JPH10310224A - 円筒状ワークの整列装置および補給装置 - Google Patents

円筒状ワークの整列装置および補給装置

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JPH10310224A
JPH10310224A JP11769697A JP11769697A JPH10310224A JP H10310224 A JPH10310224 A JP H10310224A JP 11769697 A JP11769697 A JP 11769697A JP 11769697 A JP11769697 A JP 11769697A JP H10310224 A JPH10310224 A JP H10310224A
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JP
Japan
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hopper
work
feed block
cylindrical
movable
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JP11769697A
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Inventor
Hironori Suzuki
弘典 鈴木
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動型ボウルホッパフィーダを用いることな
く中空円筒状ワークを整列する。 【解決手段】 ホッパ2の底部の管状部9に落ち込んだ
ワークWを、その管状部9に挿入された整列ロッド10
で上昇限位置P1まで押し上げる。整列ロッド10の上
端面10aは傾斜面とし、正立姿勢以外のワークWは除
外する。整列ロッド10で押し上げたワークWをプッシ
ュプレート32によってシュート6に送り込んでストッ
クする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は円筒状ワークの整列
装置および補給装置に関し、特に振動式ボウルホッパフ
ィーダや補給用の振動式サブホッパを用いることなし
に、簡易な構造で所期の目的を達成することができるよ
うにした円筒状ワークの整列装置および補給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しよとする課題】内外筒間に
所定のゴム体を介装してなる車両用のいわゆる防振マウ
ントの製造ラインでは、上記の内筒および外筒となる中
空円筒状の金具を整列して自動供給するにあたって、振
動式のボウルホッパフィーダに直進式のフィーダを組み
合わせたものが多用されており、同時に所定の部品を安
定的に供給するべくボウルホッパフィーダに部品を補給
するための振動式のサブホッパが併用されている。
【0003】しかしながら、上記の中空円筒状の金具の
大きさからしてホッパ自体の大きさはもちろんのこと、
除外整列や強制整列のための送路や振動源として大型の
ものが必要となり、設備全体の大型化と設備費の高騰を
招く結果となって好ましくない。
【0004】その上、上記の金具のサイズが変更になっ
たような場合には、その都度送路等を交換する必要があ
るばかりでなく、駆動源の振動周波数も調整し直さなけ
ればならないためにその段取り替えに多大な工数と時間
を要し、設備としての汎用性の面でもなおも問題を残し
ている。
【0005】一方、上記の振動式ボウルホッパフィーダ
を使用しない整列装置が例えば特開平8−133472
号公報として提案されているが、同公報に記載された整
列装置では部品の整列取り出しに永久磁石を使用してい
るために、非磁性体である部品の整列供給には対応する
ことができないものである。
【0006】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、振動式ボウルホッパフィーダや同じく振動
式のサブホッパを用いることなく、簡易な構造で円筒状
ワークを整列できるようにし、併せてサイズ違いのワー
クや異材質のワークにも柔軟に対応することができる汎
用性の高い整列装置および補給装置を提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、円筒状ワークを整列する装置であって、漏斗状に形
成されて内部に円筒状ワークがばら積み状態で収容され
ているとともに、下端部には、円筒状ワークが鉛直姿勢
では一つのみはまり得る管状部が形成されたホッパと、
前記管状部に挿入された状態で昇降駆動され、前記管状
部に収容された円筒状ワークをホッパの上端部まで押し
上げる整列ロッドと、前記ホッパの上端部から水平方向
に延設されて、円筒状ワークを整列姿勢のままで複数個
ストックするためのシュートと、前記ホッパの上端部に
配設されて、整列ロッドによって押し上げられた円筒状
ワークを前詰め方式でシュートに送り込むプッシャとを
備えていて、前記整列ロッドの上端面は、円筒状ワーク
