JPH10296530A - バンドソーロボット - Google Patents

バンドソーロボット

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JPH10296530A
JPH10296530A JP11248797A JP11248797A JPH10296530A JP H10296530 A JPH10296530 A JP H10296530A JP 11248797 A JP11248797 A JP 11248797A JP 11248797 A JP11248797 A JP 11248797A JP H10296530 A JPH10296530 A JP H10296530A
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JP
Japan
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band saw
support frame
main body
casing
robot
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Application number
JP11248797A
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English (en)
Inventor
Sadao Higuma
定男 日熊
Akinori Narimatsu
明格 成松
Yuichi Miura
雄一 三浦
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IHI Corp
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンドソーロボットの構造の簡略化と軽量化
を図る。 【解決手段】 仮止め金具16が通過し得る開口26が
形成されたケーシング27と、仮止め金具16に鋸歯が
対峙し且つ開口26を経て周回し得るようにケーシング
27の内部に配置された無端状の帯鋸29と、帯鋸29
を周回させる帯鋸用モータ30とを有するバンドソー本
体25を備え、平行な一対のビーム18a,18bを有
する支持枠17にバンドソー本体25を、該バンドソー
本体25が移動用モータ34によりビーム18a,18
bに沿って移動し得るように取り付け、支持枠17に構
造物2の外面に向って延びるアジャストボルト20を螺
合し、アジャストボルト20の先端部に構造物2に対し
て着脱自在な磁石チャック21を設けて、構造物2に対
する支持枠17の固定手段を簡略化し、また、装置を軽
量化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大型構造物に固設
された突起物、例えば、仮止めされた用済み後の仮止め
金具を切断するために用いるバンドソーロボットに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、橋梁架設時における橋脚部材の
ような大型構造物を組み立てる場合には、通常、大型構
造物の表面部に吊りピース等の仮止め金具を固着してお
いて、この吊りピースにワイヤーロープを掛け、大型構
造物クレーンにより吊り上げて運搬するようにしてい
る。
【0003】上記の吊りピース等の仮止め金具は、大型
構造物の運搬が完了した後に除去している。
【0004】大型構造物から仮止め金具を除去する場合
には、従来、ガス切断器によって仮止め金具の基端部を
切断した後、大型構造物の表面部の仮止め金具残存部分
をグラインダーで削り取っている。
【0005】ところが、ガス切断及びグラインダー研削
により仮止め金具を除去する場合、全て手作業となるた
め、作業時間が長く、また、大型構造物に対する仮止め
金具の固着位置が狭隘箇所や高所であったりすると、仮
止め金具の除去を行なう作業者は無理な姿勢や不安定な
姿勢を強いられることになり、作業者の負担が大きい。
【0006】そこで、近年、取り扱いが容易で簡単な操
作で大型構造物から仮止め金具を除去できるバンドソー
ロボットが提案されている。
【0007】図4及び図5は、近年提案されているバン
ドソーロボットの一例を示すものである。
【0008】1は角パイプ製の支持枠であり、該支持枠
1は、左右(図4のA,B側)に平行に配したビーム1
a,1bと、前後(図4のC,D側)に平行に配したビ
