JPH10304262A - デジタルテレビジョン放送受信機 - Google Patents
デジタルテレビジョン放送受信機Info
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- JPH10304262A JPH10304262A JP9109848A JP10984897A JPH10304262A JP H10304262 A JPH10304262 A JP H10304262A JP 9109848 A JP9109848 A JP 9109848A JP 10984897 A JP10984897 A JP 10984897A JP H10304262 A JPH10304262 A JP H10304262A
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- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
- H04N5/455—Demodulation-circuits
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04N7/015—High-definition television systems
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- H04N21/40—Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
- H04N21/41—Structure of client; Structure of client peripherals
- H04N21/426—Internal components of the client ; Characteristics thereof
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D7/00—Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
- H03D7/16—Multiple-frequency-changing
- H03D7/161—Multiple-frequency-changing all the frequency changers being connected in cascade
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D7/00—Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
- H03D7/16—Multiple-frequency-changing
- H03D7/165—Multiple-frequency-changing at least two frequency changers being located in different paths, e.g. in two paths with carriers in quadrature
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 復調時にデジタル信号復調器の発振器で発生
する搬送波信号による受信妨害が起きないようにする。 【解決手段】 中間周波信号の周波数波を受信信号の最
高周波数よりも高くし、前記中間周波信号をデジタル信
号復調器６で復調するようにした。
する搬送波信号による受信妨害が起きないようにする。 【解決手段】 中間周波信号の周波数波を受信信号の最
高周波数よりも高くし、前記中間周波信号をデジタル信
号復調器６で復調するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるデジタル
方式のテレビジョン放送やデジタル方式のＣＡＴＶ（ケ
−ブルテレビジョン）放送等を受信するのに好適なデジ
タルテレビジョン放送受信機に関する。
方式のテレビジョン放送やデジタル方式のＣＡＴＶ（ケ
−ブルテレビジョン）放送等を受信するのに好適なデジ
タルテレビジョン放送受信機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来におけるデジタル放送受信機は、そ
の一部を図２に示すように、従来のアナログ方式のテレ
ビジョン放送受信用のチュ−ナ（以下、アナログチュ−
ナという）１１をそのまま用いていた。
の一部を図２に示すように、従来のアナログ方式のテレ
