JPH10307795A - Webブラウザを用いた情報提供制御方法及び装置 - Google Patents

Webブラウザを用いた情報提供制御方法及び装置

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JPH10307795A
JPH10307795A JP9119644A JP11964497A JPH10307795A JP H10307795 A JPH10307795 A JP H10307795A JP 9119644 A JP9119644 A JP 9119644A JP 11964497 A JP11964497 A JP 11964497A JP H10307795 A JPH10307795 A JP H10307795A
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JP
Japan
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page
url
web browser
web
character string
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JP9119644A
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Inventor
Ryuichi Aoki
隆一 青木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、WEBブラウザ上でクライアントが
操作した状態を簡易に保存し、かつ再生することができ
るWEBブラウザを用いた情報提供制御方法及び装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】クライアントがWEBブラウザ上で行った
操作状態を保存したい場合には、WEBブラウザにおい
てページの再生成を指示し(ステップ100でページ再
生成指示)、当該操作状態を特定するクエリー文字列を
含んだURLを生成する(ステップ101)。WEBブ
ラウザは、このURLをWEBサーバに送信し(ステッ
プ104)、WEBサーバから返送される当該URLに
対応したページ情報を受信し表示する(ステップ10
5、106)。クライアントは、操作状態を反映した当
該ページの保存を希望する場合には、WEBブラウザに
設けられたURL保存機能を使用し、当該ページを表す
URLを保存する(107)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、WEBブラウザを
用いた情報提供制御方法及び装置に関し、特に、WEB
ブラウザに設けられたURL保存機能を使用することに
より、利用者の操作状態を保存して再利用を可能にする
環境を構築することで操作性の改善を図ったWEBブラ
ウザを用いた情報提供制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの中で注目されて
いるサービスにWWW(WorldWide Web)
がある。
【0003】WWWは、様々なハイパーメディア(例え
ば、文字、画像、動画、音声等)を用いて情報を提供す
るためのサービスであり、これらの情報はWEBサーバ
が管理し公開する。
【0004】WEBサーバが提供する情報は、HTML
(HyperText Markup Languag
e)という言語を使用して、ファイルまたはプログラム
として作成される。利用者(クライアント)はWEBブ
ラウザと呼ばれるソフトウェアを使用して、HTMLで
作成された各種情報をWEBサーバから取得し表示す
る。
【0005】上記に示したWWWの基本構成例を図10
に示す。同図に示されるようにWWWにおいては、複数
のWEBブラウザ1が複数のWEBサーバ2に接続さ
れ、クライアントはWEBブラウザ1を使用して管理さ
れている情報を利用または参照する構成となっている。
【0006】ここで、WEBブラウザはクライアントが
所望する情報の提供先であるWEBサーバのアドレスと
当該サーバに格納された情報を特定するためにURL
(Uniform Resouce Locator)
と称される記述形式を用いている。このURLは、WE
Bサーバにアクセスする方法であるプロトコルと、所望
の情報があるWEBサーバ名と、オブションとしてWE
Bサーバのポート番号と、サーバ内での当該情報のパス
と、当該情報の名称と、当該情報がプログラムである場
合にあっては、そのプログラムに与えるクエリー文字列
から構成される。このURLを使用してWEBブラウザ
が情報を取得する従来の手順を図11に示す。
【0007】まず、クライアントはWEBブラウザを操
作し(ステップ400)、所望の情報を格納したWEB
