JPH10294435A - メモリモジュールおよび情報処理装置 - Google Patents

メモリモジュールおよび情報処理装置

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JPH10294435A
JPH10294435A JP9100425A JP10042597A JPH10294435A JP H10294435 A JPH10294435 A JP H10294435A JP 9100425 A JP9100425 A JP 9100425A JP 10042597 A JP10042597 A JP 10042597A JP H10294435 A JPH10294435 A JP H10294435A
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external connection
memory module
circuit board
memory
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JP9100425A
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Jun Omori
純 大森
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着、装脱が容易で、高速動作が可能なイン
ダクタンスの小さなメモリモジュールを提供する。 【解決手段】 1片に沿って列設された外部接続端子8
8とグランド層90を有する回路基板83上にメモリチ
ップ81が搭載され、メモリチップ81の接続端子84
は回路基板83の内部接続端子84と接続され、この内
部接続端子84は回路基板83上の外部接続端子88が
列設された側に偏在して形成されている。したがって、
メモリモジュールの外部接続端子88からメモリチップ
81の接続端子84までの配線長が大幅に短縮されメモ
リモジュールのインダクタンスが小さくなり、数百MH
zといった高速動作に対応することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
特にコンピュータの主記憶装置として用いられるメモリ
モジュールに関する。また本発明はメモリモジュールを
搭載した情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のΡC、EWS、サーバ等のコンピ
ュータにおける主記憶装置の構成について説明する。
【0003】図24は従来から主記憶装置の半導体装置
として一般的に用いられているTSOPタイプの半導体
パッケージ991を概略的に示す図である。図24
(a)はこの半導体パッケージ991の外形を上から見
た図を、図24(b)はその断面構造をそれぞれ概略的
に示している。
【0004】この半導体パッケージ991は、メモリチ
ップ992をリードフレーム993上に搭載し、ワイヤ
ボンディング994で接続して樹脂封止したものであ
り、パッケージの2辺に形成されたリード993bによ
り外部回路との接続をとるようになっている。
【0005】図25は図24に例示したような構造のT
SOΡタイプの半導体パッケージを用いたコンピュータ
等の情報処理装置の主記憶装置を概略的に示す図であ
る。ここでは、例えば図24に例示したようなTSOΡ
タイプの半導体パッケージ991を回路基板995上に
複数個実装したメモリモジュール996を、コントロー
ラ997が実装された母基板998上に形成されたソケ
ット999に挿入して電気的、機械的接続を行ってい
る。SOJタイプの半導体装置を用いた場合にも同様の
構成となる。
【0006】このようにTSOPタイプ、SOJタイプ
の半導体パッケージは、その端面にソケットに対応でき
るような接続端子を持った回路基板の1面あるいは両面
に複数個実装されて、SIMM(Single in−
line memory module)、DIMM
(Dual in−line memory modu
le)等のメモリモジュール形態をとっている。これら
メモリモジュールは、コントローラの搭載されたマザー
ボードに実装されたソケットを介して、電気的および機
械的にマザーボードと接続できるようになっていた。ま
た、コンピュータの用途などに応じてマザーボードに複
数個のソケットをあらかじめ実装しておくことにより、
これらのソケットに新たなメモリモジュールを挿入して
メモリの容量を増加させることが可能であった。
【0007】図26は主記憶装置に用いられる半導体装
置の別の例としてSVPタイプの半導体パッケージ10
1を概略的に示す図である。図26(a)はその外形を
上から見た図を、図26(b)はその断面構造をそれぞ
れ概略的に示している。図27は図26に例示したよう
な構造のSVPタイプの半導体パッケージ1001を用
いたコンピュータ等の情報処理装置の主記憶装置を概略
的に示す図である。
【0008】この半導体パッケージ1001は、メモリ
チップ1002をリードフレーム1003上に搭載し、
ワイヤボンディング1004で接続して樹脂封止したも
のであり、パッケージの1辺に形成されたリード100
3bにより外部回路との接続をとるようになっている。
【0009】SVPタイプの半導体パッケージ1001
の場合はリード端子1003bが半導体装置の1方向か
らでており、その先端が半田付けできるように形成され
ている。このリード端子1003bをコントローラ10
05の搭載された母基板(マザーボード)1006上に
半田などにより直接接続することにより実装している。
【0010】この場合には、図24、図25に例示した
ような主記憶装置と比較して、単位記憶容量あたりのマ
ザーボードの占有面積を小さくすることができる。
【0011】近年では、コンピュータ等の情報処理装置
が扱う情報量の増加、その処理スピードの高速化などが
あいまって、1個のメモリチップの記憶容量の増大と、
単位時間あたりのデータ転送量の増加(データ転送バス
幅の増加とクロック周波数アップ)はとどまることがな
い。
【0012】周波数がアップすることで、(1)コント
ローラとメモリチップまでの距離(配線長さ)に依存す
るデータの遅延、(2)コントローラに最短の配線位置
にあるメモリチップと、最長の配線位置にあるメモリチ
ップのデータのタイミングずれ(3)シグナルどうしが
干渉して生じるノイズの発生等が問題となってくる。
【0013】また、チップ1個あたりの記憶容量の増大
は、過渡期においてはコンピュータ1台あたりに必要と
されるメモリチップ数の減少を意味する。例えば、コン
ピュータ1台あたりに必要なメモリ容量を128Mバイ
トとした場合、16Mビット(2Mバイト)のメモリチ
ップを64個搭載(DIMMモジュール4個)する必要
があったが、同じバス幅の64Mビットメモリを搭載す
る場合には、その4分の1の16個を搭載すればよいこ
とになる。
【0014】例えば現状のΡCを考えると、必要なメモ
リ容量は32Mバイトあるいは64Mバイトに移り変わ
る状況にあり、このとき64Mビットメモリを搭載すれ
ば必要なチップ数は4個または8個ということになる。
【0015】また、近年ではユーザー側のメモリ必要容
量に対する要求も多岐にわたっており、ユーザー自身で
メモリの付加及び取り外しを自由に簡単にできることが
望ましい。
【0016】そこで、高速動作に対応できるとともに高
容量のメモリチップを1チップずつコンピュータシステ
ムへ挿抜できる半導体装置が要求されている。
【0017】このような要求を満たすためには、図24
乃至図25に例示したような半導体装置及びその実装方
法には次のような問題点がある。
【0018】まず、高速動作に対応するためには配線長
さが長すぎるということである。メモリ半導体装置間の
配線距離は最短でもTSOPまたはSOJパッケージの
幅方向長さだけは必要であり、なおかつコントローラか
ら最遠のメモリまでの距離はこれら半導体の個数分の和
と、さらにソケットの配線距離の和となる。したがっ
て、データ転送速度すなわちメモリの動作クロック周波
数が高い場合にはこれら配線距離が長すぎて、データ遅
延、データタイミングずれ等が生じてシステムとして動
作しないという問題がある。
【0019】また、TSOP及びSOJなどのパッケー
ジ内配線としてリードフレームを用いた図24、図25
に例示したような半導体装置の場合、チップパッドから
半導体装置アウタリードまでの配線距離が長く、かつ、
基板を多層構造としてグランド層を設けることなどがで
きないため、動作クロック周波数が高いとシグナル間で
のノイズが発生するなどして半導体装置として電気的に
機能しなかった。
【0020】すなわちに従来のメモリモジュールにおい
ては、メモリモジュール内でのインダクタンス、コント
ローラからメモリモジュールまでの配線に依存するイン
ダクタンスが大きく、高いクロック数に対応することが
できないという問題があった。 1個のメモリモジュー
ルに複数個のメモリチップを搭載するのではなく、1個
のメモリモジュールにメモリチップを1個のみ搭載する
ことを考えると、コストの点から1つの半導体装置(T
SOP、SOJ)に要するコストのほかにこれらをモジ
ュール基板に実装するためのコストがかかってきて不利
である。
【0021】また、メモリモジュールが横向き(モジュ
ール基板かマザーボードと平行)に装着されるようにな
っているため2次元的な面積として少なくともこのモジ
ュールの面積プラスソケットの面積が必要となる。
