JPH10292985A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH10292985A
JPH10292985A JP11642897A JP11642897A JPH10292985A JP H10292985 A JPH10292985 A JP H10292985A JP 11642897 A JP11642897 A JP 11642897A JP 11642897 A JP11642897 A JP 11642897A JP H10292985 A JPH10292985 A JP H10292985A
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JP
Japan
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refrigerator
temperature
compartment
knob
room
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Application number
JP11642897A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Mochizuki
修 望月
Yutaka Kakinuma
裕 柿沼
Motoyuki Murakoso
基幸 村社
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度調節器の使用性を簡単な構成によって改
善した冷蔵庫を提供するものである。 【解決手段】 庫内壁面に形成された凹陥部87、88
と、摘み106の側面に突設された圧接片111とを備
えており、凹陥部87、88の底面にボリューム10
2、103の軸102A、103Aが臨み、摘み10
6、106は軸102A、103Aに係合され、その状
態で凹陥部87、88内にて回転自在とされると共に、
圧接片111の爪部111Aは凹陥部87、88の内側
面87A、88Aに圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庫内壁面に温度調
節器の摘みを設けた冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種家庭用冷蔵庫は、例えば
特開平8−338681号公報(F25D23/00)
に示される如く、鋼板製の外箱と硬質樹脂製の内箱間に
発泡ポリウレタンなどの発泡断熱材を現場発泡方式にて
充填した断熱箱体から構成されており、この断熱箱体内
を上下複数に区画することによって、−20℃などの凍
結温度に冷却される冷凍室や、+5℃などの冷蔵温度に
維持される冷蔵室、そして、野菜などの乾燥を嫌う食品
を保存するための野菜室などを形成している。
【0003】この場合の冷却装置の圧縮機及び送風機
は、冷凍室の庫内温度に基づき、温度調節器によって制
御され、それによって冷凍室内の温度は上記温度に調整
されると共に、冷蔵室などはそこの温度に基づいて前記
温度調節器により開閉されるダンパー装置によって供給
冷気量が調節されることにより、上記温度に制御される
ものであった。
【0004】この場合、温度調節器の温度設定部は通常
可変抵抗器(以下、ボリュームと称する)から構成さ
れ、このボリュームの電気抵抗値を調整することによっ
て、各室の温度を設定(調整)する方式が採られる。そ
して、このボリュームの軸には操作用の摘みが取り付け
られると共に、この摘みは庫内の壁面に配設される場合
が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらボリ
ュームは軸に係合された摘みが回転され、或いは、直線
的に移動されることによって、電気抵抗値が変化するも
のであるが、摘みが簡単に回転或いは移動してしまう
と、使用者は本当に電気抵抗値が変化しているか否かな
どの不信感を抱くと共に、手などが接触するだけで回る
などしてしまい、不用意に設定が変化してしまう問題が
あった。
【0006】そこで、ボリューム自体の回転或いは移動
に物理的な抵抗力を持たせようとすると、内部構造が複
雑化するため部品コストが高騰してしまう。
【0007】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、温度調節器の使用性を簡
単な構成によって改善した冷蔵庫を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は、庫内
