JPH10314138A - Mri用受信処理装置およびmr信号の受信処理方法 - Google Patents

Mri用受信処理装置およびmr信号の受信処理方法

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JPH10314138A
JPH10314138A JP9129859A JP12985997A JPH10314138A JP H10314138 A JPH10314138 A JP H10314138A JP 9129859 A JP9129859 A JP 9129859A JP 12985997 A JP12985997 A JP 12985997A JP H10314138 A JPH10314138 A JP H10314138A
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coils
mri
image
reception processing
coil
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JP9129859A
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Inventor
Motoji Haratou
基司 原頭
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被検体内に挿入する受信プローブの不感領域を
無くし、またはそれを問題とならない状態にして撮影画
像の品質を向上させるとともに、撮影の手間の増大化、
繁雑化を回避でき、撮影効率を向上させる。 【解決手段】被検体が発生したMR信号を受信する受信
部としてのバルーン部21を有し且つ被検体の内部に挿
入して使用される受信プローブ11を備え、バルーン部
21が受信したMR信号を処理して画像化する信号処理
ユニット12を備える。バルーン部21は3個の電気的
に独立したRFコイル32a〜32cを備え、これらの
RFコイルは少なくとも使用状態において互いに90度
または略90度の異なる検出感度方向を持つように配置
して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MRI(磁気共鳴
イメージング)用受信処理装置およびその受信処理方法
に関し、とくに、被検体の体腔などの内部に挿入されて
MR信号を受信するRFコイルを備えた受信プローブの
指向性の改善に関する。この受信プローブのRFコイル
は、人体の直腸内に挿入して使用される直腸用RFコイ
ル、あるいはMR内視鏡として内視鏡的に使用されるM
R内視鏡用RFコイルによって代表される。
【0002】
【従来の技術】近年、MRI(磁気共鳴イメージング)
システムが医療の分野で多用されている。MRIシステ
ムは、静磁場中に置かれた被検体の原子核スピンをラー
モア周波数の高周波信号で磁気的に励起し、この励起に
伴って発生するMR信号に基づいて画像を再構成した
り、スペクトル情報を得る装置である。
【0003】このMRIシステムでは、MR信号を受信
するのに受信専用または送受兼用のRFコイルが必要で
ある。このRFコイルを極力、患部に接近させて撮像す
るため、近年、RFコイルを内蔵させた受信プローブを
被検体の内部に挿入するタイプのものが提案されてい
る。具体的には、直腸用RFコイルやMR内視鏡用RF
コイルとして被検体内に挿入されるもので、例えば、文
献1:"Imaging tech-nique" (Magnetic Resonance Im
aging, Page 2026-2027 and 2040-2041, D.D.Stark et
al., Mosby Year Book )、および、文献2:"A Solid
Re-UsableEndorectal Receiver Coil for Magnetic Res
onance Imaging of the Prostate: design, use and co
mparison with an inflatable endorectal coil" (S
MR '95, NM deSouza et al., page 178 )のものが知
られている。
【0004】この種の受信プローブの構造の具体例を、
直腸用RFコイルを例にとり、図8に示す。この受信プ
ローブは、バルン101内にループ状の1つのRFコイ
ル102を配置しており、このRFコイル102が同軸
ケーブル103を介して整合回路104、バラン10
5、およびプリアンプ106に順次接続される。プリア
ンプ106は信号処理用の図示しない受信機に接続され
