JPH10300512A - 位置センサ - Google Patents

位置センサ

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Publication number
JPH10300512A
JPH10300512A JP10459297A JP10459297A JPH10300512A JP H10300512 A JPH10300512 A JP H10300512A JP 10459297 A JP10459297 A JP 10459297A JP 10459297 A JP10459297 A JP 10459297A JP H10300512 A JPH10300512 A JP H10300512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
electrodes
holding plate
dielectric
electrode holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP10459297A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihisa Tsuji
公壽 辻
Masayuki Kawamoto
雅之 川本
Junichi Nakaho
純一 仲保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP10459297A priority Critical patent/JPH10300512A/ja
Publication of JPH10300512A publication Critical patent/JPH10300512A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間の使用によっても位置検出特性に変化
を生じない位置センサを提供することである。 【解決手段】 複数の電極の間に検出体14と共に変位
する誘電体16を有し、前記複数の電極の少なくとも一
方の電極は、前記誘電体の変位位置によって前記誘電体
と対向する前記一方の電極の面積が互いに異なるように
分割されてなる2つのコンデンサと、前記2つのコンデ
ンサの容量差を電圧変化に変換して検出するスイッチド
キャパシタ回路と、前記電圧変化に基づき前記検出体の
位置を検出する検出手段とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転および直線
移動により変化する検出体の位置を検出する位置センサ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転および直線移動により変化す
る位置を検出する位置センサとして、特開平8−291
13号公報に開示されている抵抗摺動式の位置センサが
存在する。この抵抗摺動式の位置センサは、印刷された
抵抗体とこの抵抗体上を摺動するブラシと呼ばれる電極
部材から構成される摺動抵抗器を備え、抵抗体上をブラ
シが位置の変化に応じて接触移動することにより、抵抗
変化あるいは抵抗体に供給された電圧の電圧変化を検出
し位置検出を行うものである。
【0003】この種の位置センサは、例えば、自動車の
シフトレバーの位置、エンジンのスロットル位置、アク
セルまたはブレーキの操作位置、自動車のサスペンショ
ン位置等の検出に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
位置センサは接触式であるため長時間の使用によりブラ
シ及び抵抗体が摩耗し位置検出特性に変化を生じるとい
う問題があった。
【0005】この発明の課題は、長時間の使用によって
も位置検出特性に変化を生じない位置センサを提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の位置セン
サは、複数の電極の間に検出体と共に変位する誘電体を
有し、前記複数の電極の少なくとも一方の電極は、前記
誘電体の変位位置によって前記誘電体と対向する前記一
方の電極の面積が互いに異なるように分割されてなる2
つのコンデンサと、前記2つのコンデンサの容量差を電
圧変化に変換して検出するスイッチドキャパシタ回路
と、前記電圧変化に基づき前記検出体の位置を検出する
検出手段とを備えることを特徴とする。
【0007】この請求項1記載の位置センサは、複数の
電極間の誘導体の変位位置に基づき2つのコンデンサの
容量差をスイッチドキャパシタ回路により電圧変化に変
換して、この電圧変化により検出体の変位位置を検出す
る。この位置センサにおいては、複数の電極と誘導体が
非接触であるため、長時間の使用によっても位置検出特
性に変化を生じることがない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照してこの
発明の第1の実施の形態にかかる回転角度検出装置につ
いて説明する。
【0009】この回転角度検出装置2は、図1及び図2
に示すように、電極E1及びE2を保持する扇形状をし
た第1の電極保持板10、電極E3を保持する扇形状を
した第2の電極保持板12及び回動軸(検出体)14に
固定され回動軸14と共に回動する誘電体16を備えて
構成されている。
【0010】第1の電極保持板10には、その誘電体1
6に対抗する面に電極E1及びE2が保持されている。