壁面に温度調節器の摘みを配設して成るものであって、
庫内壁面に形成された凹陥部と、摘みの側面に突設され
た圧接片とを備えており、凹陥部の底面に温度調節器の
軸が臨み、摘みは軸に係合され、その状態で凹陥部内に
て回転若しくは移動自在とされると共に、圧接片は凹陥
部の内側面に圧接するものである。
【0009】本発明によれば、庫内壁面に凹陥部を構成
し、この凹陥部の底面に温度調節器の軸を臨ませ、この
軸には摘みを係合して、その状態で凹陥部内にて回転若
しくは移動自在と成すと共に、この摘みの側面には圧接
片を突設し、この圧接片を凹陥部の内側面に圧接させて
いるので、圧接片と凹陥部の内側面との摩擦力によっ
て、摘みの回転若しくは移動には物理的な抵抗が加わ
る。
【0010】これにより、摘みは操作された当該回転或
いは移動位置に安定的に保持されるようになるので、使
用感が改善されると共に、不用意に回転或いは移動する
ことを防止若しくは抑制できるので、温度調節器による
庫内温度制御も安定且つ確実なものとなる。特に、構造
も簡単であり、温度調節器そのものを改造する必要もな
いので、コストの高騰も抑えられるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用した実施例として
の冷蔵庫1の各扉を除く正面図、図2は同じく扉を除く
冷蔵庫1の一部切欠正面図、図3は冷蔵庫1の縦断側面
図、図4は冷蔵庫1のもう一つの縦断側面図である。
【0012】本発明の冷蔵庫1は、前方に開口する鋼板
製の外箱2と、薄肉硬質樹脂(例えばABS樹脂)製の
内箱3間に発泡ポリウレタン断熱材4を現場発泡方式に
より充填して成る断熱箱体6により構成されており、こ
の断熱箱体6の庫内は、略中央部に設けられた区画部材
7によって上下に区画され、この区画部材7の上方を冷
蔵温度(+5℃程)に維持される冷蔵室8としている。
【0013】区画部材7の下方は更に区画部材10にて
上下に区画され、この区画部材10と区画部材7の間を
野菜などの乾燥を嫌う食品を収納するための野菜室11
とし、区画部材10の下方を凍結温度(−20℃程)に
冷却される冷凍室12としている。
【0014】前記冷蔵室8内には上下複数段の棚13・
・が架設されており、その下部には上面に開口する氷温
容器16が前後方向に納出自在に配置されている。この
氷温容器16の上側は棚板17にて閉塞され、前面は氷
温容器16の引き出し動作で開閉する蓋18にて閉じら
れており、これによって、氷温容器16内に氷温(0℃
〜−3℃)に維持される氷温室19を構成する。また、
冷蔵室8の前面開口は回動式の扉21にて開閉自在に閉
塞されている。
【0015】更に、冷蔵室8の背部には内箱3の背面と
間隔を存して硬質合成樹脂製の冷蔵室背面板15が取り
付けられ、冷蔵室8の背面(庫内壁面)を構成してい
る。この冷蔵室背面板15と内箱3間に上部がY字状に
分岐した冷蔵室ダクト24が上下に渡って形成されてお
り、冷蔵室背面板15の左右には冷蔵室ダクト24の上
端部と冷蔵室8内に連通した冷蔵室冷気吐出口26が上
下に複数形成されている。また、前記氷温容器16内の
氷温室19の背方に対応する位置の冷蔵室背面板15に
も冷蔵室ダクト24に連通した氷温室冷気吐出口25、
25が形成されると共に、その奥部には冷蔵室冷気戻り
口27が形成されている。即ち、氷温室19内を循環し
た冷気と冷蔵室8内を循環した冷気の一部はこの冷蔵室
冷気戻り口27に流入する。
【0016】また、冷蔵室背面板15の中央で棚板17
の直上に位置する部分には操作部86が構成されてい
る。この操作部86における冷蔵室背面板15には後方
に凹陥した円形の凹陥部87、88がそれぞれ並設され
ており、凹陥部87、88の底面(後側の面)には透孔
89、91が穿設されている。また、各凹陥部87、8
8の下側には横長のスリット孔92が形成されており、
このスリット孔92内には前記氷温室冷気吐出口25、
25の開口面積を調節するための図示しないシャッター
の摘み93が移動自在に位置している。即ち、氷温室1
9への冷気量はこの摘み93を左右に移動させることに
よって調節され、温度調整できるように構成されてい
る。
【0017】一方、操作部86の後方に対応する位置の
冷蔵室背面板15の裏面には、保持リブ96、96及び
97、97が一体に立設されており、これらリブ96、
96、97、97には制御装置の基板101が取り付け
られている。この基板101には温度調節器を構成する
冷凍室温度設定用のボリューム102と冷蔵室温度設定
