JPH10310201A - 回収ボックス - Google Patents

回収ボックス

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JPH10310201A
JPH10310201A JP9137863A JP13786397A JPH10310201A JP H10310201 A JPH10310201 A JP H10310201A JP 9137863 A JP9137863 A JP 9137863A JP 13786397 A JP13786397 A JP 13786397A JP H10310201 A JPH10310201 A JP H10310201A
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Akihiko Endo
暁彦 遠藤
Shinichi Osawa
真一 大澤
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Kawajun Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単で、投入部扉と回収部扉とに設けら
れた錠前の一方をロックすると、双方の扉をロックで
き、かつ、雨水の侵入を防止すると共に風に対しても倒
れることのない安全性の高い回収ボックスを提供する。 【解決手段】ボックス本体4に回収物を取り出す回収部
扉5と回収物の投入口2を開閉する投入部扉6とを具備
し、前記投入部扉の裏面には雨水侵入防止用シール部材
61を備え、ボックス本体4の底部の左右両部材81、
82に、他のボックス本体と連結するための連結体40
の挿入口となる切欠き部41を備える回収ボックス1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃品の選別回収や
ゴミを入れ、不使用時に鍵を掛け、いたずらや不信物の
投入を防ぐことができ、かつ激しい風雨にも耐えうる安
全性の高い回収ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回収ボックスは、缶・瓶、新聞・
雑誌、一般ゴミなどに分かれ、それぞれ前面、側面、裏
面に回収ボックス内の回収物を取り出す回収部扉が、上
面に回収物の投入口が設けられている。そして、この回
収部扉には通常錠前が設けられロックされ、上面の投入
口は開放状態のままであることが多い。しかし、屋外設
置の回収ボックスでは、雨水を防ぐため上面の投入口に
も扉が設けられているものが多く設置されるようになっ
た。更に、いたずらや不信物の投入を防ぐ目的で、投入
部扉にも錠前が回収部扉とは別に設けられ、休日や夜間
など不使用時に投入部扉もロックできるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の回収ボックスでは、投入部扉と回収部扉とに錠前が
別々に設けられているため、回収ボックスが使用される
時間帯が終了し、作業員が最後の回収物の回収と共に、
物を投入できないように投入部扉をロックするには、投
入部扉と回収部扉との錠前を別々にロックしなければな
らない。従って、回収ボックスが比較的多い公共的な施
設では、その作業がばかにならず、作業員により多くの
作業をさせることになる。また、激しい風雨には必ずし
も十分な対策がなされているわけではなく、特に、風対
策としては、基礎を設け、これにアンカーボルトで締め
つけて固定する等煩雑であった。
【0004】従って、本発明が解決すべき課題は、全体
的に構造が簡単でありながら、投入部扉と回収部扉とに
設けられた錠前の一方を操作することで、双方の扉をロ
ックでき、かつ、雨水の侵入を防止すると共に風に対し
ても倒れることのない安全性の高い回収ボックスを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者は鋭意検討を行った結果、本発明を完成した。す
なわち、請求項1の発明は、ボックス本体に回収物を取
り出す回収部扉と、該ボックス本体の上方部に位置し回
収物の投入口を開閉する投入部扉とを具備してなる回収
ボックスであって、前記投入部扉の裏面に雨水侵入防止
用シール部材を備えることを特徴とする回収ボックスを
提供するものである。従って、激しい雨中であっても、
回収ボックス内に雨水が進入することを防止できる。
【0006】請求項2の発明は、ボックス本体に回収物
を取り出す回収部扉と、該ボックス本体の上方部に位置
し回収物の投入口を開閉する投入部扉とを具備してなる
回収ボックスであって、前記投入口回りに雨水侵入防止
用の凸状部又は凹状溝を備えることを特徴とする回収ボ
ックスを提供するものである。従って、激しい雨中であ
