JPH10296679A - 産業用ロボットのツールと他の部分との干渉チェック方法及び動作プログラム作成方法 - Google Patents

産業用ロボットのツールと他の部分との干渉チェック方法及び動作プログラム作成方法

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JPH10296679A
JPH10296679A JP11121897A JP11121897A JPH10296679A JP H10296679 A JPH10296679 A JP H10296679A JP 11121897 A JP11121897 A JP 11121897A JP 11121897 A JP11121897 A JP 11121897A JP H10296679 A JPH10296679 A JP H10296679A
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robot
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JP11121897A
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Jun Goto
純 後藤
Koji Tomita
浩治 冨田
Keiichi Takaoka
佳市 高岡
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ツールとロボットアーム等の干渉判定を正確
に行うことができる産業用ロボットのツール干渉判定方
法を提供する。 【解決手段】 ロボットアームの先端にツールを装着し
て作業を行う産業用ロボットのツールとロボットアーム
との干渉の有無を判定する産業用ロボットの干渉チェッ
ク方法において、複数の代表点(S102)についてツ
ールがロボットアームと干渉するか否かをロボットアー
ムの先端にツールを装着した状態でロボットを動作させ
てそれぞれ調べ(S103)、全ての代表点における干
渉の有無を記録し、この記録を基に干渉チェックする
(S104)ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットのツー
ルと他の部分との干渉チェック方法に関するもので、特
に産業用ロボットに取り付けられたツールとロボット本
体との干渉や、ツールとワーク(作業対象)との干渉し
ない動作プログラム作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず産業用ロボットに取り付けられたツ
ールとロボット本体との干渉のチェック方法として、従
来、例えば特願平8−87657号公報に示されたもの
がある。図10はその手法を示す具体例である。図10
に示すような6軸垂直多関節ロボット1のアーム2の先
端に熔接トーチ部を装着した場合について説明する。図
10において、ロボット1は、設置面に近い方から順に
第1軸J1、第2軸J2、第3軸J3、第4軸J4、第
5軸J5、第6軸J6の6軸から成り、アーム先端2に
は熔接用のトーチ10が装着されており、このトーチ1
0は通常、金属でできている。また、トーチ10には第
3軸と第4軸の間のリンク部上に設置されたワイヤ供給
装置11から供給されるケーブル12が接続されてお
り、このケーブル12は通常、柔らかい材料でできてい
る。トーチ10とケーブル12とを合せた部分をツール
13と呼ぶ。図中の座標軸(X、Y、Z)はロボット1
が設置されている環境に固定された直交座標系である。
【0003】このような構成のロボット1において、ツ
ール13がロボット1のアーム3と干渉しない領域(非
干渉領域)について図11を参照して説明する。図11
の斜線で示す領域が非干渉領域である。B1、B3はロ
ボット1の第5軸の機構的な動作限界であり、T1、T
6はロボット1の第6軸の機構的な動作限界である。ア
ーム3の一端に軸支されている第5軸が図12(a)に
示す姿勢にあるとき、すなわち垂直下向きのとき、非干
渉領域は、ロボット1のアーム2の一端に軸支されてい
る第6軸が図12(b)に示すような角度範囲(T2〜
T5)にあるときである。
【0004】また、ロボット1のアーム3の第5軸が図
13(a)に示す姿勢にあるとき、すなわち水平横向き
のとき、非干渉領域は、第6軸が図13(b)、(c)
に示すような角度範囲(T1〜T6)にあるときであ
る。ここで、第5軸が図13(a)の姿勢にあるとき
は、アーム3と干渉するのはツール13のケーブル12
のみであるので、アーム2の第6軸の非干渉領域は図1
2(b)に示す角度範囲(T2〜T5)より大きい角度
範囲(T1〜T6)となる。図13(b)は第5軸部分
をX方向から見た図であり、ケーブル12はその柔軟性
