JPH10309224A - 枕 - Google Patents
枕Info
- Publication number
- JPH10309224A JPH10309224A JP13783397A JP13783397A JPH10309224A JP H10309224 A JPH10309224 A JP H10309224A JP 13783397 A JP13783397 A JP 13783397A JP 13783397 A JP13783397 A JP 13783397A JP H10309224 A JPH10309224 A JP H10309224A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- pillow
- cushion
- groove
- recess
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 頭部を確実に安定させることができるととも
に、眼鏡使用者にも柔軟に対応できる枕を提供する。 【解決手段】 ベース板3の上に、頂部側クッション部
11aと首側クッション部11bとを溝部12を挟んで
置き、溝部12に、凹所13を挟んで左右のスライドク
ッション部11cをスライド可能に配する。ベース板3
と各クッション部11a,11b,11cを枕カバー1
5で覆い、この下にマット2を敷く。凹所13に頭部の
中央部分を載せることによって頭部を確実に安定させる
ことができ、また、スライドクッション部11cを凹所
13側にスライドさせることにより眼鏡が溝部12に入
り、眼鏡使用者が横向きの姿勢を心地よく得ることがで
きる。
に、眼鏡使用者にも柔軟に対応できる枕を提供する。 【解決手段】 ベース板3の上に、頂部側クッション部
11aと首側クッション部11bとを溝部12を挟んで
置き、溝部12に、凹所13を挟んで左右のスライドク
ッション部11cをスライド可能に配する。ベース板3
と各クッション部11a,11b,11cを枕カバー1
5で覆い、この下にマット2を敷く。凹所13に頭部の
中央部分を載せることによって頭部を確実に安定させる
ことができ、また、スライドクッション部11cを凹所
13側にスライドさせることにより眼鏡が溝部12に入
り、眼鏡使用者が横向きの姿勢を心地よく得ることがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、睡眠や休憩をする
にあたって横臥した使用者が頭部を載せるために用いる
枕に関する。
にあたって横臥した使用者が頭部を載せるために用いる
枕に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の枕は、生地の中に、例えば綿や
そば殻、スポンジ等のクッション材が充填された構成が
一般的であり、近年では、より良い快眠が得られたり使
用者の好みに合うように、高さや硬さ、あるいは形状等
といった枕の備える要素を様々に工夫したものが提供さ
れている。
そば殻、スポンジ等のクッション材が充填された構成が
一般的であり、近年では、より良い快眠が得られたり使
用者の好みに合うように、高さや硬さ、あるいは形状等
といった枕の備える要素を様々に工夫したものが提供さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように様々な特
徴を有する枕が提供されてはいるものの、これらはいず
れも、生地の中にクッション材が充填されているといっ
た基本構成は変わらないものであり、それ故、このよう
な従来品に対し、使用者によっては次のような不満があ
った。まず、頭部が若干固定される安定した状態が得ら
れにくい。これに対しては、枕の中央部に円形の凹部を
設けたものも提供されているが、頭部が凹部の縁部と密
着するため頭部が蒸れ易く、しかも、毛髪が凹部の縁部
と擦れ合って髪型が乱れやすいという欠点がある。ま
た、使用者の頭部に沿うような形状にしたオーダーメイ
ドの枕も提供されているが、製造コストが割高であるば
かりでなく、頭部の首側の部分が圧迫させるという欠点
がある。さらに、眼鏡をかけている使用者が、睡眠はせ
ずに顔を横に向けてテレビを視聴したり読書する場合、
頭部を横向きにすると眼鏡が枕に当たり、その横向きの
姿勢をとりにくい。したがって、本発明は、頭部が蒸れ
たり髪型が乱れるといった欠点がなくて頭部を確実に安
定させることができるとともに、眼鏡使用者にも柔軟に
対応できる枕を提供することを目的としている。
徴を有する枕が提供されてはいるものの、これらはいず
れも、生地の中にクッション材が充填されているといっ
