JPH10312353A - コンピュータシステムおよびpcカードスロットの制御方法 - Google Patents
コンピュータシステムおよびpcカードスロットの制御方法Info
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- JPH10312353A JPH10312353A JP9120462A JP12046297A JPH10312353A JP H10312353 A JPH10312353 A JP H10312353A JP 9120462 A JP9120462 A JP 9120462A JP 12046297 A JP12046297 A JP 12046297A JP H10312353 A JPH10312353 A JP H10312353A
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- Japan
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- card
- slot
- card slot
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- ata
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ブート用のATAカードを収納するPCカード
スロット以外の他のPCカードスロットを有効に動作さ
せることのできるコンピュータシステム。 【解決手段】BIOS36は、リアルタイムクロック1
8内の「ATAカードブートモード」情報が有効に設定
されている(ATAカードからのブートを実行する)と
きに、リアルタイムクロック18内の「ATAカードブ
ートスロット」情報からどのPCカードスロット161
にブート用のATAカード17が収納されているのかを
知得する。そして、BIOS36は、この「ATAカー
ドブートスロット」情報で示されるPCカードスロット
に対応して設けられるPCカードコントローラ16内の
レジスタ162の値を、ソケットサービスドライバ35
が資源として認識しない値に書き換えることにより、
(BIOS36とソケットサービスドライバ35との間
での)制御の衝突を防止する。
スロット以外の他のPCカードスロットを有効に動作さ
せることのできるコンピュータシステム。 【解決手段】BIOS36は、リアルタイムクロック1
8内の「ATAカードブートモード」情報が有効に設定
されている(ATAカードからのブートを実行する)と
きに、リアルタイムクロック18内の「ATAカードブ
ートスロット」情報からどのPCカードスロット161
にブート用のATAカード17が収納されているのかを
知得する。そして、BIOS36は、この「ATAカー
ドブートスロット」情報で示されるPCカードスロット
に対応して設けられるPCカードコントローラ16内の
レジスタ162の値を、ソケットサービスドライバ35
が資源として認識しない値に書き換えることにより、
(BIOS36とソケットサービスドライバ35との間
での)制御の衝突を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばノート
ブックタイプやパームトップタイプのパーソナルコンピ
ュータなどに適用して好適なコンピュータシステムおよ
びPCカードスロットの制御方法に係り、特にPCカー
ド(ATAカード)に記録されたシステムファイルを読
み込んでシステムの起動を実行するときに、そのPCカ
ードが収納されたPCカードスロットに関する環境設定
を適切に切り換えることにより、他のPCカードスロッ
トを有効に動作させることのできるコンピュータシステ
ムおよびPCカードスロットの制御方法に関する。
ブックタイプやパームトップタイプのパーソナルコンピ
ュータなどに適用して好適なコンピュータシステムおよ
びPCカードスロットの制御方法に係り、特にPCカー
ド(ATAカード)に記録されたシステムファイルを読
み込んでシステムの起動を実行するときに、そのPCカ
ードが収納されたPCカードスロットに関する環境設定
を適切に切り換えることにより、他のPCカードスロッ
トを有効に動作させることのできるコンピュータシステ
ムおよびPCカードスロットの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携行が容易でバッテリにより動作
可能なノートブックタイプやパームトップタイプのパー
ソナルコンピュータが種々開発されている。そして、最
近のパーソナルコンピュータでは、必要に応じてその機
能を拡張するため、図4に示したように、各種PCカー
ド17を収納するためのPCカードスロット161を備
えるものがほとんどである。
可能なノートブックタイプやパームトップタイプのパー
ソナルコンピュータが種々開発されている。そして、最
近のパーソナルコンピュータでは、必要に応じてその機
能を拡張するため、図4に示したように、各種PCカー
ド17を収納するためのPCカードスロット161を備
えるものがほとんどである。
【0003】このPCカード17には、ハードディスク
装置、フラッシュメモリ、モデム、LAN、SCSIな
ど、様々な機能を有したものが存在しており、その中に
はIDE(Intelligent Drive El
ectronics)インタフェースの標準規格である
ATA(AT Attachiment)に準拠したP
Cカードも存在する。このATAに準拠したPCカード
は、ATAカードなどと称され(以下、ATAカードと
いう)、IDEのハードディスク装置として取り扱うこ
とが可能である。
装置、フラッシュメモリ、モデム、LAN、SCSIな
ど、様々な機能を有したものが存在しており、その中に
はIDE(Intelligent Drive El
ectronics)インタフェースの標準規格である
ATA(AT Attachiment)に準拠したP
Cカードも存在する。このATAに準拠したPCカード
は、ATAカードなどと称され(以下、ATAカードと
いう)、IDEのハードディスク装置として取り扱うこ
とが可能である。
【0004】ここで、このPCカード17を適用したコ
ンピュータシステムの動作原理を図5を参照して説明す
る。
ンピュータシステムの動作原理を図5を参照して説明す
