JPH10312784A - 密閉形鉛蓄電池及びその不良品の判定方法 - Google Patents
密閉形鉛蓄電池及びその不良品の判定方法Info
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- JPH10312784A JPH10312784A JP9125117A JP12511797A JPH10312784A JP H10312784 A JPH10312784 A JP H10312784A JP 9125117 A JP9125117 A JP 9125117A JP 12511797 A JP12511797 A JP 12511797A JP H10312784 A JPH10312784 A JP H10312784A
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- JP
- Japan
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- valve
- valve body
- battery case
- upper lid
- sealed lead
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/30—Arrangements for facilitating escape of gases
- H01M50/317—Re-sealable arrangements
- H01M50/325—Re-sealable arrangements comprising deformable valve members, e.g. elastic or flexible valve members
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安全弁の各部材の寸法のバラツキや作製ミ
ス、或いは溶着条件にバラツキが起こった場合において
も、電池性能において悪影響が起こることのない密閉形
鉛蓄電池を得る。 【解決手段】 電槽蓋2に安全弁1を設ける。安全弁1
は、電槽蓋2の上面を窪ませて形成した弁室3と、この
弁室3の底部3Aに電槽蓋2を貫通して設けた弁孔4
と、この弁孔4の開閉を行う弁体6と、この弁体6の離
脱を防止するように電槽蓋2に支持させた上蓋8とを備
えた構造になっている。安全弁1の上蓋8の装着前の弁
体6の閉鎖板部6aの厚みAと、上蓋8の装着後の弁体
6の閉鎖板部6aの厚みBとの関係を、1≧B/A>0.
8 とする。
ス、或いは溶着条件にバラツキが起こった場合において
も、電池性能において悪影響が起こることのない密閉形
鉛蓄電池を得る。 【解決手段】 電槽蓋2に安全弁1を設ける。安全弁1
は、電槽蓋2の上面を窪ませて形成した弁室3と、この
弁室3の底部3Aに電槽蓋2を貫通して設けた弁孔4
と、この弁孔4の開閉を行う弁体6と、この弁体6の離
脱を防止するように電槽蓋2に支持させた上蓋8とを備
えた構造になっている。安全弁1の上蓋8の装着前の弁
体6の閉鎖板部6aの厚みAと、上蓋8の装着後の弁体
6の閉鎖板部6aの厚みBとの関係を、1≧B/A>0.
8 とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密閉形鉛蓄電池及び
その不良品の判定方法に関するものである。
その不良品の判定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の密閉形鉛蓄電池における安全弁1
は、図1に示すように、合成樹脂製の電槽蓋2の上面を
上面を窪ませて形成された弁室3と、この弁室3の底部
3Aに電槽蓋2を貫通して設けられた弁孔4と、この弁
孔4を包囲して弁室3の底部3Aから一対成形で立設さ
れた弁筒5と、この弁筒5の上端に被せられたゴム製の
キャップ型弁体6と、このキャップ型弁体6の離脱を防
止するように電槽蓋2の取付け凹部7に嵌め込んで超音
