JPH10308586A - 架空設置型通信機器 - Google Patents

架空設置型通信機器

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JPH10308586A
JPH10308586A JP9089470A JP8947097A JPH10308586A JP H10308586 A JPH10308586 A JP H10308586A JP 9089470 A JP9089470 A JP 9089470A JP 8947097 A JP8947097 A JP 8947097A JP H10308586 A JPH10308586 A JP H10308586A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は屋外の架空に設置される光加入者線
ネットワーク装置に関し、防水性を確実にすることを課
題とする。 【解決手段】 光−電気変換・多重分離器40と、電源
回路装置41と、バッテリー部42と、加入者チャンネ
ルユニット部43とが組み込まれたキャビネット本体3
1と、キャビネット本体31に開閉可能に支持されてい
る支持されている扉33とを有する。扉33の内側に密
閉された箱71を有する。外部の外線メタルケーブル1
8は、扉33の側壁54の穴55を通して内部に導入さ
れている。この導入された外線メタルケーブル18は、
この箱71内でコネクタ60と接続されている。雨水は
光加入者線ネットワーク装置内に入り込んだとしても、
箱71まででありそれ以上には入り込まない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は架空設置型通信機器
に係り、特に屋外の架空に設置される光加入者線ネット
ワーク装置に関する。図18は光加入者線ネットワーク
装置(0ptical Network Unit) が適用される通信システ
ムを概略的に示す。この通信システムはマルチメディア
指向に対応するべく近い将来のシステムとして提案され
ているものであり、光ケーブルが各家庭の軒先までのび
ていることを特徴とするものである。
【0002】電話局10、11間は光ケーブル12で接
続されている。電話局11からも複数本の光ケーブル1
3が電柱14に架設されて各家庭15の軒先までのびて
いる。架空設置型光加入者線ネットワーク装置20は例
えば10軒の家庭に1つの割合で、屋外の架空に設置さ
れている。光加入者線ネットワーク装置20は、光−電
気変換器21と、多重分離器22と、10数個の加入者
チャンネルユニット23とを有する構成である。光加入
者線ネットワーク装置20には、光ケーブル13の先端
が接続してあり、且つ、電力線17が接続してある。光
加入者線ネットワーク装置20は電力線17より給電さ
れて動作する。各加入者チャンネルユニット23から1
本の外線メタルケーブル18が引き出されて、光加入者
線ネットワーク装置20より10数本の外線メタルケー
ブル18が引き出されている。各外線メタルケーブル1
8が各家庭15内に引き込まれ、電話器、ファックス等
の通信端末19に接続してある。
【0003】通信システムは、光ケーブル13が各家庭
15の軒先までのびており、外線メタルケーブル18の
長さが短いため、従来に比べて多量の情報を伝送するこ
とが可能であり、音声伝送、画像伝送、更には、デジタ
ル信号等が伝送される。上記の光加入者線ネットワーク
装置20は屋外の架空に設置されるため、小型で軽量で
あること、及び、耐候性、信頼性に優れていること等が
要求される。
【0004】
【従来の技術】現在、屋外の架空に設置される光加入者
線ネットワーク装置が種々開発中である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、架空設置型光
加入者線ネットワーク装置は、小型軽量であるという制
約の下で、防水性、放熱性等を満足するようにすること
は困難であった。そこで、本発明は、上記課題を解決し
た架空設置型通信機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電子
回路装置が組み込まれたキャビネット本体と、キャビネ
ット本体にヒンジによって回動して開閉可能に支持され
ている扉とよりなり、架空に設置され、外線ケーブルが
導入される架空設置型通信機器であって、上記扉の内側
に、蓋がされた状態で密閉される箱を設け、該電子回路
から引き出されている電線の先端に接続してあって上記
導入される外線ケーブルの端が接続されるコネクタが上
記箱内に設けてあり、導入された外線ケーブルの端が上
記箱内において上記コネクタと接続される構成としたも
のである。
【0007】請求項2の発明は、電子回路装置が組み込
まれたキャビネット本体と、キャビネット本体にヒンジ
によって回動して開閉可能に支持されている扉とよりな
り、架空に設置され、外線ケーブルが導入される架空設
置型通信機器であって、上記扉の内側に、蓋がされた状
態で密閉される箱を設け、該電子回路装置から引き出さ
れている電線の先端に接続してあって上記導入される外
線ケーブルの端が接続されるコネクタが上記箱内に設け
てあり、導入された外線ケーブルの端が上記箱内におい
て上記コネクタと接続してあり、上記外線ケーブルが導
入される個所の貫通孔が、架空設置型通信機器の内部か
ら架空設置型通信機器の外部に向かって斜め下向きであ
る構成としたものである。
【0008】請求項3の発明は、電子回路装置が組み込
まれたキャビネット本体と、キャビネット本体にヒンジ
によって回動して開閉可能に支持されている扉とよりな
り、架空に設置され、外線ケーブルが導入される架空設
置型通信機器であって、上記外線ケーブルが導入される
個所に、複数のピンが3以上の列で且つ千鳥状に配列し
てあり、導入された外線ケーブルが上記ピンの間を通っ
て蛇行した状態で全部の列を横切る構成としたものであ
る。
【0009】請求項4の発明は、電子回路装置及びバッ
テリ部が組み込まれたキャビネット本体と、キャビネッ
ト本体にヒンジによって回動して開閉可能に支持されて
いる扉とよりなり、架空に設置され、外線ケーブルが導
入される架空設置型通信機器であって、上記バッテリ部
は、バッテリーが密閉構造の箱の内部に収容してあり、
且つ、管手段が該箱から該架空設置型通信機器の外部に
まで延びている構成としたものである。
【0010】請求項5の発明は、電子回路装置及びバッ
テリ部が組み込まれたキャビネット本体と、キャビネッ
ト本体にヒンジによって回動して開閉可能に支持されて
いる扉とよりなり、架空に設置され、外線ケーブルが導
入される架空設置型通信機器であって、上記バッテリ部
は、バッテリーが密閉構造の箱の内部に収容してあり、
且つ、管手段が該箱から該架空設置型通信機器の外部に