ーム1c,1dとからなり、前後のビーム1c,1dの
左右両端部の下面側に、構造物2の外面に吸着し得る吸
盤ユニット3が装備されている。
【0009】吸盤ユニット3には、配管を介して真空ポ
ンプ(図示せず)が接続されており、該真空ポンプを作
動させることにより、吸盤ユニット3が構造物2の外面
に吸着するようになっている。
【0010】支持枠1の左右のビーム1a,1bの下面
には、ビーム1a,1bの全長に沿って長手方向へ延び
る無端状の移動用ベルト4a,4bがそれぞれ設けら
れ、支持枠1のビーム1dの外側後面には、ビーム1d
の全長に沿って長手方向へ延びる伝達用ベルト5が設け
られている。
【0011】この伝達用ベルト5の両端部と、伝達用ベ
ルト5の両端部に近接する各移動用ベルト4a,4bの
端部との間には、例えば、ベベルギヤのような動力伝達
手段6a,6bが設けられており、動力伝達手段6bに
は、ビーム1bに内装した移動用モータ6が連結されて
いる。
【0012】移動用モータ6の駆動力は、一方の動力伝
達手段6bによって一側の移動用ベルト4bに伝達され
ると同時に、伝達用ベルト5及び他方の動力伝達手段6
aを介して他側の移動用ベルト4aに伝達され、各移動
用ベルト4a,4bが同期的に前後方向へ移動するよう
になっている。
【0013】更に、移動用ベルト4a,4bのそれぞれ
所定箇所には、支持枠1の内方へ突出する移動用ベース
部材7,7が互いに相対するようにボルト結合されてお
り、該移動用ベース部材7,7は、ビーム1a,1bの
各内側面に設けた直線状のガイドレール8に摺動自在に
係合支持され、また、高さ調整用ねじ9が螺合される可
動ブロック(図示せず)を内蔵している。
【0014】可動ブロックには、後述するバンドソー本
体10のケーシング11の端部が着脱可能に装着されて
おり、高さ調整用ねじ9を回すことによって、先に述べ
た支持枠1に対するバンドソー本体10の位置を自在に
調整できるようになっている。
【0015】バンドソー本体10は、中央部に構造物2
の外面の仮止め金具16が通過し得る開口12が形成さ
れた中空門型構造のケーシング11を有し、ケーシング
11内の左右位置に設けたプーリ13間に無端状の帯鋸
14を、該帯鋸14の鋸歯が開口12を通過する仮止め
金具16に対峙し得るように巻き掛け、前記いずれかの
プーリ13の軸に、ケーシング11の外側部に設置した
帯鋸用モータ15の出力軸を連結し、該帯鋸用モータ1
5によって帯鋸14が各プーリ13間を周回するように
してある。
【0016】構造物2上に固設された突起物としての仮
止め金具16を切断する作業を行なう場合には、予め、
支持枠1側の左右の移動用ベース部材7,7間からバン
ドソー本体10を取り外した状態としておいて、仮止め
金具16が固設されている位置まで支持枠1を運び、真
空ポンプ(図示せず)を作動させ、吸盤ユニット3を構
造物2の外面に吸着させて支持枠1を固定状態とする。
【0017】この際、バンドソー本体10の開口12と
支持枠1に対するバンドソー本体10の移動範囲とに基
づいて定まる切断可能領域S内に仮止め金具16が位置
するように、前記の支持枠1の固定位置を選定する。
【0018】次に、バンドソー本体10を支持枠1内の
位置へ運び、帯鋸14の歯先がビーム1d側を向くよう
ようにして、左右の移動用ベース部材7,7の可動ブロ
ック(図示していない)に、バンドソー本体10のケー
シング11の左右端部を取り付ける。
【0019】更に、調整用ねじ9を操作し、該調整用ね
じ9に螺合している可動ブロックを昇降させることによ
って支持枠1に対するバンドソー本体10の位置を調整
し、開口12における帯鋸14と仮止め金具16との相
対位置を設定する。
【0020】上記の状態において、帯鋸用モータ15を
作動させ、また、移動用モータ6を作動させると、バン
ドソー本体10が前方のビーム1cから後方のビーム1
dへ向って前に移動し、帯鋸用モータ15によって周回
する帯鋸14が仮止め金具16の基端を切断し、構造物
2から仮止め金具16が除去される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4及
び図5に示すバンドソーロボットにおいては、吸盤ユニ
ット3を用いて支持枠1を構造物2の外面に固定するよ
うにしているので、真空ポンプ、配管等を必要とし、装
置が複雑で大型になり重量が嵩むため、作業者が一人で
バンドソーロボットを移動させることが困難であり、ま
