JPH10293142A - 電圧検出回路 - Google Patents

電圧検出回路

Info

Publication number
JPH10293142A
JPH10293142A JP9115204A JP11520497A JPH10293142A JP H10293142 A JPH10293142 A JP H10293142A JP 9115204 A JP9115204 A JP 9115204A JP 11520497 A JP11520497 A JP 11520497A JP H10293142 A JPH10293142 A JP H10293142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
microcomputer
diode
reset
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9115204A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3291221B2 (ja
Inventor
Michiya Kato
道哉 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pacific Industrial Co Ltd
Original Assignee
Pacific Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pacific Industrial Co Ltd filed Critical Pacific Industrial Co Ltd
Priority to JP11520497A priority Critical patent/JP3291221B2/ja
Publication of JPH10293142A publication Critical patent/JPH10293142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3291221B2 publication Critical patent/JP3291221B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、マイクロコンピュータ利用装置で
非常に簡便な回路で、2値以上の電池電圧の低下を検出
できる電圧検出回路の提供を目的とするものである。 【構成】 本発明の電圧検出回路は、電源端子2の電圧
によって出力状態を変えるリセットIC1の電源端子2
側へ順方向にダイオード3を接続し、前記ダイオード3
のアノード3aをマイクロコンピュータ4の入/出力ポ
ートa5に接続すると共に前記電源端子2とダイオード
3の接続点をマイクロコンピュータ4の入/出力ポート
b6に接続し、前記リセットIC1の出力端子8をマイ
クロコンピュータ4の入/出力ポートc7に接続し、前
記ダイオード3のアノード3aと前記リセットIC1の
電源端子2に順次電圧を加えるマイクロコンピュータ4
の電圧判定手段によって、2値以上の電圧の判定ができ
るようにしたことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電池を電源とす
るマイクロコンピュータ利用装置の、電池電圧の電圧検
出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電池を電源とするマイクロコンピ
ュータを利用した装置では、電池消耗を観るには電池電
圧を検出する必要があった。このためには電池電圧とい
うアナログ電圧を扱う必要性からA/D変換機能を持
つ、高価なマイクロコンピュータを使用しなければなら
ず、加えて基準となるための基準電圧を発生する素子を
回路中に持つことも必要であった。さらには、この基準
電圧素子も大量に生産使用されているというものでもな
く、それゆえ価格的に高価なものが多かった。
【0003】図2は、従来の電池電圧の検出回路であ
り、この回路図の詳細について以下に説明する。A/D
付マイクロコンピュータ10の電源端子2およびVREF
端子13と、基準電圧素子14の電源端子2は電池電源
VCに接続されている。さらに、基準電圧素子14の出
力のV1出力端子11は、A/D付マイクロコンピュー
タ10のA/D入力端子12に接続されている。今、A
/D付マイクロコンピュータ10のA/D分解能を8ビ
ットとすると、基準電圧V1に対し、電源電圧VC、A
/D変換値が10進値でkであったときには、 V1=VC×k/28 より VC=V1×256/k となる。一般に電池電圧を測定し電圧低下、電池消耗電
圧など数カ所によって装置の使用方法を変え、電池電圧
の低下に対し誤作動しないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電圧検出回路にあっては、電池電圧の低下ポイント
に達したかどうかを知るためだけに、高価なA/D付の
マイクロコンピュータや、また基準電圧素子を用いると
同時に、常に電圧を検出処理しなければならず、コスト
的にもまた処理動作の複雑化など、大きな弊害となるこ
ともしばしばであった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、非常に簡便な回路で、2値以
上の電池電圧の低下が検出できる電圧検出回路の提供を
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】電圧検出回路にかかる第
1の発明は、電源端子2の電圧によって出力状態を変え
るリセットIC1電源端子2側へ順方向にダイオード3
を接続し、前記ダイオード3のアノード3aをマイクロ
コンピュータ4の入/出力ポートa5に接続すると共に
前記電源端子2とダイオード3の接続点をマイクロコン
ピュータ4の入/出力ポートb7に接続し、前記リセッ
トIC1の出力端子8をマイクロコンピュータ4の入/
出力ポートc7に接続し、前記ダイオード3のアノード
3aと前記リセットIC1の電源端子2に順次電圧を加
えるマイクロコンピュータ4の電圧判定手段によって、
2値以上の電圧の判定ができるようにしたことを特徴と
するものである。
【0007】また、第2の発明は、ダイオードを順方向
にn個、直列に接続し、各接続点に順次電圧を加えるマ
ロコンピュータ4の電圧判定手段によって、n+1種の
電圧を判定できることを特徴とする請求項1記載の電圧
検出回路である。
【0008】また、第3の発明は、ダイオードの代わり
に、定電圧素子で構成したことを特徴とする請求項1記
載の電圧検出回路である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は、本発明の電圧検出回路を示す
