JPH10303656A - アナログ信号選択回路 - Google Patents
アナログ信号選択回路Info
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- JPH10303656A JPH10303656A JP10752197A JP10752197A JPH10303656A JP H10303656 A JPH10303656 A JP H10303656A JP 10752197 A JP10752197 A JP 10752197A JP 10752197 A JP10752197 A JP 10752197A JP H10303656 A JPH10303656 A JP H10303656A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 波形を歪ませることなく、複数のアナログ信
号のいずれかを任意に選択して増幅出力することができ
るアナログ信号選択回路を提供する。 【解決手段】 本発明のアナログ信号選択回路は、アナ
ログ信号に含まれる直流電圧成分をカットするカップリ
ングコンデンサCと、複数のアナログスイッチ1a〜1
dからなる入力選択回路1と、入力選択回路1で選択さ
れたアナログ信号を増幅する増幅回路2と、アナログス
イッチ1a〜1dに連動してオン・オフされるアナログ
スイッチ3a〜3dとを備える。アナログスイッチ3a
〜3dの一端はそれぞれ、対応するアナログスイッチ1
a〜1dの入力端に接続され、アナログスイッチ3a〜
3dの他端はいずれもバイアス抵抗Rに接続されてい
る。アナログスイッチ1a〜1dの出力端にはバイアス
電流は流れないため、アナログスイッチ1a〜1dのオ
ン抵抗の非直線性による波形の歪みは起きなくなる。
号のいずれかを任意に選択して増幅出力することができ
るアナログ信号選択回路を提供する。 【解決手段】 本発明のアナログ信号選択回路は、アナ
ログ信号に含まれる直流電圧成分をカットするカップリ
ングコンデンサCと、複数のアナログスイッチ1a〜1
dからなる入力選択回路1と、入力選択回路1で選択さ
れたアナログ信号を増幅する増幅回路2と、アナログス
イッチ1a〜1dに連動してオン・オフされるアナログ
スイッチ3a〜3dとを備える。アナログスイッチ3a
〜3dの一端はそれぞれ、対応するアナログスイッチ1
a〜1dの入力端に接続され、アナログスイッチ3a〜
3dの他端はいずれもバイアス抵抗Rに接続されてい
る。アナログスイッチ1a〜1dの出力端にはバイアス
電流は流れないため、アナログスイッチ1a〜1dのオ
ン抵抗の非直線性による波形の歪みは起きなくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のアナログ信
号のいずれか一つを選択して増幅出力するアナログ信号
選択回路に関する。
号のいずれか一つを選択して増幅出力するアナログ信号
選択回路に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ機器などには、複数のアナロ
グ信号のいずれか一つを選択するアナログマルチプレク
サが設けられている。例えば、オーディオ機器用のマル
チプレクサは、CD再生装置やチューナなどから出力さ
れた複数のアナログ信号のいずれかを、操作者の指示に
応じて任意に選択して増幅出力する。このマルチプレク
サから出力された信号はスピーカに送られて音声出力さ
れる。
グ信号のいずれか一つを選択するアナログマルチプレク
サが設けられている。例えば、オーディオ機器用のマル
チプレクサは、CD再生装置やチューナなどから出力さ
れた複数のアナログ信号のいずれかを、操作者の指示に
応じて任意に選択して増幅出力する。このマルチプレク
サから出力された信号はスピーカに送られて音声出力さ
れる。
【0003】この種のアナログマルチプレクサは、アナ
ログスイッチやオペアンプなどを組み合わせて構成され
るため、半導体基板上に形成することも比較的容易に行
うことができる。
ログスイッチやオペアンプなどを組み合わせて構成され
るため、半導体基板上に形成することも比較的容易に行
うことができる。
【0004】図5は、半導体基板(チップ)上に形成可
能な従来のアナログマルチプレクサの回路図である。図
5のアナログマルチプレクサは、複数のアナログスイッ
チ1a〜1dからなる入力選択回路1と、入力選択回路
1で選択されたアナログ信号を増幅する増幅回路2と、
アナログスイッチ1a〜1dの出力端に接続されたバイ
アス抵抗Rと、アナログスイッチ1a〜1dを制御する