ビジョン放送受信用のチュ−ナ（以下、アナログチュ−
ナという）１１をそのまま用いていた。
【０００３】即ち、アナログチュ−ナ１１は、入力同調
回路１２と混合回路１３と局部発振回路１４と出力フィ
ルタ１５とを有しており、入力同調回路１２は、受信す
る各チャンネルに対応した信号（以下、受信信号とい
う）の周波数に同調可能な単同調回路で構成され、その
同調周波数は、周波数の低いチャンネルから高いチャン
ネルまでを選択可能なように可変となっている（米国仕
様では、ほぼ５０ＭＨｚ〜９００ＭＨｚ）。そして、こ
の入力同調回路１２によって選択された受信信号がほぼ
減衰することなく混合回路１３に入力される。
回路１２と混合回路１３と局部発振回路１４と出力フィ
ルタ１５とを有しており、入力同調回路１２は、受信す
る各チャンネルに対応した信号（以下、受信信号とい
う）の周波数に同調可能な単同調回路で構成され、その
同調周波数は、周波数の低いチャンネルから高いチャン
ネルまでを選択可能なように可変となっている（米国仕
様では、ほぼ５０ＭＨｚ〜９００ＭＨｚ）。そして、こ
の入力同調回路１２によって選択された受信信号がほぼ
減衰することなく混合回路１３に入力される。
【０００４】混合回路１３に入力された受信信号は、局
部発振回路１４からの局部発振信号と混合されることに
よって中間周波信号に周波数変換される。中間周波信号
の周波数は、従来のアナログ方式のテレビジョンでは、
例えば、米国では、映像中間周波数が４５．７５ＭＨ
ｚ、音声中間周波数が４１．２５ＭＨｚのように、規格
によって決められている。従って局部発振回路４からの
局部発振信号の周波数も一義的に決定されることにな
り、局部発振信号の周波数は受信信号の周波数に対して
常に中間周波信号の周波数だけ高いものとなっている。
即ち、受信信号の周波数帯域が５０ＭＨｚ〜９００ＭＨ
ｚとすると、局部発振信号の周波数が変化する範囲は、
ほぼ９５ＭＨｚ〜９４５ＭＨｚとなり、１０倍の変化比
になっている。
部発振回路１４からの局部発振信号と混合されることに
よって中間周波信号に周波数変換される。中間周波信号
の周波数は、従来のアナログ方式のテレビジョンでは、
例えば、米国では、映像中間周波数が４５．７５ＭＨ
ｚ、音声中間周波数が４１．２５ＭＨｚのように、規格
によって決められている。従って局部発振回路４からの
局部発振信号の周波数も一義的に決定されることにな
り、局部発振信号の周波数は受信信号の周波数に対して
常に中間周波信号の周波数だけ高いものとなっている。
即ち、受信信号の周波数帯域が５０ＭＨｚ〜９００ＭＨ
ｚとすると、局部発振信号の周波数が変化する範囲は、
ほぼ９５ＭＨｚ〜９４５ＭＨｚとなり、１０倍の変化比
になっている。
【０００５】混合回路１３からの中間周波信号は、出力
フィルタ１５を介してアナログチュ−ナ１１から出力さ
れる。この出力フィルタ１５は、ほぼ６ＭＨｚの通過帯
域を有するバンドパスフィルタで構成され、隣接するチ
ャンネルの信号を除去するようにしている。
フィルタ１５を介してアナログチュ−ナ１１から出力さ
れる。この出力フィルタ１５は、ほぼ６ＭＨｚの通過帯
域を有するバンドパスフィルタで構成され、隣接するチ
ャンネルの信号を除去するようにしている。
【０００６】そして、このアナログチュ−ナ１１にデジ
タル信号復調器である直交復調器１６を接続し、この直
交復調器１６内の発振器１７で搬送波信号（この場合の
中心周波数はおよそ４４ＭＨｚ）を発生することによっ
て中間周波信号を復調し、Ｉ信号、Ｑ信号等のベ−スバ
ンド信号を取り出すようにしている。
タル信号復調器である直交復調器１６を接続し、この直
交復調器１６内の発振器１７で搬送波信号（この場合の
中心周波数はおよそ４４ＭＨｚ）を発生することによっ
て中間周波信号を復調し、Ｉ信号、Ｑ信号等のベ−スバ
ンド信号を取り出すようにしている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のデジタ
ルテレビジョン放送受信機では従来のアナログチュ−ナ
を使用していたので、復調時に発振器１７で発生する搬
送波信号の周波数が数１０ＭＨｚと比較的低く、この搬
送波信号を発生する発振器１７からの高調波が受信周波
数の帯域内に入ることになる。例えば、搬送波信号の第
４次高調波はおよそ１７６ＭＨｚとなるが、この周波数
は米国ではチャンネル７のテレビジョン信号の周波数帯
域内に入ることとなって、アナログチュ−ナ１１内に飛
び込み再び入力同調回路１２から入力され、正規のチャ
ンネル７のテレビジョン信号に対して妨害を与えるとい
う問題があった。