回路図である。本発明の電圧検出回路は、電源端子2の
電圧によって出力状態が変わるリセットIC1とダイオ
ード3とマイクロコンピュータ4とで構成されている。
【0010】前記リセットIC1の電源端子2側は、順
方向にダイオード3が接続されている。また、前記ダイ
オード3のアノード3aは電源をVCとするマイクロコ
ンピュータ4の入/出力ポートa5に接続され、前記リ
セットIC1の電源端子2とダイオード3の接続点は、
マイクロコンピュータ4の入出力ポートb6に接続され
ている。さらに、リセットIC1の出力端子8は、マイ
クロコンピュータ4の入/出力ポートc7に接続される
と同時に、抵抗9で電源VCにプルアップされている。
なお、リセットICの種類によっては、前記抵抗9を必
ずしも必要とするものではない。
【0011】前記マイクロコンピュータ4の動作電圧
は、3Vから6Vであり、リセットIC1は、電源端子
2の電圧によってその出力がHレベルからLレベルに状
態を変える仕様のものである。本実施例では、リセット
IC1の出力は、オープンコレクタタイプのものを使用
しているため抵抗9で出力を取り出し、3V以下のとき
Lレベルになるものを使用している。
【0012】図3は、ダイオードの順方向電圧測定回路
図であり、図4は、この回路におけるダイオードの順方
向特性グラフである。つまり、ダイオード3は、図4に
示すようにアノード〜カソード間は、約0.5〜0.6
Vの定電圧の特性を示すことが広く知られている。
【0013】
【発明の作用】このように構成された本発明の電圧検出
回路の電圧判定手段を図5のフローチャートに基づいて
説明する。まず、マイクロコンピュータ4は、入出力ポ
ートb6を出力に設定し、続いてHを出力する。入出力
ポートa5を入力に設定するとき、今日のマイクロコン
ピュータはCMOS構造で、ハイインピーダンスとなっ
て、接続が切り離されたと同じ状態になる。また、入出
力ポートb6が出力Hの状態では、ほぼ電源電圧VCが
出力されるため、リセットIC1の電源端子2にはVC
なる電圧が印可される。このときリセットICの出力が
Lレベルであった時には、リセットIC1の検出電圧が
3Vであるから、VCの電池電圧は3V以下であること
がわかる。
【0014】次に入出力ポートa5を出力に設定し、H
を出力する。続いて入出力ポートb6を入力に設定した
ときには、リセットIC1の電源端子2には、ダイオー
ド3のアノード〜カソード電圧を減じたVC−(0.5
〜0.6)の電圧が印可されている。この時リセットI
C1の出力がLレベルであれば、 VC−(0.5〜0.6)≦3V より VC≦2.4
〜2.5V であることを知ることができる。電子部品の仕様上で
は、3Vまで動作保証されるが、動作上の余裕を持って
おり、このとき電池電圧低下を警報としたり、電池電圧
をさらに低い電池消耗のところまで知り、このときに装
置動作を停止するなどということができるので、装置の
状態を最適に制御し、電池の性能をフルに引き出すこと
が可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる電圧検出
回路は、通常大量に使用されていて、安価なリセットI
Cを使用して電池電圧を検出し、またさらにダイオード
という安価な素子を付加することで、さらに低い電圧ま
でも検出できるから、電池電圧に応じて、装置の動作状
態を制御でき、電池の限界まで効率的に使用でき、大き
なメリットとなる。また、マイクロコンピュータもアナ
ログ電圧検出にはA/D変換機能付の高価なものが必要
であるが、本発明によれば、安価で、種類も豊富で、単
純な機能の汎用マイクロコンピュータを使って電池電圧
が検出でき、その持つ容量限度まで使い切ることができ
るようになるため、その利用価値は実に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電圧検出回路
【図2】 従来の電圧検出回路
【図3】 ダイオードの順方向電圧測定回路
【図4】 ダイオードの順方向電圧特性グラフ
【図5】 本発明の電圧検出回路を用いた電圧判定手段
を示すフローチャート
【符号の説明】
1 リセットIC 2 電源端
子 3 ダイオード 3a アノー
ド 4 マイクロコンピュータ 5 入出力
ポートa 6 入出力ポートb 7 入出力
ポートc 8 出力 9 抵抗 10 A/D付マイクロコンピュータ 11 V1出
力端子 12 A/D入力端子 13 基準電
圧素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源端子2の電圧によって出力状態を変え
    るリセットIC1の電源端子2側へ順方向にダイオード
    3を接続し、 前記ダイオード3のアノード3aをマイクロコンピュー
    タ4の入/出力ポートa5に接続すると共に前記電源端
    子2とダイオード3の接続点をマイクロコンピュータ4
    の入/出力ポートb6に接続し、 前記リセットIC1の出力端子8をマイクロコンピュー
    タ4の入/出力ポートc7に接続し、 前記ダイオード3のアノード3aと前記リセットIC1
    の電源端子2に順次電圧を加えるマイクロコンピュータ
    4の電圧判定手段によって、2値以上の電圧の判定がで
    きるようにしたことを特徴とする電圧検出回路。
  2. 【請求項2】ダイオードを順方向にn個、直列に接続
    し、各接続点に順次電圧を加えるマロコンピュータ4の
    電圧判定手段によって、n+1種の電圧を判定できるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電圧検出回路。
  3. 【請求項3】ダイオードの代わりに、定電圧素子で構成
    したことを特徴とする請求項1記載の電圧検出回路。
JP11520497A 1997-04-16 1997-04-16 電圧検出回路 Expired - Fee Related JP3291221B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11520497A JP3291221B2 (ja) 1997-04-16 1997-04-16 電圧検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11520497A JP3291221B2 (ja) 1997-04-16 1997-04-16 電圧検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10293142A true JPH10293142A (ja) 1998-11-04
JP3291221B2 JP3291221B2 (ja) 2002-06-10

