JPH10306286A - 低コストの酸素検出プローブを用いる吸熱ガス発生器の自動制御装置 - Google Patents

低コストの酸素検出プローブを用いる吸熱ガス発生器の自動制御装置

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JPH10306286A
JPH10306286A JP10075482A JP7548298A JPH10306286A JP H10306286 A JPH10306286 A JP H10306286A JP 10075482 A JP10075482 A JP 10075482A JP 7548298 A JP7548298 A JP 7548298A JP H10306286 A JPH10306286 A JP H10306286A
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JP
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gas
control device
automatic
sensor
oxygen
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Application number
JP10075482A
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English (en)
Inventor
Randall R Conklen
アール コンクレン ランダール
Gary D Keil
ディー キール ゲアリー
Paul R Luebbers
アール ルーバース ポール
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Caterpillar Inc
Original Assignee
Caterpillar Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/30Controlling by gas-analysis apparatus

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス発生器のための制御システムを開示す
る。 【解決手段】 制御システムは、生成ガスの酸素含有量
に応じて、信号を発信する自動酸素センサーを含む。自
動式酸素センサーがコントローラに接続されガス発生器
の中に設けられており、センサーの先端部が第1の熱交
換器の下流側で、前記生成ガス内に設けられるようにな
っている。好ましくは、自動センサーの取付けは、生成
ガスが少なくとも4000°F(2204°C)の割合
で少なくとも1500°F(816°C)に冷却された
地点で行なわれる。コントローラは、酸素センサー信号
に応答して出力信号を発する。トリムバルブは、コント
ローラ出力信号を受信し、これに応答して投入ガスを変
化させ生成ガスの組成を変えるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス発生器に関する。
より詳細には、本発明は、低コストの酸素検出プローブ
を用いるガス発生器の自動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】吸熱ガスが、様々な材料の熱処理の保護
的な周囲ガスとして広く用いられており、浸炭のための
キャリヤーガスとしても用いられている。最も一般的に
は、吸熱ガスは、触媒を含む反応レトルト内で炭化水素
ガスと空気を高温で反応させることによって作られ、窒
素40%、水素40%、および一酸化炭素20%からな
る公称組成を有するクラス300のキャリヤーガスに指
定された一連の雰囲気ガスとして、アメリカ金属協会に
より規定されている。一般的な分析は以下の通りであ
る。 40.4%H2 19.9%CO 39.0%N2 0−0.4%CH4 0.1−0.4% H2 O 0.1−0.5% CO2 触媒は、一般的にニッケルを含浸した酸化アルミニウ
ム、すなわち絶縁耐火レンガ(IFB)の塊からなる。
一般的に、触媒ベッドの温度は、1800−2200°
F(982−1204°C)に維持される。このような
手段で吸熱ガスを生成するための方法が本分野において
知られている。例えば、このような吸熱ガスの生成の所
定の態様を記載する特許の1つが、米国特許第4、80
5、881号である。
【0003】実際には、1つか2つ以上の吸熱ガス発生
器が共に結合されており、ガスをヘッダーシステムを介
し1つか2つ以上の炉に供給するようになっている。ヘ
ッダーシステムに供給するのに必要とされる吸熱ガスの
総量を、どれだけの炉が作動しているか、あるいは各炉
が作動しているサイクル中のどの段階であるか、によっ
て変えることができる。いくつかの炉では、常時、安定
した状態の流れで作動し、他の炉は、作動中に流れ要求
が変化することがある。例えば、大きな流れが要求さ
れ、これによってドアが開けられ入口の浄化を行なうよ
うになっている。ヘッダー要求のこの変化のために、吸
熱ガス発生器に入る空気と炭化水素ガスの流れが変化す
ることになり、炭化水素ガスと空気との比を制御する必
要性が生じる。
【0004】吸熱ガスの組成は、投入ガスと空気の比だ