っても、回収ボックス内に雨水が進入することを防止で
きる。
【0007】請求項3の発明は、ボックス本体に回収物
を取り出す回収部扉と、該ボックス本体の上方部に位置
し回収物の投入口を開閉する投入部扉とを具備してなる
回収ボックスであって、該ボックス本体の底部の左右両
部材に、他のボックス本体と連結するための連結体の挿
入口となる切欠き部をそれぞれ少なくとも1以上備える
ことを特徴とする回収ボックスを提供するものである。
従って、激しい風に対しても倒れることがなく安全であ
り、基礎とアンカーボルトで設置する方法に比べ安価で
ある。
【0008】請求項4の発明は、ボックス本体に回収物
を取り出す回収部扉と、該ボックス本体の上方部に位置
し回収物の投入口を開閉する投入部扉とを具備してなる
回収ボックスであって、前記投入部扉に雨水侵入防止用
シール部材を有し、該ボックス本体の底部の左右両部材
に連結体の挿入口となる切欠き部をそれぞれ少なくとも
1以上備えることを特徴とする回収ボックスを提供する
ものである。従って、前記発明と同様の作用効果を奏す
る。
【0009】請求項5の発明は、前記ボックス本体に前
記回収部扉及び投入部扉を双方共にロックする錠前機構
を有する回収ボックスを提供するものである。従って、
前記発明と同様の作用効果を奏する他、錠前機構を操作
することで、ボックス本体に回収部扉及び投入部扉を別
々にロックしなくても、同時にロックできる。
【0010】請求項6の発明は、前記錠前機構は、前記
ボックス本体に前記回収部扉及び投入部扉をロックする
錠前をそれぞれ有し、前記投入部扉の錠前を操作するこ
とで、前記回収部扉の錠前を規制して双方の扉をロック
する回収ボックスを提供するものである。従って、前記
発明と同様の作用効果を奏する他、投入部扉の錠前を操
作すると、他方の錠前を規制するから、ボックス本体に
投入部扉及び回収部扉を共にロックできる。
【0011】請求項7の発明は、前記回収部扉の錠前
は、回収部扉の内側に1以上の爪を有するラッチ板をス
ライド可能に設けると共に、前記1以上の爪を掛けるラ
ッチガードを前記ボックス本体に設けてなり、前記投入
部扉の錠前は、前記回収部扉の内側にロックプレートを
回動可能に設けると共に、前記ロックプレートを掛ける
ロックハンガーを前記投入部扉に設けてなり、前記ロッ
クプレートを回動させ前記ロックハンガーに掛けて前記
投入部扉をロックした時、前記ロックプレートが前記ラ
ッチ板の端に当たり、前記ラッチ板のスライドを規制し
て前記回収部扉をロックする回収ボックスを提供するも
のである。従って、前記発明と同様の作用効果を奏する
他、投入部扉の錠前のロックプレートを回動させ、ロッ
クハンガーに掛けると、投入部扉をロックでき、同時に
ロックハンガーが回収部扉の錠前を構成するラッチ板の
端に当たるから、ラッチ板のスライドを規制して回収部
扉をロックできる。
【0012】請求項8の発明は、更に、前記投入部扉を
開ける時には負荷をかけず、閉める時に負荷をかけるダ
ンパー機構を設ける回収ボックスを提供するものであ
る。従って、投入部扉を閉める時はゆっくりと閉めるた
め、音の防止や指を挟む等の人心事故を防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態をあげて本発明
を添付図面に基づいて詳述する。図1は本発明の実施形
態である回収ボックスを示す斜視図、図2は回収ボック
スに収納する台車を示す斜視図である。図1及び図2に
示すように、1は回収ボックスを示し、この回収ボック
ス1は、回収物の投入口2を設けたヘッドユニット3を
冠してなるボックス本体4と、このボックス本体4の前
面に開閉自在に取り付け回収物を取り出す回収部扉5
と、ボックス本体4のヘッドユニット3に開閉自在に取
り付け前記投入口2を開閉する投入部扉6と、を主要構
成要素としてなる。なお、図2における7は、ボックス
本体4内に収納され、回収物を入れるビニール袋や篭を
保持する台車である。
【0014】前記ボックス本体4は、底部に位置する
右、左及び後方の各部材81、82、83上の3面を側
板8で囲い、前面に蝶番9により回収部扉5を開閉自在
とし、その上部に冠したヘッドユニット3に投入部扉6
を開閉自在に取り付けてなり、底はない。なお、この投
入部扉6は、単に持ち上げることにより開閉するもので
も良く、ヘッドユニット3と投入部扉6との間に渦巻き
バネ(図では省略)を入れ、この渦巻きバネにより投入
部扉6を上方に持ち上げるようにし、常時「開」の状態
にしておき、雨の日、夜間等に「閉」の状態にしても良
い。また、投入部扉6が閉じた時に当接する当接面31
の上方には、略U字状の突条部62を形成し、投入部扉
6の裏面には閉じたとき、前記突条部62の外側を囲む