る。
【0005】PCカード17を収納するPCカードスロ
ット161は、PCカードコントローラ16によって制
御され、また、このPCカードコントローラ16には、
PCカードスロット161のサポートレベルを示す値を
格納するレジスタ162が、PCカードスロット161
それぞれに対応して設けられている。
ット161は、PCカードコントローラ16によって制
御され、また、このPCカードコントローラ16には、
PCカードスロット161のサポートレベルを示す値を
格納するレジスタ162が、PCカードスロット161
それぞれに対応して設けられている。
【0006】このPCカードコントローラ16は、ソケ
ットサービスドライバ35によって駆動制御され、ま
た、PCカード17が使用するシステム資源は、カード
サービスドライバ33によって管理される。そして、た
とえばアプリケーションプログラム31からPCカード
17に対してなんらかの処理が要求されると、その要求
は、オペレーティングシステム32を介してPCカード
デバイスドライバ34に引き渡され、さらにPCカード
デバイスドライバ34からソケットサービスドライバ3
5に引き渡されて処理される。なお、このソケットサー
ビスドライバ35およびカードサービスドライバ33
は、オペレーティングシステム32の制御下で動作する
ユーティリティプログラムとして構成されるものであ
り、システム起動時には、ソケットサービスドライバ3
5、カードサービスドライバ33の順番でロードされ起
動されるものである。
ットサービスドライバ35によって駆動制御され、ま
た、PCカード17が使用するシステム資源は、カード
サービスドライバ33によって管理される。そして、た
とえばアプリケーションプログラム31からPCカード
17に対してなんらかの処理が要求されると、その要求
は、オペレーティングシステム32を介してPCカード
デバイスドライバ34に引き渡され、さらにPCカード
デバイスドライバ34からソケットサービスドライバ3
5に引き渡されて処理される。なお、このソケットサー
ビスドライバ35およびカードサービスドライバ33
は、オペレーティングシステム32の制御下で動作する
ユーティリティプログラムとして構成されるものであ
り、システム起動時には、ソケットサービスドライバ3
5、カードサービスドライバ33の順番でロードされ起
動されるものである。
【0007】このソケットサービスドライバ35は、ロ
ードされ起動されると、まず、予め定められたI/Oポ
ートアドレスに割り当てられるPCカードコントローラ
16内のレジスタ162の値を読み取って、システム資
源として管理すべきPCカードスロット161の存在や
そのサービスレベルなどを認識する。この値はレジスタ
162に固定で保持されるものである。そして、ソケッ
トサービスドライバ35は、このPCカードスロット1
61の認識が完了すると、PCカードスロット161と
PCカード17との間のライン163をディセーブルに
する。
ードされ起動されると、まず、予め定められたI/Oポ
ートアドレスに割り当てられるPCカードコントローラ
16内のレジスタ162の値を読み取って、システム資
源として管理すべきPCカードスロット161の存在や
そのサービスレベルなどを認識する。この値はレジスタ
162に固定で保持されるものである。そして、ソケッ
トサービスドライバ35は、このPCカードスロット1
61の認識が完了すると、PCカードスロット161と
PCカード17との間のライン163をディセーブルに
する。
【0008】次に、カードサービスドライバ33がロー
ドされ起動されるが、このカードサービスドライバ33
は、ソケットサービスドライバ35からPCカードスロ
ット161に関する認識結果を受け取って、この認識結
果で管理対象とされたPCカードスロット161とPC
カード17との間のラインをイネーブルにする。そし
て、PCカード17の収納有無や種類などを判定し、必
要に応じてシステム資源を割り当てる。
ドされ起動されるが、このカードサービスドライバ33
は、ソケットサービスドライバ35からPCカードスロ
ット161に関する認識結果を受け取って、この認識結
果で管理対象とされたPCカードスロット161とPC
カード17との間のラインをイネーブルにする。そし
て、PCカード17の収納有無や種類などを判定し、必
要に応じてシステム資源を割り当てる。
【0009】このように、従来のコンピュータシステム
では、オペレーティングシステム32の制御下で動作す
るソケットサービスドライバ35およびカードサービス
ドライバ33によって、PCカードスロット161およ
びPCカード17が適切に制御されている。
では、オペレーティングシステム32の制御下で動作す
るソケットサービスドライバ35およびカードサービス
ドライバ33によって、PCカードスロット161およ
びPCカード17が適切に制御されている。
【0010】ところで、最近では、前述したATAカー
ドにシステムファイルを記録させておき、このシステム
ファイルを読み込んでシステムを起動するといった利用
形態が考えられてきている。すなわち、ATAカードを
ブート用のディスクとして取り扱うというものである。
これは、たとえば振動に強く、かつアクセスが高速なシ
リコンディスクなどがATAカードとして開発されてき
たためである。
ドにシステムファイルを記録させておき、このシステム
ファイルを読み込んでシステムを起動するといった利用
形態が考えられてきている。すなわち、ATAカードを
ブート用のディスクとして取り扱うというものである。
これは、たとえば振動に強く、かつアクセスが高速なシ
リコンディスクなどがATAカードとして開発されてき
たためである。
【0011】このATAカードをブート用のディスクと
して適用したコンピュータシステムの動作原理を図6を
参照して説明する。
して適用したコンピュータシステムの動作原理を図6を
参照して説明する。
【0012】ATAカード17によってシステムを起動
する場合、このブート用のATAカード17は、予め定
められたPCカードスロット161に収納され、BIO
S(Basic Input Output Syst
em)36は、この予め定められたPCカードスロット
161に収納されたATAカード17からシステムファ
イルを読み込んでシステムの起動を実行する。これによ
