JPH10302522A - 光源の冷却構造と投写型液晶表示装置 - Google Patents

光源の冷却構造と投写型液晶表示装置

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JPH10302522A
JPH10302522A JP11166397A JP11166397A JPH10302522A JP H10302522 A JPH10302522 A JP H10302522A JP 11166397 A JP11166397 A JP 11166397A JP 11166397 A JP11166397 A JP 11166397A JP H10302522 A JPH10302522 A JP H10302522A
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JP
Japan
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optical space
light source
reflector
lamp
cooling structure
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JP11166397A
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Mari Sugawara
真理 菅原
Tetsuya Kobayashi
哲也 小林
Keiji Hayashi
啓二 林
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶プロジェクタ等の投写装置に装備される
光源の冷却構造に関し、光源の長寿命化と信頼性の向上
を目的とする。 【解決手段】 発光部2aと放熱部2cとの間に口金部2bを
有するランプ2と、前記発光部2aが配置される湾曲内面
側を光学的空間α側とし、前記放熱部2cが配置される湾
曲外面側を非光学的空間β側とし、前記口金部2bが前記
光学的空間α側から非光学的空間β側へ貫装される貫装
穴3aを有するリフレクタ3と、該リフレクタ3を保持す
るランプハウス6を具備し、前記光学的空間αと非光学
的空間βのそれぞれを流通する冷却用空気によって前記
ランプ2とリフレクタ3を冷却する光源の冷却構造であ
り、前記非光学的空間β側を流通する冷却用空気が、前
記リフレクタ3を避けて当該非光学的空間β側へ突出す
る形で配置されている前記口金部2b及び放熱部2cと選択
的に接触するように流動方向と流量を制御する手段を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶プロジェク
タ等の投写装置に装備される光源の冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図9(a) と(b) は従来の光源の冷却構造
を示す図であって、(a) は光源部10の全体構造を示す模
式的側断面図であり、(b) は光源部10内に配置されるラ
ンプユニット1の模式的斜視図である。図中、2は発光
部2aと放熱部2cとの間に口金部2bを有してなるランプ、
3は前記口金部2bが貫装状態で装着される貫装穴3aを有
してなるリフレクタ、6はリフレクタ3を保持するラン
プハウス、4はランプハウスの底板、5はランプハウス
の天井板、1はランプユニット、7はUVカットフィル
タ(以下UVフィルタと呼ぶ)、20はリフレクタ3の光
学的空間α側を流通する空気の排気ダクト、30はリフレ
クタ3の光学的空間α側と非光学的空間β側を流通する
空気を光源部10の外へ放出する排気ファン、をそれぞれ
示す。
【0003】この光源の冷却構造においては、図9(a)
に示すように、前面開口部11から送入されて排気ダクト
20から排出される光学的空間冷却空気40によってランプ
2の発光部2aとリフレクタ3の表面側(光学的空間α
側)が冷却される。
【0004】また、ランプハウス6の底板4に設けられ
た開口部9から送入されてランプハウス6の天井板5に
設けられた開口部8から送出される非光学的空間冷却空
気50によってランプ2の口金部2bと放熱部2cとリフレク
タ3の裏面側(非光学的空間β側)が冷却される。
【0005】前記ランプハウス6の側面部分には側面開
口部12が図9(b) に示すように設けられていることか
ら、開口部9から送入された非光学的空間冷却空気50の
一部はこれら側面開口部12からもランプハウス6の外へ
送出される。この側面開口部12を経由して送出される非
光学的空間冷却空気50は、ランプ2の発光によって温度
上昇したランプハウス6を冷却する。
