JPH10312289A - ルール関連構造抽出・可視化方法及び装置 - Google Patents

ルール関連構造抽出・可視化方法及び装置

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JPH10312289A
JPH10312289A JP9120486A JP12048697A JPH10312289A JP H10312289 A JPH10312289 A JP H10312289A JP 9120486 A JP9120486 A JP 9120486A JP 12048697 A JP12048697 A JP 12048697A JP H10312289 A JPH10312289 A JP H10312289A
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JP9120486A
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Erika Ayukawa
江里香 鮎川
Hideyuki Maki
牧  秀行
Toyohisa Morita
豊久 森田
Akira Maeda
章 前田
Yukiyasu Ito
幸康 伊藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の相関ルールでは、属性値を伴った変数間
の関係を抽出、及び可視化できない。 【解決手段】属性値明示型If-Thenルール間の関連構造
を抽出し(103)、変数、及び属性値を表す2種類の独立
した表示属性を持つ頂点から成る有向グラフによりルー
ル関連構造を可視化する(104)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの利用可能
なデータ・ウェアハウス及びデータベースの技術分野に
関するものである。また、ユーザが望むデータを抽出可
能なデータマイニングに関する。
【0002】
【従来の技術】大量データ中に埋もれた知識を発掘する
データマイニング技術の一つに、データが持つ規則性・
因果関係をIf-Thenルールの形で抽出する方法がある。
If−Thenルール抽出方法としては、芦田仁史ほ
か:データマイニングにおける特徴的ルール生成方式、
情報処理学会第50回全国大会、7P-1、3-19、1995(公
知例1)に記載されているように、変数とその属性値の
組から成る条件節(「XがA」、又は「YがB」など)の間
に成り立つIf-Thenルール(以下、属性値明示型If-Then
ルールと呼ぶ)を、「If X=A Then Y=B」の形式で抽出
する方法がある。ここで、X,Yは変数名を表し、A,Bは変
数X,Yの属性値を表している。また、他の方法として、
福田剛志ほか:相関ルールのかしかについて、信学技
報、pp.41〜48、1995(公知例2)に記載されているよう
に、マーケット・バスケット分析において、商品間や属
性間の相関ルールを、「X→Y」の形式で抽出する方法が
ある。ここで、X,Yは商品、あるいは属性を表してい
る。
【0003】上記の方法により抽出されるIf-Thenルー
ルは一般的に大量で、ルール全体の関連構造を一度に把
握することが困難な場合が多い。したがって、上記のル
ールを有効的に活用するためには、ルール間の関連構造
を適宣省略、あるいは簡素化し、ルール全体の関連構造
を可視化する技術が必要不可欠となってくる。相関ルー
ルの可視化技術としては、上記公知例2に記載されてい
るように、アイテムを頂点、ルールを有向辺とする有向
グラフにより相関ルールを可視化する方法がある。ここ
で、アイテムとは商品、あるいは属性などを指す。上記
公知例2では、グラフの連結の種類によりアイテムをグ
ループ化する。また、統計的検定手法に基づいてルール
をふるい分け、「面白くないルール」を取り除くことで
ルール関連構造の簡素化を図る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の方法にお
いては、次のような課題がある。上記公知例1では、属
性値明示型If-Thenルール間の関連構造を可視化する方
法を備えていないという課題がある。このため、利用者
がこの関連構造を容易に理解できないとの問題がある。
【0005】上記公知例2では、相関ルールが商品、あ
るいは属性などの変数間の相関ルールのみに限られてお
り、変数(例えば、「パン」や「緑茶」)が複数の属性
値(例えば、「買う」と「買わない」)を取り得る場合
に、属性値を伴った変数間の相関ルール(例えば、「パ
ンを買う」→「緑茶を買わない」)を抽出、及び可視化
