JPH10297648A - 漬け置き用袋 - Google Patents

漬け置き用袋

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JPH10297648A
JPH10297648A JP12339497A JP12339497A JPH10297648A JP H10297648 A JPH10297648 A JP H10297648A JP 12339497 A JP12339497 A JP 12339497A JP 12339497 A JP12339497 A JP 12339497A JP H10297648 A JPH10297648 A JP H10297648A
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JP
Japan
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bag
film
length
gusset
opening
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JP12339497A
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Inventor
Shinji Watanabe
新司 渡邊
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AARAND KK
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AARAND KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布巾やマナ板、靴等の被殺菌洗浄物を殺菌漂
白剤と共に袋に入れると自立するので開口部を封止する
だけで、被殺菌洗浄物の形状に追随し被殺菌洗浄物が洗
浄剤に浮き上がることが無く極少量の殺菌漂白剤で漬け
洗いでき、刺激臭が室内へ逸散することもなく完全に殺
菌漂白し洗浄することができる漬け置き用袋の提供。 【解決手段】 本発明は、合成樹脂製のフィルムを2つ
に折り畳みその折曲部を更に内側に折り込み各々の折り
込み部分に対向する各表面の前記フィルムとの両側部を
シールして形成されたマチ部を有する二股部と、前記マ
チ部の上部の前記フィルムの両側部をマチ部と連設して
シールして形成された筒部と、を有し、かつ、前記筒部
の開口部の長さl1 と一片のマチ部の長さl2 の比(l
1 /l2)が、 l1 /l2 =1〜12で形成されてい
る構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口部と下部にマ
チ部を有する二股に形成された漬け置き用袋に関し、特
に次亜塩素酸ナトリウム等の殺菌漂白剤を用い靴や布巾
の殺菌洗浄や金属製のレンジフード等を強力な洗浄剤を
用い漬け置きをする際に好適に使用される漬け置き用袋
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、殺菌洗浄液が家庭や食堂等で布巾
等の殺菌や洗浄に利用されている。また、靴等はバケツ
に入れ殺菌漂白剤の溶液に漬け置きして漂白に利用され
ている。更に、レンジフード等は料理中の食用油の蒸発
油分が水蒸気と混ざり酸化されてべっとりと付着し、こ
れを取るためポリオキシエチレンアルキルエーテル等の
濃厚な溶液やカセイソーダ,過炭酸ナトリウム等の強力
な強力な洗浄剤で洗浄がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、布巾等
の洗浄に用いられる次亜塩素酸ナトリウム等の殺菌漂白
剤は刺激臭を有し、それが室内に流れ目や喉を傷め、特
に幼児や老人に悪影響を与えるという問題点を有してい
た。また、レンジフード等の洗浄は、油が酸化され強力
に付着しているためブラシで洗ってもなかなか取れずに
洗浄作業に相当の時間を要すとともに、洗浄剤の洗浄力
が強力なため皮膚がかぶれたり、手の油分が取られカサ
カサになるという問題点を有していた。更に、布巾,湯