【0006】なお、前記ランプ2をリフレクタ3に装着
するときは、ランプ2の口金部2bをリフレクタ3の貫装
穴3aに貫装させてこれを図示しない接着剤で固定して装
着する。
【0007】以上の説明から明らかなように、従来の光
源の冷却構造は、前記前面開口部11から送入される光学
的空間冷却空気40によってランプ2の発光部2aとリフレ
クタ3の表側(光学的空間α側)を冷却し、前記ランプ
ハウス6の開口部9から送入される非光学的空間冷却空
気50によってランプ2の口金部2bと放熱部2cとリフレク
タ3の裏側(非光学的空間β側)を冷却する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】リフレクタ3の表面側
(光学的空間α側)を光学的空間冷却空気40によって冷
却し、裏面側(非光学的空間冷却空気50側)を非光学的
空間冷却空気50によって冷却するというこの冷却構造の
問題点は、リフレクタ3の表面側と裏面側の温度差が限
界値(150°C)を超えないようにしないと温度差に
よるストレスでリフレクタ3が破損してしまう点であ
る。
【0009】特に、ランプ2の発光量を増やすために当
該ランプ2に供給する電力を上げた場合は、発光部2aの
発熱量が増加するのでランプ2の口金部2bと放熱部2cを
充分に冷却してやる必要がある。しかしながら、前記ラ
ンプ2の口金部2bと放熱部2cを充分に冷却するために非
光学的空間冷却空気50の量を増加させるとリフレクタ3
の裏面側は過冷却となり、リフレクタ3の構成材料であ
るガラスの表裏温度差が限界値を超えてリフレクタ3が
壊れる。
【0010】一方、リフレクタ3が割れないように、当
該リフレクタ3の裏面側を冷却する非光学的空間冷却空
気50の風量を少なくするとランプ2の発光部2aの温度が
異常に上昇してランプ2が断線してしまう。
【0011】本発明は、これらの問題を解決するための
手段を提供するもので、光源の信頼性向上と長寿命化を
実現することをその目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による光源の冷却
構造は、図1(a) と(b) に開示しているように、発光部
2aと放熱部2cとの間に口金部2bを有するランプ2と、前
記発光部2aが配置される湾曲内面側を光学的空間α側と
し、前記放熱部2cが配置される湾曲外面側を非光学的空
間β側とし、前記口金部2bが前記光学的空間α側から非
光学的空間β側へ貫装される貫装穴3aを有するリフレク
タ3と、該リフレクタ3を保持するランプハウス6を具
備し、前記光学的空間αと非光学的空間βのそれぞれを
流通する冷却用空気(光学的空間冷却空気40と非光学的
空間冷却空気50)によって前記ランプ2とリフレクタ3
を冷却する光源の冷却構造であって、前記非光学的空間
β側を流通する冷却用空気(非光学的空間冷却空気50)
が、前記リフレクタ3を避けて当該非光学的空間β側へ
突出する形で配置されている前記口金部2b及び放熱部2c
と選択的に接触するように流動方向と流量を制御する手
段を備えたことを特徴とする。
【0013】この光源の冷却構造は、ランプハウス6の
底板4と天井板5に設けられている開口部9Aと8Aの
形状と寸法と位置を制御することによって前記非光学的
空間β側を流通する非光学的空間冷却空気50の流動方向
と流量を制御する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1(a) と(b) は本発明による光
源の冷却構造の第1実施例を説明するための模式的要部
側断面図と模式的斜視図であるが、前記図9と同一部分
にはそれぞれ同一符号を付している。
【0015】この第1実施例に開示した光源部10Aは、
図1(a) と(b) に示すように、発光部2aと放熱部2cとの
間に口金部2bを有するランプ2と、前記発光部2aが配置
される湾曲内面側を光学的空間α側とし、前記放熱部2c
が配置される湾曲外面側を非光学的空間β側とし、前記
口金部2bが前記光学的空間α側から非光学的空間β側へ
貫装される貫装穴3aを有するリフレクタ3と、該リフレ
クタ3を保持するランプハウス6を具備し、前記光学的
空間αと非光学的空間βのそれぞれを流通する前記光学
的空間冷却空気40と非光学的空間冷却空気50によって前
記ランプ2とリフレクタ3を冷却する光源の冷却構造に
おいて、前記非光学的空間β側を流通する非光学的空間
冷却空気50が、前記リフレクタ3を避けて当該非光学的
空間β側へ突出する形で配置されている前記口金部2b及
び放熱部2cと選択的に接触するように流動方向と流量を
制御する手段を備えたことを特徴とするものである。