た基本構成は変わらないものであり、それ故、このよう
な従来品に対し、使用者によっては次のような不満があ
った。まず、頭部が若干固定される安定した状態が得ら
れにくい。これに対しては、枕の中央部に円形の凹部を
設けたものも提供されているが、頭部が凹部の縁部と密
着するため頭部が蒸れ易く、しかも、毛髪が凹部の縁部
と擦れ合って髪型が乱れやすいという欠点がある。ま
た、使用者の頭部に沿うような形状にしたオーダーメイ
ドの枕も提供されているが、製造コストが割高であるば
かりでなく、頭部の首側の部分が圧迫させるという欠点
がある。さらに、眼鏡をかけている使用者が、睡眠はせ
ずに顔を横に向けてテレビを視聴したり読書する場合、
頭部を横向きにすると眼鏡が枕に当たり、その横向きの
姿勢をとりにくい。したがって、本発明は、頭部が蒸れ
たり髪型が乱れるといった欠点がなくて頭部を確実に安
定させることができるとともに、眼鏡使用者にも柔軟に
対応できる枕を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の枕は、前記頭部
の頂部側部分と首側部分がそれぞれ載せられる頂部側ク
ッション部と首側クッション部とが、頭部に対して左右
方向に延びる溝部を挟んで分割形成されるとともに、前
記溝部には、その中央部に凹所をあけた状態で、かつこ
の凹所に存するよう溝部に沿ってスライド可能に左右一
対のスライドクッション部が配設されてなることを特徴
としている。上記枕にあっては、基本使用状態は、ベー
ス板を下にして置き、スライドクッション部を左右に分
けて配してこれらの間に凹所を形成する。この状態で、
頭部の上下部分をそれぞれ頂部側クッション部および首
側クッション部に載せて横臥する。このとき、頭部の中
央部分は凹所に僅かに没し、頭部が、頂部側および首側
クッション部および左右のスライドクッション部によ
り、すなわち四方から若干固定されて安定した状態が得
られる。この場合において、凹所の4隅と頭部の間に隙
間ができるので、通気性が良いために頭部が蒸れないば
かりでなく、凹所と頭部との接触が少ないために髪型の
乱れも少ないという利点がある。さらに、眼鏡をかけて
いる使用者が顔を横に向けて横臥する場合、顔を向ける
側のスライドクッション部を中央方向に押してスライド
させ、凹所を埋めるとともに顔を向ける側に溝部を形成
する。すると、眼鏡はこれを掛ける耳と共に溝部に入る
ので眼鏡が邪魔にならず横向きの姿勢がとりやすくな
る。したがって、不眠の時間を読書などに有効に生かす
ことにより、睡眠を誘うようになる。
の頂部側部分と首側部分がそれぞれ載せられる頂部側ク
ッション部と首側クッション部とが、頭部に対して左右
方向に延びる溝部を挟んで分割形成されるとともに、前
記溝部には、その中央部に凹所をあけた状態で、かつこ
の凹所に存するよう溝部に沿ってスライド可能に左右一
対のスライドクッション部が配設されてなることを特徴
としている。上記枕にあっては、基本使用状態は、ベー
ス板を下にして置き、スライドクッション部を左右に分
けて配してこれらの間に凹所を形成する。この状態で、
頭部の上下部分をそれぞれ頂部側クッション部および首
側クッション部に載せて横臥する。このとき、頭部の中
央部分は凹所に僅かに没し、頭部が、頂部側および首側
クッション部および左右のスライドクッション部によ
り、すなわち四方から若干固定されて安定した状態が得
られる。この場合において、凹所の4隅と頭部の間に隙
間ができるので、通気性が良いために頭部が蒸れないば
かりでなく、凹所と頭部との接触が少ないために髪型の
乱れも少ないという利点がある。さらに、眼鏡をかけて
いる使用者が顔を横に向けて横臥する場合、顔を向ける
側のスライドクッション部を中央方向に押してスライド
させ、凹所を埋めるとともに顔を向ける側に溝部を形成
する。すると、眼鏡はこれを掛ける耳と共に溝部に入る
ので眼鏡が邪魔にならず横向きの姿勢がとりやすくな
る。したがって、不眠の時間を読書などに有効に生かす
ことにより、睡眠を誘うようになる。
【0005】また、上記構成において、少なくとも前記
スライドクッション部を、滑性を有するベース板上に載
置すれば、スライドクッション部を容易にスライドさせ
ることができて好ましい。
スライドクッション部を、滑性を有するベース板上に載
置すれば、スライドクッション部を容易にスライドさせ
ることができて好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2を参照して
本発明の一実施形態について説明する。図2は一実施形
態の枕1が分解された状態の、また、図1は枕1が組立