ように形成されるU字状の雨水侵入防止用シール部材6
1を形成する。該シール部材61の左右両側は前方端近
傍まで延出することがシール性を高めることからも好ま
しい。シール部材としては軟質の合成樹脂製のものが好
ましい。また、前記右及び左部材81、82には、他の
ボックス本体と連結するための連結体40a〜40dの
挿入口となる切欠き部41a〜41dを形成する(図3
において、40c、40dは省略し、41a、41bは
図示されていない)。かかる切欠き部は、右又は左部材
にそれぞれ1個又は2個形成することが好ましい。
【0015】前記回収部扉5と投入部扉6とは、錠前機
構10によりボックス本体4に共にロックされる。錠前
機構10は、回収部扉用錠前11と投入部扉用錠前12
とがあり、これらの錠前のうち投入部扉6の錠前12を
操作することにより、ボックス本体4に回収部扉5と投
入部扉6とをロックすることができるようになってい
る。回収部扉用錠前11は、回収部扉5の内側に1以上
の爪13を有し、かつその端にラッチロックプレート1
4を取り付けたラッチ板15をスライド可能に設けると
共に、1以上の爪13を掛けるラッチガード16をボッ
クス本体4に設けてなる。
【0016】すなわち、2枚の爪13を有するラッチ板
15に2つの長孔15aを明け、これら長孔15aを通
して2本のラッチカラー17をボルトにより回収部扉5
に取り付けることで、長孔15aの範囲内でラッチ板1
5を上下にスライド可能にしている。そして、ラッチ板
15の2枚の爪13はその先端13aが丸みを帯び、更
に凹部13bを設けられているから、爪13の先端13
aがラッチガード16の孔16aに当たると、ラッチ板
15は上方にスライドし、爪13の先端13aはラッチ
ガード16の孔16aを乗り越え、凹部13bが孔16
aに差し込まれるようになり、ラッチ板15は下方にス
ライドして、回収部扉5はボックス本体4にロック状態
となる。この際、ラッチ板15を上方にスライドして、
孔16aから凹部13bを外さない限り、回収部扉5は
ボックス本体4にロックされた状態を継続する。この方
式は部外者には分かりにくい。
【0017】前記投入部扉用錠前12は、回収部扉5の
内側にロックプレート20を回動可能に設けると共に、
ロックプレート20を掛けるロックハンガー21を前記
投入部扉6に設けてなる。すなわち、鍵を差し込むロッ
クシリンダー22が回収部扉5にナットにより取り付け
られ、ロックシリンダー22の軸ネジ22aにロックプ
レート20を座金及びナットにより取り付けられ、ロッ
クシリンダー22に鍵を差し込み回動させることで、ロ
ックプレート20を回動させる。そして、ロックプレー
ト20の先端に凹部20aが設けられ、基端20bが丸
みを帯び、ロックプレート20を回動させると、先端の
凹部20aは、ヘッドユニット3の孔3aを通過しロッ
クハンガー21の孔21aに差し込まれ、投入部扉6は
ボックス本体4にロック状態となっている回収部扉5に
ロックされる。一方、ロックプレート20の基端20b
は、ラッチ板15のラッチロックプレート14に当た
り、ラッチ板15を規制し上方にスライドできなくな
り、孔16aから凹部13bが外れず、回収部扉5もボ
ックス本体4にロックされた状態を継続する。なお、ロ
ックプレート20の回動は鍵以外、例えばハンドル、六
角レンチ等でも良い。
【0018】また、図8〜図10に示すように、ボック
ス本体4の上方部には、前記投入部扉6を開ける時には
負荷をかけず、閉める時に負荷をかけるダンパー機構を
備える。ダンパー手段50は、ボックス本体4に固定さ
れるダンパーステー51、粘性の高いオイル等を封入し
たダンパー52、ダンパー52の先端部に軸支されるロ
ッド54及びこれと投入部扉6を連結する連結板53を
主要の構成とする。
【0019】次に上記構成になる回収ボックス1の使用
方法を説明する。まず、図3に示す2個の回収ボックス
1a、1bを横隣に突き合わせて並べ、回収部扉5を開
けた状態にしておく。次に、図4の(a)〜(c)に示
すように、連結体40a、40b(図では省略)を下方
に進入させ、切欠き部41a、41b(図では省略)か
ら上方に押し込むように挿入し、次いで後方へ少し摺動
させれば、回収ボックス1bの右部材82と回収ボック
ス1aの左部材81とが連結される。連結体は回収ボッ
クスの左及び右両部材を隙間なく連結できるように平板
を屈曲させ断面が上方の一部が欠落した矩形状に加工し
たものを使用することが好ましい。また、3個の回収ボ
ックスを連結する場合は、同様の方法により、回収ボッ
クス1aと図では省略する回収ボックス1cを連結すれ
ばよい。次いで回収部扉5を閉める。
【0020】次に、図2に示す台車7にビニール袋を掛