けではなく、投入ガスと空気の組成によって決定される
ことがよく知られている。空気の組成は、空気中の水蒸
気の量に従って変わる。投入ガスの組成も変えることが
できる。吸熱ガス発生器に使用される最も一般的な反応
ガスは天然ガスであり、様々な量のメタン、エタン、プ
ロパン、ブタン、ペンタン、酸素、窒素および別の炭化
水素を有するものとして知られている。天然ガスは、ま
た油領域からガスにより運ばれる少量の油蒸気も含む。
この油は、整備での所定の時間後、試験のときの天然ガ
ス管の内面の油コーティングとして見られることが多
い。多くの場合、油は天然ガスの管に設けられた点滴脚
部内に集積される。冬になり、寒冷前線がくると、共通
の天然ガス供給ヘッダーに接続されたバンク内の複数の
吸熱ガス発生器の全てが、ほぼ同時に吸熱ガス組成に相
当の変化を受けるのが極めて一般的である。これの一因
は、膨大の数の建築用ヒータが作動されると、増大した
天然ガスの流れによって発生する油蒸気の動きである。
所定の領域において、ガス供給物には、冬の間のピーク
シェービングとして、プロパンまたはプロパン/空気の
混合物が補充される。いかなる場合においても、反応ガ
スまたは空気の組成の変化が、依然として生成吸熱ガス
の組成に影響を及ぼす要因となっている。
【0005】吸熱ガスは、投入作用ガスと空気との比を
変化させることによって固有の濃度レベルに制御され
る。ガスの固有の濃度は、既知の式量により、残余する
2酸化炭素、水蒸気、または吸熱ガスに存在する酸素に
関連する。通常、吸熱ガス発生器に入るガスと空気の比
は、総称的に固定空気/ガス比制御システムといわれる
装置または一連の装置により確立される。一般的に、固
定の空気/ガス比制御システムは、ガスと空気の投入ラ
インの双方上にオリフィスを含む。1つか2つのオリフ
ィスが調整可能であればよいので、オペレータはその比
を所望の作動点に設定することができる。一般的に、空
気ラインに接続された圧力インパルスラインを有する機
械的比制御調整器を炭化水素ガスラインに設けることに
よって、比を自動的に維持する。空気流れの変化が、機
械的比制御調整器により検出され、対応する流れの変化
を炭化水素ガスに対し行なうようになっている。残念な
ことに、これらの機械的な比制御システムでは、炭化水
素と空気の比を発生器の拒絶範囲にわたり完全に維持で
きない。
【0006】これらの機械的な固定された空気/ガス比
制御システムにおける誤差を補償するために、1つか2
つ以上の残余したガス類が生成吸熱ガス流れの中で測定
されて、整定値と比較される。この比較に基づいて、炭
化水素ガスと空気の比を増大させることによって、吸熱
ガスの濃度をより濃くし、あるいは炭化水素ガスと空気
との比を減少させることによって、より希薄にすること
もできる。従来のシスムにおいて、ガスと空気比におけ
るこの変化は、固定された空気/ガス比制御システムの
手動調整によりなされるか、または生成吸熱ガス内の残
余したガス類を測定し、ガスまたは空気ライン上のトリ
ムバルブに対し排出量の調整を自動的に行なう制御シス
テムを用いることによって自動的に実行される。マラソ
ン・モニター・インク(MMI)により市場に出回り、
販売されている、このような自動システムの1つでは、
約24インチ(約61cm)の長さで、作用レトルトの
上部において下方向に挿入され、プローブ先端が触媒の
真上の所定点に存在するようになっている酸素プローブ
を利用する。この位置におけるセンサーは、相当に高温
(1800−2200°F/982−1204°C)の
吸熱ガスを受ける。MMIシステムにおいて、酸素セン
サーがMMIキャルブプロ(CarbPro)コントロ
ーラへの入力である電圧出力を発信させ、所望の整定点
からガス組成のエラーを計算して、出力信号をトリムバ
ルブへ送信し、ガスと空気の比を変更する。
【0007】自動制御システムが、従来技術において公
知である。しかし、全てのこのようなシステムでは欠点
を受けることになる。例えば、1つの既知の吸熱ガス制
御システムでは、生成吸熱ガスの二酸化炭素の含有量を
赤外線ガスアナライザで測定する。これらのシステムは
通常極めて正確であるが、高メンテナンスが必要なこ
と、高い分析費用、複雑なガスのサンプリング方式、お
よび規格化された組成のキャリブレーションガスでの頻
繁な校正が必要とされるという欠点を有する。さらに、
いくつかの吸熱ガス発生器に接続されると、サンプル流
れが発生器の間で切り換えられなければならないので、
CO2 赤外線制御システムはゆっくりとした制御を行な
う。通常、各発生器のガス流れをサンプル化し、分析す
るのに1分から2分を要する。例えば、単一の赤外線制
御システムが6個の吸熱ガス発生器のバンクに接続され
る場合には、制御システムは、分析のみを行い、6分か
ら12分ごとに1つの発生器に対する制御修正を行な
う。
【0008】別の既知のシステムでは、製品吸熱ガスの
水蒸気を測定し、この測定値に基づいた固定の空気/ガ
ス比制御システムに対する手動調整を含む。より複雑な
自動水蒸気測定システムが本分野において知られてい
る。手動水蒸気測定システムの重要な欠点は、生成吸熱
ガスの組成が、オペレータの技術と熟練さに極めて依存
することである。自動水蒸気測定システムも多くの欠点
を有する。例えば、これらはサンプルシステムを必要と
し、CO2 赤外線システムと同一の欠点を有するが、校