の一端面を接触面としてその単一の円筒状ワークのみを
安定的に載置可能な面積および傾きを有していることを
特徴としている。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明おける整列ロッドによって押し上げられた円筒状
ワークの近傍には、除外整列用のエアブローノズルが上
下二段にわたって配置されていることを特徴としてい
る。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明おける整列ロッドは水平断面が正方形をなす角柱
状のものとして形成されていて、その整列ロッドの上端
面の一辺の寸法をH、円筒状ワークの直径をDとしたと
き、そのH寸法とD寸法とがH>D>0.586Hの関
係となるように設定されていることを特徴としている。
【0010】請求項4に記載の発明は、ホッパ内にばら
積み状態で収容されている円筒状ワークを順次整列して
取り出すにあたり、前記ホッパと並設されて該ホッパに
対して円筒状ワークを補給する装置であって、少なくと
もホッパ側に向かって下り勾配で傾斜する底壁面を有し
ているとともにホッパ側の面が開口していて、その内部
に円筒状ワークがばら積み状態で収容されたサブホッパ
と、このサブホッパと前記ホッパとの間に配置されてサ
ブホッパ内の円筒状ワークを順次ホッパに供給するステ
ップフィード機構とを備えている。
【0011】このステップフィード機構は、前記ホッパ
に近接する鉛直な規制壁面の上部に配置されて、低位側
の端部がホッパの上端部に臨むように傾斜したシュート
と、前記サブホッパ側の開口面と規制壁面との間に配置
されて、上端部にホッパ側に向かって下り勾配で傾斜す
る搬送面が形成されているとともに、その搬送面の高さ
位置が前記サブホッパの底壁面の最低位置よりも高い位
置に設定された固定側フィードブロックと、前記固定側
フィードブロックとサブホッパの開口面との間に昇降可
能に配置され、上端面にはホッパ側に向かって下り勾配
で傾斜する搬送面が形成されているとともに、下降限位
置では搬送面が前記底壁面と連続し且つ上昇限位置では
搬送面が固定側フィードブロックの搬送面と連続するよ
うに設定された第1の可動側フィードブロックと、前記
固定側フィードブロックと規制壁面との間に前記第1の
可動側フィードブロックと一体的に昇降し得るように配
置され、上端面にはホッパ側に向かって下り勾配で傾斜
する搬送面が形成されているとともに、下降限位置では
搬送面が固定側フィードブロックの搬送面と連続し且つ
上昇限位置では搬送面が前記シュートと連続するように
設定された第2の可動側フィードブロックと、前記第
1,第2の可動側フィードブロックを昇降動作させる駆
動手段とから構成されている。
【0012】そして、前記第1の可動側フィードブロッ
クが下降限位置にある状態で底壁面上を自重で転動して
その第1の可動側フィードブロックの搬送面上に移載さ
れた円筒状ワークが、第1,第2の可動側フィードブロ
ックの昇降動作を繰り返す過程で、固定側フィードブロ
ックの搬送面および第2の可動側フィードブロックの搬
送面へと順次移載された上でシュートからホッパへと自
重にて供給されるものであることを特徴としている。
【0013】請求項5に記載の発明は、前記サブホッパ
からの円筒状ワークの補給対象となるホッパが請求項1
〜3のいずれかに記載の整列装置におけるホッパである
ことを特徴としている。
【0014】したがって、請求項1に記載の発明では、
ホッパの下端の管状部に円筒状ワークがはまり込んだ時
点で一次的な除外整列がなされる。そして、整列ロッド
が上昇すると、その整列ロッドの上面に載せられた円筒
状ワークが管状部から抜け出てホッパの上端部まで押し
上げられる。この時、前述したように、整列ロッドの上
端面は、円筒状ワークの一端面を接触面として単一の円
筒状ワークのみを安定的に載置可能な面積および傾きを
有しているために、円筒状ワークが正立している場合の
み整列ロッドの上端面にそのワークが残され、それ以外
の場合にはワークがホッパに戻されて二次的な除外整列
がなされる。そして、その整列ロッドの上端面に残され
たワークはプッシャによってシュートに送り込まれてス
トックされる。
【0015】この場合、請求項2に記載の発明のよう
に、整列ロッドによって押し上げられたワークの近傍に
上下二段にわたってエアブローノズルが配置されている
と、上記のように正立姿勢以外のワークは下側のノズル
からのエアブローによる助勢力によって整列ロッドから
ホッパへと落下し、また、整列ロッドの上端面に正立姿
勢のまま二段にわたってワークが積み重なっている場合
には、その上段側のワークが上側のノズルからのエアブ
ローによる助勢力によってホッパへと落下して、上記の
除外整列がより効果的に行われる。
【0016】請求項3に記載の発明では、断面が正方形
の整列ロッドの一辺の寸法Hとワークの直径Dとの関係
がH>D>0.586Hとなるように設定されているた
めに、その整列ロッドの上端面には正立姿勢のワークが
一個のみ載置されるという条件があったとしても、共通
の整列ロッドを使用しながら実質的にH寸法の1〜0.