【0022】次に従来例図26及び図27に例示したよ
うな半導体装置及びその実装方法には次の問題点があ
る。SVΡ(Single−inline Verti
cal Package)タイプはTSOPおよびSO
Jと同様、パッケージ内の配線にリードフレームを用い
ている。このため、メモリチップのパソドからアウタリ
ードまでの距離が長く、かつグランド層をもうけること
ができないため、動作クロック周波数が高いとシグナル
間でのノイズが発生するなどして半導体装置として機能
しなかった。また、外部接続リードピンがパッケージの
一方向のみからでているため、チップの接続パッド数の
増加すなわちリードピン数の増加、チップシュリンクに
よるチップサイズの小型化にともない、リードフレーム
のデザイン不可能、またデザインができても生産性が極
端に低いという問題がある。
【0023】またマザーボードへのこの半導体装置の実
装は半田付けを行っており、ユーザーが簡単にこれを容
易に取付、取り外しできるものではない。仮にユーザー
がこれを行うことを仮定しても、半導体装置のハンドリ
ングの点で問題が大きい。例えば、この半導体装置は現
在モジュール(SIMM、DIMM)と同様に店頭で売
られ、開封してユーザーが半田つけを行うまでに、リー
ドが曲げられるというダメージを受ける可能性が大きく
半田付け不可能となる問題がある。
【0024】さらに動作クロック周波数が高くなること
で、1チップの消費電力も2Wから3Wと高くなってお
り、特に半導体装置のピッチを狭くしていこうとする
と、従来のSVPタイプのパッケージでは熱放散性が悪
く動作時にチップの温度が上がりすぎて半導体装置の信
頼性を損ない、ひいてはこれを組み込んだシステム全体
の信頼性に問題が生じるという問題がある。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決するためになされたものである。すなわち本発
明は高速動作に対応することができるとともに、装着、
装脱の容易なメモリモジールを提供することを目的とす
る。
【0026】また本発明は、外部接続端子からメモリチ
ップの接続端子までの配線長が短く、インダクタンスの
小さなメモリモジュールを提供することを目的とする。
また本発明は、コントローラから最も近いメモリモジュ
ールと最も遠いメモリモジュールとの配線長の差が小さ
い情報処理装置を提供することを目的とする。また本発
明は高速動作に対応することができるとともにより信頼
性の高いメモリモジュール、情報処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は以下のような構成を備えたものであ
る。
【0028】請求項1に記載の本発明のメモリモジュー
ルは、第1の領域を有する第1の面と第2の面とを有
し、前記第1の面の第1の辺に沿って列設された第1の
外部接続端子と、前記第1の領域内の前記第1の辺側に
偏在して形成された内部接続端子と、前記第1の外部接
続端子と前記内部接続端子とを接続する配線と、前記第
2の面に形成されたグランド層とを備えた回路基板と、
前記回路基板の第1の領域内に搭載され、前記回路基板
の内部接続端子と接続されたメモリチップとを具備した
ことを特徴とする。
【0029】メモリモジュールの外部接続端子を回路基
板の1辺に沿って列設し、メモリチップとの接続端子が
外部接続端子が形成された側に偏在するように配設する
ことによって、外部接続端子からメモリチップの接続端
子までの距離を短くなり、配線によるインダタンス、キ
ャパシタンスが低減する。したがって、より高速動作に
対応することができる。
【0030】前記第1の外部接続端子は複数の信号端子
と、複数のグランド端子と、複数の電源端子からなり、
前記複数の信号端子の間には前記グランド端子または前
記電源端子が存在するように配列するようにしてもよ
い。
【0031】また、前記回路基板の内部接続端子と前記
メモリチップの接続端子とは導電性バンプにより接続さ
れており、前記第1の領域内の前記回路基板の前記第1
の辺と対向する第2の辺側には、前記第1の面と前記メ
モリチップとの間隙が均一になるように配設されたダミ
ーバンプを具備するようにしてもよい。導電性バンプを
用いて回路基板とメモリチップとを接続することによ
り、例えばボンディングワイヤなどを用いる場合と比べ
てチップ端子からメモリモジュールの外部接続端子まで
の配線長を短縮し、インダクタンスを低減するることが
できる。
【0032】また、前記内部接続端子のうち接地電位に
あるものは、前記グランド層とビア接続やスルーホール
接続などにより層間接続するようにしてもよい。内部接
続端子をそのできるだけ近くでグランド層とビア接続す
ることにより、ノイズを低減することができる。
【0033】請求項5に記載の本発明のメモリモジュー
ルは、第1の領域を有する第1の面と第2の面とを有
し、前記第1の面の第1の辺に沿って列設された第1の
外部接続端子と、前記第2の面の前記第1の辺に沿って
列設された第2の外部接続端子と、前記第1の領域内の
前記第1の辺側に偏在して形成され、前記第1の外部接
続端子と対応する第1の内部接続端子と、前記第1の領
域内の前記第1の辺側に偏在して形成され、前記第2の
外部接続端子と対応する第2の内部接続端子と、前記第
1の外部接続端子と前記第1の内部接続端子とを接続す
る第1の配線と、前記第2の外部接続端子と前記第2の
内部接続端子とを接続する第2の配線と、前記第1の面
と前記第2の面との間に形成されたグランド層とを備え
た回路基板と、前記回路基板の第1の領域内に搭載さ
れ、前記回路基板の前記第1の内部接続端子および第2
の内部接続端子と接続された接続端子を有するメモリチ
ップとを具備したことを特徴とする。また、前記第2の
外部接続端子は、前記第1の外部接続端子と半ピッチず
らして形成するようにしてもよい。外部接続端子を第1
の面と第2の面とに備えることにより外部接続端子の実
質的な配設ピッチを小さくなる。したがって、メモリモ
ジュールをより小形化することができるとともに、より
高密度な実装にも対応することができる。
【0034】また、前記第2の外部接続端子はその近傍
で前記回路基板の第1の面にビア接続し、前記第2の配
線は前記回路基板の第1の面に形成するようにしてもよ
い。また、前記第1の配線と前記第2の配線とは交互に
並列するように形成するようにしてもよい。また前記第
2の配線は接地電位にするようにしてもよい。例えば第
1の配線を信号配線とし、第2の配線をグランド配線と
して、第1の配線と第2の配線とを交互に並列配置する
ことにより、ノイズを低減することができる。
【0035】また、前記回路基板の第1および第2の内
部接続端子と前記メモリチップの接続端子とは導電性バ
ンプにより接続し、前記第1の領域内の前記回路基板の
前記第1の辺と対向する第2の辺側には、前記第1の面
と前記メモリチップとの間隙が均一になるように配設さ
れたダミーバンプを備えるようにしてもよい。このよう
なダミーバンプを備えることにより、接続にあずかるバ
ンプを外部接続端子側に偏在させて形成した場合であっ
ても、メモリチップと回路基板との間隙を一定に保持す
ることができる。
【0036】また、前記第1の内部接続端子および前記
第2の内部接続端子のうち接地電位にある内部接続端子
は、前記グランド層とビア接続するようにしてもよい。
【0037】また請求項12に記載の本発明のメモリモ
ジュールは、第1の領域を有する第1の面と第2の面と
を有し、前記第1の面の第1の辺に沿って列設された第
1の外部接続端子と、前記第1の領域の前記第1の辺側
に偏在して形成された内部接続端子と、前記第1の外部
接続端子と前記内部接続端子とを接続する配線と、前記
第2の面に形成されたグランド層とを備えた回路基板
と、前記回路基板の第1の領域内に搭載され、前記内部
接続端子とボンディング接続された接続端子を有するメ
モリチップとを具備したことを特徴とする。
【0038】前記第1の外部接続端子は複数の信号端子
と、複数のグランド端子と、複数の電源端子とを有し、
前記複数の信号端子の間には前記グランド端子または前
記電源端子が存在するように配列するようにしてもよ
い。
【0039】また前記内部接続端子のうち接地電位にあ
る内部接続端子は、前記グランド層とビア接続するよう
にしてもよい。
【0040】請求項15に記載の本発明のメモリモジュ
ールは、第1の領域を有する第1の面と、第2の面とを
有し、前記第1の面の第1の辺に沿って列設された第1
の外部接続端子と、前記第2の面の前記第1の辺に沿っ
て列設された第2の外部接続端子と、前記第1の領域の
前記第1の辺側に偏在して形成され、前記第1の外部接
続端子と対応する第1の内部接続端子と、前記第1の領
域の前記第1の辺側に偏在して形成され、前記第2の外
部接続端子と対応する第2の内部接続端子と、前記第1
の外部接続端子と前記第1の内部接続端子とを接続する
第1の配線と、前記第2の外部接続端子と前記第2の内
部接続端子とを接続する第2の配線と、前記第1の面と
前記第2の面との間に形成されたグランド層とを備えた
回路基板と、前記回路基板の第1の領域内に搭載され、
前記回路基板の前記第1の内部接続端子および第2の内
部接続端子とボンディング接続された接続端子を有する
メモリチップとを具備したことを特徴とする。
【0041】また、前記第2の外部接続端子は、前記第
1の外部接続端子と半ピッチずれるように形成するよう
にしてもよい。第1の外部接続端子と第2の外部接続端
子とを回路基板の1辺に沿った表裏に半ピッチずらせて