正するのは相当に困難である。そのため、最も商業的に
入手可能な自動制御システムでは、生成吸熱ガス流れの
中に残余する酸素を検出するための酸素プローブを利用
する。酸素プローブは連続DC出力電圧を与え、バルバ
ー・コルマン・モデル560のような単一のループコン
トローラに簡単に接続され、次いで、トリムバルブに接
続され、吸気ガス/空気比を修正するようになってい
る。しかし、一般的な酸素センサーは生成吸熱ガス流れ
に達するためには非常に長くなければならないこと、と
生成ガスに伴う高温を受けて、この高温に耐えなければ
ならないことのために、これらのセンサーは、一般的に
かなり高価なものとなる。例えば、MMIシステムで
は、炉周囲ガスにおける酸素の本質的な測定のために炉
壁を通って挿入されるのに使用されるのとほぼ同一の種
類の高価で(各約1500ドル)長いタイプの酸素プロ
ーブを用いている。
【0009】一般的に、既知の自動制御システムは、発
生器が複数のレトルトを有していても、発生器ごとに一
個の酸素プローブのみを用いる。本分野の当業者に公知
のように、複数のレトルトが設けられた吸熱ガス発生器
においてレトルトごとに流れが様々である。これらの流
れの変化は、生成吸熱ガスの組成に影響を及ぼす。レト
ルトを通るガスが高速度であるために、吸熱ガスは、レ
トルトが配置される加熱チャンバの作動温度に達するこ
とはないことはよく知られていることである。レトルト
を通る流量が大きくなればなるほど、レトルト内の吸熱
ガスにより得られるピーク温度がより低いものになる。
吸熱ガスにおける全分子種間の平衡関係が温度により影
響を受けるので、ガスの組成は流量とともに変動する。
MMIシステムのように、制御システムが一個のO2
ローブのみを有している場合には、1つのレトルト内の
酸素含有量のみが測定される。このために、レトルト内
の流量変数が異なる場合に、複数のレトルト発生器の全
出力を表すことがない可能性がある。複数の長いタイプ
の酸素プローブとコントローラとを用いるコストの高さ
と複雑さが、レトルトごとに一個の長い酸素プローブを
用いることを法外に高価なものにしている。長いタイプ
の酸素プローブの費用の問題は、生成吸熱ガスの温度の
ために、吸熱ガス発生器の用途において直面するセンサ
ーの寿命の際だった低下によりさらにひどいものにな
る。
【0010】費用の高い長いタイプの酸素プローブのた
めに、低コストの(各約30ドル)の自動式酸素センサ
ーを利用する吸熱発生器制御システムの開発が数多く産
出されてきた。このようなシステムの1つが米国特許番
号第5、211、820号(‘820特許とする)と、
同第4、060、807号(‘807特許)に記載され
ている。自動式センサーは、自動車に搭載するコンピュ
ータに使用するのに本来開発されたものであり、最適な
性能とエミッションを低減させるためにエンジン燃料/
空気混合気を制御するようになっている。これらは、4
00°Fから1500°F(204°から816°C)
の周囲空気中の酸素を検出するように設計されており、
最も良い状態で作動するのは800°Fから1200°
F(427°から649°C)の範囲である。800°
F(427°C)以下の温度で、プローブインピーダン
スが劇的に上昇して分極が生じ、極限状態の高い入力イ
ンピーダンスを有する電圧測定装置が使用されるまで、
不正確な電圧読み取りの原因となる。1500°F(8
16°C)以上の温度では、プローブの寿命が短くな
る。何故ならば、プローブの主本体が平坦な炭素鋼から
製造され、冷却されていない吸熱生成ガスの過酷な環境
に耐えることができないからである。これらの理由のた
めに、自動式のセンサーは使用するのが困難であった。
【0011】自動酸素センサーに伴う別の深刻な問題
は、検出プローブは長さが極めて短い(1インチ/2.
54cm未満)ことである。この制限については、‘8
07特許において、酸素センサーの先端を吸熱ガスのサ
ンプルにさらすことのできる分離した加熱サンプルチャ
ンバを使用することにより解決している。チャンバは電
気加熱エレメントで約1400°F(760°C)に加
熱される。‘807特許では、吸熱ガス発生器の用途に
おいて、自動式センサーを使用するための方法を開示し
ているが、‘820特許に詳細に記載する多くの欠点を
有する。‘820特許に記載するように、最も深刻な欠
点は、センサー先端の中にすすが生成され、センサーの
寿命をかなり短縮させる、すなわち2週間ほどの短さに
してしまうことである。すすの生成については‘807
特許に記載されており、プローブセンサーを取り除くこ
とと、ブラッシュでセンサーハウジング管を清浄にする
とことで解決している。センサーの頻繁な取り外しと、
センサーのクリーニングとは、明らかに、時間の浪費で
あり費用もかさむことになる。
【0012】すすの生成については、本分野において公
知の問題であり、平行な組成のシフトのために900°
Fから1500°F(482°Cから816°C)の範
囲の温度で一般的に発生する。‘820特許では、この
問題を900°F(482°C)以下で作動させること
によって解決しようと試みている。しかし、これをする
ために、システムは、自動式センサーに関し、ガスを適
切なレベルまで再加熱する専用のサンプルチャンバにサ
ンプル生成ガスを通すための導管を含む、重要な付加的
ハードウェアを必要とする。しかし、‘820特許のセ