によりアーム3の下に潜り込んでいるのが分る。また、
図13(c)は第5軸部分をZ方向から見た図であり、
この図ではケーブル12のアーム3に対する干渉部分は
見えないが、下方にあることが分る。
【0005】そして、ロボット1のアーム3の第5軸が
図14(a)の姿勢にあるとき、すなわち垂直上向きの
とき、は、非干渉領域は、第6軸が図14(b)に示す
ような角度範囲(T1〜T3、T4〜T6)にあるとき
である。B2はトーチ姿勢が図15に示すようなアーム
3とツール13が干渉しない第5軸の限界位置である。
このようにして、図11に示すような干渉領域と非干渉
領域を設定することにより、第5軸と第6軸の2つのパ
ラメータB、Tからアーム3がツール13に干渉するか
否かを判断するようにしている。
【0006】次に、従来の産業用ロボットのツールとワ
ークとの干渉しない従来の動作プログラムについて説明
する。従来のティーチングプレイバック方式の産業用ロ
ボットの教示作業では、ワークの特徴点の位置に来るよ
うに、かつその位置での姿勢を作業上望ましい姿勢にな
るように、教示ツール(通常は、ティーチングペンダン
ト又はティーチングボックスと呼ばれる)を使用して、
実際にロボット1を動作させ、その位置と姿勢を記憶さ
せる命令を教示ツールよりコントローラ本体に送る。コ
ントローラ本体はその記憶部でその位置と姿勢を記憶す
る。この処理を繰り返すことで動作プログラムを作成す
る。この場合、動作方向が急激に変化するような点前後
には、ロボット1のワークに対する適切なツール姿勢区
間をできるだけ長くするため、通常、教示点を加えるこ
とがなされている。例えばアーク熔接において、作業区
間が図16のような場合に、点P1、点P2、点P3、
点P4を結ぶ直線上を熔接する場合には、ワーク15の
特徴点は点P1、点P2、点P3、点P4となる。
【0007】従来の教示方法では、まず教示ツールを使
ってP1までロボットを動作させ、材質・熔接条件等で
決まる姿勢(ねらい角=図17に示すツール13と垂直
作業対象Y−Z平面とが成す角度、及び、すすみ角=図
17に示すツール13と進行方向に垂直な平面Z−X平
面が成す角度)をとるようにロボット1を姿勢変化させ
る。そして、位置と姿勢が望ましいものになったらこれ
らをコントローラ内部に記憶させる。
【0008】次にP2を教示するが、P2では熔接線が
急に変化するので、P2の前後では望ましい姿勢が違
う。したがって、通常はP2点の前後に適当な距離をお
いて教示点を作成する。この点を図16では、P2Pre
、P2Postと表す。このように新たな教示点を作成す
ることで教示点間の移動途中姿勢が一定となる区間を設
定することができる。P3に対しても同様にP3Pre 、
P3Postを作成する。また、P4ではP1の場合と同様
にして位置と姿勢を記憶させる。このようにして、動作
プログラムは、P1、P2Pre 、P2、P2Post、P3
Pre 、P3、P3Post、P4での位置と姿勢を記憶した
ものとして作成される。
【0009】このように従来の教示作業では、ワーク1
5の特徴点よりも多くの点を教示する必要があり、また
ツール13の姿勢も教示者が作業条件に適したものにす
る必要がある。したがって、これらのことが教示を労力
のかかるものとしていた。そして、この特徴点以外の点
を自動的に追加する方法として、特願平7−25923
0号公報に示されたものがあり、この方法を使うと図1
8のようなツール13の移動軌跡が内まわりの場合、P
re点、Post 点の位置はあらかじめ決められた位置及び
あらかじめ決められた姿勢で置かれていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の産業用ロボットに取り付けられたツールとロ
ボット本体との干渉のチェック方法、及び、産業用ロボ
ットのツールとワークとの干渉しない従来の動作プログ
ラムにあっては、次のような問題点があった。まず、前
者のツールとロボット本体との干渉のチェック方法にあ
っては、ツール13がロボット1のアーム3と干渉する
か否かを第5軸と第6軸の角度に基づいて判定するよう
にしていたが、第4軸とツール13との干渉については
考慮していなかった。すなわち、ワイヤ供給装置11が
ロボット1の第3軸と第4軸の間のリンク部に設置され
ていることとケーブル12の長さも決まっているので、
第4軸の角度によっては第5軸、第6軸の位置が図11
の非干渉領域内であっても、ロボット1の姿勢が取れな
い場合、すなわち干渉する場合があった。したがってツ
ールとロボット本体との干渉しない従来の動作プログラ
ムにあっては干渉するか否かの正確な判定ができない場
合が生じた。
【0011】次に、後者のツールとワークとの干渉しな
い動作プログラムにあっては、例えば図18のようなツ