列設することにより、第1の外部接続端子に対応した配
線と、第2の外部接続端子に対応した配線とを交互に配
設することができる。例えばこのとき、第1の外部接続
端子に対応した配線を信号系の配線とし、第2の外部接
続端子に対応した配線を接地電位にするようにすれば、
配線に生じる擾乱が低減され、ノイズの発生を抑制する
ことができる。
【0042】また、前記第2の外部接続端子はその近傍
で前記回路基板の第1の面にビア接続し、前記第2の配
線は前記回路基板の第1の面に形成するようにしてもよ
い。また、前記第1の配線と前記第2の配線とは交互に
並列するように形成するようにしてもよい。
【0043】また、前記第2の配線は接地電位にするよ
うにしてもよい。
【0044】また、前記第1の内部接続端子および前記
第2の内部接続端子のうち接地電位にある内部接続端子
は、前記グランド層とビア接続するようにしてもよい。
【0045】請求項21に記載の本発明のメモリモジュ
ールは、第1の領域を有する第1の面と第2の面とを有
し、前記第1の面の第1の辺に沿って列設された第1の
外部接続端子を有する配線層と、グランド層とを備えた
回路基板と、前記回路基板の第1の領域内で前記配線層
と接続するように搭載された1個のメモリチップとを具
備したことを特徴とする。グランド層は第2の面に形成
するようにしてもよいし、回路基板が3層板以上の場合
には内層に形成するようにしてもよい。
【0046】請求項22に記載の本発明のメモリモジュ
ールは、第1の領域を有する第1の面と第2の面とを有
し、前記第1の面の第1の辺に沿って列設された第1の
外部接続端子と、前記第2の面の前記第1の辺に沿って
列設された第2の外部接続端子と、グランド層とを備え
た回路基板と、前記回路基板の第1の領域内に搭載さ
れ、前記第1の外部接続端子または前記第2の外部接続
端子と接続された接続端子を有する1個のメモリチップ
とを具備したことを特徴とする。
【0047】請求項23に記載の本発明の情報処理装置
は複数のメモリモジュールが母基板上に実装された情報
処理装置であって、第1の領域を有する第1の面と第2
の面とを有し、前記第1の面の第1の辺に沿って列設さ
れた第1の外部接続端子と、前記第1の領域内の前記第
1の辺側に偏在して形成された内部接続端子と、前記第
1の外部接続端子と前記内部接続端子とを接続する第1
の配線と、前記第2の面に形成されたグランド層とを備
えた回路基板と、前記回路基板の第1の領域内に搭載さ
れ、前記回路基板の内部接続端子と接続されたメモリチ
ップとを具備したメモリモジュールと、前記母基板上に
平行に配設された複数の配線と、前記母基板上に形成さ
れた前記配線と前記メモリモジュールの前記第1の外部
接続端子とが対応するように、前記メモリモジュールを
前記母基板上に保持する保持手段と、前記母基板に形成
された配線と前記メモリモジュールの前記外部接続端子
とを接続する接続手段とを具備したことを特徴とする。
【0048】また前記保持手段は前記メモリモジュール
を前記母基板と垂直に保持するようにしてもよい。メモ
リモジュールを母基板と垂直に保持することにより、複
数のメモリモジュールの配設ピッチをより短くすること
ができ、例えばコントローラから最も近いメモリモジュ
ールへの距離と、最も遠いメモリモジュールへの距離と
の差を小さくすることができる。したがって、信号の遅
延やタイミングずれなどが小さくなり、より高速な動作
にも対応することができる。
【0049】また前記保持手段は、前記母基板に形成さ
れた配線に対して、複数の前記メモリモジュールを所定
ピッチで並列に保持するようにしてもよい。
【0050】また、複数の前記メモリモジュールは約3
mm以下のピッチで前記母基板上に並列に保持すること
が好適である。例えば、動作クロック数が数百MHz程
度になると、複数のメモリモジュールへの信号の伝達タ
イミングが大きな問題となり、配設ピッチが3mmより
大きいとメモリモジュールが正常に動作しないことがあ
るからである。
【0051】請求項27に記載の本発明の情報処理装置
は、複数のメモリモジュールが母基板上に実装された情
報処理装置であって、第1の領域を有する第1の面と第
2の面とを有し、前記第1の面の第1の辺に沿って列設
された第1の外部接続端子と、前記第2の面の前記第1
の辺に沿って列設された第2の外部接続端子と、前記第
1の領域内の前記第1の辺側に偏在して形成され、前記
第1の外部接続端子と対応する第1の内部接続端子と、
前記第1の領域内の前記第1の辺側に偏在して形成さ
れ、前記第2の外部接続端子と対応する第2の内部接続
端子と、前記第1の外部接続端子と前記第1の内部接続
端子とを接続する第1の配線と、前記第2の外部接続端
子と前記第2の内部接続端子とを接続する第2の配線
と、前記第1の面と前記第2の面との間に形成されたグ
ランド層とを備えた回路基板と、前記回路基板の第1の
領域内に搭載され、前記回路基板の前記第1の内部接続
端子および第2の内部接続端子と接続された接続端子を
有するメモリチップとを具備したメモリモジュールと、
前記母基板上に平行に配設された複数の配線と、前記母
基板上に形成された前記配線と前記メモリモジュールの
前記第1の外部接続端子および第2の外部接続端子とが
それぞれ対応するように、前記メモリモジュールを前記
母基板上に保持する保持手段と、前記母基板に形成され
た配線と前記メモリモジュールの前記第1の外部接続端
子および前記第2の外部接続端子とを接続する接続手段
とを具備したことを特徴とする。
【0052】また、前記保持手段は前記メモリモジュー
ルを前記母基板と垂直に保持ようにしてもよい。
【0053】また前記保持手段は、前記母基板に形成さ
れた配線に対して、複数の前記メモリモジュールを所定
ピッチで並列に保持するようにしてもよい。
【0054】また前記メモリモジュールは約3mm以下
のピッチで前記母基板上に並列に保持するようにしても
よい。
【0055】すなわち本発明は、回路基板上に1個のメ
モリチップを搭載したメモリモジュールであって、グラ
ンド層を備えた回路基板の1辺に沿って列設された外部
接続端子を具備し、かつ回路基板とメモリチップとの接
続箇所が、外部接続端子が形成された側に偏在して形成
されているものである。上述のように、グランド層はメ
モリチップ搭載面(第1の面)の反対側の第2の面に形
成するようにしてもよいし、回路基板の内層に形成する
ようにしてもよい。グランド層を形成することによりメ
モリモジュール内で生じるノイズ、外部からのノイズを
低減することができる。とくに、複数のメモリモジュー
ルを例えば3mm以下といった短いピッチで並べる場合
には、隣接するメモリモジュール間に生じるノイズを効
果的に抑制することができる。したがって本発明のメモ
リモジュールにおいては、複数のメモリモジュールをよ
り小さなピッチで複数実装することができ、高速動作時
に問題となるコントローラとメモリモジュールとの間の
配線長さを短縮することができる。
【0056】また本発明のメモリモジュールにおいて
は、ワイヤボンディングにより接続する場合であって
も、バンプにより接続する場合であっても、回路基板と
メモリチップとの接続位置を、回路基板の外部接続端子
が形成された辺側に偏在させて形成している。したがっ
て、メモリモジュール内での配線長を大幅に短縮し、数
百MHzといった高速動作において問題となるメモリモ
ジュール内でのインダクタンスをも大幅に低減すること
ができる。
【0057】例えばワイヤボンディングによりメモリチ
ップを回路基板に搭載する場合、回路基板の内部接続端
子であるボンディングパッドを、メモリチップ搭載領域
の外部接続端子が形成された側に配設するようにすれば
よい。すべての内部接続端子させて形成する必要はない
が、少なくとも信号入出力に関与する内部接続端子は、
外部接続端子が形成された側に形成することが好適であ
る。内部接続端子のうち電源端子、グランド端子は必要
に応じてこれ以外の場所に形成するようにしてもよい。
【0058】また例えばバンプによりメモリチップを回
路基板に搭載するフリップチップ実装の場合、回路基板
の内部接続端子である接続パッドを、メモリチップ搭載
領域内の外部接続端子が形成された側に配設するように
すればよい。すべての内部接続端子を外部接続端子側に
形成する必要はないが、少なくとも信号入出力に関与す
る内部接続端子は、外部接続端子が形成された側に形成
することが好適である。内部接続端子のうち電源端子、
グランド端子は必要に応じてこれ以外の場所に形成する
ようにしてもよい。
【0059】バンプによりメモリチップを回路基板上に
搭載する場合、バンプを偏在させて配設するということ
は、バンプが形成された領域と形成されていない領域と
が生じるということである。したがって、回路基板上に
一定の間隙を保ってメモリチップを搭載することが不可
能となる。このような場合には、バンプが形成されてい
ない領域にグランド、電源に関与するバンプの一部を形
成するようにしてもよい。また、この領域にダミーバン
プを形成するようにしてもよい。
【0060】
【発明の実施の形態】以下に本発明についてさらに詳細
に説明する。
【0061】(実施形態1)図1は本発明のメモリモジ
ュールの構造の例を概略的に示す断面図であり、図2は
このメモリモジュールを模式的に示す斜視図である。
【0062】このメモリモジュール80aは、メモリチ
ップ81を回路基板83に搭載して樹脂で封止したもの
である。メモリチップ81は、例えば熱硬化性のエポキ
シ系銀ペーストなどからなる接着剤82により、回路基
