JPH10309420A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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Publication number
JPH10309420A
JPH10309420A JP9135984A JP13598497A JPH10309420A JP H10309420 A JPH10309420 A JP H10309420A JP 9135984 A JP9135984 A JP 9135984A JP 13598497 A JP13598497 A JP 13598497A JP H10309420 A JPH10309420 A JP H10309420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
air
vessel
water tank
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP9135984A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Mori
正 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUPU KK
Original Assignee
MATSUPU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MATSUPU KK filed Critical MATSUPU KK
Priority to JP9135984A priority Critical patent/JPH10309420A/ja
Publication of JPH10309420A publication Critical patent/JPH10309420A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Prevention Of Fouling (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】土壌を利用した空気清浄機の清浄能力を常に維
持する。 【解決手段】下方にパイプ7が連設され土壌4が収容さ
れる容器1と、容器1の下方に配され上記パイプ7の下
部を収容する水槽2と、容器1中の土壌4へ空気を送り
込む送風機3とよりなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気中に含まれ
る汚染物を除去する空気清浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】土壌を利用した空気清浄機は、開発段階
にあるもの以外は知られていない。その開発段階のもの
も、内容は公表されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に、土壌に空気を送り込めば、その空気流によって土壌
中の水分が奪われ、空気清浄能力が低下するばかりでな
く、その土壌に植物が植えられていれば、その植物が枯
れることになる。
【0004】この発明は、土壌を利用した空気清浄機の
清浄能力を常に維持することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の空気清浄機
は、下方にパイプ7が連設され土壌4が収容される容器
1と、容器1の下方に配され上記パイプ7の下部を収容
する水槽2と、容器1中の土壌4へ空気を送り込む送風
機3とよりなるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1ないし図3を参照し、この発
明の空気清浄機の実施の形態について説明する。
【0007】この空気清浄機は、湿った土壌4を利用す
るものであり、その土壌4を収容するための容器1と、
容器1中の土壌4へ自然給水するための水槽2と、容器
1中の土壌4へ空気を送り込むための送風機3とより構
成されている。
【0008】容器1は、普通のプランターに用いるもの
なら、どのような素材で製造してももよく、その底部
は、網若しくは多数の小孔を備えた板体であって通気性
があり、その底部から下方にパイプ7が連設されてい
る。
【0009】パイプ7は、容器1の容量に応じて1本な
いし数本設けられ、下部を水槽2の水5に浸けるように
してセットされる。従って、そのための充分な長さが必
要である。このパイプ7の最下部は、容器1の底部と同
様の通気性構造(網等)である。このパイプ7及び容器
1の下層、少なくともパイプ7中には、吸水性の比較的
に高い土、砂、繊維等の吸水性物質(土壌)4aが入れ
られる。ほとんどの土は、水を数十メートル吸い上げる
吸水性物質といえる。そして、上層部には、植物6の栽
培に適した通気性のある土壌4bが入れられる。しかし
ながら、空気清浄機としての使用に際しては、必ずしも
植物6を植える必要はない。
【0010】水槽2は、容器1と一体又は別体のもので
あり、水の漏れないものであれば、どのようなものでも
よい。横断面積も、容器1のそれと必ずしも同じでなく
てもよい。また、この水槽2は、地上又は建造物の床に
載置しても、それら内部に埋め込んでもよい。いずれに
しても、この空気清浄機では、水槽2が容器1の下方に
設けられるので、水槽2の容量を大きくすることが可能
である。
【0011】送風機3は、一般的には電動モーターによ
って駆動される送風翼を備えたものが使用される。この
送風機3は、容器1の底部に送風すべく配備されるが、
図示のものにおいては、容器1と水槽2の中間間隙に設
けられた筒状体8の内部に固定配備され、その部分以外
は密閉された、全体として一つの構造体としている。こ
の他に、送風機3を容器1や水槽2から離れた場所に置
き、その送風機3からパイプを延ばして、容器1の底部
から送風するか、側部に穴をあけ、その穴にパイプを連
結して送風してもよい。