できないという課題がある。また、上記公知例2では、
アイテムをグループ分けした後、グループ間の規模の比
較や、グループ間の重複部分の存否の確認など、グルー
プ間の関係を分析するための方法を備えていないという
課題がある。また、上記公知例2では、統計的検定手法
に基づいてルールをふるい分ける際に、条件を変えて複
数の結果を互いに比較する方法を備えていないという課
題がある。
【0006】本発明の一つの目的は、属性値明示型If-T
henルール間の関連構造を可視化することである。本発
明の他の目的は、属性値を伴った変数間の相関ルールを
抽出、及び可視化し、変数間の関連構造や属性値間の関
連構造、あるいは変数と属性値の間の関連構造の分析を
可能とすることである。
【0007】本発明の他の目的は、ルール関連構造を構
成するグループ間の規模の比較や、グループ間の重複部
分の存否の確認など、グループ間の関係分析を可能とす
ることである。本発明のさらに他の目的は、ルール評価
尺度の下限値などのルール関連構造抽出パラメータと、
上記パラメータを用いて抽出されるルール関連構造との
関係の動的変化の分析を可能とすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、属性値明示型
If-Thenルール間の関連構造を、有向グラフにより可視
化する機能を提供するものである。また、本発明の1実
施例では、相関ルールを抽出、及び可視化するにあた
り、有向グラフの頂点に変数、及び属性値を表す2種類
の独立した表示属性を持たせることで、属性値を伴った
変数間の相関ルールを抽出、及び可視化する機能を提供
するものである。
【0009】また、本発明の1実施例では、ルール関連
構造を構成するグループ間の関係をベン図により可視化
し、グループを満たすレコード数、及びグループ間の重
複部分を満たすレコード数を明示する機能を提供するも
のである。また、本発明の1実施例では、ルール関連構
造抽出パラメータをスライダー等の入力装置により変更
することで、ルール関連構造の抽出と有向グラフの再描
画を繰り返していく機能を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態の一例を
示すフローチャートであり、図2はその構成図である。
【0011】図2において、200は基本データ入力装置で
ある。215は基本データ記憶装置であり、基本データ入
力装置200から入力された3種類の基本データを格納する
ルールデータ記憶部216、変数名 - 属性値データ記憶部
217、及びデータ系列メタ・データ記憶部218から成る。
219は表示系データ記憶装置であり、有向グラフの描画
に用いる凡例メタ・データを格納した凡例メタ・データ
記憶部220、及び有向辺メタ・データを格納した有向辺
メタ・データ記憶部221と、ベン図の描画に用いるベン
図テンプレートを格納したベン図テンプレート記憶部22
2から成る。201は初期設定装置であり、凡例設定部20
2、及びスライダー設定部203から成る。初期設定装置20
1により設定された内容は、初期設定記憶装置223の凡例
設定記憶部224、及びスライダー記憶部225に格納され
る。204はメニュー入力装置であり、凡例タイプ入力部2
05、下限評価尺度入力部206、データID入力部207、ベン
図表示要求入力部208、ベン図表示終了要求入力部209、
及びプログラム終了要求入力部210から成る。下限評価
尺度入力部206、及びデータID入力部207から入力された
値は、ルール関連構造抽出パラメータ記憶装置226の下
限評価尺度記憶部227、及びデータID記憶部228に、それ
ぞれ格納される。211は属性値明示型If-Thenルール関連
構造抽出装置であり、抽出結果はグループ化データ記憶
装置229のアイテム記憶部230、ルール記憶部231、及び
レコード記憶部232に、それぞれ格納される。212は有向
グラフ描画装置であり、グループ化データ記憶装置229
に格納されたデータを用いて、有向グラフを出力装置21
4に出力する。213はベン図描画装置であり、グループ化
データ記憶装置229に格納されたデータを用いて、ベン
図を出力装置214に出力する。233は第1作業データ記憶
装置であり、234は第2作業データ記憶装置である。
【0012】次に図1のフローチャートに基づいて図2の
各部の動作を説明する。ステップ100では、基本データ
入力装置200からルールデータ、変数名 - 属性値デー
タ、及びデータ系列メタ・データを入力し、基本データ
記憶装置215に格納する。ルールデータは、データ系列
名称、データID番号、評価尺度により降順にソートされ