ール13の移動軌跡が内まわりの場合、Pre点、Post
点の位置があらかじめ決められた位置及びあらかじめ決
められた姿勢で置かれていたので、図18(A)及び
(B)中の2Post 点の斜線部で示す部分のようにツー
ル13とワーク15が干渉することがあった。
【0012】そこで本発明は、ツールとロボットアーム
の干渉判定を正確に行うことができる産業用ロボットの
干渉チェック方法及びツールとワークが干渉しない動作
プログラムを作成することができる産業用ロボットの動
作プログラム作成方法を提供することを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による産業用ロボットのツール干渉判
定方法は、ロボットアームの先端にツールを装着して作
業を行う産業用ロボットの該ツールと該ロボットアーム
との干渉の有無を判定する産業用ロボットのツールと他
の部分との干渉チェック方法において、複数の代表点に
ついてツールがロボットアームと干渉するか否かをロボ
ットアームの先端にツールを装着した状態でロボットを
動作させてそれぞれ調べ、全ての代表点における干渉の
有無を記録し、この記録を基に干渉チェックするように
するものである。
【0014】請求項2記載の発明によると、前記代表点
は、干渉に影響を与える可能性のある各ロボット軸の動
作領域を予め決定した分割数に基づいて複数ブロックに
分割し、該分割された複数ブロックから各ロボット軸に
つき1ブロックずつ取り出して作られる組み合わせ内の
1点であることを特徴とするものである。
【0015】請求項3記載の発明による産業用ロボット
の動作プログラム作成方法は、アーム先端にあらかじめ
決められたツール形状をもち、教示点の前に決められた
姿勢の前点を自動的に追加するとき、該教示点と該教示
点の1つ後の教示点を通る作業軌跡と、あらかじめ決め
られた鉛直上方向とあらかじめ決められた高さとからワ
ーク面を定め、該ワーク面をもとに追加される前点のツ
ールとワークとが干渉しない追加前点位置を自動的に設
定することを特徴とするものである。
【0016】請求項4記載の発明による産業用ロボット
の動作プログラム作成方法は、アーム先端にあらかじめ
決められたツール形状をもち、教示点の後に決められた
姿勢の後点を自動的に追加する場合、該教示点と該教示
点の1つ前の教示点を通る作業軌跡と、あらかじめ決め
られた鉛直上方向とあらかじめ決められた高さとからワ
ーク面を定め、該ワーク面をもとに追加される後点のツ
ールとワークとが干渉しない追加後点位置を自動的に設
定することを特徴とするものである。
【0017】請求項5記載の発明による産業用ロボット
の動作プログラム作成方法は、アーム先端にあらかじめ
決められたツール形状をもち、教示点の前に決められた
姿勢の前点を自動的に追加するとき、該教示点と該教示
点の1つ後の教示点を通る作業軌跡と、該作業軌跡以外
のワーク面上の1点であるあらかじめ決められた参照点
と該参照点方向のあらかじめ決められた高さとからワー
ク面を定め、該ワーク面をもとに追加される前点のツー
ルとワークとが干渉しない追加前点位置を自動的に設定
することを特徴とするものである。
【0018】請求項6記載の発明による産業用ロボット
の動作プログラム作成方法は、アーム先端にあらかじめ
決められたツール形状をもち、教示点の後に決められた
姿勢の後点を自動的に追加するとき、該教示点と該教示
点の1つ前の教示点を通る作業軌跡と、該作業軌跡以外
のワーク面上の1点であるあらかじめ決められた参照点
と該参照点方向のあらかじめ決められた高さとからワー
ク面を定め、該ワーク面をもとに追加される後点のツー
ルとワークとが干渉しない追加後点位置を自動的に設定
することを特徴とするものである。
【0019】請求項7記載の発明による産業用ロボット
の動作プログラム作成方法は、アーム先端にあらかじめ
決められたツール形状をもち、教示点の前に決められた
姿勢の前点を自動的に追加するとき、及び、教示点の後
に決められた姿勢の後点を自動的に追加するとき、干渉
しない追加点がとれない場合追加点を追加しないことを
特徴とするものである。
【0020】請求項8記載の発明による産業用ロボット
の動作プログラム作成方法は、アーム先端にあらかじめ
決められたツール形状をもち、教示点の姿勢を決定する
場合、前記教示点と該教示点の1つ後の教示点のワーク
面と、前記教示点と該教示点の1つ前の教示点のワーク
面から、該2つのワーク面とあらかじめ決められた姿勢
のツールが干渉するならば、あらかじめ決められた方向
に姿勢を動かして教示点での干渉しない姿勢を自動設定
することを特徴とするものである。
【0021】請求項9記載の発明による産業用ロボット
の動作プログラム作成方法は、前記2つのワーク面とあ
