JPH10293553A - 蛍光表示管の駆動装置 - Google Patents

蛍光表示管の駆動装置

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JPH10293553A
JPH10293553A JP11614197A JP11614197A JPH10293553A JP H10293553 A JPH10293553 A JP H10293553A JP 11614197 A JP11614197 A JP 11614197A JP 11614197 A JP11614197 A JP 11614197A JP H10293553 A JPH10293553 A JP H10293553A
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JP
Japan
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display
segments
display pattern
fluorescent
digit
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Withdrawn
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JP11614197A
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English (en)
Inventor
Kengo Yamazaki
健吾 山崎
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Tatsuno Corp
Original Assignee
Tatsuno Corp
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Publication date
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光表示管の桁間やセグメント間の輝度ムラ
をなくすこと。 【解決手段】 所要データの表示終了後、一定時間が経
過すると計時手段34が信号を出力し、表示パターン読
出手段35によって、全セグメントを発光させる表示パ
ターンを表示パターン記憶手段36から読出し、表示器
駆動手段37を介して表示パターンに基づいて表示器8
の全セグメントを発光させて、発光頻度が低い桁のセグ
メントに付着した汚れを飛散させ、輝度のバラツキをな
くす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のセグメント
を単位として複数の桁表示領域を構成し、数字・文字・
記号などをセグメントを選択して発光表示する蛍光表示
管の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光表示管は、格子電極で桁を選択し、
かつセグメント電極でセグメントを選択して表示すべき
セグメントにフィラメントからの熱電子を照射させ、セ
グメント電極の表面に形成された蛍光層を励起して発光
表示するように構成されている。
【0003】この種の蛍光表示管は、図5(イ)に示し
たように、フィラメントaから放射された熱電子eが格
子電極bを通過して、発光すべきセグメントcの蛍光層
に衝突する際に、蛍光層やこれに付着している酸化物な
どの粒子dを飛散させ、またフィラメントの温度や消費
電力を下げるためにフィラメントの表面に酸化物の層を
形成して傍熱型熱陰極として構成されたものでは、酸化
物が非発光のセグメントの蛍光層に付着する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、ガソリン計
量機の給油量表示のように、最大給油量の表示に備えて
小数点以上4桁と小数点以下2桁の合計6桁分の桁表示
領域を備えたものにあっては、通常の給油では表示され
ない上位2桁と、頻繁に表示される下位2桁及び小数点
以下2桁との間に発光頻度に相当な差異が生じ、セグメ
ントへの酸化物の付着量に差が生じて桁間に輝度ムラが
生じるといった問題がある。
【0005】また例えば、図5(ロ)に示したように、
上端のセグメントをSaセグメントとして時計回りの方
向に配列されたSgセグメントまでの7セグメントによ
って、「0」から「9」の数字を同一頻度で表示させた
場合、各セグメントの発光頻度は、Scセグメントが9
回、Seセグメントが4回といったようにセグメント間
に相当なバラツキがあり、複数桁間の場合と同様に同一
の桁を構成するセグメント間においても輝度ムラが生じ
るといった問題がある。
【0006】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、発光頻度の差異によ
って生じる桁間やセグメント間の輝度のバラツキをなく
すことのできる蛍光表示管の駆動装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するために、セグメント電極の表面に
形成された蛍光層をフィラメントから放射される熱電子
により選択的に励起して発光表示する複数の桁表示領域
を有する蛍光表示管の駆動装置において、表示終了後に
