JPH10301547A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JPH10301547A
JPH10301547A JP9110632A JP11063297A JPH10301547A JP H10301547 A JPH10301547 A JP H10301547A JP 9110632 A JP9110632 A JP 9110632A JP 11063297 A JP11063297 A JP 11063297A JP H10301547 A JPH10301547 A JP H10301547A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安定したプラグアンドプレイ機能を実現するた
め、通信部の電源を状況に応じて制御する。 【解決手段】ハブ制御部により、アップポート電源及び
ハブを有する機器の自己電源から、有効な電源を選択し
て、ダウンポートに接続される周辺機器への電源として
供給する。そしてディスプレイ制御部13がハブ制御部
14にパワーマネージメント情報を報告すると、ハブ制
御部14はダウンポート6、7、8、9の消費電力を調
整し、省電力機構に対応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源あるいは電源
制御手段を有する装置全般に関し、特にコンピュータ端
末等の表示装置であって、パーソナルコンピュータやワ
ークステーション等のコンピュータ(以下、PCと略
す。)との通信機能を有するディスプレイ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、オペレーティングシステムソフト
ウェアのグラフィカルユーザーインターフェイスの進歩
とともに、PCが急速に普及してきており、そこでは多
種多様な周辺機器とPCを接続することが多くなってき
ている。
【0003】一方、周辺機器の接続端子は各々形状が異
なったり、あるいはドライバソフトをインストールする
などの初期設定が必要であったが、それを解決するため
にプラグアンドプレイ機能が登場してきた。最近ではプ
ラグアンドプレイ機能を実現するために、上記周辺機器
とPC間で通信を行い、初期設定作業の自動化が考慮さ
れている。更に、PCの使用者の利便性を向上させるた
め、形状の統一されたコネクタや、PCと周辺機器間の
接続媒体となるハブ機能が必要となっている。また、上
記通信ではマウスやキーボードなどの電源を持たない機
器も動作させるために、電源の供給もあわせて行ってい
る。電源の供給源としてはPCやハブ等が受け持つが、
ハブの場合には、元々自身で電源を有するディスプレイ
装置等に備えられることが望まれている。上記内容の具
体例としては1996年7月15日発行の「日経パソコ
ン」7月15日号(214〜219ページ)に記載され
ている。
【0004】更にプラグアンドプレイの概念として、P
Cの使用者に対して利便性を提供するという面では、現
在のディスプレイシステムは周辺機器の接続情報を一覧
で見渡す機能がないため、ユーザー側で周辺機器の接続
状態や、接続機器の動作状態などの情報を得るのが困難
であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な方式による
電力供給では、以下の問題が生じる。
【0006】通信機能とハブ機能を有しているディスプ
レイ装置において、ディスプレイ装置が従来対応してい
る省電力機能が作動した場合に、通信線を介してPCか
ら供給される電源供給でハブ機能への電力供給を行った
としても、供給電力値よりハブに接続される周辺機器の
消費電力値が大きくなってしまう可能性がある。その場
合の、不安定な電力供給が原因でPC及び周辺機器を含
む通信システム全体に影響を及ぼす不具合が生じる。
【0007】本発明の目的は、安定したプラグアンドプ
レイ機能を実現するために、ディスプレイ装置に接続さ
れる周辺機器への電力の供給を、ディスプレイ装置の有
する自己の電源供給と通信手段等に伴う電源供給とから
行うことを可能とするディスプレイ装置を提供すること
にある。
【0008】またディスプレイ装置に限らず一般機器に
おいても、その一般機器に接続される周辺機器への電力
供給を、その一般機器のもつ電源供給手段とその一般機
器と通信される他の機器(例えばPC)からの電源供給
とで行うことを可能とする電源制御手段を有する一般機
器を提供することにある。
【0009】また本発明の更なる目的として、PCの利
用者に対する利便性の向上を図るために、通信線に接続
される機器の情報を表示することによる情報提供を可能
とするディスプレイ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ハブを有するディスプレイ装置においてハ
ブ制御部を設け、ハブへ供給する電源をハブのアップポ
ート電源及びディスプレイ自己電源とから有効な電源を
選択する手段と、ハブのダウンポートに接続される周辺
機器への電力供給を個別に制御する手段とを有する点を
特徴とする。
【0011】一方、ハブを有する一般機器においては、
当該機器の有する電源による電力供給と当該機器と接続
された外部装置からの電力供給とを効果的に制御する手
段と、ハブのダウンポートに接続される周辺機器への電
力供給を個別に制御することが可能な手段を有する点を
特徴とする。
【0012】更に本発明は、上記の課題を解決するため
に、ディスプレイ装置の有するハブに繋がる周辺機器情
報をオンスクリーンディスプレイ機能を利用しユーザー
に提供する手段と、PC以下全ての周辺機器情報をツリ
ー構造状等の階層構成として表示しユーザーに提供する
手段を有するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0014】図1は本発明による実施の形態を示すシス
テムブロック図であり、1が本発明における一実施形態
であるディスプレイ装置である。図1において、1は本
発明のディスプレイ装置、2はコンピュータ、3はR、
G、Bの映像信号入力端子、4は垂直同期信号および水
平同期信号の入力端子、5はハブ制御部をコンピュータ
側と接続するアップポート端子、6〜9はハブ制御部と
周辺機器を接続するダウンポート端子、10は映像信号
処理を行うビデオ回路、11は駆動回路、12は表示ユ
ニット、13はディスプレイ全体の制御を行うディスプ
レイ制御部、14はアップポートとダウンポートとを有
するハブの通信制御を統括し、ダウンポートへの電源制
御を行うハブ制御部、15、16はそれぞれ周辺機器の
一例としてのマウス及びキーボードである。