る。RFコイル102は、通常、被検体への挿入状態
で、その感度方向が静磁場B0 に対してほぼ直交状態と
なるようにバルン内に位置決めされている。バルン10
1は、受信プローブを被検体内に挿入・抜去するときに
は収縮させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の受信プローブのRFコイル102は基本的に1
ターンのループコイルで構成されていることから、静磁
場B0 の方向との位置関係に起因してコイル周囲の空間
に不感領域を有するという問題があった。つまり、この
RFコイルには物理的にMR信号を検出できない領域が
あった。
【0006】この問題を図9に基づき定量的に説明す
る。同図には、説明を単純化するため、円形ループコイ
ルをモデル化し、静磁場方向をプローブ座標系X”Y”
Z”のZ”軸と一致させて示す。(これにより、ループ
コイルはX”Z”面上に位置する。)このループコイル
の感度Sは、相反定理により、コイルに1[A]の高周
波電流を流したときに発生する磁束密度ベクトルB1
内、静磁場B0 と直交する成分の振幅に比例することが
知られている。すなわち、
【数1】 なお、ここで、太字はベクトルを、‖ ‖はベクトルの
大きさを表す。
【0007】この(1)式から分かるように、ベクトル
量B0 とB1 が平行の場合、感度S=0となるから、図
9に斜線で示す不感領域(Y”Z”面上に位置する領
域)が存在する。撮影で指定したスライス断面がこの不
感領域を含んでしまう場合、すなわち、スライス断面が
図9の原点0”を含むY”Z”面である場合、撮影に支
障を来すことになる。とくに、病変部がそのスライス断
面に在る場合、撮影できないことになる。
【0008】また、ループコイルを置く向きを図10に
示すように、コイル面が静磁場B0の方向に直交するよ
うに変えると、不感領域の向きも変わるが、やはり、高
周波磁場B1 の接線方向が静磁場B0 の方向と位置する
領域に不感領域が発生してしまう。
【0009】このように不感領域とスライス断面とが一
致または近い位置関係になる場合、その断面を全く撮影
できないか、または非常に低いS/N比でしか撮影でき
ないという問題があった。この問題を極力、回避するに
は、患者内に挿入する(した)RFコイルの位置を変更
することもできるが、そのようなコイル位置の変更は患
者に無理な姿勢を強いることにもなりかねない。このた
め、多くの場合、スライス断面が不感領域に位置または
部分的に位置するような場合、内視鏡的撮影を断念する
か、またはスライス断面を変えて再撮影するなどの対策
が必要になる。
【0010】このように従来の受信プローブには、不感
領域に起因して撮影時のスライス断面の設定に制限があ
り、直腸用RFコイルの挿入方向の変更、スライス断面
の変更、または患者の姿勢の変更を伴うことが多い。こ
れにより、患者スループットも低下していた。
【0011】本発明は、このような従来技術の現状に鑑
みてなされたもので、被検体内に挿入する受信プローブ
の不感領域を無くして、またはそれを問題とならない状
態にして撮影画像の品質を向上させるとともに、撮影の
手間の増大化、繁雑化を回避でき、撮影効率を向上させ
ることを、その目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、本発明の1つの側面によれば、被検体が発生したM
R信号を受信する受信部を有し且つ被検体の内部に挿入
して使用される受信プローブを備え、前記受信部が受信
した前記MR信号を処理して画像化するようにしたMR
I用受信処理装置において、前記受信部は複数の電気的
に独立したRFコイルを備え、この複数のRFコイルは
少なくとも使用状態において互いに異なる方向に感度を
持つように配置して成ることを特徴とする。
【0013】好適には、前記受信部は被検体の内部に挿
入され且つ膨脹・収縮可能なバルーンを備え、前記複数
のRFコイルをこのバルーンの内部に配置している。
【0014】また好適には、前記複数のRFコイルは、
互いに直交または略直交する3軸方向に検知感度を有す
る3個のRFコイルから成る。この場合、前記3個のR
Fコイルのそれぞれは例えば、ループ状コイルである。
【0015】さらに好適には、前記複数のRFコイルに
接続され且つこの複数のRFコイルの受信信号を処理し
てMR画像を生成する画像生成手段を備える。この画像
生成手段は、一例として、前記複数のRFコイルからの
受信信号に基づき受信信号毎にスライス断面の素画像を
再構成する再構成手段と、この複数枚の素画像から合成
画像を生成する合成手段とを備える。また、前記合成手