まで延びており、且つ、該箱が、箱本体とこの前側の蓋
とよりなり、上記扉が閉じた状態で、該扉の内側の突起
部が上記箱本体を蓋している蓋の周囲部を押して該蓋の
周囲部を上記箱本体に押しつける構成としたものであ
る。
【0011】請求項6の発明は、請求項4又は請求項5
において、管手段は、架空設置型通信機器の外部の端
に、斜め下向きの開口を有する構成としたものである。
請求項7の発明は、複数の電子回路装置が組み込まれた
キャビネット本体と、キャビネット本体にヒンジによっ
て回動して開閉可能に支持されている支持されている扉
とよりなり、架空に設置され、外線ケーブルが導入され
る架空設置型通信機器であって、上記電子回路装置は、
光−電気変換・多重分離器と、電源回路装置と、バッテ
リー部と、加入者チャンネルユニット部とよりなり、該
光−電気変換・多重分離器、該バッテリー部、該加入者
チャンネルユニット部が上記電源回路装置を取り巻いて
該電源回路装置を中心として放射状に配置されている構
成としたものである。
【0012】請求項8の発明は、電子回路装置が組み込
まれたキャビネット本体と、キャビネット本体にヒンジ
で回動して開閉可能に支持されている支持されている扉
とよりなり、架空に設置され、外線ケーブルが導入され
ている架空設置型通信機器であって、上記電子回路装置
は、シェルフ内に複数のプリント板組立体が実装された
構成であり、且つ、一端が上記キャビネット本体の内面
に接触された熱良導体の他端側が、上記シェルフ内にこ
れを貫通して且つ上記実装されているプリント板組立体
と平行に配された構成としたものである。
【0013】請求項9の発明は、シェルフ内に複数のプ
リント板組立体が実装された構成の電子回路装置が組み
込まれたキャビネット本体と、キャビネット本体にヒン
ジで回動して開閉可能に支持されている扉とよりなり、
架空に設置され、外線ケーブルが導入される架空設置型
通信機器であって、長尺板状であり適宜曲げてある複数
の熱良導体部材が重ね合わされてなる熱良導体部材組立
体と、一方の面が上記キャビネット本体の内面に密着し
て固定してあり、他方の面に上記熱良導体部材組立体の
一端側が固定された熱良導性の介在部材とを有し、該熱
良導体部材組立体は、一端側については順次長さが異な
っている熱良導体部材が重ね合わされて階段状となって
おり、他端側は、各熱良導体部材が上記シェルフ内にこ
れを貫通して且つ上記実装されているプリント板組立体
と平行に配された構成を有し、上記介在部材は、上記他
方の面が、上記熱良導体部材組立体の階段状の一端側に
対応した階段状となっており、該熱良導体部材組立体の
階段状の一端側が該介在部材の階段状の他方の面と当接
して、各熱良導体部材が該介在部材と密着している構成
としたものである。
【0014】請求項10の発明は、シェルフ内に複数の
プリント板組立体が実装された構成の電子回路装置が組
み込まれたキャビネット本体と、キャビネット本体にヒ
ンジで回動して開閉可能に支持されている扉とよりな
り、架空に設置され、外線ケーブルが導入される架空設
置型通信機器であって、長尺板状であり適宜曲げてある
複数の熱良導体部材が重ね合わされてなる熱良導体部材
組立体を有し、該熱良導体部材組立体は、一端側につい
ては順次長さが異なっており且つ熱良導体部材の厚さに
対応した段差で曲げてある熱良導体部材が重ね合わされ
ており、全部の熱良導体部材の先端側部が同じ高さとな
っており、他端側は、各熱良導体部材が上記シェルフ内
にこれを貫通して且つ上記実装されているプリント板組
立体と平行に配された構成を有し、該熱良導体部材組立
体の各熱良導体部材の先端側部が独立に上記キャビネッ
ト本体の内面に密着している構成としたものである。
【0015】請求項11の発明は、請求項8乃至10の
うち何れか一項において、日除け板を上記キャビネット
本体から離して該キャビネット本体の天板を覆うように
設けてなる構成としたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例になる
架空設置型光加入者線ネットワーク装置30を扉を開い
た状態で示す。図2は光加入者線ネットワーク装置30
が設置されている状態を示す。先ず、光加入者線ネット
ワーク装置30の概略について説明する。
【0017】光加入者線ネットワーク装置30は、図2
に示すように、X1,X2方向の両端側のフック35に
よって支持線36に吊り下げられており、水平の姿勢と
なっている。以後、この姿勢を基準の姿勢として説明す
る。支持線36は電柱間に張られており、各家庭の近く
まで延びている光ケーブル13を吊って支持するもので
ある。フック35は光ケーブル13を包み込んでいる。
【0018】光加入者線ネットワーク装置30は、外形
的には、アルミダイカスト製であり前面が開口とされて
いる直方体状のキャビネット本体31と、キャビネット
本体31の底板31aにヒンジ32によって回動して開
閉可能に支持されているアルミダイカスト製の扉33と
を有する。扉33は、通常は、キャビネット本体31の
前面開口を覆っており、バックル34でキャビネット本
体31と固定してある。扉33の内側には周囲に沿って
ゴム製であり矩形枠形状の防水パッキン38が設けてあ
り、扉33が閉じられた状態では、扉33とキャビネッ
ト本体31との間はシールされている。
【0019】キャビネット本体31内には、図4及び図
5に併せて示すように、光−電気変換・多重分離器40
と、AC100Vを光加入者線ネットワーク装置30を
動作させるためのDC電圧に変換する電源回路装置41
と、停電時のバックアップをするためのバッテリー部4
2と、加入者チャンネルユニット部43と、光ファイバ
余長処理部44等が組み込まれている。
【0020】図3に併せて示すように、キャビネット本
体31のX1端側の側面には、防水型の光ケーブル用コ
ネクタ50、51と、防水型の給電線用コネクタ52、
53が設けてある。設置状態では、電話局からの光ケー
ブル13が光ケーブル用コネクタ50と接続されてい
る。電力線17が給電線用コネクタ52と接続されてい
る。光ケーブル用コネクタ51には、CATV装置(図
示せず)から引き出されている光ケーブルが接続され
る。
【0021】外線メタルケーブル18が扉33のうちX
1端側の側壁54の穴55を通って光加入者線ネットワ
ーク装置30内に導入されている。外線メタルケーブル
18が特許請求の範囲の欄記載の「外線ケーブル」を構
成する。図1に示すように、キャビネット本体31の内
部において、光ケーブル用コネクタ50より引き出され
ている光ファイバ57は、破線で示すように、光ファイ
バ余長処理部44で余長処理され、光−電気変換・多重
分離器40の光−電気変換部に接続してある。また、複
数本の電線58が、破線で示すように、光−電気変換・