呑,急須やマナ板等を洗い桶等を用いて殺菌漂白をする
場合、シンクやキッチンを占拠し調理の際、作業の邪魔
になり作業性を阻害するという問題点があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、布巾やマナ板、靴等の被殺菌洗浄物を殺菌漂白剤と
共に袋に入れると自立するので開口部を封止するだけ
で、被殺菌洗浄物の形状に追随し被殺菌洗浄物が洗浄剤
に浮き上がることが無く極少量の殺菌漂白剤で漬け洗い
でき、刺激臭が室内へ逸散することもなく完全に殺菌漂
白し洗浄することができる漬け置き用袋を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の漬け置き用袋は、筒部の開口部の長さ(l
1 )とマチ部の長さ(l2 )の比(l1 /l2 )が、l
1 /l2 =1〜12、好ましくはl1 /l2 =1〜1
1、更に好ましくはl1 /l2 =1〜3に形成され、内
側にヒートシール性に優れた合成樹脂層を有し外側に機
械的強度に優れた合成樹脂層を有した複層のラミネート
等の積層フィルムで形成された構成を有している。この
構成により、以下の作用を有する。 a.布巾や靴を漬け置き用袋に入れると、マチ部が大き
いので二股部が広く拡開して広い面積の底部が平坦にな
りその結果、該袋が開口部を上にして自立でき、また封
止部を封止することにより殺菌漂白剤の刺激臭が室内に
逸散するのを防止できる。 b.レンジフード等の大きいものも強力な洗浄剤と共に
漬け置き用袋に入れ封止部を封止し、前後左右に揺する
とともに上下を逆転させたりした後、底部で自立させて
放っておくだけで油分等を完全に除去できる。 c.漬け置き用袋が内側にヒートシール性に優れたフィ
ルムが積層されているので、マチ部のヒートシールを確
実にできシール斑を生じることがないので殺菌漂白剤や
強力な洗浄剤が漏洩するのを防止できる。 d.漬け置き用袋の最外層側に機械的強度に優れたフィ
ルムが積層されているので、レンジフード等の角部を有
する金属製品を収納しても破れたりするのを防止でき
る。 e.布巾,湯呑,急須やマナ板等を洗い桶等を使用して
殺菌漂白する場合でも、これらを漬け置き用袋に入れ密
封してテーブルの下等の邪魔にならないところへ置いて
おくだけで殺菌漂白ができるので、シンクや狭いキッチ
ンを有効に使用できる。 f.開口部を封止部で封止する場合は、強力な洗浄剤の
入った漬け置き用袋を誤って物にぶつけてしまっても、
該袋内の洗浄剤が溢れ出る心配がなく安全性に優れる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の漬け置
き用袋は、合成樹脂製のフィルムを2つに折り畳みその
折曲部を更に内側に折り込み各々の折り込み部分に対向
する各表面の前記フィルムとの両側部をシールして形成
されたマチ部を有する二股部と、前記マチ部の上部の前
記フィルムの両側部をマチ部と連設してシールして形成
された筒部と、を有し、かつ、前記筒部の開口部の長さ
1 と一片のマチ部の長さl2の比(l1 /l2 )が、
1 /l2 =1〜12、好ましくはl1 /l2 =1〜1
1、更に好ましくはl1 /l2 =1〜3で形成されてい
る構成を有している。この構成により、以下の作用を有
する。 a.開口部の長さl1 と1片のマチ部の長さl2 の比
(l1 /l2 )が、l1/l2 =1〜12好ましくはl
1 /l2 =1〜11、更に好ましくはl1 /l2=1〜
3を有しているので、布巾等の小さい可撓性を有する場
合はl1 /l2 =2〜3に形成することにより、1乃至
複数の布巾と殺菌漂白剤とを漬け置き用袋に入れるとマ
チ部が広がり二股部が拡開して広がり、広い面積の底部
が得られるとともに開口部を上にして筒部が立ち上がり
自立するので、殺菌漂白剤をマチ部の基部まで入れ布巾
等を殺菌漂白剤中に浸漬しても殺菌漂白剤が開口部から
溢れるのを防止できる。漬け置き用袋の開口部を紐でく
くる等して封止しテーブルの下等の場所をとらない所に
置いておくだけで、該袋が自立しているので、殺菌漂白
剤の刺激臭が室内に漂うことなく安全に殺菌漂白をする
ことができる。 b.運動靴等の高さをさほど有しないが置いたときに面
