JPH1030595A - ガス絶縁変圧器用ガス送風装置 - Google Patents

ガス絶縁変圧器用ガス送風装置

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JPH1030595A
JPH1030595A JP8184396A JP18439696A JPH1030595A JP H1030595 A JPH1030595 A JP H1030595A JP 8184396 A JP8184396 A JP 8184396A JP 18439696 A JP18439696 A JP 18439696A JP H1030595 A JPH1030595 A JP H1030595A
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JP
Japan
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blower
gas
transformer
noise
blade
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Application number
JP8184396A
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English (en)
Inventor
Susumu Yamazaki
山崎  進
Shigesaburo Komatsu
茂三郎 小松
Kiyoto Hiraishi
清登 平石
Hiroyuki Fujita
裕幸 藤田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の変圧器本体では冷却性能向上による本体
の小形化の課題があり、冷却装置では、ガス強制循環用
ブロワの騒音低減と、ブロワ騒音が変圧器本体まで広が
らないガス配管構造の改良による低騒音化、さらにブロ
ワ効率向上等による強制冷却装置の小形化等の課題があ
った。 【解決手段】ブロワの形式が多翼形式で、ガスブロワを
閉回路配管で使用するガス循環ブロワにおいて、ガス絶
縁変圧器の容量に応じてガス循環用ブロワの流量と静圧
の仕様点も異なるので、各々の流量と静圧において循環
ブロワが最も高効率でかつ低騒音で作動するように、ブ
ロワの形式と回転数を適宜に選定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変電所等に設置さ
れているガス絶縁変圧器用ガス送風装置に係り、ブロワ
の形式が多翼形式で、ガスブロワを閉回路配管で使用す
るガス循環ブロワにおいて、特に静音化とブロワ効率の
向上に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガス絶縁変圧器用強制の冷却装置
は、特開平7−72758号公報や特開平4−1687
07号公報に記載されているものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置は、変
圧器本体の側面に冷却器とブロワを配置しており、ブロ
ワと変圧器間のガス配管を通じて、ブロワの高い騒音が
変圧器全体に放射される。またブロワの上流に冷却器が
近接して配置されているため、冷却器による流れの乱れ
が下流のブロワ内の羽根車に流入してブロワ騒音をさら
に高くしており、このためブロワと変圧器が同じレベル
の高い騒音となって、変圧器周囲に騒音を放散してい
る。さらに従来のブロワの形態は、ブロワ単体での効率
は高くても上流の冷却器との接続形態を考慮した形態で
はないため、ブロワ内の流体損失が大きくなってブロワ
効率が大幅に低下し、このためブロワ単体騒音がさらに
高くなりブロワ容積も大きかった。
【0004】電力の消費が集中する大都市では変電所を
ビル内に設置する傾向があり、変圧器として、不燃で絶
縁性に優れたSF6ガスを変圧器内に封入したガス絶縁
変圧器が使用される趨勢にある。本ガス絶縁変圧器は従
来の油絶縁変圧器に比べ冷却性能が低下するため、変圧
器本体、および強制冷却装置の容積が大きいこと、また
騒音が高い等の短所があり、ガス絶縁変圧器の小形化、
低騒音化が期待されている。
【0005】このため変圧器本体では冷却性能向上によ
る本体の小形化の課題があり、冷却装置では、ガス強制
