JPH10296824A - 被覆管材の製造方法 - Google Patents

被覆管材の製造方法

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JPH10296824A
JPH10296824A JP9104800A JP10480097A JPH10296824A JP H10296824 A JPH10296824 A JP H10296824A JP 9104800 A JP9104800 A JP 9104800A JP 10480097 A JP10480097 A JP 10480097A JP H10296824 A JPH10296824 A JP H10296824A
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coated
gap
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coating
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Hideki Kimura
村 秀 樹 木
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SANOU KOGYO KK
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SAN O IND CO
SANOU KOGYO KK
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/92Measuring, controlling or regulating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
    • B29C2948/92504Controlled parameter
    • B29C2948/92609Dimensions
    • B29C2948/92638Length
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管材を接続することなく連続して完全な被覆
を行なうことができる被覆管製造方法を提供する。 【解決手段】 所定の長さに切断された複数本の管材1
0の軸線を直線上に合せ、これらの管材10の端部間に
所定の幅の間隙部22を形成させてこれらの管材10を
連続して成形装置14に供給し、連続して供給される管
材10の外面に間隙部22をも含めて溶融状態にある被
覆材28で一体的に被覆して下流側の冷却装置15で冷
却し、検出手段で間隙部22の位置を検出し、下流側の
切断装置18で前記間隙部22の被覆材28を切り離す
ことにより被覆された所定の長さの管材10bを製造す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被覆管材の製造方
法に係り、特に、自動車等に使用される管径が20mm
以下の鋼管の外面を樹脂材で被覆した被覆管材の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の被覆管材の製造方法としては、管
材に被覆された被膜の安定性を得、かつ被膜を冷却する
ときに冷却水が管材の内部へ入ることを防止するため
に、所定の長さの鋼管1を、例えば、図13〜図15に
示すように接続し、被覆材(例えば、樹脂材)2を被覆
する成形装置へ鋼管1,1を連続供給して樹脂材2を被
覆し、樹脂材2の被覆された鋼管1aを冷却した後、図
13〜図16に矢印Aで示す位置で被覆された鋼管1a
を切断して、図17に示す所定長さの被覆鋼管1bを製
造する方法がある。
【0003】この場合、鋼管1の接続方法としては、図
13に示すように、相対する鋼管1の一方に絞り加工に
より縮径部3を形成してこの縮径部3を他方の鋼管1の
内部に嵌合させる方法、また、図14に示すように相対
する鋼管1の一方に拡管加工により拡径部4を形成して
この拡径部4を他方の鋼管1の外側に嵌合させる方法、
さらに、図15に示すように、両端が絞り加工による縮
径部3とされた接続管5の縮径部3を一方及び他方の鋼
管1の内部に嵌合させて接続する方法等が行なわれてい
る。そして、図16の矢印Aで接続管5を切断する場合
には、図17に示すように被覆された鋼管1の端部から
