JPH1030953A - はかり指示計用の取付装置 - Google Patents

はかり指示計用の取付装置

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JPH1030953A
JPH1030953A JP18389996A JP18389996A JPH1030953A JP H1030953 A JPH1030953 A JP H1030953A JP 18389996 A JP18389996 A JP 18389996A JP 18389996 A JP18389996 A JP 18389996A JP H1030953 A JPH1030953 A JP H1030953A
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Masao Soe
正夫 添
Isao Narikawa
功 形川
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な動作で指示計の向きを上下および左右
に調節することができ、かつ微小な向きの調節も行える
はかり指示計用の取付装置を提供する。 【解決手段】 把持部材24を回してそのねじ部24a
をねじ込ませて指示計ブラケット23の外側より締め付
けることにより、支柱4に外嵌させた取付本体22と支
柱4に内装させた内装部材21との間で支柱4の上端部
を挟持させると同時に、内装部材21を取付本体22側
に押圧する構造とし、把持部材24の締め付けあるいは
緩める動作だけで、指示計1の向きを上下および左右に
調節可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の電子式はか
りの計重値表示部として使用されているはかり指示計を
取り付けるための取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のはかりは図5,図6に示
すように構成されている。図5に示すように、計重値表
示部1aなどとして使用される指示計1は、取付装置2
を介して計量部を有するはかり本体3の支柱4に取り付
けられている。図6に示すように、取付装置2の下部に
設けられている固定部5が支柱4の上端に固定され、固
定部5の上部には両側方に突出する横軸6がそれぞれ設
けられている。指示計1の背面部には後方が半円形の筒
形状とされた指示計ブラケット7が固定されており、こ
の指示計ブラケット7の半円筒部7aが横軸6の外周面
に沿いながら指示計1が横軸6の軸心aを中心として回
動可能とされている。
【0003】横軸6には周方向適当間隔毎に複数の凹部
6aが形成されており、また、指示計1には、支点軸8
を中心に揺動自在の操作レバー9が枢支され、この操作
レバー9には横軸6の凹部6aに対して嵌入する凸部9
aが形成されている。なお、操作レバー9はコイルばね
10により横軸6側に押し付けられる方向に付勢されて
いる。
【0004】そして、操作レバー9を図6に示すよう
に、手前側に持ち上げることにより、操作レバー9の凸
部9aが横軸6の凹部6aから離反するため、指示計1
の向きを上下に調節することができる構成とされてい
る。また、この状態で適当な姿勢となった際に操作レバ
ー9を手から離すと、コイルばね10の付勢力にて操作
レバー9が横軸6に押し付けられて操作レバー9の凸部
9aが横軸6の凹部6aに嵌入し、指示計1がその姿勢
に保持されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この取
付装置2によれば、指示計1の向きを上下にしか調節す
ることができず、左右の向きには調節することができな
い。また、操作レバー9の凸部9aを横軸6の凹部6a
に嵌入させる構造であるため、指示計1の向きを上下に
微小範囲で調節することもできなかった。
【0006】指示計1の向きを左右の向きにも調節でき
るようにする構造としては、取付装置2の下端部を台は
かり3の支柱4に対して縦軸心回りに回動自在とし、そ
の支柱4の縦軸心回りの姿勢を保持するための係止手段
を備えたつまみなどの把持部材を別途に設けることが考
えられる。しかし、この構造によれば、指示計1の向き
を上下および左右に調節しようとすると、操作レバー9
を手前に引くとともに前記把持部材などを緩めなければ
ならず、2つの操作を同時に行わなければならないた
め、手間がかかって作業性も良くない。
【0007】本発明はこのような課題を解決するもの
で、簡単な動作で指示計の向きを上下および左右に調節
することができ、かつ微小な向きの調節も行うことがで