板83に固定されている。回路基板83を構成する絶縁
性材料は、例えばガラスエポキシ、BTレジン等の絶縁
性樹脂を用いてもよいし、セラミック系の材料を用いる
ようにしてもよい。 メモリチップ81上の接続端子8
4と回路基板83上の接続端子85とは例えば金などか
らなるボンディングワイヤ86などにより電気的に接続
されている。 さらにメモリチップ81とボンディング
ワイヤ86とを機械的及び環境的に保護するように、例
えば熱硬化性のエポキシ系、ビフェニル系樹脂などから
なる封止樹脂87により封止する。封止樹脂87は例え
ばトランスファモールド法により形成するようにしても
よいし、また例えばポッティング法により形成するよう
にしてもよい。
【0063】回路基板83にはメモリチップ81の接続
端子84と電気的に接続された内部接続端子85が形成
され、この内部接続端子は回路基板83の1辺に沿って
列設された外部接続端子88と導体配線89により接続
されている。
【0064】ここで用いた回路基板83は両面板であ
り、メモリチップ81が搭載された第1の面とは反対側
の第2の面ににグランド層90を備えている。
【0065】今、メモリチップ81の接続端子84、回
路基板の外部接続端子88がグランド端子であるとする
と、メモリチップ81のグランド端子である接続端子8
4と電気的に接続された回路基板83の内部接続端子8
5からは、そのできるだけ近くにスルーホール91を設
け、グランド層90との導通をとるようにする。スルー
ホール91に変えてビア接続など他の層間接続を採用す
るようにしてもよい。このようにすることにより信号線
に発生するノイズを低減することができる。
【0066】また、本発明のメモリモジュールでは、外
部接続端子88は回路基板の1辺に沿って列設されてい
る。そして回路基板83の内部接続端子85は、メモリ
チップ81搭載領域の外部接続端子88が形成された側
に偏在するように形成されている。したがって、メモリ
モジュール内での外部接続端子88からメモリチップ8
1の接続端子84までの距離を短縮することができる。
【0067】なお、図1(b)に例示したようにグラン
ド層は回路基板の内層に形成するようにしてもよい。
【0068】次に、このメモリモジュールの実装方法に
ついて説明する。図3は、コントローラの搭載されたマ
ザーボード上に本発明のメモリモジュールを実装した様
子を模式的に示す図であり、図4はソケット72とメモ
リモジュール80aとの接続部を概略的に示す図であ
る。メモリモジュール80aは、コントローラ73が搭
載されたマザーボード71に形成された電気的、機械的
な接続手段であるソケット72に挿入されることにより
マザーボード上に形成された配線と接続される。すなわ
ち、ソケット72はマザーボード71上に固定されてお
り、このソケット72にメモリモジュール80aを挿入
することによりメモリモジュール80aを機械的に固定
する。
【0069】また、ソケット72にはマザーボード71
の配線と接続した端子が露出しており、ソケット72に
メモリモジュールを挿入することにより、この端子とメ
モリモジュール80aの外部接続端子88とが接続する
ようになっている。
【0070】この例では、マザーボード71にはソケッ
ト72が配線上に複数配設されている。このときソケッ
ト72はメモリモジュール80aどうしの配設ピッチが
できるだけ短くなるように配設することが必要である。
本発明の場合はメモリモジュール80a間の配設ピッチ
pが3mm以下になるようにしている。
【0071】マザーボード71の配線106には、ソケ
ット72のコンタクトピン102と接続するためのパッ
ド105が形成されており、このパット105上にコン
タクトピン102が例えば半田などにより接続される。
ソケット72はメモリモジュール80aの外部接続端子
88と電気的にコンタクトするコンタクトピン102と
それを機械的に保持するハウジング103とからなって
おり、メモリモジュール80aをその両側より支持する
ようになっている。コンタクトピン102はマザーボー
ド71の配線106上に形成されたパッド105と接続
される。接続方法としては例えば半田付けなどを用いる
ようにしてもよい。
【0072】メモリモジュールは図3に示したように相
互に平行に複数個並べられる。それぞれのメモリモジュ
ールの同一ピンはマザーボードの同じ配線に対して接続
する必要があるので、その配線106はメモリモジュー
ルの外部接続端子88とは垂直方向に配設され、なおか
つそれぞれの配線は相互に平行に並べられる必要があ
る。図5はマザーボード71の配線と、ソケット72の
コンタクトピンと、メモリモジュール80aの外部接続
端子との関係を模式的に示す図である。
【0073】ソケット72のハウジング103は、2個
あるいはそれ以上の複数個のメモリモジュール80aを
挿抜することができるように一体化して形成するように
してもよい。一体化することにより、複数のメモリモジ
ュール80aを保持するピッチをそれぞれのメモリモジ
ュール80a毎にソケット72を独立に形成した場合よ
りもせばめることができる。したがって、コントローラ
73から最も近いメモリモジュールと最も遠いメモリモ
ジュールの距離の差をより小さくして、データタイミン
グのずれ、信号相互の干渉によるノイズの発生などを抑
制することができる。
【0074】このような構成を採用することにより、本
発明のメモリモジュールおよび情報処理装置は高速動作
に対応することができるだけでなく、ユーザがメモリモ
ジュールをマザーボードより自由に挿抜することができ
る。
【0075】(実施形態2)図6は本発明のメモリモジ
ュールの構成の別の例を示す図である。図1に例示した
本発明のメモリモジュールと異なる点は、メモリチップ
81の回路基板83への搭載方法である。
【0076】図6に例示したメモリモジュール80bで
は、回路基板83に対してメモリチップ81の素子形成
面を対向させて、バンプ92を介して接続を行う。バン
プ材料としては例えば半田を主成分とするもの、あるい
は金を主成分とするものなどを用いるようにしてもよ
い。また、回路基板83とメモリチップ81の間隙に
は、例えば熱硬化性エポキシ樹脂などからなる封止樹脂
87を充填する。
【0077】メモリチップ81の回路基板83への搭載
方法としてこのフリップチップボンディング法を採用す
ることにより、図1に例示したメモリモジュール80a
と比較してメモリチップ81の接続端子84と回路基板
83の内部接続端子85との間にボンディングワイヤ8
6がない分だけメモリチップの接続端子からメモリモジ
ュールの外部接続端子88までの配線長を短縮すること
によりインダクタンスを低減し、さらにシグナルライン
に生ずるノイズを低減することができる。
【0078】また、メモリモジュールの厚さを低減する
ことができるので、例えばマザーボード上に複数のメモ
リモジュールを実装する場合にも、そのピッチをより小
さくすることができる。
【0079】このような構成の本発明のメモリモジュー
ルについても、実施形態1の場合と全く同様にマザーボ
ード71に実装することができる。
【0080】(実施形態3)図7は本発明のメモリモジ
ュールの構成のさらに別の例を概略的に示す図である。
【0081】このメモリモジュール80cは上述の例と
は異なり、グランド層112を有する多層回路基板83
bにメモリチップ81を搭載している。多層回路基板8
3bの表層に形成された配線89のすぐ下層には、グラ
ンド層112が形成されている。グランド層は1層に限
らず複数層備えるようにしてもよい。
【0082】また、このメモリモジュール80cはメモ
リチップ81搭載面(第1の面)に所定のピッチで形成
された第1の外部接続端子88aと、第1の面の反対側
の第2の面に所定のピッチで形成された第2の外部接続
端子88bとを備えている。第2の外部接続端子88b
は、ビア接続またはスルーホール接続などの層間接続に
より第1の面側に導出されており、第1の外部接続端子
88aからの配線と平行して内部接続端子85と接続さ
れる。
【0083】第1の外部接続端子88a、第2の外部接
続端子88bは、どちらも回路基板83bの同じ1辺に
沿って列設されている。また回路基板83bの内部接続
端子85も前述した本発明のメモリモジュールと同様
に、回路基板の外部接続端子が形成された側に偏在して
形成されている。
【0084】図8は図7に例示したメモリモジュールを
概略的に示す図であり、図8(a)は第1の面側から見
た様子を、図8(b)は第2の面側から見た様子をそれ
ぞれ概略的に示す図である(図8(a)と図8(b)と
では上下は逆になっている)。 第1の外部接続端子8
8aと第2の外部接続端子88bとは半ピッチずらせて
形成されている。したがって、第2の外部接続端子88
bからビア接続により第1の面に導出された第2の配線
89bは、第1の配線89aの間を走ることになる。
【0085】また、いまメモリチップ81の接続端子8
4をグランド端子であるとすると、この接続端子84と
電気的に接続された回路基板83の内部接続端子85
は、その直下ににスルーホール91を設けてグランド層
112と導通をとるようにしている。このような構成を
採用することにより、図1、図6に例示した本発明のメ
モリモジュールと比較して、配線層とグランド層との距
離をさらに短くすることができ、インダクタンスを低減
することができる。またノイズも低減する。また、回路
基板として多層回路基板83bを用いることにより、例
えばグランド層とともにパワー層も設けることができ