ンサーは、すすのために詰まり始めてしまう。‘820
特許では、直流電圧をセンサー電極に印加することによ
ってセンサー先端から出るすすを燃やすことにより、こ
の欠点を解決する。MMI酸素プローブもすすで詰まり
始め、内部空気燃焼システムが設けられている。もちろ
ん、燃焼している間、センサーは有効な信号を発しな
い。従って、酸素センサーを用いる既存のシステムの別
の欠点は、特別なセンサーを燃焼させること、すなわち
クリーニングが周期的になされなければならないことで
あり、これに伴いセンサーが使用できないという損失を
有する。‘807特許と‘820特許の双方が、分離し
たサンプルチャンバに向けられるサンプル流れを利用す
るので、単一のレトルトの組成物ではなく、全体的に発
生した吸熱生成ガスをサンプリングするMMIシステム
に優る利点がある。しかし、‘807特許と‘820特
許システムの双方は、自動式プローブセンサーの長さの
物理的制限に適応するように別個のサンプルチャンバを
必要とし、センサーを加熱する手段を組み入れて、適切
なセンサー出力を達成するようになっている。
【0013】吸熱ガス発生器において酸素センサーを用
いる際の別の困難性は、新しい基準空気がセンサーに供
給されなければならないことである。本分野において公
知のように、固体の酸化ジルコニウムまたはチタン電極
を利用する全ての酸素センサーは、電極を通る酸化陰イ
オンを搬送することのために基準空気が減少することに
なる。MMIプローブのように、商業的に入手可能な、
ほとんどの長いタイプの酸素プローブ上には新鮮な基準
空気をセンサーに供給するたの手段が設けられている。
しかし、自動式酸化プローブは、一般的に同様な能力を
有していない。かわりに自動式プローブは、センサーへ
の新鮮基準空気の流れを制限し、センサーの先端が過度
に冷却されるのを防ぐようになっている。過度の先端冷
却が、‘820特許と、米国特許番号第4、147、5
13号(‘513特許)の双方により認識される問題で
ある。上述したように、基準空気の流れの制限は、セン
サーエラーを発生させることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1目的は、特
定のサンプルチャンバ、サンプルシステム、またはサン
プル先端を加熱するための手段を必要としない低コスト
の自動式酸素センサーを利用する酸素検出システムを提
供することである。本発明の別の目的は、自動酸素セン
サーを用い、発生器の平均酸素組成を表す単一の出力信
号を与えるような手段で出力信号を組み合わせて、吸熱
ガス発生器の各レトルトの酸素含有量をサンプリングす
る経済的な方法を提供することである。本発明の別の目
的は、特に酸素センサーからのすすをクリーニングする
燃焼サイクルを要しない自動酸素プローブを利用する制
御システムを提供することである。
【0015】本発明のさらに別の目的は、特別の基準空
気ポンプ、配管、あるいは予熱を必要としないで、セン
サーへの新鮮な基準空気を保証する確実な手段を組み入
れる自動式酸素プローブを用いる方法を提供することで
ある。本発明のこれらの目的、および別の目的と利点
が、図面と請求の範囲に関連した好ましい実施例の詳細
な記載を読むことから本分野の当業者であれば明白にな
るであろう。
【0016】
【実施例】以下は、本発明を実施するのに最良の形態の
詳細な記載である。本明細書において記載した1つの実
施例が本発明を定義するものではない。本発明は、請求
の範囲内にある実施例と均等例とを全て含むものであ
る。まず図1を参照すると、本発明の制御システムの好
ましい実施例の概略的ブロック線図が、吸熱ガス発生器
10に使用するものとして図示されている。本発明の制
御システムは、吸熱ガス発生器10に関連して図示され
ているが、多くの別のタイプのガス発生器にも使用でき
る。例えば、本発明が特に適用可能である別の用途で
は、高温で炭化水素ガスと空気とを反応させる発生器が
ある。発生器10の作動に関して従来知られているよう
に、吸熱ガスを製造する1つの商業的方法は、空気約
2.5部と炭化水素ガス1部とのガス混合物における化
学的結合を分解することである。本発明では炭化水素ガ
スを用いるが、吸熱ガスを発生させるための別の方法が
知られており、本発明について用いることができる。
【0017】炭化水素ガスと空気との相対的組成は、生
成吸熱ガスの「濃度」として、本分野において知られて
いる。従って、本分野における当業者は、濃度のより大
きいものとして、別のガスよりも、より大きい炭化水素
ガスと空気との比で発生した吸熱ガスに言及する。同様
に、本分野の当業者は、より濃度が希薄なものとして、
別のガスよりも小さい炭化水素ガスと空気比で発生した
吸熱ガスに言及する。吸熱ガス発生器10は、特に生成
吸熱ガスが熱処理の用途において使用される場合に、既
知の制御可能な濃度でガスを発生させることが重要であ
る。所望の調和した濃度で吸熱ガスを製造するために、
ガス発生器10に入るガスと空気の混合物を制御するこ
とが必要である。本発明の好ましい実施例において、既
知の固定空気/ガス比制御システム50が、炭化水素ガ
スと空気の比を設定するのに使用される。これらのシス
テムは、一般的にオリフィスを使用しており、ガスと空
気の投入ラインを制御するようになっている。1つか、
2つ以上のオリフィスが調整可能であればよく、オペレ