られた状態のそれぞれ斜視図である。この枕1は、図1
に示すように全体的には略直方体状であって使用者の頭
部に応じた適宜なサイズを有し、使用者は長手方向を左
右方向としてその表面に頭部を載せて使用する。各図
で、矢印a,b方向が頭部を載せた状態における上下方
向、矢印c,d方向が左右方向である。この枕1は、マ
ット2、ベース板3、表層クッション部4の順に積層さ
れた上下三段構成となっている。
本発明の一実施形態について説明する。図2は一実施形
態の枕1が分解された状態の、また、図1は枕1が組立
られた状態のそれぞれ斜視図である。この枕1は、図1
に示すように全体的には略直方体状であって使用者の頭
部に応じた適宜なサイズを有し、使用者は長手方向を左
右方向としてその表面に頭部を載せて使用する。各図
で、矢印a,b方向が頭部を載せた状態における上下方
向、矢印c,d方向が左右方向である。この枕1は、マ
ット2、ベース板3、表層クッション部4の順に積層さ
れた上下三段構成となっている。
【0007】マット2は、厚さ5cm程度の、例えば硬
めのウレタン等によって長方形状に形成されたものであ
る。ベース板3は、マット2と平面視サイズが同一とさ
れた長方形状のもので、プラスチック等の滑性を有する
材質でできている。ベース板3の表面には、表面に直交
し、かつ上下方向に略三等分に分割する一対の仕切り3
aが形成されている。これら仕切り3aは、長手方向
(左右方向)に延びている。また、ベース板3の上下の
縁には、ベース板3の表面に直交して折り曲げられてな
るストッパ3bが形成されている。これらストッパ3b
の高さは、仕切りよりも低い。これら各仕切り3aおよ
び各ストッパ3bにより、ベース板3の表面の上下には
上側収納溝10aおよび下側収納溝10bが形成される
とともに、これら上下の収納溝の間に中央収納溝10c
が形成されている。上側収納溝10aと下側収納溝10
bの幅は、互いに同一とされている。
めのウレタン等によって長方形状に形成されたものであ
る。ベース板3は、マット2と平面視サイズが同一とさ
れた長方形状のもので、プラスチック等の滑性を有する
材質でできている。ベース板3の表面には、表面に直交
し、かつ上下方向に略三等分に分割する一対の仕切り3
aが形成されている。これら仕切り3aは、長手方向
(左右方向)に延びている。また、ベース板3の上下の
縁には、ベース板3の表面に直交して折り曲げられてな
るストッパ3bが形成されている。これらストッパ3b
の高さは、仕切りよりも低い。これら各仕切り3aおよ
び各ストッパ3bにより、ベース板3の表面の上下には
上側収納溝10aおよび下側収納溝10bが形成される
とともに、これら上下の収納溝の間に中央収納溝10c
が形成されている。上側収納溝10aと下側収納溝10
bの幅は、互いに同一とされている。
【0008】表層クッション部4は、頂部側クッション
部11aおよび首側クッション部11bと、これら上下
のクッション部11a,11bの間に形成される溝部1
2に配設される左右一対のスライドクッション部11c
とから構成されている。これらクッション部11a,1
1b,11cは、例えば、生地の中に、下部に硬めのウ
レタンが、上部にそば殻が配されて充填されたもので、
厚さは7〜8cm程度である。上下のクッション部11
a,11bは、それぞれベース板3の上下の収納溝10
a,10b内にぴったりと収納されている。この収納状
態で、上下のクッション部11a,11bの間には、前
記収納溝10cを一部として共有する前記溝部12が形
成される。
部11aおよび首側クッション部11bと、これら上下
のクッション部11a,11bの間に形成される溝部1
2に配設される左右一対のスライドクッション部11c
とから構成されている。これらクッション部11a,1
1b,11cは、例えば、生地の中に、下部に硬めのウ
レタンが、上部にそば殻が配されて充填されたもので、
厚さは7〜8cm程度である。上下のクッション部11
a,11bは、それぞれベース板3の上下の収納溝10
a,10b内にぴったりと収納されている。この収納状
態で、上下のクッション部11a,11bの間には、前
記収納溝10cを一部として共有する前記溝部12が形
成される。
【0009】各スライドクッション部11cは、その長
さが上下のクッション部11a,11bの三分の一程度
とされ、いずれもベース板3の中央収納溝10c内に収
納されている。これらスライドクッション部11cは、
中央収納溝10cに沿って左右方向にスライド可能とな
っており、基本使用状態では、中央部に凹所13をあけ
た状態で左右に配設される。各スライドクッション部1