る。
【0086】(実施形態4)ここで、図7、図8に例示
した本発明のメモリモジュールについてさらに詳しく説
明する。上述したように、このメモリモジュール80c
の外部回路との接続端子である外部接続端子は、第1の
外部接続端子88aと第2の外部接続端子88b外部接
続端子とから構成されている。このように本発明のメモ
リモジュールの外部接続端子は回路基板の第1の面だけ
でなく第2の面に形成するようにしてもよいし、第1の
面と第2の面とに割り振って形成するようにしてもよ
い。
【0087】図9は、図7、図8に例示した本発明のメ
モリモジュール80cの外部接続端子の部分を模式的に
示す図である。図9(a)はメモリモジュール80cの
外部接続端子が形成された部分を第1の面側から透視し
た様子を模式的に示す図であり、図9(b)は図9
(a)のBB方向の断面構造を概略的に示す図である。
第1の面に形成された第1の外部接続端子88aは第1
の配線89aにより内部接続端子85と接続される。一
方、第2の面に形成された第2の外部接続端子88b
は、回路基板83bに設けられたスルーホールを介して
第1の面に導出されており、第2の配線89bと接続さ
れている。第1の外部接続端子88aと第2の外部接続
端子88bとは半ピッチずれるように形成されているか
ら、第1の配線89aと第2の配線89bとは重なるこ
となく形成することができる。例えば第1の配線89a
を信号配線とし、第2の配線89bをグランド配線とす
れば、複数の信号配線間をグランド配線により遮蔽する
ことができ、メモリモジュール80c内部でのノイズの
発生を抑制することができる。
【0088】さらに、外部接続端子を第1の面と第2の
面とにふり分けて形成することにより、外部接続端子の
実質的な配設密度を高めることもできる。第1の接続端
子88a、第2の外部接続端子88bともに同一面に形
成しようとすると、隣接する外部接続端子間の距離が近
接してしまう。例えば図7に例示した本発明のメモリモ
ジュール80cのように第1の外部接続端子88aを第
1の面に形成し、第2の外部接続端子88bを第2の面
に形成することにより、例えば外部接続端子の実質的な
配設密度を高めることができるなど設計の自由度を大き
くすることができる。
【0089】(実施形態5)次に回路基板83の両面に
外部接続端子88a、88bを有する本発明のメモリモ
ジュール80cの実装例について説明する。
【0090】図10は本発明のメモリモジュール80c
をソケットに挿入した様子を模式的に示す図である。メ
モリモジュール80cの外部接続端子88a、88bは
ソケット72のコンタクトピン102a、102bによ
りマザーボード71上の配線106a、106bとそれ
ぞれ接続されている。前述した本発明のメモリモジュー
ルと異なるところは、回路基板の両面に外部接続端子が
配設されていることである。したがってソケット72
は、メモリモジュール80cの回路基板83の両面に形
成された第1の外部接続端子88aおよび第2の外部接
続端子88bに対してコンタクトするためのコンタクト
ピン102a、102bと、それを機械的に保持するハ
ウジング103を備えている。メモリモジュール80c
はソケット72によりその両側より機械的に保持される
とともに、両側から電気的接続がとられる構成となって
いる。
【0091】また、ソケット72のコンタクトピン10
2a、102bはマザーボード71の配線106a、1
06b上に形成されたパッド105a、105bとそれ
ぞれ半田などにより接続されている。
【0092】メモリモジュール80cは図7に示したよ
うに互いに平行に複数個並列配置され、それぞれのメモ
リモジュール80cの同一ピンはマザーボード上の配線
に大して並列に接続されねばならない。したがって、メ
モリモジュール80cの外部接続端子列と、マザーボー
ドの配線106とは垂直になるように配設する必要があ
る。また、複数のメモリモジュールは互いに平行になる
ように実装する。図11はメモリモジュール80cと、
ソケットのコンタクトピン102a、102bとマザー
ボードの配線106a、106bとの位置関係の例を模
式的に示す図である。
【0093】第1の外部接続端子88aと第2の外部接
続端子88bとを半ピッチずらせて形成した場合には、
母基板の配線106についても、第1の外部接続端子8
8aと接続される配線106aと、第2の外部接続端子
88bと接続される配線106bとが交互に配列するこ
とになる。例えばこのとき、第1の外部接続端子88a
を信号端子とし、第2の外部接続端子88bをグランド
端子とすれば、マザーボード71上の配線106につい
ても、信号配線とグランド配線とが交互に並ぶことにな
る。したがって、信号配線はグランド配線により遮蔽さ
れ、信号配線間の干渉やノイズの発生を抑制することが
できる。
【0094】(実施形態6)図12は本発明のメモリモ
ジュールの構造のさらに別の例を概略的に示す図であ
る。このメモリモジュール80dの基本的構成は図7に
例示した本発明のメモリモジュール80cと同様に、多
層回路基板83b上にメモリチップ81を搭載したもの
であるが、メモリモジュール80cと異なりフリップチ
ップ接続により搭載している。
【0095】したがってこのメモリモジュール80dも
メモリモジュール80cと同様に、グランド層112を
有する多層回路基板83bにメモリチップ81を搭載し
ている。多層回路基板83bの表層に形成された配線8
9のすぐ下層には、グランド層112が形成されてい
る。グランド層は1層に限らず複数層備えるようにして
もよい。
【0096】また、このメモリモジュール80dもメモ
リチップ81搭載面(第1の面)に所定のピッチで形成
された第1の外部接続端子88aと、第1の面の反対側
の第2の面に所定のピッチで形成された第2の外部接続
端子88bとを備えている。第2の外部接続端子88b
は、ビア接続により第1の面側に導出されており、第1
の外部接続端子88aからの配線と平行して内部接続端
子85と接続される。第1の外部接続端子88a、第2
の外部接続端子88bは、どちらも回路基板83bの同
じ1辺に沿って列設されている。また回路基板83bの
内部接続端子85も前述した本発明のメモリモジュール
と同様に、回路基板の外部接続端子が形成された側に偏
在して形成されている。
【0097】このメモリモジュール80dについても、
第1の外部接続端子88aと第2の外部接続端子88b
とは半ピッチずらせて形成されている。したがって、第
2の外部接続端子88bからビア接続により第1の面に
導出された第2の配線89bは、第1の配線89aの間
を走ることになる。
【0098】また、いまメモリチップ81の接続端子8
4をグランド端子であるとすると、この接続端子84と
電気的に接続された回路基板83の内部接続端子85
は、その直下ににスルーホール91を設けてグランド層
112と導通をとるようにしている。このような構成を
採用することにより、図1、図6に例示した本発明のメ
モリモジュールと比較して、配線層とグランド層との距
離をさらに短くすることができ、インダクタンスを低減
することができる。またノイズも低減することができ
る。
【0099】また、このメモリモジュール80dは、メ
モリモジュール80cと比べ、より薄く形成することが
できるので、複数のメモリモジュールをマザーボードの
配線上に並べるときに、その配設ピッチをより小さくす
ることができる。したがってコントローラから最も近い
メモリモジュールと最も遠いメモリモジュールとの距離
の差を小さくすることができ、データの遅延などに問題
を解消することができる。
【0100】(実施形態7)図13は例えば図1、図7
に例示したような本発明のメモリモジュールにヒートシ
ンクをつけた例を概略的に示す図である。
【0101】メモリモジュール80の回路基板83のメ
モリチップ搭載領域に例えば銅などからなる所定パター
ンの金属層151aを設けておき、回路基板83の第2
の面にも同様の金属層151bを設けておく。そして、
回路基板83内の配線に支障のない範囲で、導体金属か
らなるできるだけ多くのサーマルビアホール152を形
成して、金属層151aと金属層151bとを接続して
おくようにする。そして回路基板83の第2の面に形成
した金属層151bと接続して、例えば導体金属などの
熱伝導性のよい材料からなる放熱板153を接着剤など
により固定しておく。
【0102】このような構成を採用することにより、メ
モリチップ81の発熱をより効率よくメモリモジュール
から放散することができるようになる。したがって、特
にメモリチップの集積度が高まり、動作がより高速化し
た場合でも、メモリモジュールの信頼性を維持すること
ができる。
【0103】(実施形態8)図14は、例えば図6、図
12に例示したような本発明のメモリモジュールにヒー
トシンクをつけた例を概略的に示す図である。
【0104】フリップチップ接続により回路基板83に
搭載したメモリチップ81の裏面はメモリモジュールの
表面に露出しているため、例えば導体金属などの熱伝導
性のよい材料からなる放熱板153を接着剤などにより
直接固定するようにしてもよい。
【0105】このような構成を採用することにより、実
施形態7に例示した本発明のメモリモジュールよりも簡
単な構成でさらに効率のよい熱放散ができることにな
り、メモリモジュールの信頼性を向上することができ
る。また、より高い集積化、動作の高速化に対応するこ
とができる。
【0106】(実施形態9)図15は本発明のメモリモ