【0015】図1のシステムブロックにおいて、コンピ
ュータ2はパーソナルコンピュータやワークステーショ
ンに限らず、演算処理機能を有し映像出力手段を有する
装置全般を指すものであるとする。コンピュータ2から
の信号を受けるディスプレイ装置1の映像信号入力端子
3及び、垂直同期信号および水平同期信号の入力端子4
は別々の端子である必要はなく、一つの端子に含められ
る構成であっても構わない。コンピュータ2は従来の映
像信号、水平及び垂直の同期信号(以下、それぞれHs
ync,Vsyncと略す。)の出力端子である画像表
示信号出力端子201の他に、周辺機器とのプラグアン
ドプレイ機能を提供するための通信端子202を備えて
おり、通信端子202からの通信線は本実施の形態にお
けるディスプレイ装置1のアップポート5に接続され
る。またこの通信線を介してコンピュータ2側からの電
源供給が行われハブ制御部14に供給される。
【0016】本実施の形態では、ディスプレイ装置1の
ダウンポート端子にはマウス15及びキーボード16を
接続するものとして説明する。また、本実施の形態では
接続可能な周辺機器を4台までということでダウンポー
トの数は4個としているが、もちろんそれ以上でも以下
でも良い。
【0017】ビデオ回路10はコンピュータ2から入力
されたR、G、Bの映像信号に増幅、振幅調整等の信号
処理を施し、表示ユニット12へ信号を送る。ディスプ
レイ制御部13はコンピュータ2から入力されたHsy
nc信号、Vsync信号から入力映像信号仕様を判別
し、ビデオ回路10及び、駆動回路11を制御する。駆
動回路11は前記ディスプレイ制御部13からの制御及
び、コンピュータ2から入力されたHsync信号、V
sync信号に従って表示ユニット12を駆動する。
【0018】本実施の形態においてはハブに接続される
周辺機器への電源供給をアップポート5とディスプレイ
装置1からの電源供給によりまかない、それぞれの周辺
機器への電源供給を制御するハブ制御部14をディスプ
レイ装置1に設けたことが特徴である。本実施の形態に
より、アップポート5に接続されるコンピュータ2とダ
ウンポートに接続される周辺機器のハブを介した通信が
適切に行われることが可能となる。またディスプレイ装
置1のパワーセーブモードにも適切に応じることによ
り、通信が支障なく行われることが可能となる。次にこ
のハブ制御部14の実施の形態を以下、詳細に説明す
る。
【0019】図2は、本発明の実施の形態を示す図であ
る。図2において17はハブ制御部14の制御を行うマ
イコンであるハブコントローラ、18、19、20、2
1はダウンポート電源制御ブロックである。これらのダ
ウンポート制御ブロックには電源制御部が備えられる。
図2ではダウンポート制御ブロック18のみに電源制御
部22が具備されていることが図示されているが、他の
ダウンポート制御ブロック19、20、21も同様の構
成をもっている。ダウンポート制御ブロック18、1
9、20、21にはコンピュータ2からアップポート5
を介して供給されるアップポート電源+Vu及びディス
プレイ装置内部の電源回路(図示せず)から供給される
ディスプレイ本体電源+Vdが入力される。ここで、ア
ップポート電源+Vd、ディスプレイ本体電源+Vdの
電源供給は配電手段を介してハブに供給可能とされる。
ハブコントローラ17は、ダウンポート6、7、8、9
への電力供給源として上記のどちらかの供給電源を選
択、または両方の供給電源が併用される。両方の供給電
源を併用する場合は図示してないが、ダウンポート制御
ブロック内のスイッチ部分を常時双方に接続する回路に
変えることで、実現可能である。
【0020】ここでは上記2つの電源供給を選択する場
合の形態を考える。この選択の基準としては様々な状況
が考えられるが、本実施の形態ではディスプレイ装置1
が通常のモードからパワーセーブモードに切り換わるこ
とに伴い、ディスプレイ本体電源+Vdとアップポート
電源+Vuとの電源供給の切り換えがされる場合を考え
る。この場合、通常はディスプレイ本体電源+Vdがダ
ウンポートに供給されているが、ディスプレイ装置1が
省電力機能によるパワーセーブモードに切り換わった時
にディスプレイ本体電源+Vdが停止してしまう場合が
あるので、ディスプレイ本体電源+Vdの供給が停止さ
れた場合にハブコントローラ17によりダウンポートへ
の電源供給をアップポート電源+Vuからの電源供給に
切り換える制御を行う。
【0021】また、ハブコントローラ17による電源供
給の切り換え制御は、ハブコントローラ17がダウンポ
ート制御ブロック18、19、20、21内の各電源制
御部へ制御信号を送信して、各ダウンポート6、7、
8、9への電源供給を個別に制御することが可能であ
る。各ダウンポートへの電源供給の個別の制御は、ハブ
への電力供給がディスプレイ本体電源+Vdによりされ
ている場合でも、アップポート電源+Vuによりされて
いる場合でも可能である。ハブコントローラ17は、ア
ップポート5及びダウンポート6、7、8、9との双方
向の信号線で通信可能であり、その通信により周辺機器
情報を取得し、ディスプレイ制御部13へ報告する機能
を有する。この通信機能により、ダウンポート6、7、
8、9に接続される周辺機器が自己電源を持つかどうか
等の情報をハブコントローラ17は得ることが可能であ
る。
【0022】また、ハブコントローラ17はディスプレ
イ制御部13からパワーマネージメント情報を受けて、
ダウンポート制御ブロック18、19、20、21内の
電源制御部へ制御信号を送信して、各ダウンポート6、
7、8、9への電力供給を個別に制御可能とするもので
ある。またハブコントローラ17自体はアップポート電
源+Vu及びディスプレイ本体電源+Vdの少なくとも
一方が供給されると動作する構成を取っている。
【0023】次に図3の動作フローチャートに基いて図
1及び図2の各部の動作の詳細を説明する。
【0024】まずハブ制御部14につながるアップポー
ト端子5に、コンピュータ2からの通信線が接続される
(ステップ300)と、アップポート端子5またはディ
スプレイ1の本体から供給される電源より、ハブコント
ローラ17に電源が供給され動作可能となる(30
1)。次にディスプレイ本体電源+Vdが供給されてい
るかどうかを、ハブコントローラ17により確認する
(302)。ディスプレイ本体電源+Vdが供給されて
いた場合、ハブコントローラ17はダウンポート電源制
御ブロック18、19、20、21の電源切替スイッチ
をディスプレイ本体側へ倒すよう各々の電源制御部に命
令する(303)。各電源制御部にはディスプレイ装置
1の本体電源+Vdが供給されるので、ハブコントロー