た複数のルール、及び上記ルールを満たすレコードIDの
集合から成る。また、ルールデータは、元データから生
成されたルールのうち評価尺度がある閾値を上回るルー
ルの集合であり、各ルールデータのルールの評価尺度の
最小値は、全ルールデータに共通とする。ルールデータ
の概念図を図3に示す。変数名 - 属性値データは、ルー
ルデータの生成に用いた元データに含まれている変数名
の一覧、及び上記の変数が取り得る属性値の一覧から成
る。変数名 - 属性値データの概念図を図4に示す。デー
タ系列メタ・データは、ルールデータの生成に用いた元
データの、データ系列別のデータIDに関する説明要素か
ら成る。データ系列の例としては、日付、時刻、地域な
どが考えられ、データIDに関する説明要素の例として
は、97/1/1、9:00、東京などが考えられる。データ系列
メタ・データの概念図を図5に示す。
【0013】ステップ101では、初期設定装置201により
凡例、及びスライダーの設定を行う。凡例設定部202
は、凡例タイプ入力部205より入力された値を用いて、
有向グラフ中で変数名、及び属性値を識別するための凡
例タイプを設定する。設定結果は凡例設定記憶部224に
格納する。スライダー設定部203は、ルールデータ記憶
部216に格納されたルールデータを読み込み、全ルール
データにおける下限評価尺度、及びデータIDの最大値、
及び最小値を求め、下限評価尺度入力部206、及びデー
タID入力部207である各々のスライダーの上・下限値に
設定する。上記の設定結果はスライダー設定記憶部225
に格納する。
【0014】ステップ102では、下限評価尺度、及びデ
ータIDの初期値を設定する。まず、下限評価尺度の上・
下限値を出力装置214に出力する。また、ルールデータ
記憶部216よりルールデータのデータ系列名称を一つ読
み込み、データ系列メタ・データ記憶部218よりデータ
系列メタ・データを読み込む。続いて、ルールデータの
データ系列に対応したデータ系列メタ・データを用い
て、データIDの上・下限値をデータ説明要素に変換し、
出力装置214に出力する。以後、データIDを出力する際
には、すべて同様の変換を行うこととする。次に、下限
評価尺度入力部206より下限評価尺度を入力し、下限評
価尺度記憶部227に格納する。また、データID入力部207
よりデータIDを入力し、データID記憶部228に格納す
る。
【0015】ステップ103では、属性値明示型If-Thenル
ールの関連構造を抽出する。属性値明示型If-Thenルー
ル関連構造抽出装置211は、データID記憶部228よりデー
タIDを読み込み、ルールデータ記憶部216より読み込ん
だルールデータのうち、データIDの等しいルールデータ
のみを第1作業データ記憶装置233に格納する。次に、下
限評価尺度記憶部227より下限評価尺度を読み込み、第1
作業データ記憶装置233より読み込んだルールのうち、
評価尺度が下限評価尺度を上回るのルールのみを、第2
作業データ記憶装置234に格納する。続いて、以下に述
べる3種類のグループ化を行う。
【0016】第1に、アイテムをグループ化する。ここ
でアイテムとは、ルールの条件部、又は結論部におけ
る、変数名と属性値の組を指す。まず、第2作業データ
記憶装置234より任意のルール(例えばIf A Then Bな
ど)を読み込み、(アイテム, グループID)=(A, 1),
(B, 1)のセルの値を1とする(図8)。続いて、第2作
業データ記憶装置234より他の任意のルール(例えばIf
D Then Fなど)を読み込み、すべてアイテムのセルの値
が0であるグループID(ここでは2)の行の(アイテム,
グループID)=(D, 2),(F, 2)のセルの値を1とする
(図9)。このとき、各アイテムについてすべてのグル
ープIDのセルの値を順に調べ、異なるグループIDで同時
に1となることがないならば、これ以上の処理は施さな
い。続いて、第2作業データ記憶装置234より他の任意の
ルール(例えばIf A Then Cなど)を読み込み、すべて
アイテムのセルの値が0であるグループID(ここでは3)
の行の(アイテム, グループID)=(A, 3),(C, 3)の
セルの値を1とする(図10)。このとき、各アイテムに
ついてすべてのグループIDのセルの値を順に調べ、異な
るグループIDで同時に1となるアイテム(ここではA)が
一つ存在する場合には、上記のアイテムについて、グル
ープIDの値の大きい(アイテム, グループID)=(A,3)
のセルの値を0とする(図11)。また、他方のアイテム
(ここではC)のすべてのグループIDのセルの値を先の
アイテムのものと一致させるため、(アイテム, グルー
