JPH10304223A - G1電圧制御回路および画像装置 - Google Patents
G1電圧制御回路および画像装置Info
- Publication number
- JPH10304223A JPH10304223A JP9105655A JP10565597A JPH10304223A JP H10304223 A JPH10304223 A JP H10304223A JP 9105655 A JP9105655 A JP 9105655A JP 10565597 A JP10565597 A JP 10565597A JP H10304223 A JPH10304223 A JP H10304223A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- turned
- transistor
- control circuit
- circuit
- Prior art date
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- Pending
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】安定した出力電圧及び、セットの電源を任意の
タイミングでオン,オフしても確実にスポットを防止で
きるような回路を付加した装置を提供する。 【解決手段】セット電源オンから画面が安定するまで出
画しないように制御する電圧(ミュート信号)を用い
て、G1出力用トランジスタのベース電流を制御し、特
に電源オン時G1電圧を降下させることによりスポット
によるブラウン管焼損を防止出来るようにした。
タイミングでオン,オフしても確実にスポットを防止で
きるような回路を付加した装置を提供する。 【解決手段】セット電源オンから画面が安定するまで出
画しないように制御する電圧(ミュート信号)を用い
て、G1出力用トランジスタのベース電流を制御し、特
に電源オン時G1電圧を降下させることによりスポット
によるブラウン管焼損を防止出来るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はG1電圧制御回路お
よび画像装置に関する。
よび画像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】あらゆる状態の電源オン,オフ時でもデ
ィスプレイ装置、テレビジョン受信機では、スポットで
のブラウン管面の焼損を避け、且つ安定したバックラス
タ輝度を供給しなければならない。
ィスプレイ装置、テレビジョン受信機では、スポットで
のブラウン管面の焼損を避け、且つ安定したバックラス
タ輝度を供給しなければならない。
【0003】従来、この種のG1電圧制御回路の中に
は、G1出力電圧を分圧抵抗器等により検出し、その誤
差が少なくなるようにした差動増幅回路で、負電源電圧
を用いてG1出力電圧を制御し、かつ、ここに負電源か
らの時定数回路を設けスポットを抑制するG1出力電圧
制御方式が知られている。
は、G1出力電圧を分圧抵抗器等により検出し、その誤
差が少なくなるようにした差動増幅回路で、負電源電圧
を用いてG1出力電圧を制御し、かつ、ここに負電源か
らの時定数回路を設けスポットを抑制するG1出力電圧
制御方式が知られている。
【0004】電源オフ後、G1電圧の0Vに近づくが従
来の回路では0V側よりG1調整電圧に設定されるため
電源オン/オフを繰り返した場合G1調整電圧より高く
なる場合が生じスポットになりうるという欠点があっ
た。
来の回路では0V側よりG1調整電圧に設定されるため
電源オン/オフを繰り返した場合G1調整電圧より高く
なる場合が生じスポットになりうるという欠点があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電源
オン,オフ時の過渡的な時間でも、スポットによるブラ
ウン管の焼損を防止し、且つ通常状態に安定した制御を
する事が可能なG1電圧制御回路を提供することにあ
る。
オン,オフ時の過渡的な時間でも、スポットによるブラ
ウン管の焼損を防止し、且つ通常状態に安定した制御を
する事が可能なG1電圧制御回路を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、スポットキラー回路およびミュート信号
を用いた制御回路を設ける。
に本発明では、スポットキラー回路およびミュート信号
を用いた制御回路を設ける。
【0007】本発明のG1電圧制御回路は、帰還回路と
差動増幅回路の電源を共通にし、かつ電源オフ時にダイ
オードとコンデンサで時間差をつけることによりスポッ
トキラー動作を行うことに加え、ミュート信号を用いた
制御回路を設けることにより電源オン時、G1電圧を下
げることによりスポットによるブラウン管の焼損を防止