段は、前記複数枚の素画像それぞれに同一画素値を2乗
して相互に加算し平方根をとる演算処理を実施すること
で前記合成画像を生成する手段である、ことが望まし
い。
【0016】さらに好ましくは、前記再構成手段は、前
記複数のRFコイル間の磁気的相互干渉を抑制する抑制
手段を前記受信信号毎に個別に介挿している、ことであ
る。これにより、複数のRFコイルのコイル面を互いに
直交または略直交させておらず、相互の磁気的干渉が大
きいコイル配置をとった場合でも、相互の磁気的干渉が
抑制され、良好なS/N比を得ることができる。
【0017】さらに好適には、前記複数のRFコイル
は、前記バルンを前記被検体の内部で膨脹させたときに
前記複数のRFコイルが互いに直交状態または略直交状
態の配置をとるように前記バルンの内部に収納されてい
る、ことである。
【0018】また、上記目的を達成するため、本発明の
別の側面によれば、被検体の内部に互いに異なる方向に
感度を持つように配置した複数のRFコイルを持つ受信
プローブを挿入し、前記被検体が発生したMR信号を前
記複数のRFコイルで受信し、この複数のRFコイルそ
れぞれの受信信号に基づき前記被検体のスライス断面の
MR画像を生成するMR信号の受信処理方法を、採用す
ることである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の1つの実施の形
態を説明する。
【0020】この実施形態に係るMRIシステムの受信
処理装置を図1に示す。この受信処理装置は、受信プロ
ーブ11および信号処理ユニット12を備える。受信プ
ローブ11は、ここでは直腸用RFコイルとして形成さ
れており、その先端の受信部として機能するバルーン部
21と、このバルーン部21に繋がるケーブル部22と
を備える。
【0021】バルーン部21は、図2に示すように、膨
脹時に略卵形状を成す伸縮可能なゴム製のバルーン母材
31と、このバルーン母材31の内側に貼付けて、また
は、その母材膜内に埋め込んで配線した3個のループ状
のRFコイル32a,32b,32cとを備える。この
RFコイル32a〜32cは、それらの各コイル面(ル
ープ面)がバルーン母材31の膨脹時に互いに直交また
は略直交するように配置されている。この結果、RFコ
イル群の座標系として、バルーン母材31の膨脹時にお
ける原点O´を通る長手方向(バルーンの患者への挿入
方向と一致)をZ軸Z´、このZ軸に互いに直交するX
軸X´,Y軸Y´を設定すると、第1のRFコイル32
aがX´Y´面上に、第2のRFコイル32bがZ´Y
´面上に、第3のRFコイル32cがZ´X´面上にそ
れぞれ位置する。なお、このRFコイルの座標系X´Y
´Z´はMRIシステムの座標系XYZに対して任意の
向きに位置する。ここでは、MRIシステムの座標系X
YZのZ軸方向の向きが静磁場BO の方向に一致してい
る。
【0022】第1〜第3のRFコイル32a〜32cに
は個別に同調用のコンデンサが介挿され、この同調用コ
ンデンサの所定位置からケーブル部22の細径の同軸ケ
ーブル33a〜33c(例えば特性インピーダンス=5
0オーム)にそれぞれ接続されている。同軸ケーブル3
3a〜33cのそれぞれの所定位置には、その先端側か
ら順に整合回路34a(〜34c)、バラン35a(〜
35c)、およびプリダンプ調整用ケーブル35a(〜
35c)が挿入されている。
【0023】プリダンプ調整用ケーブル35a〜35c
の出力端のそれぞれは信号処理ユニット12に接続され
る。信号処理ユニット12は、その入力側に位置し且つ
プリダンプ調整用ケーブル35a〜35cに個別に接続
されるプリアンプ37a〜37cと、このプリアンプ3
7a〜37cの出力側に個別に順次、接続された検波回
路38a〜38cおよびA/D変換器39a〜39c
と、このA/D変換器39a〜39cに接続されたプロ
セッサ40とを備える。プリアンプ37a〜37cのそ
れぞれは、信号源インピーダンスが50オームのときに
低雑音特性を示す低い入力インピーダンスに設定されて
いる。
【0024】上述した整合回路34a〜34cのそれぞ
れは、可変コンデンサC1,C2,C3と補償インダク
タLとを備えて図3に示す如く形成されている。これに
より、ケーブル線路とRFコイルとの間のインピーダン
スマッチングが図られる。また、バラン35a〜35c
のそれぞれは例えば図4に示すように、同軸ケーブル3
3a(〜33c)自体を螺旋状に巻いたコイル部と、こ
のコイル部の外部導体に接続されたコンデンサCとによ
り形成されている。コンデンサCの静電容量は、同軸ケ
ーブル33a(〜33c)の外部導体とコンデンサCと
