JPH10291453A - エアバッグの製造法 - Google Patents

エアバッグの製造法

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JPH10291453A
JPH10291453A JP10181297A JP10181297A JPH10291453A JP H10291453 A JPH10291453 A JP H10291453A JP 10181297 A JP10181297 A JP 10181297A JP 10181297 A JP10181297 A JP 10181297A JP H10291453 A JPH10291453 A JP H10291453A
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JP
Japan
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woven fabric
nylon
primer
resin
elastomer
Prior art date
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JP10181297A
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English (en)
Inventor
Kinji Hirai
勤二 平井
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Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶着部の接合強度が高いエアバッグを容易に
製造することが可能となるエアバッグの製造法を提供す
る。 【解決手段】 ナイロン又はポリエステル繊維の織布を
プライマー処理した後、該織布の表面に熱可塑性の樹脂
層又はエラストマー層を形成して基布とし、2枚の基布
を重ね合わせて溶着することによりエアバッグを製造す
る方法において、プライマー処理剤がアルコキシシラン
化合物又はジイソシアネート化合物を含む処理剤であ
り、該樹脂又はエラストマーが、織布のナイロン又はポ
リエステル繊維よりも流動点又は融点が低く、前記プラ
イマーと反応する官能基を有し、39MPa以上の引張
強度を有するエアバッグの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナイロン又はポリ
エステル織布からなるエアバッグを、縫製することな
く、溶着によって製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ナイロン、ポリエステルなどの織
布をエアバッグの形状に形成するには、織布を裁断し、
重ね合わせて縫製する方法が一般的に採用されている。
この方法は、人手がかかり、生産性の改善に限界があ
る。このため、縫製に替わり、重ね合わせた織布の間に
クロロプレンなどの未加硫合成ゴム液又はシート状物を
置き、加硫することにより接合する方法(特開平2−1
75456号公報)、織布の表面に接合基材コート層を
介してポリエステル系エラストマー層を積層し、このエ
ラストマー層を相互に接するように重ね合わせて、ヒー
トシールにより接合する方法(特開平3−7337号公
報)などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加硫には時間
がかかり、ポリエステル系エラストマーでは溶着部の剥
離強さが十分でなく、いずれも実用上問題がある。
【0004】本発明は、加工が容易で、溶着部が高い接
合強度を持つ、溶着によるエアバッグの製造法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグの製
造法は、ナイロン又はポリエステル繊維の織布をプライ
マー処理した後、2枚の該織布の間に熱可塑性の樹脂又
はエラストマーを介在させて溶着することにより、より
具体的には、ナイロン又はポリエステル繊維の織布をプ
ライマー処理した後、該織布の表面に熱可塑性の樹脂層
又はエラストマー層を形成して基布とし、2枚の基布を
重ね合わせて溶着することによりエアバッグを製造する
方法において、プライマー処理剤がアルコキシシラン化
合物又はジイソシアネート化合物を含む処理剤であり、
該樹脂又はエラストマーが、織布のナイロン又はポリエ
ステル繊維よりも流動点又は融点が低く、前記プライマ
ーと反応する官能基を有し、39MPa以上の引張強度