循環用ブロワの騒音低減と、ブロワ騒音が変圧器本体ま
で広がらないガス配管構造の改良による低騒音化、さら
にブロワ効率向上等による強制冷却装置の小形化等の課
題があった。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解決すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため小形で静音化の図られたガス絶縁変圧器のガ
ス送風装置を提供する。ブロワの形式が多翼形式で、ガ
スブロワを閉回路配管で使用するガス循環ブロワにおい
て、本発明では、ガス絶縁変圧器の容量に応じてガス
循環用ブロワの流量と静圧の仕様点も異なるので、各々
の流量と静圧において循環ブロワが最も高効率でかつ低
騒音で作動するように、ブロワの形式と回転数を適宜に
選定する。また上記において循環ブロワの形式が多翼
ブロワの場合に、ブロワケーシングを効率が向上し、ま
た騒音が低下するように、サクションコーン内面を軸
方向に複数の円弧で曲線形成する。さらにブロワの前
後に(冷却器とブロワの間、およびブロワと変圧器本体
間)小形で高性能の消音器を挿入し、ブロワ騒音が変圧
器本体まで放射せず、ブロワ付近のみが騒音の音源とな
るガス循環配管系としている。
【0008】本発明では、さらに多翼ブロワの効率が向
上し、騒音が低下するように、羽根車の下流直後のノ
−ズ部形状を改良し、また本多翼ブロワの信頼性を向上
させるために、ガスブロワの周囲配管内に流速計を、
ガスブロワ駆動モ−タ内に異常現象測定装置と軸受強制
潤滑油用油面計を備えている。
【0009】まずでは、変圧器を最適に冷却するに
は、変圧器容量によって発熱量が異なってもブロワとし
て高性能で低騒音のブロワを使用することとし、このた
め流量と静圧との関係では流量が25m3/min以下
の小流量域では静圧に関係なく6極で回転する(例えば
電源周波数が50Hzの場合約960rpm)多翼ブロ
ワを使用し、25〜50m3/minの中大流量域で
は、静圧が400mmAq以下では4極で回転する(例
えば電源周波数が50Hzの場合約1460rpm)の
ターボブロワを、400以上で〜600mmAq以下で
は6極で回転する多翼ブロワを、600以上で〜800
mmAq以下では4極で回転するターボブロワを使用、
800mmAq以上では4極のターボブロワと6極の多
翼ブロワを使用する形態とすれば、当該ブロワはそのブ
ロワ仕様(流量と静圧)において、高性能で低騒音の仕
事を発揮することができる。
【0010】または、従来のサクションコーン形状は
サクションコーン入口からサクションコーン出口(軸方
向に羽根車入口の位置とと同じ)まで流れ方向に管径が
直線状に減少する円錐形であり、サクションコーン出口
で羽根車内に急激に流入させる形態のため羽根車の側板
側に大きな乱れが発生し、ブロワ効率が低く騒音が高か
った。そこで本発明ではサクションコーンを軸方向に2
円弧で形成し吸込管内でゆっくりとした増速させて冷却
器による乱れを低減し、気流を羽根車内に滑らかに流入
させている。
【0011】またとは、多翼ブロワについてのケー
シング形状の改良に関するもので、ケーシングのノーズ
位置がケーシングの吐出管の底板位置と羽根車中心位置
と同位置にならない形状とし、サクションコーンの先端
のR寸法を大きく採ってケーシングとサクションコーン
との隙間を最適にすることにより、サクションコーン内
部、羽根車内部の流体損失が小さくなり、このケーシン
グとサクションコーンにより、サクションコーンと羽根
車内での流体損失が従来より大幅に低減してブロワ効率
が向上するので、ブロワの低騒音化と小形化ができる。
【0012】さらに上記は、ブロワ騒音がガス配管を
通じて変圧器本体に伝搬して、変圧器周囲に騒音を放散
するのを防ぐためブロワの上流側と下流側に小形・高性
能の消音器を挿入している。本発明の消音器の構造は、
広い周波数域の騒音を低減する抵抗型消音部と卓越した
周波数の騒音を低減する共鳴型消音部との複合型消音構
造としている。
【0013】上述の発明により、小形で低騒音、高効率
のガス絶縁変圧器用ガス送風装置が提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の一実
施例について説明する。
【0015】図1は、本発明の実施例を示す変圧器本体
及び強制冷却装置から構成されるガス絶縁変圧器の概略
