JPH10303091A - 結像特性計測方法及び該方法を使用する投影露光装置 - Google Patents

結像特性計測方法及び該方法を使用する投影露光装置

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JPH10303091A
JPH10303091A JP9109039A JP10903997A JPH10303091A JP H10303091 A JPH10303091 A JP H10303091A JP 9109039 A JP9109039 A JP 9109039A JP 10903997 A JP10903997 A JP 10903997A JP H10303091 A JPH10303091 A JP H10303091A
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light
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projection optical
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JP9109039A
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Nobuyuki Irie
信行 入江
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光光源の強度変動等がある場合でも高精度
に投影光学系の像面の位置を計測する。 【解決手段】 露光光IL1のもとでレチクルRのパタ
ーン像を投影光学系PLを介してウエハW上に投影する
際に、斜入射方式のAFセンサ26を用いてオートフォ
ーカス方式で合焦を行なう。像面検出系において、露光
光源1からの露光光をシャッタ2、及び光ファイバ52
等を介して照明光IL2として開口パターン45に導
き、開口パターン45を通過した後、投影光学系PLを
経てレチクルRで反射され、再び投影光学系PLを通過
した照明光を開口パターン45を介して像強度モニタ6
5で受光する。照明光IL2から分岐した照明光IL3
を光強度モニタ55で受光し、像強度モニタ65の検出
信号S1を光強度モニタ55の検出信号S2で補正した
信号に基づいて、投影光学系PLの像面を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体素
子、液晶表示素子、又は薄膜磁気ヘッド等を製造するた
めのフォトリソグラフィ工程でマスクパターンの像を基
板上に転写するために使用される投影光学系の像面(ベ
ストフォーカス位置)等の結像特性の計測方法、及びこ
の計測方法を使用する投影露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子等を製造する際に、マスクと
してのレチクルのパターンを投影光学系を介して、基板
としてのフォトレジストが塗布されたウエハ(又はガラ
スプレート等)上に転写するために使用されるステッパ
ー等の投影露光装置においては、高い解像度でレチクル
のパターン像を転写するために、ウエハの表面を常に投
影光学系の像面に対して焦点深度の範囲内に設定してお
く必要がある。そこで、従来より投影露光装置には、フ
ォトレジストに対して非感光性の検出光のもとで投影光
学系の光軸に対して斜めにウエハの表面にスリット像等
を投影し、そのウエハの表面からの反射光を検出するこ
とによって、そのウエハの表面のフォーカス位置(投影
光学系の光軸方向の位置)を検出する斜入射方式の焦点
位置検出系が備えられ、この焦点位置検出系の検出結果
に基づいてオートフォーカス方式でウエハの表面の合焦
が行われている。
【0003】その斜入射方式の焦点位置検出系で検出さ
れる量は、予め求められている像面からのデフォーカス
量であり、その像面は従来は例えばウエハのフォーカス
位置を種々に変えてテストプリントを行うことによって
決定されていた。それに対して最近、テストプリントを
行うことなく高速、且つ高精度に像面を決定するため
に、空間像センサを有する像面検出系を用いる方法も使
用されている。この像面検出系を用いる方法では、露光
光を分岐して得られる照明光でウエハステージの表面に
形成されたスリット状の開口パターンを照明し、この開
口パターンを通過して投影光学系を経てレチクルで反射
された後、再び投影光学系を通過した照明光をその開口
パターンを介して受光し、受光される光量の変化よりそ
の開口パターンの像のコントラストを検出している。そ
して、その開口パターンのフォーカス位置を変化させな
がらその像のコントラストが最大となるときのフォーカ
ス位置を像面位置として決定し、この際に焦点位置検出