6倍までの直径Dをもつ多種類のワークに対応できるこ
とになる。
【0017】請求項4,5に記載の発明では、上記のよ
うな整列装置のホッパに円筒状ワークを補給するにあた
り、ホッパとサブホッパとの間に配置されたステップフ
ィード機構の第1,第2の可動側フィードブロックが繰
り返し昇降動作することにより、サブホッパの底壁面か
ら第1の可動側フィードブロックの搬送面上に移動した
円筒状ワークが、それよりも高い位置にある固定側フィ
ードブロックの搬送面から第2の可動側フィードブロッ
クの搬送面およびシュートへと順次移載され、最終的に
そのワークはシュートを自重にて滑落してホッパに補給
される。
【0018】これにより、補給装置は振動源を必要とせ
ずにホッパ側に確実にワークを補給できることはもちろ
んのこと、仮にそのサブホッパがホッパよりも低い位置
に設置されていたとしても無理なくホッパにワークを補
給することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜7は本発明のより好ましい
実施の形態を示す図であって、前述した防振マウントの
内外筒となる中空円筒状の金具(以下、これをワークと
称する)を整列整送するための装置の例を示している。
【0020】図5〜7に示すように、この装置は大別し
て、ホッパ2を主体とする整列装置1と、ホッパ2に隣
接配置されてこのホッパ2にワークWを補給するための
サブホッパ3およびステップフィード機構4を主体とす
る補給装置5とから形成されている。そして、ホッパ2
の上端部には、整列されたワークWをストックするため
のシュート6と、このシュート6に対して整列後のワー
クWを送り込むためのプッシャ7とが対向配置されてい
る。
【0021】図1〜3は上記整列装置1の詳細を示す図
であって、略直方体の骨組構造体からなるフレーム8の
上端には漏斗状をなすホッパ2がその上方から着脱可能
に配置されていて、このホッパ2内には中空円筒状のワ
ークWがばら積み状態で収容されている。ホッパ2の下
端部には該ホッパ2が収束するような位置に角筒状の管
状部9が一体に形成されており、この管状部9の内周寸
法はワークWが正立姿勢(ワークWの軸心がほぼ鉛直と
なる姿勢)では一つのみはまり得るような大きさに設定
されている。
【0022】管状部9にはこれを貫通するようにして角
柱状の整列ロッド10が内挿されていて、この整列ロッ
ド10はフレーム8に設けられたリフトシリンダ11の
ピストンロッド12にブラケット13とピン14とを介
して着脱可能に連結されている。したがって、整列ロッ
ド10はリフトシリンダ11の伸縮動作に応じて昇降動
作することとなり、その上昇限位置は図1に示す実線位
置P1に設定されているとともに、下降限位置P2は整列
ロッド10の上端面10aが管状部9から抜け出ない程
度の位置P2に設定されている。
【0023】ここで、フレーム8のうちリフトシリンダ
11の両側にはガイドスリーブ15が配置されている一
方、前記ブラケット13にはガイドスリーブ15に内挿
された一対のガイドロッド16が連結されており、これ
らガイドスリーブ15およびガイドロッド16に案内さ
れるかたちで整列ロッド10が昇降動作することにな
る。
【0024】そして、上記の整列ロッド10はホッパ2
内を上昇する過程で図11に示すように除外整列した正
立姿勢の一つのワークWのみを上昇限位置P1まで押し
上げることを理想としており、例えば図8〜10に示す
ようにワークWが上記の理想とする姿勢以外となった場
合にはそのワークWを積極的にホッパ2内へ自重落下さ
せるために、その整列ロッド10の上端面10aには図
11に示すように3〜5°程度の傾斜角θをもたせてあ
る。
【0025】同時に、上記の整列ロッド10の上端面1
0aに一つのワークWのみが載るようにするために、上
記の断面正方形の整列ロッド10の一辺の長さHとワー
クWの直径Dとの関係としてH>D>0.586Hとな
るように設定されている。すなわち、図4に示すよう
に、ワークWの直径DをH寸法の関数として表すと次式
(1)のようになる。
【0026】 L4=(D/2)・cos22.5°‥‥‥(1) ここで、三角形O−P−Qは、二辺の長さがD/2で、
挾角135°の二等辺三角形である。
【0027】 H/2=2×L4×cos22.5°‥‥‥(2) 上記(1),(2)式より、D=H/(2×cos2
2.5°)=0.586Hとなる。これにより、H寸法
に対してワークWの直径Dがおよそ1〜0.6倍の範囲
内にあれば、整列ロッド10の上端面10aには正立姿
勢のワークWが一つだけ載り得ることになる。
【0028】さらに、図2のほか図8〜10に示すよう
に、ホッパ2の上端部には、整列ロッド10によって押
し上げられたワークWの除外整列のために上下二段にわ
たって三つのエアブローノズル17〜19が配置されて
おり、下段の単一のエアブローノズル17からは低風速
のエアをワークWに向けて吹き付けるように、また、上
段側の二つのエアブローノズル18,19からは高風速
のエアをワークWに向けて吹き付けるように、それぞれ
のエアブローノズル17〜18の指向方向を設定してあ
る。
【0029】前記ブラケット13には三枚のブレークプ
レート20が固定されており、これらのブレークプレー
ト20はホッパ2に形成されたスリットからそのホッパ
2内部に臨ませてある。そして、これらのブレークプレ
ート20は整列ロッド10とともにその都度昇降動作し
て、ホッパ2内のワークWの姿勢を変更するようになっ
ている。すなわち、ホッパ2内でのワークWの偶発的な
並び方によっては、複数のワークW同士がブリッジ状に
突っ張ったままとなってワークWの減少によってもその
ワークWが自重で管状部9側に自重落下しないことが予
想されることから、これらの状態を解消するため上記の
ブレークプレート20が設けられている。
【0030】また、ホッパ2の側壁部にはワークWの大
きさよりも小さい窓部21が開口形成されていて、この
窓部21を通してレベルセンサである光電スイッチ22
の投受光器の光軸をホッパ2内部に臨ませてある。そし
て、この光電スイッチ22によってホッパ2内のワーク
Wの減少度合が検出され、この検出出力は後述するよう
にホッパ2へのワーク補給要求指令信号として補給装置
5に与えられるようになっている。
【0031】上記ホッパ2の上端面には、その一端が上
昇限位置P1にある整列ロッド10に近接するようにし
てワークストック用のシュート6が延設されている。こ
のシュート6は互いに対向配置した一対のゲートプレー
ト23によってワークWを受容し得るストック送路24
が形成されているとともに、そのストック送路24の先
端にはストッパプレート25が設けられている。これに
より、後述するように、整列ロッド10によって押し上
げられたワークWがストッパプレート25に当接するま
で順次前詰め方式でストック送路24にストックされる
ようになっている。そして、ストック送路24の最先端
にワークWが在席しているかどうかが光電スイッチ26
によって検出されるようになっている。
【0032】ここで、上記の一対のゲートプレート23
は一対のガイドロッド27に案内されていて、スクリュ
ーシャフト28の回転操作により互いに接近離間するよ
うになっており、これによってワークWのサイズに応じ
てそのストック送路24の幅寸法が調整可能となってい
る。
【0033】前記ホッパ2の上端面のうちシュート6と
対向する位置にはプッシャ7が配置されている。このプ
ッシャ7は、一対のガイドスリーブ29およびガイドロ
ッド30によって案内されてプッシャシリンダ31の伸
縮動作に応じて進退動作するVブロック状のプッシュプ
レート32を備えていて、上記のように整列ロッド10
によって上昇限位置P1まで押し上げられたワークWが
プッシュプレート32によってシュート6のストック送
路24側に送り込まれるようになっている。
【0034】なお、プッシャシリンダ31には図示外の
ストロークセンサが内蔵されており、プッシュプレート
32が最後に送り込んだワークWによってストック送路
24が満杯状態になったかどうかが上記のストロークセ
ンサによって検出される。
【0035】補給装置5は、図5〜7に示すように、整
列装置1側のシュート6やプッシャ7と干渉しないよう
に、ステップフィード機構4がホッパ2と隣接するよう
にして配置されている。
【0036】整列装置1と同様に、フレーム33の上端
部には側面視で略三角形状をなすサブホッパ3が設置さ
れており、このサブホッパ3はステップフィード機構4
側すなわち整列装置1のホッパ2側に向かって下り勾配
で傾斜した底壁部35と、左右の側壁部36とから形成
されていて、前面側はステップフィード機構4側に向か
って開口している。そして、サブホッパ3の内部にはホ
ッパ2内と同様のワークWがばら積み状態で収容されて
いる。
【0037】前記ステップフィード機構4は、サブホッ
パ3に隣接した高さBのボックス状のケース37を有し
ており、ケース37の上端部には、図5,7に示すよう
に、ホッパ2側に向かって下り勾配で傾斜しつつその最
下端部がホッパ2の上部開口部に臨むシュート38が一
体に形成されているとともに、ケース37内の中央部に
は固定側フィードブロック39が配置されており、この
固定側フィードブロック39の上端にはホッパ2側に向
かって下り勾配で傾斜する斜状の搬送面39aが形成さ
れている。
【0038】また、前記固定側フィードブロック39を
はさんでその両側には昇降動作可能な第1,第2の可動
側フィードブロック40,41が配置されている。すな
わち、サブホッパ3と固定側フィードブロック39との
間にはケース37の下方に露出する第1の可動側フィー
ドブロック40が配置されているとともに、固定側フィ
ードブロック39とケース37の規制壁面(前面)42
との間にはケース37の下方に露出し、且つ第1の可動
側フィードブロック40よりも長い第2の可動側フィー
ドブロック41が配置されている。そして、これら第
1,第2の可動側フィードブロック40,41の上端面
には固定側フィードブロック39の搬送面39aと同形
状の斜状の搬送面40aまたは41aが形成されている