多重分離器40の多重分離部から引き出されており、夫
々加入者チャンネルユニット部43の各加入者チャンネ
ルユニット45と接続されている。また、各加入者チャ
ンネルユニット45から電線59が引き出されており、
電線59の端はコネクタ60に接続してある。このコネ
クタ60に他端が各家庭に到っている外線メタルケーブ
ル18の端が接続してある。
【0022】光加入者線ネットワーク装置30は、通常
は、電力線17からの電力でもって動作している。停電
時には、バッテリー部42内のバッテリーの電力を供給
されて動作し続ける。停電が長く続いた場合には、バッ
テリーを持参したサービスマンがバッテリーからの電線
を給電線用コネクタ53に接続することによって、光加
入者線ネットワーク装置30は動作可能とされる。
【0023】なお、光加入者線ネットワーク装置30を
設置する工事のとき、扉33は下向きの位置(図3中、
A位置)まで回動するところをフック65によって係止
されて図1に示す水平の状態(図3中、B位置)とさ
れ、扉33は例えば工事の工具を置くトレイとして使用
される。次に、光加入者線ネットワーク装置30の特徴
となる構成部分について説明する。
【0024】〔外線メタルケーブル導入部の防水構造〕
図2に示すように、扉33の穴55うち外線メタルケー
ブル18が通されない穴55は、栓70でもって塞がれ
ている。図1に示すように、扉33は浅い凹状の形状を
有しており、この内側に合成樹脂製の偏平の箱71が密
に嵌合して設けてある。箱71は、扉33の内側のうち
X1方向側の約半分の部分を占めている。箱71は、箱
本体72と蓋73とよりなり、箱本体72の周囲にはゴ
ム製であり枠形状の防水パッキン74が設けてある。
【0025】X1方向端の部分は、図6に示すように、
側壁54、防水パッキン38、防水パッキン74が並ん
だ構成となっており、防水パッキン38及び防水パッキ
ン74には、扉33の側壁54の各穴55に対応して、
貫通穴75、76が設けてある。貫通穴75、76は、
並んでおり、扉33が閉じた状態で、穴55がZ2側
(下側)となるように斜めとなっている。貫通穴75、
76の径d1は外線メタルケーブル18の径d2より僅
かに小さい寸法である。これによって、外線メタルケー
ブル18は、貫通穴75、76内をきつく挿入されてい
る。穴55の外側の外線メタルケーブル18は斜め下を
向いている。
【0026】また、電線59が箱本体72の側壁77を
貫通している個所はシールされている。78はシール処
理済部である。シール処理済部78は光加入者線ネット
ワーク装置30を生産する工場側で形成されるものであ
り、信頼性は高い。コネクタ60は箱本体72内に位置
しており、光加入者線ネットワーク装置30内に導入さ
れた外線メタルケーブル18は箱本体72内においてコ
ネクタ60と接続してある。
【0027】光加入者線ネットワーク装置30が設置さ
れた状態では、図5に示すように、扉73が閉じられて
おり、扉33が閉じられている。扉73が閉じられた状
態では、箱71は密封されており、箱71の空間79は
光加入者線ネットワーク装置30内の残りの空間80か
ら遮断されて独立したものとなっている。空間80内に
光−電気変換・多重分離器40等が配設してある。
【0028】よって、使わない穴55は栓70でもって
塞がれており、雨水が使わない穴55から侵入すること
が防止されている。また、外線メタルケーブル18は斜
め下向きを向いているため、外線メタルケーブル18を
伝わる雨水が穴55に到らない。貫通穴75、76が斜
め下向きであるため、雨水が貫通穴75、76内に途中
まで入った場合でも雨水は光加入者線ネットワーク装置
30外に流れ出す。
【0029】外線メタルケーブル18を導入する工事等
が原因で、万一、貫通穴75、76を通して雨水が光加
入者線ネットワーク装置30内に侵入した場合でも、雨
水は箱71に入る。ここで、光−電気変換・多重分離器
40等が配設してある空間80と箱71内の空間79と
は遮断されて互いに独立した空間となっているため、箱
71内の空間79に入った雨水が空間80に入り込むこ
とは起きない。よって、光−電気変換・多重分離器40
等に対する防水は完全である。
【0030】なお、82は小さい排水穴であり、箱71
と扉73とに設けてあり、扉73を閉じた状態で扉73
の下面に位置する。箱71に入った雨水は排水穴82を
通して外部に排水される。 〔外線メタルケーブル導入部の外線メタルケーブル固定
構造〕図1及び図7に示すように、箱本体72内には、
側壁54に近い位置に、複数のピン90が3列で且つ千
鳥状に配列してある。91は第1列目のピン、92は第
2列目のピン、93は第3列目のピンである。各列の隣
合うピンの間の間隔a1、隣合う列の間の間隔a2は、
外線メタルケーブル18の径d2より少し大きく定めて
ある。ピン90は箱本体72と一体成形されたものであ
り、箱本体72の底から突き出ている。
【0031】外部から箱71内に導入された外線メタル
ケーブル18は、図7に示すようにピン90の間を通っ
て蛇行した状態で3列を横切っており、外線メタルケー
ブル18はピン90との摩擦力によって固定されてい
る。よって、光加入者線ネットワーク装置30の外部に
出ている外線メタルケーブル18が強く引っ張られた場
合であっても、この引張り力はピン90の個所で受け止
められ、コネクタ60との接続部には引張り力は作用し
ない。なお、外線メタルケーブル18は、ピン90の上
方からピン90の間に押し込む操作だけの簡単な操作で
固定される。
【0032】これによって、クランプ部材を使用する場
合に比べて、複数本の外線メタルケーブル18が狭いス
ペース内に、且つ、工具を使用せずに、簡単に固定され
る。複数本の外線メタルケーブル18が狭いスペース内
に固定出来るため、光加入者線ネットワーク装置30は
小型となっている。なお、複数のピン90の列は、4
列、5列でもよい。
【0033】〔バッテリー部42の構造〕バッテリー部
42は光加入者線ネットワーク装置30の密封された空
間80内に設けてある。光加入者線ネットワーク装置3
0が寒冷地に設置された場合であっても、光加入者線ネ
ットワーク装置30の空間は電源回路装置41等が発す
る熱によって加熱され適当な温度となっている。よっ
て、光加入者線ネットワーク装置30が寒冷地に設置さ
れた場合であっても、バッテリーの温度がバッテリーが
正常に動作しなくなる温度にまで冷却されることは起き
ず、バッテリーの温度はバッテリーが正常に動作する温
度に保たれる。しかし、密封された空間80内に配され
ているため、何らかの原因でバッテリーが過充電状態と
なったときに発生する水素に対策が必要となる。この対
策が以下のようにとられている。
【0034】バッテリー部42は、図8(A),(C)
に示すように、箱本体100と前側の蓋101とよりな