きるはかり指示計用の取付装置を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のはかり指示計用の取付装置は、はかり本体側
に固定されて指示計を支持する支持部材の上端部に、こ
の支持部材に設けた縦軸心を中心に回動自在な状態で内
装された内装部材と、下部が支持部材の上端部に外嵌さ
れて前記縦軸心を中心に回動自在とされ、側方に突出す
る横軸部が設けられた取付本体と、指示計側に固定さ
れ、取付本体の横軸部に対して回動自在に外嵌された指
示計側取付部材と、この指示計側取付部材および取付本
体を貫通して前記内装部材にその先端のねじ部がねじ込
まれた把持部材とを備え、把持部材を回してそのねじ部
をねじ込ませて指示計側取付部材の外側より締め付ける
ことにより、取付本体と内装部材との間で支持部材の上
端部を挟持させると同時に把持部材により指示計側取付
部材を取付本体側に押圧するものである。
【0009】この構成によれば、そのねじ部が緩む方向
に把持部材を回すことにより、把持部材による指示計側
取付部材,取付本体,内装部材の支持部材側への押圧力
が無い状態となって互いに摩擦力が殆ど生じないので、
支持部材に対して取付本体を自由に回転できるととも
に、取付本体の横軸部に対して指示計側取付部材を自由
に回転でき、したがって、指示計の向きを上下および左
右に調節することができる。また、このようにして指示
計を適当な向きに調節した状態で、そのねじ部が締まる
方向に把持部材を回すことにより、取付本体や指示計側
取付部材が支持部材の上端部側に押圧されて、支持部材
と取付本体の間や取付本体と指示計側取付部材との間で
摩擦力が生じて互いの位置が固定されるため、その指示
計の姿勢を保持することができる。
【0010】また、凹部や凸部などを有することなく、
互いの部材の摩擦力で指示計の姿勢を保持する構成であ
るので、指示計の微小な向きの調節も自由に行うことが
できる。
【0011】また、上記構成に加えて、指示計側取付部
材と取付本体との間における把持部材で押圧される部分
に摩擦部材を介装させることにより、指示計側部材と取
付本体との間に作用する摩擦力を増加させることができ
るので、指示計の向きの固定を一層確実に行うことがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。なお、従来とほぼ同機能のも
のには同符号を付してその説明は省略する。
【0013】図1に示すように、このはかり指示計用の
取付装置20には、はかり本体3側に固定されて指示計
1を支持する支持部材としての支柱4の上端部に支柱4
の縦軸心aを中心に回動自在に内装された内装部材21
と、その下部が支柱4の上端部に外嵌されて支柱4の縦
軸心aを中心に回転自在とされ、側方に突出する横軸部
22aが上部に設けられた取付本体22と、指示計1側
に固定され、その一部が取付本体22の各横軸部22a
に対して回動自在に外嵌された指示計側取付部材として
の指示計ブラケット23と、この指示計ブラケット23
および取付本体22を貫通して内装部材21に先端のね
じ部24aがねじ込まれた把持部材24と、指示計ブラ
ケット23と取付本体22の横軸部22aとの間におけ
る把持部材24で押圧される箇所に介装されたシート状
の摩擦部材25とが備えられている。
【0014】なお、図1における1aは計重値表示部、
26は内装部材21が支柱4から抜けることを防止する
抜け止めピンであり、内装部材21には、抜け止めピン
26に沿った溝21aが周方向全体に形成され、内装部
材21が支柱4内で回動することを妨げないようになっ
ている。また、内装部材21にはねじ部24aがねじ込
まれるねじ孔が形成されている一方、取付本体22にお
けるねじ部24aが貫通する孔や指示計ブラケット23
におけるねじ部24aや把持部材24の基部が貫通する
孔はねじ部が形成されていない挿通孔とされている。
【0015】上記構成において、ねじ部24aが緩む方
向に把持部材24を回すことにより、把持部材24のつ
まみ部分24bが内装部材21に対して離反する方向に
移動し、把持部材24による指示計ブラケット23,摩
擦部材25,取付本体22,内装部材21の支柱4側へ
の押圧力が無い状態となって互いに摩擦力が殆ど生じな
い状態となる。したがってこの状態で、指示計1ははか
り本体3側に対してその姿勢が拘束されることがなくな
り、縦軸心aを中心に支柱4に対して取付本体22を左
右に回動できるとともに、取付本体22の横軸部22a
に対して指示計ブラケット23を横軸部22aの横軸心
を中心に上下に回動できて、指示計1の向きを上下およ
び左右に自由に調節することができる。
【0016】また、このようにして指示計1を適当な向
きに調節した状態で、ねじ部24aが締まる方向に把持