図である。図1において、変圧器は、巻線1、鉄心2を
内蔵した変圧器外筒3、変圧器外筒3の側面に、冷却器
4、ブロワ5、冷却器4とブロワ5をつなぐガス配管7
a、ブロワ5と変圧器外筒3とをつなぐガス配管7b、
モータ6、及び変圧器外筒3と冷却器4とをつなぐガス
配管7から構成される。
【0016】このような構成のガス絶縁変圧器用強制冷
却装置において、冷却ガス(例えばSF6)9は、変圧
器外筒3内で、高温度の巻線1や鉄心2等を冷却し、ガ
ス配管7を通って、冷却器4へ流入し、冷却器4内で冷
却され、さらに冷却器4からガス配管7aに流入し、ブ
ロワ5から配管7bを通って変圧器外筒3へ圧送してい
る。ブロワ5の形式は、羽根の回転方向に前進形状の多
翼形式で、ガスブロワは図1のように閉回路の配管形態
で使用される循環ブロワである。
【0017】本実施例は、変圧器の容量が種々に変わ
り、変圧器本体内の発熱量が変化しても、変圧器冷却用
循環ガスブロワとしてブロワの作動点(流量、静圧)に
おいて、高性能で低騒音でブロワ作用が発揮できるよう
に、ブロワの形式と回転数(電源周波数とモータの極数
で決まる)を最適に選定したことである。
【0018】図2は、本発明に係る多翼ブロワ部分を示
し、本ターボブロワの上流には配管26をフランジ25
とフランジ25aで接続し、高圧のガス9eが本ブロワ
に流入する。本発明ではサクションコ−ン14の形状
が、軸方向に見て点イと点ロ間は半径R1の円弧で形成
し内周側に凹面の形状とし、また点ハと点ニ間は半径R
2の円弧で形成して内周側に凸面の形状とし、点イから
点ニまで複数の円弧で曲線形状に形成している。
【0019】図3は本発明の他の実施例で、サクション
コーン14aが軸方向に見て点イの直径と点ニの直径が
大きく違っている場合で、点イと点ロ間は半径が大きい
円弧で形成してほぼ直線状とし、また点ハと点ニ間は図
2の場合と同様に半径R2の円弧で形成して内周側に凸
面の形状としている。
【0020】図4は本発明の他の実施例で、本多翼ブロ
ワの信頼性を向上させるためにガスブロワ5の周囲配管
内に流速計22を、またガスブロワ駆動モ−タ6に異常
現象測定装置23と軸受強制潤滑油用油面計24を備え
ている。
【0021】図5は、ガス絶縁変圧器用循環ブロワの使
用性能図で、変圧器の容量によってガスの冷却流量は2
0m3/min、30、40、50m3/minがあり、
また変圧器本体内や強制冷却配管内の流路抵抗の合計
(これがブロワの静圧の仕様となる)が300mmA
q、500、700、900mmAqが有る。これら流
量と静圧の組合せは多種あるので、多種の仕様に対する
最適なブロワ形式は1種ではなく、幾つかに分類でき、
この分類について本発明は最適なブロワの形式と回転数
の選定法を提供する。
【0022】ブロワ形式の選定に際しては、ブロワの仕
様(流量、静圧)に対応して比速度が基本となる。比速
度は、流量をQ(m3/min)、静圧をPs(mmA
q)、回転数をN(rpm)としたとき、比速度Nsを
次式で表わすと、比速度Nsは、
【0023】
【数1】
【0024】ここに各々の単位はN:rpm、Q:m3
/min、Pt:mmAq、ρ:kg/m3となる。こ
の比速度Nsの値を図2に当てはめ、ブロワの各種仕様
において、高性能で低騒音の仕事をするブロワ形式と回
転数を選ぶと図6となる。
【0025】図6は、ブロワの仕様により、流量Qが2
5m3/min以下(図6に示す(A)の範囲)におい
ては、静圧に関係なくモ−タの極数が6極で回転する
(電源周波数が50Hzの場合960rpm)多翼ブロ
ワ、25〜50m3/minの場合は、静圧Psが40
0mmAq以下((B)の範囲)ではモ−タの極数が4
極で回転する(電源周波数が50Hzの場合1450r
pm)ターボブロワ、400以上〜600mmAq以下
((C)の範囲)で6極で回転する多翼ブロワ、600
以上〜800mmAq以下((D)の範囲)で4極のタ
ーボブロワ、800mmAq以上で((E)の範囲)で
は4極で回転するターボブロワと、6極で回転するの多
翼ブロワの何れかを選定すれば、何れの作動点において
もブロワを高効率でかつ低騒音で作動させることができ
る。
【0026】図7は本発明の他の実施例で、多翼ブロワ
のケーシング形状に関する。本発明では、吐出管の底板
10bと羽根車回転中心Oを通る座標軸X−X´との長
さy1とし、y1と羽根車外径D2との比y1/D2が0.