る箱102内に、2つのバッテリー103が収容されて
おり、箱本体100の上部と下部とから発生した水素を
光加入者線ネットワーク装置30の外部に逃がすための
ホース104、105が、キャビネット本体31のX1
側の側壁31cの外であって後述する側板141の内側
にまで延びている構成である。蓋101の周囲には、パ
ッキン107が設けてある。
【0035】ホース104、105によって箱102の
内部と光加入者線ネットワーク装置30の外に外気とが
通気可能となっている。ホース104、105が、特許
請求の範囲の欄記載の「管手段」を構成する。バッテリ
ー103が過充電された場合に発生した水素は、ホース
104、105を通って光加入者線ネットワーク装置3
0の外部に逃がされる。また、後述するように蓋101
のパッキン107が箱本体100に押しつけられてしっ
かりと蓋されているため、発生した水素が箱102から
空間80内に漏れ出すこともない。よって、光加入者線
ネットワーク装置30が爆発する危険はない。
【0036】なお、扉33の内面のうち扉33が閉じた
状態で蓋101の周辺である四辺に対向する部分に、断
面が三角形状の突起106(長いリブでもよい)が形成
してある。バッテリー103が箱本体100内に収めら
れ蓋101が閉じられ、扉33が閉じられてバックル3
4で固定された状態で、図8(B)に示すように、突起
106が蓋101の周辺を力Fで押し付けた状態とされ
る。
【0037】なお、ホース104、105が箱本体10
0の上部と下部とに接続されているため、箱本体100
内で対流が起きやすくなっている。これによって、発生
した水素の外部への排出がより円滑になされる。なお、
ホース104、105の箱本体100への取付け個所は
箱本体100の上下以外の場所でもよい。また、図8
(C)に示すように、ホース104(105)の先端
は、斜めにカットしてあり、開口104aは下向きとな
っている。これによって、開口104aから雨水が侵入
しにくくなっている。
【0038】〔光加入者線ネットワーク装置30内部の
配置〕図4に示すように、光−電気変換・多重分離器4
0と電源回路装置41とバッテリー部42と加入者チャ
ンネルユニット部43とは、電源回路装置41を中心と
し、光−電気変換・多重分離器40、バッテリー部4
2、加入者チャンネルユニット部43が電源回路装置4
1を取り巻くように電源回路装置41を中心として放射
状に配置されている。
【0039】この配置によって、光加入者線ネットワー
ク装置30の内部の電線58、59等の長さが短くて足
りる。よって、光加入者線ネットワーク装置30の内部
の電線58、59等からの不要電磁波の放射が少なくな
り、その分、光加入者線ネットワーク装置30の動作品
質が向上する。また、電線58、59等の長さが短くて
足りるため、電線58、59等を収容するためのスペー
スが狭くて足り、光加入者線ネットワーク装置30を小
型に出来る。また電線58、59等の長さが短くて足り
るため、電圧損失を少なく出来る。
【0040】〔加入者チャンネルユニット部43の放熱
構造〕図4、図5、図9に示すように、加入者チャンネ
ルユニット部43は、シェルフ110を有する。シェル
フ110は、X1側の側面板111と、X2側の側面板
112と、中央の縦板113と、底板114と、天板1
15と、バックボード116とよりなり、中央の縦板1
13と側面板111との間に縦長の空間117が形成さ
れ、中央の縦板113と側面板112との間に縦長の空
間118が形成されている。空間117及び空間118
に夫々5つの加入者チャンネルユニット収容部120が
縦にピッチp1で並んで形成されている。
【0041】また、図5に併せて示すように、側面板1
11、112及び縦板113には、ヒートパイプが貫通
するための細長の開口111a,112a,113aが
上下に隣合う加入者チャンネルユニット収容部120の
間の位置に形成されており、同じくピッチp1で並んで
いる。130はヒートパイプ組立体であり、長尺板状で
あり適宜曲げてある5つのヒートパイプ131〜135
が組み合わされた構造を有する。ヒートパイプ131〜
135は、X2側の半分131a〜135aが密着して
重ね合わされている。X2側の半分131a〜135a
が密着して重ね合わされた状態で、X1側の半分131
b〜135bはピッチp1で並ぶ。ヒートパイプ131
〜135が、特許請求の範囲の欄記載の「熱良導体」を
構成する。
【0042】ヒートパイプ組立体130のX1側の半分
131b〜135bは、側面板112の開口112aを
貫通し、空間118を横切り、縦板113の開口113
aを貫通し、空間117を横切り、側面板111の開口
111aを貫通して、シェルフ110内に入り込んでお
り、水平の状態となっている。X2側の半分131a〜
135aは、密着して重ね合わされており、キャビネッ
ト本体31の天板31bと電源回路装置41との間の空
間80a内に位置しており、図5に示すように、クラン
プ部材136よって天板31bの下面に押しつけられて
固定してある。X2側の半分131a〜135aの全体
が天板31bの下面と接触しており、接触面積は広い。
【0043】加入者チャンネルユニット23は、プリン
ト板上に複数の半導体部品が搭載された平面的な構造で
あり、プリント板の両側縁を案内されて加入者チャンネ
ルユニット収容部120内に収容されてシェルフ110
内に実装してある。加入者チャンネルユニット23は、
水平の姿勢で、2列で5段に並んでいる。加入者チャン
ネルユニット23が、特許請求の範囲の欄記載の「プリ
ント板組立体」を構成する。
【0044】実装してある加入者チャンネルユニット2
3を基準にしてみると、ヒートパイプ組立体130のX
1側の半分131b〜135bは、各段の加入者チャン
ネルユニット23に近接してこの上側及び下側に位置し
ており、加入者チャンネルユニット23と平行となって
いる。ヒートパイプ組立体130のX1側の半分131
b〜135bが吸熱部137を構成する。X2側の半分
131a〜135aは放熱部138を構成する。
【0045】加入者チャンネルユニット23は増幅器と
して動作し、発熱量は多い。加入者チャンネルユニット
23で発生した輻射熱は、その上側及び下側に位置して
いる、ヒートパイプ組立体130のX1側の半分131
b〜135bによって吸熱される。ここで、ヒートパイ
プ組立体130のX1側の半分131b〜135bは長
尺板状であるため、加入者チャンネルユニット23の大
部分に対向しており、加入者チャンネルユニット23で
発生した輻射熱をほぼ漏れなく吸熱する。吸熱された熱
は、ヒートパイプ組立体130内をX2方向に効率良く
伝搬され、X2側の半分131a〜135aより、キャ
ビネット本体31の天板31bから、光加入者線ネット
