JPH10304422A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH10304422A
JPH10304422A JP9107383A JP10738397A JPH10304422A JP H10304422 A JPH10304422 A JP H10304422A JP 9107383 A JP9107383 A JP 9107383A JP 10738397 A JP10738397 A JP 10738397A JP H10304422 A JPH10304422 A JP H10304422A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
printed circuit
printed
battery
printed board
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Pending
Application number
JP9107383A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Katada
信之 片田
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10304422A publication Critical patent/JPH10304422A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電子機器において制御回路系ノイズが高周波回
路(無線系)に侵入することを防ぐ。 【解決手段】複数のプリント板間でのデータ送受信を光
信号にて行うためにデータ送信側には発光ダイオード
(L)を、データ受信側にはフォトセンサ(S)をそれ
ぞれのプリント板が所定の位置関係になったときに対向
するよう配置する。また2枚で構成されるプリント板が
所定の位置関係で組み込まれたとき2枚のプリント板へ
同時に接触し電源供給する電池21と電池端子を持ち、
制御系部品を主に搭載したAFプリント板側ではさらに
インダクタ20を通してから各部へ供給するようにし、
電源ラインが交流的に切り離されてAFプリント板から
発生するノイズが、無線系部品を主に搭載したRFプリ
ント板に侵入することを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のプリント板か
ら構成される電子機器に関し、特にプリント板間の信号
送受信を光信号により行う電子機器、例えば無線選択呼
出受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の例として無線選択呼出受信機
について説明する。基地局より送信された信号は無線部
にて受信し、検波・波形整形されたベースバンド信号は
制御部に送られる。制御部では受信信号を解析し、ID
ROMに予め書き込まれたID番号が受信した信号内に
含まれていると当該受信機への呼出であると判断し、I
D番号に続く受信メッセージの表示部への表示とメモリ
ーへの格納を行い、さらに報知部へ報知信号を送り使用
者へ知らせる。
【0003】また、電池寿命の延命のために無線部をオ
ン・オフさせる間欠動作信号が制御部から無線部用の定
電圧電源回路へ送出され、無線部がこの間欠動作信号が
Hレベルの時に動作しLレベルの時は停止するように定
電圧電源が出力される。無線部にシンセサイザー方式を
採用している場合は、制御部から無線部へ動作に必要な
データを、電源投入時や同期がはずれた時などに送出す
る。
【0004】電池電圧低下の検出機能が付加されている
場合は、電池電圧が所定の電圧より下がると、L→Hま
たはH→Lのようにレベルが変化する低電圧検出部出力
信号を制御部へ送出する。制御部は低電圧になったこと
を認知し、表示部への表示と報知部への信号送出により
使用者へ知らせる。
【0005】以上述べたように無線選択呼出受信機では
多くの信号授受が行われており、これを複数のプリント
板にて構成するとプリント板間の信号授受が必要となっ
て、これを実現するために電気的に接続するコネクタを
使用することとなる。また、電源も複数のプリント板へ
供給するために、一つのプリント板へ電池端子を介して
供給され、他のプリント板へは前記コネクタを使用して
供給している。
【0006】従来技術の一例として、特開平8−140
161号公報においては、1枚のプリント板上に高周波
回路部と制御回路部が搭載された状態でフォトカプラを
使用することにより高周波回路部と制御回路部との間の
信号授受を行い、さらに個別の電源回路を設けて制御回
路部ノイズを高周波回路部へ伝わらないような構成とし
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】無線選択呼出受信機は
年々小型化が進み、内部のプリント板面積は縮小し、複
数のプリント板を使用している受信機では、それぞれの
プリント板間隔が狭くなっている。これに伴い、プリン
ト板に搭載する部品の配置間隔や、使用するICの小型
化によってピンピッチが狭くなっている。制御系部品を
主に搭載するプリント板では、IC等の大型部品を配置
すると残された搭載可能部分の自由度はなくなり、さら
に複数の大型部品を搭載するとコネクタから離れた場所
に配置せざるをえない部品や、ICのピンが発生する。
したがって、部品からコネクタまでの配線は必要以上に
長くなり、他のパターンや配線と隣接させずに結線する
ことも困難になっている。無線系部品を主に搭載したプ
リント板でも、水晶部品等の大型な部品があるために無
線特性を最適にするような理想的パターン設計が困難な
状態となっている。
【0008】また、高機能化も同時に進むため処理デー
タは増加・複雑化し、このデータを短時間で処理するに
はより高速クロックで動作する制御部が必要となる。こ
の結果、高速クロック動作を行う部品・パターン・配線
から放射されるノイズ量は増加し、その部品・パターン
・配線からコネクタへつながるパターン・配線にノイズ
が乗り易くなる。この制御系部品が主に搭載されたプリ
ント板からの信号ラインがコネクタを介して無線系回路
を主に搭載したプリント板へ配線されると、無線部へ制
御部から発生するノイズが侵入することになる。また、
制御系部品を主に搭載したプリント板と無線系部品を主
に搭載したプリント板とが平行に向かい合うように配置
され、その間隔が狭いと制御部を主に搭載したプリント
板のパターンや配線から放射した制御系ノイズが無線系
部品を主に搭載したプリント板の信号パターンに乗って
しまい、この結果、制御系ノイズが無線部へ多大な影響
を与えて無線選択呼出受信機の感度や感度抑圧等の電気
的特性を劣化させてしまうという問題がある。
【0009】さらに、特開平8−140161号公報の
例では、無線回路部と制御回路部への定電圧電源を個別
に設けているが、それら定電圧電源への電源供給を無線
選択呼出受信機では通常1本の電池で行っており、電池
から複数の定電圧電源回路に配線し制御回路部用の定電
圧電源に制御系ノイズが乗ると、電池から定電圧電源へ
の配線を通して高周波回路部用の定電圧電源へノイズが
漏れて高周波回路部に影響する可能性がある。
【0010】本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑
み、複数のプリント板間での信号送受信をおこなう際に
制御系ノイズが高周波回路部に侵入することがないよう
な電子機器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器は、少
なくとも制御系部品と無線系部品をそれぞれ搭載した2
つのプリント板を平行に配置し、前記2つのプリント板
には信号出力用として電気信号を光信号へ変換する電気
・光変換手段および信号入力用として光信号を電気信号
へ変換する光・電気変換手段をそれぞれ備え、前記2つ
のプリント板間での信号の送受信を光信号により行うべ
くしたものであり、前記電気・光変換手段が発光ダイオ
ード、前記光・電気変換手段がフォトセンサであるのが
好ましい。
【0012】この電子機器において、前記2つのプリン
ト板に電力を供給する1つの電源と、この電源と前記2
つのプリント板を電気的に接続する接続手段を備えてな
り、前記接続手段がばね部材からなる端子であるのが好
ましく、また前記制御系部品を搭載した前記プリント板
では前記接続手段にさらにインダクタを接続していても
よい。
【0013】即ち、本発明による電子機器、例えば無線
選択呼出受信機では、複数のプリント板間での信号送受
信を行うために送信側には発光ダイオードを、受信側に
はフォトセンサをそれぞれのプリント板が所定の位置関
係になったときに対向するよう、さらに信号発信元の部
品やICのピンから発光ダイオードまでの配線が最短と
なるように配置される構成となっており、それぞれのプ
リント板間の信号送受信を全て光信号により行い、電気
的に接続するコネクタを使用しない構成となっている。
【0014】また、プリント板が2枚で構成されて所定
の位置関係にありさらに所定通りに筐体へ組み込まれた
とき、2枚のプリント板へ同時に接触可能なばね部材か
ら成る電池端子を持ち、制御系部品が搭載されたプリン
ト板側ではさらにインダクタを通してから電源供給を行
い、電池端子の接触するパターンと電池端子自体が高周
波的に切り離される構成を取っている。
【0015】以上のように構成される本発明において
は、複数のプリント板より構成される無線選択呼出受信
機の各プリント板に、電気信号を光信号へ変換する発光
ダイオードと、光信号を電気信号へ変換するフォトセン