けたり、あるいは篭を乗せてボックス本体4に収納す
る。次に、回収部扉5を閉めると、2つの爪13の丸み
を帯びた先端13aがラッチガード16の孔16aに当
たるから、ラッチ板15は上方にスライドし、ラッチガ
ード16の孔16aを乗り越えて凹部13bが孔16a
に差し込まれ、ラッチ板15は下方にスライドして、回
収部扉5はボックス本体4にロック状態となる。投入部
扉6は開けたまま又は閉めたままにして、回収ボックス
1を利用できる状態にする。そして、投入部扉6を閉め
る場合は手で閉める方向に押圧すればダンパー機構によ
り、減速されながら密閉状態となる。
【0021】そして、回収ボックス1の利用時間が過ぎ
たら、ラッチ板15の操作部23を下から押し上げるこ
とにより、上方にスライドさせて回収部扉5のロック状
態を解き、開いてボックス本体4から台車7を出した回
収物を取り出す。再び台車7にビニール袋を掛けたり、
あるいは篭を乗せてボックス本体4に収納し、回収部扉
5を閉めボックス本体4にロック状態にする。投入部扉
6を閉じてロックシリンダー22に鍵を差し込みロック
プレート20を回動させると、その先端の凹部20aが
ロックハンガー21の孔21aに差し込まれ、投入部扉
6は回収部扉5にロックされる。一方、ロックプレート
20の基端20bは、ラッチ板15を規制し上方にスラ
イドできなくするから、同時に回収部扉5もボックス本
体4に完全にロックされる。
【0022】また、本発明の他の実施形態である回収ボ
ックスにおいては、図では省略する前記投入口回りに雨
水侵入防止用の凸状部又は凹状溝を備える。前記雨水侵
入防止用の凸状部又は凹状溝は回収ボックス内に雨水の
侵入を防止できればよく、例えば、前記投入口の近傍、
好ましくは、投入口縁から数mm〜数cm離れた位置での全
周囲に形成しても、投入口の下辺回りを除外したコ字状
に形成してもよい。また、凸状部又は凹状溝はこれを組
み合わせて使用してもよく、例えば、前記コ字状を凸状
部とし、前記投入口の下辺回りは凹状溝としてもよい。
該凸状部の形状は、特に制限されず、高さ5mm〜15m
m、断面形状が略矩形状で帯状のものが好ましい。該凹
状溝の形状は、特に制限されず、幅及び深さが共に5mm
〜15mmのものが好ましい。かかる構造を採ることによ
り、激しい降雨時においても雨水は前記投入口回りに形
成された凸状部に妨害され、又は凹状溝により導かれ、
回収ボックス内に侵入することなく排水される。
【0023】以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1又は2の
発明によれば、激しい雨中であっても、回収ボックス内
に雨水が侵入することを防止できる。
【0025】請求項3の発明によれば、激しい風に対し
ても倒れることがなく安全であり、基礎とアンカーボル
トにより設置する方法に比べ安価である。
【0026】請求項4の発明によれば、激しい雨水であ
っても、回収ボックス内に雨水が侵入することを防止で
き、激しい風に対しても倒れることがなく安全である。
【0027】請求項5の発明によれば、錠前機構を操作
することで、ボックス本体に回収部扉及び投入部扉を別
々にロックしなくても、同時にロックできる。従って、
一回のロック作業で回収部扉及び投入部扉の双方のロッ
クが出きるので、その分の手間が省けて作業が楽にな
り、構造も簡易になる。
【0028】請求項6の発明によれば、投入部扉の錠前
を操作すると、回収部扉の錠前が規制状態になり、ボッ
クス本体に投入部扉及び回収部扉を共にロックできる。
従って、一方の錠前の操作で他方の錠前も規制状態に
し、上記発明と同様な効果がある。
【0029】請求項7の発明によれば、投入部扉の錠前
のロックプレートを回動させ、ロックハンガーに掛ける
と、投入部扉をロックでき、同時にロックハンガーが回
収部扉の錠前を構成するラッチ板の端に当たるから、ラ
ッチ板のスライドを規制して回収部扉をロックできる。
従って、上記と同様の効果を奏する。また、ロックプレ
ートをロック解除方向に回動させロックを解除すれば、
投入部扉のみが開放可能状態となり、今度はボックス本
体内の回収物を取り出す際、ラッチの操作部はラッチ板
の下端にあるため、鍵が無くてもラッチ板を移動させる
だけで回収部扉を開けられ、閉じるもの鍵がいらず、し
かも関係者以外回収部扉を開ける操作を悟られ難い。
【0030】請求項8の発明によれば、投入部扉を閉め
る時はゆっくりと閉めるため、音の防止や指を挟む等の
人心事故を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である回収ボックスを示す
斜視図である。
【図2】回収ボックスに収納する台車を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態である回収ボックスを他の