接続管5を引抜いている。
【0004】また、従来の被覆管材の他の製造方法とし
ては、コイル状とされる鋼管を切断することなく連続し
て成形装置へ供給して樹脂材を被覆し、冷却したのち、
被覆された鋼管の所定の位置をカッターで切断して所定
の長さの被覆鋼管を製造する方法もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
被覆管材の製造方法のうち、鋼管1と鋼管1を接続した
り、接続管5を使用して鋼管1と鋼管1を接続するもの
は、鋼管1の接続部の加工及び接続管5を必要とし、被
覆後は鋼管1及び接続管5を切断したり接続管5を引抜
く等、機器および設備を必要とするために製造工程が煩
雑となり、製造速度は低下し、そのために工費がかさ
む。さらに、切断された鋼管1、接続管5及び切断部分
の樹脂材2は無駄になり、被覆鋼管1bのコストが上昇
する等の問題がある。
【0006】また、コイル状とされる鋼管1に樹脂材2
を被覆し、所定の長さに切断するものは、被覆された鋼
管1aの切断のために機器および設備を必要とする等の
問題があった。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、管材を接続することなく連続して完全な
被覆を行なうことができるとともに、管材及び被覆材に
無駄がなく、しかも、加工が簡単な被覆材の製造方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による被覆管材の
製造方法は、所定の長さの複数本の管材の軸線を直線上
に合せ、これらの管材の端部間に間隙部を形成させてこ
れらの管材を連続して成形装置に供給し、連続して供給
される管材の外面を間隙部をも含めて溶融状態にある被
覆材で一体的に被覆し、被覆された管材を下流側の冷却
装置で冷却し、検出手段で前記間隙部の位置を検出し、
下流側の切断装置により前記間隙部の位置で被覆材を切
り離すことにより被覆された所定の長さの管材を製造す
ることを特徴とするものである。そして、管材は金属管
例えば鋼管で、被覆材は樹脂材であることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の被覆管材の製造方
法の一つの実施の形態を図1〜図12を参照して説明す
る。管材は一例として鋼管、被覆材は樹脂材とした場合
を示す。
【0010】本発明の被覆管材の製造方法を実施するた
めの被覆管材の製造装置(以下、製造装置という)11
は、図1に示すように、上流側(左側)から下流側(右
側)に向かって、鋼管投入装置12と、前ドライブ装置
13と、成形装置14と、冷却装置15と、後ドライブ
装置16と、外形測定装置17と、切断装置18とを有
している。
【0011】鋼管投入装置12は、所定の寸法に切断さ
れた鋼管10を貯留するとともに、下部のものから順次
前ドライブ装置13に対して連続して供給する装置であ
る。
【0012】前ドライブ装置13は、図1及び図2に示
すように、上下方向に所定の間隔を形成して配設された
2本のドライブローラ19を備えている。そして、これ
らのドライブローラ19の周面には鋼管10の外形に対
応する半円形断面の環状凹溝20が形成されており、上
下の凹溝20の間に鋼管10が挟持され、鋼管投入装置
12からの鋼管10を成形装置14へ送るようになって
いる。また、各ドライブローラ19には高精度の駆動モ
ータ21と図示しないセンサーと制御装置とが装着され
ており、ドライブローラ19の間に鋼管10が入ってく
ると、センサーと制御装置により駆動モータ21の回転
数が制御され、鋼管10の走行速度が所定の走行速度に
なるとともに、鋼管10の外径によって決定される鋼管
10の端部間の間隙部22(図1)の幅が所定の幅とな
るように制御されて鋼管10は成形装置14へ送られ
る。なお、前ドライブ装置13、後ドライブ装置16を
含めて、鋼管10を送るにはローラ方式の代りにベルト
ドライブ方式等を用いることもできる。
【0013】成形装置14は、図3及び図4に示すよう
に、架台23と、ホッパー24と、シリンダー25と、
スクリュー26と、被覆ダイ27とを備えている。
【0014】架台23は、直方体形状で、上部にはシリ
ンダー25が水平方向に装着されている。そして、シリ
ンダー25の上流側には樹脂材28の投入される前記ホ
ッパー24が装着され、シリンダー25の内部にはねじ
形状の前記スクリュー26が軸着され、図示しないモー