サを備え、それぞれのプリント板が並行に配置された状
態において、発光ダイオードとフォトセンサが向かい合
うようにしたことで電気的に接続することなく相互に信
号送受信を行うことが可能となるので、制御系部品が搭
載されたプリント板のノイズがパターンを介して無線系
部品が搭載されたプリント板に侵入することを防ぐこと
ができる。さらに、発光ダイオードまでの配線が最短と
なるように発光ダイオードを配置することにより、高速
クロック動作するパターンからの放射ノイズが信号元か
ら発光ダイオードまでのパターンに乗りにくくすること
ができる。
【0016】また、プリント板間を電気的に接続するコ
ネクタを配置する必要が無いので、使用者に対してより
安価な無線選択呼出受信機を提供することができるとと
もに、それぞれのプリント板の配置間隔を使用する部品
などを考慮して自由に決定することが可能となる。
【0017】さらに、プリント板が所定通りに筐体へ組
み込まれたとき、電池1本にて各々のプリント板へ同時
に接触して電源供給可能なばね部材から成る電池端子を
備え、制御系部品が搭載されたプリント板ではインダク
タを通してから各部へ供給するようなパターンを採用し
ているため、このプリント板のノイズが電池端子を介し
て無線系部品が搭載されたプリント板に侵入することを
防ぐことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0019】図1は本発明の実施の形態の電子機器の一
例を示す無線選択呼出受信機のブロック図であり、この
無線選択呼出受信機がプリント板2枚で構成された場合
を示している。
【0020】本発明の実施の形態における無線選択呼出
受信機においては、図1に示すように、制御系部品が主
に搭載されたプリント板(以下、AFプリント板)と、
無線系部品が主に搭載されたプリント板(以下、RFプ
リント板)とが平行にあい対するように配置され、この
2枚のプリント板に同時に電源供給するごとく1個の電
池21が設けられる。
【0021】RFプリント板には、無線部2、検波・波
形整形部3、定電圧電源部4および低電圧検出部5が搭
載されており、検波・波形整形部3と低電圧検出部5に
はそれぞれ発光ダイオード7と発光ダイオード9が接続
され、また無線部2と定電圧電源部4にはそれぞれフォ
トセンサ6とフォトセンサ8が接続されている。なお、
無線部2には無線受信信号を供給するアンテナ1が連結
される。
【0022】AFプリント板には、制御部14が搭載さ
れ、この制御部14に表示部15、報知部16、IDR
OM17、スイッチ18および電圧昇圧部19が連結さ
れている。制御部14には、2つの発光ダイオード1
0,12および2つのフォトセンサ11,13が接続さ
れている。また、電圧昇圧部19と電池21の間にはイ
ンダクタ20が配置される。
【0023】このようなRFプリント板とAFプリント
板とが所定位置に組み込まれると、上述した発光ダイオ
ード7,9,10,12とフォトセンサ11,13,
6,8とがそれぞれ向かい合うような配置関係となって
いる。
【0024】電池21をこの無線選択呼出受信機の所定
位置に装着すると、AFプリント板の電圧昇圧部19に
より所定の電圧へ昇圧されて制御部14に供給されると
ともに、RFプリント板の定電圧電源部4へ電源が供給
される。この状態においてスイッチ18の中の所定のス
イッチ操作を行うと、受信機の電源をオンにすることが
できる。
【0025】電源オンの操作を行うと無線部2にシンセ
サイザー方式を採用している場合は、シンセサイザーが
動作するために必要なデータが制御部14から発光ダイ
オード10へ送られる。発光ダイオード10では電気信
号が光信号に変換され、これをRFプリント板側にて正
確に向かい合うよう搭載されたフォトセンサ6で受けて
光信号が電気信号に戻される。この電気信号が無線部2
に送られ、無線部2内のメモリに記憶されて無線部2は
動作可能状態となる。
【0026】無線部2が動作可能となると、制御部14
から無線部2を間欠動作させるための制御信号を発光ダ
イオード12へ送出する。ここで電気信号が光信号へ変
換され、この光信号をRFプリント板側のフォトセンサ
8で受けて電気信号に戻し、定電圧電源部4へ送る。定
電圧電源部4では、この信号がHレベルのとき無線部2
へ電源を供給し、Lレベルのとき供給しないように制御
され、無線部2の間欠動作を行い電池寿命の延命を図っ
ている。勿論、定電圧電源部4の出力制御信号はLレベ
ルのときに電源供給し、Hレベルの時に供給しないよう
にしても構わない。
【0027】以上のようにして、いつでも無線呼出信号
が受信できる状態(以下、待ち受け状態)となる。
【0028】待ち受け状態において、無線呼出システム
の無線基地局から送信された無線信号化された選択呼出
信号をRFプリント板側のアンテナ1を通して無線部2