らかじめ決められた姿勢のツールが干渉する場合にあら
かじめ決められた方向に姿勢を動かしても依然としてツ
ールとワークが干渉するときは、姿勢を初期の教示姿勢
に自動設定することを特徴とするものである。
【0022】請求項10記載の発明による産業用ロボッ
トの動作プログラム作成方法は、上記のあらかじめ決め
られたツール形状はシステムのヒューマン・インターフ
ェースにより様々な形状として再設定可能な形状である
ことを特徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面例と共に説明する。 (I)産業用ロボットのツールとロボット本体との干渉
判定方法。図1はツールとロボット本体との本発明の干
渉判定方法を用いたロボット制御用のコントローラの構
成を示すブロック図である。コントローラ30は、入力
部31と、出力部32と、記憶部33と、ブザー34
と、制御部35とを備えている。入力部31は、ティー
チングペンダント40からの教示データを取り込むと共
にロボット1の第1軸J1〜第6軸J6に内蔵された動
作角度検出用のエンコーダ(図示略)からの信号を取り
込む。更にキーボード41からのキー信号を取り込む。
出力部32は、ロボット1を動作させる制御データを出
力する。記憶部33は制御部35で作成されたロボット
1の動作プログラム及びツールとロボット1のアームと
の干渉領域等の記憶を行う。ブザー34は、ロボット1
のアームがツール13に干渉したことを知らせるもので
ある。
【0024】制御部35は、ティーチングペンダント4
0からの教示データ及び各ロボット軸に内蔵されたエン
コーダの出力に基づいてロボット1の動作プログラムを
作成すると共に、ツール13とロボット1のアームとの
干渉領域を作成する。また、作成した動作プログラムに
基づいてロボット1の各軸に内蔵されたモータを駆動す
るための動作指令を出力する。また、動作させるロボッ
ト1のアームが干渉領域に入るか否かを判定し、入ると
判断した場合にはブザー34を鳴動させると共に、動作
を停止させる等の処理を行う。
【0025】図2はコントローラ30によるツール干渉
判定処理を示すフローチャートである。まず、ステップ
S101では、ツール13とロボット本体との干渉に影
響するロボット1の可動軸を取り込む。オペレータは、
ロボット全体のうち、どの軸が干渉(ツールとロボット
本体)に影響を与えているかを決定し、その軸をキーボ
ード41を使用して入力する。図10に示すロボット1
の場合は第3軸J3と第4軸J4の間にワイヤ供給装置
11があるので、ツール13とロボット本体との干渉に
影響を与えている軸は、第4軸以降の第4軸J4、第5
軸J5、第6軸J6であり、これらの軸を入力する。
【0026】ステップS102では、干渉に影響する第
4軸J4、第5軸J5、第6軸J6から多数の代表点を
決定する。ここで、図10のロボット1の第4軸J4〜
第6軸J6の可動範囲をそれぞれ次のようにする。 第4軸J4:−180度〜+180度 第5軸J5:− 45度〜+225度 第6軸J6:−360度〜+360度
【0027】また代表点を決定するための第4軸J4〜
第6軸J6における分割数をそれぞれ次のようにする。 第4軸J4: 5 第5軸J5: 10 第6軸J6:100
【0028】干渉に影響する軸が第4軸J4〜第6軸J
6の3つなので、図3に示すように3つの軸を直行3軸
とし、各軸をそれぞれ決めた分割数により分割すること
で得られる複数のブロックとして区分けする。本実施の
形態では1つのブロックの中心点を代表点とする。
【0029】ステップS103では、非干渉領域の測定
を行う。この場合、オペレータは、ロボット1の手首に
ツール13を装着した後に、ティーチングペンダント4
0を使って第4軸J4と第5軸J5を代表点の位置に持
って行き、第6軸J6の可動範囲を調べる。例えば、第
4軸J4を−144度、第5軸J5を−31.5度にし
たときの第6軸J6の可動範囲を調べる。仮に、第6軸
J6の可動範囲が−50度〜+100度であったとき、
100分割したボックスの一つ一つに干渉の有無を割り
付けていく。
【0030】次に、第4軸J4を1区画分である72度
をプラスした−72度、第5軸J5を1区画分27度を
プラスした−4.5度にして第6軸J6の可動範囲を調
べて該当するボックスに干渉の有無を割り付けていく。
この作業を50回(すなわち、第4軸J4の分割数であ
る5分割と第5軸J5の分割数である10分割との積、
5×10=50)繰り返せば、図3のどのブロックが干
渉領域か、非干渉領域かを特定することができる。ステ
ップS104では、ステップS103で測定した干渉領
域を記憶部33に記憶し、ロボット1やロボットシミュ
レータ(図示略)などでツール13とアーム3が干渉す
るか否かの判定に使用する。