タで駆動される。また、シリンダー25の下流側には前
記被覆ダイ27がシリンダー25に直交する方向に装着
されている。
【0015】図4は、被覆ダイ27の水平断面図であっ
て、被覆ダイ27は、本体29と、ノズル30と、ヒー
ター31とを備えている。本体29は、ほぼ円筒形状
で、一方の端部側は鋼管10の入口部32、他方の端部
側は鋼管10の出口部33とされている。
【0016】そして、この出口部33側には先細形状の
ノズル30が装着されており、このノズル30の内周面
の先端部34には鋼管10の外径+0.5mm以下の直
径とされる平行部35が形成され、被覆ダイ27内で鋼
管10が振れないようになっている。
【0017】そして、先細形状の外周面と本体29との
間は樹脂材28の吐出通路部36とされ、本体29の出
口部33側とノズル30が装着される位置の外側には樹
脂材28を溶融させるためのヒーター31が装着されて
いる。そして、スクリュー26により送られてきた樹脂
材28は、被覆ダイ27の本体29に入り、ヒーター3
1により溶融されつつノズル30の外周面を通って吐出
通路部36から押し出され、ノズル30の平行部35か
ら出てくる鋼管10の外周面に接触し、外周面を筒状に
囲むようにして鋼管10に樹脂材28が被覆されるよう
になっている。
【0018】図1において、冷却装置15は、水槽37
と、例えば3本のガイドロール38と、例えば2本の当
接ロール39とを備えている。水槽37は、長方形状で
水が貯留されている。そして、この水槽37には図6に
示すように、周面に樹脂材28の被覆された鋼管10a
(図5参照)の外径に対応する半円形断面の環状凹溝4
0の形成されたガイドロール38が装着されるととも
に、凹溝40に被覆された鋼管10aが挿入されたと
き、被覆された鋼管10aの外径に当接するようにした
円筒形の当接ロール39が被覆された鋼管10aの走行
方向に対して直交する方向に設置されている。このよう
にガイドロール38と当接ロール39とを設けることに
より、被覆された鋼管10aと被覆された鋼管10aと
の芯のずれが防止されるので、被覆された鋼管10aの
位置決めが正確に保持され、被覆された樹脂材28の被
膜の穴あき等が防止される。
【0019】なお、冷却装置15の下流側には前記後ド
ライブ装置16が設けられているが、前述の前ドライブ
装置13と同じ構成につき、説明は省略する。なお、こ
の後ドライブ装置16では、被覆された鋼管10aの走
行速度のみが制御される。
【0020】外径測定装置17は、被覆された鋼管10
aの外径が所定の公差内にあるかどうかを測定するもの
であって、後ドライブ装置16と切断装置18の間に設
けられている。
【0021】切断装置18は、図7に示すように、架台
41と、センサー42と、レール43と、チャック台4
4と、第1のチャック45と、第2のチャック46と、
カッター47とを備えている。架台41の上面には長手
方向に向かってレール43が敷設されており、レール4
3の上流側の架台41の上面には前記センサー42が固
着されている。そして、レール43上には前記第1のチ
ャック45、第2のチャック46及びカッター47の装
着されたチャック台44が走行自在として設けられてい
る。そして、第1のチャック45および第2のチャック
46は図8に示すように、それぞれ上部チャック48と
下部チャック49に分割されており、相対向する面には
被覆された鋼管10aの外径に対応する半円形断面の凹
溝50が形成され、図示しないシリンダーによって上部
チャック48が下部チャック49に向かって降下し、被
覆された鋼管10aの外径を挟持するようになってい
る。
【0022】また、カッター47は、図9及び図10に
示すように、上部カッター51と下部カッター52に分
割されており、それぞれの刃部53は、被覆前の鋼管1
0の外径よりも小径とされる半円形の凹形刃部54が形
成されている。そして、上部カッター51と下部カッタ
ー52はそれぞれには図示しないシリンダーが設けられ
ておりそれぞれが上下動してセンサー42によって検出
した被覆された鋼管10aの間隙部22の樹脂材28を
切断し(図11参照)、図12に示す被覆管材10bが
得られるようになっている。
【0023】切断装置18は被覆された樹脂材28を切
り離すことができる装置であれば、どのような形式のも
のでもよい。例えば、図9、図10に示すカッター47