ここで電極E1及びE2は、それぞれ円弧形状を有する
電極を分割して形成されたものであり、電極の一端即ち
電極の幅の広い側から他端に向けて次第に電極の幅が狭
くなるように形成されている。そして電極E1の幅の広
い側と電極E2の幅の狭い側が向き合うように配置され
ている。
【0011】第2の電極保持板12には、その誘電体1
6に対抗する面の電極E1及びE2に対向する位置に電
極E3が保持されている。ここで電極E3は円弧形状、
即ち電極E1とE2を合わせた形状を有している。
【0012】誘電体16は所定の厚さを有する矩形の部
材であり、第1の電極保持板10と第2の電極保持板1
2との間に第1の電極保持板10に保持されている電極
E1,E2及び第2の電極保持板12に保持されている
電極E3のそれぞれと一定間隔で対向するように配置さ
れている。
【0013】ここで、第1の電極保持板10の電極E1
と第2の電極保持板12の電極E3により可変コンデン
サC1が、第1の電極保持板10の電極E2と第2の電
極保持板12の電極E3により可変コンデンサC2が形
成されている。
【0014】図3は、可変コンデンサC1と可変コンデ
ンサC2の容量の差を測定するためのスイッチドキャパ
シタ回路の回路図である。このスイッチドキャパシタ回
路は、電荷差検出回路30及びサンプルホールド回路3
2により構成されている。電荷差検出回路30は、可変
コンデンサC1と可変コンデンサC2とに蓄積された電
荷の差分の電荷をコンデンサC3に蓄積する回路であ
る。即ち、可変コンデンサC1を構成する電極E1はス
イッチS2を介して+V又はGNDに接続される。ま
た、可変コンデンサC2を構成する電極E2はスイッチ
S1を介して+V又はGNDに接続される。
【0015】さらに、電極E3は、オペアンプA1の反
転入力端子に接続されており、電極E3とオペアンプA
1の出力側との間には、コンデンサC3及びスイッチS
3が並列に接続されている。なお、オペアンプA1の非
反転入力端子は、GNDに接続されている。
【0016】サンプルホールド回路32は、電荷差検出
回路30のコンデンサC3に蓄積されている電荷量に対
応して出力される電圧を保持するための回路である。即
ち、スイッチS4の出力側がオペアンプA2の非反転入
力端子に接続され、このオペアンプA2の出力側が反転
入力端子に接続されている。また、スイッチS4の出力
側がコンデンサC4を介してGNDに接続されている。
【0017】次に、この回転角度検出装置2における回
転角度の検出について説明する。まず、図3に示す回路
のスイッチS1,S2をGNDに接続すると共に、スイ
ッチS3をONとして可変コンデンサC1,C2及びコ
ンデンサC3の電荷を放電させて初期化を行う。
【0018】次に、スイッチS1を+Vに接続すると共
にスイッチS1を−Vに接続し、更にスイッチS3をO
FFにして可変コンデンサC1,C2に電圧を印加す
る。これにより可変コンデ ンサC1と可変コンデンサ
C2とに蓄えられた電荷量の差分の電荷がコンデンサC
3に蓄積される。次に、スイッチS4をONしてオペア
ンプA1からの出力電圧に対応する電荷をコンデンサC
4に保持して電圧Voutの出力を行う。
【0019】上述の電極E1とE2の分割は、r=√
(aθ+b)の関係をを有しているため(rは検出体の
回転中心からの距離、θは回転角度、a、bは適当な定
数)、誘導体16の回転に応じて、可変コンデンサC1
及びC2の静電容量は相補的に変化する。従って、図3
のスイッチキャパシタ回路の出力は、図4に示すように
回転角度θに対して直線的に変化する電圧Voutとな
る。
【0020】この第1の実施の形態にかかる回転角度検
出装置2によれば、回動軸14の回動に伴い出力される
回転角度が電圧Voutとして出力される。この回転角
度検出装置2においては、電極E1,E2,E3と誘導
体16が非接触であるため、長時間の使用によっても電
極E1,E2,E3及び誘導体16が摩耗せず、長時間
の使用によっても位置検出特性に変化を生じることがな
く正確に回転角度の検出を行うことができる。
【0021】次に、図5及び図6を参照してこの発明の
第2の実施の形態にかかる位置検出装置4の説明を行
う。なお、この第2の実施の形態の説明においては、第
1の実施の形態の回転角度検出装置2の構成に対応する
構成に第1の実施の形態にかかる回転角度検出装置2の
構成に付した符号を付して説明を行う。
【0022】この位置検出装置4は、電極E1及びE2
を保持する矩形の第1の電極保持板10、電極E3を保
持する矩形の第2の電極保持板12及び検出体に固定さ
れ、この検出体と共に直線移動する誘電体16を備えて
構成されている。
【0023】第1の電極保持板10には、その誘電体1
6に対抗する面に電極E1及びE2が保持されている。
ここで電極E1及びE2は、矩形の電極を分割して形成
したものであり、それぞれの電極は三角形状を有してい
る。そして電極E1の幅の広い側と電極E2の幅の狭い
側が向き合うように配置されている。
【0024】第2の電極保持板12には、その誘電体1
6に対抗する面の電極E1及びE2に対向する位置に電
極E3が保持されている。ここで電極E3は、矩形状、
即ち電極E1とE2を合わせた形状を有している。
【0025】誘電体16は所定の厚さを有する矩形の部
材であり、第1の電極保持板10と第2の電極保持板1
2との間に第1の電極保持板10に保持されている電極
E1,E2及び第2の電極保持板12に保持されている