た、真空ポンプが停止すると、バンドソー本体を固定で
きなくなる。
【0022】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、簡単な構造で軽量化を図ることが可能で、取り扱い
が容易なバンドソーロボットを提供することを目的とす
るものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載したバンドソーロボットで
は、中央部に構造物外面の突起物が通過し得る開口が形
成された門型中空構造のケーシングと、開口を通過する
突起物に鋸歯が対峙し且つ開口を経て周回し得るように
ケーシングの内部に配置された無端状の帯鋸と、該帯鋸
を周回させる帯鋸用駆動装置とを有するバンドソー本体
を備え、互いに平行な一対のビームを有する支持枠にバ
ンドソー本体を、該バンドソー本体が移動用駆動装置に
よりビームに沿って移動し得るように取り付け、前記の
支持枠に構造物外面に対して交差する方向に延びるアジ
ャストボルトを螺合し、該アジャストボルトの先端部に
構造物に対して着脱可能な磁石チャックを設けている。
【0024】本発明の請求項2に記載したバンドソーロ
ボットでは、本発明の請求項1に記載のバンドソーロボ
ットの構成に加えて、バンドソー本体を支持枠に対して
着脱可能にしている。
【0025】本発明の請求項3に記載したバンドソーロ
ボットでは、請求項1あるいは請求項2のいずれかに記
載のバンドソーロボットの構成に加えて、バンドソー本
体の一側先端部にキャスタを設けている。
【0026】本発明の請求項1乃至請求項3に記載のバ
ンドソーロボットのいずれにおいても、構造物外面の突
起物が固定されている位置にバンドソーロボットを運
び、磁石チャックによって、バンドソー本体の帯鋸の鋸
歯が突起物に対峙する位置に固定し、アジャストボルト
を操作して帯鋸と突起物の相対位置を設定した後、帯鋸
用駆動装置及び移動用駆動装置を作動させ、帯鋸を周回
させるとともに、バンドソー本体を支持枠のビームに沿
って突起物へ近接するように移動させ、突起物を周回す
る帯鋸によって切断する。
【0027】本発明の請求項2に記載のバンドソーロボ
ットにおいては、バンドソー本体と支持枠とを個別に取
り扱うことができ、運搬時の取り扱いが容易となる。
【0028】本発明の請求項3に記載のバンドソーロボ
ットにおいては、バンドソーロボットの反キャスター側
を持ち上げると、バンドソーロボットの重量の略半分を
キャスタが負担するので、運搬が容易となる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する形態の一
例を、図示例と共に説明する。
【0030】図1から図3は本発明のバンドソーロボッ
トの実施の形態の一例を示すものである。
【0031】17は支持枠であり、該支持枠17は、断
面L型の部材を背中合わせに所定の間隔を置いて互いに
平行に配置した一対のビーム18a,18bと、該ビー
ム18a,18bの両端部近傍を連結した連結部材1
9,19とによって矩形状に構成されている。
【0032】支持枠17のビーム18a,18bの両端
部内側には、除去すべき仮止め金具16が固設された構
造物2に対する支持枠17の位置を調整し得るアジャス
トボルト20が螺合され、該アジャストボルト20の先
端部には、構造物2の外面に対して着脱自在な磁石チャ
ック21が、アジャストボルト20の軸心を中心として
回動し得るように係合されている。
【0033】更に、支持枠17を構成するビーム18
a,18bのうちの一側のビーム18aの一方のフラン
ジには、ビーム18aに沿って延びるリニアガイド22
を構成する軌道台22aが固設され、ビーム18aの他
方のフランジには、ビーム18aに沿って延びるローラ
チェン23がチェンサポート24を介して固設されてい
る。
【0034】リニアガイド22を構成する軌道台22a
には、該軌道台22aに沿って滑動するボールブロック
22bが係合されている。
【0035】25はバンドソー本体であり、該バンドソ
ー本体25は、中央部に構造物2の外面の仮止め金具1
6が通過し得る開口26をが形成された中空門型構造の
ケーシング27を有し、該ケーシング27内の左右位置
に設けたプーリ28a,28b間に無端状の帯鋸29
を、該帯鋸29の鋸歯が開口26を通過する仮止め金具
16に対峙し得るように巻き掛けている。
【0036】プーリ28bの軸には、ケーシング27の
一側(図1のD側)外部に設置した帯鋸用モータ30の