デコーダ回路4とを備える。
能な従来のアナログマルチプレクサの回路図である。図
5のアナログマルチプレクサは、複数のアナログスイッ
チ1a〜1dからなる入力選択回路1と、入力選択回路
1で選択されたアナログ信号を増幅する増幅回路2と、
アナログスイッチ1a〜1dの出力端に接続されたバイ
アス抵抗Rと、アナログスイッチ1a〜1dを制御する
デコーダ回路4とを備える。
【0005】入力選択回路1内のアナログスイッチ1a
〜1dは、複数のアナログ信号のそれぞれに対応して設
けられ、これらアナログスイッチ1a〜1dはデコーダ
回路4からの制御信号によってそれぞれオン・オフ制御
される。増幅回路2は、オペアンプOPと、抵抗r1,
r2とを有し、非反転増幅器を構成している。バイアス
抵抗Rは、増幅回路2の入力電圧を基準電圧に基づき変
化させるものである。図5では、バイアス抵抗Rの他端
をアナロググランド端子に接続しており、上述した基準
電圧はアナロググランドレベルに設定される。
〜1dは、複数のアナログ信号のそれぞれに対応して設
けられ、これらアナログスイッチ1a〜1dはデコーダ
回路4からの制御信号によってそれぞれオン・オフ制御
される。増幅回路2は、オペアンプOPと、抵抗r1,
r2とを有し、非反転増幅器を構成している。バイアス
抵抗Rは、増幅回路2の入力電圧を基準電圧に基づき変
化させるものである。図5では、バイアス抵抗Rの他端
をアナロググランド端子に接続しており、上述した基準
電圧はアナロググランドレベルに設定される。
【0006】上述した入力選択回路1、増幅回路2およ
びバイアス抵抗Rはチップ上に形成され、チップ外から
のアナログ信号は直流電圧カット用のカップリングコン
デンサC1を介して、チップ内の入力選択回路1に入力
される。
びバイアス抵抗Rはチップ上に形成され、チップ外から
のアナログ信号は直流電圧カット用のカップリングコン
デンサC1を介して、チップ内の入力選択回路1に入力
される。
【0007】次に、図5のアナログマルチプレクサの動
作を説明する。アナログ信号IN1 〜IN4 は、チップ外の
カップリングコンデンサC1で直流電圧成分がカットさ
れた後に、チップ内の入力端子AIN1〜AIN4に入力され
る。
作を説明する。アナログ信号IN1 〜IN4 は、チップ外の
カップリングコンデンサC1で直流電圧成分がカットさ
れた後に、チップ内の入力端子AIN1〜AIN4に入力され
る。
【0008】一方、アナログスイッチ1a〜1dをオン
・オフ制御する制御信号を出力するデコーダ回路4はチ
ップ内に設けられ、複数のアナログスイッチが同時にオ
ンすることがないように各制御信号を出力する。例え
ば、図示のアナログスイッチ1aがオンの場合には、他
のアナログスイッチ1b〜1dはいずれもオフになり、
増幅回路2内のオペアンプOPの正転入力端子にはアナ
ログ信号IN1 が入力される。このアナログ信号IN1 は、
非反転増幅器を構成する増幅回路2によって増幅された
後、出力端子OUT から出力される。
・オフ制御する制御信号を出力するデコーダ回路4はチ
ップ内に設けられ、複数のアナログスイッチが同時にオ
ンすることがないように各制御信号を出力する。例え
ば、図示のアナログスイッチ1aがオンの場合には、他
のアナログスイッチ1b〜1dはいずれもオフになり、
増幅回路2内のオペアンプOPの正転入力端子にはアナ
ログ信号IN1 が入力される。このアナログ信号IN1 は、
非反転増幅器を構成する増幅回路2によって増幅された
後、出力端子OUT から出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来のアナ
ログマルチプレクサでは、アナログスイッチ1a〜1d
の出力端にバイアス抵抗Rを接続しているため、アナロ
グスイッチ1a〜1dの出力端の電圧はアナログスイッ
チのオン抵抗とバイアス抵抗Rとで抵抗分割した電圧に
なる。すなわち、増幅回路2の入力電圧振幅は、チップ
に入力されたアナログ信号の電圧振幅よりも低くなって
しまう。また、アナログスイッチ1a〜1dのオン抵抗
は一定ではなく、非直線的に変化するため、増幅回路2
の入力電圧が歪むという問題がある。
ログマルチプレクサでは、アナログスイッチ1a〜1d
の出力端にバイアス抵抗Rを接続しているため、アナロ
グスイッチ1a〜1dの出力端の電圧はアナログスイッ
チのオン抵抗とバイアス抵抗Rとで抵抗分割した電圧に
なる。すなわち、増幅回路2の入力電圧振幅は、チップ
に入力されたアナログ信号の電圧振幅よりも低くなって
しまう。また、アナログスイッチ1a〜1dのオン抵抗
は一定ではなく、非直線的に変化するため、増幅回路2