で受信すると、検波・波形整形部3へ送られて検波・波
形整形され、発光ダイオード7へ送られる。ここで電気
信号が光信号に変換され、対向するAFプリント板側の
フォトセンサ11にて受けて光信号は電気信号に変換さ
れる。変換された電気信号は制御部14へ送られ、受信
した信号を解析し、自機に固有的に割り当てられたID
番号を記憶するIDROM17の中のID番号と受信信
号の中から検出したID番号が一致したとき、受信メッ
セージを使用者に可視表示する表示部15へ受信メッセ
ージを表示し、メッセージを受信したことを報知部16
へ信号を送り、使用者へ音や振動で知らせる。
【0029】受信機に装着された電池21は、以上のよ
うな動作を繰り返すと徐々に電圧が低下する。この電圧
が所定の電圧になると、RFプリント板側の低電圧検出
部5の出力レベルがL→Hに変化して発光ダイオード9
へ送られ、電気信号が光信号へ変換される。AFプリン
ト板側のフォトセンサ13はこの光信号を受けて電気信
号へ戻し、制御部14へ送る。この信号により制御部1
4は表示部15へ低電圧であることを使用者へ知らせる
ためのアイコンや文字を表示し、報知部16へも信号を
送って音で使用者へ知らせる。
【0030】図2ないし図4に、この実施の形態の構造
を示す。図2はこの実施の形態の分解斜視図、図3はA
F,RFプリント板のケースへの収納状態を示し(a)
は平面図、(b)は同図(a)のA−A断面、(c)は
同図(a)のB−B断面、図4は電池端子の状態を示し
(a)は非接触時、(b)は接触時の断面図である。
【0031】図2に示すように、AFプリント板34と
RFプリント板31は並行に配置され、AFプリント板
34はケース35側、RFプリント板31はリヤカバー
30側にそれぞれ収納される。この時、+電池端子33
と−電池端子32は、2枚のプリント板31,34には
さまれることによりそれぞれのプリント板に接触するよ
うになっている。リヤカバー30を取り付けるとそれぞ
れ電池端子32,33が固定され、電池36を挿入して
電池カバー37を取り付ける。
【0032】図3において、AFプリント板34に取り
付けられているリフレクタ38がケース35のリブ35
a,35cにより位置決めされ、ケース35から出てい
る4ヶ所の爪35bによりケースに固定される。表示部
であるLCD39及びスクリーン40の周辺にはクッシ
ョン材41が貼り付けられ、衝撃による表示部の破損を
防いでいる。RFプリント板31はアンテナ42,リブ
35c及びケース35から出ている4ヶ所の爪35bに
より位置決めされる。以上によりそれぞれのプリント板
31,34がケース35に固定されるので、2枚のプリ
ント板31,34に搭載された発光ダイオードとフォト
センサが確実に向かい合い、信号の送受信を正確に行う
ことができる。
【0033】図4により電池端子が2枚のプリント板と
接触する状況を説明する。ケース35にAFプリント板
34が予め所定位置に収納してあり、次にばね材からな
る2つの電池端子32,33をケース35に収納する
と、AFプリント板34と2つの電池端子32,33の
位置関係は図4(a)のようになる。2つの電池端子3
2,33はAFプリント板34に接触しない程度に予め
加工されており、そこにRFプリント板31が所定位置
に収納されると2つの電池端子32,33がRFプリン
ト板31の電池端子接触用ランド31a,31bと接触
して押し下げられ、RFプリント板31が所定位置に収
納完了すると図4(b)のようにAFプリント板34の
電池端子接触用ランド34a,34bに接触する。以上
のように2枚のプリント板31,34をを所定位置に取
付けることにより、2つの電池端子32,33はそれぞ
れのプリント板31,34に接触する。さらに2つの電
池端子32,33はばね材から成るため、落下等の衝撃
があった時でもプリント板から離れること無く確実に各
プリント板へ電源供給ができる。
【0034】なおAFプリント板34においては、図1
に示すようにインダクタ20が配置されるため、電池端
子が接触した後にこのインダクタ20を通してから電圧
昇圧部19に電源供給するので、交流的に電池端子接触
ランド34a,34bと切り離され、AFプリント板3
4のノイズが電池端子を介してRFプリント板31に侵
入することを防ぐことができる。
【0035】上述した実施の形態においては、無線選択
呼出受信機を例にして説明したが、これに限らず本発明
は、複数のプリント板から構成されてプリント板間の信
号送受信を光信号により行う種々の電子機器装置にも適
用できることは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数のプ
リント板より構成される電子機器、例えば無線選択呼出
受信機の各プリント板に、電気信号を光信号へ変換する