り、このATAカード17は、BIOS36の制御下に
置かれることになる。したがって、たとえばアプリケー
ションプログラム31からATAカード17に対してな
んらかの処理が要求されると、その要求は、オペレーテ
ィングシステム32を介してBIOS36に引き渡され
て処理される。なお、このときは、前述したソケットサ
ービスドライバ35およびカードサービスドライバ33
の組み込みは許されず、ブート用のATAカード17が
収納されたPCカードスロット161以外のPCカード
スロット161すべては使用不能とせざるを得ない。こ
れは、以下の理由によるものである。
する場合、このブート用のATAカード17は、予め定
められたPCカードスロット161に収納され、BIO
S(Basic Input Output Syst
em)36は、この予め定められたPCカードスロット
161に収納されたATAカード17からシステムファ
イルを読み込んでシステムの起動を実行する。これによ
り、このATAカード17は、BIOS36の制御下に
置かれることになる。したがって、たとえばアプリケー
ションプログラム31からATAカード17に対してな
んらかの処理が要求されると、その要求は、オペレーテ
ィングシステム32を介してBIOS36に引き渡され
て処理される。なお、このときは、前述したソケットサ
ービスドライバ35およびカードサービスドライバ33
の組み込みは許されず、ブート用のATAカード17が
収納されたPCカードスロット161以外のPCカード
スロット161すべては使用不能とせざるを得ない。こ
れは、以下の理由によるものである。
【0013】ATAカード17をブート用のディスクと
し、かつソケットサービスドライバ35およびカードサ
ービスドライバ33を組み込む場合、その起動時に、B
IOS36は、オペレーティングシステム32をATA
カード17からロードして起動し、さらにオペレーティ
ングシステム32からの要求で、ソケットサービスドラ
イバ35をロードして起動する。ここで、ソケットサー
ビスドライバ35は、前述したようにPCカードコント
ローラ16内のレジスタ162の値を読み取って、シス
テム資源として管理すべきPCカードスロット161の
存在やそのサービスレベルなどを認識した後、PCカー
ドスロット161とPCカード17との間のライン16
3をディセーブルにする。
し、かつソケットサービスドライバ35およびカードサ
ービスドライバ33を組み込む場合、その起動時に、B
IOS36は、オペレーティングシステム32をATA
カード17からロードして起動し、さらにオペレーティ
ングシステム32からの要求で、ソケットサービスドラ
イバ35をロードして起動する。ここで、ソケットサー
ビスドライバ35は、前述したようにPCカードコント
ローラ16内のレジスタ162の値を読み取って、シス
テム資源として管理すべきPCカードスロット161の
存在やそのサービスレベルなどを認識した後、PCカー
ドスロット161とPCカード17との間のライン16
3をディセーブルにする。
【0014】次に、BIOS36は、オペレーティング
システム32からの要求で、カードサービスドライバ3
3をATAカード17からロードしようとする。しかし
ながら、ライン163はソケットサービスドライバ35
によってディセーブルにされているために、このロード
はエラーとなり、システムがハングアップしてしまう。
システム32からの要求で、カードサービスドライバ3
3をATAカード17からロードしようとする。しかし
ながら、ライン163はソケットサービスドライバ35
によってディセーブルにされているために、このロード
はエラーとなり、システムがハングアップしてしまう。
【0015】したがって、ユーザは、ATAカード17
をブート用のディスクとしてシステムを起動するときに
は、ソケットサービスドライバ35およびカードサービ
スドライバ33を組み込まないように注意する必要があ
った。
をブート用のディスクとしてシステムを起動するときに
は、ソケットサービスドライバ35およびカードサービ
スドライバ33を組み込まないように注意する必要があ
った。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のコ
ンピュータシステムでは、ユーザは、PCカードスロッ
トに収納されたATAカードからシステムを起動させる
ときには、ソケットサービスドライバやカードサービス
ドライバなどを組み込まないように注意する必要があ
り、また、この結果として、そのATAカードが収納さ
れたPCカードスロット以外のすべてのPCカードスロ
ットを無駄にせざるを得ないといった問題があった。
ンピュータシステムでは、ユーザは、PCカードスロッ
トに収納されたATAカードからシステムを起動させる
ときには、ソケットサービスドライバやカードサービス
ドライバなどを組み込まないように注意する必要があ
り、また、この結果として、そのATAカードが収納さ
れたPCカードスロット以外のすべてのPCカードスロ
ットを無駄にせざるを得ないといった問題があった。
【0017】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たものであり、ATAカードからシステムを起動すると
きに、そのATAカードが収納されたPCカードスロッ
トに関する環境設定を適切に切り換えることにより、他
のPCカードスロットを有効に動作させることのできる
コンピュータシステムおよびPCカードスロットの制御
方法を提供することを目的とする。
たものであり、ATAカードからシステムを起動すると
きに、そのATAカードが収納されたPCカードスロッ
トに関する環境設定を適切に切り換えることにより、他
のPCカードスロットを有効に動作させることのできる
コンピュータシステムおよびPCカードスロットの制御
方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述した目
的を達成するために、PCカードスロットを資源として
認識させるための値を格納する記憶装置(たとえばPC
カードコントローラ内のレジスタなど)を書き換え可能
に構成し、ATAカードからシステムを起動するときに
は、このATAカードを収納するPCカードスロットに
対応する記憶装置内の値を資源として認識されない値に