系でもデフォーカス量を求めることによって、その焦点
位置検出系のオフセットを決定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来の投影
露光装置で、像面検出系を用いて斜入射方式の焦点位置
検出系の基準となる像面(ベストフォーカス位置)を決
定する際には、照明光として露光光から分岐して得られ
る光束が使用されている。しかしながら、露光光源自体
の光強度が時間的に変化する(揺らぐ)場合、その像面
検出系で検出される開口パターンの像のコントラストの
変化はその露光光の強度変化にも影響されるため、必ず
しも正確に像面を求めることができないという不都合が
あった。
【0005】特に、開口パターンのフォーカス位置を変
えながら検出するその開口パターンの像のコントラスト
の変化に対して、露光光源の光強度変化が同程度になっ
て来ると、決定される像面の精度が大きく低下してしま
う。また、露光光源自体の光強度は安定していても、外
部からの振動の影響等によって、露光光の分岐光学系を
構成する光学部材の相対変位等が生ずることによって照
明光の強度が変化する場合でも、像面検出系を介して検
出されるコントラストが変化して、求められる像面の精
度が低下することになる。
【0006】本発明は斯かる点に鑑み、露光光から分岐
した照明光を用いて投影光学系の像面のような結像特性
を計測する場合に、その結像特性をより高精度に計測で
きる結像特性計測方法を提供することを目的とする。更
に本発明は、そのような結像特性計測方法を使用できる
投影露光装置を提供することをも目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による結像特性計
測方法は、所定の露光光のもとでマスク(R)に形成さ
れたパターンの像を基板(W)上に投影する投影光学系
(PL)の結像特性計測方法において、その露光光から
分岐して得られる照明光(IL2)で所定の評価用パタ
ーン(45)を照明し、その照明光のもとで投影光学系
(PL)を介して得られるその評価用パターンの投影像
の像強度を検出すると共に、その露光光から分岐して得
られる照明光(IL2)の光強度の変化を検出し、その
評価用パターンの投影像の像強度をその検出された照明
光の光強度で補正して得られる像強度に基づいて投影光
学系(PL)の結像特性を計測するものである。
【0008】斯かる本発明によれば、その露光光から分
岐して得られる照明光(IL2)の光強度が常時モニタ
されている。このとき、その露光光源自体の光強度の変
動、又は外部からの振動等の影響はその照明光の光強度
の変動に反映される。そこで、例えばその照明光の光強
度でその投影像の像強度を除算して得られる値に基づい
て、その投影像の像強度の実際の変化を求めることによ
って、その照明光の光強度が変動する(揺らぐ)場合で
も、投影光学系(PL)の結像特性を従来より高精度に
計測できる。
【0009】この場合、所定の評価用パターン(45)
を投影光学系(PL)の光軸方向に移動しながら投影光
学系(PL)を介して得られる評価用パターン(45)
の投影像の像強度を検出し、評価用パターン(45)の
投影像の像強度をその検出された照明光の光強度で補正
して得られる像強度より、評価用パターン(45)のそ
の光軸方向の位置に応じた評価用パターン(45)の投
影像のコントラストを求め、このように求められたコン
トラストより投影光学系(PL)の像面(ベストフォー
カス位置)を求めることが望ましい。これは、投影光学
系(PL)の結像特性の一例として像面の位置を求める
場合を表している。
【0010】また、本発明による投影露光装置は、所定
の露光光のもとでマスク(R)に形成されたパターンを
基板(W)上に投影する投影光学系(PL)と、基板
(W)を移動する基板ステージ(22,23)とを有す
る投影露光装置において、その露光光とは異なる波長域
の検出光(AL)を投影光学系(PL)を介さずに基板
(W)の表面に照射することによって、その投影光学系
の光軸に沿った方向で投影光学系(PL)の像面からの
基板(W)のデフォーカス量を検出する焦点位置検出系
(26)と、その露光光から分岐して得られる照明光
(IL2)のもとで所定の評価用パターン(45)を投
影光学系(PL)を介して投影して得られる投影像の像
強度を検出する像面検出系(2,44,48,49,5
1〜54,65)と、その露光光から分岐して得られる
照明光(IL2)の光強度の変化を検出する光強度検出
系(52a,55)と、その基板ステージを介して評価
用パターン(45)をその光軸方向に移動したときにそ
の像面検出系で検出される像強度をその光強度検出系で
検出される光強度で補正して得られる像強度に基づい
て、その焦点位置検出系で基準となる投影光学系(P
L)の像面を設定するものである。
【0011】斯かる本発明の投影露光装置によれば、露
光時には例えば斜入射方式の焦点位置検出系を用いて、
オートフォーカス方式でその基板の合焦が行われる。そ
して、その焦点位置検出系で基準となる像面を決定する
際には、その評価用パターンをその光軸方向に移動しな
がら、例えば空間像センサを備えたその像面検出系で検
出されるその評価用パターンの像強度を、その光強度検
出系で検出される光強度で例えば除算して得られる像強
度のコントラストが最大となる位置を求めることによっ
て、その照明光の光強度が変動する(揺らぐ)場合であ
っても、従来より高精度に像面を求めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
につき、図面を参照して説明する。本例は、ステッパー
型の投影露光装置において、投影光学系の像面(ベスト
フォーカス位置)を求める場合に本発明を適用したもの
である。図1は本例の投影露光装置の概略的な構成を示
し、この図1において、水銀ランプ及び楕円鏡等を含む
露光光源1から発生したi線等の露光光はシャッタ2に
至る。シャッタ2はモータ3によって開閉でき、露光時
でシャッタ2が開状態のときには点線の光路で示すよう
に、露光光はインプットレンズ4を介して露光光IL1
として照度分布均一化用のフライアイレンズ5に入射す
る。なお、露光光としては水銀ランプ等の輝線の他に、
KrFエキシマレーザやArFエキシマレーザ等のエキ
シマレーザ光等も使用できる。
【0013】図1において、フライアイレンズ5の射出
面には開口絞り板6が回転自在に配置され、開口絞り板
6には回転軸の周りに通常の円形絞り6a、輪帯照明用
の輪帯絞り6b、複数開口よりなる所謂変形照明用の絞
り(不図示)、及び小さいコヒーレンスファクタ用の小
開口絞り(不図示)等の照明系開口絞り(σ絞り)が配
置されている。本例では、装置全体の動作を統轄制御す
るコンピュータよりなる主制御系20が、モータ7を介
して開口絞り板6を回転してフライアイレンズ5の射出
面の照明系開口絞りの種類を変更することで、所望の照
明条件に設定できる。フライアイレンズ5の射出面の照
明系開口絞りを通過した露光光IL1は、ミラー8、第
1リレーレンズ9A、可変視野絞り(レチクルブライン
ド)10及び第2リレーレンズ9Bを通過してミラー1
1に至る。そして、ミラー11で下方に反射された露光
光IL1は、コンデンサーレンズ12を介してレチクル
Rのパターン領域13をほぼ均一な照度分布で照明す
る。
【0014】露光時に、レチクルRのパターン領域13
を通過した露光光IL1は、両側(又はウエハ側に片
側)テレセントリックな投影光学系PLに入射し、投影
光学系PLにより投影倍率β(βは例えば1/4,1/
5等)で縮小されたレチクルRのパターン像が、表面に
フォトレジスト層が塗布され、その表面が投影光学系P
Lの像面とほぼ一致するように保持されたウエハW上の
1つのショット領域に投影露光される。なお、図1では
ウエハWの表面が投影光学系PLの露光フィールドから
外れた状態が示されている。また、本例では投影光学系
PLの上部にスペーサ14、及び3個の伸縮自在のピエ
ゾ素子等の駆動素子15A〜15Cを介して、結像特性
補正用の平板ガラスよりなる補正板16が配置され、結
像特性制御系17がそれらの駆動素子15A〜15Cの
伸縮量を調整して、補正板16の傾斜角及び位置を制御
することで、例えば台形状のディストーション等を補正
できるように構成されている。即ち、結像特性制御系1
7、駆動素子15A〜15C、及び補正板16より「デ
ィストーション制御部材」が構成されている。
【0015】更に、本例の投影光学系PL内には、所定
のレンズ間に密閉空間19が設けられ、この密閉空間1
9に配管18を介して結像特性制御系17から圧力可変
の気体が供給されている。そして、密閉空間19内の気
体圧力(内圧)Pを制御することで、投影倍率βを所定
範囲内で制御できるように構成されている。即ち、結像
特性制御系17、配管18、及び密閉空間19より「倍
率制御部材」が構成されている。但し、その倍率制御部
材を駆動すると、その投影倍率βの補正量Δβに応じて
投影光学系PLの像面(ベストフォーカス位置)も変化
してしまう。そこで、その投影倍率の補正量Δβに対す
るその像面の変化量(デフォーカス量)も予め求められ
て、装置定数として主制御系20内のオートフォーカス
制御系20aに記憶されている。
【0016】また、不図示であるが主制御系20には、
大気圧を計測するための環境センサや、ウエハWに対す
る露光量(投影光学系PLを通過する照射エネルギー)
を計測するためのセンサが接続されており、これらのセ
ンサの計測結果及び所定の演算式より、主制御系20は
投影光学系PLの投影倍率βの変化量を算出できる。そ
こで、主制御系20は結像特性制御系17に投影倍率の
補正量Δβを指定すると共に、その補正量に応じた量だ
けウエハWのフォーカス位置を補正する。これに応じて
結像特性制御系17は投影倍率を補正する。また、ウエ
ハWのアライメントによって、ウエハW上の前のレイヤ
の各ショット領域内のパターンに所定のディストーショ
ンΔDが有ることが分かる場合がある。このような場
合、主制御系20は結像特性制御系17にそのディスト
ーションの補正量ΔDを指定し、これに応じて結像特性
制御系17は補正板16を駆動してディストーションを
補正する。
【0017】次に、本例の投影露光装置のステージ系、
オートフォーカス機構、及び結像特性計測系等につき説
明するが、説明の便宜上、投影光学系PLの光軸AXに
平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面内で図1の紙面に
平行にX軸を、図1の紙面に垂直にY軸を取っておく。
このとき、レチクルRは、光軸AXに垂直な平面内で2
次元移動、及び回転自在なレチクルステージ21上に載
置され、主制御系20によりレチクルステージ21の位
置決め動作が制御される。
【0018】一方、ウエハWは、ウエハホルダ(不図
示)を介してZチルトステージ22上に保持され、Zチ
ルトステージ22はXYステージ23上に固定され、Z
チルトステージ22及びXYステージ23よりウエハス
テージが構成されている。Zチルトステージ22は、ウ
エハWのZ方向の位置(フォーカス位置)を制御すると
共に、所定範囲内でウエハWの傾斜角を補正し、XYス
テージ23はX方向、Y方向へウエハWの位置決めを行
う。Zチルトステージ22の上端の移動鏡24m及び外
部のレーザ干渉計24によってZチルトステージ22
(ウエハW)のX座標、Y座標、及び回転角が高精度に
計測され、計測結果が主制御系20に供給され、主制御
系20はその計測結果に基づいて駆動装置25を介して
XYステージ23の位置決めを行う。
【0019】また、投影光学系PLの側面部には、ウエ
ハWの表面、又は後述の基準マーク部材44の表面のフ
ォーカス位置を検出するための斜入射方式の焦点位置検
出系(以下、「AFセンサ」と呼ぶ)26が配置されて
いる。AFセンサ26において、光源27から射出され
たフォトレジストに対して非感光性の照明光ALは、ミ
ラー28及び集光レンズ29を介して被検面(図1では
基準マーク部材44の表面)にスリット像を形成する。
そして、その被検面で反射された照明光ALは、結像レ
ンズ30、振動ミラー31、平行平板ガラス(プレーン
パラレル)32を介して光電検出器33内の受光素子の
表面に振動するスリット像を再結像する。その受光素子
の受光面には受光用のスリットが形成され、その受光素
子の光電変換信号を振動ミラー31の駆動信号で同期整
流することによって、図5(b)に示すように、被検面
のフォーカス位置(Z方向の位置)Zに対応して所定範
囲内でほぼ線形に変化するフォーカス信号SFが得られ
る。
【0020】図1において、フォーカス信号SFは主制
御系20内のオートフォーカス制御系20aに供給され
る。例えば投影露光装置の組立調整時に、被検面の表面
が像面に合焦している状態でそのフォーカス信号SFが
0となるように調整が行われ、オートフォーカス制御系
20aは、そのフォーカス信号SFが0に維持されるよ
うに、駆動装置25を介してZチルトステージ22のZ
方向の位置を制御する。これにより、オートフォーカス
方式でウエハW、又は基準マーク部材44の表面が常に
結像面に合焦される。また、AFセンサ26内の平行平
板ガラス32の傾斜角はオートフォーカス制御系20a
によって制御できるように構成され、例えば結像特性制
御系17を介して密閉空間19の内圧を制御して投影倍
率βをΔβだけ補正する場合には、その平行平板ガラス
32の角度を変えることにより、そのフォーカス信号S
Fにその補正量Δβに対応するオフセットを付与できる
ようになっている。但し、その補正量Δβに対応するオ
フセットには誤差が生ずる恐れもあり、且つ他の要因等
によって投影光学系PLの像面が次第にドリフトする恐
れもあるため、本例では後述のように例えば定期的にそ
の像面の位置の計測(キャリブレーション)を行う。
【0021】そして、ウエハWへの露光時にはそのよう
にオートフォーカス制御を行った状態で、ウエハW上の
1つのショット領域に対するレチクルRのパターン像の
転写が終了すると、XYステージ23のステッピングに
よってウエハW上の次のショット領域が露光フィールド
に設定され、ステップ・アンド・リピート方式で露光が
繰り返される。
【0022】また、レチクルRの斜め上方に撮像方式の
レチクルアライメント系41A,41Bが配置され、投
影光学系PL側からレチクルRを通過した照明光をレチ
クルアライメント系41A,41Bに導くためのミラー
42A,42Bが、露光光IL1の光路に退避自在に配
置されている。レチクルアライメント系41A,41B
はそれぞれレチクルR上のアライメントマーク(不図
示)に対応して配置され、これらのアライメント系41
A,41BによってレチクルRのウエハステージに対す
るアライメントが行われる。
【0023】次に、本例の結像特性計測系としての像面
計測系につき説明する。先ず、Zチルトステージ22上
のウエハWの近傍に石英等の低膨張ガラスよりなる基準
マーク部材44が固定され、基準マーク部材44上に種
々の基準マーク等が形成されている。その基準マークの
一つとして、基準マーク部材44の表面のクロム膜等の
遮光膜中にスリット状の開口パターン45が形成されて
いる。そして、基準マーク部材44の底面のZチルトス
テージ22内に光ファイバを介して露光波長の照明光が
導かれている。
【0024】即ち、本例では露光光源1の直前に配置さ
れているシャッタ2が閉じている状態で、シャッタ2で
反射された露光光よりなる照明光IL2が、ミラー4
8、レンズ49、レンズ51を介して光ファイバ52の
一端に集光されている。光ファイバ52のその端部の近
傍に第1の分岐端52aが形成されており、光ファイバ
52に入射した照明光IL2の内でその分岐端52aか
ら射出される照明光が、照明光IL3としてフォトダイ
オード等の光電検出器よりなる光強度モニタ55に入射
しており、光強度モニタ55の検出信号S2が主制御系
20内の演算系20bに供給されている。なお、光強度
モニタ55を光ファイバ52の一端の近傍内部に埋め込
むようにしてもよい。
【0025】その光ファイバ55の他端はZチルトステ
ージ22内に導かれている。そして、光ファイバ52の
他端から射出された照明光IL2は、集光レンズ53、
及びミラー54を介して基準マーク部材44の底部から
スリット状の開口パターン45を照明する。図1に示す
ように、開口パターン45が投影光学系PLの露光フィ
ールド内に有る状態では、開口パターン45を通過した
照明光IL2は、投影光学系PL及び補正板16を介し
てレチクルRのパターン面に開口パターン45の像を形
成する。そして、そのパターン面で反射された照明光I
L2は、補正板16、及び投影光学系PLを介して基準
マーク部材44の開口パターン45上に、この開口パタ
ーン45の像を再結像し、開口パターン45を通過した
照明光IL2が、ミラー54、集光レンズ53を介して
光ファイバ52に戻り、光ファイバ52に戻された照明
光IL2の一部は、光ファイバ52の途中で分岐してい
る第2の分岐端52bから射出されて光電検出器よりな
る像強度モニタ65に入射し、像強度モニタ65からの
検出信号S1が主制御系20内の演算系20bに供給さ
れている。演算系20bにはAFセンサ26からのフォ
ーカス信号SFも供給されている。
【0026】この場合、光強度モニタ55及び像強度モ
ニタ65は同一の支持部材で支持されている。また、光
強度モニタ55及び像強度モニタ65はできるだけ近い
位置に配置されることが望ましいが、例えば図1に2点
鎖線で示すように、レンズ49,51間に反射率が低く
透過率の高いビームスプリッタ50を配置し、このビー
ムスプリッタ50で反射された照明光IL2の一部を光
強度モニタ55で受光するような構成も考えられる。
【0027】図1において、照明光IL2は露光光であ
るため、露光時に基準マーク部材44の表面が投影光学
系PLの像面(ベストフォーカス位置)に合焦している
ときには、レチクルRからの反射光によって基準マーク
部材44上に再結像される開口パターン45の像が最も
開口パターン45の大きさに近付き、基準マーク部材4
4がデフォーカスすると、その開口パターン45の像は
ぼけて大きくなる。即ち、露光光のもとで基準マーク部
材44の表面が像面に合焦しているときには、レチクル
Rからの反射光によって形成される開口パターン45の
像のコントラストが最も高くなる。従って、基準マーク
部材44の表面をZ方向に変位させると、露光光の強度
が安定している際には、像強度モニタ65の検出信号S
1は基準マーク部材44の表面がベストフォーカス位置
にあるときに最大となり、それ以外では次第に小さくな
るように山型に変化する。しかしながら、実際には露光
光源1の出力変動や外部からの振動等の影響によるレン
ズ51と光ファイバ52との相対変位等によって、開口
パターン45を照明する照明光IL2の光強度が時間的
に変動しているため、検出信号S1はそのように理想的
な山型には変化しない。
【0028】そこで、以下ではその検出信号S1から照
明光IL2の強度変動(揺らぎ)の影響を除去して、高
精度に像面を決定するための動作の一例につき説明す
る。先ず、図1に示すように、シャッタ2を閉じて基準
マーク部材44上の開口パターン45を照明光IL2で
照明した状態で、開口パターン45を投影光学系PLの
露光フィールド内に設定する。そして、Zチルトステー
ジ22を動作させて開口パターン45のフォーカス位置
Zを、それまでに求められている投影光学系PLの像面
(これを「像面の設定値」と呼ぶ)に対して所定幅だけ
下方に設定した後、Zチルトステージ22を+Z方向に
連続的に駆動することによって、開口パターン45のフ
ォーカス位置Zを所定速度でその像面の設定値よりも所
定幅だけ上方まで移動する。そして、このように開口パ
ターン45をZ方向に移動する際に、主制御系20内の
演算系20bではAFセンサ26のフォーカス信号S
F、像強度モニタ65の検出信号S1、及び光強度モニ
タ55の検出信号S2を並列に取り込む。この場合、フ
ォーカス信号SF、及び像強度モニタ65の検出信号S
1は実際にはフォーカス位置Zの関数であるが、計測時
には検出信号S1,S2はそれぞれ図2及び図3に示す
ように、時間tの関数として取り込まれる。図2及び図
3の横軸は時間tであるが、時間tでの開口パターン4
5(基準マーク部材44の表面)のフォーカス位置をZ
とすると、その横軸はフォーカス位置Zにも対応させる
ことができる。
【0029】次に、検出信号S1,S2の直流成分を揃
えてから両者の差分を求めるために、検出信号S1,S
2を以下のような成分に分けて考える。先ず、像強度モ
ニタ65の検出信号S1については、次のようにフォー
カス位置の変化によって強度変化する時間tの関数より
なる信号成分f1(t)、オフセット成分B1、及び揺
らぎ成分C1・g(t)に分ける。後者の揺らぎ成分は
所定の係数C1と時間tの関数g(t)との積である。
【0030】 S1=f1(t)+B1+C1・g(t) (1) また、光強度モニタ55の検出信号S2については、次
のようにオフセット成分B2と揺らぎ成分C2・g
(t)とに分ける。後者の揺らぎ成分は所定の係数C2
と(1)式でも現れている関数g(t)との積である。 S2=B2+C2・g(t) (2) これらの場合、演算系20bでは一例として、検出信号
S1,S2の時間平均によってそれぞれ対応するオフセ
ット成分B1,B2を求めることができる。この場合、
検出信号S1とS2との間には、以下のような関係式が
成立する。これは、検出信号S1,S2のオフセット成
分と揺らぎ成分との強度比は、検出信号S1とS2との
間で等しいと考えられるからである。
【0031】 C1/B1=C2/B2 (3) ここで、検出信号S1に合わせて照明光IL2の揺らぎ
成分に対応する検出信号S2の直流成分を揃えた後、検
出信号S1からその補正後の検出信号S2を除去した信
号を合焦信号SCとすると、演算系20bでは以下のよ
うにして検出信号S1から検出信号S2に係数(B1/
B2)を乗じた値を差し引くことによって合焦信号SC
を求める。
【0032】 SC=S1−(B1/B2)S2 ={f1(t)+B1+C1・g(t)} −(B1/B2){B2+C2・g(t)} (4) この(4)式の変形に際して(1)式、(2)式を使用
している。更に、(4)式で(3)式の関係を用いると
次のようになる。
【0033】 SC=f1(t)+{C1−(B1/B2)C2}・g(t) =f1(t) (5) これによって、合焦信号SCからは露光光源1の強度変
動等に依る揺らぎ成分が除去されており、合焦信号SC
は純粋にフォーカス位置の変化のみによって強度が変化
する信号成分であることが分かる。従って、(5)式の
合焦信号SCが得られた後は、その合焦信号SCがピー
クとなる位置が、開口パターン45の像のコントラスト
が最も大きくなる像面(ベストフォーカス位置)とな
る。
【0034】具体的に、図2及び図3の検出信号S1,
S2に(4)式、(5)式を適用して求めた合焦信号S
Cは図4に示すような一つの大きなピークを持つ信号と
なり、図4において合焦信号SCがピークとなる時点t
1におけるフォーカス位置Z1が像面となる。これに対
して、図2の検出信号S1の段階では揺らぎの影響によ
って必ずしも時点t1のみで高いピークが得られるとは
限らないため、像面の位置の検出精度が低下する恐れが
ある。
【0035】次に、そのようにして求められた合焦信号
SCを図5(a)の合焦信号SCであるとすると、演算
系20bでは、合焦信号SCと図5(b)に示すような
フォーカス信号SFとを比較する。図5(a),(b)
において、横軸はそれぞれ時間tであるが、その横軸は
時間tでの開口パターン45のフォーカス位置Zとも見
なすことができる。この場合、合焦信号SCから決定さ
れる像面のフォーカス位置はZ1であるのに対して、フ