の入力電圧が歪むという問題がある。
【0010】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、波形を歪ませることなく、複
数のアナログ信号のいずれかを任意に選択して増幅出力
することができるアナログ信号選択回路を提供すること
にある。
ものであり、その目的は、波形を歪ませることなく、複
数のアナログ信号のいずれかを任意に選択して増幅出力
することができるアナログ信号選択回路を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、複数のアナログ信号のそれ
ぞれに対応して設けられ、対応する前記アナログ信号を
通過させるか否かを切り換える複数の第1スイッチ手段
と、これら第1スイッチ手段を通過した前記アナログ信
号を増幅する増幅回路とを備えたアナログ信号選択回路
において、前記増幅回路の入力電圧を基準電圧に基づき
所望の値に調整するバイアス回路を備え、前記バイアス
回路を前記複数の第1スイッチ手段の各入力端に接続す
る。
ために、請求項1の発明は、複数のアナログ信号のそれ
ぞれに対応して設けられ、対応する前記アナログ信号を
通過させるか否かを切り換える複数の第1スイッチ手段
と、これら第1スイッチ手段を通過した前記アナログ信
号を増幅する増幅回路とを備えたアナログ信号選択回路
において、前記増幅回路の入力電圧を基準電圧に基づき
所望の値に調整するバイアス回路を備え、前記バイアス
回路を前記複数の第1スイッチ手段の各入力端に接続す
る。
【0012】請求項2の発明は、請求項1に記載のアナ
ログ信号選択回路において、前記バイアス回路は、一端
が前記基準電圧に設定されたバイアス抵抗と、前記複数
の第1スイッチ手段のそれぞれに対応して設けられ、対
応する前記第1スイッチ手段に連動してオン・オフ制御
される複数の第2スイッチ手段とを有し、前記第2スイ
ッチ手段の入力端にはそれぞれ、対応する前記アナログ
信号が入力され、前記第2スイッチ手段の出力端はいず
れも前記バイアス抵抗の他端に接続される。
ログ信号選択回路において、前記バイアス回路は、一端
が前記基準電圧に設定されたバイアス抵抗と、前記複数
の第1スイッチ手段のそれぞれに対応して設けられ、対
応する前記第1スイッチ手段に連動してオン・オフ制御
される複数の第2スイッチ手段とを有し、前記第2スイ
ッチ手段の入力端にはそれぞれ、対応する前記アナログ
信号が入力され、前記第2スイッチ手段の出力端はいず
れも前記バイアス抵抗の他端に接続される。
【0013】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載のアナログ信号選択回路において、前記アナログ信号
のそれぞれは、直流電圧を除去するためのコンデンサを
介して、対応する前記第1スイッチ手段に入力される。
載のアナログ信号選択回路において、前記アナログ信号
のそれぞれは、直流電圧を除去するためのコンデンサを
介して、対応する前記第1スイッチ手段に入力される。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載のアナログ信号選択回路において、前記第1お
よび第2のスイッチ手段のそれぞれは、アナログスイッ
チである。
かに記載のアナログ信号選択回路において、前記第1お
よび第2のスイッチ手段のそれぞれは、アナログスイッ
チである。
【0015】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載のアナログ信号選択回路において、前記第1ス
イッチ手段、前記第2スイッチ手段、前記バイアス抵抗
および前記増幅回路を半導体基板上に形成する。
かに記載のアナログ信号選択回路において、前記第1ス
イッチ手段、前記第2スイッチ手段、前記バイアス抵抗
および前記増幅回路を半導体基板上に形成する。
【0016】請求項1の発明を、例えば図1に対応づけ
て説明すると、「第1スイッチ手段」はアナログスイッ
チ1a〜1dに、「増幅回路」は増幅回路2に、「バイ
アス回路」はバイアス回路3に、それぞれ対応する。
て説明すると、「第1スイッチ手段」はアナログスイッ
チ1a〜1dに、「増幅回路」は増幅回路2に、「バイ
アス回路」はバイアス回路3に、それぞれ対応する。
【0017】請求項2の発明を、例えば図1に対応づけ
て説明すると、「バイアス抵抗」はバイアス抵抗Rに、
「第2スイッチ手段」はアナログスイッチ3a〜3d
に、それぞれ対応する。
て説明すると、「バイアス抵抗」はバイアス抵抗Rに、
「第2スイッチ手段」はアナログスイッチ3a〜3d