書き換えるようにしたものである。この書き換えは、B
IOSによって行なってもよいし、BIOS以外のプロ
グラムによって行なってもよい。また、システムの起動
時に、初期処理として行なわれるものであってもよい
し、事前(たとえば前回のシステム稼働中)に行なわれ
るものであってもよい。
的を達成するために、PCカードスロットを資源として
認識させるための値を格納する記憶装置(たとえばPC
カードコントローラ内のレジスタなど)を書き換え可能
に構成し、ATAカードからシステムを起動するときに
は、このATAカードを収納するPCカードスロットに
対応する記憶装置内の値を資源として認識されない値に
書き換えるようにしたものである。この書き換えは、B
IOSによって行なってもよいし、BIOS以外のプロ
グラムによって行なってもよい。また、システムの起動
時に、初期処理として行なわれるものであってもよい
し、事前(たとえば前回のシステム稼働中)に行なわれ
るものであってもよい。
【0019】この発明によれば、たとえばソケットサー
ビスドライバなどが、このブート用のATAカードが収
納されたPCカードスロットを資源管理対象として認識
しなくなるために、このATAカードとPCカードスロ
ットとの間のラインをディセーブルにすることがなくな
り、システム起動時のハングアップなどを引き起こすこ
ともない。
ビスドライバなどが、このブート用のATAカードが収
納されたPCカードスロットを資源管理対象として認識
しなくなるために、このATAカードとPCカードスロ
ットとの間のラインをディセーブルにすることがなくな
り、システム起動時のハングアップなどを引き起こすこ
ともない。
【0020】また、このブート用のATAカードが収納
されたPCカードスロット以外のPCカードスロット
は、ソケットサービスドライバやカードサービスドライ
バなどによって適切に制御されるために、従来のように
PCカードスロットを無駄にすることもない。
されたPCカードスロット以外のPCカードスロット
は、ソケットサービスドライバやカードサービスドライ
バなどによって適切に制御されるために、従来のように
PCカードスロットを無駄にすることもない。
【0021】さらに、この発明は、ブート用のATAカ
ードが収納されるPCカードスロットを示す値を格納す
る記憶装置(たとえばリアルタイムクロック内のレジス
タなど)を備えることによって、この値で示されるPC
カードスロットをソケットサービスドライバやカードサ
ービスドライバなどの制御下に置かないようにしたもの
である。これにより、従来のようにブート用のATAカ
ードを予め定められたPCカードスロットのみならず、
所望のPCカードスロットに収納することが可能とな
る。また、たとえば複数のPCカードスロットに互いに
異なるシステムファイルを記録したATAカードを収納
しておき、この記憶装置内の値によって起動するシステ
ムを切り換えるといったことも行なえるようになる。
ードが収納されるPCカードスロットを示す値を格納す
る記憶装置(たとえばリアルタイムクロック内のレジス
タなど)を備えることによって、この値で示されるPC
カードスロットをソケットサービスドライバやカードサ
ービスドライバなどの制御下に置かないようにしたもの
である。これにより、従来のようにブート用のATAカ
ードを予め定められたPCカードスロットのみならず、
所望のPCカードスロットに収納することが可能とな
る。また、たとえば複数のPCカードスロットに互いに
異なるシステムファイルを記録したATAカードを収納
しておき、この記憶装置内の値によって起動するシステ
ムを切り換えるといったことも行なえるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1は、同実施形態に係るパーソ
ナルコンピュータの機器構成を示す図である。
実施形態を説明する。図1は、同実施形態に係るパーソ
ナルコンピュータの機器構成を示す図である。
【0023】図1に示すように、この実施形態のパーソ
ナルコンピュータは、CPU11、システムコントロー
ラ12、システムメモリ13、BIOS−ROM14、
キーボードコントローラ15、PCカードコントローラ
16、リアルタイムクロック(RTC)18、磁気ディ
スク装置(HDD)19、および表示コントローラ20
を備えている。
ナルコンピュータは、CPU11、システムコントロー
ラ12、システムメモリ13、BIOS−ROM14、
キーボードコントローラ15、PCカードコントローラ
16、リアルタイムクロック(RTC)18、磁気ディ
スク装置(HDD)19、および表示コントローラ20
を備えている。
【0024】CPU11は、システムメモリ13に格納
されたオペレーティングシステムやユーティリティを含
むアプリケーションプログラムを実行制御する。システ
ムコントローラ12は、このシステム内のメモリやI/
Oを制御するためのゲートアレイである。そして、シス
テムメモリ13は、CPU11によって実行制御される
オペレーティングシステムや、ユーティリティを含むア
プリケーションプログラムおよびアプリケーションプロ
グラムによって作成されたユーザデータなどを格納す
る。
されたオペレーティングシステムやユーティリティを含
むアプリケーションプログラムを実行制御する。システ
ムコントローラ12は、このシステム内のメモリやI/
Oを制御するためのゲートアレイである。そして、シス
テムメモリ13は、CPU11によって実行制御される
オペレーティングシステムや、ユーティリティを含むア
プリケーションプログラムおよびアプリケーションプロ
グラムによって作成されたユーザデータなどを格納す
る。
【0025】BIOS−ROM14は、システム−BI
OSおよびVGA−BIOSを記憶するためのものであ
り、プログラム書き替えが可能なように、フラッシュメ
モリによって構成されている。キーボードコントローラ
15は、キーボードやマウスなどを制御するためのもの
であり、キーボードのキーマトリクスをスキャンして押
下キーに対応する信号を受けとり、それを所定のキーコ
ード(スキャンコード)に変換する。また、このキーボ
ードコントローラ15は、専用のプロセッサを用いてマ
ウスを制御する機能を有している。
OSおよびVGA−BIOSを記憶するためのものであ
り、プログラム書き替えが可能なように、フラッシュメ