プID)=(C, 3)のセルの値を0とし、(アイテム, グル
ープID)=(C,1)のセルの値を1とする(図12)。続い
て、第2作業データ記憶装置234より他の任意のルール
(例えばIf B Then Fなど)を読み込み、すべてアイテ
ムのセルの値が0であるグループID(ここでは3)の行の
(アイテム, グループID)=(B, 3),(F, 3)のセルの
値を1とする(図13)。
【0017】このとき、各アイテムについてすべてのグ
ループIDのセルの値を順に調べ、異なるグループIDで同
時に1となるアイテム(ここではBとF)が二つ存在する
場合には、より小さいグループIDのセルの値が1となる
アイテム(ここではB)について、グループIDの値の大
きい(アイテム, グループID)=(B, 3)のセルの値を0
とする(図14)。また、他方のアイテム(ここではF)
のすべてのグループIDのセルの値を先のアイテムのもの
と一致させるため、(アイテム, グループID)=(F,
2),(F, 3)のセルの値を0とし、(アイテム, グルー
プID)=(F, 1)のセルの値を1とする(図15)。更に、
もともと他方のアイテム(ここではF)と同じグループI
D(ここでは2)のセルの値が1であったアイテム(ここ
ではD)の、すべてのグループIDのセルの値を先のアイ
テムのものと一致させるため、(アイテム, グループI
D)=(D, 2)のセルの値を0とし、(アイテム, グルー
プID)=(D,1)のセルの値を1とする(図16)。以下同
様に、第2作業データ記憶装置234に格納されているすべ
てのルールについて、図9〜16のような処理を繰り返
し、最終的にセルの値が1となっているグループIDをア
イテムのグループIDとする。最後に、アイテム−グルー
プID対応表をアイテム記憶部230に格納する(図17)。
【0018】第2に、ルールをグループ化する。第2作業
データ記憶装置234より任意のルールのアイテムを一つ
読み込み、アイテム記憶部230より読み込んだアイテム
−グループID対応表により、アイテムの属するグループ
を調べ、上記のグループを先のルールが属するグループ
とする。以下同様に、第2作業データ記憶装置234に格納
されているすべてのルールについて、ルールの属するグ
ループを求め、ルールID−グループID対応表を作成する
(図18)。最後に、ルールID−グループID対応表から各
グループに属するルールを求め、グループID−ルールID
対応表として、グループに属するルール数とともにルー
ル記憶部231に格納する(図19)。
【0019】第3に、ルールを満たすレコードIDをグル
ープ化する。ルール記憶部231より任意のグループのグ
ループIDとルールIDの対応関係を読み込み、それぞれの
ルールを満たすレコードIDを調べる。ルールを満たすレ
コードIDは、第2作業データ記憶装置234より読み込んだ
ルールデータから求める。グループに対応するすべての
ルールについて、各々のルールを満たすレコードIDを調
べ、それらの和集合をとったものを、グループに属する
レコードIDとする。以下同様に、すべてのグループにつ
いて、グループに属するレコードIDを求める。最後に、
グループID−レコードID対応表を、グループに属するレ
コード数とともにレコード記憶部232に格納する(図2
0)。
【0020】ステップ104では、属性値明示型If-Thenル
ールの関連構造を有向グラフにより可視化する。有向グ
ラフ描画装置212は、ルール記憶部231よりグループID−
ルールID対応表を読み込み、同一グループに属するルー
ル(If An Then Bn(n = 1,2,…))のアイテム同士
を、An → Bnのような同色の有向辺で連結した有向グラ
フを出力装置214に出力する。このとき、有向辺メタ・
データ記憶部221より有向辺の色設定に関する有向辺メ
タ・データを読み込み、各グループに対応する有向辺の
色を決定する。また、凡例メタ・データ記憶部220より
凡例メタ・データ(図6)を、凡例設定記憶部224より凡
例設定データ(図7)を読み込み、アイテムの変数名、
及び属性値にそれぞれ設定された凡例タイプ、及び凡例
IDに応じて、アイテムの描画に用いる凡例を決定する。
更に、アイテムの近傍に、アイテムの変数名と属性値を
同時に出力する。有向グラフの一例を図21に示す。
【0021】ステップ105では、ベン図表示要求入力部2
08よりベン図表示要求の入力があったか否かの判定を行
う。この判定では、入力があった場合にはステップ106
に進み、それ以外の場合にはステップ109に進む。
【0022】ステップ106では、属性値明示型If-Thenル
ールの関連構造をベン図により可視化する。まず、ベン
