JPH10308101A - 低磁化率を有するペンライト - Google Patents

低磁化率を有するペンライト

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JPH10308101A
JPH10308101A JP10115972A JP11597298A JPH10308101A JP H10308101 A JPH10308101 A JP H10308101A JP 10115972 A JP10115972 A JP 10115972A JP 11597298 A JP11597298 A JP 11597298A JP H10308101 A JPH10308101 A JP H10308101A
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conductive
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Jimmie B Allred Iii
ビー、オールレッド ザ サード ジミー
Earl R Holdren Iii
アール、ホールドレン ザ サード アール
Richard W Mott
ダブリュー、モット リチャード
Charles L Mozeko
エル、モジコ チャールズ
Jack A Belstadt
エイ、ベルシュタット ジャック
Jeffrey B Mallon
ビー、マロン ジェフリー
Philip S Wutz
エス、ウッツ フィリップ
Michael F Pyszczek
エフ、パイゼク マイケル
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    • F21V21/08—Devices for easy attachment to any desired place, e.g. clip, clamp, magnet
    • F21V21/088—Clips; Clamps
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21—LIGHTING
    • F21L—LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF, BEING PORTABLE OR SPECIALLY ADAPTED FOR TRANSPORTATION
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    • F21L—LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF, BEING PORTABLE OR SPECIALLY ADAPTED FOR TRANSPORTATION
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    • F21L4/005—Electric lighting devices with self-contained electric batteries or cells the device being a pocket lamp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気共鳴画像スキャナの強い磁場の近くで特
に有用なペンライトを提供する。 【解決手段】 非常に磁化率の低い金属成分を含む材料
で構成されており、ハウジング手段と、ランプ手段と、
第１端子と第２極性端子とを有し、ハウジング手段内に
収容されたバッテリーと、第１端子とランプ手段とを接
続する第１導電通路と、第２端子とランプ手段とを接続
する第２導電通路とを含み、２つの導電通路の少なくと
も１つが開状態の時はランプ手段が非通電状態で、開状
態の導電通路が閉状態となるとランプ手段に通電状態と
なり、２つの導電通路の少なくとも１つが、ランプ手段
とバッテリーの第１端子及び第２端子の一方との間に伸
びた少なくとも第１及び第２導電部材を中継する少なく
とも一つのバイアス手段を含む。バッテリーも、低磁化
率の材料から成るリチウムバッテリーが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本願は、1997年４月11日に出
願された仮出願番号第６０／０４３，６４９号に基づく
ものであり、本発明は、広くには携帯用装置に関する。
詳しくは、本発明は、フラッシュライトに関し、さらに
詳しくは、比較的低磁化率を有する材料から作製された
ペンライトに関する。これは、磁気共鳴スキャナの近く
で有用な装置としての本発明のペンライトを提供する。
【０００２】
【従来の技術】従来よりフラッシュライトのような種々
の携帯用装置は多数存在するが、これらは磁気共鳴スキ
ャナの強磁場の存在下では使用できない金属材料から作
製されている。例えば、Downeyの米国特許第１，０６
７，６４６号、Stevens の同第１，８７７，０７７号、
Hipwell 等の同第２，４５９，７０２号、Grimsleyの同
第２，６５１，７６３号、Tothの同第３，８９０，４９
８号、Shamlianの同第４，２０３，１５０号、Breedlov
e の同第４，２３７，５２７号、Maglica の同第４，２
８６，３１１号、Maglica の同第５，５９３，２２２
号、およびSharrah 等の同第５，６０１，３５９号があ
る。
【０００３】Baumanの米国特許第４，６０７，６２３号
には、まず無電解メッキによってＡＢＳに薄い銅層を形
成し、次に新たな銅層を電界メッキして厚さ約０．５〜
２ミルの導電層を形成することによって電気的導電性部
分を設けたＡＢＳなどの非鉄材料から作製された携帯用
咽頭鏡が記載されている。次に反射させようと意図する
銅コーティングの部分にアルミニウムの薄層を形成す
る。この装置に電力を供給するバッテリーについては記
載されていないが、ニッケル／カドミウム型のものが通
常利用され得る。ニッケル／カドミウム型バッテリーは
比較的非磁性的でないと考えられるため、本発明のフラ
ッシュライトには有用でない。