モリによって構成されている。キーボードコントローラ
15は、キーボードやマウスなどを制御するためのもの
であり、キーボードのキーマトリクスをスキャンして押
下キーに対応する信号を受けとり、それを所定のキーコ
ード(スキャンコード)に変換する。また、このキーボ
ードコントローラ15は、専用のプロセッサを用いてマ
ウスを制御する機能を有している。
【0026】PCカードコントローラ16は、PCカー
ドスロット161に収納されるPCカード17を制御す
る。このPCカードコントローラ16には、PCカード
スロット161のサポートレベルなどを示す値が格納さ
れるレジスタが、PCカードスロットそれぞれに対応し
て設けられるが、この発明では、このレジスタの値を書
き換え可能に構成した点を特徴としている。
ドスロット161に収納されるPCカード17を制御す
る。このPCカードコントローラ16には、PCカード
スロット161のサポートレベルなどを示す値が格納さ
れるレジスタが、PCカードスロットそれぞれに対応し
て設けられるが、この発明では、このレジスタの値を書
き換え可能に構成した点を特徴としている。
【0027】リアルタイムクロック(RTC)18は、
独自の動作用電池を持つ時計モジュールであり、その電
池から常時電源が供給されるCMOSメモリ181を有
している。このCMOSメモリ181は、システム動作
環境を示す環境設定情報の保存などに利用される。そし
て、この実施形態のパーソナルコンピュータでは、この
CMOSメモリ181の環境設定情報として、ATAカ
ードによるシステムの起動を実行するか否かを示す「A
TAカードブートモード」情報と、ATAカードによる
システムの起動を実行するときに、そのブート用のAT
AカードがどのPCカードスロットに収納されているの
かを示す「ATAカードブートスロット」情報とを保持
している。
独自の動作用電池を持つ時計モジュールであり、その電
池から常時電源が供給されるCMOSメモリ181を有
している。このCMOSメモリ181は、システム動作
環境を示す環境設定情報の保存などに利用される。そし
て、この実施形態のパーソナルコンピュータでは、この
CMOSメモリ181の環境設定情報として、ATAカ
ードによるシステムの起動を実行するか否かを示す「A
TAカードブートモード」情報と、ATAカードによる
システムの起動を実行するときに、そのブート用のAT
AカードがどのPCカードスロットに収納されているの
かを示す「ATAカードブートスロット」情報とを保持
している。
【0028】磁気ディスク装置(HDD)19は、シス
テムメモリ13との間でデータを送受信する大容量の2
次記憶装置である。そして、表示コントローラ20は、
LCD21やCRT22を表示制御するためのものであ
り、CPU11から表示データを受け取って、それをV
RAM23に書き込む。
テムメモリ13との間でデータを送受信する大容量の2
次記憶装置である。そして、表示コントローラ20は、
LCD21やCRT22を表示制御するためのものであ
り、CPU11から表示データを受け取って、それをV
RAM23に書き込む。
【0029】次に、このような機器構成をもつ同実施形
態のパーソナルコンピュータがATAカードからシステ
ムを起動したときの動作原理を図2を参照して説明す
る。
態のパーソナルコンピュータがATAカードからシステ
ムを起動したときの動作原理を図2を参照して説明す
る。
【0030】この実施形態のパーソナルコンピュータの
BIOS36は、システムを起動する際、まず、リアル
タイムクロック18の「ATAカードブートモード」情
報を読み出し、ATAカードブートモードが有効(AT
Aカードからブート)に設定されているかどうか判断す
る。そして、ATAカードブートモードが有効に設定さ
れていた場合、BIOS36は、さらに「ATAカード
ブートスロット」情報を読み出し、どのPCカードスロ
ット161にブート用のATAカード17が収納されて
いるのかを知得する(ここでは、PCカードスロット
(0)161であるものとする)。
BIOS36は、システムを起動する際、まず、リアル
タイムクロック18の「ATAカードブートモード」情
報を読み出し、ATAカードブートモードが有効(AT
Aカードからブート)に設定されているかどうか判断す
る。そして、ATAカードブートモードが有効に設定さ
れていた場合、BIOS36は、さらに「ATAカード
ブートスロット」情報を読み出し、どのPCカードスロ
ット161にブート用のATAカード17が収納されて
いるのかを知得する(ここでは、PCカードスロット
(0)161であるものとする)。
【0031】そして、BIOS36は、この「ATAカ
ードブートスロット」情報で示されるPCカードスロッ
ト(0)161にATAカード17が存在するかどうか
検査し、存在した場合には、このATAカード17をI
DEのハードディスク装置として初期化するとともに、
このATAカード17を自身(BIOS36)の配下と
するための各種処理を実行する。
ードブートスロット」情報で示されるPCカードスロッ
ト(0)161にATAカード17が存在するかどうか
検査し、存在した場合には、このATAカード17をI
DEのハードディスク装置として初期化するとともに、
このATAカード17を自身(BIOS36)の配下と
するための各種処理を実行する。
【0032】これらの処理が完了すると、BIOS36
は、「ATAカードブートスロット」情報で示されるP
Cカードスロット(0)161、すなわち、このブート
用のATAカード17を収納するPCカードスロット
(0)161がソケットサービスドライバ35の制御下
に置かれないための処理(隠蔽処理)を実行する。これ
は、PCカードスロット161(0)を制御するPCカ
ードコントローラ16内に備えられたレジスタ(0)1
62に格納される値を、ソケットサービスドライバ35
が資源として認識しない値に書き換えることをPCカー
ドコントローラ16に要求することによって実現され
る。そして、この隠蔽処理の完了後、BIOS36は、
このATAカード17からブートするための設定を行な
い、システムの起動を実行する。
は、「ATAカードブートスロット」情報で示されるP
Cカードスロット(0)161、すなわち、このブート
用のATAカード17を収納するPCカードスロット