出力軸が連結されており、帯鋸用モータ30を作動させ
ると、帯鋸29がプーリ28bを介して駆動され、各プ
ーリ28a,28b間を周回するようになっている。
【0037】ケーシング27の開口26の一側(図1の
A側)の中位部には、ベースプレート31が設けられて
おり、該ベースプレート31は、前記のリニアガイド2
2のボールブロック22bにボルト締結されている。
【0038】また、ケーシング27の開口26の他側
(図1のB側)の中位部には、上下方向に並ぶ2個のロ
ーラ32が設けられており、該ローラ32によって、前
記の支持枠17のビーム18bの水平フランジを上下か
ら挟み、該ビーム18bに沿ってローラ32が転動し得
るようになっている。
【0039】すなわち、バンドソー本体25は、上述し
たボールブロック22bとローラ32とにより、支持枠
17のビーム18a,18bに沿って移動できるように
なっている。
【0040】更に、前記のローラチェン23に噛み合う
スプロケット33を出力軸に嵌着した移動用モータ34
がケーシング27の一側(図1のD側)に設けられてお
り、移動用モータ34を作動させると、ローラチェン2
3上を転動するスプロケット33により、バンドソー本
体25が支持枠17に沿って移動するようになってい
る。
【0041】図1及び図2において、35は支持枠17
の両端部に設けた支持枠運搬用の把手、36はバンドソ
ー本体25の一側(図1のD側)に突設したバンドソー
本体運搬用の把手である。
【0042】37はキャスタであり、該キャスタ37
は、ケーシング27の一方の端部(図1のB側)と同端
部近傍に設けた把手36とのそれぞれに取り付けられて
おり、キャスタ37の反対側の把手36を持上げると、
キャスタ37が接地してバンドソー本体25の自重の略
半分を負荷し、バンドソー本体25を運搬する作業者の
負担を軽減するようになっている。
【0043】また、38は操作パネル、39はリミット
スイッチである。
【0044】リミットスイッチ39は、バンドソー本体
25をビーム18a,18bに沿って図1のD側からC
側へ向って移動させるときの移動範囲を規制するために
支持枠17の端部近傍に設けたストライカ40にリミッ
トスイッチ39が当接すると、移動用モータ34を停止
させ且つ反転させてバンドソー本体25を元の位置へ戻
すように作用する。
【0045】以下、図1から図3に示すバンドソーロボ
ットの作動について説明する。
【0046】対象とする構造物2上に固設された突起物
としての仮止め金具16を切断する作業を行なう場合に
は、予め、支持枠17からバンドソー本体25を取り外
した状態としておき、仮止め金具16が固設されている
位置まで支持枠17を把手35を用いて運び、該支持枠
17の四隅に設けた磁石チャック21を構造物2の外面
に吸着させて支持枠17を固定状態とする。
【0047】この際、バンドソー本体25のケーシング
27の開口26と支持枠17に対するバンドソー本体2
5の移動範囲とに基づいて定まる切断可能領域S内に仮
止め金具16が位置するようにして、前記の支持枠17
の固定位置を選定するようにする。
【0048】次に、バンドソー本体25を、反キャスタ
37側の把手36を持ち上げキャスタ37を接地させて
支持枠17上へ運び、支持枠17のビーム18bの水平
フランジを、ケーシング27の開口26の他側中位部に
設けたローラ32,32によって挟み込み且つビーム1
8aに設けたリニアガイド22のボールブロック22b
にケーシング27の開口26の一側中位部に設けたベー
スプレート31をボルト締結することによって、バンド
ソー本体25を支持枠17へ移動自在に取り付ける。
【0049】この際に、高さ調整用のアジャストボルト
20を回し、支持枠17をを介して構造物2に対するバ
ンドソー本体25の位置を調整し、開口26における帯
鋸29と仮止め金具16との相対位置を設定する。
【0050】上記の状態において、操作パネル38のボ
タン操作により、バンドソー本体25の帯鋸用モータ3
0を作動させ、また、移動用モータ34を作動させる
と、バンドソー本体25がビーム18a,18bに沿っ
て図1のD側からC側へ向って移動する。
【0051】このとき、帯鋸用モータ30によって、ケ
ーシング27内の左右位置に配置されたプーリ28a,
28b間を帯鋸29が周回する。
【0052】また、移動用モータ34によって、スプロ
ケット33がローラチェン23上を転動し、リニアガイ