【0016】即ち、この光源部10Aは、非光学的空間β
を流動する冷却用空気(非光学的空間冷却空気)50がリ
フレクタ3を避けて流動するようにランプハウス6の底
板4と天井板5に形成されている幅がbで長さがcの開
口部9Aと8Aの位置aを変化させる構造であることを
特徴とする。
【0017】前記開口部9Aと8Aは、リフレクタ3側
に設けられている貫装穴3aの端面から距離aだけ離れた
位置に設けられていることから、開口部9Aから吸入さ
れて開口部8Aから送出される非光学的空間冷却空気50
はリフレクタ3を避けてランプ2の口金部2bと放熱部2c
を選択的且つ集中的に冷却する。
【0018】この第1実施例に開示した光源部の冷却構
造は、開口部9Aから吸入されて開口部8Aから送出さ
れる非光学的空間冷却空気50の流動方向を開口部9A,
8Aの位置aを変化させることによって制御し、当該非
光学的空間冷却空気50の流量を開口部9A,8Aの形状
(この場合は長方形)と寸法(bとc)を変化させるこ
とによって制御するようにしている。
【0019】この冷却構造は、非光学的空間冷却空気50
がリフレクタ3を避けて流動する構造になっていること
から、非光学的空間冷却空気50の供給量を増加させても
当該リフレクタ3の裏面側が過冷却状態となる危険性が
ない。このため、ランプ2の発光量を増やすために当該
ランプ2に供給する電力を上げた場合でもリフレクタ3
の表面側と裏面側の温度差が限界値(150°C)を超
えることはない。
【0020】以上の説明から明らかなように、本発明に
よる光源の冷却構造は、リフレクタ3の非光学的空間β
側を流動する冷却用空気(非光学的空間冷却空気50)の
流動方向を制御することによって当該リフレクタ3の裏
面側が過冷却状態となるのを防止すると共に、前記ラン
プ2の口金部2bと放熱部2cが集中的且つ特定的に冷却さ
れるようにしてランプ2が過熱状態となるのを回避した
ことを構成上の特徴とするものである。
【0021】この光源の冷却構造を適用すると、前記非
光学的空間冷却空気50がリフレクタ3を避けて流動する
ことから、リフレクタ3が表面側と裏面側の温度差によ
って破損する事故が減少して当該リフレクタ3の長寿命
化が実現する。
【0022】また、この光源の冷却構造は、非光学的空
間冷却空気50がランプ2の口金部2bと放熱部2cを集中的
に冷却することから、ランプ2の発光部2aが過熱状態に
ならない。このため、この冷却構造を適用するとランプ
2の断線事故が減少して当該ランプ2の長寿命化が実現
する。
【0023】図2(a) と(b) は本発明の一応用例を示す
図であって、図2(a) は模式的平面図、図2(b) は模式
的要部側断面図である。図中、6はランプハウス、4は
ランプハウス6の底板、4aは底板4に設けられている底
穴、4bは底板4に設けられているねじ穴、61は空気穴調
整板、61a は空気穴調整板61に設けられている長穴、W
は長穴61a の形成長さ、9A,8Aは空気穴調整板61に
設けられている幅がbで長さがcの開口部、をそれぞれ
示す。
【0024】この応用例は、前記開口部9Aが形成され
た空気穴調整板61をランプハウス6の底板4の上に載置
し、この空気穴調整板61を矢印P−P’方向に移動させ
ることによって当該開口部9Aの位置〔リフレクタ3か
らの距離a(図1参照)〕を調整する。そして、開口部
9Aの位置が決定すると長穴61a を介して底板4側に設
けられているねじ穴4bに固定ねじ90を螺入して空気穴調
整板61をランプハウス6に固定する。なお、この応用例
は天井板5(図1参照)側にも同様に適用される。
【0025】この応用例を適用すると、非光学的空間冷
却空気50(図1参照)の流動方向を自在に変化させるこ
とができる。なお、前記開口部9Aの幅bと長さcがそ
れぞれ異なる複数の空気穴調整板61を準備しておけば、
非光学的空間冷却空気50の流動方向と流量を自在に調整
することができる。
【0026】図3は開口部の寸法を変化させてリフレク
タの裏面温度とランプの口金部の温度を測定した結果を
示す図である。なお、この測定データは、リフレクタの
貫装穴の端部と開口部の距離a(図1,図2参照)が5
mmの場合である。
【0027】図3から明らかなように、開口部の幅bが
→→→と大きくなるにつれてリフレクタの裏面
温度は直線的かつ緩やかに下降している。しかしなが
ら、口金部の温度は曲線的に変化して前記開口部の幅b
が14mmのときに最低値(約300°C)を示してい
る。このことは、開口部の長さcが60mmで開口部の
幅bが14mmのときにランプ2の冷却効果が最も高い
ことを示している。 なお、図3にはリフレクタの表面
側の温度が開示されていないが、リフレクタの表面側