ータは、空気/ガス比を所望の作動点に設定でき、生成
吸熱ガスを所望の濃度に維持しようとするときには、そ
の比となるように、わずかな調整を行なうことができ
る。
【0018】比制御システム50は、場合によっては、
空気ライン12に接続された圧力インパルスラインを有
する炭化水素ガスライン13に設けられる機械的比制御
調整器(図示せず)を含む。機械的比制御調整器が本分
野において知られており、比制御システムは、空気流れ
投入ライン12における空気流量内で検出された変数に
関し、炭化水素ガス13の投入量を自動的に調整でき
る。残念なことに、これらの機械的な比制御システム
は、発生器の全拒絶範囲にわたり炭化水素ガスと空気の
比を完全に維持しない。固定比制御システム50におけ
る誤差を補償するために、トリムバルブ30がさらに付
け加えられていればよい。トリムバルブ30は、空気/
ガス投入比を変更して、吸熱ガスの調和性をより確実に
するために使用することができる。いくつかのシステム
においては、第2のトリムバルブ30aを用いることが
望まれることがある。
【0019】本発明の好ましい実施例において、トリム
バルブ30の制御が、コネクタ25を通りコントローラ
15からの出力となる制御信号を介し自動的に実行され
る。従って、発生器10に入る空気と炭化水素ガスとの
混合物が自動的に制御される。ガス発生器10内に含ま
れるのは、好ましくはコントローラ15、第1および第
2の酸素センサー35、40、第1および第2の温度セ
ンサー45、46を含むガス発生制御システムである。
コントローラ15は、センサー入力20、21を受け取
り、これに応答して制御出力信号25をトリムバルブ3
0に対し発信する。好ましい実施例において、発生器制
御システムは、単一のトリムバルブ30を含んでいれば
よい。しかし、図1に図示するように、システムは、空
気入力部12から空気/ガス比制御システム50の出力
部14まで接続された第2のトリムバルブ30aを含ん
でいてもよい。本発明の好ましい実施例では、トリムバ
ルブ30を自動的に制御するが、別の実施例では、トリ
ムバルブ30の手動作動を含む。本発明の好ましい実施
例において、センサー入力20、21は、表示装置(図
示せず)により受け取られる。次いでオペレータは、表
示装置を読み取り、トリムバルブ30(30a)を手で
調整して投入ガスを調整する。
【0020】多くの異なる商業的に入手可能なコントロ
ーラ15を本発明に関連して使用することができる。好
ましい実施例において、コントローラ15は、ヨーロタ
ーム・コーポレーションにより製造されている商業的に
入手可能なコントローラ、モデル963Dである。しか
し、本分野における当業者であればわかるように、請求
の範囲により定義された本発明の範囲から逸脱すること
なく、別のコントローラを容易にかつ簡単に使用するこ
とができる。コントローラ15は、好ましい実施例にお
いて、第1および第2の酸素センサー35、40および
第1および第2の温度センサー45、46を含むいくつ
かセンサーに接続されている。図1の好ましい実施例で
は、2つの酸素センサーを有する吸熱ガス発生器10を
図示しているが、別の実施例では、2つ以上であっても
2つ以下であってもよく、請求の範囲によって定義され
るように本発明の範囲内にある。同様に、図1の好まし
い実施例は、2つの温度センサーを有する吸熱ガス発生
器10を図示しているが、別の実施例では、2つ以上で
あっても2つ以下であってもよく、請求の範囲により定
義されているように本発明の範囲内にある。
【0021】ガス発生器10は、一定の割合で空気12
と炭化水素ガス13とを混合するガス/空気比制御シス
テム50を含む。上述したように、発生器により発生し
たガスは、一般的に投入量が空気1部に対し炭化水素ガ
ス2.5部の割合を有する場合に、ほぼ正しい濃度を有
する。比制御システム50は、初期にその比に設定され
ていても、製品ガスの濃度に影響を及ぼす別の要因があ
る場合がある。これらの要因は、とりわけ、吸熱ガスの
流量、投入炭化水素ガスの組成、および発生器の構成部
分の故障または低下した性能を含む。これらの要因と、
別の要因が、ガスの濃度に影響を及ぼすので、トリムバ
ルブ30が、これらの原因または別の原因から吸熱ガス
の濃度における変化を考慮してわずかに投入比を修正す
るために含まれている。ガス/空気比コントローラ50
は、本分野において公知の構成要素である。上述するよ
うに、ポンプ55に入るガス/空気混合物の比はトリム
バルブ30を扱うことにより修正でき、システムの変化
または入力ガス組成の変化にも対応できるようになって
いる。このように、ガス発生制御システムは、生成吸熱
ガスの排出量を調和した濃度に維持することができる。
【0022】好ましい実施例において、コントローラ1
5は、入力ライン20上の酸素センサー35、40と、
ライン21上の温度センサー45、46によって発せら
れた信号を読み取ることによって、生成吸熱ガスの酸素
含有量を推定し、生成吸熱ガスの濃度を計算する。本分
野において公知のように、変化する排出流れの状況で作
動する吸熱ガス発生器は、流れの変化に応じて可変酸素
センサー出力を作り出す。従って、センサー出力変化
は、反応ガスの組成の変化、空気組成の変化または別の
固定反応比システムエラーに加え流量の変化の結果によ
るものである。従って、生成ガス組成を正確に測定する