がMRIシステムで採用している共振周波数で共振する
値に設定されている。これにより、被検体とRFコイル
との間に電気的なフローティング状態がつくられ、S/
N比を向上させる。
【0025】さらに、プリダンプ調整用ケーブル35a
〜35cのそれぞれは、RFコイル同士のコイル面の直
交度がずれている場合でも、各プリアンプ37a(〜3
7c)と共働してRFコイル間の相互干渉を抑えるダン
ピング回路を形成するもので、ケーブル長さを可変して
干渉抑制状態を調節できるように設定されている。
【0026】なお、整合回路、バラン、ダンピング回路
は上述した以外の構成でもあってもよいことは勿論であ
る。
【0027】プロセッサ40は、第1〜第3のRFコイ
ル32a〜32cで受信したMR信号をそれぞれ独立に
増幅、検波、A/D変換したデジタル信号を読み込むよ
うになっている。プロセッサ40は例えばコンピュータ
で構成され、読み込んだデジタル信号に基づき各受信チ
ャンネル毎に独立して素画像を再構成した後、本受信処
理装置を1種のフェーズドアレイシステムとして使用す
るための基本的アルゴリズムである二乗加算平方根処理
(Sum of Squares)を実施する。この処理は、例えば、
論文"The NMR Phased Array", Roemer et al, Magnetic
Resonance inMedicine 16, 192-225(1990)" で知られ
ている。ゆえに、プロセッサ40により、第1〜第3の
RFコイル32a〜32cで受信したMR信号それぞれ
に基づいて独立した素画像が再構成され、この複数枚の
素画像の同一画素位置のピクセル値の2乗値が演算さ
れ、相互に加算され、その平方根が演算されて、1枚の
合成画像がつくられる。
【0028】この受信処理装置においては、上述したケ
ーブル部22のバルーン部寄りの一部が図1に示すよう
に固い棒体45の内部に収められている。棒体45のバ
ルーン部と反対側には取っ手部46が設けてある。さら
に、バルーン部21のバルーン母材31はホース47を
介して空気注入・排出用の注射器48に気密に接続され
ている。ホース47の途中には、流路開閉のためのコッ
ク49が介挿されている。
【0029】この受信プローブ11はそのバルーン部2
1から患者の直腸に挿入されて使用される。このMRI
システムでは、静磁場磁石のボア内に設置した例えば全
身用送信コイルから被検体に高周波磁場が与えられ、所
望スライス断面を選択励起し、MR信号を発生させる。
このMR信号は、受信プローブ11によって受信され、
その受信信号に基づいてスライス断面のMR画像が、3
個のRFコイル32a〜32cを共働させたことに伴う
合成画像として形成される。
【0030】ここで、3個のRFコイル32a〜32c
を共働させるコイル配置および信号処理を採ることの利
点を説明するため、それらをモデル化して、その不感領
域を説明する。
【0031】図2に示す各RFコイルをモデル化して、
その不感領域を図示すると図5に示すようになる。同図
においても、静磁場B0 の方向とコイル座標系のZ´軸
とを一致させた場合を示している。第1、第2、および
第3のRFコイル32a、32b、および32cのつく
る高周波磁束密度をB1 (1)、B1 (2)、およびB
1 (3)とすると、前記(1)式に基づき、それぞれの
RFコイルの感度S(1)、S(2)、およびS(3)
は以下のように表せられる。
【0032】
【数2】
【0033】"Sum of Squares"処理は、フェーズドアレ
イシステムの基本的な画像合成アルゴリズムの一つとし
て使用される。このアルゴリズムを採用したときの合成
画像上での感度Stotal は、
【数3】 で表せられる。この式から分かるように、Stotal =0
となるには、それぞれの磁束密度をB1 (1)、B
1 (2)、B1 (3)、およびB0 全部が互いに平行と
なる必要がある。しかし、この条件は図5の場合、バル
ーン部21の全周囲の領域において成立し得ない。換言
すれば、3個のRFコイル32a〜32cの各不感領域
が互いに重なる位置は、バルーン全周囲の空間には存在
しない。
【0034】すなわち、3個のRFコイルを指向性を互
いに違えて配置して(ここでは互いに直交状態または略
直交状態の配置)、疑似的に1つの受信部と見做せる画
像形成処理を行うことによって、この受信部には不感領
域が存在しないことになる。つまり、受信部周囲のどの
空間位置であっても常に最低1つのRFコイルがMR信
号の検出に関与しており、MR信号を受信できない空間
領域が無い。よって、この直腸用の受信プローブ11を
画像合成アルゴリズム実施の信号処理ユニット12に組