積を要するものを殺菌漂白する場合でも、l1 /l2
2.5〜5に漬け置き用袋を形成することにより、開口
部が広く形成されるので容易に収容することができる。 c.レンジフードやマナ板のように幅が狭くても長尺で
高さを有する場合はl1 /l2 =5〜11に形成するこ
とにより長尺なものでも簡単に収容することができる。 d.筒部の両側部にシール部を有しているので、マチ部
を広げて被洗浄物を収容すると筒部を底部の中心位置に
立設させることができ安定性に優れる。 尚、マチ部やシール部のヒートシールの幅は2〜10m
m、好ましくは3〜7mmに形成するのが好ましい。マ
チ部や筒部のシール部に幅有するので機械的強度に優れ
破袋するのを防止できる。また筒部の剛性が高いので、
傾いたりすることなく自立させることができる。ここ
で、ヒートシールの幅が2mmよりも狭くなるにつれシ
ール強度が弱くなる傾向が生じ易く好ましくない。ま
た、ヒートシールの幅が7mmよりも広くしてもシール
強度は変わらなくなる傾向がある。
【0007】本発明の請求項2に記載の漬け置き用袋
は、請求項1において、前記フィルムが2層以上のラミ
ネートフィルムであって、その折り込まれた内層側にポ
リエチレン,ポリエステル,ポリプロピレン等のヒート
シール性に優れたフィルムを有し、その最外層側にポリ
アミド,ポリイミド等の機械的強度に優れたフィルムで
積層されている構成を有している。ここで、最内層とし
てはポリエチレン等のポリオレフィンが好ましい。ヒー
トシール性に優れるためである。また、最外層としては
ポリアミド,ポリイミドが好ましい。機械的強度に優れ
るとともに剛性が高いので筒部を自立させることができ
るためである。ラミネートフィルムとしては2乃至複数
層でもよい。この場合、中間層に延伸フィルム等を介在
させると機械的強度を向上でき漬け置き用袋の厚みを薄
くできる。延伸フィルムとしては、1軸又は2軸に延伸
したポリエチレン,ポリアミドが好ましい。尚、1軸延
伸したフィルムを延伸方向を直交させて積層したフィル
ムを用いてもよい。この構成により、内層がヒートシー
ル性に優れているので、ヒートシールが完全に行われシ
ール斑が生じるのを防止でき、強力な洗浄剤等の漏洩を
防止できる。また、最外層が機械的強度に優れているの
で、鋭角の角部を有するものを収納しても破れたりする
のを防止できる。
【0008】本発明の請求項3に記載の漬け置き用袋
は、請求項1又は2の内いずれか1において、前記開口
部にジッパー,チャック,ファスナー等の封止部が形成
されている構成を有している。ここで、封止部はフィル
ム形成時に一体に形成してもよく、または封止部を筒部
の内層側にヒートシールや接着剤,粘着剤で固定しても
よい。この構成により、開口部を密封できるので、殺菌
漂白剤の刺激臭が室内に洩れるのを防止できる。
【0009】本発明の請求項4に記載の漬け置き用袋
は、請求項1乃至3の内いずれか1項において、前記マ
チ部の長さl2 と前記筒部の前記マチ部の基部から前記
封止部までの長さhとの比(l2 /h)が、l2 /h=
0.05〜6、好ましくはl2/h=0.08〜4であ
る構成を有している。ここで、l2 /hが0.08より
も小さくなるにつれ、漬け置き用袋が自立し難く倒れる
傾向が現れ出し、また、l2 /hが4よりも大きくなる
につれ該袋内の殺菌漂白剤や強力な洗浄剤が封止部に届
いてしまい封止部を封止するときに洗浄剤等が溢れる等
の傾向が現れ出すのでいずれも好ましくない。この構成
により、筒部が高さを有し、かつその両側部にヒートシ
ール部を有しているので、漬け置き用袋に被殺菌漂白物
と殺菌漂白剤をいれても筒部が傾くことなく自立でき、
かつ、殺菌漂白剤等が開口部からこぼれるのを防止でき
るという作用を有する。
【0010】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の一実施例における漬け置き
用袋の斜視図である。1は実施例1の漬け置き用袋、2
a、2bは合成樹脂製のフィルムを長さ方向の略中央部
で2つに折り畳みその折曲部を更に内側に折り込み各々
の折り込み部分2′a、2′bをその対向する各表面側
の前記フィルム2″a、2″bとヒートシールしてマチ