1cには、ベース板3の中央収納溝10cの両端部に掛
けられた鎖(あるいは飾り紐)14が連結されている。
この鎖14の長さは、スライドクッション部11cが凹
所13までスライドされ得る程度に余裕がある。
さが上下のクッション部11a,11bの三分の一程度
とされ、いずれもベース板3の中央収納溝10c内に収
納されている。これらスライドクッション部11cは、
中央収納溝10cに沿って左右方向にスライド可能とな
っており、基本使用状態では、中央部に凹所13をあけ
た状態で左右に配設される。各スライドクッション部1
1cには、ベース板3の中央収納溝10cの両端部に掛
けられた鎖(あるいは飾り紐)14が連結されている。
この鎖14の長さは、スライドクッション部11cが凹
所13までスライドされ得る程度に余裕がある。
【0010】上記ベース板3、上下のクッション部11
a,11bおよび左右のスライドクッション部11c
は、図1に示すように枕カバー15で覆われて位置が定
められる。この枕カバー15は上下方向に卷回され、端
部がマジックテープ16で止められることにより着脱自
在となっている。各スライドクッション部11cは、枕
カバー15が装着されても中央収納溝10cに沿ったス
ライド動作が阻害されるものではない。
a,11bおよび左右のスライドクッション部11c
は、図1に示すように枕カバー15で覆われて位置が定
められる。この枕カバー15は上下方向に卷回され、端
部がマジックテープ16で止められることにより着脱自
在となっている。各スライドクッション部11cは、枕
カバー15が装着されても中央収納溝10cに沿ったス
ライド動作が阻害されるものではない。
【0011】以上が本実施形態の枕1であり、次に、こ
の枕1の使用方法ならびにそれに伴う作用を説明する。
基本使用状態は、マット2の上に、枕カバー15で覆わ
れたベース板3および表層クッション部4を、ベース板
3を下にして置き、さらに、各スライドクッション部1
1cを左右に分けて配し、これらの間に凹所13を形成
する。この状態で使用者は、頭部の上下部分をそれぞれ
頂部側クッション部11aおよび首側クッション部11
bに載せて横臥する。このとき、頭部の中央部分は凹所
13に僅かに没し、頭部が、上下のクッション部11
a,11bおよび左右のスライドクッション部11cに
より、すなわち四方から若干固定されて安定した状態が
得られる。これにより、睡眠中に頭部を頻繁に動かすこ
とがなくなり、しかも毛髪が傷むことが少なくなる。ま
た、頭部の裏側中央部分に凸部が形成されるような髪型
の場合、その凸部を凹所13に配するようにすれば、そ
の髪型が乱れにくくなる。また、凹所13の4隅と頭部
との間に隙間が形成されるので、通気性が良いために頭
部が蒸れるようなことがなく、しかも、凹所13と頭部
との接触が少ないために髪型の乱れがさらに少ないとい
う利点がある。さらに、凹所13に安眠を誘うハーブを
入れた袋を収納して安眠を促進させることもできる。
の枕1の使用方法ならびにそれに伴う作用を説明する。
基本使用状態は、マット2の上に、枕カバー15で覆わ
れたベース板3および表層クッション部4を、ベース板
3を下にして置き、さらに、各スライドクッション部1
1cを左右に分けて配し、これらの間に凹所13を形成
する。この状態で使用者は、頭部の上下部分をそれぞれ
頂部側クッション部11aおよび首側クッション部11
bに載せて横臥する。このとき、頭部の中央部分は凹所
13に僅かに没し、頭部が、上下のクッション部11
a,11bおよび左右のスライドクッション部11cに
より、すなわち四方から若干固定されて安定した状態が
得られる。これにより、睡眠中に頭部を頻繁に動かすこ
とがなくなり、しかも毛髪が傷むことが少なくなる。ま
た、頭部の裏側中央部分に凸部が形成されるような髪型
の場合、その凸部を凹所13に配するようにすれば、そ
の髪型が乱れにくくなる。また、凹所13の4隅と頭部
との間に隙間が形成されるので、通気性が良いために頭
部が蒸れるようなことがなく、しかも、凹所13と頭部
との接触が少ないために髪型の乱れがさらに少ないとい
う利点がある。さらに、凹所13に安眠を誘うハーブを
入れた袋を収納して安眠を促進させることもできる。
【0012】なお、通常の睡眠時に枕1が高ければ、好
みに応じてマット2を除外して使用すればよい。これと
は逆に、首側クッション部11bとベース板3の間に適
宜な厚さ(例えば2cn程度)の図示せぬ別のマットを
挟んだり、あるいはそのマットをマット2の下側(首
側)の下に敷いたりして部分的に高くし、首が支持され
るようにしてもよい。