ワーク装置30の外部に放熱されている。ここで、ヒー
トパイプ組立体130とキャビネット本体31の天板3
1bとの接触面積が広いため、放熱が効率良く行われ
る。
【0046】よって、ヒートパイプ組立体130を使用
しない場合には、加入者チャンネルユニット23から発
生した熱の光加入者線ネットワーク装置の外部への放熱
が不十分であり、光加入者線ネットワーク装置30内の
温度が加入者チャンネルユニット23等が正常に動作す
る温度を越えてしまい、光加入者線ネットワーク装置の
動作が不安定になるおそれがあった。しかし、本発明者
は実験の結果、ヒートパイプ組立体130を上記のよう
に使用することによって、光加入者線ネットワーク装置
30内の温度が加入者チャンネルユニット23等が正常
に動作する温度に留まることを確認した。よって、光加
入者線ネットワーク装置30は熱的に過酷な条件である
夏の期間でも安定に動作する。
【0047】なお、ヒートパイプ組立体130のX1側
の半分131b〜135bが加入者チャンネルユニット
23に接触した構成としてもよく、同様の効果が得られ
る。また、熱を良好に伝導するものであれば、ヒートパ
イプ組立体130に代えて使用し得る。 〔日除け板〕図5に示すように、日除け板140がキャ
ビネット本体31の天板31b上に、天板31bから離
して設けてある。よって、キャビネット本体31の天板
31bに日光が直射することが防止されている。これに
より、ヒートパイプ131〜135のX2側の半分13
1a〜135aが接触しているキャビネット本体31の
天板31bの温度が上昇することを抑制し得る。これに
よって。ヒートパイプ131〜135のX2側の半分1
31a〜135aからの放熱を効率良く行うことが出来
る。
【0048】フック35を取り付けるための側板14
1、142もキャビネット本体31の側壁31c,31
dから離して設けてある。 〔変形例〕次に、変形例について説明する。図11は第
1の変形例になる加入者チャンネルユニット部43Aを
示す。シェルフは省略してある。加入者チャンネルユニ
ット23は垂直の姿勢で実装してある。ヒートパイプ組
立体130Aの一端側は、縦に延在しており、隣合う加
入者チャンネルユニット23の間に位置している。加入
者チャンネルユニット23を基準とすると、ヒートパイ
プ組立体130Aの一端側は加入者チャンネルユニット
23と平行である。加入者チャンネルユニット23から
の輻射熱は、ヒートパイプ組立体130Aの一端側に吸
熱される。
【0049】図12及び図13は、ヒートパイプ組立体
の第1の変形例を示す。この第1の変形例はヒートパイ
プは厚さ方向の熱伝導が良くないことを考慮した構成で
ある。ヒートパイプ組立体130Bは、X1側の半分は
図10に示すヒートパイプ組立体130と同じであり、
X2側の半分が図10に示すヒートパイプ組立体130
と異なる。図12及び図13中、図10に示す構成部分
と同じ構成部分には同じ符号を付す。
【0050】ヒートパイプ組立体130Bは、長尺板状
であり適宜曲げてある5つのヒートパイプ131B〜1
35Bが組み合わされた構造を有する。ヒートパイプ1
31B〜135BのX2側の部分131Ba〜135B
aが密着して重ね合わされており、この状態で、X1側
の半分131Bb〜135Bbはピッチp1で並ぶ。X
2側の部分131Ba〜135Baは、共に直線状であ
り、下側の部分の長さがその直ぐ上側の部分の長さより
所定の寸法i長い関係にある。X2側の部分131Ba
〜135Baの長さj1、j2、j3、j4、j5は、
j1<j2<j3<j4<j5であり、且つ、j2−j
1=j3−j2=j4−j3=j5−j4=iの関係に
ある。
【0051】X2側の部分131Ba〜135Baが密
着して重ね合わされると、下側の部分がその直ぐ上側の
部分よりX1方向に等しい寸法i突き出して、ヒートパ
イプの厚さtに対応する段差を有する階段状部分160
を形成する。なお、下側の部分がその直ぐ上側の部分よ
りX1方向に突き出す寸法は、各ヒートパイプについて
厳密に等しい必要はなく、実質上等しければよい。
【0052】161は介在部材であり、板状であり、ア
ルミニウム又は銅製であり熱抵抗はヒートパイプの厚さ
方向の熱抵抗より小さい。介在部材161は、平坦な上
面161aと、上記の階段状部分160と整合する逆階
段状の下面161bとを有する。介在部材161が、平
坦な上面161aをキャビネット本体31の天板31b
の下面に密着して固定してある。ヒートパイプ組立体1
30BのX2側の部分がクランプ部材136によって固
定してあり、階段状部分160が介在部材161の逆階
段状の下面161bと整合して下面161bに密着して
いる。よって、ヒートパイプ組立体130Bの部分13
1Baはキャビネット本体31の天板31bの下面に直
接密着しており、部分132Ba〜135Baは夫々先
端側の長さiの先端側部分132Ba1〜135Ba1
が介在部材161に密着した状態にある。
【0053】よって、図12に示すように、ヒートパイ
プ組立体130BのX1側の半分131Bb〜135B
bによって吸熱された加入者チャンネルユニット23か
らの輻射熱は、ヒートパイプ131B〜135B内をX
2方向に伝搬され、キャビネット本体31の天板31b
に伝搬され、天板31bから光加入者線ネットワーク装
置30の外部に放熱される。
【0054】ここで、熱のヒートパイプ131B〜13
5Bから天板31bへの伝搬効率についてみる。ヒート
パイプ131B内を伝搬されてきた熱は、符号162で
示すように、部分131Baから天板31bに直接伝搬
される。ヒートパイプ132B内を伝搬されてきた熱
は、先端側部分132Ba1から、符号163で示すよ
うに介在部材161を通って天板31bに伝搬される。
ヒートパイプ133B、134B,135B内を伝搬さ
れてきた熱は、夫々先端側部分133Ba、134B
a、135Baから、符号164、165、166で示
すように介在部材161を通って天板31bに伝搬され
る。よって、ヒートパイプ131B内を伝搬されてきた
熱は勿論、ヒートパイプ132B〜135B内を伝搬さ
れてきた熱も、他のヒートパイプを厚さ方向に横切るこ
となく天板31bに伝搬される(図10の実施例にあっ
ては、特に最下のX2側の半分135aに伝搬されてき
た熱はX2側の半分134a,133a,132a,1
31aを厚さ方向に横切ってやっと天板31bに伝搬さ
れる)。よって、ヒートパイプ組立体130Bと天板3
1bとの間の熱抵抗は低く、ヒートパイプ組立体130
B内を伝搬されてきた熱は、図10の実施例に比べて効
率良く天板31bに伝搬される。よって、加入者チャン
ネルユニット23からの輻射熱が図10の実施例に比べ
て効率良く放熱される。
【0055】図14は、ヒートパイプ組立体の第2の変
形例を示す。この第2の変形例もヒートパイプは厚さ方
向の熱伝導が良くないことを考慮した構成である。ヒー
トパイプ組立体130Cは、X1側の半分は図10に示
すヒートパイプ組立体130と同じであり、X2側の半
分が図10に示すヒートパイプ組立体130と異なる。
図12及び図13中、図10に示す構成部分と同じ構成
部分には同じ符号を付す。また、図12のヒートパイプ
組立体とは、介在部材161を有しない点で相違する。
【0056】ヒートパイプ組立体130Cは、長尺板状
であり適宜曲げてある5つのヒートパイプ131C〜1
35Cが組み合わされた構造を有する。ヒートパイプ1
31C〜135CのX2側の部分131Ca〜135C
aが密着して重ね合わされており、この状態で、X1側
の半分131Cb〜135Cbはピッチp1で並ぶ。X
2側の部分131Ca〜135Caは、上記のヒートパ
イプ組立体130Bと同じく、下側の部分の長さがその
直ぐ上側の部分の長さより所定の寸法i長い関係にあ
る。X2側の部分131Caは直線状である。他のX2
側の部分132Ca〜135Caは、上記のヒートパイ
プ組立体130Bとは異なり、ヒートパイプの厚さの分
の段差で階段状に折り曲げてある。折り曲げ個所は、部
分132Caについては1個所、部分133Caについ
ては2個所、部分134Caについては3個所、部分1
35Caについては4個所である。5つのヒートパイプ
131C〜135Cが組み合わされた状態で、先端側の
長さiの先端側部分132Ca1〜135Ca1が上記
のX2側の部分131Caと同じ高さH1に整列してい
る。
【0057】ヒートパイプ組立体130CのX2側の部
分がクランプ部材136によって固定された状態で、部
分131Ca及び先端側部分132Ca1〜135Ca
1がキャビネット本体31の天板31bの下面に直接密
着する。即ち、5つのヒートパイプ131C〜135C
が独立して天板31bの下面に直接密着している。よっ
て、図12に示すように、ヒートパイプ組立体130C
のX1側の半分131Cb〜135Cbによって吸熱さ
れた加入者チャンネルユニット23からの輻射熱は、ヒ
ートパイプ131C〜135C内をX2方向に伝搬さ
れ、キャビネット本体31の天板31bに伝搬され、天
板31bから光加入者線ネットワーク装置30の外部に
放熱される。
【0058】ここで、熱のヒートパイプ131C〜13
5Cから天板31bへの伝搬効率についてみる。ヒート
パイプ131C内を伝搬されてきた熱は、符号162で
示すように、X2側の部分131Caから天板31bに
直接伝搬される。他のヒートパイプ132C〜135C
内を伝搬されてきた熱も、先端側部分132Ca1〜1
35Ca1から天板31bに直接伝搬される。よって、
ヒートパイプ131C〜135C内を伝搬されてきた熱
は、他のヒートパイプを厚さ方向に横切ることなく、且
つ介在部材(図12参照)を横切ることなく天板31b
に伝搬される。よって、ヒートパイプ組立体130Cと
天板31bとの間の熱抵抗が最小となり、ヒートパイプ
組立体130C内を伝搬されてきた熱は、図10の実施
例及び図12の実施例に比べて効率良く天板31bに伝
搬される。よって、加入者チャンネルユニット23から
の輻射熱が図10の実施例及び図12の実施例に比べて
効率良く放熱される。
【0059】上記のヒートパイプ組立体130B,13
0Cの構成は、ヒートパイプを使用した構成に適用して
とくに効果的であるけれども、ヒートパイプ以外の熱良
導体に適用しても効果がある。上記のヒートパイプ組立
体130B及び130Cが、特許請求の範囲の欄記載の
「熱良導体部材組立体」を構成する。ヒートパイプ組立
体130B及び130Cは、ヒートパイプ131B〜1
35B、131C〜135Cが一体化された構成でもよ
く、ヒートパイプ131B〜135B、131C〜13
5Cが単に重なり合っている構成でもよい。
【0060】また、光加入者線ネットワーク装置30
は、アーム150,151,152を使用して、電柱1
4から離した状態で、図15、図16、図17に示すよ
うに設置することも出来る。図17では、垂直の姿勢で
設置されている。また、扉33は上側に開いてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、扉の内側に、蓋がされた状態で密閉される箱を
設け、箱内にコネクタを配し、導入されている外線ケー
ブルの端が上記箱内において上記コネクタと接続してあ
る構成としたため、万一、雨水が外線ケーブルを伝わっ
て架空設置型通信機器内に侵入したと場合であっても、
雨水は箱内に留まり、電子回路の部分にまでは到らず、
よって、信頼性の高い防水性を保証することが出来る。
【0062】請求項2の発明によれば、外線ケーブルが
導入される個所の貫通孔が、架空設置型通信機器の内部
から架空設置型通信機器の外部に向かって斜め下向きで
ある構成としたため、直接降りかかった雨水及び外線ケ
ーブルを伝わった雨水等が架空設置型通信機器内に侵入
することを効果的に防止出来る。請求項3の発明によれ
ば、外線ケーブルが導入された個所に、複数のピンが3
以上の列で且つ千鳥状に配列してあり、導入されている
外線ケーブルがピンの間を通って蛇行した状態で全部の
列を横切っている構成としたため、外線ケーブルとピン
との間の摩擦力によって外線ケーブルを固定することが
出来、クランプ部材を使用する場合に比べて、複数本の
外線ケーブルを狭いスペース内に、且つ、工具を使用せ
ずに、簡単に固定出来る。複数本の外線ケーブルを狭い
スペース内で固定出来るため、架空設置型通信機器を小
型に出来る。
【0063】請求項4の発明によれば、キャビネット本
体内のバッテリ部は、バッテリーが密閉構造の箱の内部
に収容してあり、且つ、ホースが該箱から架空設置型通
信機器外にまで延びている構成としため、過充電となっ
たときに発生した水素を架空設置型通信機器の外部に逃
がすことが出来、よって、水素が架空設置型通信機器内
に漏れだす危険を確実に回避出来る。
【0064】請求項5の発明によれば、箱をより確実に
密封構造と出来、よって、過充電となったときに発生し
た水素が箱から漏れ出すことを更に確実に防止出来る。
請求項6の発明によれば、キャビネット本体内に、光−
電気変換・多重分離器、バッテリー部、加入者チャンネ
ルユニット部が電源回路装置を取り巻いて電源回路装置
を中心として放射状に配置されている構成としたため、
架空設置型通信機器の内部の電線の長さを短く出来る。
よって、電線からの不要電磁波の放射が少なくなり、そ
の分、架空設置型通信機器の動作品質を向上させること
が出来る。また、電線の長さが短くて足りるため、電線
を収容するためのスペースが狭くて足り、架空設置型通
信機器を小型に出来る。また電線の長さが短くて足りる
ため、電圧損失を少なく出来る。
【0065】請求項7の発明によれば、ホースの架空設
置型通信機器の外部の端が、斜め下向きにカットされた
開口を有する構成であるため、開口から雨水が入り難く
出来る。請求項8の発明によれば、電子回路は、シェル
フ内に複数のプリント板組立体が実装された構成であ
り、且つ、一端がキャビネット本体の内面に接触された
熱良導体部材の他端側が、シェルフ内にこれを貫通して
且つ上記実装されているプリント板組立体と平行に配さ
れた構成としたため、プリント板組立体で発生した熱を
効率良く架空設置型通信機器の外部に逃がすことが出
来、よって、熱的に過酷な条件の下においても架空設置
型通信機器が正常に動作するようにすることが出来る。
【0066】請求項9の発明によれば、熱良導体部材組
立体は、一端側については順次長さが異なっている熱良
導体部材が重ね合わされて階段状となっており、熱良導
体部材組立体の階段状の一端側が介在部材の階段状の他
方の面と当接して、各熱良導体部材が介在部材と密着し
ている構成としたため、各熱良導体部材内を伝搬されて
きた熱を、他の熱良導体部材を厚さ方向に横切ることな
く、即ち、キャビネット本体に効率良く伝搬出来、よっ
て、プリント板組立体で発生した熱を効率良く架空設置
型通信機器の外部に逃がすことが出来る。
【0067】請求項10の発明によれば、熱良導体部材
組立体は、一端側については順次長さが異なっており且
つ熱良導体部材の厚さに対応した段差で曲げてある熱良
導体部材が重ね合わされており、全部の熱良導体部材の
先端側部が同じ高さとなっており、各熱良導体部材の先
端側部が独立にキャビネット本体の内面に密着している
構成としたため、各熱良導体部材内を伝搬されてきた熱
をキャビネット本体に直接に伝搬出来、よって、プリン
ト板組立体で発生した熱を効率良く架空設置型通信機器
の外部に逃がすことが出来る。
【0068】請求項11の発明によれば、日除け板を上
記キャビネット本体から離して該キャビネット本体の天
板を覆うように設けてなる構成としたため、熱良導体の
放熱部の温度の上昇を抑えて、放熱効率を向上させるこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になる架空設置型光加入者線
ネットワーク装置を扉を開いた状態で示す斜視図であ
る。
【図2】図1の光加入者線ネットワーク装置が設置され
ている状態を示す斜視図である。
【図3】図1の光加入者線ネットワーク装置の側面図で
ある。
【図4】光加入者線ネットワーク装置内部の各部の配置
を示す図である。
【図5】図2中、V−V線を含む垂直面で断面した図で
ある。
【図6】外線メタルケーブルの導入部の防水構造を示す
図である。
【図7】外線メタルケーブル固定構造を示す図である。
【図8】バッテリ部の構造を示す図である。
【図9】加入者チャンネルユニット部を拡大して示す正
面図である。
【図10】加入者チャンネルユニット部をシェルフを省
略して示す図である。
【図11】加入者チャンネルユニット部の変形例を示す
図である。
【図12】ヒートパイプ組立体の第1の変形例を、加入
者チャンネルユニットの熱の放熱の状態と併せて示す図
である。
【図13】図12のヒートパイプ組立体周りの分解斜視
図である。
【図14】ヒートパイプ組立体の第2の変形例を、加入
者チャンネルユニットの熱の放熱の状態と併せて示す図
である。
【図15】光加入者線ネットワーク装置の設置の第1の
変形例を示す図である。
【図16】光加入者線ネットワーク装置の設置の第2の
変形例を示す図である。
【図17】光加入者線ネットワーク装置の設置の第3の
変形例を示す図である。
【図18】光加入者線ネットワーク装置が適用される通
信システムを概略的に示す図である。
【符号の説明】
11 電話局 13 光ケーブル 14 電柱 15 家庭 17 電力線 18 外線メタルケーブル 21 光−電気変換器 22 多重分離器 23 加入者チャンネルユニット 30 光加入者線ネットワーク装置 31 キャビネット本体 32 ヒンジ 33 扉 34 バックル 35 フック 36 支持線 38 防水パッキン 40 光−電気変換・多重分離器 41 電源回路装置 42 バッテリー部 43 加入者チャンネルユニット部 44 光ファイバ余長処理部 50、51 光ケーブル用コネクタ 52、53 給電線用コネクタ 54 側壁 55 穴 57 光ファイバ 58、59 電線 60 コネクタ 70 栓 71 合成樹脂製の偏平の箱 72 箱本体 73 蓋 74 防水パッキン 75、76 貫通穴 80,80a 空間 82 排水穴 90 ピン 91 第1列目のピン 92 第2列目のピン 93 第3列目のピン 100 箱本体 101 蓋 102 箱 103 バッテリー 104、105 ホース 104a 開口 107 パッキン 110 シェルフ 111、112 側面板 113 中央の縦板 111a,112a,113a 細長開口 114 底板 115 天板 116 バックボード 117、118 空間 120 加入者チャンネルユニット収容部 130,130A,130B,130C ヒートパイプ
組立体 131〜135,131B〜135B,131C〜13
5C 長尺板状のヒートパイプ 131a〜135a,131Ba〜135Ba,131
Ca〜135Ca X2側の半分 132Ca1〜135Ca1 先端側部分 131b〜135b,131Bb〜135Bb,131
Bb〜135Bb X1側の半分 136 クランプ部材 137 吸熱部 138 放熱部 160 階段状部分 161 介在部材 161a 平坦な上面 161b 逆階段状の下面 162〜166、170〜173 ヒートパイプ組立体
から天板への熱の伝導を示す矢印。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路装置が組み込まれたキャビネッ
    ト本体と、キャビネット本体にヒンジによって回動して
    開閉可能に支持されている扉とよりなり、架空に設置さ
    れ、外線ケーブルが導入される架空設置型通信機器であ
    って、 上記扉の内側に、蓋がされた状態で密閉される箱を設
    け、 該電子回路から引き出されている電線の先端に接続して
    あって上記導入される外線ケーブルの端が接続されるコ
    ネクタが上記箱内に設けてあり、 導入された外線ケーブルの端が上記箱内において上記コ
    ネクタと接続される構成としたことを特徴とする架空設
    置型通信機器。
  2. 【請求項2】 電子回路装置が組み込まれたキャビネッ
    ト本体と、キャビネット本体にヒンジによって回動して
    開閉可能に支持されている扉とよりなり、架空に設置さ
    れ、外線ケーブルが導入される架空設置型通信機器であ
    って、 上記扉の内側に、蓋がされた状態で密閉される箱を設