Family

ID=14656941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11520497A Expired - Fee Related JP3291221B2 (ja) 1997-04-16 1997-04-16 電圧検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3291221B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205725A (ja) * 2006-01-30 2007-08-16 Fujitsu Ltd 携帯情報端末装置、電圧測定装置、電圧測定方法、及びプログラム
US8653872B2 (en) 2011-05-24 2014-02-18 Funai Electric Co., Ltd. Reset circuit

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205725A (ja) * 2006-01-30 2007-08-16 Fujitsu Ltd 携帯情報端末装置、電圧測定装置、電圧測定方法、及びプログラム
JP4733530B2 (ja) * 2006-01-30 2011-07-27 富士通フロンテック株式会社 携帯情報端末装置、電圧測定装置、電圧測定方法、及びプログラム
US8653872B2 (en) 2011-05-24 2014-02-18 Funai Electric Co., Ltd. Reset circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JP3291221B2 (ja) 2002-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5609071B2 (ja) 蓄電装置
JPH087241B2 (ja) 信号処理回路及び変換器回路
JPH06324787A (ja) タッチパネルの座標検出装置
KR0163896B1 (ko) 중앙 처리 장치의 타입에 맞는 전압을 자동으로 공급하는 전원 공급 장치 및 그 방법
JP3291221B2 (ja) 電圧検出回路
US5359238A (en) Analog to digital interface circuit with internal resistance compensation and integrity verification
US5625305A (en) Load detection apparatus
JP3341363B2 (ja) 湿度検出装置
EP1011199B1 (en) Device and method for detecting humidity
JP3381562B2 (ja) ポテンショメータ異常検出装置
CN100370270C (zh) 电压检测方法及相关电路
JPH0830992B2 (ja) アナログ出力回路の故障検出装置
JP2000241252A (ja) 温度検出回路
CN214538341U (zh) 一种压力传感电路
JP2819377B2 (ja) 情報伝送方式
JP2546005B2 (ja) A/d変換装置
CN210572476U (zh) Ic供电检测电路
US4612438A (en) Light intensity sensor providing a variable output current
JP3220995B2 (ja) Ic回路の入力インピーダンス測定回路
US5144309A (en) Analog-to-digital converter to be used along with a resistive sensor
JPH01133035A (ja) 温度制御型液晶表示装置
KR0159236B1 (ko) 실내온도 감지장치 및 그 방법
JPS6042624A (ja) 温度検出回路
KR920006894Y1 (ko) 전지의 잔존 용량 검출 장치
JPH06318259A (ja) データ収集装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees