JPH10295407A - 靴の中底及び靴の中底を敷皮に接合するための接着剤 - Google Patents

靴の中底及び靴の中底を敷皮に接合するための接着剤

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JPH10295407A
JPH10295407A JP12313897A JP12313897A JPH10295407A JP H10295407 A JPH10295407 A JP H10295407A JP 12313897 A JP12313897 A JP 12313897A JP 12313897 A JP12313897 A JP 12313897A JP H10295407 A JPH10295407 A JP H10295407A
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JP
Japan
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insole
temperature
microcapsules
shoe
foam
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Application number
JP12313897A
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English (en)
Inventor
Yukio Sato
幸男 佐藤
Kiyokazu Mizuno
清和 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夏期には靴の内部の昇温の速度が抑えられ、
冬季には降温の速度が抑えられる靴の中底及び中底を敷
皮に接合するための接着剤を提供する。 【解決手段】 本発明の靴の中底は、シェル内に蓄熱剤
が内包されたマイクロカプセルを含む発泡基部、又はこ
のマイクロカプセルを含むバインダからなる被覆層を有
する発泡基部若しくはその表層にマイクロカプセルを含
む含浸層が形成された発泡基部からなる。また、マイク
ロカプセルとしては、夏期、冬季それぞれ適した融点を
有する蓄冷剤を内包するものを適宜使用する。更に、こ
の発泡基部の片面或いは両面にライナーを取り付け、一
体に縫製して得られる積層シートを使用してもよい。ま
た、本発明では、中底を敷皮に接合するための接着剤に
マイクロカプセルを配合することもでき、同様に靴の内
部の昇温或いは降温の速度が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、靴の底部の急激な
温度上昇又は温度低下が抑えられる靴の中底に関する。
また、本発明は、靴の中底を敷皮に接合するための接着
剤であって、中底の急激な温度上昇又は温度低下が抑え
られる接着剤に関する。本発明の靴の中底又接着剤を使
用すれば、夏期には靴の底部の急激な昇温が抑えられ、
冬季にはその急激な降温が抑えられる。
【0002】
【従来の技術】靴の底は、基本的には表底と中底及びこ
れらの中間に設けられる敷皮により構成されている。中
底は、通常、樹脂フォーム等によって形成されており、
足裏に心地よい感触を与え、且つ適度な緩衝性を有す
る。しかし、夏期には、発汗等によって靴の中が蒸れ、
不衛生となり、悪臭を放つこともある。そのため、中底
に抗菌剤或いは活性炭等を含有させた靴も提供されてい
る。これにより、悪臭等は抑えられるが、夏期には靴の
中が高温になり易く、また、冬季には特に指先等が冷え
て不快である等の問題は解決されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
の問題を解決するものであり、夏期における靴の底部の
急激な昇温が抑えられ、また、冬季におけるその急激な
降温が抑えられ、履き心地のよい靴とするための中底を
提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1発明の靴の中底は、
発泡基部と、該発泡基部内に分散し、含有される、シェ
ル及び該シェルに内包される蓄熱剤からなるマイクロカ
プセルと、からなることを特徴とする。
【0005】上記「発泡基部」の厚さは特定されない
が、1〜8mm、特に2〜6mm、更には3〜5mm程
度とすることが好ましい。この厚さが薄すぎる場合は中
底の温度の上昇又は降下を抑える効果が十分ではなく、
厚すぎる場合は不安定となって履き心地が損なわれる。
発泡基部は、樹脂フォーム等によって構成することがで
きるが、その表面にライナーを取り付けることもでき
る。このライナーは中底のいずれか片面のみに取り付け
てもよいが、通常、表裏面に取り付けられる。中底の表
面に取り付けられたライナーによって、足裏の感触がよ
くなり、また、中底の裏面に取り付けられたライナーに
よって、中底を敷皮により強固に接合することができ
る。
【0006】樹脂フォーム等の種類は特に限定されない
が、成分の揮散、溶出等によって人の健康に害を及ぼす
ことのないものを使用する必要がある。樹脂フォームと
しては、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポ
リアミド、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹
脂、ユリア樹脂、シリコン樹脂及びエポキシ樹脂等の合
成樹脂からなるものを使用することができる。また、合