【０００４】Westonの米国特許第３１０，００４号、Ca
rhart の同第４８５，０８９号、Murphyの同第２，２８
２，９７９号、Zarombの同第３，３５２，７１５号、Ru
etschiの同第３，６７３，０００号、Ruetschiの同第
４，３１８，９６７号には、電池に関する反磁性材料(a
nti-magnetic materials) または非磁性材料(non-magne
tic materials)が記載されている。さらに、Kayeの米国
特許第２，８６４，８８０号、Dassow等の同第２，９８
２，８０７号、Coiboin 等の同第４，０５３，６８７
号、Catanzarite の同第４，２６４，６８８号、Guitin
o の同第４，５９５，６４１号、Baughman等の同第５，
１０４，７５２号、Sunshineの同第５，１４９，５９８
号、Huhndorff 等の同第５，１７３，３７１号、Kasako
の同第５，１９４，３４０号、Klein の同第５，４１
８，０８７号、およびSpellmanの同第５，４４３，９２
４号は、適切なバッテリー極性を確実に作る手段を備え
たバッテリーに関する。しかしながら、これらの特許に
記載のバッテリーはいずれも、磁性を帯びうる構成部品
を少なくとも複数個含んでいるため、本発明の携帯用装
置の電源としては有用ではなく、利用を拡張するのに十
分なエネルギー密度を有しておらず、また本発明と類似
の端子構造を有していない。Heitman 等の米国特許第
４，６１３，９２６号には、磁気共鳴イメージ(MRI, ma
gnetic resonance imaging) スキャナのための照明器が
記載されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ＭＲＩスキャナの強い
磁場に近いところに在る状態に耐え得るフラッシュライ
ト、特にペンライトが必要とされている。このために、
本発明のペンライトは、低磁化率を有する部品によって
大部分が構成されている。臨床処置や外科処置の前後に
渡って医療従事者を援助するため、磁気共鳴スキャニン
グの使用がますます増加するにつれて、できるだけ低い
磁化率を有する材料で構成されたフラッシュライトのよ
うな携帯装置は、処置の達成を容易にすることが必要と
される。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のペンライトは、
真鍮やベリリウム銅などの、非常に低い磁化率を有する
金属成分を含む材料で構成されている。金属製でない部
分は、非磁性の熱可塑性材料、例えばＤＥＬＲＩＮなど
のアセタール化合物で形成されることが好ましくい。こ
のペンライトのランプに電力を供給するバッテリーもま
た、低い磁化率を有する材料で構成される。このような
目的にはリチウムバッテリーが必要とされ、ケース、端
子リード、集電体および集電体リードなどのすべての部
品は、従来のリチウムバッテリーではこれらのうちのい
くつかは典型的にはニッケルでできているが、本発明で
はこれらは全て、約３５２０〜６７００×１０6 の磁化
率を有する非磁性の、オーステナイトステンレス鋼(aus
tenitic stainless steel)で構成されている。
【０００７】本発明のこれらの実施形態及び他の実施形
態は、以下の説明と添付図面を参照することによって当
業者にとって明らかとなる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本願において規定されているよう
に、「末端(distal)」という語は、ハンドルを持ってい
る使用者から離れた方向に伸びているペンライトの部分
を示すものとして使用されており、又、「基部(proxima
l)」という語は、ハンドルによって当該装置を保持して
いる使用者に向かって伸びているペンライトの部分を示
すものとして使用されている。
【０００９】ここで図面を見てみると、図１〜図３に
は、低磁化率特性を有している本発明のペンライト１０
が示されており、このペンライト１０は、ハンドル部分
１４を有するハウジング１２と、このハンドルから末端
側に伸びている前方部分１６とから成る。このハウジン
グ１２は、非磁性材料、好ましくはＤＥＬＲＩＮのよう
なアセタール化合物から成る。ハンドル１４は管状側壁
１８を含み、この管状側壁１８は、基部開口を取り囲ん
でいる端部壁２０から伸びて、円錐台状部分２２にまで
至る円筒状外側表面を有しており、この円錐台状部分２
２は、ハウジング１２の縦軸に沿って下側方向に向かっ
てテーパが設けられており、前方部分１６の直径が小さ
くなったステップ２４になっている。このステップ２４
は、第２の徐々にカーブした部分３０に接している直径
が大きくなったステップ２８にまで伸びた第１の円筒状
部分２６と接しており、この部分３０は、前方端部壁３
２の位置で終わっている。このステップ２４と２８との
間にある円筒状部分２６は、製品ラベル（図示されてい
ない）等を取り付けるための凹部を与える。
【００１０】管状側壁１８の内部は、ハンドル１４の主
要部に沿って第１の内部ステップ３６にまで伸びた第１
の円筒状穴３４を与え、このステップ３６は、ハンドル
１４の副部分に沿って、円錐台状部分２２に沿って、及
び前方部分１６の主要部分に沿って、第２の内部ステッ
プ４０にまで伸びた第２の円筒状穴３８と接しており、
このステップ４０は、前方部分１６の残りの部分に沿っ
て端部壁３２にまで伸びている第３の円筒状穴４２と接
している。この第３の穴４２の直径は、第２の穴３８の
直径よりも小さく、この第２の穴３８の直径は、順番
に、第１の穴３４の直径よりも小さい。環状溝４４が、
端部壁２０に近接したハンドル部分１４の第１の円筒状
穴３４内に設けられている。内側方向にカーブした表面
を有する開口４６は、ステップ３６に近接した管状側壁
１８を通って設けられている。
【００１１】ランプ４８は、第３の円筒状穴４２内で、
第２の穴３８の近接部分に収容されており、第１の管状
部材又はスリーブ５０によって適所に固定されている。
このスリーブ５０は導電性部材であり、真鍮製のものが
好ましく、第２の穴３８の直径よりもわずかに小さな直
径を有する。真鍮は、本発明において有用な材料であ