部3が形成された二股部、4は両側部がヒートシールさ
れたシール部5を備えた筒部、6は筒部4の開口部、7
は筒部4の上部にヒートシールされたポリオレフィン製
のファスナーからなる封止部、8は二股部2a、2bの
各底部がヒートシールされた下側シール部、l1 は開口
部6を閉じたときの開口部6の長さ、l2 は1片のマチ
部3の長さ、hはマチ部3の基部から封止部7までの長
さである。ここで、漬け置き用袋1は内側がポリエチレ
ン、外側がナイロンを積層したラミネートフィルムが用
いられている。また、l1 /l2 =1〜12、l2 /h
=0.5〜6に形成されている。ポリエチレンの厚みは
50〜120μm、ナイロンは10〜50μmで積層さ
れている。ナイロンの厚みは好適には15〜30μmに
調整することにより家庭で漂白・洗浄されるキッチン用
品やレンジフード、運動靴その他の角部に鋭角を有する
物にも対応できる。尚、ポリエチレンフィルムを縦延伸
したものと横延伸したものとを延伸方向が直交状に積層
した場合はナイロンフィルムを用いなくてもよい。機械
的強度が十分得られるためである。
【0011】(実施例2)図2は布巾等の小物の殺菌漂
白に本発明の実施例2の漬け置き用袋の使用状態を示す
斜視図である。図中、1aは実施例2の漬け置き用袋、
2′abは二股部2a、2bが拡開して内側の折り込み
部2′a、2′bで形成された底部、3aはマチ部、6
aは開口部、9は漬け置き袋1aに収納され殺菌漂白さ
れる棒状に丸められた布巾である。ここで、開口部6の
長さl1 は20〜35cmに形成され、開口部6の長さ
1 とマチ部3の長さl2 の比はl1 /l2 =2〜3、
マチ部3の長さl2 とマチ部3の基部から封止部7まで
の長さhの比は、l2 /h=0.7〜1に形成されてい
る。この構成により、開口部の広さが広いので、布巾等
でも容易に収納できるとともに二股部が大きいので広い
底部を得ることができ、棒状に丸められた布巾を3〜1
0本収納し、殺菌漂白剤をマチ部の基部まで注入し布巾
等を浸漬しても殺菌漂白剤がこぼれることがない。ま
た、封止部7により密封しているので殺菌漂白剤の刺激
臭が室内に洩れることがない。従って、流しの隅やキッ
チンの隅に放置しつけ置きをするだけで、布巾の殺菌漂
白を行うことができるという作用を有する。尚、本実施
例では布巾について説明したが靴等にも同様に使用でき
る。但し、高学年用の靴の場合はl1 /l2 =2.5〜
5、l2 /h=1〜1.5に形成するのが好ましい。こ
れにより、該袋が靴の形状に追従し洗浄剤を入れたとき
に靴が浮き上がるのを防ぐので、従来バケツ等で漬け洗
いしていた場合に比べ30%以下の殺菌漂白剤や強力な
洗浄剤で完全に洗浄できる。尚、筒部の長さをを長く形
成した場合は封止部7を設けなくてもよい。紐やゴムバ
ンドで開口部6aを密封状に封止できるからである。
【0012】(実施例3)図3はレンジフードやマナ板
等の長尺物の洗浄に本発明の実施例3の漬け置き用袋の
使用状態を示す斜視図である。図中、1bは実施例3の
漬け置き用袋、2′abは漬け置き用袋1bの底部、3
a,3bはマチ部、5aはシール部、6aは開口部、7
は封止部、10は封止部7の上部に丸形や方形の形状に
穿設された係止部、11は漬け置き用袋1b内に収納さ
れたマナ板である。ここで、開口部6の長さl1 は30
〜50cmに形成され、開口部6の長さl1 とマチ部3
の長さl2 の比はl1 /l2 =5〜11に形成されると
ともに、マチ部3の長さl2 とマチ部3の基部から封止
部7までの長さhの比はl2 /h=0.06〜2に形成
されている。この構成により、マチ部3の基部から封止
部7までの長さが長いので長尺のレンジフードやマナ板
11を収納できる。また底部2′abが平坦になるので
壁等に立て掛けても漬け置き用袋1bが収納物と洗浄剤
等の重量で摩擦抵抗が大きいので床面を滑って転倒し洗
浄剤等が洩れるのを防止できる。更に、係止部10を備
えているのでキッチン等の吊具に吊るしておくこともで
きる。以上のように構成されているので、使用に当たっ
て、まず、該袋1bにマナ板11を入れ、次いで強力な
洗浄剤を入れ封止部7を封止し、該袋1bの頂部と底部
を持ち該袋1bの天地を逆転させたり左右に揺さぶった