1〜0.4とし、また、ノーズ部12の先端位置と吐出
管底板10bまでの長さy2と羽根車外径D2との比y2
/D2を0.05〜0.20としている。ケーシング1
0の吐出管底板10bを上記の位置を採ると、y1が0
で吐出管底板が座標軸X−X´上に在る場合に比べ効率
の向上と騒音低減が得られる。また、ノーズ高さy2
0の場合に比べても圧力の向上と騒音低減が得られる。
【0027】図8は本発明の他の実施例である。本発明
では冷却器4による乱れがブロワ5に流入してブロワ騒
音が増加するのを防ぎ、ブロワ騒音がガス配管を通じて
変圧器外筒3に伝搬して、変圧器系全体の騒音が高くな
るのを防いで低騒音化を図るために、ブロワ5の上流側
と下流側に消音器16、消音器16aを挿入して低騒音
化を図っている。本発明の消音器は2つの作用があり、
まず1番目は、冷却器による乱れを減衰する作用もある
ので、ブロワの上流側に挿入することにより、新たなブ
ロワ騒音を発生するのを防ぐことができる。2番目は消
音器本来の機能で、広い周波数域の騒音を低減してい
る。
【0028】本発明の消音器の構造は図9に示すよう
に、外筒17の内周側に吸音材20を内蔵して抵抗型消
音器構造とし、金網21によって吸音材20を支えてい
る。また消音器内には共鳴管18を設けて抵抗型と共鳴
型の複合型構造としている。抵抗型消音部は広い周波数
域のブロワ騒音を低減すると同時に、共鳴型消音部では
羽根車の回転音(回転数×羽根数の周波数の騒音)と高
次音(回転音周波数の2〜4倍の周波数の騒音)卓越音
が低減できるので、騒音の音色がソフトにすることがで
きる。本消音器を冷却器とブロワの間、及びブロワと変
圧器の間に挿入すれば、ブロワ騒音が変圧器本体まで放
射するのを防いで、ブロワ付近のみが騒音の音源とな
り、変圧器周囲の騒音が大幅に低減する。本実施例で
は、吸音材20の材質としてガス(例えばSF6)に腐
食や変質しない吸音材、例えば木棉綿等を使用してい
る。
【0029】以上のブロワ形状と消音器を含めたブロワ
通風系の発明により、従来の冷却器による乱れの低減に
よるブロワ騒音の増加を無くすると同時に、ブロワ騒音
の変圧器全体への伝搬の防止により、ブロワ効率の大幅
な向上により、ガス送風装置の容積の小形化と、ブロワ
付近だけでなく変圧器全体の騒音を従来より大幅に低減
できる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ブロワの仕様(流量
と静圧)に応じて、モ−タの極数が4極のターボブロワ
と、モ−タの極数が6極の多翼ブロワを適宜に選定すれ
ば、ブロワを高効率でかつ低騒音で作動させることがで
き、ガス送風装置の駆動電力が約6%低減し低騒音のガ
ス絶縁変圧器用ガス送風装置が得られる。また、上記
において循環ブロワの形式が多翼ブロワの場合に、サ
クションコーン内面を軸方向に複数の円弧で曲線形成す
れば、従来の直線状に減少する円錐形に比べ、サクショ
ンコーン内でゆっくりとした増速させて冷却器による乱
れを低減し、気流を羽根車内に滑らかに流入させること
ができるので、ブロワ効率が3%向上し、騒音は2dB
低減させることができる。さらに本発明では、ブロワ
の前後(冷却器とブロワの間、およびブロワと変圧器本
体間)に小形で高性能の消音器を挿入し、ブロワ騒音が
ガス配管を通じて変圧器本体に伝搬して、変圧器周囲に
騒音を放散するのを防止している。本発明の消音器の構
造は、抵抗型消音部と共鳴型消音部との複合型消音構造
としているので、卓越した音を低減すると同時に広い周
波数域の騒音も低減することもできる。ブロワ騒音が変
圧器本体まで放射せず、ブロワ付近のみが騒音源となる
ので、変圧器本体付近の騒音はブロワ付近より約7dB
低くなる。
【0031】本発明では、さらに羽根車の下流直後の
ノ−ズ部形状やケ−シング吐出管底板の位置の改良によ
り、サクションコーンの先端のR寸法を大きく採ってケ
ーシングとサクションコーンとの隙間を最適にすること
により、サクションコーン内部、および羽根車内部の流
体損失が小さくなり、このケーシングとサクションコー
ンにより、サクションコーンと羽根車内での流体損失が
従来より大幅に低減し、ブロワ効率は3%向上し、騒音
も2dB低減させることができた。
【0032】さらに本発明では本循環ブロワ装置の信頼
性を向上させるために、ガスブロワの周囲配管内に流
速計を、ガスブロワ駆動モ−タ内に異常現象測定装置と
軸受強制潤滑油用油面計を備え、変圧器本体およびガス
送風装置を長期間にわたり安定して作動させさせること
ができる。
【0033】上述の〜の発明により、従来の不燃変
圧器用多翼ブロワに比較し、ブロワ効率を6%向上で
き、さらに、変圧器全体の騒音を11dB低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施例。
【図2】本発明における実施例。
【図3】本発明における実施例。