成ゴムからなるフォームを用いることもできる。これら
のうちでは、第2発明のポリウレタンフォームが、柔軟
であって圧縮応力歪みが小さく好ましい。このポリウレ
タンフォームとしては、軟質及び半硬質のフォームいず
れも使用することができる。
【0007】マイクロカプセルを構成する上記「シェ
ル」は、その耐熱温度が、用いられる蓄熱剤の融点に比
べて十分に高い素材により形成される。この素材として
は、その耐熱温度が、蓄熱剤の融点より30℃以上、好
ましくは50℃以上高いものが好ましい。そのような素
材としては、例えば、メラミン樹脂、アクリル樹脂、ウ
レタン樹脂等が挙げられる。これらのうち、第3発明の
ポリオキシメチレンウレアが特に好ましく、シェルの形
成が容易であり、且つ十分な強度を有するマイクロカプ
セルを得ることができる。
【0008】上記「蓄熱剤」としては、天然ワックス及
び石油ワックス等から適宜選択することができる。ま
た、夏期用としては25〜30℃、特に27〜29℃の
融点を有するものを使用することが好ましい。冬季用と
しては10〜20℃、特に13〜17℃の融点を有する
ものを用いることができる。天然ワックス及び石油ワッ
クスには、融点の異なる各種のものがあり、上記の範囲
の融点を有するものを容易に入手することができ、好ま
しい。これらの蓄熱剤では、夏期には、凝固していた蓄
冷剤が体温、気温により融点にまで昇温した後、融解し
始め、融解潜熱によって靴底が一定の温度、即ち融点に
保たれる。また、冬季には、融解していた蓄熱剤が融点
にまで降温した後、凝固し始め、融解潜熱によって靴底
が一定の温度、即ち融点に保たれる。尚、この靴を室内
に置けば再び元の状態に戻り、繰り返し使用することが
できる。
【0009】シェルに「内包」される蓄熱剤は、蓄熱効
果の点からは多いほうが好ましい。しかし、あまりに多
量であると蓄熱剤の体積膨張によりシェルが破損する恐
れがある。そのため、マイクロカプセル全体の重量に対
する蓄熱剤の量比を、30〜90重量%とすることが好
ましい。この量比は、特に50〜90重量%、更には6
0〜80重量%とすることがより好ましい。また、マイ
クロカプセルの好ましい外径は1〜500μmであり、
特に5〜100μm、更には15〜40μmの範囲がよ
り好ましい。
【0010】マイクロカプセルの製造方法としては、界
面重合法、in-situ 重合法及びコアセルベート法等が知
られている。これらの製造方法は、蓄熱剤及びシェルの
材質等に応じて適宜選択される。本発明では、いずれの
製造方法によって得られるマイクロカプセルであっても
特に問題なく使用することができる。
【0011】第1発明において、マイクロカプセルと発
泡基部の量比は、これらの合計量を100重量%とした
場合に、マイクロカプセルを20〜80重量%とするこ
とが好ましい。この量比は、特に25〜75重量%、更
には40〜60重量%とすることがより好ましい。マイ
クロカプセルの含有量が20重量%未満では保温性が不
十分となることがある。一方、マイクロカプセルの含有
量が80重量%を超える場合は、フォームの製造が容易
ではなく、また、発泡基部の強度が低下し、柔軟性及び
クッション性等も劣ったものとなるため好ましくない。
【0012】第1発明において発泡基部を構成するフォ
ームを製造する方法としては、フォーム原料にマイクロ
カプセルを配合し、一体に反応、硬化させてフォームと
する方法が挙げられる。例えば、このフォームがポリウ
レタンフォームである場合、原料の一方の成分であるポ
リオール成分に、触媒、発泡剤等とともにマイクロカプ
セルを配合し、その後、加熱、攪拌等により発泡させ
る。この発泡方法としては一段発泡でも二段発泡でもよ
く、更に他の発泡方法であってもよい。また、このよう
に一体に発泡させる場合は、通常、発泡基部の全体に渡
ってほぼ均一にマイクロカプセルが分散されたものが得
られる。
【0013】一方、本発明においては、マイクロカプセ
ルを発泡基部の片面の近傍に偏在させることもできる。
例えば、マイクロカプセルを、発泡基部の片面に形成さ
れる被覆層に含ませることもできる。また、マイクロカ
プセルを、発泡基部の片面に形成される含浸層に含ませ
ることもできる。この被覆層は、マイクロカプセルをバ
インダとなる合成樹脂などを含むエマルジョン等に配合
し、このエマルジョン等を発泡基部に塗布する方法によ
って製造することができる。このエマルジョン等の塗布
は刷毛塗り、吹き付け、ロール塗布等の方法によって行
うことができる。
【0014】バインダとなる合成樹脂は特に限定はされ
ず、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ア
クリル樹脂等、いずれも使用することができる。また、
被覆層は、天然ゴム、合成ゴム等を含むゴムラテックス
をバインダとして形成することもできる。これらの樹
脂、ゴムのうちでは、特に、アクリル樹脂、天然ゴム又
は合成ゴム等が好ましい。
【0015】バインダとなる樹脂又はゴムとマイクロカ
プセルとは、重量比で1:4〜4:1の範囲において混
合することができる。この量比は、特に、1:3〜3:
1、更には1:2〜2:1の範囲とすることが好まし
い。マイクロカプセルの配合量が過少である場合は、温
度変化を抑える性能が不十分となることがある。一方、
マイクロカプセルが多すぎる場合は、マイクロカプセル
を含むバインダにより形成される被覆層が発泡基部の表
面から剥離することがあり、また、発泡基部の柔軟性が
損なわれ、履き心地が損なわれるため好ましくない。