サーバのアドレスと当該情報を特定するURLをWEB
ブラウザの二次記憶内から呼び出す(ステップ40
2)。ここで、WEBブラウザの二次記憶内にURLが
保存されていない場合には、WEBサーバを特定するア
ドレスを直接指定する。
【0008】WEBブラウザは、このURLをWEBサ
ーバに送信し(ステップ403)WEBサーバからの応
答を待つ(ステップ404)。
【0009】一方、WEBサーバはURLを受信した場
合には(ステップ500でYes)、当該URLで特定
される情報をWEBブラウザが表示するページとして生
成し(ステップ501)、このページ情報をプログラム
またはデータとしてWEBブラウザに送信する(ステッ
プ502)。
【0010】WEBブラウザは、WEBサーバから送信
されたページ情報を受信し表示する(ステップ40
5)。この表示されたページがメニューのように表示さ
れたページの下にさらに別のページがあり、かつ、クラ
イアントがその別のページの表示を希望する場合には、
クライアントはブラウザを操作し(ステップ400)所
望のページを選択する。WEBブラウザは、当該ページ
を特定するURLを生成し(ステップ401)、このU
RLをWEBサーバに送信する(ステップ403)。W
EBブラウザは、WEBサーバが返送する当該URLに
対応するページ情報を受信し表示する。
【0011】クライアントは、この表示されたページを
再利用したい場合には、WEBブラウザが具備するUR
L保存機能を使用して当該ページに対応するURLを保
存しておき(ステップ407)、再利用時に呼び出すこ
とができる。
【0012】以下、上記のような手順を繰り返し、クラ
イアントはWEBサーバが提供する情報を参照しなが
ら、場合によっては使用頻度の高い情報をURLとして
保存しWEBサーバが管理する情報を利用する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来WEBブ
ラウザに設けられていたURL保存機能では、WEBサ
ーバから返送される結果しか保存できないため、例え
ば、選択可能な要素が何百個とあるような場合によく参
照する要素だけを選択的に登録しておき、必要に応じて
その登録情報を表示したり、複雑な検索条件を指定する
必要がある場合にその指定した検索条件を保存してお
き、必要に応じてその検索条件の一部を変更して使用す
ることができなかった。
【0014】ここで、あえてこのような従来の構成にお
いて、使用頻度の高い要素の登録や検索条件の指定等の
クライアントの操作状態を保存するとすれば、まず、ク
ライアントマシンの二次記憶内に当該操作状態を保存す
る方法が考えられるが、WEBブラウザではクライアン
トマシンの二次記憶へのアクセスは原則的に禁止されて
いるため、この方法を採用することは好ましくない。
【0015】また、サーバマシンの二次記憶内に操作状
態を保存する方法も考えられるが、この方法では当該操
作を行ったクライアントを特定するための識別子と当該
操作状態を特定するための識別子が必要となり、利用者
が多数いる場合にはサーバマシンの二次記憶領域を多く
確保する必要がある。また、不要になった操作状態の削
除等のクライアント情報の管理も複雑となる。
【0016】そこで、本発明は、利用者の操作状態を簡
易に保存し、かつ再利用を可能にする環境を構築するこ
とで操作性の改善を図ったWEBブラウザを用いた情報
提供制御方法及び装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、各種情報を管理するWEB
サーバにWEBブラウザを接続し、該WEBブラウザを
用いて前記WEBサーバが情報を利用者に提供するWE
Bブラウザを用いた情報提供方法において、前記WEB
ブラウザに表示されるページに対する利用者の操作によ
り変化したページの状態をURL中のクエリー文字列を
用いて表現し、該クエリー文字列を含むURLを前記W
EBサーバに送信することにより該クエリー文字列を含
むURLに対応するページの再生成要求を行い、前記W
EBブラウザは、前記クエリー文字列を含むURLに対
応するページを前記WEBサーバから受け取るととも
に、該クエリー文字列を含むURLを保存することを特
徴とする。
【0018】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記利用者が操作するページは、前
記利用者が登録した要素を表示する登録要素表示領域を
含み、前記クエリー文字列は、前記利用者が選択的に登
録した要素を表し、前記WEBサーバで再生成されるペ
ージは、前記利用者が登録した要素を前記登録要素表示
領域に表示することを特徴とする。
【0019】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記利用者が操作するページは、文