    け、 該電子回路装置から引き出されている電線の先端に接続
    してあって上記導入される外線ケーブルの端が接続され
    るコネクタが上記箱内に設けてあり、 導入された外線ケーブルの端が上記箱内において上記コ
    ネクタと接続してあり、 上記外線ケーブルが導入される個所の貫通孔が、架空設
    置型通信機器の内部から架空設置型通信機器の外部に向
    かって斜め下向きである構成としたことを特徴とする架
    空設置型通信機器。
  3. 【請求項3】 電子回路装置が組み込まれたキャビネッ
    ト本体と、キャビネット本体にヒンジによって回動して
    開閉可能に支持されている扉とよりなり、架空に設置さ
    れ、外線ケーブルが導入される架空設置型通信機器であ
    って、 上記外線ケーブルが導入される個所に、複数のピンが3
    以上の列で且つ千鳥状に配列してあり、 導入された外線ケーブルが上記ピンの間を通って蛇行し
    た状態で全部の列を横切る構成としたことを特徴とする
    架空設置型通信機器。
  4. 【請求項4】 電子回路装置及びバッテリ部が組み込ま
    れたキャビネット本体と、キャビネット本体にヒンジに
    よって回動して開閉可能に支持されている扉とよりな
    り、架空に設置され、外線ケーブルが導入される架空設
    置型通信機器であって、 上記バッテリ部は、バッテリーが密閉構造の箱の内部に
    収容してあり、且つ、管手段が該箱から該架空設置型通
    信機器の外部にまで延びている構成としたことを特徴と
    する架空設置型通信機器。
  5. 【請求項5】 電子回路装置及びバッテリ部が組み込ま
    れたキャビネット本体と、キャビネット本体にヒンジに
    よって回動して開閉可能に支持されている扉とよりな
    り、架空に設置され、外線ケーブルが導入される架空設
    置型通信機器であって、 上記バッテリ部は、バッテリーが密閉構造の箱の内部に
    収容してあり、且つ、管手段が該箱から該架空設置型通
    信機器の外部にまで延びており、 且つ、該箱が、箱本体とこの前側の蓋とよりなり、 上記扉が閉じた状態で、該扉の内側の突起部が上記箱本
    体を蓋している蓋の周囲部を押して該蓋の周囲部を上記
    箱本体に押しつける構成としたことを特徴とする架空設
    置型通信機器。
  6. 【請求項6】 上記管手段は、該架空設置型通信機器の
    外部の端に、斜め下向きの開口を有する構成としたこと
    を特徴とする請求項4又は請求項5記載の架空設置型通
    信機器。
  7. 【請求項7】 複数の電子回路装置が組み込まれたキャ
    ビネット本体と、キャビネット本体にヒンジによって回
    動して開閉可能に支持されている支持されている扉とよ
    りなり、架空に設置され、外線ケーブルが導入される架
    空設置型通信機器であって、 上記電子回路装置は、光−電気変換・多重分離器と、電
    源回路装置と、バッテリー部と、加入者チャンネルユニ
    ット部とよりなり、 該光−電気変換・多重分離器、該バッテリー部、該加入
    者チャンネルユニット部が上記電源回路装置を取り巻い
    て該電源回路装置を中心として放射状に配置されている
    構成としたことを特徴とする架空設置型通信機器。
  8. 【請求項8】 電子回路装置が組み込まれたキャビネッ
    ト本体と、キャビネット本体にヒンジで回動して開閉可
    能に支持されている支持されている扉とよりなり、架空
    に設置され、外線ケーブルが導入される架空設置型通信
    機器であって、 上記電子回路装置は、シェルフ内に複数のプリント板組
    立体が実装された構成であり、且つ、一端が上記キャビ
    ネット本体の内面に接触された熱良導体部材の他端側
    が、上記シェルフ内にこれを貫通して且つ上記実装され
    ているプリント板組立体と平行に配された構成としたこ
    とを特徴とする架空設置型通信機器。
  9. 【請求項9】 シェルフ内に複数のプリント板組立体が
    実装された構成の電子回路装置が組み込まれたキャビネ
    ット本体と、キャビネット本体にヒンジで回動して開閉
    可能に支持されている扉とよりなり、架空に設置され、
    外線ケーブルが導入される架空設置型通信機器であっ
    て、 長尺板状であり適宜曲げてある複数の熱良導体部材が重
    ね合わされてなる熱良導体部材組立体と、 一方の面が上記キャビネット本体の内面に密着して固定
    してあり、他方の面に上記熱良導体部材組立体の一端側
    が固定された熱良導性の介在部材とを有し、 該熱良導体部材組立体は、一端側については順次長さが
    異なっている熱良導体部材が重ね合わされて階段状とな
    っており、他端側は、各熱良導体部材が上記シェルフ内
    にこれを貫通して且つ上記実装されているプリント板組
    立体と平行に配された構成を有し、 上記介在部材は、上記他方の面が、上記熱良導体部材組
    立体の階段状の一端側に対応した階段状となっており、 該熱良導体部材組立体の階段状の一端側が該介在部材の
    階段状の他方の面と当接して、各熱良導体部材が該介在
    部材と密着している構成としたことを特徴とする架空設
    置型通信機器。
  10. 【請求項10】 シェルフ内に複数のプリント板組立体
    が実装された構成の電子回路装置が組み込まれたキャビ
    ネット本体と、キャビネット本体にヒンジで回動して開
    閉可能に支持されている扉とよりなり、架空に設置さ
    れ、外線ケーブルが導入される架空設置型通信機器であ
    って、 長尺板状であり適宜曲げてある複数の熱良導体部材が重
    ね合わされてなる熱良導体部材組立体を有し、 該熱良導体部材組立体は、一端側については順次長さが
    異なっており且つ熱良導体部材の厚さに対応した段差で
    曲げてある熱良導体部材が重ね合わされており、全部の
    熱良導体部材の先端側部が同じ高さとなっており、他端
    側は、各熱良導体部材が上記シェルフ内にこれを貫通し
    て且つ上記実装されているプリント板組立体と平行に配
    された構成を有し、 該熱良導体部材組立体の各熱良導体部材の先端側部が独
    立に上記キャビネット本体の内面に密着している構成と
    したことを特徴とする架空設置型通信機器。
  11. 【請求項11】 日除け板を上記キャビネット本体から
    離して該キャビネット本体の天板を覆うように設けてな
    る構成としたことを特徴とする請求項8乃至10のうち
    何れか一項記載の架空設置型通信機器。
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