ルテレビジョン放送受信機では従来のアナログチュ−ナ
を使用していたので、復調時に発振器１７で発生する搬
送波信号の周波数が数１０ＭＨｚと比較的低く、この搬
送波信号を発生する発振器１７からの高調波が受信周波
数の帯域内に入ることになる。例えば、搬送波信号の第
４次高調波はおよそ１７６ＭＨｚとなるが、この周波数
は米国ではチャンネル７のテレビジョン信号の周波数帯
域内に入ることとなって、アナログチュ−ナ１１内に飛
び込み再び入力同調回路１２から入力され、正規のチャ
ンネル７のテレビジョン信号に対して妨害を与えるとい
う問題があった。
【０００８】そこで、本発明のデジタルテレビジョン放
送受信機は、復調時にデジタル信号復調器の発振器で発
生する搬送波信号による受信妨害が起きないようにする
ことである。
送受信機は、復調時にデジタル信号復調器の発振器で発
生する搬送波信号による受信妨害が起きないようにする
ことである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のデジタル放送受信用チュ−ナは、中間周波
信号の周波数波を受信信号の最高周波数よりも高くし、
前記中間周波信号をデジタル信号復調器で復調するよう
にした。
め、本発明のデジタル放送受信用チュ−ナは、中間周波
信号の周波数波を受信信号の最高周波数よりも高くし、
前記中間周波信号をデジタル信号復調器で復調するよう
にした。
【００１０】また、本発明のデジタルテレビジョン放送
受信機は、前記受信信号が入力される混合回路と、前記
混合回路に局部発振信号を入力する局部発振回路とを有
し、前記局部発振信号の周波数を前記受信信号の周波数
よりも高くするとともに、前記中間周波信号の周波数を
前記局部発振信号の周波数と前記受信信号の周波数との
差とした。
受信機は、前記受信信号が入力される混合回路と、前記
混合回路に局部発振信号を入力する局部発振回路とを有
し、前記局部発振信号の周波数を前記受信信号の周波数
よりも高くするとともに、前記中間周波信号の周波数を
前記局部発振信号の周波数と前記受信信号の周波数との
差とした。
【００１１】また、本発明のデジタルテレビジョン放送
受信機は、前記中間周波信号の周波数を１１００ＭＨｚ
から１４００ＭＨｚの間に設定した。
受信機は、前記中間周波信号の周波数を１１００ＭＨｚ
から１４００ＭＨｚの間に設定した。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデジタルテレビジ
ョン放送受信機を図１を参照して説明する。図１におい
て、１は本発明のデジタルテレビジョン放送受信機に使
用するチュ−ナ（以下、デジタルチュ−ナという）１で
あり、このデジタルチュ−ナ１は、ほぼ５０ＭＨｚ〜９
００ＭＨｚまでの全帯域のデジタルテレビジョン信号
（以下、受信信号という）を通過するバンドパスフィル
タ２、混合回路３、局部発振回路４、出力フィルタ５と
を備えている。そして、このバンドパスフィルタ２によ
って全チャンネルの受信信号がほぼ減衰することなく混
合回路３に入力される。
ョン放送受信機を図１を参照して説明する。図１におい
て、１は本発明のデジタルテレビジョン放送受信機に使
用するチュ−ナ（以下、デジタルチュ−ナという）１で
あり、このデジタルチュ−ナ１は、ほぼ５０ＭＨｚ〜９
００ＭＨｚまでの全帯域のデジタルテレビジョン信号
（以下、受信信号という）を通過するバンドパスフィル
タ２、混合回路３、局部発振回路４、出力フィルタ５と
を備えている。そして、このバンドパスフィルタ２によ
って全チャンネルの受信信号がほぼ減衰することなく混
合回路３に入力される。
【００１３】混合回路３に入力された受信信号は、局部
発振回路４からの局部発振信号と混合されることによっ
て中間周波信号に周波数変換される。ここで、中間周波
信号の周波数は、受信信号の最高の周波数（即ち、９０
０ＭＨｚ）よりも高くなるように、例えば、１２００Ｍ
Ｈｚに設定されている。また、この中間周波信号の周波
数は、局部発振信号の周波数と受信信号の周波数との差
になるように設定されている。従って、例えば、米国仕
様の最低周波数のチャンネルであるチャンネル２（映像
搬送波周波数５５．２５ＭＨｚ）を受信する場合は、局
部発振回路４の局部発振信号の周波数は１２５５．２５
ＭＨとなる。そして、受信信号の周波数に対応して局部
発振信号の周波数を変化させるが、その変化幅は１２５
５．２５ＭＨｚから２０８５．２５ＭＨｚであり、変化
比は２倍以下となる。
発振回路４からの局部発振信号と混合されることによっ
て中間周波信号に周波数変換される。ここで、中間周波