ォーカス信号SFが0となるフォーカス位置はZ2であ
り、位置Z2にはオフセットδZ(=Z1−Z2)が生
じている。そこで、演算系20bではこのオフセットδ
Zを図1のオートフォーカス制御系20aに供給し、オ
ートフォーカス制御系20aではそのオフセットδZ分
だけ平行平板ガラス32の傾斜角を補正して、新たな像
面位置であるフォーカス位置Z1でフォーカス信号SF
が0になるようにする。これによって、像面のキャリブ
レーションが完了する。
【0036】このように本例では、露光光としての照明
光IL2から分岐した照明光IL3の光強度をモニタ
し、この結果に基づいて像強度モニタ65の検出信号S
1を補正しているため、照明光IL2の光強度が時間変
動するような場合でも高精度に投影光学系PLの像面を
求めることができる。従って、斜入射方式のAFセンサ
26で基準となる像面位置が正確であるため、常に高精
度にオートフォーカス方式でウエハWの表面を投影光学
系PLの像面に合わせ込んで露光を行うことができ、ウ
エハW上の各ショット領域にそれぞれ高い解像度でレチ
クルRのパターン像を露光できる。
【0037】なお、本例では開口絞り板6内の照明系開
口絞り(σ絞り)の選択によって、照明条件を通常の照
明方法、輪帯照明、及び変形照明等に切り換えることが
できるが、これらの照明条件によってもその像面の位置
が僅かに変動する恐れもある。そこで、各照明条件毎に
その像面検出系を用いてその像面のキャリブレーション
を行うようにしてもよい。
【0038】なお、(5)式の合焦信号SCが微弱な場
合は、そのまま信号処理するのではなく所定のゲインを
かけて処理し易い大きさに変換することが望ましい。こ
の際に、更に残留している検出信号のオフセット成分を
除去してもよい。具体的に、その所定のゲインをG、更
に除去するオフセット成分をB3とすると、(4)式の
代わりに合焦信号SCを以下の式で表せばよい。
【0039】 SC=G{S1−(B1/B2)S2}−B3 (4A) 又は、その合焦信号SCを次式で表してもよい。 SC=G[{S1−(B1/B2)S2}−B3] (4B) また、検出信号S1から揺らぎ成分を除去するための演
算式の例として、上記の実施の形態では(4)式、(4
A)式、(4B)式を使用したが、これ以外の演算式で
も構わない。また、上記の実施の形態では検出信号S1
から揺らぎ成分を除去するため演算処理はソフトウェア
的に実行しているが、ハードウェアで処理してもよい。
【0040】ところで、上記の実施の形態では、(1)
式及び(2)式で示すように検出信号S1,S2の揺ら
ぎ成分g(t)の位相が等しくなっているが、これは光
強度モニタ55の設置位置を像強度モニタ65が取り付
けられている支持部材と同じ部材にすることで容易に実
現される。言い換えると、そのように光強度モニタ55
と像強度モニタ65とを同じ支持部材上にできるだけ近
付けて配置することが、照明光の揺らぎ補正上で重要と
なる。
【0041】また、上記の実施の形態では投影光学系P
Lの像面を計測する場合に本発明を適用している。それ
以外に、例えば投影光学系PLの倍率やディストーショ
ン等を計測する場合に、露光光によるレチクルの評価用
パターンの像の位置を空間像計測で求めるようなときに
も、その露光光の強度変動をモニタすることによってよ
り正確にその評価用パターンの像の位置、ひいては倍率
やディストーション等をより高精度に計測できる。
【0042】また、本発明はステップ・アンド・スキャ
ン方式のような走査露光型の投影露光装置で結像特性を
計測する場合にも適用できる。このように、本発明は上
述の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々の構成を取り得る。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、露光光から分岐した照
明光のもとでの所定の評価用パターンの投影像の像強度
を、露光光から分岐した照明光の光強度で補正して得ら
れる像強度に基づいてその投影光学系の結像特性を計測
しているため、露光光から分岐した照明光を用いて投影
光学系の像面のような結像特性を計測する場合に、その
照明光の光強度が時間変動していても、その結像特性を
従来より高精度に計測できる利点がある。
【0044】この際に、その所定の評価用パターンを投
影光学系の光軸方向に移動しながらその投影光学系を介
して得られるその評価用パターンの投影像の像強度を検
出し、その評価用パターンの投影像の像強度をその検出
された照明光の光強度で補正して得られる像強度より、
その評価用パターンのその光軸方向の位置に応じたその
評価用パターンの投影像のコントラストを求め、このよ
うに求められたコントラストよりその投影光学系の像面
を求める場合には、結像特性の一例としての像面(ベス
トフォーカス位置)を従来より高精度に計測できる。
【0045】また、本発明の投影露光装置によれば、本
発明の結像特性計測方法の使用によって高精度に焦点位
置検出系の基準となる像面を決定できるため、合焦精度
が向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例で使用される投影露
光装置を示す一部断面図を含む概略構成図である。
【図2】図1の像強度モニタ65の検出信号S1の一例
を示す図である。
【図3】図1の光強度モニタ55の検出信号S2の一例
を示す図である。
【図4】像強度モニタ65の検出信号S1を光強度モニ
タ55の検出信号S2を用いて補正して得られる合焦信
号SCの一例を示す図である。
【図5】合焦信号SC、及びこれに対応するフォーカス
信号SFの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 露光光源 6 開口絞り板 R レチクル PL 投影光学系 W ウエハ 17 結像特性制御系 20 主制御系 20a オートフォーカス制御系 20b 演算系 22 Zチルトステージ 23 XYステージ 26 AFセンサ 44 基準マーク部材 45 開口パターン 55 光強度モニタ 65 像強度モニタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の露光光のもとでマスクに形成され
    たパターンの像を基板上に投影する投影光学系の結像特
    性計測方法において、 前記露光光から分岐して得られる照明光で所定の評価用
    パターンを照明し、前記照明光のもとで前記投影光学系
    を介して得られる前記評価用パターンの投影像の像強度
    を検出すると共に、前記露光光から分岐して得られる照
    明光の光強度の変化を検出し、 前記評価用パターンの投影像の像強度を前記検出された
    照明光の光強度で補正して得られる像強度に基づいて前
    記投影光学系の結像特性を計測することを特徴とする結
    像特性計測方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の結像特性計測方法であっ
    て、 前記所定の評価用パターンを前記投影光学系の光軸方向
    に移動しながら前記投影光学系を介して得られる前記評
    価用パターンの投影像の像強度を検出し、 前記評価用パターンの投影像の像強度を前記検出された
    照明光の光強度で補正して得られる像強度より、前記評
    価用パターンの前記光軸方向の位置に応じた前記評価用
    パターンの投影像のコントラストを求め、 該求められたコントラストより前記投影光学系の像面を
    求めることを特徴とする結像特性計測方法。
  3. 【請求項3】 所定の露光光のもとでマスクに形成され
    たパターンを基板上に投影する投影光学系と、前記基板
    を移動する基板ステージとを有する投影露光装置におい
    て、 前記露光光とは異なる波長域の検出光を前記投影光学系
    を介さずに前記基板の表面に照射することによって、前
    記投影光学系の光軸に沿った方向で前記投影光学系の像
    面からの前記基板のデフォーカス量を検出する焦点位置
    検出系と、 前記露光光から分岐して得られる照明光のもとで所定の
    評価用パターンを前記投影光学系を介して投影して得ら
    れる投影像の像強度を検出する像面検出系と、 前記露光光から分岐して得られる照明光の光強度の変化
    を検出する光強度検出系と、 前記基板ステージを介して前記評価用パターンを前記光
    軸方向に移動したときに前記像面検出系で検出される像
    強度を前記光強度検出系で検出される光強度で補正して
    得られる像強度に基づいて、前記焦点位置検出系で基準
    となる前記投影光学系の像面を設定することを特徴とす
    る投影露光装置。
JP9109039A 1997-04-25 1997-04-25 結像特性計測方法及び該方法を使用する投影露光装置 Withdrawn JPH10303091A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100781459B1 (ko) 2006-08-25 2007-12-03 동부일렉트로닉스 주식회사 노광장치 및 이를 이용한 노광공정의 포커스 방법
CN105989343A (zh) * 2014-09-25 2016-10-05 株式会社日立建筑系统 导盲犬检测装置及检测方法

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