み合わせ、1種のフェーズドアレイシステムとして使用
することで、「疑似無指向性の直腸用RFコイル」を得
ることができ、無指向性で直腸周囲の任意スライス断面
の断層像を撮影できる。
【0035】これによって、生体内に導入した受信プロ
ーブの方向を静磁場B0 に対して自在に変えることがで
き、且つ、不感領域の無い測定領域を持つことができる
ので、直腸用RFコイルとして好適に使用することがで
きる。勿論、MR内視鏡用RFコイルとしても好適に使
用できる。生体の任意位置のスライス断面を撮影して
も、常に正常に(不感領域が無いという意味において正
常に)撮影することができる。このため、撮影時に患者
に無理な姿勢をとらせたり、RFコイル(受信プロー
ブ)の位置、撮影時の患者の姿勢、および/または撮影
スライス断面を変えて再撮影しなければならないなど、
従来みられた撮影および操作上の不都合を回避できる。
このように、不感領域が実質的に無いことに拠って高品
質の画像が取得できることは勿論のこと、患者の負担も
少なく、オペレータの操作上の負担も減り、強いては患
者スループットも向上するという優れたメリットがあ
る。
【0036】また、本実施形態では、複数のRFコイル
に繋がる複数の信号処理経路に、RFコイル間の磁気的
相互干渉を抑制するダンピング回路(ここでは、低入力
インピーダンスのプリアンプと長さ可変の同軸ケーブル
から成る、いわゆるプリダンプ回路)をそれぞれ挿入し
ている。このため、複数のRFコイルの検出面(コイル
面)の直交状態または殆ど直交していると見做せる略直
交状態が崩れている場合でも、また積極的にその直交状
態または略直交状態を止めて90度または略90度以外
の角度で配置した場合でも、RFコイル間の磁気的相互
干渉を的確に排除し、それぞれの受信チャンネルでS/
N比の高いMR信号を受信できる。これにより、強いて
は最終的に合成されるスライス断面のS/N比も高くな
り、高画質の断層像を得ることができる。
【0037】なお、この磁気的相互干渉を抑制する回路
は必ずしも上述したダンピング回路の構成に限定される
ものではない。例えば、システムのラーモア共振周波数
で共振する電気的な並列共振回路によって形成してもよ
いし、また、"Volume Ima-ging with MR Phased Array
s" Cecil E. Hayes et al., Magn. Reson. Med. 18,309
(1991) で提案されているように、入力インピーダンス
が低いプリアンプとRFコイル素子に挿入する短縮コン
デンサ(共振周波数を高めるコンデンサ)とを適宜に組
み合わせたダンピング回路であってもよい。
【0038】また、受信部(バルーン部21)を成すこ
れらの複数のRFコイルの検出面が互いに直交状態また
は略直交状態に配置されている場合、互いに磁気的干渉
が最も小さいので、かかるダンピング回路を設けない構
成も採り得る。
【0039】また、上述した実施形態の受信処理装置の
受信プローブには複数のRFコイルとして3個のRFコ
イルを配置する構成を採用したが、本発明にしたがうR
Fコイルの数は3個に限定されるものではない。疑似的
に不感領域を排除し且つ高いS/N比で受信するには最
小のRFコイル数は原理的に3個であるが、不感領域を
少なくし且つ実用可能なS/N比を得るという観点から
は、2個のRFコイルを検出面の角度を違えて配置する
構成を採用してもよい。この一例を図6に示す(同図は
バルーンを膨らませた状態を示す)。同図の受信プロー
ブは、一方のRFコイル51をXY面に、もう一方のR
Fコイル52をYZ面に配置したコイル構成を採用して
いる。
【0040】さらに、本発明の受信プローブのRFコイ
ル数は、場合によっては、4個以上であってもよい。
【0041】さらに、本発明の受信プローブに配置する
RFコイルの構造は上述した実施形態のものに限定され
ることなく、例えば図7に示すものであってもよい(同
図はバルーンを膨らませた状態を示す)。同図の受信プ
ローブは3個のRFコイルを使用するもので、第1のR
Fコイル53をXY面に、第2のRFコイル52をYZ
面に、第3のRFコイルをZX面に沿ってそれぞれ配置
したコイル構成を採用している。とくに、第1のRFコ
イルのバルーン膨脹時の形状は、円形ループ状ではな
く、星型と類似の多角形状を成している。これは、バル
ーン母材31の長手方向に沿って膨脹・縮小時の複数の
ひだを設け、かかる多角形状のまま膨脹・収縮させるよ
うに形成したことに拠る。このように本発明の受信プロ
ーブの複数のRFコイルは、種々の配置および形状を採
ることができる。
【0042】さらにまた、上述した実施形態のプロセッ