ジュールのマザーボードへの実装の別の形態について模
式的に示す図である。
【0107】例えば図7、図12に例示したような回路
基板に両面に外部接続端子を列設したメモリモジュール
をマザーボード上に実装する場合、例えば図10に例示
したようなソケット72を用いることができる。図15
の例においても同様のソケット72を用いてメモリモジ
ュール80を実装している。なお、図11に例示した構
成では、パッド105は2列に配列されているが、図1
5(b)の構成ではパッド105を1列に形成してい
る。
【0108】図10に例示した構成ではマザーボード7
1の配線106に対するコンタクトピンの接続箇所であ
るパッド105は、第1の外部接続端子88aと第2の
外部接続端子88bとに応じて2列形成されていた。こ
れに対して図15に例示した構成では、コンタクトピン
102を折り曲げることによりパッド105を1列に形
成している(図15(b))。したがって、1個のソケ
ットを取り付けるに当たり、半田付けなどを1列で済ま
せることができ、生産性が向上するという利点がある。
ただし、外部接続端子88の配設ピッチが小さく配線1
06間の間隔が狭い場合には、図10に例示したよう
に、第1の外部接続端子と第2の外部接続端子とに対応
してパッド105についても2列に分けるほうが好適で
ある。図16はメモリモジュールの外部接続端子の配設
密度が大きい場合のパッド105の例を示す図である。
【0109】(実施形態10)図17、図18は本発明
のメモリモジュールの構成の例を概略的に示す図であ
る。図17(a)は第1の面側から見た様子、図17
(b)は長辺方向からみた側面の様子を示しており、図
18(c)は第2の面側から見た様子を、図18(d)
は短辺方向からみた側面の様子を示してそれぞれ概略的
に示している。
【0110】前述のようにグランド層を備えた回路基板
83上にメモリチップを搭載し、樹脂87によりモール
ドしたものである。この回路基板83のメモリチップ搭
載面である第1の面の1辺に沿って、第1の外部接続端
子88aが列設されている。この第1の外部接続端子8
8aは、図示しない配線を通じてメモリチップ81の接
続端子と接続されている。
【0111】ここで本発明のメモリモジュールの1例と
して各部の寸法を例示する。回路基板の外形は長辺
(A)39±0.1mm、短辺(B)18±0.1m
m、厚さ(C)0.6±0.1mmであり、この回路基
板に搭載されるメモリチップ(この例では封止樹脂を含
む)の外形は長辺(D)35±0.1mm、短辺(E)
15.5±0.1mmであり、メモリモジュール全体と
しての厚さは(F)1.65mmである。また、外部接
続端子の幅は大きさ(G)0.6±0.05mmであ
り、回路基板の表裏にそれぞれ(H)1±0.05mm
のピッチで配設されている。その他の部分の寸法は
(I)2±0.15mm、(J)2.8±0.15m
m、(K)1.25±0.1mm、(L)1.75±
0.1mm、(M)36±0.05mm、(N)1.5
±0.2mmである。なおこの寸法の例では、面の輪郭
度公差0.1を含んでいる。
【0112】また、第1の面の反対面である第2の面
の、第1の外部接続端子88a列設された1辺に沿っ
て、第2の外部接続端子88b列設されている。この第
2の外部接続端子88bも、図示しない配線を通じてメ
モリチップ81の接続端子と接続されている。この例で
は、1個の第1の外部接続端子88a、第2の外部接続
端子88bの幅は0.6±0.05mmであり、それぞ
れ1±0.05mmのピッチで配設されている。
【0113】また、回路基板83は、内層にグランド層
を有する多層回路基板でありその厚さは0.6±0.1
mm、メモリチップ81を封止した樹脂層87の厚さと
合わせたメモリモジュール80の厚さは最も厚い部分で
1.65mmである。したがって、このメモリモジュー
ル80を複数配列する場合でもその配設ピッチを3mm
以下に抑えることができる。
【0114】また、回路基板83の外部接続端子が沿設
された辺の両端部の切り欠きは第1の面と第2の面とを
区別してソケットに挿入するために形成されたものであ
る。このような切り欠きを形成することにより、ソケッ
トへの誤挿入を防止することができる。なお、切り欠き
の形状はどのようなものでもよく、また1辺の片側のみ
に形成するようにしてもよい。
【0115】(実施形態11)図19、図20は、本発
明のメモリモジュールの構成を概略的に示す平面図であ
り、図19は第1の面の平面構造を、図20は第2の面
の平面構造をそれぞれ概略的に示す図である。
【0116】回路基板83の第1の面の素子搭載領域で
ある第1の領域10にはメモリチップ81が搭載され
る。第1の面の1長辺に沿って第1の外部接続端子88
aが列設されており、第2の面の第1の外部接続端子8
8aが形成された辺に沿って第2の外部接続端子88b
が列設されている。第1の領域10の第1外部接続端子
88aおよび第2の外部接続端子88bが形成された辺
側にはメモリチップ81の接続端子84と接続される内
部接続端子であるボンディングパッド11が形成されて
いる。このように本発明のメモリモジュールにおいて
は、回路基板83のメモリチップ81と接続される端子
11が、外部接続端子88が列設された側に偏在して形
成されている。したがって、外部接続端子88と内部接
続端子11とを接続する配線の長さを短くすることがで
き、インダクタンスを低減することができる。なお、す
べての内部接続端子11を外部接続端子側88に偏らせ
て形成する必要はない。図19、図20に例示したメモ
リモジュールにおいても、信号配線(外部接続端子I/
O 0〜8と接続した配線)の内部接続端子11はすべ
て第1の領域10の外部接続端子側に偏在しているが、
グランド、電源の内部接続端子11については第1の領
域10の短辺側にも形成されている。
【0117】また、このメモリモジュールでは、信号入
出力を行う外部接続端子88は全て第1の面に形成され
ている(I/O 0〜8、SOUT、VREF、SI
N、BC、TCLK、RCLK、BE)。一方第2の面
に形成された第2の外部接続端子88bは2個の電源端
子を除いてすべてグランド端子になっている。第2の外
部接続端子88bはビア接続により第1の面に導出さ
れ、第1の外部接続端子88aと接続した配線と平行し
て内部接続端子11と接続される。このとき、信号入出
力を行う配線はできるだけグランドの配線に挟まれる様
に外部接続端子の配列を設計するようにすることが好適
である。このようにすれば、グランドの配線により、メ
モリモジュール外部、内部のノイズが遮蔽されるととも
に、信号配線相互の干渉も防止することができる。
【0118】なお、第1の領域10の近傍に配設された
内部接続端子11のうち、メモリチップのグランドの接
続端子と接続される端子11は、第1の領域10のすぐ
近傍で、回路基板81のグランド層112とビア接続し
ている。このような構成を採用することにより、配線の
ノイズをより低減することができる。
【0119】なお図19、図20ではワイヤボンディン
グによりメモリチップを搭載する場合について例示した
が、フリップチップ接続の場合には内部接続端子11を
メモリチップの接続端子の位置に合わせて第1の領域1
0内に形成するようにすればよい。
【0120】外部接続端子88a、88bの配列、配線
パターン、内部接続端子11の配設位置などは図示した
例に限ることなく、例えばメモリチップの設計、マザー
ボードの配線など必要に応じて設計すればよい。図23
は、図17から図20に例示したような本発明のメモリ
モジュールを回路基板に搭載した様子を模式的に示す図
である。このソケット72は複数のメモリモジュール8
0を保持することができるように一体的に形成されたも
のである。
【0121】(実施形態12)図21、図22はメモリ
チップを回路基板上にフリップチップにより搭載する場
合のバンプ3の配設位置を説明するための図である。
【0122】メモリチップ81をフリップチップ接続に
より回路基板83に搭載する場合、内部接続端子11を
外部接続端子88が形成された側に偏在させて形成する
と、内部接続端子11が形成されていない側、すなわち
メモリチップ搭載領域である第1の領域10のうち、外
部接続端子88が形成された側と反対側では、メモリチ
ップ81と回路基板83とを機械的に接続することがで
きなくなる(図21参照)。
【0123】このような場合には図22に示すようにダ
ミーバンプ4を形成するようにしてもよい。このダミー
バンプ4は、メモリチップ81と回路基板83との間の
機械的な接続を行うだけでなく、例えばグランド電位や
電源電位を供給するなど電気的な接続に関与することも
可能である。ただし、この領域に信号入出力に関与する
端子を形成すると配線長が長くなってしまいインダクタ
ンスが増大してしまうので、信号入出力に関与する内部
接続端子は外部接続端子が形成された側に偏在させる必
要がある。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように本発明のメモリモジ
ュールは、外部接続端子から内部接続端子までの配線長
を大幅に短縮することができ、インダクタンスを小さく
するこができる。したがって、数百MHzといった極め
て高速な動作クロック数にも対応することができる。
【0125】また本発明のメモリモジュールは、メモリ
チップを回路基板に搭載する形態とすることにより、回
路基板にグランド層、パワー層を設けることができ、リ
ードフレームタイプのTSOP、SOJと比較して、シ