波溶着や接着剤により固定されている合成樹脂製の上蓋
8とを備えた構造であった。この弁体6は、弁孔4を塞
ぐ閉鎖板部6aと、この閉鎖板部6aの外周から垂下さ
れた筒状のスカート部6bとで構成されている。なお、
電槽蓋2と上蓋8との固定箇所等には、図示しないが放
圧通路が設けられている。
は、図1に示すように、合成樹脂製の電槽蓋2の上面を
上面を窪ませて形成された弁室3と、この弁室3の底部
3Aに電槽蓋2を貫通して設けられた弁孔4と、この弁
孔4を包囲して弁室3の底部3Aから一対成形で立設さ
れた弁筒5と、この弁筒5の上端に被せられたゴム製の
キャップ型弁体6と、このキャップ型弁体6の離脱を防
止するように電槽蓋2の取付け凹部7に嵌め込んで超音
波溶着や接着剤により固定されている合成樹脂製の上蓋
8とを備えた構造であった。この弁体6は、弁孔4を塞
ぐ閉鎖板部6aと、この閉鎖板部6aの外周から垂下さ
れた筒状のスカート部6bとで構成されている。なお、
電槽蓋2と上蓋8との固定箇所等には、図示しないが放
圧通路が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の安全弁1では、弁体6の閉鎖板部6aの肉厚
が製造上のトラブル等で設計値よりも厚くなった場合、
上蓋8と該弁体6との間隔が小さくなって弁作動圧(弁
体6の作動圧)が高くなり、このため内圧の上昇で電槽
に膨れが生じ、極板群の加圧が緩み、電池容量の低下が
生じたり、電槽壁に亀裂が生じたりする可能性がある。
また、上蓋8の厚みにも製造上のトラブルが生じて規格
より厚くなった場合、弁体6との間隔が小さくなって、
上記同様の現象が起こる可能性がある。このように安全
弁1の各部品の寸法にバラツキがあると、弁作動圧が高
くなる等の問題点が発生する。
うな構造の安全弁1では、弁体6の閉鎖板部6aの肉厚
が製造上のトラブル等で設計値よりも厚くなった場合、
上蓋8と該弁体6との間隔が小さくなって弁作動圧(弁
体6の作動圧)が高くなり、このため内圧の上昇で電槽
に膨れが生じ、極板群の加圧が緩み、電池容量の低下が
生じたり、電槽壁に亀裂が生じたりする可能性がある。
また、上蓋8の厚みにも製造上のトラブルが生じて規格
より厚くなった場合、弁体6との間隔が小さくなって、
上記同様の現象が起こる可能性がある。このように安全
弁1の各部品の寸法にバラツキがあると、弁作動圧が高
くなる等の問題点が発生する。
【0004】一方、超音波溶着では、電槽蓋2に上蓋8
を固定する場合、その溶着条件により溶着の状態が変わ
るので、場合によっては電池性能に悪影響を及ぼすこと
がある。図2はその溶着状態の例を示した縦断面図であ
る。即ち、超音波溶着条件が強くなる(振動数が多い,
溶着時間が長い等)と、図2のように溶着部9が溶けす
ぎて上蓋8を深く押し込んでしまうことになって、該上
蓋8で弁体6を押さえつけてしまうことにより、弁作動
圧が高くなり、上記同様の現象が起こる可能性もある。
を固定する場合、その溶着条件により溶着の状態が変わ
るので、場合によっては電池性能に悪影響を及ぼすこと
がある。図2はその溶着状態の例を示した縦断面図であ
る。即ち、超音波溶着条件が強くなる(振動数が多い,
溶着時間が長い等)と、図2のように溶着部9が溶けす
ぎて上蓋8を深く押し込んでしまうことになって、該上
蓋8で弁体6を押さえつけてしまうことにより、弁作動
圧が高くなり、上記同様の現象が起こる可能性もある。
【0005】また、上蓋8の厚みが製造上のトラブル等
で設計値より薄くなった場合、超音波溶着条件が規格値
どおりであっても、上蓋8が深く押し込まれて上記同様
の現象が起こる可能性もある。
で設計値より薄くなった場合、超音波溶着条件が規格値
どおりであっても、上蓋8が深く押し込まれて上記同様
の現象が起こる可能性もある。
【0006】このように上蓋8の固定方法としての超音
波溶着は、短時間に行えるという効果はあるものの、上
記のようにその溶着条件の変動または上蓋寸法のバラツ
キ等により電池に与える悪影響が大きいという問題点が