電極E3のそれぞれと一定間隔で対向するように配置さ
れている。
【0026】ここで、第1の電極保持板10の電極E1
と第2の電極保持板12の電極E3により可変コンデン
サC1が、第1の電極保持板10の電極E2と第2の電
極保持板12の電極E3により可変コンデンサC2が形
成されている。
【0027】この位置検出装置4においては、第1の実
施の形態の図3に示す回路と同一の回路を用いることに
より、誘導体16の平行移動にともなって直線的に変化
する出力電圧Voutを得ることができ、この出力電圧
Voutに基づいて検出体の位置を検出することができ
る。
【0028】この第2の実施の形態にかかる位置検出装
置4においても、電極E1,E2,E3と誘導体16が
非接触であるため、長時間の使用によっても電極E1,
E2,E3及び誘導体16が摩耗せず、長時間の使用に
よっても位置検出特性に変化を生じることがなく正確に
位置検出を行うことができる。
【0029】
【発明の効果】この請求項1記載の発明によれば、複数
の電極間の誘導体の変位位置に基づき検出体の位置を検
出することができる。また、この位置センサにおいて
は、電極と誘導体が非接触であるため、長時間の使用に
よっても位置検出特性に変化を生じることがなく、正確
に位置検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる位置センサの電極E
1,E2及び誘電体16を示す図である。
【図2】第1の実施の形態にかかる位置センサの電極E
1,E2,E3及び誘電体16の部分の断面図である。
【図3】第1の実施の形態にかかる位置センサの回路図
である。
【図4】第1の実施の形態にかかる位置センサの出力信
号を示す図である。
【図5】第2の実施の形態にかかる位置センサを示す図
である。
【図6】第2の実施の形態にかかる位置センサを示す図
である。
【符号の説明】 2…回転角度検出装置、4…位置検出装置、10…第1
の電極保持板、12…第2の電極保持板、14…回動
軸、16…誘電体、30…電荷差検出回路、32…サン
プルホールド回路、E1,E2,E3…電極、C1,C
2…可変コンデンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲保 純一 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電極の間に検出体と共に変位する
    誘電体を有し、前記複数の電極の少なくとも一方の電極
    は、前記誘電体の変位位置によって前記誘電体と対向す
    る前記一方の電極の面積が互いに異なるように分割され
    てなる2つのコンデンサと、 前記2つのコンデンサの容量差を電圧変化に変換して検
    出するスイッチドキャパシタ回路と、 前記電圧変化に基づき前記検出体の位置を検出する検出
    手段と、 を備えることを特徴とする位置センサ。
JP10459297A 1997-04-22 1997-04-22 位置センサ Pending JPH10300512A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10459297A JPH10300512A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 位置センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10459297A JPH10300512A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 位置センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10300512A true JPH10300512A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14384709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10459297A Pending JPH10300512A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 位置センサ

Country Status (1)

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JP (1) JPH10300512A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006038710A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Hiroshima Univ 曲げ変形センサおよび変形測定装置
JP2016020830A (ja) * 2014-07-14 2016-02-04 株式会社デンソー ドア位置検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006038710A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Hiroshima Univ 曲げ変形センサおよび変形測定装置
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