る。というのは、真鍮は低磁化率を有しているからであ
る。本発明において特に有用であることが確認された真
鍮は、重量比率で以下に示す組成を有する。 銅 ６２〜６５％ カドミウム ＜０．０２％ 鉄 ＜０．０３％ 鉛 ＜０．０３％ 錫 ＜０．０３％ 亜鉛 残部
【００１２】上記材料からなる真鍮管（５．６ｍｍ外径
×４．５ｍｍ内径×１２２．６ｍｍ長さ、質量９．８１
０ｇ）は、ＧＥシグナ１．５テスラＭＲイメージングシ
ステムの静電磁場に対して磁気誘引を一切示さなかっ
た。更に、上記管状材料と関連した加工品は、管の大き
さと同じであり（比率１：１）、どのような場合にも、
この材料は、ＭＲスキャナの強力な磁場の影響の下で回
転力を与えるＲＦ加熱及び最小アライメントをほとんど
示さなかった。この真鍮材料について行われた試験のよ
り詳細な議論については、「低磁化率を有する内視鏡」
の題名の米国特許出願において言及がなされており、こ
の出願は、本発明の譲受人に譲受されたものであり、参
照によりこの中に取り入れられる。
【００１３】低磁化率を有する本発明のペンライト１０
にて使用するのに適したランプは、バルブマンインコー
ポレイション、バッファロー、ニューヨークから型番フ
ィリップス＃２２２として市販されているものである。
スリーブ５０の末端部は、外側コイルバネ５４によって
接触されている基部端部を有するランプハウジング５２
と接している。この外側コイルバネ５４は、導電性材
料、好ましくはベリリルム銅からできている。第２のス
リーブ５６も、第１のスリーブ５０と同様に、外側バネ
５４の他端と接しており、前記第１のステップ３６と同
じ高さにある基部端部にまで伸びている。
【００１４】非磁性管５８は、好ましくは高分子材料、
例えばＤＥＬＲＩＮのようなアセタール化合物から成
り、非磁性管５８は、第１の管状部材５０、外側バネ５
４及び第２の管状部材５６の内側に収容されている。こ
の管５８の末端は、第２の管状部材５６の端部及びステ
ップ３６と同じ高さにある基部端部を有するランプ４８
の絶縁部分６０と接している。
【００１５】第１の接触ロッド６２は、好ましくは真鍮
のような導電材料から成り、管５８の末端部分の内側に
収容されている。ロッド６２は、好ましくはベリリウム
銅のような導電性材料から成る内部コイルバネ６６によ
って、ランプ４８の接点６４と電気的に関係するように
付勢されている。内部バネ６６は順番に、好ましくは真
鍮のような導電性材料から成る第２の接触ロッド６８に
逆らって付勢されており、このロッドは、第１のステッ
プ３６を越えて伸びている第２のロッド６８の基部部分
７０を有する非磁性管５８の残りの長さ部分に沿って伸
びている。軸穴７２は、第２の接触ロッド６８の基部部
分７０内に設けられており、抵抗体７４を収容するのに
役立つ。
【００１６】接触リング７６は、好ましくは真鍮のよう
な導電性材料からなり、第１のステップ３６と接してい
るハンドル部分１４の第１の円筒状穴３４の内側に配置
されており、これによって、第１及び第２の導電性スリ
ーブ５０、５６と、中間にある外側バネ５４が適所に固
定される。接触リング７６は、中央開口７８を有してお
り、この開口は、そこを通って管５８が通過可能な大き
さとなっている。非磁性の高分子ワッシャ８０は、好ま
しくはナイロンから成り、接触リング７６の環状凹部８
２内に着座されており、その環状リム８４と同じ高さに
ある。
【００１７】バッテリー８６は、ランプ４８に電力を供
給するために、ハンドル部分１４の内側に収容されてい
る。低磁化率の本発明のペンライト１０において使用す
るのに好ましいバッテリーは、ウィルソングレートバッ
チ社のエレクトロケムリチウムバッテリーディビジョ
ン、クラレンス、ニューヨークから、型番ＢＣＸ １１
７２ １／２Ａ−ＬＭＳとして市販されている。このバ
ッテリーは、リチウム／塩化チオニル‐塩化ブロム（Ｌ
ｉ／ＢＣＸ）カップルを利用している。
【００１８】第１及び第２スリーブ５０及び５６と中間
外側バネ５４との組立品と、第１及び第２ロッド６２及
び６８と中間内側バネ６６との組立品はそれぞれ、バッ
テリー８６から、不精密な寸法許容誤差のあるランプの
ための寸法補正装置として役立つバネ５４、６６を有す
るランプ４８に至る導電通路を与える。更に、これらの
バネは、ＭＲＩスキャナの磁場中において互いに分離で
きる渦電流を供給する。しかしながら、互いに実質的に
放射状に配置された２つのバネ５４と６６の使用は、互
いを打ち消し合うようにして作用し、その結果、ペンラ
イト１０の歪んでいない磁性画像が得られる。このこと
は、ペンライト１０が高電圧ＭＲＩスキャナの近傍にお
いて使用される場合に特に重要である。
【００１９】バッテリー８６は、環状のホック形突起９
０を有する端部キャップ８８によって適所に固定されて
おり、この突起９０は、ハンドル端部壁２０に近接した
環状溝４４の中にパチンと嵌め入れられている。端部キ
ャップ８８は、非磁性材料、好ましくはＤＥＬＲＩＮの
ようなアセタール化合物からできている。一般的にはＵ
字形状である接触バネ９２は、好ましくは銀メッキされ
たベリリウム銅のような導電性材料から成り、これは、
環状突起９０によって取り囲まれた端部キャップ８８の
中に設けられている。この端部キャップ８８が、環状溝
４４の中にパチンと嵌め入れられた環状突起９０を有す
るハンドル部分１４の基部開口の中へ受け入れられた場
合には、接触バネ９２は、第２の接触ロッド６８の穴７
２の中に収容された抵抗体７４と接触している、これと
相対する正の端子９６を有するバッテリー８６の負の端
子９４に対して付勢している。この抵抗体７４は、バッ
テリー８６によって供給される電圧を、ランプ４８によ
り必要とされる電圧にまで低下させる。
【００２０】端部キャップ８８は更に、リング部分１０
０とクリップアーム１０２とを有するポケットクリップ
９８を支持している。このポケットクリップ９８は、ク
ロムメッキされたベリリウム銅のような導電性材料から
成る。クロムは非常に耐衝撃性があり、低磁化率を有す
る。他の適したコーティング材料には、窒化チタンとパ
リレン(parylene)がある。窒化チタンは、クロムと同様
の強靱性を有した硬いセラミック被膜であり、典型的に
は物理蒸着される。パリレンは、必要に応じて、腐食抵