に代って、樹脂材28の肉厚の途中(例えば約半分)に
まで切り込みを入れる回転式ロールカッター(全周に円
環リブ状の切込み刃を突設したロール)を用いてもよい
し、あるいは回転式切込み刃をヒーターにより加熱して
おいて樹脂材28を熱で溶かして切り離すカッターを用
いてもよい。肉厚の途中まで切り込みを入れるのは下側
の鋼管に傷を付けることを回避できるため安全である。
ただし、この場合、樹脂材28が完全に切断されないの
で、切り込みを入れた後鋼管の軸方向にチャックにより
樹脂材に引張り力を加える必要がある。
【0024】次に、この製造装置11による被覆管材の
製造方法について説明する。
【0025】最初に、所定の長さに切断された鋼管10
を鋼管投入装置12に投入する。すると、鋼管10は、
連続して下流側の前ドライブ装置13のドライブローラ
19の凹溝20の間へ挿入され挟持される。すると、ド
ライブローラ19の駆動モータ21は、センサーと制御
装置により回転数が制御され鋼管10の走行速度を制御
するとともに、連続して走行してくる鋼管10と鋼管1
0の端部間の間隙部22の幅が所定の幅となるように制
御して成形装置14へ送り込む。
【0026】成形装置14に送られてきた鋼管10は、
被覆ダイ27に入り、スクリュー26により混連される
とともにヒーター31により溶融状態となった樹脂材2
8が被覆ダイ27の出口部33の平行部35から出てく
る鋼管10の外周面に対してノズル30から吐出されて
接触し、外周面を筒状に囲むようにして、鋼管10及び
その端部間の間隙部22を含めて樹脂材28が被覆され
る(図4参照)。
【0027】しかるのち、被覆された鋼管10aは、冷
却装置15に送られガイドロール38と当接ロール39
に挟持され、水槽37の水に浸漬されつつ走行し被覆さ
れた鋼管10aは冷却される。そして、後ドライブ装置
16のドライブローラ19の間に入り被覆された鋼管1
0aの走行速度が制御され、下流側の外径測定装置17
に送られ、ここにおいて被覆された鋼管10aの外径が
所定の公差内であることが確認される。
【0028】そして、最後に、被覆された鋼管10aは
切断装置18に送られる。切断装置18に送られてきた
被覆された鋼管10aはセンサー42により間隙部22
の位置が確認され、この間隙部22が第1のチャック4
5と第2のチャック46の間で、かつ、上部カッター4
8と下部カッター49の間にくると、第1のチャック4
5と第2のチャック46は被覆された鋼管10aを挟持
する。すると、被覆された鋼管10aの走行速度に合せ
てチャック台44が図7に矢印Pで示す方向にスライド
するとともにカッター47の上部カッター51と下部カ
ッター52が間隙部22の樹脂材28を挟むようにして
上下両方向から樹脂材28を切断し(図11参照)、図
12に示すような被覆鋼管10bが形成される。なお、
このとき第2のチャック46は図7に矢印Qで示す方向
へ少しスライドし、樹脂材28が完全に切断されていな
い場合は、切れかかっている樹脂材28を引張って切断
する。しかるのち、被覆鋼管10bは下流側の貯蔵部へ
送られる。なお、以上の作用は、すべて、コンピュータ
制御により制御され自動的に行なわれる。
【0029】なお、被覆鋼管10bの端部に接続用のフ
レアー等を加工するために樹脂材28のみを取り除く場
合は、間隙部22から一定の長さ離れた位置をセンサー
により検出し、この位置で被覆樹脂材にカッターで切り
込みを入れる。この切り込みは、樹脂材が溶融中に冷却
装置15の手前で行うのが望ましい。そして、鋼管端部
と切り込みの間にある樹脂材部分を工程の最後の部分で
チャックにより軸方向にスライドさせることにより、端
部の一定長さの被覆樹脂材が切り込みを起点として剥離
され、鋼管の端部が露出する。
【0030】なお、本発明において、送られる管材の端
部間の間隙部は実際上零であってもよい。すなわち、管
材の端部同士が接触する状態で送るようにしてもよい。
切断装置のカッターが管材外周の被覆樹脂材の肉厚の途
中まで切込みを入れる場合等には、カッターが管材端部
同士の間隙部に入り込むことによって切り離しを行う必
要がないから、間隙部が実際上空いている必要はない。
ただし、間隙部の位置の正確な検出は必要である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の被覆管材
の製造方法によれば、所定の長さの複数本の管材の軸線
を直線上に合せ、これらの管材の端部間に間隙部を形成