信号の周波数は、受信信号の最高の周波数（即ち、９０
０ＭＨｚ）よりも高くなるように、例えば、１２００Ｍ
Ｈｚに設定されている。また、この中間周波信号の周波
数は、局部発振信号の周波数と受信信号の周波数との差
になるように設定されている。従って、例えば、米国仕
様の最低周波数のチャンネルであるチャンネル２（映像
搬送波周波数５５．２５ＭＨｚ）を受信する場合は、局
部発振回路４の局部発振信号の周波数は１２５５．２５
ＭＨとなる。そして、受信信号の周波数に対応して局部
発振信号の周波数を変化させるが、その変化幅は１２５
５．２５ＭＨｚから２０８５．２５ＭＨｚであり、変化
比は２倍以下となる。
【００１４】混合回路３からの１２００ＭＨｚの中間周
波信号は、出力フィルタ５を介してデジタルチュ−ナ１
から出力される。この出力フィルタ５は、ほぼ６ＭＨｚ
の通過帯域を有するように誘電体フィルタ等によるバン
ドパスフィルタで構成され、隣接するチャンネルの信号
を除去するようにしている。
波信号は、出力フィルタ５を介してデジタルチュ−ナ１
から出力される。この出力フィルタ５は、ほぼ６ＭＨｚ
の通過帯域を有するように誘電体フィルタ等によるバン
ドパスフィルタで構成され、隣接するチャンネルの信号
を除去するようにしている。
【００１５】そして、このデジタルチュ−ナ１にデジタ
ル信号復調器である直交復調器６を接続し、この直交復
調器６内の発振器７で搬送波信号（この場合の中心周波
数はおよそ１２００ＭＨｚ）を発生させることによって
中間周波信号を復調し、Ｉ信号、Ｑ信号等のベ−スバン
ド信号を取り出すようにしている。
ル信号復調器である直交復調器６を接続し、この直交復
調器６内の発振器７で搬送波信号（この場合の中心周波
数はおよそ１２００ＭＨｚ）を発生させることによって
中間周波信号を復調し、Ｉ信号、Ｑ信号等のベ−スバン
ド信号を取り出すようにしている。
【００１６】以上のように、本発明のデジタルテレビジ
ョン放送受信機は、中間周波信号の周波数を受信信号の
最高周波数よりも高く設定し、この中間周波信号を復調
するようにしているので、復調時にデジタル信号復調器
の発振器で発生する搬送波信号の周波数も受信信号の最
高周波数より高くなる。このため、この搬送波信号の基
本波およびその高調波は受信信号の帯域外となるので、
再びデジタルチュ−ナ１に入力されても受信信号に対し
て妨害となることはない。したがって、バンドパスフィ
ルタ２は必ずしも必要ではなく、デジタルチュ−ナ１の
構成を簡単にすることができる。
ョン放送受信機は、中間周波信号の周波数を受信信号の
最高周波数よりも高く設定し、この中間周波信号を復調
するようにしているので、復調時にデジタル信号復調器
の発振器で発生する搬送波信号の周波数も受信信号の最
高周波数より高くなる。このため、この搬送波信号の基
本波およびその高調波は受信信号の帯域外となるので、
再びデジタルチュ−ナ１に入力されても受信信号に対し
て妨害となることはない。したがって、バンドパスフィ
ルタ２は必ずしも必要ではなく、デジタルチュ−ナ１の
構成を簡単にすることができる。
【００１７】また、本発明のデジタルテレビジョン放送
受信機は、デジタルチュ−ナ１の局部発振回路４の局部
発振信号の周波数が受信信号の周波数よりも高くなって
おり、さらに、中間周波信号の周波数が局部発振信号の
周波数と受信信号の周波数とのとなっているので、受信
信号に対するイメ−ジ信号の周波数が受信信号の帯域外
の極めて高い周波数（２４５０ＭＨｚ以上）に離れるの
で、デジタルチュ−ナ１のバンドパスフィルタ２を簡単
な構成としてもイメ−ジ信号の抑圧効果が高くなり、従
来のアナログチュ−ナ１１を用いたデジタルテレビジョ
ン放送受信機に対してイメ−ジ信号による妨害がすぐれ
たものとなる。
受信機は、デジタルチュ−ナ１の局部発振回路４の局部
発振信号の周波数が受信信号の周波数よりも高くなって
おり、さらに、中間周波信号の周波数が局部発振信号の
周波数と受信信号の周波数とのとなっているので、受信
信号に対するイメ−ジ信号の周波数が受信信号の帯域外
の極めて高い周波数（２４５０ＭＨｚ以上）に離れるの
で、デジタルチュ−ナ１のバンドパスフィルタ２を簡単
な構成としてもイメ−ジ信号の抑圧効果が高くなり、従
来のアナログチュ−ナ１１を用いたデジタルテレビジョ
ン放送受信機に対してイメ−ジ信号による妨害がすぐれ
たものとなる。
【００１８】また、局部発振回路４からの局部発振信号
が、たとえ混合回路３、バンドパスフィルタ２を介して
図示しないアンテナから放射されたり、あるいは、図示
しないケ−ブルに送り出されても、局部発振回路４の局