用のボリューム103が取り付けられており、各ボリュ
ーム102、103の軸102A、103Aは前方に突
出して前記凹陥部87、88の透孔89、91から凹陥
部87、88内にそれぞれ臨んでいる。各ボリューム1
02、103は軸102A、103Aを回転させること
によって、その電気抵抗値が変化するものである。
【0018】そして、各軸102A、103Aには前方
から摘み106、106がそれぞれ嵌め込まれ、係合固
定される。この摘み106は硬質合成樹脂により円筒状
に成形されており、その前面には突条108が形成され
ると共に、後面には各軸102A、103Aに嵌め込ま
れる孔109が形成されている。更に、その側面には後
縁から前方に向かう一対の切込により形成された圧接片
111が二カ所形成されており、各圧接片111、11
1の後端には外側に鉤状に突出した爪部111A、11
1Aが一体に形成されている。
【0019】係る摘み106は孔109内に軸を係合さ
せた状態で、前記凹陥部87、88内に位置し、回転自
在とされる(図7参照)。また、圧接片111、111
には両側の切込により弾性が付与されており、この圧接
片111、111の弾性により、外方に突出した各爪部
111A、111Aは、各凹陥部87、88の内側面8
7A、88Aに所定の押圧力で圧接する。
【0020】一方、前記区画部材7は、後部の仕切板2
8とその前側の内箱3開口縁部に取り付けられた仕切前
断熱部材29とから構成されている。仕切板28の前部
には、冷蔵室冷気戻り口31が形成されており、氷温容
器16の前部下側に位置している。この氷温容器16は
仕切板28と仕切前断熱部材29上に間隔を存して架設
されており、これによって、扉21の内側を降下して来
た冷蔵室8内の冷気は、氷温容器16の前側から冷蔵室
冷気戻り口31に流入可能としている。
【0021】また、仕切前断熱部材29の下面前部には
上蓋32が前方から差し込まれて固定されている。この
上蓋32は仕切前断熱部材29及び仕切板28の下側に
位置し、その固定部分を除いて仕切前断熱部材29及び
仕切板28との間に所定の間隔Gを形成する。そして、
この間隔Gは少なくとも上蓋32の前端部で野菜室11
内に開放している。
【0022】この間隔Gの後端は連通孔33にてその後
方のダクト空間34に連通しており、ダクト空間34の
上部は前記冷蔵室冷気戻り口27に連通している。ま
た、前記冷蔵室ダクト24からはバイパスダクト36が
分岐して形成されており、このバイパスダクト36はダ
クト空間34の上部に連通している。
【0023】そして、前記野菜室11の右上奥部には野
菜室冷気戻り口37が形成されており、この野菜室11
の前面開口は引き出し式の扉38により開閉自在に閉塞
される。この場合、扉38の後面左右には図示しない扉
側レールが後方に延在して取り付けられており、内箱3
側左右には内箱側レール42が取り付けられ、扉側レー
ルがローラを介して内箱側レール42に滑動自在に支持
されるものである。
【0024】そして、この扉側レールには扉38の裏面
に位置して上面に開口した野菜容器43が取り付けられ
る。この野菜容器43の上縁周囲は、扉38が閉じられ
た状態で上蓋32に密着し、それによって、上面開口は
閉塞される。
【0025】他方、前記区画部材10は断熱材を内蔵し
た断面略L字状の断熱仕切壁9と、その前側の内箱3の
開口縁部に取り付けられた仕切前部材83とから構成さ
れている。また、この仕切前部材83の下方の内箱3の
開口縁部にはもう一つの仕切前部材84が取り付けら
れ、冷凍室12に対応する断熱箱体6の開口部を上下に
仕切っている。
【0026】一方、前記冷凍室12の背部には仕切板4
4により冷却室46が画成されており、この冷却室46
は冷凍室12の背方から野菜室11後面の断熱仕切壁9
の背方まで渡っている。そして、この冷却室36内には
冷却装置を構成する冷却器47が縦設されると共に、こ
の冷却器47の上方の冷却室46内には、野菜室11背
方の断熱仕切壁9背方に位置して送風機48が設置され
ている。
【0027】この冷凍室12前面の上下二つ開口は前述
の扉38の場合と同様の方式で引き出し自在とされた上
下二段の引き出し式の扉51、52によりそれぞれ開閉
自在に閉塞される。これら扉51、52の裏面にはそれ
ぞれ上面に開口した容器53、54が取り付けられると
共に、各容器53、54が冷凍室12内の上下に配置さ
れて、冷凍食品やアイスクリームなどを収納するかたち
となる。
【0028】前記仕切板44と冷却器47及び送風機4
8間には冷気分配用ダクト56が形成されており、仕切