する様にしたものである。
差動増幅回路の電源を共通にし、かつ電源オフ時にダイ
オードとコンデンサで時間差をつけることによりスポッ
トキラー動作を行うことに加え、ミュート信号を用いた
制御回路を設けることにより電源オン時、G1電圧を下
げることによりスポットによるブラウン管の焼損を防止
する様にしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の一実
施例を説明する。
施例を説明する。
【0009】図1は、本発明のG1制御回路の一実施例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【0010】図1で、1は整流ダイオード、2は平滑コ
ンデンサ、3はG1電圧出力用トランジスタ、4は帰還
用分割抵抗器、5はスポットキラー回路、6,7は差動
増幅用トランジスタ、8は基準電圧分割抵抗器、9はミ
ュート電圧による制御用トランジスタ、10は正電源端
子、11はG1電圧可変用基準電圧入力端子、12はミ
ュート電圧入力端子、13,14は抵抗器、15はダイ
オード、16はコンデンサ、17はフライバックトラン
スである。
ンデンサ、3はG1電圧出力用トランジスタ、4は帰還
用分割抵抗器、5はスポットキラー回路、6,7は差動
増幅用トランジスタ、8は基準電圧分割抵抗器、9はミ
ュート電圧による制御用トランジスタ、10は正電源端
子、11はG1電圧可変用基準電圧入力端子、12はミ
ュート電圧入力端子、13,14は抵抗器、15はダイ
オード、16はコンデンサ、17はフライバックトラン
スである。
【0011】図を用いて、フライバックトランス17か
ら出力された負のパルスをダイオード1、コンデンサ2
により整流,平滑しG1電圧出力用トランジスタ3のコ
レクタに入力される。トランジスタ3を制御するG1電
圧制御回路の動作を説明する。
ら出力された負のパルスをダイオード1、コンデンサ2
により整流,平滑しG1電圧出力用トランジスタ3のコ
レクタに入力される。トランジスタ3を制御するG1電
圧制御回路の動作を説明する。
【0012】セットの電源がオンされると、ミュート電
圧入力端子12が“H”となり制御用トランジスタ10
はオンする。このコレクタが接続された差動増幅用トラ
ンジスタ6のベース電圧を下げることによりエミッタ電
流を増幅させ、一方の差動増幅用トランジスタ7のエミ
ッタ電流を減少させる。これによりG1電圧出力用トラ
ンジスタ3のベース電流が減少し抵抗13による電圧降
下が減少するためG1電圧がさがる。この動作によりセ
ット電源オン時のスポットを防止する。その後、電源回
路が安定するぐらいの一定の時間をおいてミュート信号
が“L”となりG1電圧制御回路は通常の動作になる。
圧入力端子12が“H”となり制御用トランジスタ10
はオンする。このコレクタが接続された差動増幅用トラ
ンジスタ6のベース電圧を下げることによりエミッタ電
流を増幅させ、一方の差動増幅用トランジスタ7のエミ
ッタ電流を減少させる。これによりG1電圧出力用トラ
ンジスタ3のベース電流が減少し抵抗13による電圧降
下が減少するためG1電圧がさがる。この動作によりセ
ット電源オン時のスポットを防止する。その後、電源回
路が安定するぐらいの一定の時間をおいてミュート信号
が“L”となりG1電圧制御回路は通常の動作になる。
【0013】セットの電源がオフされた時は、正電源電
圧10が降下する。
圧10が降下する。
【0014】しかし、差動増幅トランジスタ7のベース
電圧はダイオード15とコンデンサ16によって構成さ
れるスポットキラー回路により電圧を保持するため、ト
ランジスタ7のベース,エミッタは逆バイアスとなりカ
ットオフする。これにより抵抗13による電圧降下がな
くなり、G1電圧が下がる。この動作により、セット電
源オフ時のスポットも防止できる。
電圧はダイオード15とコンデンサ16によって構成さ
れるスポットキラー回路により電圧を保持するため、ト
ランジスタ7のベース,エミッタは逆バイアスとなりカ
ットオフする。これにより抵抗13による電圧降下がな
くなり、G1電圧が下がる。この動作により、セット電
源オフ時のスポットも防止できる。
【0015】図2は、電源オン,オフ時のG1電圧の変
化を示す特性図である。
化を示す特性図である。
【0016】図2より、本発明によれば、従来と比較し
て特に電源オン時、安定してG1電圧を下げていること
がわかる。これは、ミュート信号を用いた制御回路が動
作していることを示している。
て特に電源オン時、安定してG1電圧を下げていること
がわかる。これは、ミュート信号を用いた制御回路が動
作していることを示している。
【0017】
【発明の効果】本発明によればG1電圧制御回路で、ミ
ュート信号を用いて制御しているためセットの電源オ
ン,オフを瞬間的に行った場合でもスポットによるブラ
ウン管の焼損を防止できる。