尚、この被覆層は発泡基部のいずれか片面に形成しても
よいし、両面に形成してもよい。
【0016】また、含浸層は、成形型の内表面にマイク
ロカプセルを付着させるか、或いはマイクロカプセルを
多量に含有するフォーム原料を塗布した後、この成形型
にマイクロカプセルを含まないフォーム原料を流し込ん
で発泡させることにより得ることができる。この後から
流し込むフォーム原料は少量のマイクロカプセルを含有
するものであってもよい。更に、含浸層は、発泡基部を
エマルジョンに浸漬した後、ロール間を通過させ、又は
プレスにより圧縮して水等の媒体を除去し、乾燥する方
法によって形成することもできる。この含浸層も、発泡
基部の片面だけではなく、両面に形成することができ
る。
【0017】尚、靴の中底の温度が蓄熱剤の融点に保た
れる時間の長さは、発泡基部或いは被覆層等も含めた中
底の厚さ、発泡基部等に含有されるマイクロカプセルの
量、このマイクロカプセルに内包される蓄熱剤の量、等
によって調整することができる。また、発泡基部等の熱
伝導性を添加剤などによって変化させることによっても
調整することができる。
【0018】第4発明の靴の中底を敷皮に接合するため
の接着剤は、シェル及び該シェルに内包される蓄熱剤か
らなるマイクロカプセルが含有されていることを特徴と
する。
【0019】マイクロカプセルを配合する接着剤として
は、通常、靴の中底を敷皮に接合する際に使用されてい
る樹脂エマルジョン或いはゴムラテックスを用いること
ができる。この接着剤とマイクロカプセルとは、重量比
で1:4〜4:1の範囲において混合することができ
る。この量比は、特に、1:3〜3:1、更には1:2
〜2:1の範囲とすることが好ましい。マイクロカプセ
ルの配合量が少ない場合は、急激な温度変化を抑える性
能が不十分となることがある。一方、マイクロカプセル
が多すぎる場合は、中底と敷皮とを強固に接合すること
ができず、中底が剥離することがあるため好ましくな
い。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、実施例によって本発明を更
に詳しく説明する。 実施例 マイクロカプセルを表1に示す量比で含む軟質ポリウレ
タンフォームを製造した。マイクロカプセルとしては、
Frisby Technologies 社製の商品名「Thermasorb 83 」
を用いた。このマイクロカプセルは、ポリオキシメチレ
ンウレアからなるシェルに、融点28℃の蓄熱剤が75
重量%内包されたものであって、その平均粒径は28μ
mである。このマイクロカプセルを、軟質ポリウレタン
フォームの一方の原料であるポリオール成分に配合し、
反応、硬化させ、発泡基部を得た。
【0021】この発泡基部を用いて第1発明に対応する
靴の中底を作製した。この中底は、マイクロカプセルを
含む厚さ5mmの軟質ポリウレタンフォームの一面に表
面布材として目付量50g/m2 の綿布を積層し、他面
に裏基布として目付量30g/m2 の不織布を積層して
一体に縫製して得られる、両面にライナーを有する中底
である。このようにして得られた中底の表面に熱伝対を
貼着し、温度の経時変化を評価した。具体的には、この
中底を25℃に設定された恒温槽に入れ、一定の昇温速
度で恒温槽の温度を34℃まで昇温させ、中底の表面の
温度を測定した。また、比較のため熱伝対のみを恒温槽
内に静置して槽内の温度を測定した。尚、熱伝対として
はJIS C 1602に定められたTタイプ(0.4
0級、素線径;0.32mm)を用いた。
【0022】尚、マイクロカプセルを20重量%含む場
合の中底の温度が一定に保たれる時間を1.0とした場
合の、マイクロカプセルを10、50、60、70及び
80重量%含む場合の中底の温度が一定に保たれる時間
の比率を表1に示す。また、マイクロカプセルを20重
量%及び50重量%含む発泡基部を使用した中底、及び
恒温槽内の昇温の様子を図1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】図1において、第1発明の靴の中底を使用
した場合の昇温の様子を実線(マイクロカプセル;50
重量%)及び一点鎖線(マイクロカプセル;20重量
%)によって示す。また、恒温槽内の昇温の様子を破線
によって示す。それによれば、マイクロカプセルを50
重量%含有させた発泡基部を使用した中底では、蓄熱剤
の融点である28℃にまで昇温した時点Ts1から、すべ
ての蓄熱剤が融解して再び昇温し始める時点Ts2まで温
度は28℃一定となる。また、マイクロカプセルを20
重量%含有させた発泡基部を使用した中底では、Ts1
り短時間で28℃にまで昇温し(ts1)、Ts2より短時
間で再び昇温し始め(ts2)、28℃に保たれる時間も
短い。一方、槽内の温度は、中底の温度に比べて昇温速
度が非常に大きく、直線的に上昇して短時間のうちに3
4℃にまで達してしまうことが分かる。
【0025】更に、表1の結果によれば、マイクロカプ
セルの含有量が10重量%では28℃にまで昇温するに
要する時間の比は1.0未満であって昇温を抑える効果
は小さい。しかし、この中底でもマイクロカプセルを含
有しない発泡基部を使用したものに比べれば、昇温を抑
制する効果を有するものと考えられる。また、マイクロ
カプセルの含有量が高まるにつれ、上記の時間の比は大
きくなり、図1に示すマイクロカプセルの含有量が50
重量%の場合は1.2倍となることが分かる。また、マ
イクロカプセルの含有量が70重量%以上であれば1.