あった。
波溶着は、短時間に行えるという効果はあるものの、上
記のようにその溶着条件の変動または上蓋寸法のバラツ
キ等により電池に与える悪影響が大きいという問題点が
あった。
【0007】本発明の目的は、安全弁の各部材の寸法の
バラツキや作製ミス、或いは溶着条件にバラツキが起こ
った場合においても、電池性能において悪影響が起こる
ことのない安全弁を備えた密閉形鉛蓄電池を提供するこ
とである。
バラツキや作製ミス、或いは溶着条件にバラツキが起こ
った場合においても、電池性能において悪影響が起こる
ことのない安全弁を備えた密閉形鉛蓄電池を提供するこ
とである。
【0008】本発明の他の目的は、安全弁の不良の判定
を容易に行える密閉形鉛蓄電池の不良品の判定方法を提
供することである。
を容易に行える密閉形鉛蓄電池の不良品の判定方法を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電槽蓋に安全
弁が設けられ、該安全弁は電槽蓋の上面を窪ませて形成
された弁室と、該弁室の底部に電槽蓋を貫通して設けら
れた弁孔と、該弁孔の開閉を行う弁体と、該弁体の離脱
を防止するように電槽蓋に支持されている上蓋とを備え
た構造になっている密閉形鉛蓄電池を改良するものであ
る。
弁が設けられ、該安全弁は電槽蓋の上面を窪ませて形成
された弁室と、該弁室の底部に電槽蓋を貫通して設けら
れた弁孔と、該弁孔の開閉を行う弁体と、該弁体の離脱
を防止するように電槽蓋に支持されている上蓋とを備え
た構造になっている密閉形鉛蓄電池を改良するものであ
る。
【0010】本発明では、上蓋の装着前の弁体の閉鎖板
部の厚みAと、該上蓋の装着後の弁体の閉鎖板部の厚み
Bとの関係が、1≧B/A>0.8 となっている。
部の厚みAと、該上蓋の装着後の弁体の閉鎖板部の厚み
Bとの関係が、1≧B/A>0.8 となっている。
【0011】このような寸法で密閉形鉛蓄電池の安全弁
を構成すると、弁作動圧が各部材の寸法バラツキや作製
ミス、或いは溶着条件によて高くなった場合において
も、電池性能において悪影響が起こることがない。
を構成すると、弁作動圧が各部材の寸法バラツキや作製
ミス、或いは溶着条件によて高くなった場合において
も、電池性能において悪影響が起こることがない。
【0012】また本発明は、電槽蓋に安全弁が設けら
れ、該安全弁は電槽蓋の上面を窪ませて形成された弁室
と、該弁室の底部に電槽蓋を貫通して設けられた弁孔
と、該弁孔の開閉を行う弁体と、該弁体の離脱を防止す
るように電槽蓋に支持されている上蓋とを備えた構造に
なっている密閉形鉛蓄電池の不良品の判定方法に係るも
のである。
れ、該安全弁は電槽蓋の上面を窪ませて形成された弁室
と、該弁室の底部に電槽蓋を貫通して設けられた弁孔
と、該弁孔の開閉を行う弁体と、該弁体の離脱を防止す
るように電槽蓋に支持されている上蓋とを備えた構造に
なっている密閉形鉛蓄電池の不良品の判定方法に係るも
のである。
【0013】本発明では、上蓋の装着前の弁体の閉鎖板
部の厚みAと、上蓋の装着後の弁体の閉鎖板部の厚みB
との関係が、0.8 ≧B/Aのとき不良品と判定する。
部の厚みAと、上蓋の装着後の弁体の閉鎖板部の厚みB
との関係が、0.8 ≧B/Aのとき不良品と判定する。
【0014】このようにして判定を行うと、安全弁の不
良の判定、即ち、密閉形鉛蓄電池の不良品の判定を容易
に行うことができる。この場合の判定は、例えば安全弁
に埋め込み用樹脂を流し込んで固め、該安全弁の軸線方
向の中央を切断して弁体の閉鎖板部の肉厚を測定するこ
とにより行う。
良の判定、即ち、密閉形鉛蓄電池の不良品の判定を容易
に行うことができる。この場合の判定は、例えば安全弁
に埋め込み用樹脂を流し込んで固め、該安全弁の軸線方
向の中央を切断して弁体の閉鎖板部の肉厚を測定するこ
とにより行う。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る密閉形鉛蓄電
池における安全弁の実施の形態の一例を示したものであ