抗と潤滑性を与える物理蒸着された高分子被膜である。
しかしながら、クロムや窒化チタンと同様の、強靱性や
耐衝撃性を有してはいない。
【００２１】ポケットクリップ９８のリング部分１００
は、端部キャップ８８の突起部分９０の内側環状棚（図
示されていない）を取り囲むような大きさであり、非磁
性ピン１０４によって適所に固定されており、このピン
１０４は、アセタール化合物から成るものが好ましく、
中央突起１０８を通って伸びている穴１０６の中に配置
されており、その結果、クリップリング１００は、端部
キャップ８８と、ピン１０４の相対する端部との間に閉
じ込められている。クリップ９８の末端部分は、クロム
メッキされたベリリウム銅のような導電性材料でできて
いることが好ましい接点１１０を支持しており、この接
点は、ハンドル部分１４の側壁１８内で開口４６と列を
なして配置されている。
【００２２】使用時には、ランプ４８は、ハンドル１４
の方向へクリップアーム１０２を動かすことによって通
電され、その結果、接点１１０は、開口４６を通って移
動してリング７６と接触するようになる。これによっ
て、ランプのフィラメント（図示されていない）に通電
が生じさせるための、バッテリー８６の正の端子９６か
ら、抵抗体７４、接触ロッド６８、内側バネ６６、接触
ロッド６２及びランプ４８の接点６４を通って、ランプ
ハウジング５２と第１のスリーブ５０に戻り、外側バネ
５４と第２のスリーブ５６から接触リング７６に至り、
接点１１０、ポケットクリップ９８から接触バネ９２に
至り、バッテリー８６の負の端子９４へ戻る電気回路が
完成される。ペンライト１０が使用状態でない時には、
ポケットクリップ９８は、医者や同様の医療従事者のポ
ケットにクリップ留めされるライトを持ち運びするのに
便利な構造をもたらす。
【００２３】本発明のペンライト１０の低磁化率特性を
示すために、選択され得る他の材料とともにペンライト
を作製するのに使用される種々の材料の磁化率を表１に
掲載する。
【００２４】
【表１】
【００２５】真鍮が、銅と亜鉛との合金であることは公
知である。対比のために、種々の比較的高磁性の材料の
磁化率を表２に掲載する。
【００２６】
【表２】
【００２７】表１および表２を作製するために使用した
データは、ニューヨーク州 １２３０９ スケネクタデ
ィのゼネラル・エレクトリック・コーポレート・リサー
チ・アンド・ディベロップメント・センターのジョン・
シュネック氏によって著された「第一種および第二種の
磁化共鳴画像：磁場適合性における磁化率の役割」とし
てまとめられた論文から得た。この論文において開示さ
れているものをここに参考として組み込む。
【００２８】すなわち、本発明のペンライトは、臨床や
外科処置の前後に渡って有用な装置であり、特に、磁化
共鳴イメージング（ＭＲＩ）スキャナによって放射され
る強磁場に極めて近接した環境で使用されるのに有用な
ものである。
【００２９】ここに記載されている発明の概念について
の種々の変更は、特許請求の範囲の項において規定され
ている本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、当
業者には明らかであると理解される。
【００３０】次に本発明の実施形態を要約する。 （１） ａ）ハウジング手段と、 ｂ）ランプ手段と、 ｃ）前記ハウジング手段内に収められた、前記ランプ手
段に電気的にエネルギーを供給するためのバッテリー
で、前記バッテリーが、第１端子と、これと対向する第
２極性端子とを有するものと、 ｄ）前記第１端子と前記ランプ手段との間を接続する第
１導電通路と、 ｅ）前記第２端子と前記ランプ手段との間を接続する第
２導電通路とを含むフラッシュライトであって、前記第
１導電通路と前記第２導電通路の少なくとも１つが開い
ている時は、前記ランプ手段が非通電状態であること、
開いている導電通路の少なくとも１つが閉じられた時
は、前記第１導電通路と前記第２導電通路が完成され、
これによって前記ランプ手段に通電が生じること、及
び、前記第１導電通路と前記第２導電通路の少なくとも
１つが、前記ランプ手段と前記バッテリーの第１端子及
び第２端子の一方との間に伸びた少なくとも第１及び第
２導電部材を中継する少なくとも一つのバイアス手段を
含むことを特徴とするフラッシュライト。 （２） 前記第１導電通路と前記第２導電通路の少なく
とも一部が、真鍮からなることを特徴とする上記（１）
記載のフラッシュライト。 （３） 前記真鍮が、約６２〜６５重量％の銅、＜０．
０２重量％のカドミウム、＜０．０３重量％の鉄、＜
０．０３重量％の鉛、＜０．０３重量％の錫、残りが亜
鉛からなることを特徴とする上記（２）記載のフラッシ
ュライト。 （４） 前記バッテリーの、前記第１端子と前記第２端
子の少なくとも一方が、前記バッテリーの縦軸上に中心
があることを特徴とする上記（１）記載のフラッシュラ
イト。 （５） 前記バッテリーがアルカリ金属バッテリーであ
ることを特徴とする上記（１）記載のフラッシュライ
ト。 （６） 前記第１導電通路と前記第２導電通路のいずれ
か一方が、第１ロッドと第２ロッドとを中継する第１バ
ネ手段を含むことを特徴とする上記（１）記載のフラッ
シュライト。 （７） 前記第１導電通路と前記第２導電通路のいずれ
か一方が、第１スリーブと第２スリーブとを中継する第
２バネ手段を含むことを特徴とする上記（１）記載のフ
ラッシュライト。 （８） 前記第１導電通路と前記第２導電通路のいずれ
か一方が、第１ロッドと第２ロッドとを中継する第１バ
ネ手段を含み、しかも、前記第１導電通路と前記第２導
電通路の他方が、第１スリーブと第２スリーブとを中継
する第２バネ手段を含むことを特徴とする上記（１）記
載のフラッシュライト。 （９） 前記第１バネ手段と前記第２バネ手段が、コイ
ルバネであることを特徴とする上記（８）記載のフラッ
シュライト。 （１０） 前記第１バネ手段と前記第１及び第２ロッド
からなる前記第１導電通路と、前記第２バネ手段と前記
第１及び第２スリーブからなる前記第２導電通路とを中
継する非導電性部材が配置されていることを特徴とする
上記（８）記載のフラッシュライト。 （１１） 前記第１バネ手段と前記第２バネ手段が、互