【0031】実際にロボット1を動作させて干渉を判断
するときは、動作指令又は動作結果の軸の位置が記憶し
た干渉領域に入ったか否かを判定する。干渉領域に入れ
ばブザー34を鳴動させると共に動作を停止させる。な
お、作成した干渉領域はオフラインで教示するときの動
作領域の制限に使用してもよい。
【0032】図3に示したブロックごとの干渉判定は、
正確な干渉の判定に比べて、多少の誤差を含むが、各軸
J4〜J6の分割数を増やすことにより判定精度を向上
させることができる。ここで、図4及び図5に本実施の
形態に沿って測定した結果を示す。この図を作るに際し
ての条件として、第4軸J4、第5軸J5、第6軸J6
の動作限界は、−180度〜+180度、−45度〜9
0度、−360度〜+360度であり、第4軸J4、第
5軸J5の分割数は、5、5である。第6軸J6は、測
定角度であるので、第6軸J6の分割数は幾らにしても
よい。
【0033】これらの条件から第4軸J4の測定値は、
本実施の形態では、代表点をボックスの中心としたの
で、−144度、−72度、0度、72度、144度の
5つであり、第5軸J5の測定値は、−31.5度、−
4.5度、22.5度、49.5度、76.5度であ
る。この場合の基準となる回転角0度の位置と+、−の
回転方向は図6に示すようなロボット1の第4軸J4、
第5軸J5、第6軸J6のロボット姿勢(第4軸J4〜
第6軸J6の角度がそれぞれ0度)と回転方向であり、
これを基準として動作限界角度は決まるものとする。図
4及び図5から分ることは、第4軸の位置が変れば、第
5軸、第6軸の干渉領域も変化するということであり、
このことは従来の方式では干渉チェックできないことで
あった。
【0034】なお、この実施の形態では、ツール13と
ロボット1のアーム3の干渉が第4軸J4、第5軸J
5、第6軸J6で決まる場合について説明してきたが、
干渉に影響を与える軸が第4軸J4の他にも同様に行え
る。干渉に影響を与える軸が第n軸Jnの場合、それら
の軸の可動範囲を分割し、分割数が要素となるようなn
次元配列を用意し、実際のロボットを使って干渉の有無
を測定し、その結果をn次元配列に記録していく。記録
されたn次元配列を使うことによって干渉のチェックが
可能となる。
【0035】また、上記実施の形態では、干渉を判定す
る判断基準として、ロボット軸の位置を利用したが、座
標系から干渉を判定することも可能である。すなわち、
基準座標に対するツール先端座標が決まれば、逆変換す
ることによりロボットの各軸の位置が特定できるので、
ツール先端座標から干渉の有無を判定することができ
る。
【0036】以上説明したように、本発明に係る産業用
ロボットのツール干渉判定方法によれば、ツールがロボ
ットアームと干渉するか否かの判定としてのパラメータ
を従来の第5軸・第6軸だけに限るのではなく、干渉に
影響を与える全てのロボット軸について調べるのでツー
ルとロボットとの干渉の有無を正確に行うことができ、
しかもそれを干渉に影響を与える全てのロボット軸とこ
れらのロボット軸の夫々の動作領域と各動作領域を分割
するあらかじめ決定した分割数とに基づいて決定した網
の目状マップの各区画の代表点をそれぞれ調べ、全ての
代表点における干渉の有無を記録し、干渉領域を設定す
ることにより、判定するようにしたので、信頼性の高い
産業用ロボットを提供することができる。
【0037】(II)ツールとワークとの干渉しない動作
プログラムの作成方法 ここでは、ツールとワークとの干渉しない本発明の動作
プログラムの作成方法について、 トーチ形状、 ワーク形状の設定方法、 Post 点の設定方法、 Pre点の設定方法、 教示点姿勢の設定方法、 ワークとツールの干渉チェック方法の順で説明する。 トーチ形状:図7は作業対象区間内の任意の連続した
3点を取り出したときの中央の教示点のみの変更点を示
している。ツール13の形状は、トーチ10の直線部分
である円筒形とし、長さと半径はソフトウェアのような
システムからあらかじめ設定されているものとする。
【0038】ワーク形状の設定方法:ワーク形状の設
定については、ワーク面1とワーク面2を設定すればよ
い。ワーク面1とは、ワーク平面1内の幅W1と高さH
1とから決まる領域である。幅W1は教示点1と教示点
2とから求まる。高さH1はソフトウェアのようなシス
テムからあらかじめ設定されている。ワーク面2におい
ても同様に領域を定義する。このワーク平面1とは、教
示点1と教示点2を通る作業軌跡と参照点1により決定
される平面である。この場合、参照点1とは教示点1と
教示点2を通る作業軌跡以外のワーク平面1上の点であ
る。参照点が設定されていない場合は、作業軌跡の鉛直
上方向に参照点があるものとする。ワーク平面2におい
ても同様に平面を定義できる。図7に示す様に、連続教