【図4】本発明における実施例。
【図5】本発明における実施例。
【図6】本発明における実施例。
【図7】本発明における実施例。
【図8】本発明における実施例。
【図9】本発明における実施例。
【符号の説明】
1…巻線、2…鉄心、3…変圧器外筒、4…冷却器、5
…ブロワ、6…モータ、7…配管、7a…配管、7b…
配管、8…ガス仕切板、9…冷却ガス、9a…冷却ガ
ス、9b…冷却ガス、9c…冷却ガス、9d…冷却ガ
ス、9e…冷却ガス、10…ケーシング、11…羽根
車、12…ノーズ、14…サクションコーン、16…消
音器、16a…消音器、17…消音器外筒、18…共鳴
管、19…接続管、20…吸音材、21…金網、22…
流速計、23…異常現象測定計、24…油面計、25…
フンンジ、26…接続管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 裕幸 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻線や鉄心等を外筒内に内蔵した変圧器本
    体と、冷却器、ガスブロワ及びこれらを接続するガス配
    管から構成されるガス絶縁変圧器で、羽根が前向形状の
    多翼形ブロワを閉回路配管で使用するガス循環ブロワに
    おいて、サクションコーン内面を軸方向に複数の円弧で
    曲線形成したことを特徴とするガス絶縁変圧器用ガス送
    風装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のガス絶縁変圧器用多翼形ブ
    ロワにおいて、ガスブロワの周囲配管内に流速計を、ガ
    スブロワ駆動モ−タ内に異常現象測定装置と軸受強制潤
    滑油用油面計を備えたことを特徴とするガス絶縁変圧器
    用ガス送風装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のガス絶縁変圧器用多翼形ブ
    ロワにおいて、冷却器とブロワの間、及びブロワと変圧
    器本体の間に吸音材を内蔵した消音器を配設したことを
    特徴とするガス絶縁変圧器用ガス送風装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のガス絶縁変圧器用多翼形ブ
    ロワにおいて、ガス循環ブロワの仕様点によって流量が
    25m3/min以下では静圧に関係無く6極の多翼ブ
    ロワを、25〜50m3/minでは静圧が400mm
    Aq以下では4極のターボブロワを、400以上で〜6
    00mmAq以下では6極の多翼ブロワ、600以上で
    〜800mmAq以下では4極のターボブロワを使用
    し、800mmAq以上では4極のターボブロワと6極
    の多翼ブロワの何れでも使用できるように使い分けたこ
    とを特徴とするガス絶縁変圧器用ガス送風装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載のガス絶縁変圧器用多翼形ブ
    ロワにおいて、ブロワケーシングの吐出管の底板と羽根
    車回転中心との長さ(底板位置寸法)をy1としたと
    き、y1と羽根車の径D2との比y1/D2が0.1〜0.
    4となるようにしたことを特徴とするガス絶縁変圧器用
    ガス送風装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載のガス絶縁変圧器用多翼形ブ
    ロワにおいて、ノーズ先端位置と底板との長さ(ノーズ
    高さ)をy2としたとき、y2と羽根車の径D2との比y2
    /D2が0.05〜0.20となるようにしたことを特
    徴とするガス絶縁変圧器用ガス送風装置。
JP8184396A 1996-07-15 1996-07-15 ガス絶縁変圧器用ガス送風装置 Pending JPH1030595A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012087654A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Toshiba Corp ガスブロア及びその内部異常検出方法
CN107424743A (zh) * 2016-11-18 2017-12-01 蔡洪祥 一种变压器装载机架
RU203274U1 (ru) * 2019-12-13 2021-03-30 Акционерное Общество Холдинговая Компания "Электрозавод" (Ао "Электрозавод") Трансформатор с заполнением сжатым воздухом

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