ために、コントローラ15は、流量を修正しなければな
らない。現在のプロセスコントローラは、一般的にプロ
セス設計者が複数の入力を与え、様々な入力信号を用い
た計算に基づいてプロセス信号を修正できる。このよう
な1つのコントローラには、ヨーロタームモデル963
Dがある。本出願の発明の好ましい実施例において、コ
ントローラ15は、第1および第2の温度センサー4
5、46を用いて生成ガス流れを修正する。好ましい実
施例において、第1および第2の温度センサー45、4
6はサーモカップルを含む。しかし、別の温度検出装置
も用いることができる。本分野の当業者に公知のよう
に、ガス発生器レトルトを出るガスの温度と、該レトル
トを通るガスの流れの間には直接的な関係がある。従っ
て、コントローラ15は、測定温度からレトルトを通る
ガス流れを計算できる。好ましい実施例では、レトルト
を通るガス流れを求めるために温度センサーを用いる
が、請求の範囲により定義されているように本発明の範
囲から逸脱することなく別の流れ検出法を用いることが
できる。例えば、圧力センサーを用いてもよい。さら
に、好ましい実施例において、レトルトを通る流量は、
重要な要因ではないことがあり、温度センサーから排除
できる。
【0023】図2は、流量の関数として、一定の0.1
5%の二酸化炭素レベルで作動され吸熱ガス発生器に関
する修正されていないプローブ電圧信号の変化を示す。
流れが7500立方フート/時間(cfh)の最高流量
から約5500cfhまで減少するときプローブ信号は
一定のままであることがわかる。5500cfhから最
低流量3500cfhまで、プローブ信号は約1165
mvに下降する。流量入力信号として酸素センサーの先
端近くの吸熱ガスの温度を使用することによって、酸素
センサープロセス値が、1176mvの目標値の±1/
2mv内で3500から5500cfhの範囲の流量に
関し修正される。コントローラ15は、図2のグラフに
図示された関係を用いて、流量の酸素センサー出力を修
正するようになっている。図2のチャートは、好ましい
実施例に使用された特定の発生器に関するものである。
しかし、本分野の当業者であれば、同一のチャートを、
別の発生器、あるいは異なる熱交換器のような異なる構
成部分を備えた同一の発生器に関し容易にかつ簡単に展
開することができる。好ましい実施例において、修正
が、グラフ上のサンプル点から二次方程式の適合度によ
って求められる二次方程式としてコントローラに表され
る。図示した特定の実施例の二次方程式は、: PVCORR=328.08−1.2353T+0.001
1567T2 425°C≦T≦500°C PVCORRは、生成ガス流量に関し修正された酸素センサ
ー電圧である。センサー読み取り値20、21で、コン
トローラ15が修正センサー電圧と所望のセンサー設定
電圧と比較する。所望電圧と修正電圧との間に変化があ
る場合には、コントローラ15は、出力信号25をトリ
ムバルブ30に発信し、ガスポンプ55に投入させるガ
スの組成を変更するようになっている。このように、コ
ントローラは投入混合物を変更し、発生器10の出力で
吸熱ガスの調和濃度をより確実にする。所定の実施例に
おいて、例えば、投入ガスと空気が十分な圧力を受けて
いる場合、ガスポンプ55が不要な可能性がある。
【0024】ガスポンプ55は、第1および第2の分散
オリフィス60a、60bに接続されているのが好まし
く、これらオリフィスは新しく入ってくるガス混合物が
第1および第2のレトルト65a、65bに均等に分散
され、各レトルトを通る流量が大体同じであることを確
実にすることの助けとなる。ガス発生器10は、単一の
レトルトまたは2つ以上のレトルトを本発明の請求され
た範囲から逸脱することなく使用できるが、本発明の好
ましい実施例においては、2つレトルト65aと65b
とを含む。本分野の当業者に公知のように、各レトルト
65a、65bは、新しく入ってくるガスの分解促進す
る触媒70を含む。発生器10は、新しく入ってくるガ
スを加熱して分解を発生できるようにする加熱手段75
を備えている。
【0025】次いで、高温吸熱ガスは、第1の熱交換器
80a、80bに入り、生成ガスを約1200°F(6
49°C)に急速に冷却する。ガスが、第1の熱交換器
80a、80bから通路82a、82bを通って第2の
熱交換器85a、85bまで通る。図1に示すように、
第1と第2の酸素センサー35、40と、第1および第
2の温度センサー45、46が通路82a、82b内に
設けられているのが好ましい。冷却吸熱ガスが第2の熱
交換器85a、85bから出て、発生器10の出口に進
む。本発明の好ましい実施例では、1つのレトルトあた
り2つの熱交換器80、85を含むが、別のガス発生器
システムでは単一の熱交換器を用いてもよく、請求の範
囲に定義されるような本発明の範囲内にあるものであ
る。上述するように、測定されるべきガスが約800か
ら1500°F(427から816°C)の温度範囲内
であるときに、自動式酸素センサーはより正確である。
触媒ベッドの真上の生成吸熱ガスの温度は、一般的に約
1800から2200°F(982から1204°C)
であり、適切な測定範囲に冷却されなければならない。
【0026】自動式酸素センサーを用いる前述の発生器
制御において、生成吸熱ガスは多量のすすを発生する。