りしてマナ板11の表面全体に満遍なく洗浄剤等を付着
させる。次いで、キッチン等の隅に立て掛けるか係止部
10で吊具に吊るして漬け置きをする。次いで、該袋1
bの封止部7を開け開口部6から洗浄剤等を捨てるとと
もに水道水を開口部6から入れ水洗いをする。これを
2、3回繰り返し洗浄を終える。以上のように本実施例
によればマナ板のような長尺なものでも収容し漬け置き
洗いができるので料理後、調理に使用したマナ板も完全
に洗浄殺菌ができ衛生性を向上出来るとともに、特に夏
期は食中毒等を有効に防止することができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、以下の優
れた効果を有する漬け置き用袋を実現することができ
る。本発明の請求項1に記載の漬け置き用袋によれば、 a.二股状のマチ部を有し被洗浄物と殺菌漂白剤や強力
な洗浄剤を入れるとマチ部が拡開して広い面積を有する
底部を形成し中央部で開口部を立設して自立するので、
袋中の洗剤溶液等が開口部から溢れるのを防止できる。 b.筒部の長さ(高さ)を長く形成し、開口部を紐やゴ
ムバンドで密封状に封止できるので、漬け置きした後、
洗浄物等を強力な洗浄剤と一緒に収容した漬け置き用袋
をテーブルの下等に置いておくだけで洗浄物が洗浄や漂
白されるとともに、シンク等の調理場が広くかつ有効に
使用でき、洗浄の作業性やシンク等の場所の有効利用性
を高めることができる。また密封しているので殺菌漂白
剤の刺激臭が室内にこもることを防止でき老人や幼児の
安全性を向上できる。 c.漬け置き終了時はマチ部を持ち開口部から水道水を
入れては棄てる作業を2〜3回繰り返すだけで強力な洗
浄剤や殺菌漂白剤が希釈されるので、すすぎ洗いの際で
も洗浄剤等で手が傷つけられることがなく安全性に優れ
る。 d.強力な洗浄剤を使用してレンジフード等に劣化して
固化した油分をも、漬け置きするだけできれいに洗浄で
きるので、手を強力な洗浄剤で傷めることを防止し安全
性に優れる。 e.筒部の両側部にシール部を有しているので、マチ部
を広げて被洗浄物を収容すると筒部を底部の中心位置に
立設させることができ、筒部を傾けることもなく自立さ
せることができるので強力な洗浄剤が床面等に溢れるの
を防ぎ安全性に優れる。
【0014】本発明の請求項2に記載の漬け置き用袋に
よれば、請求項1において、合成樹脂性フィルムがラミ
ネートフィルムで形成されているので、 a.機械的強度に優れ、洗浄作業の際に洗浄物の該袋へ
の収納時や洗浄物や強力な洗浄剤等を収納した該袋を移
動させる際に他の物の鋭角な角部分にぶつかっても破袋
するおそれがなく安全性に優れる。 b.漬け置き用袋が内側にヒートシール性に優れたフィ
ルムが積層されているので、マチ部のヒートシールを確
実にできシール斑を生じることがないので殺菌漂白剤や
強力な洗浄剤が漏洩するのを防止できる。 c.漬け置き用袋の最外層側に機械的強度に優れたフィ
ルムが積層されているので、レンジフード等の角部を有
する金属製品を収納しても破れたりするのを防止でき
る。 本発明の請求項3に記載の漬け置き用袋によれば、請求
項1又は2において開口部に封止部を有するので、 a.急須やマナ板等のキッチン用具や運動靴等の日用雑
貨を強力な洗浄剤や刺激臭の強い漂白剤とともに漬け置
き用袋の中に入れ開口部を封止部で封止し、テーブルの
下等に置いておくだけで洗浄や漂白ができる。 b.テーブルの下等で洗浄漂白ができるのでシンク等の
場所をとらず調理をスムーズに行うことができる。 c.開口部が封止部で封止され、かつ漬け置き用袋の機
械的強度が強いので漬け置き中に該袋に物の角が当たっ
ても破れたりすることがなく安全性に優れる。 d.強力な洗浄剤等を多量に注入しても漬け置き用袋か
ら洗浄剤等が溢れることがなく、また、該袋を持って移
動する際にも封止されているので開口部から強力な洗浄
剤等が溢れるおそれがないので安心して持ち運びでき
る。
【0015】本発明の請求項4に記載の漬け置き用袋に
よれば、請求項1乃至3の内いずれか1項において、マ
チ部や基部から封止部の長さを所定の長さに形成したの
で、 a.開口部の長さl1 と1片のマチ部の長さl2 、l1