ュート信号を用いて制御しているためセットの電源オ
ン,オフを瞬間的に行った場合でもスポットによるブラ
ウン管の焼損を防止できる。
【図1】本発明のG1電圧制御回路の一実施例を示す回
路図。
路図。
【図2】セットの電源オン,オフ時のミュート信号に対
するG1電圧の出力波形図。
するG1電圧の出力波形図。
1…整流ダイオード、2…平滑コンデンサ、3…G1電
圧出力用トランジスタ、4…帰還用分割抵抗器、5…ス
ポットキラー回路、6,7…差動増幅用トランジスタ、
8…基準電圧分割抵抗器、9…ミュート電圧による制御
トランジスタ、10…正電源端子、11…G1電圧可変
用基準電圧入力端子、12…ミュート電圧入力端子、1
3,14…抵抗器、15…ダイオード、16…コンデン
サ、17…フライバックトランス。
圧出力用トランジスタ、4…帰還用分割抵抗器、5…ス
ポットキラー回路、6,7…差動増幅用トランジスタ、
8…基準電圧分割抵抗器、9…ミュート電圧による制御
トランジスタ、10…正電源端子、11…G1電圧可変
用基準電圧入力端子、12…ミュート電圧入力端子、1
3,14…抵抗器、15…ダイオード、16…コンデン
サ、17…フライバックトランス。
Claims (3)
- 【請求項1】G1電圧を負電圧とし、スポットキラー回
路と、上記G1電圧の可変機能を有したG1制御回路に
おいて、 マイクロコンピュータから出力されるミュート信号を用
いて上記G1電圧を変化する手段を備えたことを特徴と
する制御回路。 - 【請求項2】上記ミュート信号を第一トランジスタに入
力し、上記G1電圧の可変用基準電圧入力端子に接続さ
れた第二トランジスタのベースに接続することにより、
特にセット電源オン時にスポットを抑制するよう上記G
1電圧を制御する請求項1に記載のG1制御回路。 - 【請求項3】電源オン時、任意の時間でミュート信号は
Hとし、これにより第一トランジスタはオンしG1電圧
可変用基準電圧入力端子に接続された第二トランジスタ
のベース電圧を下げ、上記第二トランジスタのエミッタ
電流が増加し、この動作により差動増幅用トランジスタ
のエミッタ電流が減少することになりG1電圧出力用ト
ランジスタのベース電流が減少し、抵抗器の電圧降下も
減少して、任意のタイミングでセット電源のオン,オフ
を行ってもG1電圧が上昇しないためスポットにはいた
らない、その後、セットの電源が安定すると同時にミュ
ート信号がLとなり通常動作になり安定したG1電圧を
出力する回路を特徴とする画像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9105655A JPH10304223A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | G1電圧制御回路および画像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9105655A JPH10304223A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | G1電圧制御回路および画像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10304223A true JPH10304223A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14413467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9105655A Pending JPH10304223A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | G1電圧制御回路および画像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10304223A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030019157A (ko) * | 2001-08-31 | 2003-03-06 | 톰슨 라이센싱 에스.에이. | 음극선관 형광체 보호 장치 |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP9105655A patent/JPH10304223A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030019157A (ko) * | 2001-08-31 | 2003-03-06 | 톰슨 라이센싱 에스.에이. | 음극선관 형광체 보호 장치 |
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