を有することを特徴とするものである。
【0006】なお、本発明は、運転席用、後席用、助手
席用など各種のエアバッグの製造に適用できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
【0008】ナイロンやポリエステル織布を熱可塑性の
樹脂又はエラストマー(以下、接合樹脂等ということが
ある。)を介して接合したときの接合の強さは、織布と
接合樹脂等同士の剥離強さ及び接合樹脂等それ自身の引
張り強さの2要素によって決まる。すなわち、織布と接
合樹脂等の界面の剥離強さと、重ね合わせた織布の間に
一体として介在する接合樹脂等そのものの引張り強さに
よって決まる。
【0009】織布と接合樹脂等との界面について、高い
剥離強さを得るには、従来種々提案されている織布の表
面と接合樹脂等が物理的に接合するアンカー効果だけで
は十分でない。そこで、検討の結果、織布を構成する繊
維に対するプライマー処理において、特に繊維とプライ
マー処理剤との間に化学的な結合を形成し、同時に接合
樹脂等とプライマー処理剤との間にも化学的に結合する
ようなプライマー処理剤を選択することが効果的である
ことを見出した。また、高い接合強さを得るために、織
布間に介在する接合樹脂等自体が溶着界面で剥離するよ
うでは、目的を達することができない。従って、接合樹
脂等としては、溶着により十分溶け合って一体化しやす
く、その接合樹脂等自体の引張り強さが高い材料を選択
する必要があることも見出された。
【0010】プライマー処理剤としては、アルコキシシ
ラン化合物を含む溶液、ジイソシアネート化合物を含む
溶液又はディスパージョンが好ましい。これらの化合物
は、織布のナイロン繊維のアミド基に反応し、化学的に
結合する。プライマー処理剤の付着量は、用いる化合物
の性質によって異なるが、一般的には、織布のナイロン
又はポリエステル繊維100重量部に対し0.05〜1
重量部とくに0.1〜0.5重量部が好ましい。プライ
マー処理方法としては、含浸、ロールコーティング、ス
プレー等を採用できる。
【0011】基布同士を接合するための樹脂又はエラス
トマーは、ナイロン又はポリエステル繊維よりも低い温
度で流動又は溶融し、プライマー処理剤と反応する官能
基を持ち、引張り強さが39MPa以上の熱可塑性樹脂
又はエラストマーが好ましい。特に、熱可塑性ポリウレ
タン樹脂、低融点ナイロン樹脂、ナイロン系エラストマ
ーが好ましい。この樹脂又はエラストマーを基布に付着
させるには、フィルムの熱プレス、;織布上への共押出
し;射出成形;その他、ホットメルト、コーティング等
の手法を採用できる。
【0012】
【実施例】以下に実施例及び比較例を説明する。
【0013】なお、以下の実施例及び比較例において、
プライマー処理剤としては、下記の信越化学工業社製多
官能性カップリング剤と有機ゴム系プライマーを用い
た。
【0014】 <シランカップリング剤> アミノ基型 KBM602 N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメ チルジメトキシシラン KBM603 N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメ チルトリメトキシシラン アミノ基型基本型 KBM903 γ−アミノプロピルトリメトキシシラン エポキシ型 KBM403 γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン KBE402 γ−グリシドキシプロピルジメトキシシラン 耐熱型 KBM573 N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラ ン イソシアネート型 KBE9007 γ−イソシアノプロピルトリエトキシシ ラン ウレタンディスパージョンは、大日精化工業製レザミンUTM−71を用いた 。
【0015】カプロラクタム変性ジイソシアネート化合
物は、エムス社製グリルボンドIL−6を用いた。
【0016】また、接合樹脂としての熱可塑性ポリウレ
タン樹脂は、大日本インキ化学工業社製パンデックスT
−8190Nを厚さ0.2mmの押し出しシート(流動
点185℃)にして使用した。
【0017】低融点ナイロン樹脂は、ダイセル化学工業
社製ダイアミド7000(融点172〜178℃)及び
4102(融点80〜115℃)フィルム(いずれも厚
さ0.3mm)を用いた。
【0018】ポリエチレン樹脂は、タマポリ社製LLD
PEフィルムUB−3(融点122〜124℃)(厚さ
0.18mm)を使用した。
【0019】<実施例1>本発明の方法により、図1に