に、それぞれ対応する。
【0018】請求項3の発明を、例えば図1に対応づけ
て説明すると、「コンデンサ」はカップリングコンデン
サC1に対応する。
て説明すると、「コンデンサ」はカップリングコンデン
サC1に対応する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したアナログ
信号選択回路について、図面を参照しながら具体的に説
明する。以下で説明するアナログ信号選択回路は、例え
ばオーディオ機器などに用いられるもので、CD再生装
置やチューナなどから出力された複数のアナログ信号の
いずれか一つを選択して増幅出力する。アナログ信号選
択回路から出力された信号は例えばスピーカに送られて
音声出力される。
信号選択回路について、図面を参照しながら具体的に説
明する。以下で説明するアナログ信号選択回路は、例え
ばオーディオ機器などに用いられるもので、CD再生装
置やチューナなどから出力された複数のアナログ信号の
いずれか一つを選択して増幅出力する。アナログ信号選
択回路から出力された信号は例えばスピーカに送られて
音声出力される。
【0020】図1は本発明に係るアナログ信号選択回路
(以下、アナログマルチプレクサと呼ぶ)の一実施形態
の回路図である。図1では、図5と共通する構成部分に
は同一符号を付けている。
(以下、アナログマルチプレクサと呼ぶ)の一実施形態
の回路図である。図1では、図5と共通する構成部分に
は同一符号を付けている。
【0021】図1のアナログ信号選択回路は、図5と同
様に、アナログ信号に含まれる直流電圧成分をカットす
るカップリングコンデンサC1と、複数のアナログスイ
ッチ1a〜1dからなる入力選択回路1と、入力選択回
路1で選択されたアナログ信号を増幅する増幅回路2
と、複数のアナログスイッチ1a〜1dを制御するデコ
ーダ回路4とを備える。
様に、アナログ信号に含まれる直流電圧成分をカットす
るカップリングコンデンサC1と、複数のアナログスイ
ッチ1a〜1dからなる入力選択回路1と、入力選択回
路1で選択されたアナログ信号を増幅する増幅回路2
と、複数のアナログスイッチ1a〜1dを制御するデコ
ーダ回路4とを備える。
【0022】この他、図1のアナログ信号選択回路は、
入力選択回路1の入力端に接続されたバイアス回路3を
備える。このバイアス回路3は、各アナログ信号に対応
して設けられたアナログスイッチ3a〜3dと、これら
アナログスイッチ3a〜3dの出力端に接続されたバイ
アス抵抗Rとで構成されている。
入力選択回路1の入力端に接続されたバイアス回路3を
備える。このバイアス回路3は、各アナログ信号に対応
して設けられたアナログスイッチ3a〜3dと、これら
アナログスイッチ3a〜3dの出力端に接続されたバイ
アス抵抗Rとで構成されている。
【0023】入力選択回路1内のアナログスイッチ1a
〜1dと、バイアス回路3内のアナログスイッチ3a〜
3dとはそれぞれ、デコーダ回路4の出力する制御信号
によりオン・オフ制御される。より詳細には、アナログ
スイッチ1a,3aと、アナログスイッチ1b,3b
と、アナログスイッチ1c,3cと、アナログスイッチ
1d,3dとは、それぞれ連動してオン・オフする。制
御信号はデコーダ回路4から出力され、上述した4組の
アナログスイッチ(1a,3a)、(1b,3b)、
(1c,3c)、(1d,3d)のうち、1組だけがオ
ンに設定される。
〜1dと、バイアス回路3内のアナログスイッチ3a〜
3dとはそれぞれ、デコーダ回路4の出力する制御信号
によりオン・オフ制御される。より詳細には、アナログ
スイッチ1a,3aと、アナログスイッチ1b,3b
と、アナログスイッチ1c,3cと、アナログスイッチ
1d,3dとは、それぞれ連動してオン・オフする。制
御信号はデコーダ回路4から出力され、上述した4組の
アナログスイッチ(1a,3a)、(1b,3b)、
(1c,3c)、(1d,3d)のうち、1組だけがオ
ンに設定される。
【0024】アナログスイッチ3a〜3dの出力端はい
ずれもバイアス抵抗Rの一端に接続され、バイアス抵抗
Rの他端にはアナロググランド端子が接続されている。
したがって、アナログスイッチ3a〜3dのいずれかが
オンになると、そのアナログスイッチの入力端の電圧
は、アナロググランドレベルを基準にして変化するよう
になる。
ずれもバイアス抵抗Rの一端に接続され、バイアス抵抗
Rの他端にはアナロググランド端子が接続されている。
したがって、アナログスイッチ3a〜3dのいずれかが
オンになると、そのアナログスイッチの入力端の電圧