字または/および数値の入力領域を含むとともに、前記
クエリー文字列は、前記入力領域に入力された文字また
は/および数値を含み、前記WEBサーバで再生成され
るページは、前記利用者が入力した文字または/数値を
前記入力領域に表示するページからなることを特徴とす
る。
【0020】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記入力領域は検索条件を入力する
ものであり、前記WEBサーバは入力された前記検索条
件により検索を行うことを特徴とする。
【0021】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記利用者が操作するページは、表
示した1以上の要素から利用者が登録する要素を選択す
る選択領域を含み、前記クエリー文字列は、前記選択領
域において前記利用者が登録した要素を特定する情報を
含み、前記WEBサーバで再生成されるページは、前記
選択領域で利用者が選択した要素を明示的に表示するペ
ージからなることを特徴とする。
【0022】また、請求項6記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記WEBサーバで再生成された前
記クエリー文字列を含むURLに対応するページは、前
記利用者により設定されたタイトル情報とともに前記W
EBブラウザに保存されることを特徴とする。
【0023】また、請求項7記載の発明は、各種情報を
管理するWEBサーバにWEBブラウザを接続し、該W
EBブラウザを用いて前記WEBサーバが情報を利用者
に提供するWEBブラウザを用いた情報提供装置におい
て、前記WEBブラウザは、前記WEBブラウザに表示
されるページに対する利用者の操作により変化したペー
ジの状態をURL中のクエリー文字列を用いて表現して
生成するURL生成手段と、前記URL生成手段により
生成された前記クエリー文字列を含むURLを前記WE
Bサーバに送信することにより該クエリー文字列を含む
URLに対応するページの再生成要求を行うページ再生
成要求手段と、前記クエリー文字列を含むURLを該W
EBブラウザに保存する保存手段とを具備することを特
徴とする。
【0024】また、請求項8記載の発明は、請求項7記
載の発明において、前記WEBブラウザは、前記クエリ
ー文字列に基づいてページの少なくとも一部領域の画像
を生成する画像生成手段を備えたことを特徴とする。
【0025】また、請求項9記載の発明は、請求項7記
載の発明において、前記画像生成手段は、前記WEBサ
ーバから前記ページの少なくとも一部領域の画像を生成
するプログラムをダウンロードすることを特徴とする。
【0026】また、請求項10記載の発明は、請求項7
記載の発明において、前記URLは表示したページにお
いて利用者が操作不能なクエリー文字列を含むものであ
って、前記URL生成手段は、利用者の操作により変化
したページの状態を表すクエリー文字列についてのみ前
記URLのクエリー文字列を変更することを特徴とす
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るWEBブラウ
ザを用いた情報提供制御方法及び装置の一実施の形態を
添付図面を参照して詳細に説明する。
【0028】図1は、クライアントがWEBブラウザを
使用してWEBサーバから情報を取得する際の実行手順
を示すフローチャートである。
【0029】本発明では、図11に示す従来法と異な
り、クライアントがWEBブラウザを操作する際(ステ
ップ100)にページの再生成を指示することができ
る。ページの再生成とは、クライアントがWEBサーバ
から取得したページに対して何らかの操作(例えば検索
条件の入力)を行った場合に、当該操作状態を反映した
あらたなページを生成する処理である。
【0030】ブラウザの操作でページの再生成が指示さ
れた場合は、まず、WEBブラウザは当該ページに対し
て行われた操作状態をクエリー文字列で表現し、当該文
字列を付加したURLを生成することにより、再生成さ
れるページを特定する(ステップ101)。
【0031】次に、WEBブラウザはクエリー文字列を
付加したURLをWEBサーバに送信し(ステップ10
4)、WEBサーバからの応答を待つ(ステップ10
5)。一方、WEBサーバは、受信したURLのクエリ
ー文字列に基づき操作状態を反映したページ情報を生成
し(ステップ201)、このページ情報をプログラムま
たはデータとしてWEBブラウザに送信する(ステップ
202)。
【0032】WEBブラウザは、WEBサーバから送信
されたページ情報を受信し表示する(ステップ10
6)。
【0033】クライアントは、この表示されたページを
再利用したい場合には、WEBブラウザが具備するUR
L保存機能を使用して、クエリー文字列が付加された当