とともに、双方の可動側フィードブロック40,41同
士はその下端部において連結プレート43により相互に
連結されている。
【0039】さらに、第2の可動側フィードブロック4
1の両側面にはその長手方向に沿ってガイド溝44が形
成されていて、このガイド溝44に対してケース37の
両側面に配設された上下一対のガイドベアリング45が
係合している一方、フレーム33側にはガイドローラ4
6が設けられていて、このガイドローラ46によって第
1の可動側フィードブロック40が案内されている。
【0040】前記ケース37の規制壁面42にはリフト
シリンダ47が設けられていて、このリフトシリンダ4
7のピストンロッド48は連結プレート43に連結され
ている。したがって、リフトシリンダ47が伸縮動作す
ることにより、それに応じてガイド溝44やガイドベア
リング45およびガイドローラ46に案内されるかたち
で第1,第2の可動側フィードブロック40,41が図
5に実線で示す下降限位置P12と仮想線で示す上昇限位
置P11との間を昇降動作するように構成されている。
【0041】そして、第1,第2の可動側フィードブロ
ック40,41がともに下降限位置P12にある状態で
は、第1の可動側フィードブロック40の搬送面40a
が固定側フィードブロック39の搬送面39aよりも低
く、かつその搬送面40aがサブホッパ3の底壁面35
と一直線状に連続するように設定されていて、同時に、
固定側フィードブロック39と第2の可動側フィードブ
ロック41の搬送面39a,41a同士が一直線状に連
続するように設定されている。
【0042】なお、サブホッパ3の両側部には光電セン
サ49が配置されているとともに、サブホッパの側壁部
にはそれに対応する窓部が開口形成されていおり、その
窓部を通して光電センサ49の光軸をサブホッパ3内に
臨ませて、該サブホッパ3内のワークWの減り具合を光
電センサ49で検知するようになっている。
【0043】次に、以上のように構成された装置の一連
の作用について説明する。
【0044】先ず、図1〜3に示した整列装置1におい
ては、リフトシリンダ11の伸縮動作に応じて整列ロッ
ド10が昇降動作を繰り返すと、整列ロッド10が下降
限位置P2に達した時点でワークWが管状部9に落ち込
んで一次的な除外整列がなされ、整列ロッド10の上昇
とともにそのワークWが整列ロッド10の上端面10a
に載せられたまま上昇限位置P1まで押し上げられる。
また、管状部9にワークWが落ち込まなかった場合であ
っても、整列ロッド10がホッパ2内を上昇する過程で
一つのワークWが正立姿勢もしくは他の姿勢となって整
列ロッド10に載せられることもあり、逆に整列ロッド
10上に一旦は載せられたワークWがホッパ2内を通過
する過程で落下してしまうこともある。
【0045】同時に、上記の整列ロッド10とともに三
枚のブレークプレート20も昇降動作を繰り返すことか
ら、ホッパ2内のワークWが前述したようなブリッジ状
態を形成している場合にはブレークプレート20によっ
て崩壊される。
【0046】整列ロッド10が上昇限位置P1まで上昇
すると、その整列ロッド10の上部を指向するように設
けられた上下二段の光電センサ50,51がワークWの
姿勢を問わずそのワークWの有無を検知する。
【0047】この時、図8に示すように、整列ロッド1
0上のワークWが倒れている場合には、その整列ロッド
10の上端面10aが図11に示すように所定の傾斜角
θを有しているために、ワークWはホッパ2内へ転がり
落ちる。また、ワークWが倒れながらも、図9に示すよ
うにそのワークWの軸心が上端面10aの一辺と平行で
ある場合には、下段のエアブローノズル17から低風速
のエアが吹き付けられているために、ワークWは空気圧
を受けて上記と同様にホッパ2内へ転がり落ちる。な
お、低風速のエア圧力は、正立姿勢のワークWまで吹き
落としてしまうことがないような圧力に設定されている
ことは言うまでもない。
【0048】このように、ワークWが転がり落ちること
によってワークWの二次的な除外整列がなされ、同時に
整列ロッド10の上端面10aからワークWがなくなる
ことによって光電センサ50,51はワークWを検出し
なくなることから、プッシャ7は何ら作動せず、整列ロ
ッド10は直ちに下降限位置P2まで戻って上記の動作
を繰り返す。
【0049】一方、図10に示すように、整列ロッド1
0上に二段にわたってワークWが載せられている場合に
は、ワークWが二段重ね状態であることを上記の光電セ
ンサ50,51が検出する。この検出出力を受けて上段
の二つのエアブローノズル18,19から高風速のエア
が吹き出され、エアによって上段のワークWが吹き落と
されて二次的な除外整列がなされる。そして、上記二つ
の光電センサ50,51のうち上段の光電センサ50が
ワークを検出しなくなることでワークWの二段重ね状態
が解消したことが検出される。
【0050】このような除外整列によって図11に示す
ように上昇限位置P1にある整列ロッド10上には正立
姿勢の一つのワークWのみが残され、ワークWが正立姿
勢にあることを下段側の光電センサ51が検出する。