(光学的空間α側)の温度が口金部の温度を上回ること
はない。従って、開口部の幅bを14mmとし、長さc
を60mmとした場合にリフレクタ3の表面温度と裏面
温度の差が限界値(150°C)を超えることはない。
【0028】図4(a) と(b) は本発明の第2実施例を説
明するための図である。この第2実施例に開示したラン
プユニット1Bは、仰角調整部63a と装着部63b と蝶番
部63c とからなる空気流制御部材63を底板4の開口部9
Aと8A上に対称的に配置した構造になっている。
【0029】図4(a) と(b) に開示したこの第2実施例
は、前記仰角調整部63a の仰角θを変化させることによ
って非光学的空間冷却空気50の流動方向を制御すること
を特徴とする。また、この仰角調整部63a は、前記仰角
調整部63a の仰角θを大きくしたり或いは小さくしたり
することによって開口部9A,8Aの断面積を拡大した
り縮小したりすることができる。
【0030】このため、この空気流制御部材63を用いる
と非光学的空間冷却空気50の流動方向と流量を自在に制
御することができる。この空気流制御部材63は、装着部
63bを底板4及び天井板5にそれぞれ固定して使用され
る。
【0031】図5は本発明の第3実施例を説明するため
の図である。この第3実施例に開示したランプユニット
1Cは、開口部9Aから送入されて開口部8Aから送出
される非光学的空間冷却空気50がリフレクタ3の裏面側
(非光学的空間β側)を冷却することのないように、ラ
ンプハウス6側に非光学的空間冷却空気50の流路側とリ
フレクタ3の裏面側を仕切る仕切り板15を設けたことを
特徴とする。
【0032】なお、この仕切り板15は、熱伝導性の良い
材料(例えばアルミニウム,銅等)で構成されているこ
とから、リフレクタ3の発熱を吸収してこれをランプハ
ウス6側或いは非光学的空間冷却空気50の流通側に放熱
する。この仕切り板15は、ランプ2の電極部(図示せ
ず)に接触しないように当該電極部を避ける形で取り付
けられる。
【0033】この第3実施例を適用すると、非光学的空
間冷却空気50がリフレクタ3の裏面側に触れないため、
リフレクタ3の裏面側が過冷却となる危険性がない。図
6は本発明の第4実施例を説明するための図である。こ
の第4実施例に開示したランプユニット1Dは、開口部
9Aから送入されて開口部8Aから送出される非光学的
空間冷却空気50がリフレクタ3の裏面側(非光学的空間
β側)に接触しないように、リフレクタ3の裏面側を覆
い且つ当該リフレクタ3の裏面に密接する形で隔壁16を
設けたことを特徴とする。
【0034】この隔壁16は、前記のように、リフレクタ
3の裏面に密接する形で設けられることから、リフレク
タ3の裏面側はこの隔壁16によって密閉された状態とな
る。この第4実施例に開示した隔壁16は、リフレクタ3
の裏面側に密接する形で配置されることから、非導電性
でかつ柔軟性を有する材料(例えば耐熱性を有する合成
ゴム等)を用いて製作される。
【0035】この第4実施例に開示した冷却構造も、リ
フレクタ3の裏面が隔壁16によって覆われた形になって
いることから、非光学的空間β側を流通する非光学的空
間冷却空気50が当該リフレクタ3の裏面側を避けて素通
りする。従って、この第4実施例を適用するとリフレク
タ3の裏面側が過冷却状態になることはない。
【0036】図7は本発明の第5実施例を説明するため
の図である。この第5実施例は、図6に開示した前記第
4実施例の変形例である。この第5実施例は、開口部9
Aに送風ファン35を取付けた構造を特徴とする。開口部
9Aに送風ファン35を取り付けることで口金部2bと放熱
部2cを冷却する非光学的空間冷却空気50の量が増大する
ことから、この第5実施例を適用することによって冷却
効率が著しく向上することになる。
【0037】図8は本発明による光源部を備えた投写型
液晶表示装置の一構造例を示す模式的側面図である。こ
の投写型液晶表示装置70は、光源部10Xと、該光源部10
Xからの光を変調して画像を形成する液晶パネル71B,
71G,71Rと、これら各液晶パネル71B,71G,71Rに
よって形成された画像を投写する投写レンズ77とを備え
てなるものであって、特にこの投写型液晶表示装置70
は、光源部10Xが、前記図1〜図7に記載した冷却構造
を有してなることを特徴とする。
【0038】図8に開示したこの投写型液晶表示装置70
は、非光学的空間β側を流通する非光学的空間冷却空気
50が、リフレクタ3を避けてランプ2の放熱部分(口金
部2bと放熱部2c----図1参照)と選択的に接触するよう
構成された光源部10Xを装備していることから、当該光
源部10Xを構成するリフレクタ3とランプ2の寿命が長