る。この安全弁の基本的構成は、従来の密閉形鉛蓄電池
における安全弁と同様である。
池における安全弁の実施の形態の一例を示したものであ
る。この安全弁の基本的構成は、従来の密閉形鉛蓄電池
における安全弁と同様である。
【0016】本発明に係る密閉形鉛蓄電池における安全
弁1では、上蓋8の装着前の弁体6の閉鎖板部6aの厚
みAと、該上蓋8の装着後の弁体6の閉鎖板部6aの厚
みBとの関係が、1≧B/A>0.8 となっている。
弁1では、上蓋8の装着前の弁体6の閉鎖板部6aの厚
みAと、該上蓋8の装着後の弁体6の閉鎖板部6aの厚
みBとの関係が、1≧B/A>0.8 となっている。
【0017】このような寸法で密閉形鉛蓄電池の安全弁
1を構成すると、弁体作動圧(弁体6の作動圧)が各部
材の寸法バラツキや作製ミス、或いは溶着条件によて高
くなった場合においても、内圧の上昇で電槽が膨れ、極
板群の加圧が緩み、電池容量の低下が生じたり、電槽壁
に亀裂が生じたりする等のトラブルが発生せず、電池性
能に悪影響が起こることがない。
1を構成すると、弁体作動圧(弁体6の作動圧)が各部
材の寸法バラツキや作製ミス、或いは溶着条件によて高
くなった場合においても、内圧の上昇で電槽が膨れ、極
板群の加圧が緩み、電池容量の低下が生じたり、電槽壁
に亀裂が生じたりする等のトラブルが発生せず、電池性
能に悪影響が起こることがない。
【0018】次に、本発明での数値限定の根拠について
説明する。
説明する。
【0019】液比重1.260 (25℃),容量1000Ah−2V
の上蓋8の溶着前のリテーナ式密閉形鉛蓄電池の安全弁
(ABS樹脂製電槽蓋2の弁室3の底部3Aにおける厚
み1.5 mm、ABS樹脂製弁筒5の高さ5.5mm ,ABS樹
脂製上蓋8の厚み1.4mm )1を用意し、装着前のクロロ
プレンゴム製弁体(寸法1.1 ±0.2mm )6の閉鎖板部6
aの肉厚を予め測定しておき(この値をAとする)、超
音波条件(通常条件:加圧2.5kgt,発振0.3 s,ホール
ド 0.4s)を変化させてそれぞれ上蓋8を電槽蓋2に溶
着した。
の上蓋8の溶着前のリテーナ式密閉形鉛蓄電池の安全弁
(ABS樹脂製電槽蓋2の弁室3の底部3Aにおける厚
み1.5 mm、ABS樹脂製弁筒5の高さ5.5mm ,ABS樹
脂製上蓋8の厚み1.4mm )1を用意し、装着前のクロロ
プレンゴム製弁体(寸法1.1 ±0.2mm )6の閉鎖板部6
aの肉厚を予め測定しておき(この値をAとする)、超
音波条件(通常条件:加圧2.5kgt,発振0.3 s,ホール
ド 0.4s)を変化させてそれぞれ上蓋8を電槽蓋2に溶
着した。
【0020】そして電槽に穴を開け、弁作動圧(弁体6
の作動圧)を測定した。測定条件は電槽内に昇圧速度が
200 ±20mmHg/min になるような流量の空気を導入し、
弁体6が作動した瞬間の電槽内の圧力を水銀ナノメータ
により測定した。測定後、安全弁1に埋め込み用樹脂を
流し込んで固め、中央を切って弁体6の閉鎖板部6aの
肉厚を測定した(この値をBとする)。表1にその測定
結果を示す。
の作動圧)を測定した。測定条件は電槽内に昇圧速度が
200 ±20mmHg/min になるような流量の空気を導入し、
弁体6が作動した瞬間の電槽内の圧力を水銀ナノメータ
により測定した。測定後、安全弁1に埋め込み用樹脂を
流し込んで固め、中央を切って弁体6の閉鎖板部6aの
肉厚を測定した(この値をBとする)。表1にその測定
結果を示す。
【0021】
【表1】 この結果から明らかなように、B/Aの値が小さくなる
に従い、弁作動圧が大きくなっている。当然のことであ
るが、上蓋8の溶着時に上蓋8が深く押し込まれてしま
うと、弁体6が作動しにくくなる。表1に示したよう
に、この電池の弁体6が正常に作動するときの圧力(規
格値の値)は230 〜400mmHg となっており、1≧B/A
>0.8 のときはこの範囲に入っているため問題はない。
しかし、0.8 以下の値になると、この範囲を超えて急激