示点の3点が水平面状に置かれてあるとき、参照点1
は、教示点1、2間の作業軌跡の鉛直上方向であればど
こに設定してもよいし、設定しなくてもよい。また、参
照点2は教示点2、3間の作業軌跡の鉛直上方向であれ
ば設定してもよいし、設定しなくてもよい。
【0039】Post 点の設定方法:ツール13とワー
ク15が干渉しないPost 点の設定方法は、姿勢を変え
ず、距離DPost を変更することにより設定する。距離
DPost において、本発明を実施しないとき、2Post
点の位置を決定する距離DPost (図18参照)は、あ
らかじめ決められた値である。本発明を実施したとき、
あらかじめツール13の姿勢は決められているので、2
Post 点位置を決定する距離DPost は図7のワーク面
1と2Post 点のツール13が干渉しない距離として決
定される。もし、距離DPost を0からW2の間で変化
させたとき、その区間のどんな値でもワーク面1と2P
ost 点のツール13が干渉するのであれば、2Post 点
は追加されない。
【0040】Pre点の設定方法:ツール13とワーク
15が干渉しないPre点の設定方法は、姿勢を変えず、
距離DPreを変更することにより設定する。距離DPre
において、本発明を実施しないとき、2Pre点の位置を
決定する距離DPre(図18参照)は、あらかじめ決め
られた値である。本発明を実施したとき、あらかじめツ
ール13の姿勢は決められているので、2Pre点位置を
決定する距離DPreは、図7のワーク面2と2Pre点の
ツール13が干渉しない距離として決定される。もし、
距離DPreを0からW1の間で変化させたとき、その区
間のどんな値でもワーク面2と2Pre点のツール13が
干渉するのであれば、2Pre点は追加されない。
【0041】教示点姿勢の設定方法:ツール13とワ
ーク15が干渉しない教示点2の設定方法は、位置を変
えず、姿勢を変更(図8の角度θを変更)することによ
り設定する。図8の角度θにおいて、ワーク面1やワー
ク面2とあらかじめ決められているツール13の姿勢と
が干渉するならば、図中z軸回転方向に角度θを変化さ
せて干渉しない角度にθを設定する。どんなに角度θを
変えても(図8において、θの変更可能範囲は、α<θ
<βである)干渉するのであれば、初期教示点姿勢のま
まとする。
【0042】ワークとツールの干渉チェック方法:ツ
ール13とワーク15の干渉チェック方法は、以下のイ
〜ニのどれか1つでも該当した場合干渉したものとす
る。 イ)図9において、ワーク面と円筒底面Aとの交わる直
線Lと円の中心点aとの最短距離daが円筒の半径以内
のとき干渉する。 ロ)図9において、ワーク面と円筒天井面Bとの交わる
直線Mと円の中心点bとの最短距離dbが円筒の半径以
内のとき干渉する。 ハ)点aから点bまでの直線nとワーク平面との交点が
ワーク面の領域内であれば干渉する。 ニ)点aから点bまでの直線nと点cから点dまでの直
線oとの距離が円筒の半径以内のとき干渉する。
【0043】また、干渉をチェックする別な方法とし
て、図9中の円筒底面Aに平行で点e(点aから点bま
での直線n上の任意の点)を通る平面Eとワーク面との
交わる直線pと点eとの最短距離deが円筒の半径以内
のとき干渉したものとする。本発明を実施したとき、作
成される動作プログラムは図7のようなツール13とワ
ーク15が干渉しない動作プログラムとして作成され
る。このように、DPre・DPost ・θの変更の仕方・
ワーク面領域の設定方法・干渉チェック法により、DP
re・DPost ・θ値が決定されて所望のツール13とワ
ーク15が干渉しない動作プログラムを自動的に作成す
ることができる。
【0044】このようにして、産業用ロボット1用のコ
ントローラ30内の記憶部33の専用ソフトの機能であ
る姿勢自動生成において教示点の姿勢の変更並びに教示
点の追加を行い、その教示点の変更・追加の処理が行わ
れる際、教示情報から予測可能なワーク形状を考慮する
ので、ツールとワークが干渉しないようなツールの姿
勢、位置を自動的に設定できるようになり、信頼性の高
い産業用ロボットを提供することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る産業
用ロボットのツール干渉判定方法によれば、ツールがロ
ボットアームと干渉するか否かを、干渉に影響を与える
全てのロボット軸について調べるので、ツールとロボッ
トとの干渉の有無を正確に行うことができ、信頼性の高
い産業用ロボットを提供することができる。
【0046】また、本発明に係る産業用ロボットの動作
プログラム作成方法によれば、ツールとワークが干渉し
ないようなツールの姿勢、位置を自動的に設定できるの
で、ワークとツールが衝突して少なくとも一方が破損す
ることが無くなり、この方法においても信頼性の高い産
業用ロボットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る産業用ロボットのツール干渉判定
方法の実施の形態1によるツール干渉判定機能を有する
コントローラの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のコントローラの動作を示すフローチャー
トである。
【図3】実施の形態1による干渉領域の設定方法を説明
するための図である。
【図4】実施の形態1により得られた非干渉領域を示す
図である。
【図5】実施の形態1により得られた非干渉領域を示す
図である。
【図6】ロボットの基準姿勢を説明するための図であ
る。
【図7】本発明に係る産業用ロボットの動作プログラム
作成方法の実施の形態を説明するための図である。
【図8】本発明に係る産業用ロボットの動作プログラム
作成方法の実施の形態を説明するための図である。
【図9】本発明に係る産業用ロボットの動作プログラム
作成方法の実施の形態を説明するための図である。
【図10】熔接ツールを装着したロボットを示す斜視図
である。
【図11】従来の産業用ロボットのツール干渉判定方法
を説明するための図である。
【図12】従来の産業用ロボットのツール干渉判定方法
を説明するための図である。
【図13】従来の産業用ロボットのツール干渉判定方法
を説明するための図である。
【図14】従来の産業用ロボットのツール干渉判定方法
を説明するための図である。
【図15】従来の産業用ロボットのツール干渉判定方法
を説明するための図である。
【図16】従来の産業用ロボットの動作プログラム作成
方法を説明するための図である。
【図17】従来の産業用ロボットの動作プログラム作成
方法を説明するための図である。
【図18】従来の産業用ロボットの動作プログラム作成
方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1:ロボット 10:トーチ 11:ワイヤ供給装置 12:ケーブル 13:ツール 15:ワーク 30:コントローラ 40:ティーチングペンダント

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットアームの先端にツールを装着し
    て作業を行う産業用ロボットの該ツールと該ロボットア
    ームとの干渉の有無を判定する産業用ロボットのツール
    と他の部分との干渉チェック方法において、 複数の代表点についてツールがロボットアームと干渉す
    るか否かをロボットアームの先端にツールを装着した状
    態でロボットを動作させてそれぞれ調べ、全ての代表点
    における干渉の有無を記録し、この記録を基に干渉チェ
    ックすることを特徴とする産業用ロボットのツール干渉
    チェック方法。
  2. 【請求項2】 前記産業用ロボットのツールと他の部分
    との干渉チェック方法において、 前記代表点は、干渉に影響を与える可能性のある各ロボ
    ット軸の動作領域を予め決定した分割数に基づいて複数
    ブロックに分割し、該分割された複数ブロックから各ロ
    ボット軸につき1ブロックずつ取り出して作られる組み
    合わせ内の1点であることを特徴とする請求項1記載の
    ツール干渉チェック方法。
  3. 【請求項3】 ロボットアームの先端にツールを装着し
    て作業を行う産業用ロボットのツールとワークとの干渉
    を起こさないティーチングプレイバック方式の産業用ロ
    ボットの動作プログラム作成方法において、 アーム先端にあらかじめ決められたツール形状をもち、
    教示点の前に決められた姿勢の前点を自動的に追加する
    とき、該教示点と該教示点の1つ後の教示点を通る作業
    軌跡と、あらかじめ決められた鉛直上方向とあらかじめ
    決められた高さとからワーク面を定め、該ワーク面をも
    とに追加される前点のツールとワークとが干渉しない追
    加前点位置を自動的に設定することを特徴とする産業用
    ロボットの動作プログラム作成方法。
  4. 【請求項4】 ロボットアームの先端にツールを装着し
    て作業を行う産業用ロボットのツールとワークとの干渉
    を起こさないティーチングプレイバック方式の産業用ロ
    ボットの動作プログラム作成方法において、 アーム先端にあらかじめ決められたツール形状をもち、
    教示点の後に決められた姿勢の後点を自動的に追加する
    場合、該教示点と該教示点の1つ前の教示点を通る作業
    軌跡と、あらかじめ決められた鉛直上方向とあらかじめ
    決められた高さとからワーク面を定め、該ワーク面をも
    とに追加される後点のツールとワークとが干渉しない追