させてこれらの管材を連続して成形装置に供給し、連続
して供給される管材の外面を間隙部をも含めて溶融状態
にある被覆材で一体的に被覆し、被覆された管材を下流
側の冷却装置で冷却し、検出手段で前記間隙部の位置を
検出し、下流側の切断装置により前記間隙部の位置で被
覆材を切り離すことにより被覆された所定の長さの管材
を製造するので、管材と管材を直接あるいは接続管を用
いて接続することがなく、接続後及び接続して被覆材を
被覆したのちの管材あるいは接続管の切断及び除去の必
要がなく、したがって、管材あるいは接続管の材料費、
あるいは、管材と管材及び管材と接続管の接続、切断、
接続管の除去のための設備、そして、これらに要する工
費が大巾に低減され、しかも、被覆管材の品質は低下す
ることなく、簡単な設備で安価な被覆材を供給すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被覆管材の製造方法を実施するための
一つの実施の形態を示す製造装置の概略図。
【図2】前ドライブ装置及び後ドライブ装置の正面図。
【図3】成形装置の縦断側面図。
【図4】被覆ダイの水平断面図。
【図5】被覆された鋼管の断面図。
【図6】冷却装置のガイドロールと当接ロールの位置関
係を示す正面図。
【図7】切断装置の側面図。
【図8】第1のチャック及び第2のチャックの斜視図。
【図9】カッターの正面図。
【図10】カッターの側面図。
【図11】カッターによる被覆材の切断状況を示す説明
図。
【図12】被覆鋼管の断面図。
【図13】従来の被覆管材の管材の接続方法と切断位置
を示す断面図。
【図14】従来の被覆管材の管材の他の接続方法と切断
位置を示す断面図。
【図15】従来の被覆管材の管材の更に他の接続方法と
切断位置を示す断面図。
【図16】図15の被覆管材の他の切断位置を示す断面
図。
【図17】被覆管材から接続管を除去する断面説明図。
【符号の説明】
10 鋼管 10a 被覆された鋼管 10b 被覆鋼管 11 製造装置 12 鋼管投入装置 13 前ドライブ装置 14 成形装置 15 冷却装置 16 後ドライブ装置 17 外径測定装置 18 切断装置 19 ドライブローラ 22 間隙部 24 ホッパー 25 シリンダー 26 スクリュー 27 被覆ダイ 28 樹脂材 30 ノズル 31 ヒーター 38 ガイドロール 39 当接ロール 42 センサー 44 チャック台 45 第1のチャック 46 第2のチャック 47 カッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16L 58/10 F16L 58/10 // B29K 101:12 105:22 B29L 9:00 23:00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の長さの複数本の管材の軸線を直線上
    に合せ、これらの管材の端部間に間隙部を形成させてこ
    れらの管材を連続して成形装置に供給し、連続して供給
    される管材の外面を間隙部をも含めて溶融状態にある被
    覆材で一体的に被覆し、被覆された管材を下流側の冷却
    装置で冷却し、検出手段で前記間隙部の位置を検出し、
    下流側の切断装置により前記間隙部の位置で被覆材を切
    り離すことにより被覆された所定の長さの管材を製造す
    ることを特徴とする被覆管材の製造方法。
  2. 【請求項2】管材を連続して供給する過程で、管材の端
    部から一定距離をおいて、管材周面の被覆材に切り込み
    を入れ、この切り込みから端部までの被覆材を管材から
    除去し、管材の端部近傍を露出させることを特徴とする
    請求項1記載の被覆管材の製造方法。
JP9104800A 1997-04-22 1997-04-22 被覆管材の製造方法 Pending JPH10296824A (ja)

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JP2006348670A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Hien Electric Industries Ltd 防錆被覆の異形棒鋼及び異形鉄筋とその製造方法
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