(0)161がソケットサービスドライバ35の制御下
に置かれないための処理(隠蔽処理)を実行する。これ
は、PCカードスロット161(0)を制御するPCカ
ードコントローラ16内に備えられたレジスタ(0)1
62に格納される値を、ソケットサービスドライバ35
が資源として認識しない値に書き換えることをPCカー
ドコントローラ16に要求することによって実現され
る。そして、この隠蔽処理の完了後、BIOS36は、
このATAカード17からブートするための設定を行な
い、システムの起動を実行する。
【0033】このシステムの起動に伴なってロードされ
起動されたソケットサービスドライバ35は、予め定め
られたI/Oポートアドレスに割り当てられるPCカー
ドコントローラ16内のレジスタ(0,1)162の値
を読み取った際、システム資源として管理すべきPCカ
ードスロットとして、PCカードスロット(1)161
のみを認識する。したがって、ソケットサービスドライ
バ35は、このPCカードスロット(1)161とPC
カード17との間のライン163bのみをディセーブル
にする(ライン163aはイネーブルのまま)。
起動されたソケットサービスドライバ35は、予め定め
られたI/Oポートアドレスに割り当てられるPCカー
ドコントローラ16内のレジスタ(0,1)162の値
を読み取った際、システム資源として管理すべきPCカ
ードスロットとして、PCカードスロット(1)161
のみを認識する。したがって、ソケットサービスドライ
バ35は、このPCカードスロット(1)161とPC
カード17との間のライン163bのみをディセーブル
にする(ライン163aはイネーブルのまま)。
【0034】次に、カードサービスドライバ33が、ソ
ケットサービスドライバ35のPCカードスロット16
1に関する認識結果を受け取って、この認識結果で管理
対象とされるPCカードスロット(1)161とPCカ
ード17との間のライン163bをイネーブルにする。
そして、PCカード17の収納有無や種類などを判定
し、必要に応じてシステム資源を割り当てる。
ケットサービスドライバ35のPCカードスロット16
1に関する認識結果を受け取って、この認識結果で管理
対象とされるPCカードスロット(1)161とPCカ
ード17との間のライン163bをイネーブルにする。
そして、PCカード17の収納有無や種類などを判定
し、必要に応じてシステム資源を割り当てる。
【0035】したがって、ブート用のATAカード17
およびPCカードスロット(0)161はBIOS36
の制御下に置かれ、他方のPCカード17およびPCカ
ードスロット(1)161はソケットサービスドライバ
35およびカードサービスドライバ33の制御下に置か
れることになり、たとえばアプリケーションプログラム
31からブート用のATAカード17に対してなんらか
の処理が要求されると、その要求はオペレーティングシ
ステム32を介してBIOS36に引き渡されて処理さ
れ、一方、アプリケーションプログラム31からPCカ
ード17に対してなんらかの処理が要求されると、その
要求はオペレーティングシステム32を介してPCカー
ドデバイスドライバ34に引き渡され、さらにPCカー
ドデバイスドライバ34からソケットサービスドライバ
35に引き渡されて処理されることになる。
およびPCカードスロット(0)161はBIOS36
の制御下に置かれ、他方のPCカード17およびPCカ
ードスロット(1)161はソケットサービスドライバ
35およびカードサービスドライバ33の制御下に置か
れることになり、たとえばアプリケーションプログラム
31からブート用のATAカード17に対してなんらか
の処理が要求されると、その要求はオペレーティングシ
ステム32を介してBIOS36に引き渡されて処理さ
れ、一方、アプリケーションプログラム31からPCカ
ード17に対してなんらかの処理が要求されると、その
要求はオペレーティングシステム32を介してPCカー
ドデバイスドライバ34に引き渡され、さらにPCカー
ドデバイスドライバ34からソケットサービスドライバ
35に引き渡されて処理されることになる。
【0036】このように、この実施形態のパーソナルコ
ンピュータによれば、ATAカードからシステムを起動
する際、そのブート用のATAカードが収納されたPC
カードスロット以外のPCカードスロットを使用するこ
とが可能となり、また、ブート用のATAカード17を
所望のPCカードスロット161に収納することが可能
となる。
ンピュータによれば、ATAカードからシステムを起動
する際、そのブート用のATAカードが収納されたPC
カードスロット以外のPCカードスロットを使用するこ
とが可能となり、また、ブート用のATAカード17を
所望のPCカードスロット161に収納することが可能
となる。
【0037】次に、図3を参照してこのパーソナルコン
ピュータの動作手順を説明する。
ピュータの動作手順を説明する。
【0038】BIOS36は、システムを起動する際、
まず、リアルタイムクロック18の「ATAカードブー
トモード」情報を読み出し(ステップS1)、ATAカ
ードブートモードが有効に設定されているかどうか判断
する(ステップS2)。そして、ATAカードブートモ
ードが有効に設定されていた場合(ステップS2の
Y)、BIOS36は、さらに「ATAカードブートス
ロット」情報を読み出し(ステップS3)、どのPCカ
ードスロット161にブート用のATAカード17が収
納されているのかを知得する。
まず、リアルタイムクロック18の「ATAカードブー
トモード」情報を読み出し(ステップS1)、ATAカ
ードブートモードが有効に設定されているかどうか判断
する(ステップS2)。そして、ATAカードブートモ
ードが有効に設定されていた場合(ステップS2の
Y)、BIOS36は、さらに「ATAカードブートス
ロット」情報を読み出し(ステップS3)、どのPCカ
ードスロット161にブート用のATAカード17が収
納されているのかを知得する。
【0039】そして、BIOS36は、この「ATAカ
ードブートスロット」情報で示されるPCカードスロッ
ト161にATAカード17が存在するかどうか検査し
(ステップS4)、存在した場合には(ステップS5の
Y)、このATAカード17をIDEのハードディスク
装置として初期化するとともに、このATAカード17