は、アナロググランドレベルを基準にして変化するよう
になる。
【0025】図1の回路のうち、カップリングコンデン
サC1を除く構成部分は、半導体チップ上に形成され、
アナログ信号IN1 〜IN4 はチップの外部から入力され
る。また、制御信号を生成するデコーダ回路4もチップ
内に設けられる。
サC1を除く構成部分は、半導体チップ上に形成され、
アナログ信号IN1 〜IN4 はチップの外部から入力され
る。また、制御信号を生成するデコーダ回路4もチップ
内に設けられる。
【0026】図1に示すアナログスイッチ1a〜1d,
3a〜3dの回路構成はすべて同じでよく、例えば図2
のような回路で構成されている。図2のアナログスイッ
チは、一対のPMOSトランジスタP1とNMOSトラ
ンジスタN1からなるCMOS構成の回路で構成されて
いる。NMOSトランジスタN1のドレイン端子とPM
OSトランジスタP1のソース端子は互いに接続され、
この接続点がアナログスイッチの入力端になる。また、
NMOSトランジスタN1のソース端子とPMOSトラ
ンジスタP1のドレイン端子は互いに接続され、この接
続点が出力端になる。
3a〜3dの回路構成はすべて同じでよく、例えば図2
のような回路で構成されている。図2のアナログスイッ
チは、一対のPMOSトランジスタP1とNMOSトラ
ンジスタN1からなるCMOS構成の回路で構成されて
いる。NMOSトランジスタN1のドレイン端子とPM
OSトランジスタP1のソース端子は互いに接続され、
この接続点がアナログスイッチの入力端になる。また、
NMOSトランジスタN1のソース端子とPMOSトラ
ンジスタP1のドレイン端子は互いに接続され、この接
続点が出力端になる。
【0027】図1では、各アナログスイッチにそれぞれ
1種類の制御信号を入力しているが、実際には図3に示
すように、制御信号とその反転信号が各アナログスイッ
チに入力される。より具体的には、図2のNMOSトラ
ンジスタN1のゲート端子には制御信号がそのまま入力
されるのに対し、PMOSトランジスタP1のゲート端
子には制御信号を反転した信号が入力される。
1種類の制御信号を入力しているが、実際には図3に示
すように、制御信号とその反転信号が各アナログスイッ
チに入力される。より具体的には、図2のNMOSトラ
ンジスタN1のゲート端子には制御信号がそのまま入力
されるのに対し、PMOSトランジスタP1のゲート端
子には制御信号を反転した信号が入力される。
【0028】例えば、図2において、制御信号Xがハイ
レベルの場合には、NMOSトランジスタN1とPMO
SトランジスタP1はともにオンし、アナログスイッチ
はオン状態になる。逆に、制御信号Xがローレベルにな
ると、NMOSトランジスタN1とPMOSトランジス
タP1はともにオフし、アナログスイッチはオフ状態に
なる。
レベルの場合には、NMOSトランジスタN1とPMO
SトランジスタP1はともにオンし、アナログスイッチ
はオン状態になる。逆に、制御信号Xがローレベルにな
ると、NMOSトランジスタN1とPMOSトランジス
タP1はともにオフし、アナログスイッチはオフ状態に
なる。
【0029】一方、図4は図1に示したオペアンプOP
の内部構成を示す回路図である。図のオペアンプOP
は、差動増幅部11と、出力増幅部12とで構成されて
いる。差動増幅部11はPMOSトランジスタP2,P
3とNMOSトランジスタN2,N3と定電流源13と
を有し、出力増幅部12はNMOSトランジスタN4と
コンデンサC2と定電流源14とを有する。PMOSト
ランジスタP3のゲート端子がオペアンプOPの正転入
力端子に対応し、PMOSトランジスタP2のゲート端
子がオペアンプOPの反転入力端子に対応する。
の内部構成を示す回路図である。図のオペアンプOP
は、差動増幅部11と、出力増幅部12とで構成されて
いる。差動増幅部11はPMOSトランジスタP2,P
3とNMOSトランジスタN2,N3と定電流源13と
を有し、出力増幅部12はNMOSトランジスタN4と
コンデンサC2と定電流源14とを有する。PMOSト
ランジスタP3のゲート端子がオペアンプOPの正転入
力端子に対応し、PMOSトランジスタP2のゲート端
子がオペアンプOPの反転入力端子に対応する。
【0030】ここで、正転入力端子電圧VIN(+) が反転
入力端子電圧VIN(-) よりも高い場合には、定電流源1
3からの電流はPMOSトランジスタP2に流れ、NM
OSトランジスタN2,N3はオンする。このため、N
MOSトランジスタN4はオフし、出力電圧VOUT は電
源電圧レベルVDDになる。一方、正転入力端子電圧VIN