5以上となり、急激な昇温が十分に抑えられる。
【0026】尚、図2は、融点15℃の蓄熱剤が75重
量%内包されたマイクロカプセル(Frisby Technologie
s 社製、商品名「Thermasorb 65 」)を50重量%配合
し、同様にして製造した発泡基部を使用して作製した靴
の中底について、その降温の様子を示したもの(実線)
である。具体的には、19℃の室内から気温10℃の室
外へ中底を持ち出した場合の温度変化を測定したもので
ある。それによれば、中底の表面の温度は経過時間Tw1
で15℃にまで降温した後、Tw2まで15℃に保たれ、
すべての蓄冷剤が凝固するTw2まで15℃に保たれ、そ
の後、再び降温し始め、外気温である10℃にまで低下
する。一方、環境温度(破線)は10℃までほぼ直線的
に低下しており、降温速度が速い。
【0027】このように、本発明の靴の中底では、マイ
クロカプセルに内包される蓄冷剤の融点を適宜選定する
ことにより、夏期における靴の内部の急激な昇温及び冬
季における降温を抑えることができる。また、夏期或い
は冬季といっても、温暖地と寒冷地とでは気温は相当に
異なるが、蓄冷剤の融点を適宜選ぶことにより、そのよ
うな違いにも容易に対応することができる。
【0028】
【発明の効果】第1発明の靴の中底は、蓄熱剤が内包さ
れたマイクロカプセルを含む発泡基部、或いはマイクロ
カプセルを含む被覆層若しくは含浸層を有する発泡基部
によって構成されている。そして、夏期、冬季、又は温
暖地、寒冷地等に応じて適宜の融点を有する蓄冷剤を内
包するマイクロカプセルを選ぶことにより、靴の内部の
昇温或いは降温の速度を抑えることができる。また、第
4発明では、中底を敷皮に接合するための接着剤にマイ
クロカプセルを含有させることにより、同様の効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の靴の中底であって、融点28℃の蓄
冷剤を内包するマイクロカプセルを20重量%及び50
重量%含有する場合と、恒温槽内の昇温の様子の違いを
示すグラフである。
【図2】第1発明の靴の中底であって、融点15℃の蓄
冷剤を内包するマイクロカプセルを50重量%含有する
靴の中底と、環境温度の降温の様子の違いを示すグラフ
である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡基部と、該発泡基部内に分散し、含
    有される、シェル及び該シェルに内包される蓄熱剤から
    なるマイクロカプセルと、からなることを特徴とする靴
    の中底。
  2. 【請求項2】 上記発泡基部はポリウレタンフォームか
    らなるものである請求項1記載の靴の中底。
  3. 【請求項3】 上記シェルはポリオキシメチレンウレア
    からなるものである請求項1又は2記載の靴の中底。
  4. 【請求項4】 シェル及び該シェルに内包される蓄熱剤
    からなるマイクロカプセルが含有されていることを特徴
    とする靴の中底を敷皮に接合するための接着剤。
JP12313897A 1997-04-25 1997-04-25 靴の中底及び靴の中底を敷皮に接合するための接着剤 Pending JPH10295407A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001092010A1 (en) * 2000-05-31 2001-12-06 Idemitsu Technofine Co., Ltd. Heat-storing dotted sheet, heat-storing cotton wadding, heat-storing fiber structure, heat-storing laminate and heat-storing cloth product
JP2012255168A (ja) * 2006-10-25 2012-12-27 Dow Global Technologies Llc ポリオレフィン分散液、フロスおよびフォーム

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