みに応じてマット2を除外して使用すればよい。これと
は逆に、首側クッション部11bとベース板3の間に適
宜な厚さ(例えば2cn程度)の図示せぬ別のマットを
挟んだり、あるいはそのマットをマット2の下側(首
側)の下に敷いたりして部分的に高くし、首が支持され
るようにしてもよい。
【0013】次に、眼鏡をかけている使用者が、睡眠は
せずに顔を横に向けて休んだり、あるいはテレビを視聴
したり読書したりする場合、次のようにする。すなわ
ち、顔を向ける側、例えばここで左側とすると、左側の
スライドクッション部11cを中央方向に押してスライ
ドさせ、凹所13を埋めるとともに左側に溝部12を形
成する。すると、眼鏡は枕カバー15に当たるものの溝
部12があるため、枕カバー15は眼鏡に押されてへこ
む。すなわち、眼鏡が溝部12に若干入る。このため、
眼鏡が邪魔にならず横向きの姿勢を心地よく得ることが
できる。睡眠するときには、スライドさせたスライドク
ッション部11cを鎖14で引っ張り元に戻す。なお、
枕カバー15を一旦外して中央部の凹所13に眼鏡を収
納してもよい。ベース板3はプラスチック等の滑性を有
する材質なので、スライドクッション部11cを容易に
スライドさせることができ、使い勝手が向上する。
せずに顔を横に向けて休んだり、あるいはテレビを視聴
したり読書したりする場合、次のようにする。すなわ
ち、顔を向ける側、例えばここで左側とすると、左側の
スライドクッション部11cを中央方向に押してスライ
ドさせ、凹所13を埋めるとともに左側に溝部12を形
成する。すると、眼鏡は枕カバー15に当たるものの溝
部12があるため、枕カバー15は眼鏡に押されてへこ
む。すなわち、眼鏡が溝部12に若干入る。このため、
眼鏡が邪魔にならず横向きの姿勢を心地よく得ることが
できる。睡眠するときには、スライドさせたスライドク
ッション部11cを鎖14で引っ張り元に戻す。なお、
枕カバー15を一旦外して中央部の凹所13に眼鏡を収
納してもよい。ベース板3はプラスチック等の滑性を有
する材質なので、スライドクッション部11cを容易に
スライドさせることができ、使い勝手が向上する。
【0014】上記の使用方法の説明では、頂部側クッシ
ョン部11aに頭部の上部を、首側クッション部11b
に頭部の下部をそれぞれ載せると述べたが、本実施形態
は上下対称の構成なので、上下逆にしても勿論使用でき
る。
ョン部11aに頭部の上部を、首側クッション部11b
に頭部の下部をそれぞれ載せると述べたが、本実施形態
は上下対称の構成なので、上下逆にしても勿論使用でき
る。
【0015】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではなく、例えば次のような種々の変更が可能で
ある。 表層クッション部4の上下のクッション部11a,1
1bは分割構成であるが、間に溝部12が形成されて一
体化されたものでもよい。 ベース板3と表層クッション部4とを枕カバー15で
覆っているが、マット2を含めて全体を枕カバー15で
覆うようにしてもよい。 ベース板3の下面に摩擦シートを貼るなどして、マッ
ト2から滑らないようにする。 表層クッション部4を構成する上下のクッション部1
1a,11bおよび左右のスライドクッション部11c
は交換可能であるから、これらクッション部11a,1
1b,11cのクッション素材を色々と用意し、硬さや
高さを好みに応じて選択できるようにする。
るものではなく、例えば次のような種々の変更が可能で
ある。 表層クッション部4の上下のクッション部11a,1
1bは分割構成であるが、間に溝部12が形成されて一
体化されたものでもよい。 ベース板3と表層クッション部4とを枕カバー15で
覆っているが、マット2を含めて全体を枕カバー15で
覆うようにしてもよい。 ベース板3の下面に摩擦シートを貼るなどして、マッ
ト2から滑らないようにする。 表層クッション部4を構成する上下のクッション部1
1a,11bおよび左右のスライドクッション部11c
は交換可能であるから、これらクッション部11a,1
1b,11cのクッション素材を色々と用意し、硬さや
高さを好みに応じて選択できるようにする。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の枕では、
上下のクッション部と左右のスライドクッション部とに
囲まれた凹所に頭部の中央部分を載せることによって頭
部を確実に安定させることができ、また、スライドクッ
ション部を凹所側にスライドさせることにより、眼鏡使
用者が横向きの姿勢を心地よく得ることができる(請求
項1)。また、スライドクッション部が滑性を有するベ