ラ17の命令により各ダウンポート6、7、8、9への
供給電流を決定する(304)。
【0025】その後もダウンポート電源制御ブロック1
8、19、20、21により、各ダウンポート6、7、
8、9の消費電流を監視し(305)、所定の電流以上
の過電流が流れるとダウンポート6、7、8、9のうち
該当するダウンポートを、ハブコントローラ17の指示
により遮断すると共に電源の供給を停止することを可能
とする。この様に該当するダウンポートに接続される周
辺機器への電源供給を停止することにより、ハブに接続
される他の周辺機器とコンピュータ2とのハブを介した
通信が正常に保たれ、安定した通信を行うことが可能と
なる。また、該当するダウンポートへの電源供給を停止
する際に、ハブコントローラ17が停止情報をアップポ
ート5を介してコンピュータ2に送信することが可能
で、その情報を受けたコンピュータ2の制御によりディ
スプレイ装置1に、電源供給停止情報を表示させること
が可能である。この機能により、使用者はどの周辺機器
が停止状態になっているのかを知ることができる。
【0026】ここでハブコントローラ17は、接続され
ている周辺機器が自己で電源を確保している周辺機器
か、あるいはマウスやキーボードのように供給電源をア
ップポート5に接続される通信線より又はディスプレイ
装置1より確保する必要のある周辺機器かを、各ダウン
ポート6、7、8、9との通信により判断する。ダウン
ポートに接続される周辺機器が自己で電源を確保する手
段を有している場合は、ハブコントローラ17はその周
辺機器がハブから電源供給を受けないよう制御する制御
信号をその周辺機器が接続されるダウンポートの電源制
御部に送信する。
【0027】この制御の例としては、スイッチ接続をど
ちら側にもしないという制御がある。また、ダウンポー
ト制御ブロックの有する電源切替スイッチを、アップポ
ート電源とディスプレイ本体電源のうち、電源供給の停
止されている方へ切り替えることによっても、ハブを介
した電源供給を受けないよう制御を実現することができ
る。
【0028】一方、ハブに接続される周辺機器が自己電
源を有さない場合、ハブコントローラ17は、その周辺
機器の電源制御を行うダウンポート電源制御ブロックを
制御し、パワーセーブモードでない通常の状態では、デ
ィスプレイ本体電源側の電源供給+Vdを選択するよう
制御される。
【0029】次にディスプレイ装置1の省電力機能に対
応するために、ディスプレイ制御部13はパワーマネー
ジメント情報を監視する(306)。ディスプレイ制御
部13には、図1の入力端子4から、コンピュータ2の
出力するHsync信号、Vsync信号が入力され
る。ディスプレイ制御部13はこのHsync信号また
はVsync信号の有無等によりパワーマネージメント
情報を認識することが可能であり、そのパワーマネージ
メント情報のパワーセーブ情報を受けとるとディスプレ
イの消費電力を低減させるようにディスプレイ制御部1
3は制御を行う。
【0030】本実施の形態ではディスプレイ制御部13
が検出したパワーマネージメント情報を、ハブコントロ
ーラ17にも通知することで、ハブに接続される周辺機
器の電源制御を行う。すなわち、ハブコントローラ17
はディスプレイ制御部13より、パワーマネージメント
情報を受け取ると(306)、ダウンポート電源制御ブ
ロック18、19、20、21の電源切替スイッチをア
ップポート電源側へ倒し(307)、その切替制御によ
り各電源制御部へアップポート電源+Vuを供給するこ
とが可能となる。
【0031】ディスプレイ装置1からハブへの電源供給
を行っている通常の電源供給状態からパワーセーブモー
ドへの移行の場合は、上記のようにアップポート電源+
Vuへの切替が行われるが、その場合に限らず、例えば
不意にディスプレイ本体の電源供給が絶たれた場合に
も、ハブコントローラ17の制御によりダウンポート電
源制御ブロック18、19、20、21の電源切替スイ
ッチをアップポート電源側へ倒し(307)、通信線を
介して供給されるアップポート電源+Vuにより、コン
ピュータ2とディスプレイ装置1との通信、及びコンピ
ュータ2とマウスやキーボード等の周辺機器との通信を
提供することが可能とされる。
【0032】ここでコンピュータ2からの通信線から供
給可能な電流容量が規定されているとした場合、単にデ
ィスプレイ装置1からの電源供給+Vdをアップポート
電源+Vuに切り替えるだけでは、ハブに接続される周
辺機器の消費電力の方が規定されている電力供給値を超
えてしまう場合が生じ、その場合に、ハブに接続される
周辺機器の動作が不安定になる等の恐れがある。それを
解決するために、アップポート電源+Vuの電流容量の
上限がディスプレイ本体電源+Vdより小さい場合は、
ディスプレイ本体電源+Vdの使用時と比較して、周辺
機器へ供給される電流量の総和を少なく制限するよう設
定し(309)、規定値を超える周辺機器への電力供給
を停止する制御を行う(310)。例えばダウンポート
6、7、8、9に接続される周辺機器全てが、自己電源
で動作するものであれば問題はないが、マウスやキーボ
ードのようにディスプレイのアップポート電源を使用し
て通信動作を行う周辺機器の場合には、アップポート電
源+Vuの供給できる定格電流値を超えてしまい、幾つ
かの周辺機器が動作不可となり、他の周辺機器への動作
にも影響を与えてしまう可能性がある。この場合におい
て周辺機器への電源制御はハブコントローラ17により
個別に行うことが可能であり、ハブに接続される周辺機
器に割り当てられる供給電流量(309)をどのように
決定するのかの基準、またはどの周辺機器への電力供給
を停止させるか(310)の基準は幾通りも存在する。
周辺機器に割り当てられる供給電流量(309)をどの
ように決定するのかの基準としては、以下の4つが例示
できる。
【0033】(1)規定電流量を、ハブの有するダウン
ポートの数で等分した電流量をそれぞれの周辺機器に割
り当てる。
【0034】(2)規定電流量を、ハブに接続される周
辺機器の数で等分した電流量をそれぞれの周辺機器に割
り当てる。ハブコントローラ17とそれぞれのダウンポ
ートとの通信により、ハブコントローラ17はダウンポ
ートに周辺機器が接続されているかどうかを認識するこ
とが可能であり、その情報に基ずく制御により周辺機器
が接続されるダウンポートの数で等分された電流量の供
給が可能となる。
【0035】(3)ダウンポートにあらかじめつけられ
た番号、またはマニュアル操作によりつけられる番号
を、そのダウンポートへの電流供給の優先順位とした電
流量の動的な割り当てを行う。動的な割り当てにより、
優先順位が上位の周辺機器の消費電力が増した場合で