図描画装置213は、ベン図テンプレート記憶部222よりベ
ン図テンプレートを読み込み、レコード記憶部232より
グループID−レコードID対応表を読み込む。ここで、ベ
ン図テンプレートは、部分集合(グループ)の個数が
2、3、…の場合に存在し得るすべてのベン図パターンを
含むものとする。図22に、部分集合が3個の場合のベン
図テンプレートを示す。続いて、グループID−レコード
ID対応表からグループ数を求める。また、複数のグルー
プを同時に満たす(例えば、グループをX、Y、Zで表す
とすると、下記に示す数1又は数2など)レコード数、及
び一部のグループのみを満たす(同様に、下記に示す数
3又は数4など)レコード数を求める。
【0023】
【数1】
【0024】
【数2】
【0025】
【数3】
【0026】
【数4】
【0027】更に、グループが重複する領域のうち、レ
コード数が0となる領域を調べる。最後に、ベン図テン
プレートよりグループ数が等しく、レコード数が0とな
る領域が一致するベン図パターンを選択し、上記のベン
図パターンを出力装置214に出力する。このとき、ベン
図の各領域の近傍に、上記の領域を満たすレコード数を
同時に出力する。更に、グループを表す輪郭の色は、ス
テップ104で用いた各グループの色と一致させる。ベン
図の一例を図23に示す。
【0028】ステップ107では、ベン図表示終了要求入
力部209よりベン図表示終了要求の入力があったか否か
の判定を行う。この判定では、入力があった場合にはス
テップ108に進み、それ以外の場合にはステップ107を繰
り返す。ステップ108では、出力装置214へのベン図の表
示を終了し、ステップ105以後の処理を繰り返す。
【0029】ステップ109では、下限評価尺度入力部206
より下限評価尺度の変更値の入力があったか否かの判定
を行う。この判定では、入力があった場合にはステップ
103以後の処理を繰り返し、それ以外の場合にはステッ
プ110に進む。入力があった場合にステップ103、及びス
テップ104の処理を繰り返す際の、出力装置214に表示さ
れる画面イメージの変化の一例を、図24に示す。
【0030】ステップ110では、データID入力部207より
データIDの変更値の入力があったか否かの判定を行う。
この判定では、入力があった場合にはステップ103以後
の処理を繰り返し、それ以外の場合にはステップ111に
進む。入力があった場合にステップ103、及びステップ1
04の処理を繰り返す際の、出力装置214に表示される画
面イメージの変化の一例を、図25に示す。
【0031】ステップ111では、プログラム終了要求入
力部210よりプログラム終了要求の入力があったか否か
の判定を行う。この判定では、入力があった場合にはプ
ログラムを終了し、それ以外の場合にはステップ105以
後の処理を繰り返す。
【0032】以上に述べたような実施の形態は、次のよ
うに変更して実施することも可能である。第1に、上述
の実施の形態では、有向グラフ中のアイテムの描画にお
いて、アイテムの近傍に常に変数名と属性値の組を表示
していたが、変数名のみ、又は属性値のみを表示しない
ことも可能である。この方法によれば、変数間のみの関
連構造や属性値間のみの関連構造の理解が容易となる。
また、変数名と属性値の双方を同時に表示しないことも
可能であり、この方法によれば、有向グラフの表現がよ
り簡潔なものとなり、ルール関連構造の理解が容易とな
る。
【0033】第2に、最初の実施の形態では、有向グラ
フを出力装置214の1画面に1枚づつ出力していたが、下
限評価尺度、又はデータIDの異なる複数の有向グラフを
1画面に同時に出力することも可能である。この方法に
よれば、下限評価尺度、又はデータIDの異なる複数の有
向グラフの比較が容易となる。この場合の、出力装置21
4に表示される画面イメージの一例を、図26に示す。ま
た、有向グラフ、及びベン図を1画面に同時に出力する
ことも可能であり、この場合には、ルール関連構造とル
ール関連構造を構成するグループ同士の関係を同時に理
解することができる。この場合の、出力装置214に表示
される画面イメージの一例を、図27に示す。
【0034】第3に、最初の実施の形態では、下限評価
尺度、又はデータIDの変更値の入力があった場合にの
み、ルール関連構造の抽出と有向グラフの再描画を繰り
返していたが、一定の時間間隔ごとに下限評価尺度、又
はデータIDの値を一定の間隔で変更し、ルール関連構造
の抽出と有向グラフの再描画を連続的に繰り返すアニメ
ーション機能を付加することも可能である。この方法に
よれば、下限評価尺度とルール関連構造の関係の動的変
化、又はデータIDとルール関連構造の関係の動的変化を