いに実質的に放射状に配列されていることを特徴とする
上記（１０）記載のフラッシュライト。 （１２） 前記第１バッテリー端子と前記第２バッテリ
ー端子が、前記バッテリー及び前記ハウジング手段の縦
軸上に配置されていることを特徴とする上記（１）記載
のフラッシュライト。 （１３） 前記第１導電通路が、前記ランプと正のバッ
テリー端子との間を連結しており、前記第２導電通路
が、前記ランプと負のバッテリー端子との間を連結して
いることを特徴とする上記（１２）記載のフラッシュラ
イト。 （１４） 前記バッテリーが、リチウム／塩化チオニル
‐塩化ブロム型のバッテリーであることを特徴とする上
記（１）記載のフラッシュライト。 （１５） ａ）ハウジング手段と、 ｂ）ランプ手段と、 ｃ）前記ハウジング手段内に収められた、前記ランプ手
段に電気的なエネルギーを供給するためのバッテリー
で、前記バッテリーが、第１端子と、これと対向する第
２極性端子とを有するものと、
ｄ）前記第１端子と前記ランプ手段との
間を接続する第１導電通路と、 ｅ）前記第２端子と前記ランプ手段との間を接続する第
２導電通路とを含むフラッシュライトであって、前記第
１導電通路と前記第２導電通路の少なくとも１つが開い
ている時は、前記ランプ手段が非通電状態であること、
開いている導電通路の少なくとも１つが閉じられた時
は、前記第１導電通路と前記第２導電通路が完成され、
これによって前記ランプ手段に通電が生じること、及
び、前記バッテリーが、約６７００×１０6 以下の磁化
率を有するオーステナイトステンレス鋼製ケース内に密
封されたアルカリ金属バッテリーであること、及び、内
部のバッテリー部品、前記ハウジング手段、前記第１及
び第２導電通路及び前記ランプ手段が、オーステナイト
ステンレス鋼の磁化率と同等又はそれより低い磁化率を
有することを特徴とするフラッシュライト。 （１６） 前記第１導電通路と前記第２導電通路の少な
くとも１つが、前記ランプ手段と前記バッテリーの第１
端子及び第２端子の一方との間に伸びた少なくとも第１
及び第２導電部材を中継する少なくとも一つのバイアス
手段を含むことを特徴とする上記（１５）記載のフラッ
シュライト。 （１７） 前記ハウジング手段がアセタール化合物から
なることを特徴とする上記（１５）記載のフラッシュラ
イト。 （１８） 前記第１導電通路が、真鍮又はベリリウム銅
のいずれかからなることを特徴とする上記（１５）記載
のフラッシュライト。 （１９） 前記第２導電通路が、真鍮又はベリリウム銅
のいずれかからなることを特徴とする上記（１５）記載
のフラッシュライト。 （２０） 前記第１導電通路と前記第２導電通路の少な
くとも１つの、少なくとも外側部分が、クロム、窒化チ
タン及びパリレンからなる群より選ばれた材料を用いて
メッキされたベリリウム銅、及びこれらの混合物からな
ることを特徴とする上記（１５）記載のフラッシュライ
ト。 （２１） 前記バッテリーがアルカリ金属バッテリーで
あることを特徴とする上記（１５）記載のフラッシュラ
イト。 （２２） 前記バッテリーが、リチウム／塩化チオニル
‐塩化ブロム型のバッテリーであることを特徴とする上
記（１５）記載のフラッシュライト。 （２３） ペンライトであることを特徴とする上記（１
５）記載のフラッシュライト。 （２４） フラッシュライトの組立方法であって、前記
方法が、 ａ）ハウジング手段を準備する工程と、 ｂ）光源として、前記ハウジング手段内にランプ手段を
収容する工程と、 ｃ）前記ランプ手段に電気的にエネルギーを供給するた
め、前記ハウジング手段内に、第１端子とこれと対向す
る第２極性端子とを有するバッテリーを設ける工程と、 ｄ）前記第１端子と前記ランプ手段との間を接続する第
１導電通路を設ける工程と、 ｅ）前記第２端子と前記ランプ手段との間を接続する第
２導電通路を設ける工程とを含み、前記第１導電通路と
前記第２導電通路の少なくとも１つが開いている時は、
前記ランプ手段が非通電状態であること、開いている導
電通路の少なくとも１つが閉じられた時は、前記第１導
電通路と前記第２導電通路が完成され、これによって前
記ランプ手段に通電が生じること、及び、前記第１導電
通路と前記第２導電通路の少なくとも１つが、前記ラン
プ手段と前記バッテリーの第１端子及び第２端子の一方
との間に伸びた少なくとも第１及び第２導電部材を中継
する少なくとも一つのバイアス手段を含むことを特徴と
するフラッシュライトの組立方法。 （２５） 前記第１導電通路と前記第２導電通路の少な
くとも一部が真鍮からなるものを設けることを含むこと
を特徴とする上記（２４）記載の方法。 （２６） 前記真鍮が、約６２〜６５重量％の銅、＜
０．０２重量％のカドミウム、＜０．０３重量％の鉄、
＜０．０３重量％の鉛、＜０．０３重量％の錫、残りが
亜鉛からなるものを設けることを含むことを特徴とする
上記（２５）記載の方法。 （２７） 前記第１導電通路と前記第２導電通路のいず
れか一方に、第１ロッドと第２ロッドとを中継する第１
バネ手段を含むものを設けることを含むことを特徴とす
る上記（２４）記載の方法。 （２８） 前記第１導電通路と前記第２導電通路のいず
れか一方に、第１スリーブと第２スリーブとを中継する
第２バネ手段を含むものを設けることを含むことを特徴
とする上記（２４）記載の方法。 （２９） 前記第１導電通路と前記第２導電通路のいず
れか一方に、第１ロッドと第２ロッドとを中継する第１
バネ手段を含むものを設けること、更に、前記第１導電
通路と前記第２導電通路の他方に、第１スリーブと第２
スリーブとを中継する第２バネ手段を含むものを設ける
ことを含むことを特徴とする上記（２４）記載の方法。 （３０） 前記第１バネ手段を前記第２バネ手段と実質
的に放射状に配列させることを含むことを特徴とする上
記（２９）記載の方法。 （３１） コイルバネである前記第１バネ手段と前記第
２バネ手段を設けることを含むことを特徴とする上記
（２９９記載の方法。 （３２） 前記第１バネ手段と前記第１及び第２ロッド
からなる前記第１導電通路と、前記第２バネ手段と前記
第１及び第２スリーブからなる前記第２導電通路とを中
継する非導電性部材を配置することを含むことを特徴と
