JPH10295859A - ウッドクラブヘッド - Google Patents
ウッドクラブヘッドInfo
- Publication number
- JPH10295859A JPH10295859A JP9127974A JP12797497A JPH10295859A JP H10295859 A JPH10295859 A JP H10295859A JP 9127974 A JP9127974 A JP 9127974A JP 12797497 A JP12797497 A JP 12797497A JP H10295859 A JPH10295859 A JP H10295859A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face
- bottom end
- club
- line parts
- sole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヘッドの重心が上方に移動しないように突条
部を設け、ボールを上がり易くし、バックスピンを抑え
る。 【解決手段】 ソール表面に突出して、フェース面１側
からバック側に延在する１本以上の棒状の突条部１１が
ソール面４に設けられているウッドクラブヘッドにおい
て、ソール面４の少なくとも中央部分がクラウン部３側
に後退されて凹陥部１０が形成されて、突条部１１の少
なくとも一部分が凹陥部１０内に収納されて設置されて
いる。
部を設け、ボールを上がり易くし、バックスピンを抑え
る。 【解決手段】 ソール表面に突出して、フェース面１側
からバック側に延在する１本以上の棒状の突条部１１が
ソール面４に設けられているウッドクラブヘッドにおい
て、ソール面４の少なくとも中央部分がクラウン部３側
に後退されて凹陥部１０が形成されて、突条部１１の少
なくとも一部分が凹陥部１０内に収納されて設置されて
いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゴルフプレーで
使用するウッドクラブのヘッドに関し、特にフェアウェ
イウッドと呼ばれるクラブに有用なヘッドに関する。
使用するウッドクラブのヘッドに関し、特にフェアウェ
イウッドと呼ばれるクラブに有用なヘッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】ウッドクラブの飛距離を増大するため
に、クラブヘッドの重心高さを低くして、インパクトさ
れたボールが上がり易く、しかもバックスピンを抑制す
ることが行われている。また、ライが悪い場合でのクラ
ブの振り抜きを良くするために、ソール面の接地面積を
小さくする様にソール面を曲面や傾斜面とすることが行
われている。特に、このための効果的な手段の一つとし
て、特開平７−３１３６３６号公報等において、チタニ
ウムまたはチタニウム合金など軽量高強度の材料で形成
されたヘッド本体のソール面の前側から後側に亘って、
ベリリウムカッパー等の重金属の棒状突条部を１乃至数
本取付けて、重心を低下すると同時にソール面の接地面
積をヘッドの振り抜き方向に減少してクラブの振り抜き
を良くしたものが提案されている。
に、クラブヘッドの重心高さを低くして、インパクトさ
れたボールが上がり易く、しかもバックスピンを抑制す
ることが行われている。また、ライが悪い場合でのクラ
ブの振り抜きを良くするために、ソール面の接地面積を
小さくする様にソール面を曲面や傾斜面とすることが行
われている。特に、このための効果的な手段の一つとし
て、特開平７−３１３６３６号公報等において、チタニ
ウムまたはチタニウム合金など軽量高強度の材料で形成
されたヘッド本体のソール面の前側から後側に亘って、
ベリリウムカッパー等の重金属の棒状突条部を１乃至数
本取付けて、重心を低下すると同時にソール面の接地面
積をヘッドの振り抜き方向に減少してクラブの振り抜き
を良くしたものが提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、ソール面に
突条部が設けられた為に、重量がヘッドの下方に配分さ
れてヘッドの重心が低く設定されながらも、逆に、アド
レス時にソールを接地した場合に、突条部がソール面を
持ち上げてヘッドが上方に移動した形となってヘッドの
重心が上方にずれる。従って、フェース面の重心位置に
対して、インパクト時の打点が下方に偏位し易い不具合
が生ずる。この結果、ボールが上がらず、バックスピン
が過度に発生して期待した飛距離の増大が得られないと
いう不都合が生じていた。
突条部が設けられた為に、重量がヘッドの下方に配分さ
れてヘッドの重心が低く設定されながらも、逆に、アド
レス時にソールを接地した場合に、突条部がソール面を
持ち上げてヘッドが上方に移動した形となってヘッドの
重心が上方にずれる。従って、フェース面の重心位置に
対して、インパクト時の打点が下方に偏位し易い不具合
が生ずる。この結果、ボールが上がらず、バックスピン
が過度に発生して期待した飛距離の増大が得られないと
いう不都合が生じていた。
【０００４】そこで、この発明は、ヘッドの重心が上方
に移動しないように突条部を設け、ボールを上がり易
く、バックスピンを抑えたウッドクラブヘッドを提供す
ることを目的とする。
に移動しないように突条部を設け、ボールを上がり易
く、バックスピンを抑えたウッドクラブヘッドを提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、ソール表面に突出して、フェース面側
からバック側に延在する１本以上の棒状の突条部がソー
ル面に設けられているウッドクラブヘッドにおいて、ソ
ール面の少なくとも中央部分がクラウン部側に後退され
て凹陥部が形成されて、前記突条部の少なくとも一部分
が該凹陥部内に収納されて設置されているものである。
め、この発明は、ソール表面に突出して、フェース面側
からバック側に延在する１本以上の棒状の突条部がソー
ル面に設けられているウッドクラブヘッドにおいて、ソ
ール面の少なくとも中央部分がクラウン部側に後退され
て凹陥部が形成されて、前記突条部の少なくとも一部分
が該凹陥部内に収納されて設置されているものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施例
を図面を参照にして説明する。
を図面を参照にして説明する。
【０００７】図１に示すこの発明の好適な実施例では、
ウッドクラブヘッドの正面図を示し、図２では側面図を
示し、フェース面１の一端側にはホーゼル２が設けてあ
り、このフェース面１の上部はクラウン部３を形成し、
下部はソール面４を形成している。ソール面４は、フェ