も、上位の周辺機器は優先順位が下位の周辺機器より優
先的に電力供給を受けることができ、周辺機器の消費電
力の変化に応じた電流供給が可能となる。
【0036】(4)ダウンポートへの電流供給を静的に
割り当てる。静的な割り当てとは、単に等分された電流
量をそれぞれの周辺機器へ供給するだけではなく、あら
かじめそれぞれのダウンポートへの電流量を適切に設定
しておく割り当て方法である。この割り当て方法によ
り、消費電力の多い周辺機器は、割り当てられた電流量
が多いダウンポートに接続し、消費電力の少ない周辺機
器は、割り当てられた電流量が少ないダウンポートに接
続することにより、それぞれの周辺機器へ安定した電流
供給を行うことを可能とする。
【0037】上記の4つの基準に応じ、どの周辺機器へ
の電力供給を停止させるか(310)の基準としては、
以下のようになる。
【0038】(1)ダウンポートの数で等分されて割り
当てられた電流量に対し、周辺機器の消費電流がその割
り当て量を超えた場合、その周辺機器への電力供給を停
止する。
【0039】(2)ハブに接続される周辺機器の数で等
分されて割り当てられた電流量に対し、周辺機器の消費
電流がその割り当て量を超えた場合、その周辺機器への
電力供給を停止する。
【0040】(3)ハブに接続される周辺機器全体の消
費電流量が規定値を超えたら、優先順位の低い周辺機器
から電力供給を停止する。
【0041】(4)それぞれのダウンポートに静的に割
り当てられた電流量に対し、そのダウンポートに接続さ
れる周辺機器の消費電力が割り当て電流量を超えてしま
った場合に、その周辺機器への電流供給を停止する。
【0042】ここでは、4つの基準の形態を示したが、
本発明におけるアップポート電源+Vuの規定電流量の
周辺機器への割り当て、電力供給停止の基準は上記の4
つに限定されるものではない。
【0043】(1)の基準では、ハブコントローラ17
の指示により等分された供給電流量を超える消費電流量
の多いダウンポートとの通信の遮断あるいは、ダウンポ
ート電源制御ブロック18、19、20、21のうち該
当するダウンポート電源制御ブロックの電源制御部へそ
のダウンポートへの電源供給を停止するよう指示を出す
(310)。その後もディスプレイ本体電源を使用する
場合と同様に、各ダウンポート6、7、8、9の消費電
流を監視する(311)。またディスプレイ装置1のパ
ワーセーブモードが終了した場合はディスプレイ本体電
源がONの状態(302)となり、ハブに接続される周
辺機器への電力供給はディスプレイ装置1の有する電源
からの供給に切り替えることが可能である。
【0044】また、本実施の形態では、通信線を介して
供給されるアップポート電源を使用した場合の個々の周
辺機器の電源制御の形態を説明したが、ディスプレイ本
体電源を使用して周辺機器を動作させている状況でも、
同様にしてハブコントローラ17により個々の周辺機器
の電源制御を行うことが可能である。
【0045】以上説明したようにダウンポート6、7、
8、9に供給する電源を、ハブコントローラ17により
アップポート電源およびディスプレイ本体電源とを切り
替え、アップポート電源に切り替えられた場合に、規定
電流値をオーバーする周辺機器への電力供給を停止する
ことにより、常にディスプレイ装置1の有するハブ機能
をコンピュータ2及び周辺機器のシステムに提供するこ
とができる。すなわち、周辺機器の消費電力がアップポ
ート電源+Vuをオーバーした場合でも、該当する周辺
機器への電力供給を停止することにより、ハブに接続さ
れる他の周辺機器とコンピュータとの通信が適正に行わ
れ、システム全体としての安定度が保証される。
【0046】上記の実施の形態はディスプレイ装置につ
いてのものであるが、ハブを有する機器はディスプレイ
装置に限らず、他の同種の機器においても本発明が適用
可能である。本発明の一実施形態として、図4にその構
成図を示す。図4において40は本発明の一実施形態で
ある周辺機器である。ハブを有する周辺機器としては例
えば、プリンタやデジタル映像再生装置等のデジタル信
号処理装置があげられる。これらの周辺機器は一般的
に、その周辺機器の外部から電力を受ける手段である自
己電源手段を有するものであるが、一般的に自己電源を
有さない周辺機器であるキーボード等にも本発明が適用
可能である。自己電源を有さない周辺機器の場合は電源
供給がコンピュータ2からの通信線を介した配電手段に
よる電源供給になるので、自己電源との切り替え操作が
なく、アップポート電源のみの制御となる。
【0047】ここでは、図4に示す周辺機器40は、自
己電源手段としての電力をハブへ配電する手段と、通信
等によって接続される外部機器からの電力をハブへ配電
する手段との2つの手段を有する周辺機器として、以
下、実施の形態を説明する。
【0048】図4において、41は周辺機器制御部、4
2は周辺機器ファンクションであり周辺機器40の機能
の中枢部である。例えば、周辺機器40がプリンタであ
るとした場合、周辺機器ファンクション42は、プリン
ト出力するデータを記憶するメモリ機能や、そのデータ
をプリント出力する出力機能となる。図4において、そ
の他、図1と同じ構成部分は図1の構成部分と同等の動
作をするものとする。図4で本発明の構成の中心となる
のはハブ制御部14である。
【0049】ハブ制御部14は図1の実施の形態でのハ
ブ制御部14と同等な働きをする。本実施の形態におい
ても、アップポート5に接続されるコンピュータ2から
の通信線を介した電源供給であるアップポート電源+V
uと、周辺機器40の自己電源(図示せず)である周辺
機器本体電源+Vpの切替制御をハブ制御部14が行
い、さらにその選択された供給電源をハブのダウンポー
トに接続される周辺機器へハブ制御部14の制御により
供給される場合を考える。本実施の形態においてもダウ
ンポート6、7、8、9に接続される周辺機器への電力
供給は、通常の状態では周辺機器40からの自己電源で
ある周辺機器本体電源+Vpによりまかなわれているも
のとし、周辺機器本体電源+Vpからアップポート電源
+Vuへの切替制御は、周辺機器40が通常の使用状態
からパワーセーブモードに移行した場合に伴ってなされ
るものとする。
【0050】図4のハブ制御部14の詳細は、図2で示
したハブ制御部14と同様であり、本実施の形態におい
ては、図2のディスプレイ本体電源+Vdが周辺機器本
体電源+Vpと置き換え、ディスプレイ制御部13が周
辺機器制御部に41と置き換わる点が、異なるだけであ
る。
【0051】本実施の形態では、周辺機器40の通常の
使用状態において、周辺機器制御部41からのパワーマ
ネージメント情報のパワーセーブ情報をハブコントロー