【0051】この光電センサ51の検出出力を受けてプ
ッシャ7のプッシャシリンダ31が伸長動作し、プッシ
ュプレート32が整列ロッド10上のワークWをそれに
隣接するシュート6のストック送路24に送り込む。こ
の時、ストック送路24の先端にはストッパプレート2
5が配置されていて最先端のワークWの位置を規制して
いるために、ストック送路24上のワークWは最先端の
ワークWがストッパプレート25に当接するまで前詰め
される。同時に、ストック送路24がワークWで満杯状
態になったかどうかは、整列ロッド10上のワークWを
送り込んだときのプッシャシリンダ31に内蔵のストロ
ークセンサによって検出される。
【0052】こうして、整列ロッド10によって整列さ
れたワークWがシュート6側に送り込まれると、整列ロ
ッド10が下降して上記と同様の動作を繰り返すことに
なり、また、シュート6に整列されたワークWは、その
最先端のものから順に図示しないハンドリングロボット
によってピックアップされた所定の組立位置に供給され
る。
【0053】一方、上記のような整列動作の繰り返しに
よってホッパ2内のワークWが徐々に減少し、ホッパ2
の側部に設けられた光電センサ22が「ワーク無し」を
検知すると、この出力がホッパ2に対するワーク補給要
求指令として補給装置5の制御系に与えられて、補給装
置5が作動する。
【0054】補給装置5は、図5に示すように、上記の
補給要求指令がない状態では第1,第2の可動側フィー
ドブロック40,41が下降限位置P12にて待機してお
り、したがって、サブホッパ3内のばら積み状態のワー
クWの一部が底壁面35を転がるようにして第1の可動
側フィードブロック40の上部空間にまで位置してい
る。
【0055】そして、前述したように整列装置1からの
ワークの補給要求指令があると、補給装置5側のリフト
シリンダ47が所定回数だけ伸縮動作を繰り返す。
【0056】今仮りに、図5の状態から第1,第2の可
動側フィードブロック40,41が上昇限位置P11まで
上昇すると、第1の可動側フィードブロック40の搬送
面40a上にあるワークの一部は、その搬送面40aが
固定側フィードブロック39の搬送面39aと面一状態
となった時点で搬送面39a側に転がり落ち、その搬送
面39aと第2の可動側フィードブロック41のなす空
間に貯えられる。
【0057】そして、第1,第2の可動側フィードブロ
ック40,41が下降限位置P12まで下降すると、それ
まで固定側フィードブロック39の搬送面39a上にあ
ったワークWは、その搬送面39aが第2の可動側フィ
ードブロック41の搬送面41aと面一状態となった時
点でその第2の可動側フィードブロック41の搬送面4
1a上に転がり落ち、その搬送面41aと規制壁面42
とのなす空間に貯えられる。
【0058】さらに、一旦下降限位置P12まで下降した
第1,第2の可動側フィードブロック40,41が再び
上昇すると、第1の可動側フィードブロック40から固
定側フィードブロック39の搬送面39a側へと上記と
同様にワークWの移し替えが行われる一方、先に第2の
可動側フィードブロック41の搬送面41a上に位置し
ていたワークWはその第2の可動側フィードブロック4
1の上昇とともに押し上げられ、図5,6に示すように
第2の可動側フィードブロック41の搬送面41aがシ
ュート38と面一状態となった時点でシュート38上を
転がり落ちてホッパ2に供給される。
【0059】つまり、第1,第2の可動側フィードブロ
ック40,41の昇降動作を繰り返す過程で、サブホッ
パ3の傾斜した底壁面35を転がり落ちたワークWが下
降限位置P12にある第1の可動側フィードブロック40
上に自重にて移載され、第1の可動側フィードブロック
40の上昇動作によってそのワークWが第1の可動側フ
ィードブロック40から固定側フィードブロック39の
搬送面39aへと移載される一方、第1の可動側フィー
ドブロック40とともに上昇していた第2の可動側フィ
ードブロック41が下降すると、それまで固定側フィー
ドブロック39上にあったワークWが第2の可動側フィ
ードブロック41上に移載され、再び第2の可動側フィ
ードブロック41が上昇することでそれらのワークWが
シュート38を転がり落ちてホッパ2に供給されること
になる。これによって、サブホッパ3から整列装置1側
のホッパ2へワークWをスムーズに補給することにな
る。
【0060】そして、サブホッパ3に付設された光電セ
ンサ49が「ワーク無し」を検知すると、その出力を受
けてブザーあるいはランプ等の警報手段が作動し、オペ
レータに対してサブホッパ3へのワークの供給を促すこ
とになる。
【0061】このように本実施の形態によれば、整列装
置1および補給装置5ともに従来のような振動型のホッ
パを用いていないので、簡易でかつ安価な設備構成で所
期の目的を達成できることになる。特に、整列装置1に
あっては、角筒状の管状部9によってワークWが正立姿
勢となるように一次的な除外整列を行う一方、図8〜1
1に示したように角柱状の整列ロッド10の上端面10