部発振信号の周波数が受信信号の周波数帯域外に離れる
ので、他の受信機への影響がすくない。しかも、局部発
振回路４の局部発振信号の周波数が受信信号の周波数帯
域外に離れるので、バンドパスフィルタ２を簡単な構成
にしても、このバンドパスフィルタ２を漏洩する局部発
振信号のレベルを極めて低く抑えることができ、他の受
信機への妨害をなくすことができる。
が、たとえ混合回路３、バンドパスフィルタ２を介して
図示しないアンテナから放射されたり、あるいは、図示
しないケ−ブルに送り出されても、局部発振回路４の局
部発振信号の周波数が受信信号の周波数帯域外に離れる
ので、他の受信機への影響がすくない。しかも、局部発
振回路４の局部発振信号の周波数が受信信号の周波数帯
域外に離れるので、バンドパスフィルタ２を簡単な構成
にしても、このバンドパスフィルタ２を漏洩する局部発
振信号のレベルを極めて低く抑えることができ、他の受
信機への妨害をなくすことができる。
【００１９】また、中間周波信号の周波数を１１００Ｍ
Ｈｚから１４００ＭＨｚの間に設定することによって、
局部発振信号の最高周波数がほぼ２２００ＭＨｚ程度に
抑えられるとともに局部発振信号の変化幅が狭くなるの
で、局発振回路４の構成を簡単にすることができる。さ
らに、中間周波信号を出力する出力フィルタ５も誘電体
フィルタやマイクロストリップラインフィルタ等で構成
することによって、隣接チャンネルの信号を除去できる
急峻な特性を得ることが可能である。
Ｈｚから１４００ＭＨｚの間に設定することによって、
局部発振信号の最高周波数がほぼ２２００ＭＨｚ程度に
抑えられるとともに局部発振信号の変化幅が狭くなるの
で、局発振回路４の構成を簡単にすることができる。さ
らに、中間周波信号を出力する出力フィルタ５も誘電体
フィルタやマイクロストリップラインフィルタ等で構成
することによって、隣接チャンネルの信号を除去できる
急峻な特性を得ることが可能である。
【００２０】
【発明の効果】以上のように、本発明のデジタルテレビ
ジョン放送受信機は、中間周波信号の周波数波を受信信
号の最高周波数よりも高くし、この中間周波信号をデジ
タル信号復調器で復調するようにしたので、復調時にデ
ジタル信号復調器で発生する搬送波信号の周波数も受信
信号の周波数より高くなる。このため、この搬送波信号
を発生する発振器からの基本波およびその高調波は受信
信号の帯域外となるので、この搬送波信号が、再びデジ
タルチュ−ナに入力されても受信チャンネルに対して妨
害となることはない。したがって、バンドパスフィルタ
２は必ずしも必要ではなく、デジタルチュ−ナの構成を
簡単にすることができる。
ジョン放送受信機は、中間周波信号の周波数波を受信信
号の最高周波数よりも高くし、この中間周波信号をデジ
タル信号復調器で復調するようにしたので、復調時にデ
ジタル信号復調器で発生する搬送波信号の周波数も受信
信号の周波数より高くなる。このため、この搬送波信号
を発生する発振器からの基本波およびその高調波は受信
信号の帯域外となるので、この搬送波信号が、再びデジ
タルチュ−ナに入力されても受信チャンネルに対して妨
害となることはない。したがって、バンドパスフィルタ
２は必ずしも必要ではなく、デジタルチュ−ナの構成を
簡単にすることができる。
【００２１】また、本発明のデジタルテレビジョン放送
受信機は、受信信号が入力される混合回路と、この混合
回路に局部発振信号を入力する局部発振回路とを有し、
局部発振信号の周波数を受信信号の周波数よりも高くす
るとともに、中間周波信号の周波数を局部発振信号の周
波数と受信信号の周波数との差としたので、受信信号に
対するイメ−ジ信号の周波数が受信信号の帯域外の極め
て高い周波数に離れるので、デジタルチュ−ナのバンド
パスフィルタを簡単な構成にしてもイメ−ジ信号の抑圧
効果が高くなり、従来のアナログチュ−ナを用いたデジ
タルテレビジョン放送受信機に対してイメ−ジ信号によ
る妨害がすぐれたものとなる。
受信機は、受信信号が入力される混合回路と、この混合
回路に局部発振信号を入力する局部発振回路とを有し、
局部発振信号の周波数を受信信号の周波数よりも高くす
るとともに、中間周波信号の周波数を局部発振信号の周
波数と受信信号の周波数との差としたので、受信信号に
対するイメ−ジ信号の周波数が受信信号の帯域外の極め
て高い周波数に離れるので、デジタルチュ−ナのバンド
パスフィルタを簡単な構成にしてもイメ−ジ信号の抑圧
効果が高くなり、従来のアナログチュ−ナを用いたデジ
タルテレビジョン放送受信機に対してイメ−ジ信号によ
る妨害がすぐれたものとなる。
【００２２】さらに、局部発振回路からの局部発振信号