部材24を回すことにより、把持部材24のつまみ部分
24bが内装部材21に対して接近する方向に移動し、
把持部材24によって指示計ブラケット23,摩擦部材
25,取付本体22,内装部材21がそれぞれ支柱4側
へ押圧されて、支柱4と取付本体22の一部22bとの
間や取付本体22の横軸部22aと摩擦部材25と指示
計ブラケット23との間で摩擦力が生じる。したがっ
て、指示計ブラケット23や取付本体22は互いの位置
が固定され、その指示計1の姿勢を保持することがで
き、特に、取付本体22と指示計ブラケット23との間
に摩擦部材25が介装されているため、これらの間で作
用する摩擦力を増加させることができ、指示計1の向き
の固定を一層確実に行うことができる。また、摩擦部材
25はシート状のものに限らなくてもよく、摩擦部材2
5の材質を変化させることにより、適正な摩擦力を得る
ように構成することも可能である。これにより、指示計
1の重量が異なる複数の種類があるような場合でも、適
した材質の摩擦部材25を選択するだけで、同様な構造
の取付装置20で済ますことができて、設計変更などの
コストアップを招くこともない。
【0017】また、従来のような凹部や凸部などを有す
る構造ではなく、互いの部材の摩擦力で指示計1の姿勢
を保持する構成であるので、指示計1の微小な向きの調
節も自由に行うことができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によると、把持部材
を回してそのねじ部をねじ込ませて指示計側取付部材の
外側より締め付けることにより、支柱などの支持部材に
外嵌させた取付本体と支持部材に内装させた内装部材と
の間で支持部材を挟持させると同時に、指示計側取付部
材を取付本体側に押圧する構造としたため、把持部材の
締め付けあるいは緩める動作だけで、指示計の向きを上
下および左右に調節することができ、指示計の向きの上
下および左右の調節を一度に行うことができるので、手
間がかからず作業性も良好となる。
【0019】また、取付本体と指示計側取付部材との間
に摩擦部材を介装することにより、これらの間で作用す
る摩擦力を増加させることができて、指示計の向きの固
定を一層確実に行うことができる上に、摩擦部材の材質
を変化させることにより、適正な摩擦力を得るように構
成することも可能であり、指示計の重量が異なる複数の
種類があるような場合でも、適した材質の摩擦部材を選
択するだけで、同様な構造の取付装置で済ますことがで
きて、設計変更などのコストアップを招くこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るはかり指示計用の取
付装置およびその近傍箇所の部分切欠正面図である。
【図2】同はかり指示計用の取付装置およびその近傍箇
所の部分切欠平面図である。
【図3】同はかり指示計用の取付装置およびその近傍箇
所の部分切欠側面図である。
【図4】(a)および(b)は同電子式はかりの正面図
および側面図である。
【図5】従来の電子式はかりの斜視図である。
【図6】従来のはかり指示計用の取付装置およびその近
傍箇所の部分切欠側面図である。
【符号の説明】
1 指示計 4 支柱(支持部材) 20 取付装置 21 内装部材 22 取付本体 22a 横軸部 23 指示計ブラケット(指示計側取付部材) 24 把持部材 24a ねじ部 25 摩擦部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 はかり本体側に固定されて指示計を支持
    する支持部材の上端部に、この支持部材に設けた縦軸心
    を中心に回動自在な状態で内装された内装部材と、下部
    が支持部材の上端部に外嵌されて前記縦軸心を中心に回
    動自在とされ、側方に突出する横軸部が設けられた取付
    本体と、指示計側に固定され、取付本体の横軸部に対し
    て回動自在に外嵌された指示計側取付部材と、この指示
    計側取付部材および取付本体を貫通して前記内装部材に
    その先端のねじ部がねじ込まれた把持部材とを備え、把
    持部材を回してそのねじ部をねじ込ませて指示計側取付
    部材の外側より締め付けることにより、取付本体と内装
    部材との間で支持部材の上端部を挟持させると同時に把
    持部材により指示計側取付部材を取付本体側に押圧する
    はかり指示計用の取付装置。
  2. 【請求項2】 指示計側取付部材と取付本体との間にお
    ける把持部材で押圧される部分に摩擦部材を介装させた
    請求項1記載のはかり指示計用の取付装置。
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