を自身(BIOS36)の配下とするための各種処理を
実行する(ステップS6)。
ードブートスロット」情報で示されるPCカードスロッ
ト161にATAカード17が存在するかどうか検査し
(ステップS4)、存在した場合には(ステップS5の
Y)、このATAカード17をIDEのハードディスク
装置として初期化するとともに、このATAカード17
を自身(BIOS36)の配下とするための各種処理を
実行する(ステップS6)。
【0040】これらの処理が完了すると、BIOS36
は、「ATAカードブートスロット」情報で示されるP
Cカードスロット161、すなわち、このブート用のA
TAカード17を収納するPCカードスロット161が
ソケットサービスドライバ35の制御下に置かれないた
めの処理(隠蔽処理)を実行する(ステップS7)。そ
して、この隠蔽処理の完了後、BIOS36は、このA
TAカード17からブートするための設定を行ない(ス
テップS8)、システムの起動を実行する(ステップS
9)。
は、「ATAカードブートスロット」情報で示されるP
Cカードスロット161、すなわち、このブート用のA
TAカード17を収納するPCカードスロット161が
ソケットサービスドライバ35の制御下に置かれないた
めの処理(隠蔽処理)を実行する(ステップS7)。そ
して、この隠蔽処理の完了後、BIOS36は、このA
TAカード17からブートするための設定を行ない(ス
テップS8)、システムの起動を実行する(ステップS
9)。
【0041】これにより、ATAカードからシステムを
起動する際、そのブート用のATAカードが収納された
PCカードスロット以外のPCカードスロットを使用す
ることが可能となり、また、ブート用のATAカード1
7を所望のPCカードスロット161に収納することが
可能となる。
起動する際、そのブート用のATAカードが収納された
PCカードスロット以外のPCカードスロットを使用す
ることが可能となり、また、ブート用のATAカード1
7を所望のPCカードスロット161に収納することが
可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、ATAカードからシステムを起動するときに、この
ATAカードを収納するPCカードスロットをソケット
サービスドライバなどに対して隠蔽することができるた
め、このATAカードを収納するPCカードスロット以
外のPCカードスロットのみをソケットサービスドライ
バやカードサービスドライバなどの制御下におくことが
可能となる。
ば、ATAカードからシステムを起動するときに、この
ATAカードを収納するPCカードスロットをソケット
サービスドライバなどに対して隠蔽することができるた
め、このATAカードを収納するPCカードスロット以
外のPCカードスロットのみをソケットサービスドライ
バやカードサービスドライバなどの制御下におくことが
可能となる。
【0043】また、ブート用のATAカードがどのPC
カードスロットに収納されるのかを記憶装置に格納する
ことによって、所望のPCカードスロット161にブー
ト用のATAカード17を収納してシステムを起動する
ことが可能となる。
カードスロットに収納されるのかを記憶装置に格納する
ことによって、所望のPCカードスロット161にブー
ト用のATAカード17を収納してシステムを起動する
ことが可能となる。
【図1】この発明の実施形態に係るパーソナルコンピュ
ータの機器構成を示す図。
ータの機器構成を示す図。
【図2】同実施形態のパーソナルコンピュータがATA
カードからシステムを起動したときの動作原理を説明す
るための図。
カードからシステムを起動したときの動作原理を説明す
るための図。
【図3】同実施形態のパーソナルコンピュータの動作手
順を説明するためのフローチャート。
順を説明するためのフローチャート。
【図4】PCカードを収納するためのPCカードスロッ
トを備えたパーソナルコンピュータの外観を示す図。
トを備えたパーソナルコンピュータの外観を示す図。
【図5】従来のPCカードを適用したコンピュータシス
テムの動作原理を説明するための図。
テムの動作原理を説明するための図。
【図6】従来のATAカードをブート用のディスクとし
て適用したコンピュータシステムの動作原理を説明する
ための図。
て適用したコンピュータシステムの動作原理を説明する
ための図。
11…CPU、12…システムコントローラ、13…シ
ステムメモリ、14…BIOS−ROM、15…キーボ
ードコントローラ、16…PCカードコントローラ、1
7…PCカード、18…リアルタイムクロック(RT
C)、181…CMOSメモリ、19…磁気ディスク装
置(HDD)、20…表示コントローラ、21…LC
D、22…CRT、23…VRAM、31…アプリケー
ションプログラム、32…オペレーティングシステム、
33…カードサービスドライバ、34…PCカードデバ
イスドライバ、35…ソケットサービスドライバ、36
…BIOS。
ステムメモリ、14…BIOS−ROM、15…キーボ
ードコントローラ、16…PCカードコントローラ、1
7…PCカード、18…リアルタイムクロック(RT
C)、181…CMOSメモリ、19…磁気ディスク装
置(HDD)、20…表示コントローラ、21…LC
D、22…CRT、23…VRAM、31…アプリケー
ションプログラム、32…オペレーティングシステム、
33…カードサービスドライバ、34…PCカードデバ
イスドライバ、35…ソケットサービスドライバ、36
…BIOS。
Claims (7)
- 【請求項1】 PCカードが着脱自在に収納される少な
くとも一つ以上のPCカードスロットと、このPCカー
ドスロットを制御するPCカードコントローラとを備え
たコンピュータシステムであって、前記PCカードスロ
ットを資源管理するカード管理プログラムがオペレーテ
ィングシステム下で動作するコンピュータシステムにお
いて、 前記PCカードコントローラは、 前記PCカードスロットそれぞれに対応して設けられ、
前記カード管理プログラムに前記PCカードスロットを
資源として認識させるための値を格納するスロット管理
レジスタと、 前記スロット管理レジスタに格納された値を要求に応じ
て書き換える書き換え手段とを具備し、 前記コンピュータシステムのBIOSは、 前記PCカードに記録されたシステムファイルを読み込