【0012】このような構成の空気清浄機においては、
水槽2に満たされた水5が毛細管現象によりパイプ7の
中の土壌4aから容器1の中の土壌4a、土壌4bへと
浸透し、一定の湿り気となる。そして、蒸散、蒸発によ
って水分が土壌4から奪われると、水槽2より毛細管現
象によって自然に補給され、結果として、常時一定の湿
り気が保たれる。
【0013】そして、自動車等の一酸化炭素や亜硫酸ガ
ス等の排ガス、タバコ等の煙と臭気、花粉、粉塵、病原
菌等を含む汚れた空気が送風機3によって容器1の底部
から土壌4内に送り込まれると、その汚染物は、気体で
あれ、固体であれ、湿った土壌4に吸収、吸着され、土
壌中の微生物によって分解される。その分解物は、植物
の肥料となる。そして、その空気は汚染物をほとんど含
まず、臭気も除去され、土壌4の水分を一部含んだ状態
で土壌4の上方に排出される。排出空気に奪われた水分
は、上記のとおり水槽2より自然に補給され、土壌4は
乾燥することがなく、絶えず一定の湿り気に保たれ、汚
染物の分解に必要な微生物が安定的に増殖する。従っ
て、その土壌4の高い空気浄化機能は常に維持される。
【0014】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0015】即ち、空気中に含まれている自動車等の一
酸化炭素や亜硫酸ガス等の排ガス、タバコ等の煙と臭
気、花粉、粉塵、病原菌等の汚染物の大部分が湿った土
壌に吸収、吸着され、土壌中の微生物によって分解され
る。植物を必ずしも植える必要はないが、その分解物
は、植物の肥料となる。従って、周囲の空気を無臭で高
度な清浄状態に保つことができ、会議室、待合室、厨房
等の室内、屋上、駐車場等の広い範囲での大気汚染を防
ぐことができる。そればかりか、室内に加湿することが
できる。また、土壌の湿り気を絶えず一定に保ち、汚染
物の分解に必要な微生物を安定的に増殖させることがで
きるので、常に高い空気浄化機能を維持することができ
る。土壌は特殊なものを必要とせず、安価である。ま
た、濾過材等の消耗品がなく、メンテナンスも不要であ
り、組み付け、取扱も簡単で、信頼性が高い。重要なこ
とは、土壌からの水分の蒸発によって気化熱が奪われる
ことにより、室内の温度を5度程度下げる、クーラー作
用をなすことである。更に、特筆すべきことは、特別な
自動給水機が不要であって、簡便であり、安価である。
そして、大容量の水を蓄えることが可能である。
【0016】植えられた植物は、通気性の向上による根
の呼吸及び培養土中の有機物の分解に必要な充分な酸素
の供給が可能となり、培養土の必要な湿り気が保たれる
ので、最適な発根状態が得られ、成育が促進され、根腐
れ、徒長も生じないから、植え替え等の特別な作業が不
要である。しかも、水やりの手間がかからず、熟練を必
要としないし、水やりによる肥料の流失もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気清浄機の外観を示す図であり、
(1)は平面図、(2)は左側面図、(3)は右側面図
である。
【図2】図1(1)におけるAA’断面図である。
【図3】図2におけるBB’断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 水槽 3 送風機 4 土壌 5 水 6 植物 7 パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方にパイプが連設され土壌が収容される
    容器と、容器の下方に配され上記パイプの下部を収容す
    る水槽と、容器中の土壌へ空気を送り込む送風機とより
    なる空気清浄機。
JP9135984A 1997-05-09 1997-05-09 空気清浄機 Pending JPH10309420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9135984A JPH10309420A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 空気清浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9135984A JPH10309420A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 空気清浄機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10309420A true JPH10309420A (ja) 1998-11-24

Family

ID=15164479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9135984A Pending JPH10309420A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 空気清浄機

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JP (1) JPH10309420A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002294766A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Tokyu Constr Co Ltd 貯留緑化給水システム
US6638338B2 (en) * 2000-12-29 2003-10-28 Jorgen Logstrup Biological filter system and a housing for a biological filter system
DE102007027021B4 (de) * 2007-06-08 2012-04-19 Fachhochschule Lausitz Geruchsfilter

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