に作動圧が上昇し、電池性能に悪影響を及ぼすこととな
る。なお、B/Aの値は、上蓋8の装着前と装着後の弁
体6の閉鎖板部6aの各厚みA,Bの比なので、1より
大きくなることはない。
に従い、弁作動圧が大きくなっている。当然のことであ
るが、上蓋8の溶着時に上蓋8が深く押し込まれてしま
うと、弁体6が作動しにくくなる。表1に示したよう
に、この電池の弁体6が正常に作動するときの圧力(規
格値の値)は230 〜400mmHg となっており、1≧B/A
>0.8 のときはこの範囲に入っているため問題はない。
しかし、0.8 以下の値になると、この範囲を超えて急激
に作動圧が上昇し、電池性能に悪影響を及ぼすこととな
る。なお、B/Aの値は、上蓋8の装着前と装着後の弁
体6の閉鎖板部6aの各厚みA,Bの比なので、1より
大きくなることはない。
【0022】次に、密閉形鉛蓄電池の不良品の判定方法
について説明する。
について説明する。
【0023】本発明では、上蓋8の装着前の弁体6の閉
鎖板部6aの厚みAと、上蓋8の装着後の弁体6の閉鎖
板部6aの厚みBとの関係が、0.8 ≧B/Aのとき不良
品と判定する。
鎖板部6aの厚みAと、上蓋8の装着後の弁体6の閉鎖
板部6aの厚みBとの関係が、0.8 ≧B/Aのとき不良
品と判定する。
【0024】このようにして判定を行うと、安全弁6の
不良の判定、即ち、密閉形鉛蓄電池の不良品の判定を容
易に行うことができる。この場合の判定は、密閉形鉛蓄
電池の製造工程で、サンプルとしての密閉形鉛蓄電池を
取り出し、この密閉形鉛蓄電池の安全弁1に埋め込み用
樹脂を流し込んで固め、該安全弁1をその軸線に沿って
中央で切断して弁体6の閉鎖板部6aの肉厚を測定する
ことにより行う。
不良の判定、即ち、密閉形鉛蓄電池の不良品の判定を容
易に行うことができる。この場合の判定は、密閉形鉛蓄
電池の製造工程で、サンプルとしての密閉形鉛蓄電池を
取り出し、この密閉形鉛蓄電池の安全弁1に埋め込み用
樹脂を流し込んで固め、該安全弁1をその軸線に沿って
中央で切断して弁体6の閉鎖板部6aの肉厚を測定する
ことにより行う。
【0025】上記例では、電槽蓋2を貫通する弁孔4を
包囲して弁室3の底部3Aから弁筒5を立設している構
造の安全弁1に本発明を適用した場合について説明した
が、弁筒5が存在せずに、電槽蓋2を貫通するテーパ形
弁孔に、閉鎖板部とその下面に突設された先細り形のテ
ーパ状部とからなる弁体の該テーパ状部を挿入した構造
の安全弁にも本発明を適用することができる。
包囲して弁室3の底部3Aから弁筒5を立設している構
造の安全弁1に本発明を適用した場合について説明した
が、弁筒5が存在せずに、電槽蓋2を貫通するテーパ形
弁孔に、閉鎖板部とその下面に突設された先細り形のテ
ーパ状部とからなる弁体の該テーパ状部を挿入した構造
の安全弁にも本発明を適用することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る密閉形鉛蓄電池の安全弁で
は、上蓋の装着前の弁体の閉鎖板部の厚みAと、該上蓋
の装着後の弁体の閉鎖板部の厚みBとの関係を、1≧B
/A>0.8 としているので、弁作動圧が各部材の寸法バ
ラツキや作製ミス、或いは溶着条件によて高くなった場
合においても、電池性能において悪影響が起こることが
ない。
は、上蓋の装着前の弁体の閉鎖板部の厚みAと、該上蓋
の装着後の弁体の閉鎖板部の厚みBとの関係を、1≧B
/A>0.8 としているので、弁作動圧が各部材の寸法バ
ラツキや作製ミス、或いは溶着条件によて高くなった場
合においても、電池性能において悪影響が起こることが
ない。
【0027】また本発明に係る密閉形鉛蓄電池の不良品
の判定方法では、上蓋の装着前の弁体の閉鎖板部の厚み
Aと、該上蓋の装着後の弁体の閉鎖板部の厚みBとの関
係を、0.8 ≧B/Aのとき不良品と判定するので、安全
弁の不良の判定、即ち、密閉形鉛蓄電池の不良品の判定
を容易に行うことができる。
の判定方法では、上蓋の装着前の弁体の閉鎖板部の厚み