する上記（２９）記載の方法。 （３３） アルカリ金属バッテリーである前記バッテリ
ーを設けることを含むことを特徴とする上記（２４）記
載の方法。 （３４） フラッシュライトの組立方法であって、前記
方法が、 ａ）ハウジング手段を準備する工程と、 ｂ）光源として、前記ハウジング手段内にランプ手段を
収容する工程と、 ｃ）前記ランプ手段に電気的にエネルギーを供給するた
め、前記ハウジング手段内に、第１端子とこれと対向す
る第２極性端子とを有するバッテリーを設ける工程と、 ｄ）前記第１端子と前記ランプ手段との間を接続する第
１導電通路を設ける工程と、 ｅ）前記第２端子と前記ランプ手段との間を接続する第
２導電通路を設ける工程とを含み、前記第１導電通路と
前記第２導電通路の少なくとも１つが開いている時は、
前記ランプ手段が非通電状態であること、開いている導
電通路の少なくとも１つが閉じられた時は、前記第１導
電通路と前記第２導電通路が完成され、これによって前
記ランプ手段に通電が生じること、及び、前記バッテリ
ーが、約６７００×１０6 以下の磁化率を有するオース
テナイトステンレス鋼製ケース内に密封されたアルカリ
金属バッテリーであること、及び、内部のバッテリー部
品、前記ハウジング手段、前記第１及び第２導電通路及
び前記ランプ手段が、オーステナイトステンレス鋼の磁
化率と同等又はそれより低い磁化率を有することを特徴
とするフラッシュライトの組立方法。 （３５） 前記第１導電通路と前記第２導電通路の少な
くとも１つに、前記ランプ手段と前記バッテリーの第１
端子及び第２端子の一方との間に伸びた少なくとも第１
及び第２導電部材を中継する少なくとも一つのバイアス
手段を含むものを設けることを含むことを特徴とする上
記（３４）記載の方法。 （３６） 前記ハウジング手段がアセタール化合物から
なるものを設けることを含むことを特徴とする上記（３
４）記載の方法。 （３７） 前記第１導電通路が、真鍮又はベリリウム銅
のいずれかからなるものを設けることを含むことを特徴
とする上記（３４）記載の方法。 （３８） 前記第２導電通路が、真鍮又はベリリウム銅
のいずれかからなるものを設けることを含むことを特徴
とする上記（３４）記載の方法。 （３９） 前記第１導電通路と前記第２導電通路の少な
くとも１つの、少なくとも外側部分が、クロム、窒化チ
タン及びパリレンからなる群より選ばれた材料を用いて
メッキされたベリリウム銅、及びこれらの混合物からな
るものを設けることを含むことを特徴とする上記（３
４）記載の方法。 （４０） アルカリ金属バッテリーである前記バッテリ
ーを設けることを含むことを特徴とする上記（３４）記
載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明のペンライト１０の透視図であ
る。
【図２】図２は、図１に示されるペンライト１０の、部
分的に側面図である、横断面図である。
【図３】図２は、図１に示されるペンライト１０の、部
分的に側面図である、分解立体図である。
【符号の説明】
１０ ペンライト １２ ハウジング １４ ハンドル部分 ４８ ランプ ５８ 非磁性管 ７６ 接触リング ８６ バッテリー ８８ 端部キャップ ９８ ポケットクリップ
フロントページの続き (72)発明者 アール アール、ホールドレン ザ サー ド アメリカ合衆国、ニューヨーク州 13021、 オーバーン、ステイト ルート サーティ フォー 5028、アパートメント １ (72)発明者 リチャード ダブリュー、モット アメリカ合衆国、ニューヨーク州 14051、 イースト アムハースト、クインシー コ ート 8546 (72)発明者 チャールズ エル、モジコ アメリカ合衆国、ニューヨーク州 14150、 トナウォンダ、プライアー アベニュー 253 (72)発明者 ジャック エイ、ベルシュタット アメリカ合衆国、ニューヨーク州 14094、 ロックポート、タウンライン ロード 6046 (72)発明者 ジェフリー ビー、マロン アメリカ合衆国、ニューヨーク州 14094、 ロックポート、ブリアーウッド ドライブ 47 (72)発明者 フィリップ エス、ウッツ アメリカ合衆国、ニューヨーク州 14221、 ウィリアムズヴィル、メープル ロード 1121 (72)発明者 マイケル エフ、パイゼク アメリカ合衆国、ニューヨーク州 14482、 レロイ、レイク ロード 8055

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ａ）ハウジング手段と、 ｂ）ランプ手段と、 ｃ）前記ハウジング手段内に収められた、前記ランプ手
    段に電気的にエネルギーを供給するためのバッテリー
    で、前記バッテリーが、第１端子と、これと対向する第
    ２極性端子とを有するものと、 ｄ）前記第１端子と前記ランプ手段との間を接続する第
    １導電通路と、 ｅ）前記第２端子と前記ランプ手段との間を接続する第
    ２導電通路とを含むフラッシュライトであって、前記第
    １導電通路と前記第２導電通路の少なくとも１つが開い
    ている時は、前記ランプ手段が非通電状態であること、
    開いている導電通路の少なくとも１つが閉じられた時
    は、前記第１導電通路と前記第２導電通路が完成され、
    これによって前記ランプ手段に通電が生じること、及
    び、前記第１導電通路と前記第２導電通路の少なくとも
    １つが、前記ランプ手段と前記バッテリーの第１端子及
    び第２端子の一方との間に伸びた少なくとも第１及び第
    ２導電部材を中継する少なくとも一つのバイアス手段を
    含むことを特徴とするフラッシュライト。
  2. 【請求項２】 前記第１導電通路と前記第２導電通路の
    少なくとも一部が、真鍮からなることを特徴とする請求
    項１記載のフラッシュライト。
  3. 【請求項３】 前記真鍮が、約６２〜６５重量％の銅、
    ＜０．０２重量％のカドミウム、＜０．０３重量％の
    鉄、＜０．０３重量％の鉛、＜０．０３重量％の錫、残
    りが亜鉛からなることを特徴とする請求項２記載のフラ
    ッシュライト。
  4. 【請求項４】 前記バッテリーの、前記第１端子と前記