該ページに対応するURLを保存する(ステップ10
7)。
【0034】尚、本実施形態ではWEBサーバが管理す
る情報は、直接WEBブラウザへ送信されるが、当該W
EBサーバは、他のWEBサーバからの情報を中継して
当該他のWEBサーバが管理する情報をWEBブラウザ
に送信することもできる。この場合には、WEBブラウ
ザから送信されたURLは、当該WEBサーバによって
中継され、当該他のWEBサーバに送信される。
【0035】以下、上述したようなクライアントの操作
状態を保存することができる本発明を要素登録および検
索指示に適用した場合の本発明の一実施の形態について
説明する。
【0036】図2から図5までは、要素登録を実行する
WEBブラウザの表示画面の一実施形態を示す図であ
る。
【0037】要素登録とは、複数の要素(例えば、マシ
ン、プリンタ、人、製品等の操作または表示の対象若し
くは項目または多様な設定値若しくは条件)を扱うシス
テムにおいて、クライアントが使用頻度の高い要素のみ
を選択的に登録しておき、必要に応じてこの登録情報を
リストとして呼び出すことによって、登録された要素へ
のアクセスを簡易にする機能をいう。
【0038】図2は、WEBブラウザが表示する複数の
要素を扱うことができるページの構成例を示す図であ
る。同図において当該ページは、URLを表示するUR
L表示領域300と、登録された要素を表示する登録要
素表示領域301と、当該ページで扱うことができるす
べての要素を一覧として表示する要素一覧表示領域30
2と、クライアントが操作するボタンを表示する操作ボ
タン表示領域303と、要素を選択するためのチェック
ボックス304と、各要素のイメージを画像で表示する
要素イメージ305と、チェックボックス304で選択
された要素を登録要素表示領域301に追加する際に押
下される追加ボタン306と、登録要素表示領域301
に表示された要素を削除する際に押下される削除ボタン
307と、クライアントが当該ページで行った操作状態
を保存する際に押下される保存ボタン308から構成さ
れる。
【0039】上記のように構成されるページでは、クラ
イアントは要素イメージ305をクリックすることによ
り、そのクリックされた要素の詳細な情報を知ることが
できる。図2では、要素一覧表示領域302に表示され
た要素は、要素A、要素B、要素Cの3つであるが、要
素一覧表示領域302の画面をスクロールさせることに
より他の要素(例えば、要素D、要素E・・・)を表示
させることができる。また、当該ページのURL表示領
域300には、当該ページを特定するURLが表示され
ている(図2中「http://www.a.com/
b」)。ここで、「http」はWWWにアクセスする
方法を示すプロトコルであり、「www.a.com」
はWEBサーバを特定するアドレスであり、「b」は起
動されるプログラム(ここでは図2に示すページ)であ
る。
【0040】要素一覧表示領域302に表示された複数
の要素のうち、クライアントが要素Aの登録を希望する
場合には、図3に示すように要素Aのチェックボックス
304をチェックし追加ボタン306をクリックする
(図1のステップ100でページ再生成指示)。
【0041】すると、WEBブラウザは、要素Aが登録
要素表示領域301に追加された状態を示すクエリー文
字列「object=A」をURLに付加し(ステップ
101)、この新たに生成されたURLをWEBサーバ
に送信する(ステップ104)。WEBサーバはURL
を受信した後、このURLに付加されたクエリー文字列
に従って、要素Aを登録要素表示領域301に追加した
ページを生成しWEBブラウザに返送する(ステップ2
00〜ステップ202)。WEBブラウザはこの返送さ
れたページを受信し表示する(ステップ105、10
6)。
【0042】本実施形態では、WEBサーバがクエリー
文字列を含むURLに基づきページを生成し、そのペー
ジをWEBブラウザが表示しているが、WEBサーバは
クエリー文字列を無視した基本ページのみを生成し、ク
エリー文字列で特定された情報(上記の例では、登録さ
れた要素)は、WEBブラウザ側に設けられた画像生成
プログラムによって、基本ページに追加表示する構成と
することも可能である。この場合には、WEBサーバに
クエリー文字列を判断しページを再生成するプログラム
が不要となり、処理時間も速くなる。
【0043】また、この画像生成プログラムをWEBサ
ーバから受信し、WEBブラウザ上で当該プログラムを
実行するようにしてもよい。この場合には、WEBブラ
ウザ毎にプログラムを設ける必要がない。
【0044】上記に示す一連の処理が実行された結果、
WEBブラウザには図4に示すページが表示される。同
図に示すように、要素Aは登録要素表示領域301に追
加され、この要素Aが登録された状態を示すURLがU