板44にはこのダクト56と冷凍室12とに連通する冷
凍室冷気吐出口57、58が各容器53、54の上奥部
に対応して開口している。また、断熱仕切壁9の下面に
はダクト56に連通した冷凍室用冷気ダクト64が形成
されている。冷凍室12内上部には自動製氷機61が取
り付けられており、自動製氷機61には冷凍室冷気吐出
口57から冷気が供給される。尚、62はこの自動製氷
機61への給水管である。また、容器54の背方には冷
却室46の下部に連通した冷凍室冷気戻り口63が形成
されている。
【0029】ダクト56の上部には送風機48の側方に
位置して冷気分配口66が形成され、この冷気分配口6
6から上昇する連通ダクト67は、野菜室11の背方に
おいて冷蔵室ダクト24の下端に連通している。この連
通ダクト67内には、前記各吐出口26、25やバイパ
スダクト36の手前に位置して、モータ駆動のダンパー
68が取り付けられており、野菜室11の背方に位置し
ている。
【0030】また、冷却器47の右側方には冷蔵室・野
菜室冷気戻りダクト71が形成されており、その上端は
前記野菜室冷気戻り口37に連通し、その下端は冷却室
46の下部に開口した冷蔵室・野菜室冷気戻り口72に
て冷却室46内に連通している。
【0031】この場合、冷却器47下側の冷却室46に
は右方に突出した凹部46Aが連続して形成されてお
り、前記冷蔵室・野菜室冷気戻り口72は、この凹部4
6Aの上面において、下前方に指向した状態で開放して
いる(図3参照)。
【0032】一方、断熱箱体6の底壁は後部が階段状に
立ち上がる形状とされており、この底壁の後部外側には
機械室73が形成されている。この機械室73内には冷
却装置を構成する図示しない圧縮機や蒸発皿コンデンサ
などが設置される。
【0033】係る構成で冷蔵庫1の動作を説明する。前
記圧縮機と送風機48が運転されると、冷却器47が冷
却作用を発揮する。この冷却器47にて冷却された極め
て低温の冷気は、上方の送風機48の運転により吸引さ
れ、前方の分配ダクト56に吹き出される。分配ダクト
56に吹き出された冷気は冷凍室冷気吐出口57、58
及び冷凍室用ダクト64から冷凍室12内の各容器5
3、54及び自動製氷機61内に吐出され、室12内を
凍結温度に冷却すると共に、製氷を行う。
【0034】係る圧縮機及び送風機48は前記制御装置
により、冷凍室12内の温度に基づいて制御される。即
ち、前記基板101に取り付けられたボリューム102
によって設定される設定温度の上下に上限温度、下限温
度が設定され、これら上限・下限温度間で圧縮機と送風
機48はON−OFF制御される。これによって、冷凍
室12内は平均として上記設定温度(例えば−20℃
程)に維持される。そして、冷凍室12内の冷気は冷凍
室冷気戻り口63から冷却器47の吸い込み側の冷却室
46内に帰還する(各図に矢印で示す)。
【0035】分配ダクト56に吹き出された冷気は、ま
た、冷気分配口66から連通ダクト67及びダンパー6
8を経て冷蔵室ダクト24に流入し、そこを上昇した
後、各冷蔵室冷気吐出口26・・及び氷温室冷気吐出口
25より冷蔵室8及び氷温室19内に吐出される(図中
矢印参照)。ダンパー68は前記制御装置により冷蔵室
8内の温度に基づいて制御される。
【0036】即ち、前記基板101に取り付けられたボ
リューム103によって設定される設定温度の上下に上
限温度、下限温度が設定され、これら上限・下限温度間
でダンパー68は開−閉制御される。これによって、冷
蔵室8内は平均として上記設定温度(例えば+5℃程)
に維持される。また、氷温室19内は0℃〜−3℃程の
氷温に維持される。
【0037】尚、このダンパー68を経た冷気(冷却器
47と熱交換した直後の低温の冷気)の一部は前記バイ
パスダクト36に流入し、直接ダクト空間34の上部に
流入する。
【0038】他方、冷蔵室8内を循環して扉21の内側
を流下して来た冷気は、氷温容器16の前部下側の冷蔵
室冷気戻り口31から上蓋32と区画部材7間の間隔G
内に流入する。そして、前方に移動しながら仕切前断熱
部材29下面の傾斜に沿って下方の野菜容器43周囲の
野菜室11内の空間に流下する。
【0039】また、氷温室19内を循環した冷気と、冷
蔵室8内を循環した冷気の残りは後部の冷蔵室冷気戻り
口27からダクト空間34内上部に流入し、そこで、バ
イパスダクト36を経て来た低温の冷気と混合される。
その後、連通孔33から間隔Gの後部に流入し、前述同
様に前方に移動し、途中冷蔵室冷気戻り口31からの冷
気と混じり合いながら仕切前断熱部材29下面の傾斜に