    加後点位置を自動的に設定することを特徴とする産業用
    ロボットの動作プログラム作成方法。
  5. 【請求項5】 ロボットアームの先端にツールを装着し
    て作業を行う産業用ロボットのツールとワークとの干渉
    を起こさないティーチングプレイバック方式の産業用ロ
    ボットの動作プログラム作成方法において、 アーム先端にあらかじめ決められたツール形状をもち、
    教示点の前に決められた姿勢の前点を自動的に追加する
    とき、該教示点と該教示点の1つ後の教示点を通る作業
    軌跡と、該作業軌跡以外のワーク面上の1点であるあら
    かじめ決められた参照点と該参照点方向のあらかじめ決
    められた高さとからワーク面を定め、該ワーク面をもと
    に追加される前点のツールとワークとが干渉しない追加
    前点位置を自動的に設定することを特徴とする産業用ロ
    ボットの動作プログラム作成方法。
  6. 【請求項6】 ロボットアームの先端にツールを装着し
    て作業を行う産業用ロボットのツールとワークとの干渉
    を起こさないティーチングプレイバック方式の産業用ロ
    ボットの動作プログラム作成方法において、 アーム先端にあらかじめ決められたツール形状をもち、
    教示点の後に決められた姿勢の後点を自動的に追加する
    とき、該教示点と該教示点の1つ前の教示点を通る作業
    軌跡と、該作業軌跡以外のワーク面上の1点であるあら
    かじめ決められた参照点と該参照点方向のあらかじめ決
    められた高さとからワーク面を定め、該ワーク面をもと
    に追加される後点のツールとワークとが干渉しない追加
    後点位置を自動的に設定することを特徴とする産業用ロ
    ボットの動作プログラム作成方法。
  7. 【請求項7】 ロボットアームの先端にツールを装着し
    て作業を行う産業用ロボットのツールとワークとの干渉
    を起こさないティーチングプレイバック方式の産業用ロ
    ボットの動作プログラム作成方法において、 アーム先端にあらかじめ決められたツール形状をもち、
    教示点の前に決められた姿勢の前点を自動的に追加する
    とき、及び、教示点の後に決められた姿勢の後点を自動
    的に追加するとき、干渉しない追加点がとれない場合追
    加点を追加しないことを特徴とする産業用ロボットの動
    作プログラム作成方法。
  8. 【請求項8】 ロボットアームの先端にツールを装着し
    て作業を行う産業用ロボットのツールとワークとの干渉
    を起こさないティーチングプレイバック方式の産業用ロ
    ボットの動作プログラム作成方法において、 アーム先端にあらかじめ決められたツール形状をもち、
    教示点の姿勢を決定する場合、前記教示点と該教示点の
    1つ後の教示点のワーク面と、前記教示点と該教示点の
    1つ前の教示点のワーク面から、該2つのワーク面とあ
    らかじめ決められた姿勢のツールが干渉するならば、あ
    らかじめ決められた方向に姿勢を動かして教示点での干
    渉しない姿勢を自動設定することを特徴とする産業用ロ
    ボットの動作プログラム作成方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の動作プログラム作成方法
    において、 前記2つのワーク面とあらかじめ決められた姿勢のツー
    ルが干渉する場合にあらかじめ決められた方向に姿勢を
    動かしても依然としてツールとワークが干渉するとき
    は、姿勢を初期の教示姿勢に自動設定することを特徴と
    する産業用ロボットの動作プログラム作成方法。
  10. 【請求項10】 請求項3〜9のいずれか1項記載の動
    作プログラム作成方法において、 あらかじめ決められたツール形状は、システムのヒュー
    マン・インターフェースにより様々な形状として再設定
    可能な形状であることを特徴とする産業用ロボットの動
    作プログラム作成方法。
JP11121897A 1997-04-28 1997-04-28 産業用ロボットのツールと他の部分との干渉チェック方法及び動作プログラム作成方法 Pending JPH10296679A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002273675A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Kawasaki Heavy Ind Ltd ロボット制御方法およびロボット制御システム
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