ラ17が受けると、ダウンポート制御ブロック18〜2
1の有するそれぞれの電源制御部を制御し、ダウンポー
トに接続される自己電源手段を持たない周辺機器への電
源供給をアップポート電源+Vuの電源供給に切り替え
ることが可能である。また、周辺機器40の本体電源が
落とされた場合でも、ハブコントローラ17がアップポ
ート電源+Vuにより、ダウンポートに接続される周辺
機器への電源供給を行わせるよう制御することでコンピ
ュータ2とダウンポートに接続される周辺機器との通信
が可能である。
【0052】本実施の形態における、ハブ制御部14の
電源制御の動作は、図3に示されるフローチャートと同
様である。本実施の形態では、図3における(30
1)、(302)、(303)、(304)の「ディス
プレイ本体」を「周辺機器本体」に置き換えることによ
り、図3の実施の形態の場合と同様に説明できる。
【0053】以上のように、ハブを有する機器が一般的
な周辺機器である場合においても、ディスプレイ装置が
ハブを有する場合(図1〜図3)の実施の形態と同様
に、通信線に伴う電源と本体電源との間での電源の選択
が可能とされ、更にハブに接続される周辺機器への個別
の制御が可能である。これらの制御により、周辺機器4
0のパワーセーブモードへの移行、または自己電源を落
とす際でも、ハブへの電源供給が正常に行われ、またハ
ブに接続される個々の周辺機器の制御も適正に行われる
ことが可能となる。
【0054】上記の実施の形態では、ハブのダウンポー
トに接続される周辺機器への電力供給は周辺機器40の
有する自己電源手段である周辺機器本体電源+Vpと、
アップポート電源+Vuとの切り替えにより、どちらか
1つからの供給電源を利用する方式をとっているが、本
発明では上記の方式以外の電源供給方式によっても電源
制御は実現される。その別の電源供給方式を用いた本発
明の更なる実施の形態としての構成図を図5に示す。
【0055】図5において、上記の実施の形態と異なる
構成部分は、アップポート電源+Vuと周辺機器本体電
源+Vpの供給方式をマニュアル方式で選択する外部マ
ニュアルスイッチ50と、その外部マニュアルスイッチ
50に従う電源選択を制御する電源選択回路51と、電
源制御部52、53、54、55である。上記の実施の
形態では、電源制御部と電源切り替え部分とを有するダ
ウンポート電源制御ブロック18〜21が設けられてい
たが、本実施の形態では、外部マニュアルスイッチ50
と電源選択回路51で選択された供給電源をダウンポー
トに供給する制御をハブコントローラ17の制御信号に
従って行う電源制御部52〜55の構成で実現されてい
る。ここで、電源制御部52〜55は図2の電源制御部
22と同等な動作をするものであり、ダウンポートへの
供給電流量を測定し、その情報をハブコントローラ17
に送信する機能を有し、ハブコントローラ17からの制
御信号に従い、ダウンポートに接続される周辺機器への
電力供給を適切に制御することを可能とする。ただし、
本実施の形態ではスイッチ動作は、マニュアル操作によ
るため、電源制御部52〜55は図2における実施の形
態でのスイッチ切替の制御は行わない。
【0056】この手動方式でアップポート電源+Vuと
周辺機器本体電源+Vpの選択や併用が調整できること
により、周辺機器40の省電力機能によらず、マニュア
ル操作で供給電力の制御が可能となる効果がある。図5
の外部マニュアルスイッチ50と電源選択回路51の実
施の形態として図6に構成図を示す。また本発明におけ
る外部マニュアルスイッチ50の操作プレートの実施の
形態を図7に示す。
【0057】図6の電源選択回路51は、アップポート
電源+Vuと周辺機器本体電源+Vpの入力可能な構成
を有しており、外部マニュアルスイッチ50の手動によ
る電源供給手段の選択操作をすることにより、その選択
された電源供給方式に従い、電力をハブコントローラ1
7及び各ダウンポート電源制御部に供給する。
【0058】図6で、外部マニュアルスイッチ50の選
択肢として、その電源供給方式により (1)アップポート電源+Vuと周辺機器本体電源+V
pの自動選択、または双方からの電源供給を可能とする
選択肢(以下、AUTOと記す。)。
【0059】(2)周辺機器本体電源+Vpからの電源
供給を選ぶ選択肢(以下、SELFと記す。)。
【0060】(3)アップポート電源+Vuからの電源
供給を選ぶ選択肢(以下、UPと記す。)。
【0061】(4)どちらからの電源供給も行わない選
択肢(以下、OFFと記す。)。
【0062】の4つを例示する。
【0063】選択肢AUTOを選んだ場合は、図6に示
す外部マニュアルスイッチを最も左側の部分にあわせる
ことにより(図示される通り)、アップポート電源+V
uと周辺機器本体電源+Vpの双方からの電源供給が可
能である。これにより、ハブへの電力供給量の総和を増
やすことが可能で、ハブのダウンポートに接続される周
辺機器の利用の幅が広がる。
【0064】選択肢SELFまたは選択肢UPを選んだ
場合は、例えば周辺機器40にパワーセーブ機能がなか
ったとしても、AUTOを選択する場合に比べて少ない
電力供給に抑えることができる。すなわち、本実施の形
態でのマニュアル操作で、ハブに対する省電力操作を行
うことが可能となる。また、ハブに接続される周辺機器
を使用しないときには、マニュアル操作で選択肢OFF
を選択し、それによってハブへの電力供給を停止させ、
省電力効果の向上を図ることができる。
【0065】図7では、外部マニュアルスイッチ50の
スイッチ操作プレートとしての一実施形態を示し、70
はつまみスイッチである。このつまみスイッチ70を手
動で移動させることにより上記の選択肢を選ぶことが可
能となる。本実施の形態では、図7の様なスイッチ操作
プレートによるマニュアル操作手段を示したが、これ以
外にはそれぞれ個々のスイッチボタンを有する操作手段
でも、回転式のつまみスイッチによる操作手段でも、液
晶パネル等の表示による操作手段であっても良い。
【0066】次に、本発明の更なる実施の形態について
説明する。図8は本発明による一実施形態を示すシステ
ムブロック図であり、図9は図8におけるハブ制御部1
4を詳細に示したシステムブロック図であり、図10は
本実施の形態におけるディスプレイ装置1の画面表示を
の例を示した図である。なお図8、図9において図1、
図2と対応するものには同一符号をつけている。
【0067】図8において80はオン・スクリーン・デ
ィスプレイ回路であり、23は周辺機器情報表示要求ボ
タンである。図10において24はオン・スクリーン・
ディスプレイ表示ウィンドウである。ディスプレイ装置
におけるオン・スクリーン・ディスプレイ機能(以下、