(+) が反転入力端子電圧VIN(-) よりも低い場合には、
定電流源13からの電流はPMOSトランジスタP3に
流れ、NMOSトランジスタN4のゲート端子が上昇し
てNMOSトランジスタN4がオンし、出力電圧VOUT
は接地レベルになる。
入力端子電圧VIN(-) よりも高い場合には、定電流源1
3からの電流はPMOSトランジスタP2に流れ、NM
OSトランジスタN2,N3はオンする。このため、N
MOSトランジスタN4はオフし、出力電圧VOUT は電
源電圧レベルVDDになる。一方、正転入力端子電圧VIN
(+) が反転入力端子電圧VIN(-) よりも低い場合には、
定電流源13からの電流はPMOSトランジスタP3に
流れ、NMOSトランジスタN4のゲート端子が上昇し
てNMOSトランジスタN4がオンし、出力電圧VOUT
は接地レベルになる。
【0031】このように、図1に示したアナログスイッ
チ1a〜1d,3a〜3dとオペアンプOPは、NMO
SトランジスタやPMOSトランジスタを組み合わせて
構成できるため、図1の回路全体を容易に半導体基板上
に形成することができる。
チ1a〜1d,3a〜3dとオペアンプOPは、NMO
SトランジスタやPMOSトランジスタを組み合わせて
構成できるため、図1の回路全体を容易に半導体基板上
に形成することができる。
【0032】次に、図1の回路の動作を説明する。例え
ば、アナログスイッチ1a,3aがオンの場合には、他
のアナログスイッチはすべてオフになる。このとき、ア
ナログスイッチ1aの入力端はアナログスイッチ3aを
介してバイアス抵抗Rに接続され、アナログスイッチ1
aの入力端の電圧はアナロググランドレベルを基準に変
化するようになる。
ば、アナログスイッチ1a,3aがオンの場合には、他
のアナログスイッチはすべてオフになる。このとき、ア
ナログスイッチ1aの入力端はアナログスイッチ3aを
介してバイアス抵抗Rに接続され、アナログスイッチ1
aの入力端の電圧はアナロググランドレベルを基準に変
化するようになる。
【0033】したがって、増幅回路2の正転入力端子に
は、アナロググランドレベルを基準に変化するアナログ
信号IN1 が入力される。増幅回路2は、アナログ信号IN
1 を抵抗r1,r2の抵抗比に応じて増幅して出力す
る。
は、アナロググランドレベルを基準に変化するアナログ
信号IN1 が入力される。増幅回路2は、アナログ信号IN
1 を抵抗r1,r2の抵抗比に応じて増幅して出力す
る。
【0034】図1の回路の場合、アナログスイッチ1a
〜1dの出力端にはバイアス抵抗Rは接続されていない
ため、アナログスイッチ1a〜1dの出力端(増幅回路
2の正転入力端子)には電流は流れない。すなわち、増
幅回路2側から見たインピーダンスは無限大になる。し
たがって、アナログスイッチ1a〜1dのオン抵抗の影
響を受けて増幅回路2の正転入力端子の電圧が低くなる
ことがなく、増幅回路2の正転入力端子の電圧波形が歪
むこともない。
〜1dの出力端にはバイアス抵抗Rは接続されていない
ため、アナログスイッチ1a〜1dの出力端(増幅回路
2の正転入力端子)には電流は流れない。すなわち、増
幅回路2側から見たインピーダンスは無限大になる。し
たがって、アナログスイッチ1a〜1dのオン抵抗の影
響を受けて増幅回路2の正転入力端子の電圧が低くなる
ことがなく、増幅回路2の正転入力端子の電圧波形が歪
むこともない。
【0035】なお、厳密に言えば、アナログスイッチに
多少の電流が流れて、アナログスイッチの両端で多少の
電圧降下が生じるが、その電圧降下は、図5に比べると
問題にならないほど少なく、電圧波形の歪みもほとんど
無視できるほど小さい。
多少の電流が流れて、アナログスイッチの両端で多少の
電圧降下が生じるが、その電圧降下は、図5に比べると
問題にならないほど少なく、電圧波形の歪みもほとんど
無視できるほど小さい。
【0036】このように、本実施形態のアナログマルチ
プレクサでは、複数のアナログ信号のいずれか一つを選
択するアナログスイッチ1a〜1dの入力側にバイアス
回路3を設けたため、アナログスイッチ1a〜1dの出
力側にバイアス電流が流れなくなる。このため、アナロ
グスイッチ1a〜1dのオン抵抗の非直線性の影響を受
けることなくアナログ信号を増幅でき、歪みのない原波
形に忠実なアナログ増幅信号が得られる。
プレクサでは、複数のアナログ信号のいずれか一つを選
択するアナログスイッチ1a〜1dの入力側にバイアス
回路3を設けたため、アナログスイッチ1a〜1dの出
力側にバイアス電流が流れなくなる。このため、アナロ
グスイッチ1a〜1dのオン抵抗の非直線性の影響を受