aの傾きとエアブローとの併用によって二次的な除外整
列を行うようにしているため、前述したように整列ロッ
ド10の一辺の長さHに対してワークWの直径Dがおよ
そ1〜0.6倍の範囲内であればワークの材質やサイズ
の違いにかかわらず整列可能であり、これによって設備
の汎用性も高いものとなるほか、ワークWの外径をD、
その長さをLとしたとき、L/D=0.5〜5程度のワ
ークまで無理なく対応できる効果がある。
【0062】また、上記以外のワークWの整列を行う場
合には、図1〜3に示すように、フレーム8に対してホ
ッパ2を固定しているねじ55を緩めた上で把手部56
を持ってホッパ2そのものを交換する一方、整列ロッド
10についてもピン14を外して交換するだけでよい。
【0063】その上、前記補給装置5におけるステップ
フィード機構4は、第1,第2の可動側フィードブロッ
ク40,41の昇降動作に応じて実質的にワークWが階
段状に二段階にわたって上昇することになるため、サブ
ホッパ3が低い位置にあったとしてもホッパ2側にワー
クWを無理なく補給することができ、結果的にサブホッ
パ3へのワークWの投入にあたって従来のように昇降機
等を用いる必要がなく、ワーク投入時の作業性が大幅に
改善される。
【0064】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ホッパ
内の円筒状ワークが整別ロッドの昇降動作に応じて順次
除外整列されてシュートにストックされるようにしたこ
とから、従来のようにボウル型ホッパフィーダや除外整
列のための専用の送路を用いることなくワークを確実に
整列することができ、設備の構造を簡素化できるととも
に設備費を大幅に低減できる効果がある。
【0065】特に請求項2に記載の発明によれば、円筒
状ワークを除外整列する手段として、整列ロッドの上端
面に一つのワークのみを支持し得るような面積と傾きと
をもたせているのに加えて、上下二段のエアブローノズ
ルを併用するようにしたことから、そのワークの除外整
列の確率が一段と向上する効果がある。
【0066】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
断面が正方形の整列ロッドの一辺の長さと整列対象とな
る円筒状ワークの直径との関係を特定の範囲に設定した
ことから、共通の整列ロッドを使用しながら上記の一辺
の長さの1〜0.6倍までの直径を有するワークに無段
取りで対応することができ、段取り工数の削減と併せて
設備そのものの汎用性が高いものとなる。
【0067】請求項4,5に記載の発明によれば、第
1,第2の可動側フィードブロックの昇降動作に応じて
サブホッパ内の円筒状ワークを順次上方に押し上げて、
最終的には整列装置側のホッパよりも高い位置に設定さ
れたシュートからそのホッパに対してワークを供給する
ようにしたことから、かかるサブホッパについても従来
のような振動源が不要であり、構造が簡単で且つ安価な
設備で所期の目的を達成できる効果がある。
【0068】その上、サブホッパがホッパよりも低い位
置にあってもホッパに対して無理なくワークを補給でき
ることから、従来の振動タイプのサブホッパのようにサ
ブホッパが相手側のホッパよりも高い位置にあることが
条件とされることがない。そのため、サブホッパそのも
のへのワークの投入にあたって踏台や昇降機等を用いる
必要がなく、作業性を大幅に改善できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図で、図2に示す整
列装置の右側面図。
【図2】図6の要部拡大図。
【図3】図1の左側面図。
【図4】整列ロッドの一辺の長さとワークの直径との関
係を示す拡大説明図。
【図5】ワーク整列装置および補給装置を含むワーク供
給装置の側面図。
【図6】図5の平面図。
【図7】図5のE−E線に沿う断面図。
【図8】ワークの除外整列時の説明図で、(A)はその
平面図、(B)は正面図。
【図9】ワークの除外整列時の説明図で、(A)はその
平面図、(B)は正面図。
【図10】ワークの除外整列時の説明図で、(A)はそ
の平面図、(B)は正面図。
【図11】ワークの除外整列時の正面図。
【符号の説明】
1…整別装置 2…ホッパ 3…サブホッパ 4…ステップフィード機構 5…補給装置 6…シュート 7…プッシャ 9…管状部 10…整列ロッド 10a…上端面 11…リフトシリンダ 17,18,19…エアブローノズル 24…ストック送路 31…プッシャシリンダ 31…プッシュプレート 35…底壁部 38…シュート 39…固定側フィードブロック 39a…搬送面 40…第1の可動側フィードブロック 40a…搬送面 41…第2の可動側フィードブロック 41a…搬送面 42…規制壁面 47…リフトシリンダ W…ワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漏斗状に形成されて内部に円筒状ワーク
    がばら積み状態で収容されているとともに、下端部に
    は、円筒状ワークが鉛直姿勢では一つのみはまり得る管