沿って下方の野菜容器43周囲の野菜室11内の空間に
流下する。
【0040】これによって、野菜容器43内を周囲から
保冷する。そして、野菜室11内を循環した冷気は野菜
室冷気戻り口37より冷蔵室・野菜室冷気戻りダクト7
1に流入し、そこを流下して冷蔵室・野菜室冷気戻り口
72より冷却器47の吸い込み側の冷却室46内に帰還
する(各図中矢印参照)。
【0041】ここで、前記冷凍室12の温度と冷蔵室8
の温度設定を行う際、各ボリューム102、103の調
整は摘み106、106をそれぞれ回転させることによ
って行うものであるが、本発明では摘み106の圧接片
111、111の爪不111A、111Aを凹陥部8
7、88の内側面87A、88Aにそれぞれ圧接させて
いるので、爪部111A、111Aと内側面87A、8
8Aとの摩擦力によって、摘み106、106の回転に
は物理的な抵抗が加わる。
【0042】これにより、摘み106は操作された当該
回転位置に安定的に保持されるようになるので、使用感
が改善されると共に、不用意に回転することを防止でき
るので、ボリューム102、103による各室12、8
内の温度制御も安定且つ確実なものとなる。特に、構造
も簡単であり、ボリュームそのものを改造する必要もな
いので、コストの高騰も抑えられる。
【0043】尚、実施例では回転式のボリュームを使用
したが、それに限らず、直線方向に移動させて電気抵抗
値が変化するボリュームに適用しても良い。その場合に
は、凹陥部87、88は横長の溝状となると共に、摘み
106は係る凹陥部内に移動自在に配置される。そし
て、摘みの圧接片を係る溝の対向する内側面に圧接させ
ることにより、移動の際に摩擦が生じるようにすれば良
い。
【0044】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、庫内
壁面に凹陥部を構成し、この凹陥部の底面に温度調節器
の軸を臨ませ、この軸には摘みを係合して、その状態で
凹陥部内にて回転若しくは移動自在と成すと共に、この
摘みの側面には圧接片を突設し、この圧接片を凹陥部の
内側面に圧接させているので、圧接片と凹陥部の内側面
との摩擦力によって、摘みの回転若しくは移動には物理
的な抵抗が加わる。
【0045】これにより、摘みは操作された当該回転或
いは移動位置に安定的に保持されるようになるので、使
用感が改善されると共に、不用意に回転或いは移動する
ことを防止若しくは抑制できるので、温度調節器による
庫内温度制御も安定且つ確実なものとなる。特に、構造
も簡単であり、温度調節器そのものを改造する必要もな
いので、コストの高騰も抑えられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施例としての冷蔵庫の各扉
を除く正面図である。
【図2】同じく扉を除く本発明の冷蔵庫の一部切欠正面
図である。
【図3】本発明の冷蔵庫の縦断側面図である。
【図4】本発明の冷蔵庫のもう一つの縦断側面図であ
る。
【図5】本発明の冷蔵庫の冷蔵室の透視斜視図である。
【図6】冷蔵室背面板の操作部の拡大斜視図である。
【図7】冷蔵室背面板の操作部の平断面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 6 断熱箱体 8 冷蔵室 11 野菜室 12 冷凍室 15 冷蔵室背面板 46 冷却室 47 冷却器 48 送風機 86 操作部 87、88 凹陥部 87A、88A 内側面 101 基板 102、103 ボリューム(温度調節器) 102A、103A 軸 106 摘み 111 圧接片 111A 爪部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内壁面に温度調節器の摘みを配設して
    成る冷蔵庫において、 前記庫内壁面に形成された凹陥部と、前記摘みの側面に
    突設された圧接片とを備え、前記凹陥部の底面に前記温
    度調節器の軸が臨み、前記摘みは前記軸に係合され、そ
    の状態で前記凹陥部内にて回転若しくは移動自在とされ
    ると共に、前記圧接片は前記凹陥部の内側面に圧接する
    ことを特徴とする冷蔵庫。
JP11642897A 1997-04-18 1997-04-18 冷蔵庫 Pending JPH10292985A (ja)

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Cited By (2)

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