OSD機能と略す。)は、ディスプレイ装置の表示位置
調整や入力映像信号の周波数などのディスプレイ装置に
関する情報をディスプレイ装置内部で作成し、入力映像
信号に付加し映像出力する手段である。本実施の形態で
は、OSD機能を利用して、ディスプレイ装置1のハブ
制御部14に接続された周辺機器の種類、周辺機器の製
造業者、周辺機器の型番や製品番号などを画面表示する
ものである。以下、図8及び図9のシステムブロック図
を用いて説明する。
【0068】図8において、ディスプレイ装置1として
の全体動作は上記の電源制御についての実施の形態と同
様であるので、本実施の形態の構成の中心であるOSD
回路80及び周辺機器情報表示要求ボタン23の機能に
ついて以下に詳細に説明する。また図9において、OS
D機能をサポートするため、OSD情報を受けるディス
プレイ制御部13に、OSD情報を記憶するメモリ90
と、メモリ91に記憶されるOSD情報を新しい情報に
更新する制御を行うメモリ更新制御部91とを設けてい
る。これらの機能についても以下に説明する。
【0069】まずハブ制御部14はダウンポート6、
7、8、9との通信線から周辺機器の情報を取得して、
取得した情報をディスプレイ制御部13へOSD情報と
して転送する。ディスプレイ制御部13の有するメモリ
90はOSD情報を保持し、ハブ制御部14から新たな
OSD情報を受信すると、メモリ更新制御部の制御によ
り、メモリ90の保持しているOSD情報を新たなOS
D情報に更新する。ここで、周辺機器情報表示ボタン2
3が押されると、ディスプレイ制御部13は、保持して
いるOSD情報を表示するため、OSD回路80に指示
を出し、OSD信号を発生させビデオ回路10に送信す
る。ビデオ回路10は映像信号とOSD信号を加算し
て、表示ユニット12へデータを送信する。本実施の形
態では、メモリ90とメモリ更新制御部91はディスプ
レイ制御部13に含まれる構成でもって説明したが、デ
ィスプレイ制御部13の外部にあっても良い。
【0070】図10はOSD機能を利用した周辺機器情
報のディスプレイ画面上の表示例であり、各ダウンポー
トに接続された周辺機器情報を視覚的に表示すること
で、ディスプレイ装置やPCの使用者へ容易に周辺機器
情報を提供することができる。図10の24はOSD表
示ウィンドウであり、ハブに接続される周辺機器情報の
表示の一例を示す。OSD表示ウィンドウ24におい
て、PORT1には何も接続されていないか、接続され
ていても使用不能な状態であることを示し、PORT2
にはマウスが接続されていることを示し、PORT3に
はキーボードが接続されていることを示し、PORT4
には他の機器が接続されていることを示している。図1
0ではOSD表示ウィンドウ24に示す様に、文字によ
る周辺機器情報の提供を行っているが、視覚的にアイコ
ン等の表示でも情報提供を行うことが可能である。
【0071】ここで、ダウンポートに接続される周辺機
器の状態に変化があった場合や、不意にハブ制御部14
と周辺機器との通信または接続が絶たれた場合には、ハ
ブコントローラ17が周辺機器の変化等の情報をディス
プレイ制御部13にOSD情報として送信し、ディスプ
レイ制御部13の保持しているOSD情報が新しいOS
D情報に更新される。ここで、例えばディスプレイ制御
部13に新しいOSD情報が送信された場合には、周辺
機器表示要求ボタン23を押さなくても自動的に周辺機
器情報をディスプレイ画面上に表示するように設定する
と、PCやディスプレイ装置の使用者に即座に状態変化
を報告することが可能となり、使用者にとって利用上の
効果が高まる。
【0072】OSD機能を用いた本実施の形態ではPC
本体を介さずにディスプレイ装置だけで操作や処理を行
なうので、アプリケーションソフトなどを追加せずに、
ディスプレイ装置の利用者がハブに接続される周辺機器
の情報を簡単に得ることができる。以上説明したよう
に、ハブ制御部で周辺機器の接続情報を取得し、ディス
プレイ装置のOSD機能を利用して表示することで、ユ
ーザーにハブ制御部の状態や接続される周辺機器等の情
報を、容易に提供することができる。
【0073】本実施の形態では、ハブに接続される周辺
機器の情報を表示要求する際に、ディスプレイ装置1の
有する周辺機器表示要求ボタン23を押す例を示してい
るが、表示要求の手段はこの場合に限らず、ディスプレ
イ装置1を制御可能なリモコン等による表示要求を行う
ことも可能である。また、周辺機器情報の表示位置もデ
ィスプレイ装置1の有する通常の表示画面に限らず、情
報表示を行う別の表示画面に表示することも可能であ
る。
【0074】本発明の更なる実施の形態について以下に
説明する。図11は本発明による一実施形態のディスプ
レイ画面またはディスプレイのウィンドウ画面を示す図
である。図11において25は本実施例のアプリケーシ
ョンソフトを利用した表示画面、26はコンピュータを
示すコンピュータシンボル、27は本発明のディスプレ
イ装置を示すディスプレイシンボル、28は本発明のデ
ィスプレイ装置のダウンポート側に接続された周辺機器
を示す周辺機器シンボル、29は製品名や型番を表示す
る列、30は周辺機器の電源の供給先を表示する列、3
1は周辺機器の動作状態を表示する列を示す。コンピュ
ータ以下の周辺機器の接続状態をツリー構造で示すに
は、コンピュータのソフトウェア制御により実現され
る。
【0075】図11で、32はシステムで未接続のダウ
ンポート数を表示するラジオボタン、33はカーソルで
選択した周辺機器情報のみを詳しく表示するブラウザラ
ジオボタン、34はコンピュータから制御可能な機能が
一覧できるオプションラジオボタン、35は周辺機器使
用の際のパスワードを設定し、パスワードを知らない使
用者の使用を制限するパスワードラジオボタン、36は
表示画面25内における設定を有効にする設定有効ボタ
ン、37は表示画面25内における設定を無効にするキ
ャンセルボタンである。これらのボタンを選択すること
によって行われる制御は、コンピュータのソフトウェア
制御により実現される。また、図11における26〜2
8までの表示シンボルや、32〜37のボタンはマウス
等の操作手段によって選択可能なものである。
【0076】OSD機能を用いた上記の実施の形態はデ
ィスプレイ装置のハブ制御部のダウンポート側に接続さ
れた周辺機器の情報を提供する際の実施の形態であるの
に対し、本実施の形態はPC本体に接続される全ての周
辺機器情報をグラフィカルユーザーインターフェイスを
使用して表示し、ユーザーにPC以下の周辺機器の接続
構成をツリー構造で提供するものである。
【0077】また、本実施の形態ではコンピュータにア
プリケーションソフトを利用することで、周辺機器情報
の提供だけではなく周辺機器の制御も可能となる。例え
ば本発明のディスプレイの追加機能として、省電力機能
へ移行する際の所要時間を設定する項目を付けた場合、
ディスプレイシンボル27にカーソルを合わせて、オプ
ションラジオボタン34を有効にし、所要時間設定項目
その他の補助機能を含む設定ウィンドウを表示させて、
省電力機能移行までの所要時間等を設定することが可能
である。コンピュータシンボル26、ディスプレイシン
ボル27、周辺機器シンボル28は、その外観を簡単に
視覚的に表したアイコン等で表示してもよい。
【0078】また上記の実施の形態はOSD機能を利用
したハード的な情報提供であり、表示できる情報量が限
られてくるが、本実施の形態では、PCを用いたソフト
的な制御によりPC以下のシステム全体を把握できるた
め、グラフィカルユーザーインターフェイスによる詳細
な周辺機器情報を提供することが可能となる。例えば周
辺機器の種類、周辺機器の製造業者、周辺機器の型番や
製品シリアル番号、周辺機器の動作状態、周辺機器の外
観、システム全体の接続可能な未使用ポートの数、周辺
機器使用時のパスワード設定などである。またシステム
全体の消費電力を計算し、最も低消費電力となる構成を
ハブコントローラとディスプレイ制御部の報告を受け
て、ソフトのを用いた制御によりユーザーに提案したり
自動的に設定することも可能である。以上、説明したよ
うに、PC本体にアプリケーションソフトを追加するこ
とで、システム全体の詳細な周辺機器情報をシステムの
使用者に提供し、容易に周辺機器を制御することができ
る。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、ア
ップポート電源およびディスプレイ本体の電源の状態に
応じて、ハブのダウンポート電源供給元を自動的に選択
することで、プラグアンドプレイのためにの通信機能を
提供することができ、また省電力効果の向上を図ること
もできる。また周辺機器の情報をディスプレイ装置に表
示することで容易に周辺機器情報を提供することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスプレイ装置の一実施形態を
示すブロック図である。
【図2】本発明によるディスプレイ装置の有するハブへ
の電源制御手段の一実施形態を示すブロック図である。
【図3】本発明によるディスプレイ装置のハブに接続さ
れる周辺機器への電源制御の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明による周辺機器の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明による周辺機器の有するハブへの電源制
御手段の一実施形態を示すブロック図である。
【図6】本発明による周辺機器の有するハブへの電源制
御手段のスイッチ制御に関する一実施形態を示す構成図
である。
【図7】本発明による周辺機器の有するハブへの電源制
御手段のスイッチ部分の外観の一実施形態を示す図であ
る。
【図8】OSD機能を用いてハブに接続される周辺機器
情報を提供する本発明におけるディスプレイ装置の一実
施形態を示すブロック図である。
【図9】OSD機能を用いてハブに接続される周辺機器
情報を提供する本発明におけるディスプレイ装置の有す
るハブの制御部の一実施形態を示すブロック図である。
【図10】OSD機能を利用した周辺機器情報の画面表
示の一実施形態を示す概念図である。
【図11】ソフト的な制御によって提供される周辺機器
情報の画面表示の一実施形態を示す概念図である。
【符号の説明】
1…ディスプレイ装置、2…コンピュータ、3…映像信
号入力端子、4…垂直同期信号及び水平同期信号入力端
子、5…ハブアップポート端子、6、7、8、9…ハブ
ダウンポート端子、10…ビデオ回路、11…駆動回
路、12…表示ユニット、13…ディスプレイ制御部、
14…ハブ制御部、15…マウス、16…キーボード、
17…ハブコントローラ、18、19、20、21…ダ
ウンポート電源制御ブロック、22…電源制御部、23
…周辺機器情報表示要求ボタン 24…OSD表示ウィンドウ、25…アプリケーション
ソフト表示画面、26…コンピュータシンボル、27…
ディスプレイシンボル、28…周辺機器シンボル、29
…製品名表示列、30…電源供給元表示列、31…周辺
機器状態表示列、32…余りポート表示ラジオボタン、
33…ブラウザボタン、34…オプションラジオボタ
ン、35パスワードラジオボタン、36…設定有効ボタ
ン、37…設定キャンセルボタン、40…周辺機器、4
1…周辺機器制御部、42…周辺機器ファンクション、
50…外部マニュアルスイッチ、51…電源選択回路、
52、53、54、55…電源制御部、70…つまみス
イッチ、90…メモリ、91…メモリ更新制御部、20
1…画像表示信号出力端子、202…通信端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 浩三 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 (72)発明者 菊池 和文 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像情報メディア事業部内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータとの通信機能を備え、電源回
    路を有するディスプレイ装置において、 1つ以上の周辺機器を接続可能なハブと、 前記電源回路から前記ハブへ電力を供給可能な第1の配
    電手段と、前記コンピュータと接続可能な端子を介して
    前記コンピュータから前記ハブに電力を供給可能な第2
    の配電手段と、 前記2つの配電手段の切り替え制御、または前記2つの
    配電手段の併用の制御を可能とする電源切り替え手段と
    を有することを特徴とするディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】コンピュータとの通信機能を備え、電源回
    路を有するディスプレイ装置において、 1つ以上の周辺機器を接続可能なハブと、 前記電源回路から前記ハブへ電力を供給可能な第1の配
    電手段と、前記コンピュータと接続可能な端子を介して
    前記コンピュータから前記ハブに電力を供給可能な第2
    の配電手段と、 前記2つの配電手段の切り替え制御、または前記2つの
    配電手段の併用の制御を可能とする電源切り替え手段と
    前記電源切り替え手段によって選択された電源を、前記