    状部が形成されたホッパと、 前記管状部に挿入された状態で昇降駆動され、前記管状
    部に収容された円筒状ワークをホッパの上端部まで押し
    上げる整列ロッドと、 前記ホッパの上端部から水平方向に延設されて、円筒状
    ワークを整列姿勢のままで複数個ストックするためのシ
    ュートと、 前記ホッパの上端部に配設されて、整列ロッドによって
    押し上げられた円筒状ワークを前詰め方式でシュートに
    送り込むプッシャと、 を備えてなり、 前記整列ロッドの上端面は、円筒状ワークの一端面を接
    触面としてその単一の円筒状ワークのみを安定的に載置
    可能な面積および傾きを有していることを特徴とする円
    筒状ワークの整列装置。
  2. 【請求項2】 前記整列ロッドによって押し上げられた
    円筒状ワークの近傍には、除外整列用のエアブローノズ
    ルが上下二段にわたって配置されていることを特徴とす
    る請求項1記載の円筒状ワークの整列装置。
  3. 【請求項3】 前記整列ロッドは水平断面が正方形をな
    す角柱状のものとして形成されていて、その整列ロッド
    の上端面の一辺の寸法をH、円筒状ワークの直径をDと
    したとき、そのH寸法とD寸法とがH>D>0.586
    Hの関係となるように設定されていることを特徴とする
    請求項2記載の円筒状ワークの整列装置。
  4. 【請求項4】 ホッパ内にばら積み状態で収容されてい
    る円筒状ワークを順次整列して取り出すにあたり、前記
    ホッパと並設されて該ホッパに対して円筒状ワークを補
    給する装置であって、 少なくともホッパ側に向かって下り勾配で傾斜する底壁
    面を有しているとともにホッパ側の面が開口していて、
    その内部に円筒状ワークがばら積み状態で収容されたサ
    ブホッパと、 このサブホッパと前記ホッパとの間に配置されてサブホ
    ッパ内の円筒状ワークを順次ホッパに供給するステップ
    フィード機構とを備えてなり、 このステップフィード機構は、 前記ホッパに近接する鉛直な規制壁面の上部に配置され
    て、低位側の端部がホッパの上端部に臨むように傾斜し
    たシュートと、 前記サブホッパ側の開口面と規制壁面との間に配置され
    て、上端部にホッパ側に向かって下り勾配で傾斜する搬
    送面が形成されているとともに、その搬送面の高さ位置
    が前記サブホッパの底壁面の最低位置よりも高い位置に
    設定された固定側フィードブロックと、 前記固定側フィードブロックとサブホッパの開口面との
    間に昇降可能に配置され、上端面にはホッパ側に向かっ
    て下り勾配で傾斜する搬送面が形成されているととも
    に、下降限位置では搬送面が前記底壁面と連続し且つ上
    昇限位置では搬送面が固定側フィードブロックの搬送面
    と連続するように設定された第1の可動側フィードブロ
    ックと、 前記固定側フィードブロックと規制壁面との間に前記第
    1の可動側フィードブロックと一体的に昇降し得るよう
    に配置され、上端面にはホッパ側に向かって下り勾配で
    傾斜する搬送面が形成されているとともに、下降限位置
    では搬送面が固定側フィードブロックの搬送面と連続し
    且つ上昇限位置では搬送面が前記シュートと連続するよ
    うに設定された第2の可動側フィードブロックと、 前記第1,第2の可動側フィードブロックを昇降動作さ
    せる駆動手段と、 から構成されていて、 前記第1の可動側フィードブロックが下降限位置にある
    状態で底壁面上を自重で転動してその第1の可動側フィ
    ードブロックの搬送面上に移載された円筒状ワークが、
    第1,第2の可動側フィードブロックの昇降動作を繰り
    返す過程で、固定側フィードブロックの搬送面および第
    2の可動側フィードブロックの搬送面へと順次移載され
    た上でシュートからホッパへと自重にて供給されるもの
    であることを特徴とする円筒状ワークの補給装置。
  5. 【請求項5】 サブホッパからの円筒状ワークの補給対
    象となるホッパが請求項1〜3のいずれかに記載の整列
    装置におけるホッパであることを特徴とする円筒状ワー
    クの補給装置。
JP11769697A 1997-05-08 1997-05-08 円筒状ワークの整列装置および補給装置 Pending JPH10310224A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008114970A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Yajima Giken Inc 補助ホッパー付き部品整列供給装置
CN102935941A (zh) * 2012-10-30 2013-02-20 无锡双益精密机械有限公司 减轻噪音表面伤落料结构

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