/l2 =1〜12、好ましくはl1 /l2 =1〜11、
更に好ましくはl1 /l2 =1〜3を有しているので、
布巾等の小さい可撓性を有する場合はl1 /l2 =2〜
3に形成することにより、1乃至複数の布巾と殺菌漂白
剤とを該袋に入れるとマチ部が広がり二股部が拡開して
マチ部の2倍に広がり、広い面積の底部が得られるの
で、筒部が立ち上がり、開口部を上にして自立するの
で、殺菌漂白剤をマチ部の基部まで入れ布巾等を殺菌漂
白剤中に浸漬しても殺菌漂白剤が開口部からこぼれるの
を防止でき、安全性や洗浄等の作業性に著しく優れる。
漬け置き用袋の開口部を紐でくくる等して封止し場所を
とらない所に置いておくだけで該袋か自立しているの
で、殺菌漂白剤の刺激臭が室内に漂うことなく完全に殺
菌漂白をすることができ、老人や幼児の喉を刺激せず安
全性に優れる。 b.運動靴等の高さをさほど有しないが置いたときに面
積を要するものの殺菌漂白する場合でも、l1 /l2
2.5〜5に漬け置き用袋を形成することにより、開口
部が広く形成されるので容易に収容することができ、取
扱い性や洗浄作業性に優れる。 c.レンジフードやマナ板のように幅が狭くても長尺で
高さを有する場合はl1 /l2 =5〜11に形成するこ
とにより長尺なものでも簡単に収容することができ、利
便性や作業性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の漬け置き用袋の斜視図
【図2】本発明の実施例2の漬け置き用袋の使用状態を
示す斜視図
【図3】本発明の実施例3の漬け置き用袋の使用状態を
示す斜視図
【符号の説明】
1 実施例1の漬け置き用袋 2a、2b 二股部 3 マチ部 4 筒部 5 シール部 6 開口部 7 封止部 8 下側シール部 9 布巾 10 係止部 11 マナ板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製のフィルムを2つに折り畳み
    その折曲部を更に内側に折り込み各々の折り込み部分に
    対向する各表面の前記フィルムとの両側部をシールして
    形成されたマチ部を有する二股部と、前記マチ部の上部
    の前記フィルムの両側部をマチ部と連設してシールして
    形成された筒部と、を有し、かつ、前記筒部の開口部の
    長さl1 と一片のマチ部の長さl2 の比(l1 /l2
    が、l1 /l2 =1〜12で形成されていることを特徴
    とする漬け置き用袋。
  2. 【請求項2】 前記フィルムが2層以上のラミネートフ
    ィルムであって、その折り込まれた内層側にポリエチレ
    ン,ポリエステル,ポリプロピレン等のヒートシール性
    に優れたフィルムを有し、その最外層側にポリアミド,
    ポリイミド等の機械的強度に優れたフィルムで積層され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の漬け置き用
    袋。
  3. 【請求項3】 前記開口部にジッパー,チャック,ファ
    スナー等の封止部が形成されていることを特徴とする請
    求項1又は2の内いずれか1項に記載の漬け置き用袋。
  4. 【請求項4】 前記マチ部の長さl2 と前記筒部の前記
    マチ部の基部から前記封止部の長さhとの比(l2
    h)が、l2 /h=0.05〜6、好ましくはl2 /h
    =0.08〜4に形成されていることを特徴とする請求
    項1乃至3の内いずれか1項に記載の漬け置き用袋。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001206307A (ja) * 2000-01-31 2001-07-31 Kawashima Packaging Mach Ltd 自立袋の製袋充填包装方法及びその装置
JP2010089800A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Taisei Lamick Co Ltd 自立包装袋およびその製造方法

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