んでシステムの起動を実行するときに、そのPCカード
が収納されたPCカードスロットに対応する前記スロッ
ト管理レジスタに格納された値を前記カード管理プログ
ラムが資源として認識しない値に書き換えるように前記
PCカードコントローラに要求するカードスロット制御
手段を具備してなることを特徴とするコンピュータシス
テム。 - 【請求項2】 複数のPCカードスロットの中のいずれ
のPCカードスロットに収納されたPCカードによって
システムの起動を実行するのかを示す値を格納する記憶
装置をさらに具備し、 前記カードスロット制御手段は、前記記憶装置に格納さ
れた値で示されるPCカードスロットに対応する前記ス
ロット管理レジスタに格納された値の書き換えを前記P
Cカードコントローラに要求することを特徴とする請求
項1記載のコンピュータシステム。 - 【請求項3】 前記記憶装置は、リアルタイムクロック
内に設けられることを特徴とする請求項2記載のコンピ
ュータシステム。 - 【請求項4】 PCカードが着脱自在に収納される少な
くとも一つ以上のPCカードスロットを備えたコンピュ
ータシステムにおいて、 前記PCカードスロットそれぞれに対応して設けられ、
前記PCカードスロットを資源として認識させるための
値を格納する記憶装置と、 前記PCカードに記録されたシステムファイルを読み込
んでシステムの起動を実行するときに、そのPCカード
が収納されたPCカードスロットに対応する前記記憶装
置に格納された値を資源として認識されない値に書き換
える書き換え手段とを具備してなることを特徴とするコ
ンピュータシステム。 - 【請求項5】 PCカードが着脱自在に収納される少な
くとも一つ以上のPCカードスロットを備えたコンピュ
ータシステムにおいて、 前記PCカードスロットそれぞれに対応して設けられ、
前記PCカードスロットを資源として認識させるための
値を格納する第1の記憶装置と、 複数のPCカードスロットの中のいずれのPCカードス
ロットに収納されたPCカードによってシステムの起動
を実行するのかを示す値を格納する第2の記憶装置と、 前記第2の記憶装置に格納された値で示されるPCカー
ドスロットに対応する前記第1の記憶装置に格納された
値を資源として認識されない値に書き換える書き換え手
段とを具備してなることを特徴とするコンピュータシス
テム。 - 【請求項6】 PCカードが着脱自在に収納される少な
くとも一つ以上のPCカードスロットと、前記PCカー
ドスロットそれぞれに対応して設けられ、前記PCカー
ドスロットを資源として認識させるための値を格納する
記憶装置とを備えたコンピュータシステムに適用される
PCカードスロットの制御方法において、 前記PCカードに記録されたシステムファイルを読み込
んでシステムの起動を実行するときに、そのPCカード
が収納されたPCカードスロットに対応する前記記憶装
置に格納された値を資源として認識されない値に書き換
えるステップを具備してなることを特徴とするPCカー
ドスロットの制御方法。 - 【請求項7】 PCカードが着脱自在に収納される少な
くとも一つ以上のPCカードスロットと、前記PCカー
ドスロットそれぞれに対応して設けられ、前記PCカー
ドスロットを資源として認識させるための値を格納する
第1の記憶装置と、複数のPCカードスロットの中のい
ずれのPCカードスロットに収納されたPCカードによ
ってシステムの起動を実行するのかを示す値を格納する
第2の記憶装置とを備えたコンピュータシステムに適用
されるPCカードスロットの制御方法において、 前記第2の記憶装置に格納された値で示されるPCカー
ドスロットに対応する前記第1の記憶装置に格納された
値を資源として認識されない値に書き換えるステップを
具備してなることを特徴とするPCカードスロットの制
御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9120462A JPH10312353A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | コンピュータシステムおよびpcカードスロットの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9120462A JPH10312353A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | コンピュータシステムおよびpcカードスロットの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10312353A true JPH10312353A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14786774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9120462A Pending JPH10312353A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | コンピュータシステムおよびpcカードスロットの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10312353A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011150431A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Fujitsu Ltd | ネットワークコントローラの制御方法、プログラム及び情報処理装置 |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP9120462A patent/JPH10312353A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011150431A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Fujitsu Ltd | ネットワークコントローラの制御方法、プログラム及び情報処理装置 |
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