信号を出力する計時手段と、各桁の全セグメントを発光
させる表示パターンを記憶した表示パターン記憶手段
と、計時手段からの信号を受けて表示パターン記憶手段
から表示パターンを読み出す表示パターン読出手段と、
読み出された表示パターンに基づいてセグメントを発光
させる表示器駆動手段を備えたものである。
【0008】
【作用】表示すべきデータとは無関係に、全桁の全セグ
メントを発光させて、発光頻度の低いセグメントに付着
した汚れ物質を蛍光層から飛散させ、桁間及びセグメン
ト間の輝度のバラツキを低減する。
【0009】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図1は、蛍光表示管を給油表示器として
用いた計量機の一例を示したもので、図中符号1は、自
動車の燃料タンクなどに挿入して給油する給油ノズル
で、計量機本体の側面に設けられたノズル掛け2に着脱
可能に取付けられているとともに、ホース4を介して計
量機本体の給油接続口5に接続されていて、この給油接
続口5には、流量パルス発信器12を備えた流量計11
を介して給油ポンプ9が接続されている。
【0010】計量機本体に組み込まれた制御装置6は、
給油ノズル1の掛け外しによるノズルスイッチ3のオン
・オフ信号を受けて、ポンプモータ7に起動信号や停止
信号を出力したり、蛍光表示管からなる表示器8の表示
を制御するように構成されている。なお、符号10は貯
油タンクを示している。
【0011】図2は、給油表示器8に用いられる蛍光表
示管の一例を示すもので、ガラス基板21上には、複
数、この実施例では7つのセグメント電極24を1桁と
して6桁分配置され、各セグメント電極24は、絶縁層
23のスルーホールを介して配線22により端子29に
接続されていて、外部の駆動回路に接続可能とされてい
る。
【0012】またセグメント電極24の表面には蛍光層
25が形成されていて、この蛍光層25の表面から一定
の間隔をあけて格子電極27とフィラメント26とが上
下に配置されて発光体を形成しており、スペーサ30を
介してガラス基板21の周縁に、内面に透明導電膜が塗
布されたフェイスガラス28によって封着して真空容器
に封入されている。
【0013】このように構成された蛍光表示管は、フィ
ラメント26から放射された熱電子が格子電極27によ
り桁毎に選択的に通過して、正電圧が印加されているセ
グメント電極24に向けて加速され、蛍光層25に衝突
して励起発光させて給油量の数字などを表示する。
【0014】図3は、前述した制御装置の一実施例を示
すブロック図で、図中符号31は、ノズル掛け外し検出
手段で、ノズルスイッチ3が給油のためにノズル掛け2
から外されると、ポンプモータ7を駆動する信号を出力
する。
【0015】符号33は、流量パルスカウンタで、給油
ノズル1から給油された燃料油の流量に基づいて発生す
る流量計11の流量パルス発信器12の流量パルスをカ
ウントし、給油量を測定するものである。
【0016】符号34は、計時手段で、給油終了後に給
油ノズル1がノズル掛け2に戻されたことをノズル掛け
外し検出手段31が検知した後、一定時間が経過した時
点で信号を出力するものである。
【0017】符号35は、表示パターン読出手段で、計
時手段34からの信号に基づいて、表示パターン記憶手
段36から、輝度ムラを解消させるために表示器8のセ
グメントを発光させる表示パターンを読出して表示器駆
動手段37に出力するものである。
【0018】次に、このような構成された駆動装置の動
作を図4に示したフローチャートに基づいて説明する。
給油ノズル1を計量機本体から給油のためにノズル掛け
2から取り外すと、ノズルスイッチ3がオンとなり(ス
テップ イ)、流量パルスカウンタ33がリセットされ
て表示器8が帰零し、またポンプモータ7が起動する
(ステップ ロ)。
【0019】給油レバーが引かれて給油ノズル1から自
動車燃料タンクに燃料油が流れ込むと、流量計11の流
量パルス発信器12からの流量パルスが流量パルスカウ
ンタ33で計数され(ステップ ハ)、給油量を表示器
8に表示する(ステップ ニ)。
【0020】表示器8は帰零された表示状態「0.0
0」から、給油とともに給油量に応じて桁上げを経なが
ら各桁に「1」〜「9」を順次表示していく。
【0021】給油停止時の給油量が21.22リットル
であれば、10の位に「2」、1の位に「1」のように
表示されて給油動作を終了するが、最下位の桁の端数
は、通常、会計処理の関係で丸め処理が行なわれるた
め、表示器8の最下位桁は「0」を表示する。
【0022】このような給油動作中、100の位の桁は
一度も発光することがなく非発光状態であるので、下位
の桁のセグメントから飛散した粒子や熱陰極からの酸化
物などの粒子が、非発光の桁の発光層25の表面に付着
する。
【0023】これに対して、発光頻度の高い桁のセグメ
ントは、励起発光のための電子の衝突を受けるから酸化
物が付着せず、また付着した場合でも飛散されてしま
う。
【0024】所定量の給油が終了して、給油ノズル1が
自動車燃料タンクから引き出されてノズル掛け2に戻さ
れると、ノズルスイッチ3がオフとなるから(ステップ
ホ)、ポンプモータ7がオフとなる(ステップ
ヘ)。
【0025】給油にともなう会計処理などが終了するに
要する一定時間が経過すると、計時手段34から信号が