けることなくアナログ信号を増幅でき、歪みのない原波
形に忠実なアナログ増幅信号が得られる。
【0037】本実施形態のアナログマルチプレクサは、
上述したオーディオ機器だけではく、種々の用途、例え
ば、電話回線等のアナログ通信機器の信号切り替えなど
にも幅広く応用できる。
上述したオーディオ機器だけではく、種々の用途、例え
ば、電話回線等のアナログ通信機器の信号切り替えなど
にも幅広く応用できる。
【0038】図2,4ではアナログスイッチやオペアン
プOPの回路構成の一例を示したが、回路構成は図示さ
れたものに限定されない。また、上述した実施形態で
は、アナログマルチプレクサを半導体チップ上に形成す
る例を説明したが、ディスクリート部品を用いてプリン
ト基板等にアナログマルチプレクサを構成してもよい。
その場合、オペアンプOPやアナログスイッチについて
は、例えばICを用いて構成してもよく、あるいはトラ
ンジスタ等を組み合わせて構成してもよい。
プOPの回路構成の一例を示したが、回路構成は図示さ
れたものに限定されない。また、上述した実施形態で
は、アナログマルチプレクサを半導体チップ上に形成す
る例を説明したが、ディスクリート部品を用いてプリン
ト基板等にアナログマルチプレクサを構成してもよい。
その場合、オペアンプOPやアナログスイッチについて
は、例えばICを用いて構成してもよく、あるいはトラ
ンジスタ等を組み合わせて構成してもよい。
【0039】また、図1では、4種類のアナログ信号か
ら1つを選択する例を説明したが、入力されるアナログ
信号の数には特に制限はない。
ら1つを選択する例を説明したが、入力されるアナログ
信号の数には特に制限はない。
【0040】さらに、図1では、バイアス抵抗Rの一端
をアナロググランド端子に接続しているが、バイアス抵
抗Rの一端をアナロググランドレベル以外の所定レベル
に設定してもよい。ただし、その場合には、オペアンプ
OPの反転入力端子の電圧レベルも調整する必要があ
る。
をアナロググランド端子に接続しているが、バイアス抵
抗Rの一端をアナロググランドレベル以外の所定レベル
に設定してもよい。ただし、その場合には、オペアンプ
OPの反転入力端子の電圧レベルも調整する必要があ
る。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、複数のアナログ信号のいずれか一つを選択する第
1スイッチ手段の入力端にバイアス回路を接続したた
め、第1スイッチ手段の出力端側から見たインピーダン
スを無限大に設定でき、第1スイッチ手段の出力端に電
流が流れなくなる。したがって、第1スイッチ手段のオ
ン抵抗の非直線性の影響を受けて波形が歪むことがな
く、任意のアナログ信号を原波形に忠実に増幅して出力
できる。
れば、複数のアナログ信号のいずれか一つを選択する第
1スイッチ手段の入力端にバイアス回路を接続したた
め、第1スイッチ手段の出力端側から見たインピーダン
スを無限大に設定でき、第1スイッチ手段の出力端に電
流が流れなくなる。したがって、第1スイッチ手段のオ
ン抵抗の非直線性の影響を受けて波形が歪むことがな
く、任意のアナログ信号を原波形に忠実に増幅して出力
できる。
【図1】本発明に係るアナログ信号選択回路の一実施形
態の回路図。
態の回路図。
【図2】図1に示したアナログスイッチの内部構成を示
す回路図。
す回路図。
【図3】アナログスイッチの接続状態を示す図。
【図4】図1に示したオペアンプの内部構成を示す回路
図。
図。
【図5】従来のアナログマルチプレクサの回路図。
1 入力選択回路 2 増幅回路 3 バイアス回路 4 デコーダ回路 1a〜1d,3a〜3d アナログスイッチ R バイアス抵抗 C1 カップリングコンデンサ
Claims (5)
- 【請求項1】複数のアナログ信号のそれぞれに対応して
設けられ、対応する前記アナログ信号を通過させるか否
かを切り換える複数の第1スイッチ手段と、 これら第1スイッチ手段を通過した前記アナログ信号を
増幅する増幅回路とを備えたアナログ信号選択回路にお
いて、 前記増幅回路の入力電圧を基準電圧に基づき所望の値に
調整するバイアス回路を備え、 前記バイアス回路を前記複数の第1スイッチ手段の各入
力端に接続したことを特徴とするアナログ信号選択回
路。 - 【請求項2】前記バイアス回路は、 一端が前記基準電圧に設定されたバイアス抵抗と、 前記複数の第1スイッチ手段のそれぞれに対応して設け
られ、対応する前記第1スイッチ手段に連動してオン・
オフ制御される複数の第2スイッチ手段とを有し、 前記第2スイッチ手段の入力端にはそれぞれ、対応する