サでは合成画像を生成する処理として"Sum of Squares"
の処理を行うとしたが、本発明の合成画像の生成アルゴ
リズムは必ずしもこれに限定されず、この"Sum of Squa
res"を改良または発展させた種々のアルゴリズム(例え
ば、重み付け係数を変えてフィルタ処理も行うなど)を
採用してもよい。
【0043】さらに、本発明を適用して形成される受信
処理装置の受信プローブの用途は、直腸用に限定される
ものではなく、MR内視鏡として患者の各種の体腔や手
術部位にも使用できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、被検体が発生したMR信号を受信する受信
部を有し且つ被検体の内部に挿入して使用される受信プ
ローブを備え、前記受信部が受信した前記MR信号を処
理して画像化するようにしたMRI用受信処理装置にお
いて、前記受信部は複数の電気的に独立したRFコイル
を備え、この複数のRFコイルは少なくとも使用状態に
おいて互いに異なる方向に感度を持つように配置して成
ることを特徴としたので、複数のRFコイルがそれぞれ
の不感領域をカバーし合ってMR信号を受信できる。こ
の結果、受信プローブ全体としては、任意のスライス断
面に対して、あたかも不感領域を持たない、または、不
感領域が殆ど問題にならない状態で撮影でき、撮影画像
の品質を向上させるとともに、撮影の手間の増大化、繁
雑化を回避でき、撮影効率を向上させることができる。
【0045】とくに請求項2記載の発明では、前記受信
部は被検体の内部に挿入され且つ膨脹・収縮可能なバル
ーンを備え、前記複数のRFコイルをこのバルーンの内
部に配置したので、バルーンによって被検体の挿入が容
易になり、受信時のRFコイルの位置決めもできる。
【0046】とくに、請求項3記載の発明では、前記複
数のRFコイルは、互いに直交または略直交する3軸方
向に検知感度を有する3個のRFコイルから成るので、
RFコイル間の磁気的相互干渉の少なく、かつ、スライ
ス断面を任意のどの位置に設定しても、受信プローブ全
体としては不感領域を持たない無指向性のプローブを提
供できる。
【0047】とくに、請求項4記載の発明によれば、前
記3個のRFコイルのそれぞれはループ状コイルである
ので、コイル形状が簡素で、かつ、配置も容易である。
【0048】とくに、請求項5記載の発明によれば、前
記複数のRFコイルに接続され且つこの複数のRFコイ
ルの受信信号を処理してMR画像を生成する画像生成手
段を備えたので、複数のRFコイルによる複数の受信チ
ャンネルの受信信号に基づいて任意断面のMR画像を得
ることができる。
【0049】とくに、請求項6記載の発明によれば、前
記画像生成手段は、前記複数のRFコイルからの受信信
号に基づき受信信号毎にスライス断面の素画像を再構成
する再構成手段と、この複数枚の素画像から合成画像を
生成する合成手段とを備えるので、任意断面のMR画像
(合成画像)を好適に得ることができ、各RFコイル不
感領域の影響を受けない断層像を得ることができる。
【0050】とくに、請求項7記載の発明によれば、前
記合成手段は、前記複数枚の素画像それぞれに同一画素
値を2乗して相互に加算し平方根をとる演算処理を実施
することで前記合成画像を生成する手段であるので、S
/N比の良い合成画像を容易に得ることができる。
【0051】とくに、請求項8記載の発明によれば、前
記再構成手段は、前記複数のRFコイル間の磁気的相互
干渉を抑制する抑制手段を前記受信信号毎に個別に介挿
しているので、複数のRFコイルの各検出感度が互いに
直交または略直交の状態からずれている場合でも、相互
の磁気的干渉を抑えて、S/N比の高い状態でMR信号
を受信できる。
【0052】とくに、請求項9記載の発明によれば、前
記複数のRFコイルは、前記バルンを前記被検体の内部
で膨脹させたときに前記複数のRFコイルが互いに直交
状態または略直交状態の配置をとるように前記バルンの
内部に収納されているので、RFコイル間の磁気的干渉
の最も低い状態が得られ、S/N比の高い状態でMR信
号を受信できる。
【0053】一方、請求項10記載の発明に係るMR信
号の受信処理方法は、被検体の内部に互いに異なる方向
に感度を持つように配置した複数のRFコイルを持つ受
信プローブを挿入し、前記被検体が発生したMR信号を
前記複数のRFコイルで受信し、この複数のRFコイル
それぞれの受信信号に基づき前記被検体のスライス断面
のMR画像を生成することを特徴としたので、受信プロ
ーブ全体としては、任意のスライス断面に対して、あた
かも不感領域を持たない、または、不感領域が殆ど問題
にならない状態で撮影でき、撮影画像の品質を向上させ