    周辺機器に互いに他の周辺機器と独立して供給制御する
    ことを可能とする電源制御手段とを有することを特徴と
    するディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のディスプレイ装
    置において、 前記ハブは前記周辺機器への電源供給を個別に制御する
    コントローラを有し、 前記コントローラの制御により、前記周辺機器への電源
    供給が電源供給設定値を上回る場合に、電源供給設定値
    を上回った前記周辺機器への電源供給を停止することを
    特徴とするディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載のディスプレイ装
    置において、 前記ハブは前記周辺機器への電源供給を個別に制御する
    コントローラを有し、 前記周辺機器への電源供給が電源供給設定値を上回る場
    合に、前記コントローラの制御により、電源供給をする
    一定基準の基、該当する周辺機器への電源供給を停止す
    ることを特徴とするディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2に記載のディスプレイ装
    置において、 前記電源切り替え手段による電源供給の制御を、手動操
    作により行うことを可能とすることを特徴とするディス
    プレイ装置。
  6. 【請求項6】コンピュータとの通信機能を備え、電源回
    路を有する信号処理装置において、 1つ以上の周辺機器を接続可能なハブと、 前記電源回路から前記ハブへ電力を供給可能な第1の配
    電手段と、前記コンピュータと接続可能な端子を介して
    前記コンピュータから前記ハブに電力を供給可能な第2
    の配電手段と、 前記2つの配電手段の切り替え制御、または前記2つの
    配電手段の併用の制御を可能とする電源切り替え手段と
    を有することを特徴とする信号処理装置。
  7. 【請求項7】コンピュータとの通信機能を備え、電源回
    路を有する信号処理装置において、 1つ以上の周辺機器を接続可能なハブと、 前記電源回路から前記ハブへ電力を供給可能な第1の配
    電手段と、前記コンピュータと接続可能な端子を介して
    前記コンピュータから前記ハブに電力を供給可能な第2
    の配電手段と、 前記2つの配電手段の切り替え制御、または前記2つの
    配電手段の併用の制御を可能とする電源切り替え手段
    と、 前記電源切り替え手段によって選択された電源を、前記
    周辺機器に互いに他の周辺機器と独立して供給制御する
    ことを可能とする電源制御手段とを有することを特徴と
    する信号処理装置。
  8. 【請求項8】請求項6または7に記載の信号処理装置に
    おいて、 前記電源切り替え手段による電源供給の制御を、手動操
    作により行うことを可能とすることを特徴とする信号処
    理装置。
  9. 【請求項9】外部装置から電力の供給を受けることによ
    っても動作可能な信号処理装置において、 1つ以上の周辺機器を接続可能なハブと、 前記外部装置と接続可能な端子を介して前記外部装置か
    ら供給される電力を前記周辺機器に配電可能であり、個
    々の周辺機器に対して電力を供給する制御を独立して行
    うことを可能とする電源制御手段とを有することを特徴
    とする信号処理装置。
  10. 【請求項10】請求項6、7または9に記載の信号処理
    装置において、 前記ハブは前記周辺機器に対する電源供給を個々に制御
    するコントローラを有し、 前記周辺機器への電源供給が電源供給設定値を上回る場
    合に、前記コントローラの制御により、電源供給設定値
    を上回った前記周辺機器への電源供給を停止可能とする
    ことを特徴とする信号処理装置。
  11. 【請求項11】請求項6、7または9に記載の信号処理
    装置において、 前記ハブは前記周辺機器に対する電源供給を個々に制御
    するコントローラを有し、 前記周辺機器への電源供給が電源供給設定値を上回る場
    合に、前記コントローラの制御により、電源供給をする
    一定基準の基、該当する周辺機器への電源供給を停止す
    ることを特徴とする信号処理装置。
  12. 【請求項12】コンピュータから受信した映像信号を表
    示する他に、内部で作成した映像信号を表示可能なOS
    D機能を有するディスプレイ装置において、 1つ以上の周辺機器を接続可能なハブを有し、 少なくとも、前記ハブの有する接続ポートにおける前記
    周辺機器の接続状況の情報と、前記接続ポートに接続さ
    れる周辺機器の個別情報とを、前記OSD機能により表
    示可能とすることを特徴とするディスプレイ装置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載のディスプレイ装置に
    おいて、 表示要求入力手段を有し、 前記表示要求入力手段により表示要求をすることによ
    り、前記周辺機器の接続状況、および前記周辺機器の個
    別情報を表示可能とすることを特徴とするディスプレイ
    装置。
  14. 【請求項14】請求項12に記載のディスプレイ装置に
    おいて、 前記周辺機器の接続状況の情報と、前記周辺機器の個別
    情報に基づいて、前記OSD機能により作成される映像
    信号を、前記コンピュータから受信した映像信号に合成
    させて表示可能、または前記OSD機能により作成され
    る映像信号単独で表示可能とすることを特徴とするディ
    スプレイ装置。
  15. 【請求項15】コンピュータとの通信手段を有するディ
    スプレイ装置において、前記コンピュータに接続される
    周辺機器、前記ディスプレイ装置に接続される周辺機器
    の個別情報をツリー構造形式で表示可能とすることを特
    徴としたディスプレイ装置。
  16. 【請求項16】コンピュータと、前記コンピュータとの
    通信手段を有するディスプレイ装置とを含むディスプレ
    イシステムにおいて、 前記コンピュータの制御により、前記システムに介在す
    る周辺機器の個別情報を前記ディスプレイ装置に表示可
    能とし、グラフィカル・ユーザー・インターフェイス機
    能により、前記システムに介在する周辺機器の個別情報
    の情報表示操作を可能とすることを特徴とするディスプ
    レイシステム。
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