JPH10302760A - 蓄電池 - Google Patents
蓄電池Info
- Publication number
- JPH10302760A JPH10302760A JP9112292A JP11229297A JPH10302760A JP H10302760 A JPH10302760 A JP H10302760A JP 9112292 A JP9112292 A JP 9112292A JP 11229297 A JP11229297 A JP 11229297A JP H10302760 A JPH10302760 A JP H10302760A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- pole
- terminal
- battery
- electrode pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Abstract
ストを低減できる蓄電池の端子構造を提供する。 【解決手段】 本発明は、極柱外周に樹脂が成形された
樹脂巻き端子を有する蓄電池であって、前記極柱と前記
樹脂の間に筒状またはリング状の弾性体が介在すること
を特徴とするものである。
Description
に二輪車等に使用する密閉形鉛蓄電池の端子部に関す
る。
いる密閉形鉛蓄電池は、実公昭39−35414号公報
に示されているように、電池内部と外部端子との気密保
持に樹脂巻き端子と称する端子が採用されている。該端
子は、図2に示すように高さ方向の略中央に数段のリン
グ9を持った鉛合金製の極柱8の周囲を熱可塑性の合成
樹脂10で包み込んだものである。該端子は、下端が複
数の極板耳部4を連結するストラップ5と接続され、前
記合成樹脂10の上面が鉛蓄電池の蓋2裏面に形成され
た突起12下面と溶着されて、電池内部と外部の気密を
保持している。また、端子上部がタブ端子6の引出し線
7と接続されている。なお、1は電槽、3は極板、13
は覆蓋である。
脂巻き端子をストラップ5に接続する方法は、予め樹脂
巻き端子を作製しておき、ストラップ5が形成された極
群を電槽1内に収納した後、該ストラップ5と前記樹脂
巻き端子とをバーニング溶接する方法が一般的であっ
た。 この方法は、バーニング溶接を人手によるか、自
動化設備によるかの何れかであり、人手によると人件費
が高くつき、自動化設備によると設備費用がかさみ電池
価格を上昇させる原因となっていた。また、樹脂巻き端
子を別部品とすることで、部品点数が増加し、部品管理
の煩雑化を招いた。
端子を同時に形成する、いわゆるキャストオンストラッ
プの方法を採用するには、樹脂巻き端子にリング9を形
成する際に金型を割型構造にしなければならなかった。
しかし、金型が複雑になるため実用的でなかった。
のであって、その目的とするところは、組立て工程の増
加や煩雑化をなくし、電池コストが低減できる蓄電池の
端子構造を提供することにある。
めに本発明は、極柱外周に樹脂が成形された樹脂巻き端
子を有する蓄電池において、前記極柱と前記樹脂の間に
筒状またはリング状の弾性体が介在することを特徴とす
るものである。
ていないため、キャストオンストラップ方法でストラッ
プと同時に形成できる。また、リングの替わりに弾性体
が挿入されているため、電池内部と外部の気密を保つこ
とができる。
いて説明する。
欠き側面図であり、図2と同一符号は同一名称を示し、
11はゴムまたは軟質合成樹脂からなるオー(O)リン
グを示す。
は、鉛合金製の極柱8の高さ方向の略中央に適当な間隔
をおいて二段のオーリング11が挿入されており、該オ
ーリング11を覆うように極柱8外周に蓋2と同材質の
合成樹脂10が形成されている。該樹脂10の上面が蓋
2の裏(下)面に形成された突起12と溶着され、極柱
8の下部が同極性の極板3の耳部4同士を連結するスト
ラップ5と接続されている。また、極柱8の上面が蓋8
内を水平方向に延びる端子引出し線7と接続され、該引
出し線7の先端が電池外へ突出してタブ端子6となって
いる。
明する。
て積み重ねて極群となし、キャストオンストラップの方
法でこの極群の同極性の極板耳部4同士をストラップ5
で連結すると共に、該ストラップ5から垂直方向に立設
する円柱状の極柱8を形成する。次に、該極柱8の外径
より2〜15%小さい内径を有するオーリング11を該
極柱8の高さ方向の略中央に2個挿入し、該極柱8とオ
ーリング11とを密着させる。次いで、該オーリング1
1を含む極柱8の外側に射出成形機により樹脂10を成
形する。この際、樹脂の温度によりオーリング11の表
面が軟化すると共に、成形樹脂圧により樹脂10がオー
リング11に密着するため十分に気密性が保持される。
このような極群を電槽1内に収納し、相隣る中間極柱同
士を連結した後、電槽1と蓋2の接触部、及び極柱8上
部の樹脂10上面と該樹脂上面に対応する蓋2の突起1
2下面を熱板で溶融して、それぞれの溶融部分同士を重
ね合わせて溶着する。次に、極柱上面と引出し線7とを
ハンダ等で溶接して覆い蓋13を被せて本発明の電池を
完成する。
個と、極柱にオーリングを挿入しない以外は本発明品と
同様な比較品1個と、図2のような従来品1個とを用い
て、端子部の気密検査を行った。気密検査は、試験品を
60℃の雰囲気中に8時間置いた後、−15℃の雰囲気
中に8時間置く条件を1サイクルとし、10サイクル繰
り返し、レッドチェック探傷検査剤に極柱下部を浸漬
し、24時間および48時間経過後に極柱上部まで浸透
するか否かの方法で行った。その結果を表1に示す。
査剤の浸透が見られたが、本発明品や従来品では検査剤
の浸透が見られず、本発明品は従来品と略同等の気密性
を有すると判断できた。なお、本実施形態では、オーリ
ングの段数を二段にしているが一段でもよく、また、寸
法的に許容できる範囲で出来るだけ多段することが好ま
しい。さらに、弾性体としてオーリングを用いている
が、筒状のパッキングでもよく、材質も合成ゴムや合成
樹脂に限定するものでない。
トラップの方法で組み立てることができるため、バーニ
ング溶接の工程を省略でき、樹脂巻き端子を別部品とし
て管理する必要がなくなる。従って、従来より低価格の
蓄電池を提供できる。
ある。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 極柱外周に樹脂が成形された樹脂巻き端
子を有する蓄電池において、前記極柱と前記樹脂の間に
筒状またはリング状の弾性体が介在することを特徴とす
る蓄電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9112292A JPH10302760A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9112292A JPH10302760A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 蓄電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10302760A true JPH10302760A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14583048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9112292A Pending JPH10302760A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10302760A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7842416B2 (en) | 2004-06-29 | 2010-11-30 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Rechargeable battery having a cap assembly |
WO2023243387A1 (ja) * | 2022-06-14 | 2023-12-21 | 株式会社Gsユアサ | 接合方法 |
-
1997
- 1997-04-30 JP JP9112292A patent/JPH10302760A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7842416B2 (en) | 2004-06-29 | 2010-11-30 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Rechargeable battery having a cap assembly |
WO2023243387A1 (ja) * | 2022-06-14 | 2023-12-21 | 株式会社Gsユアサ | 接合方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101431164A (zh) | 二次电池及其制造方法 | |
EP1291940A3 (en) | Improved lead acid storage battery and method of bonding cell terminal posts and bushings | |
US4154907A (en) | Side terminal battery structure | |
JPH10302760A (ja) | 蓄電池 | |
US4237603A (en) | Method for assembling a terminal to a battery side wall | |
JP3267078B2 (ja) | 鉛蓄電池 | |
JP3512674B2 (ja) | 鉛蓄電池の製造法並びに鉛蓄電池 | |
JPH10302759A (ja) | 蓄電池の端子部 | |
JPS61198552A (ja) | 鉛蓄電池用蓋の成形方法 | |
JPH06333544A (ja) | リチウム電池の製造方法 | |
JP3892575B2 (ja) | 鉛蓄電池の端子構造 | |
JPH11312532A (ja) | 二次電池の製造法 | |
JPH0132676Y2 (ja) | ||
JPS62198050A (ja) | 密閉式ニツケル・カドミウム蓄電池の製造法 | |
JPS6014770A (ja) | 円筒形蓄電池の製造方法 | |
JPS6047700B2 (ja) | 蓄電池端子形成法 | |
JPH06333545A (ja) | リチウム電池の製造方法 | |
JPH0136290Y2 (ja) | ||
JPH046119Y2 (ja) | ||
JPH0795442B2 (ja) | 鉛蓄電池 | |
JPS5925165A (ja) | 蓄電池の製造法 | |
JPS62157674A (ja) | 密閉型鉛蓄電池の製造方法 | |
JPS61290647A (ja) | 再充電可能な電池 | |
JPH04328243A (ja) | 鉛蓄電池用端子の接続方法 | |
JPH05325941A (ja) | 密閉形鉛蓄電池の製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040412 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051101 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20051219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070911 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071102 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080117 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080521 |