るとともに、撮影の手間の増大化、繁雑化を回避でき、
撮影効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施形態に係るMRI用受信処
理装置の概略構成を示す図。
【図2】受信処理装置の電気的構成例を示すブロック
図。
【図3】整合回路の一例を示す回路図。
【図4】バランの一例を示す回路図。
【図5】この実施形態における3個のRFコイルそれぞ
れの不感領域と3個のRFコイル全体としての受信領域
とを説明する図。
【図6】その他の受信プローブのコイル構成を説明する
図。
【図7】その他の受信プローブのコイル構成を説明する
図。
【図8】従来のMRI用受信処理装置の一例を示すブロ
ック図。
【図9】この従来装置のRFコイルの不感領域の存在を
説明する図。
【図10】従来のRFコイルの別配置に係る不感領域の
存在を説明する図。
【符号の説明】
11 受信プローブ 12 信号処理ユニット 21 バルーン部 22 ケーブル部 31 バルーン母材 32a〜32c,51〜55 RFコイル 33a〜33c 同軸ケーブル 34a〜34c 整合回路 35a〜35c バラン 36a〜36c ダンピング調整用ケーブル 37a〜37c プリアンプ 40 プロセッサ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体が発生したMR信号を受信する受
    信部を有し且つ被検体の内部に挿入して使用される受信
    プローブを備え、前記受信部が受信した前記MR信号を
    処理して画像化するようにしたMRI用受信処理装置に
    おいて、 前記受信部は複数の電気的に独立したRFコイルを備
    え、この複数のRFコイルは少なくとも使用状態におい
    て互いに異なる方向に感度を持つように配置して成るこ
    とを特徴とするMRI用受信処理装置。
  2. 【請求項2】 前記受信部は被検体の内部に挿入され且
    つ膨脹・収縮可能なバルーンを備え、前記複数のRFコ
    イルをこのバルーンの内部に配置した請求項1記載のM
    RI用受信処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のRFコイルは、互いに直交ま
    たは略直交する3軸方向に検知感度を有する3個のRF
    コイルから成る請求項1記載のMRI用受信処理装置。
  4. 【請求項4】 前記3個のRFコイルのそれぞれはルー
    プ状コイルである請求項3記載のMRI用受信処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記複数のRFコイルに接続され且つこ
    の複数のRFコイルの受信信号を処理してMR画像を生
    成する画像生成手段を備えた請求項1に記載のMRI用
    受信処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像生成手段は、前記複数のRFコ
    イルからの受信信号に基づき受信信号毎にスライス断面
    の素画像を再構成する再構成手段と、この複数枚の素画
    像から合成画像を生成する合成手段とを備える請求項5
    記載のMRI用受信処理装置。
  7. 【請求項7】 前記合成手段は、前記複数枚の素画像そ
    れぞれに同一画素値を2乗して相互に加算し平方根をと
    る演算処理を実施することで前記合成画像を生成する手
    段である請求項6記載のMRI用受信処理装置。
  8. 【請求項8】 前記再構成手段は、前記複数のRFコイ
    ル間の磁気的相互干渉を抑制する抑制手段を前記受信信
    号毎に個別に介挿している請求項6記載のMRI用受信
    処理装置。
  9. 【請求項9】 前記複数のRFコイルは、前記バルンを
    前記被検体の内部で膨脹させたときに前記複数のRFコ
    イルが互いに直交状態または略直交状態の配置をとるよ
    うに前記バルンの内部に収納されている請求項2記載の
    MRI用受信処理装置。
  10. 【請求項10】 被検体の内部に互いに異なる方向に感
    度を持つように配置した複数のRFコイルを持つ受信プ
    ローブを挿入し、前記被検体が発生したMR信号を前記
    複数のRFコイルで受信し、この複数のRFコイルそれ
    ぞれの受信信号に基づき前記被検体のスライス断面のM
    R画像を生成することを特徴としたMR信号の受信処理
    方法。
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