本件出願の発明者は、すすの生成が生成吸熱ガスの冷却
率の関数であることを発見した。従って、すすの量は、
上限1800から2200°F(982から1204°
C)から測定範囲の800から1500°F(427か
ら816°C)の所望の測定値まで温度が下降する冷却
の割合を制御することによって制御することができる。
本発明の発明者は、ガスの冷却率が少なくとも4000
F(2204°C)度/秒であるときにすすの発生が最
低であることを発見した。従って、好ましい実施例にお
いて、少なくとも4000F(2204C)度/秒の割
合で冷却された後に、温度が約800から1500°F
(427°C−816°C)の範囲である点で、自動式
酸素センサーを生成吸熱ガス流れの中に配置することが
重要である。従って、酸素センサー35、40の適切な
配置が、本発明を適切に機能させるために重要である。
上述したように、本分野の当業者であれば、すすの発生
が酸素センサーの性能をかなり低下させることがわかる
であろう。上述したように自動式酸素センサーを攻略的
に配置することによって、すすによって発生するセンサ
ーの故障が回避されることになる。
【0027】図1の発生器の構成において、酸素センサ
ー35、40の適切な配置(すなわち、検出された生成
ガスが上述の要求に適合する)が、通路82a、82b
内に位置付けられる。しかし、別の発生器の構造におい
て、酸素センサー35、40の適切な配置が別の物理的
な配置でもよい。例えば、熱交換器の1つの既知の種類
のものが、一般的にシェルおよびチューブ熱交換器40
1といわれる。図4は、酸素センサー40の適当な配置
の点で取られたシェルおよびチューブ熱交換器の横断面
図を表す。横断面図では、生成吸熱ガスが進行するシェ
ル領域410を囲む熱交換器シェル400を図示してい
る。横断面図では、シェル領域420内部の水冷却チュ
ーブ410が図示されている。図1に図示したように、
第1および第2の酸素センサー35、40が平行に接続
されている。同様に、第1および第2の温度センサー4
5、46が平行に接続されている。本分野の当業者によ
り知られているように、センサーを平行に接続すること
によって、コントローラ15の各入力に与える電圧が各
個々のセンサーの電圧の平均を表すことになる。従っ
て、センサーが平行に接続されているために、コントロ
ーラは平均化を行なう必要がなく、コントローラ入力チ
ャネルの数を少なくできる。
【0028】図3を参照すると、本発明の接続に使用さ
れた自動式酸素センサー100の好ましい実施例が図示
されている。自動式酸素センサー100が、図1に示す
ように第1および第2酸素センサー35、40として使
用されるのが好ましい。好ましい実施例において、自動
式センサーは、パーツ番号25106169としてジェ
ネラル・モータズ・カンパニーから入手できる。別の酸
素センサーも、パーツ番号25105107号としてジ
ュネラル・モーターズ・カンパニーにより製造されてい
る単一ワイヤセンサーである。しかし、自動式酸素セン
サーの別のモデルも使用することができる。図3を参照
すると、本発明の発明者は、センサー100の本体11
0内の基準空気開口部105を機械加工することにより
自動式センサー100を修正した。好ましい実施例にお
いて、基準空気開口部105はスロット形状である。自
動式の用途において製造されるようなセンサー100が
十分な基準空気の流れをセンサーの基準側に流すことが
できないために、これらの基準空気開口部105が望ま
れる。センサー100内の基準空気開口部105が、セ
ンサーの基準側にアクセスしてより大きな基準空気を発
生させるので、酸素陰イオンの減少のために、センサー
が莫大な読み取り値を与えることがなくなる。図3の実
施例では、センサー100の本体内で機械加工されたス
ロット105を示しているが、孔又は別の形状も本発明
の範囲から逸脱することなく本体110から切断するで
きる。本体の最小スロット面積は、十分な基準空気をセ
ンサーの基準側上に循環させることができるためには、
0.001平方インチ(0.025平方ミリメートル)
でなければならない。基準空気開口部の最大の大きさと
数のみが、本体105の構造により制限を受ける。本発
明の好ましい実施例において、センサー本体上のスロッ
ト面積は約0.03平方インチ(0.76平方ミリメー
トル)である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸熱ガス発生器の好ましい実施例の概
略図である。
【図2】本発明の発生器制御装置の好ましい実施例にお
いて使用された温度修正のグラフ図である。
【図3】本発明の実施例に関し使用された典型的な自動
酸素センサーである。
【図4】酸素センサーとサーモカップラとを備えたシェ
ルおよびチューブ熱交換器の断面図である。
【符号】
10 ガス発生器 12 空気ライン 13 炭化水素ガスライン 15 コントローラ 30 トリムバルブ 35 第1酸素センサー 40 第2酸素センサー 45 第1温度センサー 46 第2温度センサー 50 比制御システム 55 ポンプ 65a 第1レトルト 65b 第2レトルト 70 触媒 80a 第1熱交換器 80b 第2熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲアリー ディー キール アメリカ合衆国 イリノイ州 61529 エ ルムウッド アールアール 2 (72)発明者 ポール アール ルーバース アメリカ合衆国 イリノイ州 61615 ピ オーリア ウェスト ハイメドー レーン 5424 アパートメント ティーエイチ2