Aと、該上蓋の装着後の弁体の閉鎖板部の厚みBとの関
係を、0.8 ≧B/Aのとき不良品と判定するので、安全
弁の不良の判定、即ち、密閉形鉛蓄電池の不良品の判定
を容易に行うことができる。
【図1】本発明に係る密閉形鉛蓄電池における安全弁の
実施の形態の一例を示す縦断面図である。
実施の形態の一例を示す縦断面図である。
【図2】この安全弁の電槽蓋と上蓋との溶着部の溶け過
ぎの状態を示す縦断面図である。
ぎの状態を示す縦断面図である。
1 安全弁 2 電槽蓋 3 弁室 3A 底部 4 弁孔 5 弁筒 6 弁体 6 弁体 6a 閉鎖板部 7 電槽蓋の取付け凹部 8 上蓋 9 溶着部
Claims (2)
- 【請求項1】 電槽蓋に安全弁が設けられ、前記安全弁
は前記電槽蓋の上面を窪ませて形成された弁室と、該弁
室の底部に電槽蓋を貫通して設けられた弁孔と、該弁孔
の開閉を行う弁体と、該弁体の離脱を防止するように前
記電槽蓋に支持されている上蓋とを備えた構造になって
いる密閉形鉛蓄電池において、 前記上蓋の装着前の前記弁体の閉鎖板部の厚みAと、前
記上蓋の装着後の前記弁体の閉鎖板部の厚みBとの関係
が、1≧B/A>0.8 であることを特徴とする密閉形鉛
蓄電池。 - 【請求項2】 電槽蓋に安全弁が設けられ、前記安全弁
は前記電槽蓋の上面を窪ませて形成された弁室と、該弁
室の底部に電槽蓋を貫通して設けられた弁孔と、該弁孔
の開閉を行う弁体と、該弁体の離脱を防止するように前
記電槽蓋に支持されている上蓋とを備えた構造になって
いる密閉形鉛蓄電池の不良品の判定方法において、 前記上蓋の装着前の前記弁体の閉鎖板部の厚みAと、前
記上蓋の装着後の前記弁体の閉鎖板部の厚みBとの関係
が、0.8 ≧B/Aのとき不良品と判定することを特徴と
する密閉形鉛蓄電池の不良品の判定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9125117A JPH10312784A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 密閉形鉛蓄電池及びその不良品の判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9125117A JPH10312784A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 密閉形鉛蓄電池及びその不良品の判定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10312784A true JPH10312784A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14902276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9125117A Withdrawn JPH10312784A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 密閉形鉛蓄電池及びその不良品の判定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10312784A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1314140C (zh) * | 2003-09-17 | 2007-05-02 | 索尼株式会社 | 电池 |
-
1997
- 1997-05-15 JP JP9125117A patent/JPH10312784A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1314140C (zh) * | 2003-09-17 | 2007-05-02 | 索尼株式会社 | 电池 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |