JPH10308332A - 表示装置および電子デバイス - Google Patents
表示装置および電子デバイスInfo
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- JPH10308332A JPH10308332A JP9134250A JP13425097A JPH10308332A JP H10308332 A JPH10308332 A JP H10308332A JP 9134250 A JP9134250 A JP 9134250A JP 13425097 A JP13425097 A JP 13425097A JP H10308332 A JPH10308332 A JP H10308332A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 信頼性の高い表示装置を提供する。
【解決手段】 対向基板102側にアルミニウムまたは
アルミニウムを主成分とする材料でなるブラックマスク
113を設ける。これにより対向基板側からの強光を効
果的に反射し、液晶材料の温度上昇を防ぐ。また、ブラ
ックマスク113の表面には陽極酸化物114が形成さ
れ、ブラックマスク113と対向電極115とを電気的
に分離し、電蝕を防止することができる。
アルミニウムを主成分とする材料でなるブラックマスク
113を設ける。これにより対向基板側からの強光を効
果的に反射し、液晶材料の温度上昇を防ぐ。また、ブラ
ックマスク113の表面には陽極酸化物114が形成さ
れ、ブラックマスク113と対向電極115とを電気的
に分離し、電蝕を防止することができる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本願発明は、薄膜半導体を用
いた半導体装置で構成される表示装置およびその応用製
品である電子デバイスに関する。特に、アクティブマト
リクス型液晶表示装置の構成に関する。
いた半導体装置で構成される表示装置およびその応用製
品である電子デバイスに関する。特に、アクティブマト
リクス型液晶表示装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ガラス基板上に薄膜トランジスタ
(TFT)を形成して半導体回路を構成する技術が著し
く発展している。その背景にはアクティブマトリクス型
液晶表示装置の急速な普及がある。
(TFT)を形成して半導体回路を構成する技術が著し
く発展している。その背景にはアクティブマトリクス型
液晶表示装置の急速な普及がある。
【0003】特に、反射型液晶表示装置(反射型LC
D)を投射用表示ディスプレイとして用いたプロジェク
ター等の開発が活発に進められている。反射型LCDは
透過型LCDよりも光損失が少ないため、バックライト
の光をより効率良く利用し、高精細な画像表示を行うこ
とができる。
D)を投射用表示ディスプレイとして用いたプロジェク
ター等の開発が活発に進められている。反射型LCDは
透過型LCDよりも光損失が少ないため、バックライト
の光をより効率良く利用し、高精細な画像表示を行うこ
とができる。
【0004】しかしながら、反射型LCDを投射用表示
ディスプレイとして用いる場合、バックライトから非常
に強い光が液晶層に照射されることになる。そのため、
液晶層の温度が上昇し、液晶材料の信頼性や光学特性を
損ねる問題がある。
ディスプレイとして用いる場合、バックライトから非常
に強い光が液晶層に照射されることになる。そのため、
液晶層の温度が上昇し、液晶材料の信頼性や光学特性を
損ねる問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は上記問題点
を鑑みてなされたものであり、信頼性の高い表示装置を
提供することを課題とする。
を鑑みてなされたものであり、信頼性の高い表示装置を
提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本明細書で開示する発明
の構成は、複数の半導体素子を有するアクティブマトリ
クス基板と、少なくともブラックマスクを有する対向基
板と、前記アクティブマトリクス基板と前記対向基板と
の間に挟持された液晶層と、を有する表示装置におい
て、前記ブラックマスクはアルミニウムまたはアルミニ
ウムを主成分とする材料からなり、且つ、アルミニウム
を主成分とする酸化物で覆われていることを特徴とす
る。
の構成は、複数の半導体素子を有するアクティブマトリ
クス基板と、少なくともブラックマスクを有する対向基
板と、前記アクティブマトリクス基板と前記対向基板と
の間に挟持された液晶層と、を有する表示装置におい
て、前記ブラックマスクはアルミニウムまたはアルミニ
ウムを主成分とする材料からなり、且つ、アルミニウム
を主成分とする酸化物で覆われていることを特徴とす
る。
【0007】また、他の発明の構成は、複数の半導体素
子を有するアクティブマトリクス基板と、少なくとも対
向電極およびブラックマスクを有する対向基板と、前記
アクティブマトリクス基板と前記対向基板との間に挟持
された液晶層と、を有する表示装置において、前記対向
電極は透明導電膜で構成され、前記ブラックマスクはア
ルミニウムまたはアルミニウムを主成分とする材料から
構成され、前記ブラックマスクはアルミニウムまたはア
ルミニウムを主成分とする材料からなり、且つ、アルミ
ニウムを主成分とする酸化物で覆われていることを特徴
とする。
子を有するアクティブマトリクス基板と、少なくとも対
向電極およびブラックマスクを有する対向基板と、前記
アクティブマトリクス基板と前記対向基板との間に挟持
された液晶層と、を有する表示装置において、前記対向
電極は透明導電膜で構成され、前記ブラックマスクはア
ルミニウムまたはアルミニウムを主成分とする材料から
構成され、前記ブラックマスクはアルミニウムまたはア
ルミニウムを主成分とする材料からなり、且つ、アルミ
ニウムを主成分とする酸化物で覆われていることを特徴
とする。
【0008】本願発明の要旨は、対向基板に設けるブラ
ックマスクをアルミニウムまたはアルミニウムを主成分
とする材料で構成することにある。そして、そのブラッ
クマスクに対して陽極酸化処理を行い、ブラックマスク
の表面に陽極酸化物を形成する点が大きな特徴である。
ックマスクをアルミニウムまたはアルミニウムを主成分
とする材料で構成することにある。そして、そのブラッ
クマスクに対して陽極酸化処理を行い、ブラックマスク
の表面に陽極酸化物を形成する点が大きな特徴である。
【0009】液晶層に強い光が照射される反射型LCD
では、対向基板に設けられるブラックマスクとして反射
率の高い材料を用いることが望まれる。その様な材料と
してはアルミニウムまたはアルミニウムを主成分とする
材料が好適である。
では、対向基板に設けられるブラックマスクとして反射
率の高い材料を用いることが望まれる。その様な材料と
してはアルミニウムまたはアルミニウムを主成分とする
材料が好適である。
【0010】しかし、通常対向電極として用いられる透
明導電膜(代表的にはITO)はアルミニウム膜と接触
すると電蝕と呼ばれる化学反応を起こし、アルミニウム
膜が溶解するといった不具合が生じる。
明導電膜(代表的にはITO)はアルミニウム膜と接触
すると電蝕と呼ばれる化学反応を起こし、アルミニウム
膜が溶解するといった不具合が生じる。
【0011】そこで本願発明では、アルミニウムまたは
アルミニウムを主成分する材料でブラックマスクを形成
し、その表面に陽極酸化物を形成することでブラックマ
スクの表面を保護する。これによりブラックマスクと透
明導電膜の電気的な接触を防ぐことができ、上述の様な
電蝕の問題は完全に解決することができる。
アルミニウムを主成分する材料でブラックマスクを形成
し、その表面に陽極酸化物を形成することでブラックマ
スクの表面を保護する。これによりブラックマスクと透
明導電膜の電気的な接触を防ぐことができ、上述の様な
電蝕の問題は完全に解決することができる。
【0012】なお、陽極酸化物としては緻密な無孔性の
陽極酸化物を形成することが好ましい。アルミニウムま
たはアルミニウムを主成分とする材料を3%酒石酸のエ
チレングリコール溶液をアンモニア水で中和した電界溶
液中で陽極酸化処理を行うと、無孔性の陽極酸化物(ア
ルミナ)を得ることができる。
陽極酸化物を形成することが好ましい。アルミニウムま
たはアルミニウムを主成分とする材料を3%酒石酸のエ
チレングリコール溶液をアンモニア水で中和した電界溶
液中で陽極酸化処理を行うと、無孔性の陽極酸化物(ア
ルミナ)を得ることができる。
【0013】また、本願発明の如き構成とする場合、陽
極酸化物の絶縁性が極めて高いためブラックマスクの上
に直接的に透明導電膜を形成することが可能である。即
ち、ブラックマスクと透明導電膜との間に層間絶縁膜を
形成する必要がないため、製造工程を大幅に簡略化する
ことができる。
極酸化物の絶縁性が極めて高いためブラックマスクの上
に直接的に透明導電膜を形成することが可能である。即
ち、ブラックマスクと透明導電膜との間に層間絶縁膜を
形成する必要がないため、製造工程を大幅に簡略化する
ことができる。
【0014】
〔実施例1〕本願発明の一実施例を図1を用いて説明す
る。なお、図1は反射型LCDの画素マトリクス回路部
分の断面を示しており、101はアクティブマトリクス
基板、102は対向基板、103は液晶層を表してい
る。
る。なお、図1は反射型LCDの画素マトリクス回路部
分の断面を示しており、101はアクティブマトリクス
基板、102は対向基板、103は液晶層を表してい
る。
【0015】まず、アクティブマトリクス基板101に
ついて説明する。104は基板、105は下地膜、10
6〜108は公知の手段により形成されたTFTであ
る。基板104はTFT作製プロセスが600 ℃以下の場
合にはガラス基板で良いが、それ以上の温度をかける場
合は石英基板、セラミックス基板等を用いる。
ついて説明する。104は基板、105は下地膜、10
6〜108は公知の手段により形成されたTFTであ
る。基板104はTFT作製プロセスが600 ℃以下の場
合にはガラス基板で良いが、それ以上の温度をかける場
合は石英基板、セラミックス基板等を用いる。
【0016】また、TFTの作製プロセスは様々である
が本願発明の効果に対して直接影響しないので、本実施
例ではTFTの構造および作製プロセスに関する詳細な
説明は省略することにする。
が本願発明の効果に対して直接影響しないので、本実施
例ではTFTの構造および作製プロセスに関する詳細な
説明は省略することにする。
【0017】各TFT106〜108の各々には画素電
極109〜111が設けられている。本実施例は反射型
LCDの一例であるので、画素電極109〜111とし
て反射率の高いアルミニウムまたはアルミニウムを主成
分とする材料を用いている。なお、ここでは図示しない
が画素電極109〜111の上には一般的に配向膜が設
けられる。
極109〜111が設けられている。本実施例は反射型
LCDの一例であるので、画素電極109〜111とし
て反射率の高いアルミニウムまたはアルミニウムを主成
分とする材料を用いている。なお、ここでは図示しない
が画素電極109〜111の上には一般的に配向膜が設
けられる。
【0018】なお、本願発明は対向基板102の構成に
関する技術であるためアクティブマトリクス基板101
の構成に全く制限されない。従って、アクティブマトリ
クス基板に配置されるTFT構造や、その他の構造的工
夫や作製工程における工夫等は実施者が自由に選択すれ
ば良い。
関する技術であるためアクティブマトリクス基板101
の構成に全く制限されない。従って、アクティブマトリ
クス基板に配置されるTFT構造や、その他の構造的工
夫や作製工程における工夫等は実施者が自由に選択すれ
ば良い。
【0019】次に、対向基板102について説明する。
112は透光性を有する基板、113はアルミニウムま
たはアルミニウムを主成分とする材料でなるブラックマ
スクである。ブラックマスク113は図面上では分割さ
れている様に見えるが、実際には全てが同電位となる同
一パターンである。
112は透光性を有する基板、113はアルミニウムま
たはアルミニウムを主成分とする材料でなるブラックマ
スクである。ブラックマスク113は図面上では分割さ
れている様に見えるが、実際には全てが同電位となる同
一パターンである。
【0020】なお、ブラックマスク113を形成する材
料として、代表的には0.2wt%のスカンジウムを含有した
アルミニウム膜や1wt%のチタンを含有したアルミニウム
膜等を用いることができる。
料として、代表的には0.2wt%のスカンジウムを含有した
アルミニウム膜や1wt%のチタンを含有したアルミニウム
膜等を用いることができる。
【0021】このブラックマスク113はアクティブマ
トリクス基板101側の画素電極109〜111の分断
部(隙間)を隠す様にして形成され、分断部における電
界の乱れによる表示不良を隠す役割を果たす。
トリクス基板101側の画素電極109〜111の分断
部(隙間)を隠す様にして形成され、分断部における電
界の乱れによる表示不良を隠す役割を果たす。
【0022】また、本願発明の最も重要な構成要件はブ
ラックマスク113の表面が陽極酸化物114で保護さ
れている点である。陽極酸化物114はブラックマスク
113を陽極酸化処理することで得られる。
ラックマスク113の表面が陽極酸化物114で保護さ
れている点である。陽極酸化物114はブラックマスク
113を陽極酸化処理することで得られる。
【0023】そして、陽極酸化物114で覆われたブラ
ックマスク113の上に対向電極115として透明導電
膜を形成する。対向電極115としては、インジウムと
スズの酸化物(ITO)、酸化スズ、酸化インジウム等
を用いることができる。
ックマスク113の上に対向電極115として透明導電
膜を形成する。対向電極115としては、インジウムと
スズの酸化物(ITO)、酸化スズ、酸化インジウム等
を用いることができる。
【0024】以上に示した様な構成では、まず、対向基
板102に反射率の高いアルミニウムを主成分とするブ
ラックマスクを設け、バックライトから照射される強光
を効果的に遮光することができる。これにより液晶層に
余計な光が照射されることを最小限に抑え、温度上昇に
よる液晶材料の信頼性および光学特性の劣化を防ぐこと
が可能である。
板102に反射率の高いアルミニウムを主成分とするブ
ラックマスクを設け、バックライトから照射される強光
を効果的に遮光することができる。これにより液晶層に
余計な光が照射されることを最小限に抑え、温度上昇に
よる液晶材料の信頼性および光学特性の劣化を防ぐこと
が可能である。
【0025】また、ブラックマスク113を陽極酸化物
114で保護することでブラックマスク113と対向電
極115とが接触した際に生じる電蝕の発生を防ぐこと
ができる。さらに、この構成では層間絶縁膜等を形成す
る必要がなく、製造工程の簡略化を図ることもできる。
114で保護することでブラックマスク113と対向電
極115とが接触した際に生じる電蝕の発生を防ぐこと
ができる。さらに、この構成では層間絶縁膜等を形成す
る必要がなく、製造工程の簡略化を図ることもできる。
【0026】また、アルミニウムまたはアルミニウムを
主成分とする材料は透過率が低いため他の金属材料より
膜厚を薄くしても十分な遮光効果を得ることができる。
そのため、製造スループットの向上、透明導電膜のカバ
レッジ不良の防止などの効果が得られる。
主成分とする材料は透過率が低いため他の金属材料より
膜厚を薄くしても十分な遮光効果を得ることができる。
そのため、製造スループットの向上、透明導電膜のカバ
レッジ不良の防止などの効果が得られる。
【0027】さらに、アルミニウムは非常に抵抗が低い
ためブラックマスク113の電位を全面に渡って均一な
電位に保つことができる。ブラックマスク113の電位
が局部的に異なると、その差が対向電極115にも影響
するのでブラックマスク113は極力同電位であること
は有効である。
ためブラックマスク113の電位を全面に渡って均一な
電位に保つことができる。ブラックマスク113の電位
が局部的に異なると、その差が対向電極115にも影響
するのでブラックマスク113は極力同電位であること
は有効である。
【0028】〔実施例2〕本願発明は実施例1に示した
様な反射型LCDに適用するだけでなく透過型LCDに
適用することも可能である。特に、透過型LCDをプロ
ジェクター用として用いる場合、対向基板側にバックラ
イトを配置して強光を照射することになるため本願発明
の構成が非常に有効である。
様な反射型LCDに適用するだけでなく透過型LCDに
適用することも可能である。特に、透過型LCDをプロ
ジェクター用として用いる場合、対向基板側にバックラ
イトを配置して強光を照射することになるため本願発明
の構成が非常に有効である。
【0029】ここで本願発明を透過型LCDに適用した
場合の例について図2を用いて説明する。図2におい
て、201はアクティブマトリクス基板、202は対向
基板、203は液晶層である。
場合の例について図2を用いて説明する。図2におい
て、201はアクティブマトリクス基板、202は対向
基板、203は液晶層である。
【0030】アクティブマトリクス基板201では基板
204、下地膜205の上に画素TFT206、207
が形成されている。また、画素TFT206、207の
各々には画素電極208、209が設けられている。こ
の画素電極208、209はITOに代表される透明導
電膜で構成する。なお、図示しないが画素電極208、
209の上には配向膜を設ける構成が一般的である。
204、下地膜205の上に画素TFT206、207
が形成されている。また、画素TFT206、207の
各々には画素電極208、209が設けられている。こ
の画素電極208、209はITOに代表される透明導
電膜で構成する。なお、図示しないが画素電極208、
209の上には配向膜を設ける構成が一般的である。
【0031】次に、対向基板202では透光性を有する
基板210、ブラックマスク211、陽極酸化物21
2、透明導電膜(対向電極)213を形成する。この構
成は実施例1と同様であるので本実施例での詳細な説明
は省略する。
基板210、ブラックマスク211、陽極酸化物21
2、透明導電膜(対向電極)213を形成する。この構
成は実施例1と同様であるので本実施例での詳細な説明
は省略する。
【0032】図2に示す様な構成の透過型LCDでは2
14で示される領域のみを光が透過する構成となるの
で、点線で示される領域214が画像表示領域となる。
14で示される領域のみを光が透過する構成となるの
で、点線で示される領域214が画像表示領域となる。
【0033】以上の様に、本願発明は対向基板側に光源
を有する様な表示装置の全てに適用可能な技術である。
また、本願発明によって得られる効果は反射型LCDに
適用しても透過型LCDに適用しても同様に得ることが
できる。
を有する様な表示装置の全てに適用可能な技術である。
また、本願発明によって得られる効果は反射型LCDに
適用しても透過型LCDに適用しても同様に得ることが
できる。
【0034】〔実施例3〕実施例1、2ではブラックマ
スクと対向電極とが陽極酸化物のみで電気的に分離され
ているが、陽極酸化物上に酸化珪素膜等の絶縁膜を形成
し、その上に対向電極を形成する様な構成とすることも
可能である。
スクと対向電極とが陽極酸化物のみで電気的に分離され
ているが、陽極酸化物上に酸化珪素膜等の絶縁膜を形成
し、その上に対向電極を形成する様な構成とすることも
可能である。
【0035】その場合、実施例1に示した様な製造工程
の簡略化等のメリットはなくなるが、光源(バックライ
ト)からの強光を効果的に反射することで液晶層の温度
上昇を抑制する効果は十分に得ることができる。
の簡略化等のメリットはなくなるが、光源(バックライ
ト)からの強光を効果的に反射することで液晶層の温度
上昇を抑制する効果は十分に得ることができる。
【0036】〔実施例4〕本願発明は、基板と平行な方
向の電界で液晶を駆動するIPS(インプレインスイッ
チング)方式においても適用することができる。
向の電界で液晶を駆動するIPS(インプレインスイッ
チング)方式においても適用することができる。
【0037】この場合、対向基板側にはブラックマス
ク、カラーフィルター、配向膜等が配置され、対向電極
はアクティブマトリクス基板側に配置される。
ク、カラーフィルター、配向膜等が配置され、対向電極
はアクティブマトリクス基板側に配置される。
【0038】〔実施例5〕本実施例では、実施例1およ
び実施例2に示した構造の対向基板を作製する工程例に
ついて図3を用いて説明する。
び実施例2に示した構造の対向基板を作製する工程例に
ついて図3を用いて説明する。
【0039】まず、透光性を有する基板301としてガ
ラス基板を用意する。次に、基板301上にアルミニウ
ムまたはアルミニウムを主成分とする材料でなる金属薄
膜302を200 nmの厚さに形成する。(図3(A))
ラス基板を用意する。次に、基板301上にアルミニウ
ムまたはアルミニウムを主成分とする材料でなる金属薄
膜302を200 nmの厚さに形成する。(図3(A))
【0040】次に、金属薄膜302に対してパターニン
グを施し、ブラックマスク303を形成する。この時、
ブラックマスク303は実施者が必要とする領域を遮光
する様なパターン形状に加工すれば良い。また、後に陽
極酸化処理を行うため全てのパターンは必ず電気的に接
触した状態としておく。(図3(B))
グを施し、ブラックマスク303を形成する。この時、
ブラックマスク303は実施者が必要とする領域を遮光
する様なパターン形状に加工すれば良い。また、後に陽
極酸化処理を行うため全てのパターンは必ず電気的に接
触した状態としておく。(図3(B))
【0041】次に、3%酒石酸のエチレングリコール溶
液をアンモニア水で中和した電解溶液を用いてブラック
マスク303の陽極酸化処理を行う。この陽極酸化処理
は白金を陰極として化成電流5〜6mV、到達電圧100 V
で行う。
液をアンモニア水で中和した電解溶液を用いてブラック
マスク303の陽極酸化処理を行う。この陽極酸化処理
は白金を陰極として化成電流5〜6mV、到達電圧100 V
で行う。
【0042】この陽極酸化処理により緻密で絶縁性の高
い無孔性の陽極酸化物304が形成される。この膜厚は
到達電圧で決まり、到達電圧100 Vでは約 150nmの厚さ
の陽極酸化物が形成される。(図3(C))
い無孔性の陽極酸化物304が形成される。この膜厚は
到達電圧で決まり、到達電圧100 Vでは約 150nmの厚さ
の陽極酸化物が形成される。(図3(C))
【0043】次に、ブラックマスク303を覆って透明
導電膜(ITO)を200 nmの厚さに形成し、対向電極3
05とする。(図3(D))
導電膜(ITO)を200 nmの厚さに形成し、対向電極3
05とする。(図3(D))
【0044】以上の様な工程で図3(D)に示す様な対
向基板が作製される。なお、本実施例では記載していな
いが、対向基板にRGB(赤・緑・青)に対応するカラ
ーフィルターを組み込むことも可能である。
向基板が作製される。なお、本実施例では記載していな
いが、対向基板にRGB(赤・緑・青)に対応するカラ
ーフィルターを組み込むことも可能である。
【0045】〔実施例6〕本実施例では実施例5におけ
るブラックマスク303の形状の一例を図4に示す。な
お、図4は同一基板上に画素マトリクス回路と周辺回路
とを搭載したアクティブマトリクス型液晶表示装置の上
面図である。
るブラックマスク303の形状の一例を図4に示す。な
お、図4は同一基板上に画素マトリクス回路と周辺回路
とを搭載したアクティブマトリクス型液晶表示装置の上
面図である。
【0046】図4(A)は画素マトリクス回路401上
ではブラックマスク400を格子(マトリクス)状に配
置し、周辺回路402上ではブラックマスク400を全
面に配置して完全に遮光する場合の例である。この場
合、403で示される窓から光源からの光が照射され、
ブラックマスク400で残りの光が反射される。
ではブラックマスク400を格子(マトリクス)状に配
置し、周辺回路402上ではブラックマスク400を全
面に配置して完全に遮光する場合の例である。この場
合、403で示される窓から光源からの光が照射され、
ブラックマスク400で残りの光が反射される。
【0047】図4(A)の構成は透過型LCDでも反射
型LCDでも利用することができる構成である。この場
合、403で示される窓をできるだけ大きくすることが
画像の輝度を高くする上で重要である。
型LCDでも利用することができる構成である。この場
合、403で示される窓をできるだけ大きくすることが
画像の輝度を高くする上で重要である。
【0048】また、図4(B)は画素マトリクス回路に
配置される複数のTFTのうち、端部に位置するTFT
のみブラックマスク400で覆う様にし、周辺回路40
2上にはブラックマスク400を設けない構成とする場
合の例である。
配置される複数のTFTのうち、端部に位置するTFT
のみブラックマスク400で覆う様にし、周辺回路40
2上にはブラックマスク400を設けない構成とする場
合の例である。
【0049】図4(B)は反射型LCDで用いることの
できる構成であり、画素マトリクス回路の上面にはブラ
ックマスクを設けないので画素電極404の面積を最大
限に活用することができる。なお、画素電極404の隙
間から漏れた光は画像に殆ど影響を与えないので無視し
て良い。
できる構成であり、画素マトリクス回路の上面にはブラ
ックマスクを設けないので画素電極404の面積を最大
限に活用することができる。なお、画素電極404の隙
間から漏れた光は画像に殆ど影響を与えないので無視し
て良い。
【0050】なお、図4(B)において端部に位置する
TFTのみブラックマスク400で遮光する理由は、端
部では信号が不安定になりやすく画像の乱れが生じやす
いため利用しないことが好ましいからである。
TFTのみブラックマスク400で遮光する理由は、端
部では信号が不安定になりやすく画像の乱れが生じやす
いため利用しないことが好ましいからである。
【0051】また、図4(A)の構成において周辺回路
402上にブラックマスク400を設けない構成とする
ことも可能であるし、図4(B)の構成において周辺回
路402上にブラックマスク400を設ける構成とする
こともできる。これらの変更は実施者が適宜決定すれば
良い。
402上にブラックマスク400を設けない構成とする
ことも可能であるし、図4(B)の構成において周辺回
路402上にブラックマスク400を設ける構成とする
こともできる。これらの変更は実施者が適宜決定すれば
良い。
【0052】〔実施例7〕本実施例では、本発明を利用
した表示装置を応用製品である電子デバイスに適用した
場合の例について説明する。まず、反射型LCDを三板
式プロジェクターに適用した場合について、図5(A)
を用いて説明する。
した表示装置を応用製品である電子デバイスに適用した
場合の例について説明する。まず、反射型LCDを三板
式プロジェクターに適用した場合について、図5(A)
を用いて説明する。
【0053】なお、本実施例では偏光板の記載を省略し
ているが、例えば液晶をECB(電界制御複屈折)モー
ドで駆動する場合には一対の偏光板を必要箇所に設ける
構成とする。この様に液晶の駆動モードによる多少の相
違点は実施者が適宜調節する必要がある。
ているが、例えば液晶をECB(電界制御複屈折)モー
ドで駆動する場合には一対の偏光板を必要箇所に設ける
構成とする。この様に液晶の駆動モードによる多少の相
違点は実施者が適宜調節する必要がある。
【0054】図5(A)において、メタルハライドラン
プ、ハロゲンランプ等の光源11から出力されたR
(赤)、B(青)、G(緑)を含む光は、ダイクロイッ
クミラー12〜14でRBG各々の成分光に分離され
る。
プ、ハロゲンランプ等の光源11から出力されたR
(赤)、B(青)、G(緑)を含む光は、ダイクロイッ
クミラー12〜14でRBG各々の成分光に分離され
る。
【0055】この時、ダイクロイックミラー12ではR
成分の光のみが反射され、ダイクロイックミラー13で
はB成分の光のみが反射される。また、G成分の光はダ
イクロイックミラー12、13を全て透過し、ダイクロ
イックミラー14によってに反射される。
成分の光のみが反射され、ダイクロイックミラー13で
はB成分の光のみが反射される。また、G成分の光はダ
イクロイックミラー12、13を全て透過し、ダイクロ
イックミラー14によってに反射される。
【0056】そして、R成分光はハーフミラー15で反
射されてRに対応する液晶パネル16へ、B成分光はハ
ーフミラー17で反射されてBに対応する液晶パネル1
8へ、G成分光はハーフミラー19で反射されてGに対
応する液晶パネル20へとそれぞれ入射する。
射されてRに対応する液晶パネル16へ、B成分光はハ
ーフミラー17で反射されてBに対応する液晶パネル1
8へ、G成分光はハーフミラー19で反射されてGに対
応する液晶パネル20へとそれぞれ入射する。
【0057】各液晶パネルは16、18、20は、画素
がオフ状態にある時は入射光の偏光方向を変化させない
で反射する様に液晶分子が配向している。また、画素が
オン状態にある時は液晶層の配向状態が変化し、入射光
の偏光方向もそれに伴って変化する様に構成されてい
る。
がオフ状態にある時は入射光の偏光方向を変化させない
で反射する様に液晶分子が配向している。また、画素が
オン状態にある時は液晶層の配向状態が変化し、入射光
の偏光方向もそれに伴って変化する様に構成されてい
る。
【0058】従って、入射光の光路に第1の偏光板を配
置し、出力光(反射光)の光路に第1の偏光板と偏光方
向が90°直交する第2の偏光板を配置しておけば、光
のオン/オフ制御を行うことが可能となる。
置し、出力光(反射光)の光路に第1の偏光板と偏光方
向が90°直交する第2の偏光板を配置しておけば、光
のオン/オフ制御を行うことが可能となる。
【0059】次に、これらの液晶パネル16、18、2
0で反射された光は再びハーフミラー15、17、19
を透過し、ダイクロイックミラー21〜23に向かう。
そして、ダイクロイックミラー21〜23ではそれぞれ
R成分光、B成分光、G成分光が反射され、特定の成分
光以外の光は透過する。この様にして、RGB全ての成
分光が再び合成され、光学系レンズ24によって拡大投
影されてスクリーン25に映し出される。
0で反射された光は再びハーフミラー15、17、19
を透過し、ダイクロイックミラー21〜23に向かう。
そして、ダイクロイックミラー21〜23ではそれぞれ
R成分光、B成分光、G成分光が反射され、特定の成分
光以外の光は透過する。この様にして、RGB全ての成
分光が再び合成され、光学系レンズ24によって拡大投
影されてスクリーン25に映し出される。
【0060】次に、透過型LCDを三板式プロジェクタ
ーに適用した場合について図5(B)を用いて説明す
る。
ーに適用した場合について図5(B)を用いて説明す
る。
【0061】図5(B)において、31はハロゲンラン
プ等の光源、32はリフレクターである。RGB成分を
含んだ光はまずダイクロイックミラー33に入射し、こ
こでR成分光のみ反射される。そして、R成分光はリフ
レクター34で反射され、Rに対応する液晶パネル35
へ入射する。
プ等の光源、32はリフレクターである。RGB成分を
含んだ光はまずダイクロイックミラー33に入射し、こ
こでR成分光のみ反射される。そして、R成分光はリフ
レクター34で反射され、Rに対応する液晶パネル35
へ入射する。
【0062】また、ダイクロイックミラー33を透過し
た光はダイクロイックミラー36に入射し、ここでB成
分光のみが反射される。反射されたB成分光はBに対応
する液晶パネル37へ入射する。また、ダイクロイック
ミラー36を透過したG成分光はGに対応する液晶パネ
ル38へと入射する。
た光はダイクロイックミラー36に入射し、ここでB成
分光のみが反射される。反射されたB成分光はBに対応
する液晶パネル37へ入射する。また、ダイクロイック
ミラー36を透過したG成分光はGに対応する液晶パネ
ル38へと入射する。
【0063】そして、R成分光はダイクロイックミラー
39でB成分光と合成され、ダイクロイックミラー40
へ入射する。また、G成分光はリフレクター41で反射
されてダイクロイックミラー40へと入射する。ここで
RBG全ての成分光が合成され、投影レンズ42によっ
て拡大投影されてスクリーン43に映し出される。
39でB成分光と合成され、ダイクロイックミラー40
へ入射する。また、G成分光はリフレクター41で反射
されてダイクロイックミラー40へと入射する。ここで
RBG全ての成分光が合成され、投影レンズ42によっ
て拡大投影されてスクリーン43に映し出される。
【0064】以上に示した様なプロジェクターはフロン
ト型プロジェクターとリア型プロジェクターとに大別さ
れる。フロント型は拡大投影した映像をスクリーン上に
映し出して見るタイプである。また、リア型はプロジェ
クションTVに代表される様にスクリーン裏から映像を
映し出して見るタイプである。
ト型プロジェクターとリア型プロジェクターとに大別さ
れる。フロント型は拡大投影した映像をスクリーン上に
映し出して見るタイプである。また、リア型はプロジェ
クションTVに代表される様にスクリーン裏から映像を
映し出して見るタイプである。
【0065】本願発明による表示装置は、本実施例に示
したプロジェクターの様に出力の大きい光源をバックラ
イトとして使用する必要のある電子デバイスに非常に最
適な構成である。即ち、本願発明により液晶材料の長期
信頼性が確保されるので、電子デバイスの表示性能が経
時的に変化する様なことがない。
したプロジェクターの様に出力の大きい光源をバックラ
イトとして使用する必要のある電子デバイスに非常に最
適な構成である。即ち、本願発明により液晶材料の長期
信頼性が確保されるので、電子デバイスの表示性能が経
時的に変化する様なことがない。
【0066】また、本願発明を利用した電子デバイスは
プロジェクター以外にもビデオカメラ、スチルカメラ、
ヘッドマウントディスプレイ、カーナビゲーション、パ
ーソナルコンピュータ、携帯情報端末(モバイルコンピ
ュータ、携帯電話等)などに適用することが可能であ
る。
プロジェクター以外にもビデオカメラ、スチルカメラ、
ヘッドマウントディスプレイ、カーナビゲーション、パ
ーソナルコンピュータ、携帯情報端末(モバイルコンピ
ュータ、携帯電話等)などに適用することが可能であ
る。
【0067】以上の様に、本発明の応用範囲は極めて広
く、あらゆる分野の電子デバイスに適用することが可能
である。
く、あらゆる分野の電子デバイスに適用することが可能
である。
【0068】
【発明の効果】本願発明を利用することで、強光を照射
される様な使用条件下においても液晶材料の劣化を抑制
することができる。即ち、液晶材料の信頼性、光学特性
の悪化を十分に抑制することが可能である。
される様な使用条件下においても液晶材料の劣化を抑制
することができる。即ち、液晶材料の信頼性、光学特性
の悪化を十分に抑制することが可能である。
【0069】従って、非常に信頼性の高い表示装置を実
現することができる。また、その様な表示装置を表示デ
ィスプレイとして利用した電子デバイスを実現すること
が可能となる。
現することができる。また、その様な表示装置を表示デ
ィスプレイとして利用した電子デバイスを実現すること
が可能となる。
【図1】 表示装置の断面を示す図。
【図2】 表示装置の断面を示す図。
【図3】 対向基板の作製工程を示す図。
【図4】 表示装置を上面から見た図。
【図5】 電子デバイスの一例を示す図。
101 アクティブマトリクス基板 102 対向基板 103 液晶層 104 基板 105 下地膜 106〜108 半導体素子(TFT) 109〜111 画素電極 112 透光性を有する基板 113 ブラックマスク 114 陽極酸化膜 115 透明導電膜
Claims (12)
- 【請求項1】複数の半導体素子を有するアクティブマト
リクス基板と、 少なくともブラックマスクを有する対向基板と、 前記アクティブマトリクス基板と前記対向基板との間に
挟持された液晶層と、 を有する表示装置において、 前記ブラックマスクはアルミニウムまたはアルミニウム
を主成分とする材料からなり、且つ、アルミニウムを主
成分とする酸化物で覆われていることを特徴とする表示
装置。 - 【請求項2】複数の半導体素子を有するアクティブマト
リクス基板と、 少なくとも対向電極およびブラックマスクを有する対向
基板と、 前記アクティブマトリクス基板と前記対向基板との間に
挟持された液晶層と、 を有する表示装置において、 前記対向電極は透明導電膜で構成され、 前記ブラックマスクはアルミニウムまたはアルミニウム
を主成分とする材料からなり、且つ、アルミニウムを主
成分とする酸化物で覆われていることを特徴とする表示
装置。 - 【請求項3】請求項2において、前記アルミニウムを主
成分とする酸化物は前記ブラックマスクと前記対向電極
とで挟まれていることを特徴とする表示装置。 - 【請求項4】請求項2において、前記透明導電膜と前記
ブラックマスクとは前記酸化物のみで絶縁分離されてい
ることを特徴とする表示装置。 - 【請求項5】請求項1または請求項2において、前記酸
化物とは前記ブラックマスクを陽極酸化して得られる陽
極酸化物であることを特徴とする表示装置。 - 【請求項6】請求項1または請求項2において、前記酸
化物とはアルミナであることを特徴とする表示装置。 - 【請求項7】複数の半導体素子を有するアクティブマト
リクス基板と、 少なくともブラックマスクを有する対向基板と、 前記アクティブマトリクス基板と前記対向基板との間に
挟持された液晶層と、 を有する表示装置を搭載した電子デバイスにおいて、 前記ブラックマスクはアルミニウムまたはアルミニウム
を主成分とする材料からなり、且つ、アルミニウムを主
成分とする酸化物で覆われていることを特徴とする電子
デバイス。 - 【請求項8】複数の半導体素子を有するアクティブマト
リクス基板と、 少なくとも対向電極およびブラックマスクを有する対向
基板と、 前記アクティブマトリクス基板と前記対向基板との間に
挟持された液晶層と、 を有する表示装置を搭載した電子デバイスにおいて、 前記対向電極は透明導電膜で構成され、 前記ブラックマスクはアルミニウムまたはアルミニウム
を主成分とする材料からなり、且つ、アルミニウムを主
成分とする酸化物で覆われていることを特徴とする電子
デバイス。 - 【請求項9】請求項8において、前記アルミニウムを主
成分とする酸化物は前記ブラックマスクと前記対向電極
とに挟まれていることを特徴とする電子デバイス。 - 【請求項10】請求項8において、前記透明導電膜と前
記ブラックマスクとは前記酸化物のみで絶縁分離されて
いることを特徴とする電子デバイス。 - 【請求項11】請求項7または請求項8において、前記
酸化物とは前記ブラックマスクを陽極酸化して得られる
陽極酸化物であることを特徴とする電子デバイス。 - 【請求項12】請求項7または請求項8において、前記
酸化物とはアルミナであることを特徴とする電子デバイ
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9134250A JPH10308332A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 表示装置および電子デバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9134250A JPH10308332A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 表示装置および電子デバイス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10308332A true JPH10308332A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=15123913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9134250A Pending JPH10308332A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 表示装置および電子デバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10308332A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009069443A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Casio Comput Co Ltd | 液晶表示装置 |
-
1997
- 1997-05-08 JP JP9134250A patent/JPH10308332A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009069443A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Casio Comput Co Ltd | 液晶表示装置 |
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