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入ガスに接続された混合制御装置と、
    トリムバルブと、レトルトと、触媒と、加熱手段および
    第1および第2熱交換器と、を含むガス発生器の自動制
    御装置であって、 コントローラと、 第1の熱交換器の下流側に接続されており、該第1の熱
    交換器から流れるガスの酸素含有量に応答して信号を発
    する自動式酸素センサーと、を備え、前記コントローラ
    が前記信号を受信して、制御信号を発するようになって
    おり、 前記コントローラにより発せられた出力信号に応答する
    トリムバルブが設けられた自動制御装置。
  2. 【請求項2】 第2の熱交換器を含んでおり、 前記酸素センサーが前記第1および第2の熱交換器との
    間に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記
    載の自動制御装置。
  3. 【請求項3】 第2の熱交換器と、 前記第1および第2の熱交換器を接続する通路と、 を備え、 前記酸素センサーが前記通路内に設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載の自動制御装置。
  4. 【請求項4】 検出温度に応答した出力を有する、前記
    第1の熱交換器の下流側に取り付けられた温度センサー
    を含んでおり、 前記コントローラは、前記温度センサー出力を受け取
    り、該出力に基づいて流量補償係数を計算するようにな
    っていることを特徴とする請求項1に記載の自動制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記自動式酸素センサーは、該センサー
    の本体内に基準空気開口部を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の自動制御装置。
  6. 【請求項6】 前記自動式酸素センサーは、該センサー
    の本体内に基準空気開口部を含むことを特徴とする請求
    項4に記載の自動制御装置。
  7. 【請求項7】 投入ガスに接続された混合制御装置と、
    トリムバルブと、レトルトと、触媒と、加熱手段および
    第1および第2熱交換器と、を含むガス発生器の自動制
    御装置であって、 生成ガスの流れの酸素含有量に応答して出力を作り出
    し、前記生成ガスが少なくとも4000F(2204
    C)度/秒の割合で測定温度に冷却される場合に、触媒
    の下流側の一点において、前記生成ガスの流れの中で前
    記ガス発生器に設けられた酸素センサーと、 該酸素センサー出力を受け取り、トリムバルブ制御信号
    を発するコントローラと、 を含む自動制御装置。
  8. 【請求項8】 前記混合物制御装置に組み合わされてお
    り、前記トリムバルブ制御信号に応答するようになった
    トリムバルブを含むことを特徴とする請求項7に記載の
    自動制御装置。
  9. 【請求項9】 検出温度を表す出力を有し、前記触媒の
    下流側の前記生成ガスの温度を検出するようになってい
    る温度センサーを含んでおり、 前記コントローラは、前記温度センサー出力に応じて酸
    素測定補償を行なうようになっていることを特徴とする
    請求項7に記載の自動制御装置。
  10. 【請求項10】前記自動酸素センサーは、該センサーの
    本体内に基準空気開口部を含むことを特徴とする請求項
    7に記載の自動制御装置。
  11. 【請求項11】前記自動酸素センサーは、該センサーの
    本体内に基準空気開口部を含むことを特徴とする請求項
    9に記載の自動制御装置。
  12. 【請求項12】前記測定温度は1500°F(816°
    C)未満であることを特徴とする請求項7に記載の自動
    制御装置。
  13. 【請求項13】前記測定温度は1500°F(816°
    C)未満であることを特徴とする請求項9に記載の自動
    制御装置。
  14. 【請求項14】前記測定温度は1500°F(816°
    C)未満であることを特徴とする請求項11に記載の自
    動制御装置。
  15. 【請求項15】前記熱交換器は、シェル領域とチューブ
    領域とを有するシュルおよびチューブ熱交換器を含んで
    おり、前記生成ガスが前記シェル領域を通って前記冷却
    媒体が前記チューブ領域を通るようになっており、 前記酸素センサーが、前記熱交換器の前記シェルを介し
    て前記生成吸熱ガス流れの中に設けられていることを特
    徴とする請求項7に記載の自動制御装置。
JP10075482A 1997-03-25 1998-03-24 低コストの酸素検出プローブを用いる吸熱ガス発生器の自動制御装置 Abandoned JPH10306286A (ja)

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