が、混合回路、バンドパスフィルタを介して図示しない
アンテナから放射されたり、あるいは、図示しないケ−
ブルに送り出されても、局部発振信号の周波数が受信信
号の周波数帯域外に離れるので、他の受信機への影響が
少ない。しかも、局部発振信号の周波数も受信信号の周
波数帯域外に離れるので、バンドパスフィルタを簡単な
構成にしても、このバンドパスフィルタかえあ漏洩する
局部発振信号のレベルを極めて低く抑えられ、他の受信
機への妨害を無くすことができる。
が、混合回路、バンドパスフィルタを介して図示しない
アンテナから放射されたり、あるいは、図示しないケ−
ブルに送り出されても、局部発振信号の周波数が受信信
号の周波数帯域外に離れるので、他の受信機への影響が
少ない。しかも、局部発振信号の周波数も受信信号の周
波数帯域外に離れるので、バンドパスフィルタを簡単な
構成にしても、このバンドパスフィルタかえあ漏洩する
局部発振信号のレベルを極めて低く抑えられ、他の受信
機への妨害を無くすことができる。
【００２３】また、本発明のデジタルテレビジョン放送
受信機は、中間周波信号の周波数を１１００ＭＨｚから
１４００ＭＨｚの間に設定したので、局部発振信号の最
高周波数がほぼ２２００ＭＨｚ程度に抑えることがで
き、また、局部発振信号の変化幅が狭くなるので、局部
発振回路の構成を簡単にすることができる。さらに、中
間周波信号を出力する出力フィルタ５も誘電体フィルタ
やマイクロストリップラインフィルタ等で構成すること
によって、隣接チャンネルの信号を除去できる急峻な特
性を得ることが可能である。
受信機は、中間周波信号の周波数を１１００ＭＨｚから
１４００ＭＨｚの間に設定したので、局部発振信号の最
高周波数がほぼ２２００ＭＨｚ程度に抑えることがで
き、また、局部発振信号の変化幅が狭くなるので、局部
発振回路の構成を簡単にすることができる。さらに、中
間周波信号を出力する出力フィルタ５も誘電体フィルタ
やマイクロストリップラインフィルタ等で構成すること
によって、隣接チャンネルの信号を除去できる急峻な特
性を得ることが可能である。
【００２４】さらに、中間周波信号の周波数が１４００
ＭＨｚ以下であるので、この中間周波信号をデジタル復
調するデジタル信号復調器も困難なく構成できる。
ＭＨｚ以下であるので、この中間周波信号をデジタル復
調するデジタル信号復調器も困難なく構成できる。
【図１】本発明のデジタルテレビジョン放送受信機の説
明図である。
明図である。
【図２】従来のデジタルテレビジョン放送受信機の説明
図である。
図である。
１ デジタルチュ−ナ ２ バンドパスフィルタ ３ 混合回路 ４ 局部発振回路 ５ 出力フィルタ ６ デジタル信号復調器 ７ 発振器
Claims (3)
- 【請求項１】 中間周波信号の周波数波を受信信号の最
高周波数よりも高くし、前記中間周波信号をデジタル信
号復調器で復調したことを特徴とするデジタルテレビジ
ョン放送受信機。 - 【請求項２】 前記受信信号が入力される混合回路と、
前記混合回路に局部発振信号を入力する局部発振回路と
を有し、前記局部発振信号の周波数を前記受信信号の周
波数よりも高くするとともに、前記中間周波信号の周波
数を前記局部発振信号の周波数と前記受信信号の周波数
との差としたことを特徴とする請求項１記載のデジタル
テレビジョン放送受信機。 - 【請求項３】 前記中間周波信号の周波数を１１００Ｍ
Ｈｚから１４００ＭＨｚの間に設定したことを特徴とす
る請求項１または２記載のデジタルテレビジョン放送受
信機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9109848A JPH10304262A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | デジタルテレビジョン放送受信機 |
| US09/052,465 US6094235A (en) | 1997-04-25 | 1998-03-31 | Digital television broadcast receiver that demodulates an intermediate frequency signal having a frequency higher than a frequency of a received signal |
| TW087104822A TW429671B (en) | 1997-04-25 | 1998-03-31 | Digital television broadcasting signal receiver |