前記アナログ信号が入力され、 前記第2スイッチ手段の出力端はいずれも前記バイアス
抵抗の他端に接続されることを特徴とする請求項1に記
載のアナログ信号選択回路。 - 【請求項3】前記アナログ信号のそれぞれは、直流電圧
を除去するためのコンデンサを介して、対応する前記第
1スイッチ手段に入力されることを特徴とする請求項1
または2に記載のアナログ信号選択回路。 - 【請求項4】前記第1および第2のスイッチ手段のそれ
ぞれは、アナログスイッチであることを特徴とする請求
項1〜3のいずれかに記載のアナログ信号選択回路。 - 【請求項5】前記第1スイッチ手段、前記第2スイッチ
手段、前記バイアス抵抗および前記増幅回路を半導体基
板上に形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれ
かに記載のアナログ信号選択回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10752197A JP3417792B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | アナログ信号選択回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10752197A JP3417792B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | アナログ信号選択回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10303656A true JPH10303656A (ja) | 1998-11-13 |
JP3417792B2 JP3417792B2 (ja) | 2003-06-16 |
Family
ID=14461310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10752197A Expired - Fee Related JP3417792B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | アナログ信号選択回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3417792B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008079100A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Nec Electronics Corp | 選択回路 |
JP2008278298A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Fujitsu Microelectronics Ltd | アナログ信号選択回路 |
JP2010220254A (ja) * | 2003-02-24 | 2010-09-30 | Crosstek Capital Llc | 不良画素補償機能付きイメージセンサ |
CN110032114A (zh) * | 2019-04-24 | 2019-07-19 | 江苏泰坤环保科技有限公司 | 一种高精度模拟信号采集处理电路 |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP10752197A patent/JP3417792B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2008079100A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Nec Electronics Corp | 選択回路 |
JP2008278298A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Fujitsu Microelectronics Ltd | アナログ信号選択回路 |
CN110032114A (zh) * | 2019-04-24 | 2019-07-19 | 江苏泰坤环保科技有限公司 | 一种高精度模拟信号采集处理电路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3417792B2 (ja) | 2003-06-16 |
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