グナルのノイズを低減することができる。また、メモリ
チップのシュリンク、世代交代等のメモリチップ大きさ
の変更およびメモリチップの接続端子の位置変更などに
対して、設計の自由度を大きくすることができる。この
ため例えばリードフレームではそのリード引き回しから
製造が不可能であった配線パターンのついても製造する
ことができる。またTSOP、SOJと比較してフレー
ムによるアウタリードがなく、外部接続端子は回路基板
の表面に設けてあるため、ユーザーが各自ハンドリング
を行っても、リードを折曲げて、実装できなくなるなど
の外部ダメージを心配しなくてよい。また、本発明のメ
モリモジュールは、ソケットに挿入することによりマザ
ーボードに容易に実装することができ、取り外しも容易
である。
【0126】さらに本発明のメモリモジュール、情報処
理装置によれば、コントローラの搭載されたマザーボー
ド上に3mm以下の極めて小さなピッチで実装すること
ができる。したがって、コントローラから最遠のメモリ
モジュールまでの距離を短くすることができるととも
に、コントローラーから最近のメモリモジュールと最遠
のメモリモジュールとの距離の差を小さくすることがで
きる。このようにすることで、コントラーラを含めたシ
ステムとしてのシグナルの遅延あるいはスキュー(sk
ew)を改善することができ、数百MHzといった極め
て高速の動作にも対応することができる。
【0127】またコストの点からも、従来のメモリモジ
ュールの場合には、パッケージのコスト以外に回路基板
のコストおよびメモリチップをこの回路基板に実装する
ための半田付けのコストなどのオーバーヘッドがかかっ
ていたが、本発明のメモリモジュールはパッケージ自身
がマザーボードに搭載されるため、これらのオーバーヘ
ッドコストは低減することができる。
【0128】さらに本発明のメモリモジュールによれ
ば、メモリチップとこれを搭載する回路基板の接続をフ
リップチップ接続で行うことにより、ワイヤボンディン
グで接続する場合に比べてワイヤが存在しなくなる分、
メモリチップの接続端子からメモリモジュールの外部接
続端子までのインダクタンスをより小さくすることがで
きる。したがって、動作クロック周波数の高い領域にま
で適用することができる。 また、メモリチップの裏面
が外気に直接触れるようになるため、メモリモジュール
の熱放散性が向上し、メモリモジュールとしての信頼性
を向上することができる。
【0129】また本発明のよれば、メモリチップを搭載
する回路基板として多層板を用いることにより、グラン
ド層、パワー層等を設けることができるい。したがっ
て、メモリモジュールの電気特性をさらに改善すること
ができるとともに、回路基板の両面に外部接続端子を設
けることができ、外部接続端子の配設密度を向上するこ
とができる。さらに、マザーボード上の配線との接続も
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメモリモジュールの構造の例を概略的
に示す断面図。
【図2】本発明のメモリモジュールを模式的に示す斜視
図。
【図3】コントローラの搭載されたマザーボード上に本
発明のメモリモジュールを実装した様子を模式的に示す
図。
【図4】ソケットとメモリモジュールとの接続部を概略
的に示す図。
【図5】マザーボードの配線とソケットのコンタクトピ
ンとメモリモジュールの外部接続端子との関係を模式的
に示す図。
【図6】本発明のメモリモジュールの構成の別の例を示
す図。
【図7】本発明のメモリモジュールの構成のさらに別の
例を概略的に示す図。
【図8】本発明のメモリモジュールを概略的に示す図。
【図9】本発明のメモリモジュールの外部接続端子の部
分を模式的に示す図。
【図10】本発明のメモリモジュールをソケットに挿入
した様子を模式的に示す図。
【図11】メモリモジュールとソケットのコンタクトピ
ンとマザーボードの配線との位置関係の例を模式的に示
す図。
【図12】本発明のメモリモジュールの構造のさらに別
の例を概略的に示す図。
【図13】ヒートシンクを備えた本発明のメモリモジュ
ールの例を概略的に示す図。
【図14】ヒートシンクを備えた本発明のメモリモジュ
ールの例を概略的に示す図。
【図15】本発明のメモリモジュールのマザーボードへ
の実装の別の形態について模式的に示す図。
【図16】メモリモジュールの外部接続端子の配設密度
が大きい場合のパッドの例を示す図。
【図17】本発明のメモリモジュールの構成の例を概略
的に示す図。
【図18】本発明のメモリモジュールの構成の例を概略
的に示す図。
【図19】本発明のメモリモジュールの構成(第1の
面)を概略的に示す平面図。
【図20】本発明のメモリモジュールの構成(第2の
面)を概略的に示す平面図。
【図21】メモリチップを回路基板上にフリップチップ
により搭載する場合のバンプの配設位置を説明するため
の図。
【図22】メモリチップを回路基板上にフリップチップ
により搭載する場合のバンプの配設位置を説明するため
の図。
【図23】本発明のメモリモジュールを回路基板に搭載
した様子を模式的に示す図。
【図24】TSOPタイプの半導体パッケージを概略的
に示す図。
【図25】図24に例示したような構造のTSOΡタイ
プの半導体パッケージを用いたコンピュータ等の情報処
理装置の主記憶装置を概略的に示す図。
【図26】SVPタイプの半導体パッケージを概略的に
示す図。
【図27】図26に例示したような構造のSVPタイプ
の半導体パッケージを用いたコンピュータ等の情報処理
装置の主記憶装置を概略的に示す図。
【符号の説明】
71………マザーボード 72………ソケット 73………コントローラー 80、80a、80b、80c、80d………メモリモ
ジュール 81………メモリチップ 82………接着剤 83………回路基板 84………接続端子(メモリチップ) 85………内部接続端子 86………ボンディングワイヤ 87………封止樹脂 88………外部接続端子 89………導体配線 90、112………グランド層 91………スルーホール 92………バンプ 101………外部接続端子 102………コンタクトピン 103………ハウジング 105………パッド 106………配線(マザーボード)

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の領域を有する第1の面と第2の面
    とを有し、前記第1の面の第1の辺に沿って列設された
    第1の外部接続端子と、前記第1の領域内の前記第1の
    辺側に偏在して形成された内部接続端子と、前記第1の
    外部接続端子と前記内部接続端子とを接続する配線と、
    前記第2の面に形成されたグランド層とを備えた回路基
    板と、 前記回路基板の第1の領域内に搭載され、前記回路基板
    の内部接続端子と接続されたメモリチップとを具備した
    ことを特徴とするメモリモジュール。
  2. 【請求項2】 前記第1の外部接続端子は複数の信号端
    子と、複数のグランド端子と、複数の電源端子からな
    り、前記複数の信号端子の間には前記グランド端子また
    は前記電源端子が存在するように配列されていることを
    特徴とする請求項1に記載のメモリモジュール。
  3. 【請求項3】 前記回路基板の内部接続端子と前記メモ
    リチップの接続端子とは導電性バンプにより接続されて
    おり、前記第1の領域と対向する前記メモリチップの前
    記第1の辺と対向する第2の辺側には、前記第1の面と
    前記メモリチップとの間隙が均一になるように配設され
    たダミーバンプを具備したことを特徴とする請求項1に
    記載のメモリモジュール。
  4. 【請求項4】 前記内部接続端子のうち接地電位にある
    ものは、前記グランド層と層間接続されていることを特
    徴とする請求項1に記載のメモリモジュール。
  5. 【請求項5】 第1の領域を有する第1の面と第2の面
    とを有し、前記第1の面の第1の辺に沿って列設された
    第1の外部接続端子と、前記第2の面の前記第1の辺に
    沿って列設された第2の外部接続端子と、前記第1の領
    域内の前記第1の辺側に偏在して形成され、前記第1の
    外部接続端子と対応する第1の内部接続端子と、前記第
    1の領域内の前記第1の辺側に偏在して形成され、前記
    第2の外部接続端子と対応する第2の内部接続端子と、
    前記第1の外部接続端子と前記第1の内部接続端子とを
    接続する第1の配線と、前記第2の外部接続端子と前記
    第2の内部接続端子とを接続する第2の配線と、前記第
    1の面と前記第2の面との間に形成されたグランド層と
    を備えた回路基板と、 前記回路基板の第1の領域内に搭載され、前記回路基板
    の前記第1の内部接続端子および第2の内部接続端子と
    接続された接続端子を有するメモリチップとを具備した
    ことを特徴とするメモリモジュール。
  6. 【請求項6】 前記第2の外部接続端子は、前記第1の
    外部接続端子と半ピッチずれるように形成されたことを
    特徴とする請求項5に記載のメモリモジュール。
  7. 【請求項7】 前記第2の外部接続端子はその近傍で前
    記回路基板の第1の面にビア接続され、前記第2の配線
    は前記回路基板の第1の面に形成されていることを特徴
    とする請求項6に記載のメモリモジュール。
  8. 【請求項8】 前記第1の配線と前記第2の配線とは交
    互に並列するように形成されたことを特徴とする請求項
    7に記載のメモリモジュール。
  9. 【請求項9】 前記第2の配線は接地電位にあることを
    特徴とする請求項8に記載のメモリモジュール。
  10. 【請求項10】 前記回路基板の第1および第2の内部
    接続端子と前記メモリチップの接続端子とは導電性バン
    プにより接続されており、前記第1の領域内の前記回路
    基板の前記第1の辺と対向する第2の辺側には、前記第
    1の面と前記メモリチップとの間隙が均一になるように
    配設されたダミーバンプを有することを特徴とする請求
    項5に記載のメモリモジュール。
  11. 【請求項11】 前記第1の内部接続端子および前記第
    2の内部接続端子のうち接地電位にあるものは、前記グ
    ランド層とビア接続されていることを特徴とする請求項
    5に記載のメモリモジュール。
  12. 【請求項12】 第1の領域を有する第1の面と第2の
    面とを有し、前記第1の面の第1の辺に沿って列設され
    た第1の外部接続端子と、前記第1の領域の前記第1の
    辺側に偏在して形成された内部接続端子と、前記第1の
    外部接続端子と前記内部接続端子とを接続する配線と、
    前記第2の面に形成されたグランド層とを備えた回路基
    板と、 前記回路基板の第1の領域内に搭載され、前記内部接続
    端子とボンディング接続された接続端子を有するメモリ
    チップとを具備したことを特徴とするメモリモジュー
    ル。
  13. 【請求項13】 前記第1の外部接続端子は複数の信号
    端子と、複数のグランド端子と、複数の電源端子とを有
    し、前記複数の信号端子の間には前記グランド端子また
    は前記電源端子が存在するように配列されていることを
    特徴とする請求項12に記載のメモリモジュール。
  14. 【請求項14】 前記内部接続端子のうち接地電位にあ
    るものは、前記グランド層とビア接続されていることを
    特徴とする請求項12に記載のメモリモジュール。
  15. 【請求項15】 第1の領域を有する第1の面と第2の
    面とを有し、前記第1の面の第1の辺に沿って列設され
    た第1の外部接続端子と、前記第2の面の前記第1の辺
    に沿って列設された第2の外部接続端子と、前記第1の
    領域の前記第1の辺側に偏在して形成され、前記第1の
    外部接続端子と対応する第1の内部接続端子と、前記第
    1の領域の前記第1の辺側に偏在して形成され、前記第
    2の外部接続端子と対応する第2の内部接続端子と、前
    記第1の外部接続端子と前記第1の内部接続端子とを接
    続する第1の配線と、前記第2の外部接続端子と前記第
    2の内部接続端子とを接続する第2の配線と、前記第1
    の面と前記第2の面との間に形成されたグランド層とを
    備えた回路基板と、 前記回路基板の第1の領域内に搭載され、前記回路基板
    の前記第1の内部接続端子および第2の内部接続端子と
    ボンディング接続された接続端子を有するメモリチップ
    とを具備したことを特徴とするメモリモジュール。
  16. 【請求項16】 前記第2の外部接続端子は、前記第1
    の外部接続端子と半ピッチずれるように形成されたこと
    を特徴とする請求項15に記載のメモリモジュール。
  17. 【請求項17】 前記第2の外部接続端子はその近傍で
    前記回路基板の第1の面にビア接続され、前記第2の配
    線は前記回路基板の第1の面に形成されていることを特
    徴とする請求項16に記載のメモリモジュール。
  18. 【請求項18】前記第1の配線と前記第2の配線とは交
    互に並列するように形成されたことを特徴とする請求項
    17に記載のメモリモジュール。
  19. 【請求項19】 前記第2の配線は接地電位にあること
    を特徴とする請求項18に記載のメモリモジュール。
  20. 【請求項20】 前記第1の内部接続端子および前記第
    2の内部接続端子のうち接地電位にあるものは、前記グ
    ランド層とビア接続されていることを特徴とする請求項
    15に記載のメモリモジュール。
  21. 【請求項21】 第1の領域を有する第1の面と第2の
    面とを有し、前記第1の面の第1の辺に沿って列設され
    た第1の外部接続端子を有する配線層と、グランド層と
    を備えた回路基板と、 前記回路基板の第1の領域内で前記配線層と接続するよ
    うに搭載された1個のメモリチップとを具備したことを
    特徴とするメモリモジュール。
  22. 【請求項22】 第1の領域を有する第1の面と第2の
    面とを有し、前記第1の面の第1の辺に沿って列設され
    た第1の外部接続端子と、前記第2の面の前記第1の辺
    に沿って列設された第2の外部接続端子と、グランド層
    とを備えた回路基板と、 前記回路基板の第1の領域内に搭載され、前記第1の外
    部接続端子または前記第2の外部接続端子と接続された
    接続端子を有する1個のメモリチップとを具備したこと
    を特徴とするメモリモジュール。
  23. 【請求項23】 複数のメモリモジュールが母基板上に
    実装された情報処理装置であって、 第1の領域を有する第1の面と第2の面とを有し、前記
    第1の面の第1の辺に沿って列設された第1の外部接続
    端子と、前記第1の領域内の前記第1の辺側に偏在して
    形成された内部接続端子と、前記第1の外部接続端子と
    前記内部接続端子とを接続する第1の配線と、前記第2
    の面に形成されたグランド層とを備えた回路基板と、前
    記回路基板の第1の領域内に搭載され、前記回路基板の
    内部接続端子と接続されたメモリチップとを具備したメ
    モリモジュールと、 前記母基板上に平行に配設された複数の配線と、 前記母基板上に形成された前記配線と前記メモリモジュ
    ールの前記第1の外部接続端子とが対応するように、前
    記メモリモジュールを前記母基板上に保持する保持手段
    と、 前記母基板に形成された配線と前記メモリモジュールの
    前記外部接続端子とを接続する接続手段とを具備したこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  24. 【請求項24】 前記保持手段は前記メモリモジュール
    を前記母基板と垂直に保持することを特徴とする請求項
    23に記載の情報処理装置。
  25. 【請求項25】 前記保持手段は、前記母基板に形成さ
    れた配線に対して、複数の前記メモリモジュールを所定
    ピッチで並列に保持することを特徴とする請求項23に
    記載の情報処理装置。
  26. 【請求項26】 複数の前記メモリモジュールは約3m
    m以下のピッチで前記母基板上に並列に保持されること
    を特徴とする請求項25に記載の情報処理装置。
  27. 【請求項27】 複数のメモリモジュールが母基板上に
    実装された情報処理装置であって、 第1の領域を有する第1の面と第2の面とを有し、前記
    第1の面の第1の辺に沿って列設された第1の外部接続
    端子と、前記第2の面の前記第1の辺に沿って列設され
    た第2の外部接続端子と、前記第1の領域内の前記第1
    の辺側に偏在して形成され、前記第1の外部接続端子と
    対応する第1の内部接続端子と、前記第1の領域内の前
    記第1の辺側に偏在して形成され、前記第2の外部接続
    端子と対応する第2の内部接続端子と、前記第1の外部
    接続端子と前記第1の内部接続端子とを接続する第1の
    配線と、前記第2の外部接続端子と前記第2の内部接続
    端子とを接続する第2の配線と、前記第1の面と前記第
    2の面との間に形成されたグランド層とを備えた回路基
    板と、前記回路基板の第1の領域内に搭載され、前記回
    路基板の前記第1の内部接続端子および第2の内部接続
    端子と接続された接続端子を有するメモリチップとを具
    備したメモリモジュールと、 前記母基板上に平行に配設された複数の配線と、 前記母基板上に形成された前記配線と前記メモリモジュ
    ールの前記第1の外部接続端子および第2の外部接続端
    子とがそれぞれ対応するように、前記メモリモジュール
    を前記母基板上に保持する保持手段と、 前記母基板に形成された配線と前記メモリモジュールの
    前記第1の外部接続端子および前記第2の外部接続端子
    とを接続する接続手段とを具備したことを特徴とする情
    報処理装置。
  28. 【請求項28】 前記保持手段は前記メモリモジュール
    を前記母基板と垂直に保持することを特徴とする請求項
    27に記載の情報処理装置。
  29. 【請求項29】 前記保持手段は、前記母基板に形成さ
    れた配線に対して、複数の前記メモリモジュールを所定
    ピッチで並列に保持することを特徴とする請求項27に
    記載の情報処理装置。
  30. 【請求項30】 複数の前記メモリモジュールは約3m
    m以下のピッチで前記母基板上に並列に保持されること
    を特徴とする請求項29に記載の情報処理装置。
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