| KR1019980014620A KR100265889B1 (ko) | 1997-04-25 | 1998-04-24 | 디지털텔레비젼방송수신기 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9109848A JPH10304262A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | デジタルテレビジョン放送受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10304262A true JPH10304262A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14520736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9109848A Pending JPH10304262A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | デジタルテレビジョン放送受信機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6094235A (ja) |
| JP (1) | JPH10304262A (ja) |
| KR (1) | KR100265889B1 (ja) |
| TW (1) | TW429671B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003258667A (ja) * | 2002-02-26 | 2003-09-12 | Murata Mfg Co Ltd | フィルタ回路およびそれを用いたチューナ装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5572264A (en) * | 1994-02-14 | 1996-11-05 | Hitachi, Ltd. | High definition TV signal receiver |
| JPH0964772A (ja) * | 1995-08-22 | 1997-03-07 | Hitachi Ltd | ディジタル衛星放送受信機およびそのフロントエンド |
| US5841814A (en) * | 1995-10-17 | 1998-11-24 | Paradyne Corporation | Sampling system for radio frequency receiver |
| KR100233658B1 (ko) * | 1996-10-21 | 1999-12-01 | 윤종용 | 고선명 텔레비젼 수신기의 반송파 복구시간을 줄이는 방법 |
-
1997
- 1997-04-25 JP JP9109848A patent/JPH10304262A/ja active Pending
-
1998
- 1998-03-31 US US09/052,465 patent/US6094235A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-03-31 TW TW087104822A patent/TW429671B/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-04-24 KR KR1019980014620A patent/KR100265889B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003258667A (ja) * | 2002-02-26 | 2003-09-12 | Murata Mfg Co Ltd | フィルタ回路およびそれを用いたチューナ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW429671B (en) | 2001-04-11 |
| US6094235A (en) | 2000-07-25 |
| KR19980081683A (ko) | 1998-11-25 |
| KR100265889B1 (ko) | 2000-09-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040831 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050329 |