総合的に理解することができる。この場合の、出力装置
214に表示される画面イメージの変化の一例を、図28に
示す。第4に、以上で述べたすべての実施の形態と変更
例は、記憶媒体に保持し、利用することが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、属
性値明示型If-Thenルール間の関連構造を有向グラフに
より可視化することが可能となる。
【0036】特に発明の実施の形態によれば、本発明に
よれば、相関ルールを抽出、及び可視化するにあたり、
有向グラフの頂点に変数、及び属性値を表す2種類の独
立した表示属性を持たせることで、属性値を伴った変数
間の相関ルールの抽出、及び可視化が可能となり、変数
間の関連構造や属性値間の関連構造、あるいは変数と属
性値の間の関連構造の分析が可能となる。
【0037】また、本発明によれば、ルール関連構造を
構成するグループ同士の関係をベン図により可視化する
ことで、グループ間の重複部分の存否の確認が可能とな
り、グループを満たすレコード数、及びグループ間の重
複部分を満たすレコード数を明示することで、グループ
間の規模の比較が可能となる。
【0038】また、下限評価尺度、又はデータIDをスラ
イダーにより変更し、ルール関連構造の抽出と有向グラ
フの再描画を繰り返していくことで、下限評価尺度とル
ール関連構造の関係の動的変化、又はデータIDとルール
関連構造の関係の動的変化の分析が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理手順の実施の形態の一例を示すフ
ローチャートである。
【図2】実施の形態の一例における構成図である。
【図3】実施の形態の一例におけるルールデータの概要
図である。
【図4】実施の形態の一例における変数名−属性値デー
タの概念図である。
【図5】実施の形態の一例におけるデータ系列メタ・デ
ータの概念図である。
【図6】実施の形態の一例における凡例メタ・データの
概念図である。
【図7】実施の形態の一例における凡例設定データの概
念図である。
【図8】実施の形態の一例におけるアイテムのグループ
化(1回目)の概念図である。
【図9】実施の形態の一例におけるアイテムのグループ
化(ケース1)の概念図である。
【図10】実施の形態の一例におけるアイテムのグルー
プ化(ケース2、ステップ1)の概念図である。
【図11】実施の形態の一例におけるアイテムのグルー
プ化(ケース2、ステップ2)の概念図である。
【図12】実施の形態の一例におけるアイテムのグルー
プ化(ケース2、ステップ3)の概念図である。
【図13】実施の形態の一例におけるアイテムのグルー
プ化(ケース3、ステップ1)の概念図である。
【図14】実施の形態の一例におけるアイテムのグルー
プ化(ケース3、ステップ2)の概念図である。
【図15】実施の形態の一例におけるアイテムのグルー
プ化(ケース3、ステップ3)の概念図である。
【図16】実施の形態の一例におけるアイテムのグルー
プ化(ケース3、ステップ4)の概念図である。
【図17】実施の形態の一例におけるアイテム−グルー
プID対応表の概念図である。
【図18】実施の形態の一例におけるルールID−グルー
プID対応表の概念図である。
【図19】実施の形態の一例におけるグループID−ルー
ルID対応表の概念図である。
【図20】実施の形態の一例におけるグループID−レコ
ードID対応表の概念図である。
【図21】実施の形態の一例における有向グラフの一例
である。
【図22】実施の形態の一例におけるベン図テンプレー
ト(部分集合が3個の場合)である。
【図23】実施の形態の一例におけるベン図の一例であ
る。
【図24】実施の形態の一例における画面イメージの変
化の一例(その1)である。
【図25】実施の形態の一例における画面イメージの変
化の一例(その2)である。
【図26】第2の変更例における画面イメージの一例
(その1)である。
【図27】第2の変更例における画面イメージの一例
(その2)である。
【図28】第3の変更例における画面イメージの変化の
一例である。
【符号の説明】 200…基本データ入力装置、201…初期設定装置、202…
凡例設定部、203…スライダー設定部、204…メニュー入
力装置、205…凡例タイプ入力部、206…下限評価尺度入
力部、207…データID入力部、208…ベン図表示要求入力
部、209…ベン図表示終了要求入力部、210…プログラム
終了要求入力部