回収ボックスと連結する前の状態を示す図である。
【図4】(a) 、(b) 、(c) の順序で連結する手順を示す
図である。
【図5】回収部扉を透かして正面から回収ボックスを見
た一部を断面した正面図である。
【図6】回収部扉用錠前を示す一部を切欠した断面図で
ある。
【図7】投入部扉用錠前及び回収部扉用錠前の主要部を
示す斜視図である。
【図8】(a) 、(b) 、(c) の順序で投入部扉を減速しな
がら閉じるダンパー機構を示す図である。
【図9】図10の一部を破断した平面図を示す。
【図10】投入部扉を閉じた状態のダンパー部を示す。
【符号の説明】
1 回収ボックス 2 投入口 3 ヘッドユニット 4 ボックス本体 5 回収部扉 6 投入部扉 7 台車 8 側板 9 蝶番 10 錠前機構 11 回収部扉用錠前 12 投入部扉用錠前 13 爪 13a 先端 13b、20a 凹部 14 ラッチロックプレート 15 ラッチ板 15a 長孔 16 ラッチガード 3a、16a、21a 孔 17 ラッチカラー 20 ロックプレート 20b 基端 21 ロックハンガー 22 ロックシリンダー 22a 軸ネジ 40a〜40d 連結体 41a〜41d 切欠き部 50 ダンパー装置 51 ダンパーステー 52 ダンパー 53 連結板 61 雨水侵入防止シール材 62 突条部 81 左部材 82 右部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボックス本体に回収物を取り出す回収部扉
    と、該ボックス本体の上方部に位置し回収物の投入口を
    開閉する投入部扉とを具備してなる回収ボックスであっ
    て、前記投入部扉の裏面に雨水侵入防止用シール部材を
    備えることを特徴とする回収ボックス。
  2. 【請求項2】ボックス本体に回収物を取り出す回収部扉
    と、該ボックス本体の上方部に位置し回収物の投入口を
    開閉する投入部扉とを具備してなる回収ボックスであっ
    て、前記投入口回りに雨水侵入防止用の凸状部又は凹状
    溝を備えることを特徴とする回収ボックス。
  3. 【請求項3】ボックス本体に回収物を取り出す回収部扉
    と、該ボックス本体の上方部に位置し回収物の投入口を
    開閉する投入部扉とを具備してなる回収ボックスであっ
    て、該ボックス本体の底部の左右両部材に、他のボック
    ス本体と連結するための連結体の挿入口となる切欠き部
    をそれぞれ少なくとも1以上備えることを特徴とする回
    収ボックス。
  4. 【請求項4】ボックス本体に回収物を取り出す回収部扉
    と、該ボックス本体の上方部に位置し回収物の投入口を
    開閉する投入部扉とを具備してなる回収ボックスであっ
    て、前記投入部扉の裏面に雨水侵入防止用シール部材を
    有し、該ボックス本体の底部の左右両部材に連結体の挿
    入口となる切欠き部をそれぞれ少なくとも1以上備える
    ことを特徴とする回収ボックス。
  5. 【請求項5】前記ボックス本体に前記回収部扉及び投入
    部扉を双方共にロックする錠前機構を有することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項記載の回収ボック
    ス。
  6. 【請求項6】前記錠前機構は、前記ボックス本体に前記
    投入部扉及び回収部扉をロックする錠前をそれぞれ有
    し、前記投入部扉の錠前を操作することで、前記回収部
    扉の錠前を規制して双方の扉をロックする請求項5記載
    の回収ボックス。
  7. 【請求項7】前記回収部扉の錠前は、回収部扉の内側に
    1以上の爪を有するラッチ板をスライド可能に設けると
    共に、前記1以上の爪を掛けるラッチガードを前記ボッ
    クス本体に設けてなり、前記投入部扉の錠前は、前記回
    収部扉の内側にロックプレートを回動可能に設けると共
    に、前記ロックプレートを掛けるロックハンガーを前記
    投入部扉に設けてなり、前記ロックプレートを回動させ
    前記ロックハンガーに掛けて前記投入部扉をロックした
    時、前記ロックプレートが前記ラッチ板の端に当たり、
    前記ラッチ板のスライドを規制して前記回収部扉をロッ
    クする請求項6記載の回収ボックス。
  8. 【請求項8】更に、前記投入部扉を開ける時には負荷を
    かけず、閉める時に負荷をかけるダンパー機構を設ける
    ことを特徴とする請求項1〜4記載の回収ボックス。
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