    第２端子の少なくとも一方が、前記バッテリーの縦軸上
    に中心があることを特徴とする請求項１記載のフラッシ
    ュライト。
  5. 【請求項５】 前記バッテリーがアルカリ金属バッテリ
    ーであることを特徴とする請求項１記載のフラッシュラ
    イト。
  6. 【請求項６】 前記第１導電通路と前記第２導電通路の
    いずれか一方が、第１ロッドと第２ロッドとを中継する
    第１バネ手段を含むことを特徴とする請求項１記載のフ
    ラッシュライト。
  7. 【請求項７】 前記第１導電通路と前記第２導電通路の
    いずれか一方が、第１スリーブと第２スリーブとを中継
    する第２バネ手段を含むことを特徴とする請求項１記載
    のフラッシュライト。
  8. 【請求項８】 前記第１導電通路と前記第２導電通路の
    いずれか一方が、第１ロッドと第２ロッドとを中継する
    第１バネ手段を含み、しかも、前記第１導電通路と前記
    第２導電通路の他方が、第１スリーブと第２スリーブと
    を中継する第２バネ手段を含むことを特徴とする請求項
    １記載のフラッシュライト。
  9. 【請求項９】 前記第１バネ手段と前記第２バネ手段
    が、コイルバネであることを特徴とする請求項８記載の
    フラッシュライト。
  10. 【請求項１０】 前記第１バネ手段と前記第１及び第２
    ロッドからなる前記第１導電通路と、前記第２バネ手段
    と前記第１及び第２スリーブからなる前記第２導電通路
    とを中継する非導電性部材が配置されていることを特徴
    とする請求項８記載のフラッシュライト。
  11. 【請求項１１】 前記第１バネ手段と前記第２バネ手段
    が、互いに実質的に放射状に配列されていることを特徴
    とする請求項１０記載のフラッシュライト。
  12. 【請求項１２】 前記第１バッテリー端子と前記第２バ
    ッテリー端子が、前記バッテリー及び前記ハウジング手
    段の縦軸上に配置されていることを特徴とする請求項１
    記載のフラッシュライト。
  13. 【請求項１３】 前記第１導電通路が、前記ランプと正
    のバッテリー端子との間を連結しており、前記第２導電
    通路が、前記ランプと負のバッテリー端子との間を連結
    していることを特徴とする請求項１２記載のフラッシュ
    ライト。
  14. 【請求項１４】 前記バッテリーが、リチウム／塩化チ
    オニル‐塩化ブロム型のバッテリーであることを特徴と
    する請求項１記載のフラッシュライト。
  15. 【請求項１５】 ａ）ハウジング手段と、 ｂ）ランプ手段と、 ｃ）前記ハウジング手段内に収められた、前記ランプ手
    段に電気的なエネルギーを供給するためのバッテリー
    で、前記バッテリーが、第１端子と、これと対向する第
    ２極性端子とを有するものと、
    ｄ）前記第１端子と前記ランプ手段との
    間を接続する第１導電通路と、 ｅ）前記第２端子と前記ランプ手段との間を接続する第
    ２導電通路とを含むフラッシュライトであって、前記第
    １導電通路と前記第２導電通路の少なくとも１つが開い
    ている時は、前記ランプ手段が非通電状態であること、
    開いている導電通路の少なくとも１つが閉じられた時
    は、前記第１導電通路と前記第２導電通路が完成され、
    これによって前記ランプ手段に通電が生じること、及
    び、前記バッテリーが、約６７００×１０6 以下の磁化
    率を有するオーステナイトステンレス鋼製ケース内に密
    封されたアルカリ金属バッテリーであること、及び、内
    部のバッテリー部品、前記ハウジング手段、前記第１及
    び第２導電通路及び前記ランプ手段が、オーステナイト
    ステンレス鋼の磁化率と同等又はそれより低い磁化率を
    有することを特徴とするフラッシュライト。
  16. 【請求項１６】 前記第１導電通路と前記第２導電通路
    の少なくとも１つが、前記ランプ手段と前記バッテリー
    の第１端子及び第２端子の一方との間に伸びた少なくと
    も第１及び第２導電部材を中継する少なくとも一つのバ
    イアス手段を含むことを特徴とする請求項１５記載のフ
    ラッシュライト。
  17. 【請求項１７】 前記ハウジング手段がアセタール化合
    物からなることを特徴とする請求項１５記載のフラッシ
    ュライト。
  18. 【請求項１８】 前記第１導電通路が、真鍮又はベリリ
    ウム銅のいずれかからなることを特徴とする請求項１５
    記載のフラッシュライト。
  19. 【請求項１９】 前記第２導電通路が、真鍮又はベリリ
    ウム銅のいずれかからなることを特徴とする請求項１５
    記載のフラッシュライト。
  20. 【請求項２０】 前記第１導電通路と前記第２導電通路
    の少なくとも１つの、少なくとも外側部分が、クロム、
    窒化チタン及びパリレンからなる群より選ばれた材料を
    用いてメッキされたベリリウム銅、及びこれらの混合物
    からなることを特徴とする請求項１５記載のフラッシュ
    ライト。
  21. 【請求項２１】 前記バッテリーがアルカリ金属バッテ
    リーであることを特徴とする請求項１５記載のフラッシ
    ュライト。
  22. 【請求項２２】 前記バッテリーが、リチウム／塩化チ
    オニル‐塩化ブロム型のバッテリーであることを特徴と
    する請求項１５記載のフラッシュライト。
  23. 【請求項２３】 ペンライトであることを特徴とする請
    求項１５記載のフラッシュライト。
  24. 【請求項２４】 フラッシュライトの組立方法であっ
    て、前記方法が、 ａ）ハウジング手段を準備する工程と、 ｂ）光源として、前記ハウジング手段内にランプ手段を
    収容する工程と、 ｃ）前記ランプ手段に電気的にエネルギーを供給するた
    め、前記ハウジング手段内に、第１端子とこれと対向す
    る第２極性端子とを有するバッテリーを設ける工程と、 ｄ）前記第１端子と前記ランプ手段との間を接続する第