発光ダイオードと、光信号を電気信号へ変換するフォト
センサを備え、プリント板がそれぞれ並行に配置された
状態において発光ダイオードとフォトセンサが向かい合
うよう配置することにより、プリント板間を電気的に接
続することなく相互に光信号による信号送受信を行うこ
とが可能となるので、無線部へ制御系ノイズが侵入する
ことを防ぐことができる。またプリント板間を電気的に
接続するコネクタを配置する必要が無いので、使用者に
対してより安価な電子機器を提供することができる。
【0037】さらに1個の電池で複数のプリント板に電
源供給する構成とし、所定通りに筐体へ組み込まれたと
き、電池1個にて各々のプリント板へ同時に接触して電
源供給可能なばね部材から成る電池端子を備えているの
で、制御系部品を主に搭載したプリント板で発生するノ
イズが電池端子を介して無線系部品を主に搭載したプリ
ント板に侵入することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電子機器の一例を示す無
線選択呼出受信機のブロック図である。
【図2】図1による実施の形態の構造を示す分解斜視図
である。
【図3】この実施の形態におけるAFプリント板および
RFプリント板のケースへの収納状態を示し、(a)は
平面図、(b)は同図(a)のA−A断面図、(c)は
同図(a)のB−B断面図である。
【図4】この実施の形態における電池端子の状態を示
し、(a)は非接触時、(b)は接触時の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 検波・波形整形部 4 定電圧電源部 5 低電圧検出部 6,8,11,13 フォトセンサ 7,9,10,12 発光ダイオード 14 制御部 15 表示部 16 報知部 17 IDROM 18 スイッチ 19 電源昇圧部 20 インダクタ 21 電池 30 リヤカバー 31 RFプリント板 31a −端子接触ランド 31b +端子接触ランド 32 −電池端子 33 +電池端子 34 AFプリント板 34a −端子接触ランド 34b +端子接触ランド 35 ケース 35a,35c リブ 35b 爪 36 電池 37 電池カバー 38 リフレクタ 39 LCD 40 スクリーン 41 クッション材 42 アンテナ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも制御系部品と無線系部品をそ
    れぞれ搭載した2つのプリント板を平行に配置し、前記
    2つのプリント板には信号出力用として電気信号を光信
    号へ変換する電気・光変換手段および信号入力用として
    光信号を電気信号へ変換する光・電気変換手段をそれぞ
    れ備え、前記2つのプリント板間での信号の送受信を光
    信号により行うべくしたことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記電気・光変換手段が発光ダイオー
    ド、前記光・電気変換手段がフォトセンサであることを
    特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記2つのプリント板に電力を供給する
    1つの電源と、この電源と前記2つのプリント板を電気
    的に接続する接続手段を備えることを特徴とする請求項
    1または2に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記接続手段がばね部材からなる端子で
    あることを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記制御系部品を搭載した前記プリント
    板では前記接続手段にさらにインダクタを接続している
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の電子機器。
JP9107383A 1997-04-24 1997-04-24 電子機器 Pending JPH10304422A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004019664A1 (ja) * 2002-08-23 2004-03-04 Nippon Zeon Co.,Ltd. 回路基板、回路基板を用いた電子機器、及び回路基板の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004019664A1 (ja) * 2002-08-23 2004-03-04 Nippon Zeon Co.,Ltd. 回路基板、回路基板を用いた電子機器、及び回路基板の製造方法

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