い。このため、この光源部10Xを装備した投写型液晶表
示装置70は、メンテナンス回数が少なくて済むので経済
的である。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による光源の冷却構造は、光源を冷却する冷却用空気の
流動方向と流量を制御することによって光源を構成する
ランプとリフレクタの長寿命化を実現したもので、その
効果は極めて大である。また、この光源を備えた投写型
液晶表示装置はメンテナンス回数が少なくて済むので経
済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を説明するための図
【図2】 本発明の一応用例を説明するための図
【図3】 開口部の寸法を変化させてリフレクタの裏面
温度とランプの口金部の温度を測定した結果を示す図
【図4】 本発明の第2実施例を説明するための図
【図5】 本発明の第3実施例を説明するための図
【図6】 本発明の第4実施例を説明するための図
【図7】 本発明の第5実施例を説明するための図
【図8】 投写型液晶表示装置の一構造例を示す図
【図9】 従来の光源の冷却構造を示す図
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E ランプユニット 2 ランプ 2a 発光部 2b 口金部2b 2c 放熱部 3 リフレクタ 3a 貫装穴 4 底板 5 天井板 6 ランプハウス 7 UVフィルタ 8,8A,9,9A 開口部 10,10A,10X 光源部 12 側面開口部 15 仕切り板 16 隔壁 20 排気ダクト 30 排気ファン 35 送風ファン 40 光学的空間冷却空気 50 非光学的空間冷却空気 61 空気穴調整板 63 空気流制御部材 63a 仰角調整部 63b 装着部 63c 蝶番部 70 投写型液晶表示装置 71R,71G,71B 液晶パネル 73 全反射ミラー 75 ダイクロイックミラー 77 投写レンズ 90 固定ねじ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部と放熱部との間に口金部を有する
    ランプと、前記発光部が配置される湾曲内面側を光学的
    空間側とし、前記放熱部が配置される湾曲外面側を非光
    学的空間側とし、前記口金部が前記光学的空間側から非
    光学的空間側へ貫装される貫装穴を有するリフレクタ
    と、該リフレクタを保持するランプハウスを具備し、 前記光学的空間と非光学的空間のそれぞれを流通する冷
    却用空気によって前記ランプとリフレクタを冷却する光
    源の冷却構造であって、 前記非光学的空間側を流通する冷却用空気が、前記リフ
    レクタを避けて当該非光学的空間側へ突出する形で配置
    されている前記口金部及び放熱部と選択的に接触するよ
    うに流動方向と流量を制御する手段を備えたことを特徴
    とする光源の冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記非光学的空間冷却空気の流動方向と
    流量を制御する手段として、前記ランプハウスの底部と
    天井部に設けられた開口部の形状と寸法と位置を可変に
    したことを特徴とする請求項1記載の光源の冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記開口部の形状と寸法と位置を自在に
    変化させる空気流通穴調整手段を有してなることを特徴
    とする請求項2記載の光源の冷却構造。
  4. 【請求項4】 前記非光学的空間冷却空気の流動方向と
    流量を自在に変化させる空気流制御手段を有してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光源の冷却構造。
  5. 【請求項5】 前記非光学的空間冷却空気が前記リフレ
    クタ側へ流入するのを抑制するための空気流入抑制手段
    を有してなることを特徴とする請求項4記載の光源の冷
    却構造。
  6. 【請求項6】 光源部と、前記光源部からの光を変調し
    て画像を形成する液晶パネルと、前記液晶パネルにより
    形成された画像を投写する投写レンズとを備え、 前記光源部が請求項1乃至5記載の光源の冷却構造を有
    することを特徴とする投写型液晶表示装置。
JP11166397A 1997-04-30 1997-04-30 光源の冷却構造と投写型液晶表示装置 Withdrawn JPH10302522A (ja)

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