フロントページの続き (72)発明者 前田 章 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 伊藤 幸康 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変数とその属性値の組の間に成り立つIf-T
    henルールを要素とするデータを入力するステップと、
    上記If-Thenルールの関連構造を抽出するステップと、
    上記ルール関連構造を有向グラフにより可視化するステ
    ップを持つことを特徴とするルール関連構造抽出・可視
    化方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のルール関連構造抽出・可
    視化方法において、 前記可視化するステップでは、条件節を表す有向グラフ
    の頂点が、変数及び属性値を表す2種類の独立した表示
    属性を持つことを特徴とするルール関連構造抽出・可視
    化方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のルール関連構造抽
    出・可視化方法において、 前記可視化するステップでは、ルール関連構造抽出パラ
    メータをスライダーにより変更することで、ルール関連
    構造を抽出してルール関連構造を有向グラフにより可視
    化することを繰り返すことを特徴とするルール関連構造
    抽出・可視化方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のル
    ール関連構造抽出・可視化方法において、 前記可視化するステップでは、ルール関連構造抽出パラ
    メータの異なる複数の有向グラフを出力することを特徴
    とするルール関連構造抽出・可視化方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のル
    ール関連構造抽出・可視化方法において、 前記可視化するステップでは、一定の時間間隔ごとにル
    ール関連構造抽出パラメータを一定の間隔で変更して、
    ルール関連構造を抽出するステップ、及びルール関連構
    造を有向グラフにより可視化するステップを連続的に繰
    り返すことを特徴とするルール関連構造抽出・可視化方
    法。
  6. 【請求項6】変数とその属性値の組の間に成り立つIf-T
    henルールを要素とするデータを入力する入力装置と、
    上記If-Thenルールの関連構造を抽出する抽出装置と、
    上記ルール関連構造を有向グラフにより可視化する描画
    装置を有することを特徴とするルール関連構造抽出・可
    視化装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のルール関連構造抽出・可
    視化装置において、 前記描画装置は、条件節を表す有向グラフの頂点が、変
    数、及び属性値を表す2種類の独立した表示属性を持つ
    ことを特徴とするルール関連構造抽出・可視化装置。
  8. 【請求項8】コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であ
    って、 前記コンピュータに変数とその属性値の組の間に成り立
    つIf-Thenルールを要素とするデータを入力させ、 上記If-Thenルールの関連構造を抽出させ、 上記ルール関連構造を有向グラフにより可視化させるプ
    ログラム記憶したことを特徴とする記憶媒体。
JP9120486A 1997-05-12 1997-05-12 ルール関連構造抽出・可視化方法及び装置 Pending JPH10312289A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000200339A (ja) * 1998-12-28 2000-07-18 Casio Comput Co Ltd 集合図表示制御装置及び記憶媒体
JP2002259127A (ja) * 2001-03-06 2002-09-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 相関ルール比較方法、相関ルール比較プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
WO2018025288A1 (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 日本電気株式会社 推論システム、情報処理システム、推論方法、及び、記録媒体

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