ース板上に載置されるので、スライドクッション部を容
易にスライドさせることができ、使い勝手が向上する
(請求項2)。
上下のクッション部と左右のスライドクッション部とに
囲まれた凹所に頭部の中央部分を載せることによって頭
部を確実に安定させることができ、また、スライドクッ
ション部を凹所側にスライドさせることにより、眼鏡使
用者が横向きの姿勢を心地よく得ることができる(請求
項1)。また、スライドクッション部が滑性を有するベ
ース板上に載置されるので、スライドクッション部を容
易にスライドさせることができ、使い勝手が向上する
(請求項2)。
【図1】 本発明の一実施形態の枕を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】 本発明の一実施形態の枕の分解斜視図であ
る。
る。
1…枕、3…ベース板、11a…頂部側クッション部、
11b…首側クッション部、11c…スライドクッショ
ン部、12…溝部、13…凹所。
11b…首側クッション部、11c…スライドクッショ
ン部、12…溝部、13…凹所。
Claims (2)
- 【請求項1】 使用者が横臥する際に頭部を載せる枕で
あって、 前記頭部の頂部側部分と首側部分がそれぞれ載せられる
頂部側クッション部と首側クッション部とが、頭部に対
して左右方向に延びる溝部を挟んで分割形成されるとと
もに、前記溝部には、その中央部に凹所をあけた状態
で、かつこの凹所に存するよう溝部に沿ってスライド可
能に左右一対のスライドクッション部が配設されてなる
ことを特徴とする枕。 - 【請求項2】 少なくとも前記スライドクッション部
は、滑性を有するベース板上に載置されていることを特
徴とする請求項1に記載の枕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13783397A JPH10309224A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 枕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13783397A JPH10309224A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 枕 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10309224A true JPH10309224A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=15207906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13783397A Pending JPH10309224A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 枕 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10309224A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010075761A (ja) * | 2010-01-13 | 2010-04-08 | Seiko Instruments Inc | 生体情報検出装置 |
JP3162912U (ja) * | 2010-06-30 | 2010-09-24 | 正雄 池尾 | 頚椎矯正用の横寝枕 |
CN106724514A (zh) * | 2017-01-03 | 2017-05-31 | 山东理工大学 | 保健枕头 |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP13783397A patent/JPH10309224A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010075761A (ja) * | 2010-01-13 | 2010-04-08 | Seiko Instruments Inc | 生体情報検出装置 |
JP3162912U (ja) * | 2010-06-30 | 2010-09-24 | 正雄 池尾 | 頚椎矯正用の横寝枕 |
CN106724514A (zh) * | 2017-01-03 | 2017-05-31 | 山东理工大学 | 保健枕头 |
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