ース面１の下端となるリーディングエッジ５とバックサ
イド６の下端となるトレーリングエッジ７とトウ部下端
８及びヒール部下端９を残してほぼ全領域がクラウン部
３方向に後退した凹陥部１０とされている。そして、こ
の凹陥部１０が突条部１１を収納する空間をなしてい
る。突条部１１は、フェース面１のヒールからトウに亘
る幅方向に３本配置され、夫々リーディングエッジ５よ
り僅か（多くても２mm以下）に下方に突出されている。
また、フェース面１の幅の中央部に配置された突条部１
１は、他の２本の突条部１１よりリーディングエッジ５
からの突出量が多く（０．５〜１mm程度多くする）なる
ように設置されている。このような構成により、３本の
突条部１１は凹陥部１０内にほぼ完全に収納され、ヘッ
ド本体が下方に降下され、重心の低い構造が形成され
る。この実施例では、ソール面４のリーディングエッジ
５側と同様に、トレーリングエッジ７側のソール面４も
地面方向に降下された形状となっているので、ヘッド本
体の重心は著しく低いものとなる。また、突条部１１の
両側には凹形状のソール面４と突条部１１の側壁面で囲
まれてフェース面１側からバックサイド６側に広がる空
隙１２が形成されていて、ライの悪い場所でのショット
を行う際に接地面積が減少して振り抜けも良くなる。
ウッドクラブヘッドの正面図を示し、図２では側面図を
示し、フェース面１の一端側にはホーゼル２が設けてあ
り、このフェース面１の上部はクラウン部３を形成し、
下部はソール面４を形成している。ソール面４は、フェ
ース面１の下端となるリーディングエッジ５とバックサ
イド６の下端となるトレーリングエッジ７とトウ部下端
８及びヒール部下端９を残してほぼ全領域がクラウン部
３方向に後退した凹陥部１０とされている。そして、こ
の凹陥部１０が突条部１１を収納する空間をなしてい
る。突条部１１は、フェース面１のヒールからトウに亘
る幅方向に３本配置され、夫々リーディングエッジ５よ
り僅か（多くても２mm以下）に下方に突出されている。
また、フェース面１の幅の中央部に配置された突条部１
１は、他の２本の突条部１１よりリーディングエッジ５
からの突出量が多く（０．５〜１mm程度多くする）なる
ように設置されている。このような構成により、３本の
突条部１１は凹陥部１０内にほぼ完全に収納され、ヘッ
ド本体が下方に降下され、重心の低い構造が形成され
る。この実施例では、ソール面４のリーディングエッジ
５側と同様に、トレーリングエッジ７側のソール面４も
地面方向に降下された形状となっているので、ヘッド本
体の重心は著しく低いものとなる。また、突条部１１の
両側には凹形状のソール面４と突条部１１の側壁面で囲
まれてフェース面１側からバックサイド６側に広がる空
隙１２が形成されていて、ライの悪い場所でのショット
を行う際に接地面積が減少して振り抜けも良くなる。
【０００８】図３に示す実施例は１本の突条部１１を設
けたものであり、ソール面４と突条部１１との間にフェ
ース面１側からバック側方向に空隙１２が形成されるの
で、ソール面４の接地面積が減少して、ライの悪い場所
等でクラブの振り抜けが良くなり、また、この図３のＳ
−Ｓ線断面で示すように、ヘッドの重心位置が図４にお
ける×印から○印まで低下するとともに、ボールＢの打
点がフェース面１上のＡ点からＢ点に高く偏位すること
となる。この結果、ボールＢがフェース面１の重心位置
にほぼ一致してインパクトされるので、ボールＢが上が
り、バックスピン量が抑制されて飛距離が増大するとと
もに打感も良くなる。図４における符号Ｘはこの発明の
突条部位置を示し、符号Ｙは従来の突条部位置を示して
いる。
けたものであり、ソール面４と突条部１１との間にフェ
ース面１側からバック側方向に空隙１２が形成されるの
で、ソール面４の接地面積が減少して、ライの悪い場所
等でクラブの振り抜けが良くなり、また、この図３のＳ
−Ｓ線断面で示すように、ヘッドの重心位置が図４にお
ける×印から○印まで低下するとともに、ボールＢの打
点がフェース面１上のＡ点からＢ点に高く偏位すること
となる。この結果、ボールＢがフェース面１の重心位置
にほぼ一致してインパクトされるので、ボールＢが上が
り、バックスピン量が抑制されて飛距離が増大するとと
もに打感も良くなる。図４における符号Ｘはこの発明の
突条部位置を示し、符号Ｙは従来の突条部位置を示して
いる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ソール面の少なくとも中央部分がクラウン部側に後
退されて凹陥部が形成されて、突条部の少なくとも一部
分が凹陥部内に収納されて設置されているので、ヘッド
の重心位置が低下し、ボールが上がり易く、バックスピ
ン量が抑制されて飛距離が増大する。また、ソール面と
突条部との間にフェース面側からバック側方向に空隙が
形成されるので、ソール面の接地面積が減少してライの
悪い場所等でクラブの振り抜けが良くなる。
ば、ソール面の少なくとも中央部分がクラウン部側に後
退されて凹陥部が形成されて、突条部の少なくとも一部
分が凹陥部内に収納されて設置されているので、ヘッド
の重心位置が低下し、ボールが上がり易く、バックスピ
ン量が抑制されて飛距離が増大する。また、ソール面と
突条部との間にフェース面側からバック側方向に空隙が
形成されるので、ソール面の接地面積が減少してライの
悪い場所等でクラブの振り抜けが良くなる。
【図１】この発明の好適な実施例を示す正面図。
【図２】図１の側面図。
【図３】ソール中央に１本の突条部を設けた例を示す正
面図。
面図。
【図４】図３のＳ−Ｓ線断面図。
【符号の説明】 １ フェース面 ３ クラウン部 ４ ソール面 ５ リーディングエッジ ６ バックサイド ７ トレーリングエッジ ８ トウ部下端 ９ ヒール部下端 １０ 凹陥部 １１ 突条部 １２ 空隙
Claims (1)
- 【請求項１】 ソール表面に突出して、フェース面側か
らバック側に延在する１本以上の棒状の突条部がソール
面に設けられているウッドクラブヘッドにおいて、 ソール面の少なくとも中央部分がクラウン部側に後退さ
れて凹陥部が形成されて、前記突条部の少なくとも一部
分が該凹陥部内に収納されて設置されていることを特徴
とするウッドクラブヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9127974A JPH10295859A (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | ウッドクラブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9127974A JPH10295859A (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | ウッドクラブヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10295859A true JPH10295859A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14973309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9127974A Pending JPH10295859A (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | ウッドクラブヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10295859A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7641568B2 (en) * | 2006-11-30 | 2010-01-05 | Taylor Made Golf Company, Inc. | Golf club head having ribs |
| US7850545B2 (en) | 2008-08-22 | 2010-12-14 | Bridgestone Sports Co., Ltd | Golf club head |
| US20110053702A1 (en) * | 2009-08-25 | 2011-03-03 | Nike, Inc | Golf Clubs and Golf Club Heads Having A Configured Shape |
| US20110312440A1 (en) * | 2010-06-21 | 2011-12-22 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club head |
| KR101100722B1 (ko) | 2004-02-19 | 2011-12-29 | 도요붓산고교 가부시키가이샤 | 골프용 우드 클럽 헤드 |
| JP2016106886A (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-20 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
| JP2017189293A (ja) * | 2016-04-12 | 2017-10-19 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
-
1997
- 1997-05-01 JP JP9127974A patent/JPH10295859A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101100722B1 (ko) | 2004-02-19 | 2011-12-29 | 도요붓산고교 가부시키가이샤 | 골프용 우드 클럽 헤드 |
| US7641568B2 (en) * | 2006-11-30 | 2010-01-05 | Taylor Made Golf Company, Inc. | Golf club head having ribs |
| US7887433B2 (en) | 2006-11-30 | 2011-02-15 | Taylor Made Golf Company, Inc. | Golf club head having ribs |
| US8172700B2 (en) | 2006-11-30 | 2012-05-08 | Taylor Made Golf Company, Inc. | Golf club head having ribs |
| US8409030B2 (en) | 2006-11-30 | 2013-04-02 | Taylor Made Golf Company, Inc. | Golf club head having ribs |
| US7850545B2 (en) | 2008-08-22 | 2010-12-14 | Bridgestone Sports Co., Ltd | Golf club head |
| US20110053702A1 (en) * | 2009-08-25 | 2011-03-03 | Nike, Inc | Golf Clubs and Golf Club Heads Having A Configured Shape |
| US8517862B2 (en) * | 2009-08-25 | 2013-08-27 | Nike, Inc. | Golf clubs and golf club heads having a configured shape |
| US20110312440A1 (en) * | 2010-06-21 | 2011-12-22 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club head |
| US8678948B2 (en) * | 2010-06-21 | 2014-03-25 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club head |
| JP2016106886A (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-20 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
| JP2017189293A (ja) * | 2016-04-12 | 2017-10-19 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040407 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061004 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061011 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061122 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070201 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070529 |