして廃棄される量は極め
て少ないものとなり、また、新たに補給すべき二酸化チ
タン粒子5も極めて少なくて済む。さらに、従来の吸着
式の吸着剤に比べ、光触媒としての二酸化チタンの量自
体も少なくて良い。よって、保守は容易である。
【0030】また、従来の薬液式などに比べ廃液処理の
ための中和装置などが全く不要であるし、従来の吸着式
に比べて設備費などは30%程度の低減が期待できる。
さらに、二酸化チタン粒子5が半永久的に使えることや
保守が容易なことから、装置のランニング費用が少なく
て済み、例えば従来の吸着式に比べ50%の低減が期待
できる。
【0031】また、二酸化チタン粒子5の特性(比重が
軽い)及び形状(球状)などから空気抵抗が少なく、例
えば従来の吸着式に比べ20%程度の空気抵抗低減が期
待できる。
【0032】さらに、光触媒である二酸化チタン粒子5
の使用量そのものが少なくて済むので、脱臭塔3や再生
塔7のケーシング寸法が小さくて済み、従来の吸着式に
比べ1/2から1/3以下になることが期待される。ま
た、ケーシング重量が軽く、従来の吸着式に比べ1/2
以下となることが期待される。さらに、従来の吸着式に
比べ高い濃度の悪臭ガス成分に対しても有効で、例えば
濃度が100ppmでも採用が可能となる。
【0033】また、被処理空気11の流れと二酸化チタ
ン粒子5の流れが対向流となっていることから、空気1
1が最終的に接触する二酸化チタン粒子5は悪臭ガス成
分の吸着性能が良好な状態であり、悪臭ガス成分が含ま
れたまま誤って外部へ送り出される可能性が小さい。
【0034】(他の実施形態)以上の実施形態において
は、ブラックライト照明器31は再生塔7の内部にのみ
設けてあるが、他の実施形態においては脱臭塔3の内部
にも設けることもできる。これにより、二酸化チタン粒
子5の再生効率を高めることが可能となる。
【0035】また、以上の実施形態においては、取込管
37や供給管47の内部にはブラックライトの光が届か
ないものであるが、これらの管37、47を透明な材質
のもので形成し、ブラックライトを積極的に照射し届か
せることを可能にできる。
【0036】さらに、以上の実施形態においては、脱臭
塔3や再生塔7は内部に棚17、27が設けられたもの
としてあるが、他の実施形態においては、このような棚
17、27を設けずに単に二酸化チタン粒子5を全体的
に浮遊させておくことも可能である。この場合には、二
酸化チタン粒子5の悪臭ガス成分の吸着性能は塔3、7
の内部で一様なものになってしまうが、粒体搬送装置に
よって二酸化チタン粒子5を常に循環させておくこと
で、一様な吸着性能をある程度以上に維持することがで
きる。
【0037】また、以上の実施形態においては、脱臭棚
17や再生棚27の孔19、28はパンチング加工によ
るものであるが、他の実施形態では脱臭棚17や再生棚
27をメッシュ材で構成することも可能である。
【0038】さらに、以上の実施形態においては、粒体
搬送装置33、35は、エゼクタ39、49を有するも
のであるが、他の実施形態ではスクリューコンベアやバ
ケットコンベアを有するものであっても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、悪臭ガス成分を吸着する二酸化チタン粒子は再生塔
においてブラックライト照明器による光エネルギで再生
されるので、半永久的に脱臭を行うことができる。した
がって、従来の吸着式や薬液式などのように飽和した吸
着剤あるいは廃液を出さないので、保守が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光触媒流動循環式脱
臭装置の全体概略図。
【符号の説明】
3 脱臭塔 5 二酸化チタン粒子 7 再生塔 9 送風機 11 被処理空気 15 プレフィルタ 17 脱臭棚 21、29 溢流管 23 アフタフィルタ 27 再生棚 31 ブラックライト照明器 33、35 粒体搬送装置 39、49 エゼクタ 41 送風機 43 送風路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01D 53/86 B01J 35/02 J B01J 21/06 B01D 53/34 116J 35/02 53/36 H J K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱臭前の被処理空気が下部から送り込ま
    れ、脱臭後の処理空気が上部から送り出される脱臭塔
    と、脱臭塔の上部から内部に供給され、重力により下方
    へ移動しつつ前記被処理空気中の悪臭ガス成分を吸着し
    て前記脱臭を行う二酸化チタン粒子と、前記脱臭塔の下
    方へ移動した二酸化チタン粒子を取り込み吸着性を再生
    させた後に脱臭塔の上部へ戻し供給する再生塔と、再生
    塔の内部に設けられ、二酸化チタン粒子に吸着された悪
    臭ガス成分を光エネルギで酸化分解して前記吸着性の再
    生を行うブラックライト照明器と、二酸化チタン粒子の
    前記取り込みと供給を行う粒体搬送装置とを備えること
    を特徴とする光触媒流動循環式脱臭装置。
  2. 【請求項2】前記脱臭塔は、下部に設けられ被処理空気
    を送り込む送風機と、上下に多段に設けられ二酸化チタ
    ン粒子を受けつつ重力によって下段に送り下部からの空
    気を通過させる多段の脱臭棚とを有し、前記二酸化チタ
    ン粒子は、直径が1.4〜2.0mmであり、前記再生
    塔は、上部から二酸化チタン粒子を取り込み、上下に多
    段に設けられ二酸化チタン粒子を受けつつ重力によって
    下段に送る多段の再生棚を有し、前記ブラックライト照
    明器は、再生棚の側方に設けられ、前記粒体搬送装置
    は、速い空気の流れで負圧を得て二酸化チタン粒子を脱
    臭塔の下部から取り込み、また、再生塔の下部から引き
    出して供給するエゼクタを有することを特徴とする請求
    項1記載の光触媒流動循環式脱臭装置。
JP9140973A 1997-05-14 1997-05-14 光触媒流動循環式脱臭装置 Pending JPH10314543A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100339700B1 (ko) * 1999-10-14 2002-06-05 유권호 대기오염물질 제거장치
JP2006035140A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Maywa Co Ltd 廃水中の農薬の分解方法

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