    １導電通路を設ける工程と、 ｅ）前記第２端子と前記ランプ手段との間を接続する第
    ２導電通路を設ける工程とを含み、 前記第１導電通路と前記第２導電通路の少なくとも１つ
    が開いている時は、前記ランプ手段が非通電状態である
    こと、開いている導電通路の少なくとも１つが閉じられ
    た時は、前記第１導電通路と前記第２導電通路が完成さ
    れ、これによって前記ランプ手段に通電が生じること、
    及び、前記第１導電通路と前記第２導電通路の少なくと
    も１つが、前記ランプ手段と前記バッテリーの第１端子
    及び第２端子の一方との間に伸びた少なくとも第１及び
    第２導電部材を中継する少なくとも一つのバイアス手段
    を含むことを特徴とするフラッシュライトの組立方法。
  25. 【請求項２５】 前記第１導電通路と前記第２導電通路
    の少なくとも一部が真鍮からなるものを設けることを含
    むことを特徴とする請求項２４記載の方法。
  26. 【請求項２６】 前記真鍮が、約６２〜６５重量％の
    銅、＜０．０２重量％のカドミウム、＜０．０３重量％
    の鉄、＜０．０３重量％の鉛、＜０．０３重量％の錫、
    残りが亜鉛からなるものを設けることを含むことを特徴
    とする請求項２５記載の方法。
  27. 【請求項２７】 前記第１導電通路と前記第２導電通路
    のいずれか一方に、第１ロッドと第２ロッドとを中継す
    る第１バネ手段を含むものを設けることを含むことを特
    徴とする請求項２４記載の方法。
  28. 【請求項２８】 前記第１導電通路と前記第２導電通路
    のいずれか一方に、第１スリーブと第２スリーブとを中
    継する第２バネ手段を含むものを設けることを含むこと
    を特徴とする請求項２４記載の方法。
  29. 【請求項２９】 前記第１導電通路と前記第２導電通路
    のいずれか一方に、第１ロッドと第２ロッドとを中継す
    る第１バネ手段を含むものを設けること、更に、前記第
    １導電通路と前記第２導電通路の他方に、第１スリーブ
    と第２スリーブとを中継する第２バネ手段を含むものを
    設けることを含むことを特徴とする請求項２４記載の方
    法。
  30. 【請求項３０】 前記第１バネ手段を前記第２バネ手段
    と実質的に放射状に配列させることを含むことを特徴と
    する請求項２９記載の方法。
  31. 【請求項３１】 コイルバネである前記第１バネ手段と
    前記第２バネ手段を設けることを含むことを特徴とする
    請求項２９記載の方法。
  32. 【請求項３２】 前記第１バネ手段と前記第１及び第２
    ロッドからなる前記第１導電通路と、前記第２バネ手段
    と前記第１及び第２スリーブからなる前記第２導電通路
    とを中継する非導電性部材を配置することを含むことを
    特徴とする請求項２９記載の方法。
  33. 【請求項３３】 アルカリ金属バッテリーである前記バ
    ッテリーを設けることを含むことを特徴とする請求項２
    ４記載の方法。
  34. 【請求項３４】 フラッシュライトの組立方法であっ
    て、前記方法が、 ａ）ハウジング手段を準備する工程と、 ｂ）光源として、前記ハウジング手段内にランプ手段を
    収容する工程と、 ｃ）前記ランプ手段に電気的にエネルギーを供給するた
    め、前記ハウジング手段内に、第１端子とこれと対向す
    る第２極性端子とを有するバッテリーを設ける工程と、 ｄ）前記第１端子と前記ランプ手段との間を接続する第
    １導電通路を設ける工程と、 ｅ）前記第２端子と前記ランプ手段との間を接続する第
    ２導電通路を設ける工程とを含み、 前記第１導電通路と前記第２導電通路の少なくとも１つ
    が開いている時は、前記ランプ手段が非通電状態である
    こと、開いている導電通路の少なくとも１つが閉じられ
    た時は、前記第１導電通路と前記第２導電通路が完成さ
    れ、これによって前記ランプ手段に通電が生じること、
    及び、前記バッテリーが、約６７００×１０6 以下の磁
    化率を有するオーステナイトステンレス鋼製ケース内に
    密封されたアルカリ金属バッテリーであること、及び、
    内部のバッテリー部品、前記ハウジング手段、前記第１
    及び第２導電通路及び前記ランプ手段が、オーステナイ
    トステンレス鋼の磁化率と同等又はそれより低い磁化率
    を有することを特徴とするフラッシュライトの組立方
    法。
  35. 【請求項３５】 前記第１導電通路と前記第２導電通路
    の少なくとも１つに、前記ランプ手段と前記バッテリー
    の第１端子及び第２端子の一方との間に伸びた少なくと
    も第１及び第２導電部材を中継する少なくとも一つのバ
    イアス手段を含むものを設けることを含むことを特徴と
    する請求項３４記載の方法。
  36. 【請求項３６】 前記ハウジング手段がアセタール化合
    物からなるものを設けることを含むことを特徴とする請
    求項３４記載の方法。
  37. 【請求項３７】 前記第１導電通路が、真鍮又はベリリ
    ウム銅のいずれかからなるものを設けることを含むこと
    を特徴とする請求項３４記載の方法。
  38. 【請求項３８】 前記第２導電通路が、真鍮又はベリリ
    ウム銅のいずれかからなるものを設けることを含むこと
    を特徴とする請求項３４記載の方法。
  39. 【請求項３９】 前記第１導電通路と前記第２導電通路
    の少なくとも１つの、少なくとも外側部分が、クロム、
    窒化チタン及びパリレンからなる群より選ばれた材料を
    用いてメッキされたベリリウム銅、及びこれらの混合物
    からなるものを設けることを含むことを特徴とする請求
    項３４記載の方法。
  40. 【請求項４０】 アルカリ金属バッテリーである前記バ
    ッテリーを設けることを含むことを特徴とする請求項３
    ４記載の方法。
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