RL表示領域300に表示される。ここで、URL表示
領域300に表示された「?」はクエリー文字列の開始
を示す記号である。
【0045】さらに、要素Bも登録したい場合には、同
様に要素Bのチェックボックス304にチェックし追加
ボタン306を押下すれば、WEBサーバは要素Aおよ
び要素Bを登録要素表示領域301に追加したページを
生成し、WEBブラウザに返送する。その結果、WEB
ブラウザには、図5に示すような要素Bが登録されたペ
ージが表示される。この場合には、URLのクエリー文
字列は要素Aと要素Bとが登録されていることを示す
「object=A+B」となる。
【0046】登録された要素を削除したい場合には、登
録要素追加領域301に表示された要素のチェックボッ
クス304をチェックし、削除ボタン307を押下すれ
ば、その要素がクエリー文字列から削除され、再生成さ
れたページを得ることができる。
【0047】クライアントが各要素の登録状態を保存し
たい場合には、各要素が登録要素表示領域301に表示
された状態で保存ボタン308を押下すれば(ステップ
100でURLセーブ)、当該登録状態を示すURLが
保存される(ステップ107)。
【0048】上述した実施形態においては、登録したい
要素をチェックボックスによって選択したが、チェック
ボックスに代えてボタンを使用したり、要素イメージ3
05を登録要素表示領域301にドラッグまたはダブル
クリックしたときに当該要素が選択されるように構成し
てもよい。また、表示画面は必ずしも領域300乃至3
03で構成するものでなくてもよい。例えば、表示画面
を登録要素追加領域301のみとしてもよく、また領域
301と領域300乃至303以外の新しい領域を組み
合わせてもよい。このようにすれば操作性の良い画面を
作ることができる。
【0049】更に、本実施例における登録要素表示領域
を省略して、要素一覧表示領域において選択した要素の
チェックボックスや要素の表示形態を例えばハイライト
化もしくは反転させて識別可能に表示するようにしても
よい。このようにすれば表示画面を効率的に使用するこ
とができる。
【0050】次に、本発明を検索指示に適用した場合の
実施形態について説明する。
【0051】図6から図8までは、検索指示を実行する
WEBブラウザの表示画面の一実施形態を示す図であ
る。
【0052】検索指示とは、WEBサーバが技術情報や
人物情報等のデータベースを提供している場合に、クラ
イアントが当該データベースにアクセスする条件を指定
することをいう。このような場合には、検索条件のパタ
ーンを保存しておき必要に応じて使用することができれ
ば便利である。図6は、WEBブラウザが表示する検索
条件を入力するためのページの構成例を示す図である。
同図において、当該ページはURLを表示するURL表
示領域300と、検索条件を入力するためのテキストボ
ックス309が配置された検索条件入力領域310と、
クライアントが操作するボタンを表示する操作ボタン表
示領域303と、入力された検索条件に基づき検索を実
行する際に押下される追加ボタン309と、クライアン
トが当該ページで行った検索条件の入力状態を保存する
際に押下される保存ボタン308から構成される。
【0053】上記のように構成されるページでは、クラ
イアントは図7に示すように検索条件(同図では、期間
=4月〜7月、種別=X、名前=Y)を入力した後、検
索ボタン309をクリックする。すると、WEBサーバ
から当該検索条件に適合した検索結果が返送される。
【0054】ここで、クライアントが当該検索条件の保
存を希望する場合には、図8に示すように検索ボタン3
09をクリックする前に保存ボタン308をクリック
し、当該検索条件を入力したページの再生成をWEBサ
ーバに指示する。この実施形態では、上述した要素登録
の場合と異なり、保存ボタンを押下することによってペ
ージの再生成とURLの保存を同時に行う構成となって
いる。
【0055】保存ボタン308が押下されると、WEB
ブラウザは図8に示すようなクエリー文字列「star
t=4&end=7&kind=x&name=y」を
付加したURLを生成し、この新たに生成されたURL
をWEBサーバに送信する。WEBサーバはURLを受
信した後、このURLに付加されたクエリー文字列に従
って、WEBブラウザに入力された検索条件を追加した
ページを新たに生成しWEBブラウザに返送する。WE
Bブラウザは、この返送されたページを受信し表示する
と同時にクエリー文字列が付加されたURLを保存す
る。
【0056】ここで、クライアントが検索条件を変更し
たい場合には、テキストボックス309を編集すること
により、保存された検索条件を容易に編集することがで
きる。その後、検索ボタン309を押下し、編集された
検索条件に適合した検索結果を得る。
【0057】以上説明した本発明の実施形態において、
URLは特有の書式(例えば、「http://ww
w.a.com/c?start=4&end=7&k
ind=x&name=y」)で保存されるため、クラ
イアントは再利用する場合に保存されたURLがどのよ
うな操作状態を示すものであるかを識別することが困難
である。
【0058】そこで、本発明では上述した実施形態に加
えて、URLをそのまま保存する代わりに、WEBブラ
ウザまたはWEBサーバが当該操作状態を表すタイトル
を作成し保存する構成とすることも可能とした。この場
合には、WEBブラウザまたはWEBサーバは、例えば
クエリー文字列「?start=4&end=7&ki
nd=x&name=y」を「期間4月〜7月、種類
X、名前Y」という文字列に変換し保存する。この文字
列には、必要に応じてWEBサーバが提供するサービス
名称や保存された日時等を加えてもよい。
【0059】また、図9に示すようにページ上にタイト
ル入力用テキストボックス311を設け、クライアント
が入力した任意の文字列をタイトルとして作成する構成
とすることも可能である。この場合には、クライアント
はタイトルを入力した後保存ボタン308を押下すれ
ば、登録されるURLのタイトルとして記憶される。ま
た、入力されたタイトルをURLのクエリー文字列に含
めて登録してもよい。この場合、WEBブラウザが当該
タイトルをクエリー文字列に含めたURLを生成し、W
EBサーバに送信する。WEBサーバは当該タイトルを
入力したページを再生成し、WEBブラウザに返送す
る。その結果、WEBブラウザには当該タイトルが入力
されたページが表示され、当該タイトルが保存される。
タイトルが入力されなかった場合は、URLがそのまま
保存されるか、URLをクライアントが特定し易い文字
列に変換したものが保存される。
【0060】このようにURLにタイトルを含めれば、
URLの表示を見るだけでその内容を把握することが可
能となる。また、タイトルはクライアントの入力以外に
クエリー文字列に機械的変換を施して生成した文字列を
含む文字列を自動的に生成させたり、WEBサーバが要
求された日時情報を含む文字列を自動的に生成させるも
のであってもよい。また、これらのタイトル生成および
登録方法をクライアントの設定により、任意に選択また
は組み合わせるようにしてもよい。
【0061】上記実施例では、画面上で操作された情報
に基づいてクエリー文字列を生成していたが、画面操作
以外の情報であってもクエリー文字列で特定することに
より、他種類の情報をURLとして保存することができ
る。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クライアントがWEBブラウザ上で行った操作状態をU
RLとして表表することにより、WEBブラウザに設け
られた既存のURL保存機能を使用して当該操作状態を
簡易に保存することができる。これにより、URLに対
して行うことができる処理、例えばURLを他のアプリ
ケーションにデータとして含めることや、バックアップ
をとる等の処理がクライアントの行った操作状態につい
ても同様に実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クライアントがWEBブラウザを使用してWE
Bサーバから情報を取得する際の実行手順を示すフロー
チャート。
【図2】WEBブラウザが表示する複数の要素を扱うこ
とができるページの構成例を示す図。
【図3】クライアントが要素Aを登録要素表示領域に追
加する際の操作を示す図。
【図4】WEBサーバから返送された要素Aが登録され
た状態を示す図。
【図5】WEBサーバから返送された要素Aおよび要素
Bが登録された状態を示す図。
【図6】WEBブラウザが表示する検索条件を入力する
ためのページの構成例を示す図。
【図7】クライアントが検索条件を入力し、検索の実行
を指示する際の操作を示す図。
【図8】保存ボタンが押下された場合に、WEBサーバ
から返送されるページを示す図。
【図9】タイトル入力用テキストボックスを設けたペー
ジの一例を示す図。
【図10】WWWの基本構成を示す図。
【図11】クライアントがWEBブラウザを使用して、
WEBサーバから情報を取得する従来の実行手順を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1 WEBブラウザ 2 WEBサーバ 300 URL表示領域 301 登録要素表示領域 302 要素一覧表示領域 303 操作ボタン表示領域 304 チェックボックス 305 要素イメージ 306 追加ボタン 307 削除ボタン 308 保存ボタン 309 テキストボックス 310 検索条件入力領域 311 タイトル入力用テキストボックス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種情報を管理するWEBサーバにWE
    Bブラウザを接続し、該WEBブラウザを用いて前記W
    EBサーバが情報を利用者に提供するWEBブラウザを
    用いた情報提供方法において、 前記WEBブラウザに表示されるページに対する利用者
    の操作により変化したページの状態をURL中のクエリ
    ー文字列を用いて表現し、 該クエリー文字列を含むURLを前記WEBサーバに送
    信することにより該クエリー文字列を含むURLに対応
    するページの再生成要求を行い、 前記WEBブラウザは、前記クエリー文字列を含むUR
    Lに対応するページを前記WEBサーバから受け取ると
    ともに、該クエリー文字列を含むURLを保存すること
    を特徴とするWEBブラウザを用いた情報提供制御方
    法。
  2. 【請求項2】 前記利用者が操作するページは、 前記利用者が登録した要素を表示する登録要素表示領域
    を含み、 前記クエリー文字列は、 前記利用者が選択的に登録した要素を表し、 前記WEBサーバで再生成されるページは、 前記利用者が登録した要素を前記登録要素表示領域に表
    示することを特徴とする請求項1記載のWEBブラウザ
    を用いた情報提供制御方法。
  3. 【請求項3】 前記利用者が操作するページは、 文字または/および数値の入力領域を含むとともに、 前記クエリー文字列は、 前記入力領域に入力された文字または/および数値を含
    み、 前記WEBサーバで再生成されるページは、 前記利用者が入力した文字または/数値を前記入力領域
    に表示するページからなることを特徴とする請求項1記
    載のWEBブラウザを用いた情報提供制御方法。
  4. 【請求項4】 前記入力領域は検索条件を入力するもの
    であり、 前記WEBサーバは入力された前記検索条件により検索
    を行うことを特徴とする請求項1記載のWEBブラウザ
    を用いた情報提供制御方法。
  5. 【請求項5】 前記利用者が操作するページは、 表示した1以上の要素から利用者が登録する要素を選択
    する選択領域を含み、 前記クエリー文字列は、 前記選択領域において前記利用者が登録した要素を特定
    する情報を含み、 前記WEBサーバで再生成されるページは、 前記選択領域で利用者が選択した要素を明示的に表示す
    るページからなることを特徴とする請求項1記載のWE
    Bブラウザを用いた情報提供制御方法。
  6. 【請求項6】 前記WEBサーバで再生成された前記ク
    エリー文字列を含むURLに対応するページは、 前記利用者により設定されたタイトル情報とともに前記
    WEBブラウザに保存されることを特徴とする請求項1
    記載のWEBブラウザを用いた情報提供制御方法。
  7. 【請求項7】 各種情報を管理するWEBサーバにWE
    Bブラウザを接続し、該WEBブラウザを用いて前記W
    EBサーバが情報を利用者に提供するWEBブラウザを
    用いた情報提供装置において、 前記WEBブラウザは、 前記WEBブラウザに表示されるページに対する利用者
    の操作により変化したページの状態をURL中のクエリ
    ー文字列を用いて表現して生成するURL生成手段と、 前記URL生成手段により生成された前記クエリー文字
    列を含むURLを前記WEBサーバに送信することによ
    り該クエリー文字列を含むURLに対応するページの再
    生成要求を行うページ再生成要求手段と、 前記クエリー文字列を含むURLを該WEBブラウザに
    保存する保存手段とを具備することを特徴とするWEB
    ブラウザを用いた情報提供制御装置。
  8. 【請求項8】 前記WEBブラウザは、前記クエリー文
    字列に基づいてページの少なくとも一部領域の画像を生
    成する画像生成手段を備えたことを特徴とする請求項7
    記載の情報提供制御装置。
  9. 【請求項9】 前記画像生成手段は、前記WEBサーバ
    から前記ページの少なくとも一部領域の画像を生成する
    プログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項
    8記載の情報提供制御装置。
  10. 【請求項10】 前記URLは表示したページにおいて
    利用者が操作不能なクエリー文字列を含むものであっ
    て、 前記URL生成手段は、利用者の操作により変化したペ
    ージの状態を表すクエリー文字列についてのみ前記UR
    Lのクエリー文字列を変更することを特徴とする請求項
    7記載の情報提供制御装置。
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