ド22の軌道台22aに沿って滑動するボールブロック
22bにボルト締結されたバンドソー本体25が軌道台
22aにガイドされて支持枠17の延設方向へ直線的に
安定して移動する。
【0053】このバンドソー本体25の移動に伴い、帯
鋸用モータ30によって周回する帯鋸29が仮止め金具
16の基端を切断し、構造物2から仮止め金具16が除
去される。
【0054】仮止め金具16を切断した後、バンドソー
本体25が、ビーム18a,18bに沿ってなおも図1
のC側へ移動してリミットスイッチ39がストライカ4
0に当接し、バンドソー本体25が移動範囲の極限に到
達したことが検出されると、バンドソー本体25の駆動
が停止され且つバンドソー本体25は仮止め金具16を
除去する前の位置まで戻される。
【0055】このように、図1から図3に示すバンドソ
ーロボットでは、対象の構造物2に支持枠17を取り付
ける手段として磁石チャック21を適用したので、真空
ポンプや配管を必要とせず、構造が簡単になり、軽量化
を図ることができる。
【0056】また、支持枠17とバンドソー本体25と
に分割することが可能な構造とし、更に、バンドソー本
体25にキャスタ37を設けたので、運搬する場合に容
易に取り扱うことができる。
【0057】なお、本発明のバンドソーロボットは上述
した形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のバンドソー
ロボットによれば、下記のような種々の優れた効果を奏
し得る。
【0059】(1)支持枠を構造物に固定する手段に磁
石チャックを用いているので、装置の構造が簡単にな
り、装置の軽量化を図ることができる。
【0060】(2)バンドソー本体にキャスタを取り付
けたので、バンドソー本体を運搬する場合に容易に取り
扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバンドソーロボットの実施の形態の一
例を示す平面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1に関連するバンドソー本体の移動装置部分
の拡大図である。
【図4】従来のバンドソーロボットの一例を示す平面図
である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【符号の説明】
2 構造物 16 仮止め金具(突起物) 17 支持枠 18a ビーム 18b ビーム 20 アジャストボルト 21 磁石チャック 25 バンドソー本体 26 開口 27 ケーシング 29 帯鋸 30 帯鋸用モータ(帯鋸用駆動装置) 34 移動用モータ(移動用駆動装置) 37 キャスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 雄一 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に構造物外面の突起物が通過し得
    る開口が形成された門型中空構造のケーシングと、開口
    を通過する突起物に鋸歯が対峙し且つ開口を経て周回し
    得るようにケーシングの内部に配置された無端状の帯鋸
    と、該帯鋸を周回させる帯鋸用駆動装置とを有するバン
    ドソー本体を備え、互いに平行な一対のビームを有する
    支持枠にバンドソー本体を、該バンドソー本体が移動用
    駆動装置によりビームに沿って移動し得るように取り付
    け、前記の支持枠に構造物外面に対して交差する方向に
    延びるアジャストボルトを螺合し、該アジャストボルト
    の先端部に構造物に対して着脱自在な磁石チャックを設
    けたことを特徴とするバンドソーロボット。
  2. 【請求項2】 バンドソー本体を支持枠に対して着脱可
    能に構成した請求項1に記載のバンドソーロボット。
  3. 【請求項3】 バンドソー本体の一側先端部にキャスタ
    を設けた請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載の
    バンドソーロボット。
JP11248797A 1997-04-30 1997-04-30 バンドソーロボット Pending JPH10296530A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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