出力して(ステップ ト)、表示パターン読出手段35
が、全セグメントを発光させるパターンを表示パターン
記憶手段36から読出し、表示パターンに基づいて表示
器8を構成している各桁の全セグメントを発光させる
(ステップ チ)。
【0026】これにより、給油動作中に非発光であった
セグメントが電子のパージを受けて、蛍光層25に付着
している酸化物などの粒子をセグメントから飛散させ
る。蛍光層25に付着した酸化物をパージするのに適し
た時間、例えば10秒を経過した段階で、前回の給油量
が再び表示器8に表示されて、非発光状態になりがちな
上位桁のセグメントに付着した酸化物を除去してから再
びノズルスイッチ3がオンになるのを待つ(ステップ
リ)。
【0027】なお、上述の実施例においては、各桁の全
セグメントを発光させるようにしているが、POSシス
テムによる各回の給油量のデータから蛍光表示管のセグ
メントの発光回数を統計処理して発光頻度を算出し、発
光頻度の低いセグメントを選択的に発光させる表示パタ
ーンを発光することによって、桁内のセグメント間の輝
度のバラツキを低減することができる。
【0028】また、上述の実施例においては、計量機の
給油表示器として用いた場合について説明したが、表示
可能桁数が多い割りには限られた桁だけで通常の表示が
行なわれるような蛍光表示管に適用しても同様な効果を
奏することは明らかである。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、表示
終了後に信号を出力する計時手段と、各桁の全セグメン
トを発光させる表示パターンを記憶した表示パターン記
憶手段と、計時手段からの信号を受けて表示パターン記
憶手段から表示パターンを読み出す表示パターン読出手
段と、読み出された表示パターンに基づいてセグメント
を発光させる表示器駆動手段を備えたので、所要データ
の表示終了後、少なくとも発光頻度が低い桁のセグメン
トを発光させ、非発光状態の時に付着した汚れをセグメ
ントから飛散させ、発光頻度の差異によって生じる桁間
及びセグメント間の輝度ムラをなくすことができる。
【0030】また、発光頻度の低いセグメントの蛍光層
に生じがちな荒れを電子の運動エネルギーで均一化し、
蛍光表示管全体の輝度のバランスをとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光表示器の駆動装置を使用した計量
機の一実施例を示す図である。
【図2】同上装置に用いられる蛍光表示器の一例を示す
図で、図(イ)は斜視図、図(ロ)は、A−A線での断
面図である。
【図3】同上装置の制御装置の一実施例を示すブロック
図である。
【図4】同上装置の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図5】蛍光表示管の輝度ムラの原因を説明するための
図で、図(イ)は表示過程での酸化物の付着を模式的に
示す図で、図(ロ)はセグメントの配列を示す図であ
る。
【符号の説明】
8 表示器 24 セグメント電極 25 蛍光層 26 フィラメント 27 格子電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セグメント電極の表面に形成された蛍光
    層をフィラメントから放射される熱電子により選択的に
    励起して発光表示する複数の桁表示領域を有する蛍光表
    示管の駆動装置において、表示終了後に信号を出力する
    計時手段と、各桁の全セグメントを発光させる表示パタ
    ーンを記憶した表示パターン記憶手段と、前記計時手段
    からの信号を受けて前記表示パターン記憶手段から前記
    表示パターンを読み出す表示パターン読出手段と、読み
    出された表示パターンに基づいてセグメントを発光させ
    る表示器駆動手段を備えた蛍光表示管の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記表示パターンが、全桁の全セグメン
    トを発光させるパターンである請求項1に記載の蛍光表
    示管の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記表示パターンが、発光頻度の低い桁
    の全セグメントを選択的に発光させるパターンである請
    求項1に記載の蛍光表示管の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記表示パターンが、各桁内の発光頻度
    の低いセグメントを選択的に発光させるパターンである
    請求項1に記載の蛍光表示管の駆動装置。
JP11614197A 1997-04-18 1997-04-18 蛍光表示管の駆動装置 Withdrawn JPH10293553A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001048730A1 (fr) * 1999-12-24 2001-07-05 Nippon Seiki Co., Ltd. Unite d'affichage lumineuse

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Effective date: 20040706