JPH10308482A - Cpu冷却構造 - Google Patents

Cpu冷却構造

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JPH10308482A
JPH10308482A JP11563297A JP11563297A JPH10308482A JP H10308482 A JPH10308482 A JP H10308482A JP 11563297 A JP11563297 A JP 11563297A JP 11563297 A JP11563297 A JP 11563297A JP H10308482 A JPH10308482 A JP H10308482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
ahs
spring member
cooling
conductive plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP11563297A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikushi Yoshinaga
育史 吉永
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導熱ゴム板の代わりに、金属製のCPU冷却
導板を採用することで、AHSの固定用スプリング部材
の変形量を吸収でき、しかも、充分な熱伝導性を発揮で
きるCプ冷却構造を提供する。 【解決手段】 CPUソケットに取り付けた固定用スプ
リング部材によって、CPUとアクティブヒートシンク
とを密着して、CPUの冷却を行うCPU冷却構造にお
いて、アクティブヒートシンクとCPU表面との間に、
前記固定用スプリング部材の弾性支持方向に対して所要
の撓み量を持った弾性と高い熱伝導性を有する構造の金
属製冷却導板を挟装したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータなどの電子機器に使用されるCPUについて、こ
れを冷却するためのCPU冷却構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通常、パーソナルコンピュータなどの電
子機器に使用されるCPUについては、その高い発熱性
のために、ファンと一体化されたヒートシンク、所謂、
アクティブヒートシンク(以下、AHSと称する)をC
PU面に密着させて、冷却効果を上げている。この場合
のヒートシンクの固定は、図4に示すように、CPUソ
ケット12に取り付けた固定用スプリング部材15によ
って、CPU13とAHS14とを密着する形で行われ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここでの問題点は、従
来より、パーソナルコンピュータなどの電子機器に使用
されているCPU(高発熱電子部品)の冷却における冷
却効率は、AHSとCPU表面との密着度で、大きく左
右される点である。そこで、従来、両者の密着性を保つ
ために、AHS14とCPU13との間に、熱伝導性が
高く、しかも、薄い導熱ゴム板16を挟んでいるが、A
HS14を固定するための固定用スプリング部材15が
変形し易く、この変形量を前記導熱ゴム板16で充分に
吸収できないので、前記密着性が薄れる傾向があり、冷
却効率を低下する原因となっている。
【0004】そこで、前記固定用スプリング部材15の
変形量を吸収するために、前記導熱ゴム板16を厚くす
る対応策が考えられるが、この場合には、肝心の熱伝導
性が低下するおそれがある。
【0005】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、導熱ゴム板の代わりに、金属製のCPU冷却導板
を採用することで、AHSの固定用スプリング部材の変
形量を吸収でき、しかも、充分な熱伝導性を発揮できる
CPU冷却構造を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
CPUソケットに取り付けた固定用スプリング部材によ
って、CPUとAHSとを圧接して、CPUの冷却を行
うCPU冷却構造において、AHSとCPU表面との間
に、前記固定用スプリング部材の弾性支持方向に対して
所要の撓み量を持った弾性と高い熱伝導性を有する構造
の金属製冷却導板を挟装したことを特徴とする。
【0007】この場合、好ましくは、前記金属製冷却導
板は、その面に鉛直な方向に関して撓む弾性支持部を構
成するように、切り起こしが形成されており、更には、
前記弾性支持部は、AHSの面に接触する前記金属製冷
却導板からCPUの対向面に向けて斜めに延出した切り
起こし舌片である。
【0008】従って、前記金属製冷却導板をAHSとC
PUの間に挟むことにより、従来技術における導熱ゴム
板と比べて、充分な密着性を確保しながら、CPUの冷
却効率を向上できることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して、詳細に説明する。ここでは、基板
1上に設けたCPUソケット2にCPU3を設け、その
上に、頂部にファン4Aを有するAHS4が設けられて
いる。そして、CPUソケット2には、下端をネジ止め
した固定用スプリング部材5が取り付けてあり、これに
よって、CPU3とAHS4とを密着して、CPU3の
冷却を行うようになっている。
【0010】このようなCPU冷却構造において、本発
明では、AHS4とCPU3表面との間に、固定用スプ
リング部材5の弾性支持方向(これは、AHS4とCP
U3の接触面に鉛直な方向)に対して、所要の撓み量を
持った弾性と高い熱伝導性を有する構造の金属製冷却導
板6を挟装する。
【0011】これは、一般に、金属は導熱ゴムと比較し
て、はるかに熱伝導率が高い特性があるためで、この熱
伝導率が高い金属材料の中で、弾性を有する金属材料を
選択使用する点に特徴がある。特に、この実施の形態で
は、図1に示すように、金属製冷却導板6は、その面に
鉛直な方向に関して撓む弾性支持部6Aを構成するよう
に、その中央に位置して、切り起こしが形成されてお
り、更には、この弾性支持部6Aは、AHS4の面に接
触する金属製冷却導板6からCPU3の対向面に向けて
斜めに延出した切り起こし舌片の形に加工されている。
【0012】しかして、CPU3の表面接触側とAHS
4の接触側との間に介装された冷却導板6を介して、常
に、CPU3の表面とAHS4の受熱部とが、冷却導板
6の弾性(バネ特性)により、一定の接触圧を保ちなが
ら接触する。また、この冷却導板6には金属製であるか
ら、熱伝導性が高いため、熱損失を最小限に抑え、冷却
用のAHS4の受熱部に高い効率で熱を伝えることが可
能となる。
【0013】
【実施例】上述の冷却導板6の具体例としては、バネ用
リン青銅やバネ用SUSなどのバネ性を有する金属材料
を使用することになる。なお、その表面に熱伝導性の良
い材料(例えば、長鎖炭素、所謂、フラーレンなどの材
料)の皮膜を設けてもよい。また、切り起こし舌片は、
プレス機による打ち抜き、曲げ加工が採用される。これ
によって、冷却導板6は、CPU3との舌片形接触側部
分(上述の弾性支持部)6AとAHS4との枠形接触側
部分6Bとに分離した構成となる。また、固定用スプリ
ング部材5は、AHS4の上面周囲を支える環状の本体
5Aの左右から下方に延びる脚部5Bを形成したバネ性
を有する金属あるいは合成樹脂製の材料から構成され
る。
【0014】そして、組立に際しては、接触側部分6A
を撓ませて、弾性力を蓄積した状態で、CPU3とAH
S4との間に介装し、これによって、固定用スプリング
部材5の変形量を吸収し、しかも、高い熱伝導性を確保
するのである。なお、AHS4のための固定用スプリン
グ部材5は、組立に際して、その脚部5Bの下端を、基
板1上に実装されたCPUソケット2の引掛け部2Aに
係合、固定する。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、CPU
ソケットに取り付けた固定用スプリング部材によって、
CPUとAHSとを圧接して、CPUの冷却を行うCP
U冷却構造において、AHSとCPU表面との間に、前
記固定用スプリング部材の弾性支持方向に対して所要の
撓み量を持った弾性と高い熱伝導性を有する構造の金属
製冷却導板を挟装したので、AHSの固定用スプリング
部材が変形しても、一定の接触圧を保ちながら、CPU
表面の熱を、AHS受熱部に効率よく伝えることが可能
となり、CPU冷却の信頼性を向上することができる。
【0016】更には、上述のような高い冷却効率の確保
によって、AHS内部に実装されている冷却用ファンの
回転数を低減することが可能となり、冷却用ファンから
生じる騒音レベルを低減でき、装置全体の騒音レベルも
低下できる。また、固定用スプリング部材には、冷却導
板によるバネ性が作用しており、従って、パーソナルコ
ンピュータなどの本体装置の振動および落下衝撃によ
る、CPUソケットからの、固定用スプリング部材の外
れを防止することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すCPU冷却用の金属
製冷却導板の斜視図である。
【図2】同じく、冷却導板の断面図である。
【図3】同じく、冷却導板の使用状態を示す全体の正面
図である。
【図4】従来の技術を(a)および(b)で示す斜視図
および正面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 CPUソケット 3 CPU 4 AHS 4A ファン 5 固定用スプリング部材 5A 本体 5B 脚部 6 金属製冷却導板 6A 弾性支持部 6 AHS受熱部 7 CPU表面 8 AHS 9 冷却用FAN 10 導熱ゴム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUソケットに取り付けた固定用スプ
    リング部材によって、CPUとアクティブヒートシンク
    とを圧接して、CPUの冷却を行うCPU冷却構造にお
    いて、前記アクティブヒートシンクと前記CPU表面と
    の間に、前記固定用スプリング部材の弾性支持方向に対
    して所要の撓み量を持った弾性と高い熱伝導性を有する
    構造の金属製冷却導板を挟装したことを特徴とするCP
    U冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記金属製冷却導板は、その面に鉛直な
    方向に関して撓む弾性支持部を構成するように、切り起
    こしが形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のCPU冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記弾性支持部は、アクティブヒートシ
    ンクの面に接触する前記金属製冷却導板から前記CPU
    の対向面に向けて斜めに延出した切り起こし舌片である
    ことを特徴とする請求項2に記載のCPU冷却構造。
JP11563297A 1997-05-06 1997-05-06 Cpu冷却構造 Pending JPH10308482A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011030A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Denso Corp 車両用交流発電機
CN106216992A (zh) * 2016-08-31 2016-12-14 中山市拓电电子科技有限公司 一种cpu自动取放模组的cpu夹持装置

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US7839032B2 (en) 2007-06-26 2010-11-23 Denso Corporation Automotive alternator having rectifier device
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