示すエアバッグを製造した。
【0020】イオン交換水にプライマー処理剤としてγ
−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン及びγ
−グリシドキシプロピルメチルトリメトキシシランをそ
れぞれ1wt%の濃度で溶解したシランカップリング剤
溶液をプライマー処理液とした。基布となるナイロン織
布(融点約255℃)の重量を量り、その重量の40w
t%分のシランカップリング剤溶液を採り、織布を浸漬
して織布全体に均一に吸収させた後、110℃で乾燥し
た。プライマー処理剤の付着率は表1に示す通りであ
る。
【0021】このシランカップリング剤処理した織布の
一方の面の全面に、接合樹脂として熱可塑性ポリウレタ
ンのフィルムを熱溶着した。このフィルムを溶着した基
布2枚を、接合樹脂面同士を重ねて、幅5mmの刃を持
つ溶着機で、周縁の幅5mmの部分を200〜220℃
で熱溶着して図1に示す形状のエアバッグを製造した。
【0022】なお、符号2は周縁部の溶着部を示す。符
号3はガス導入用の開口、符号4はベントホールを示
す。
【0023】熱溶着した基布の溶着部をエアバッグの半
径方向に幅40mm、長さ300mmの短冊形に切り、
チャック間距離200mm、引っ張り速度50mm/分
で剥離試験を行った。結果を表1に示す。
【0024】なお、表1中の(50)は、2種類のプラ
イマー処理剤がそれぞれ50重量部ずつ(即ち等量ず
つ)溶解されていることを示す。
【0025】<比較例1〜3>シランカップリング剤を
表1のものとしたこと以外は実施例1と同様にして熱溶
着した後、剥離試験を行った。結果を表1に示す。
【0026】<比較例4>ウレタンディスパージョンの
レザミンUMT−71を精製水に10wt%の濃度で希
釈した。この処理液にナイロン織布を浸漬し、次いで含
水率が40%程度にまで絞った後、100℃で乾燥し
た。乾燥後、150℃で5分間熱処理した。以下、実施
例1と同様にして熱溶着した後、剥離試験を行った。結
果を表1に示す。
【0027】<実施例2>シランカップリング剤KBE
9007を酢酸エチルに濃度1wt%に希釈し、比較例
1と同様にナイロン織布を浸漬した後、風乾した。以
下、実施例1と同様にして熱溶着した後、剥離試験を行
った。結果を表1に示す。
【0028】<実施例3>プライマー処理剤として、カ
プロラクタム変性ジイソシアネートのグリルボンドIL
−6の50%ディスパージョンにナイロン織布を浸漬
し、適度に絞った後、180℃で乾燥した。以下、実施
例1と同様にして熱溶着した後、剥離試験を行った。結
果を表1に示す。ただし、溶着温度は、グリルボンドの
活性化温度200〜220℃になるようにした。
【0029】<比較例5>プライマー処理しないナイロ
ン織布に、比較例1と同様に熱可塑性ポリウレタンフィ
ルムを溶着し、該接合樹脂面同士を重ね、以下、実施例
1と同様にして熱溶着した後、剥離試験を行った。結果
を表1に示す。
【0030】<実施例4>接合樹脂を高強度低融点ナイ
ロンダイアミド7000とした他は実施例1と同様にし
て熱溶着した後、剥離試験を行った。結果を表1に示
す。
【0031】<比較例6,7>接合樹脂をそれぞれ低強
度低融点ナイロンフィルムダイアミド4102、又はポ
リエチレンフィルムUB−3とした他は実施例1と同様
ににして熱溶着した後、剥離試験を行った。結果を表1
に示す。
【0032】
【表1】
【0033】表1から次のことが認められる。
【0034】1. 接合樹脂として熱可塑性ポリウレタ
ンを使用したときの剥離強さからプライマー処理の効果
をみると、プライマー処理を行わない比較例5に比較す
れば、いずれも認められた。しかし、中でも実施例1〜
3のように、ナイロン繊維のアミド基、熱可塑性ポリウ
レタン樹脂のウレタン基と結合するエポキシ基、イソシ
アネート基のような反応性官能基を有するプライマー処
理剤を適用したときの剥離強さが、特に高い。
【0035】2. プライマー処理剤としての高い効果
のある実施例1のプライマー処理剤を含浸したナイロン
基布を使い、接合樹脂を異ならせた場合の比較をする
と、引っ張り強さの高い低融点ナイロンでは、十分な剥
離強さを得ることができたが(実施例4)、強度の低い
低融点ナイロン、ポリエチレンでは、剥離強さが低くな
った(比較例6,7)。
【0036】3. 従って、プライマー処理剤として
は、ナイロン繊維と接合樹脂に結合する反応性官能基を
持つものが好ましく、特に、エポキシ基、多官能イソシ
アネート基を持つものが好ましい。接合樹脂としては、
プライマー処理剤の反応性官能基と結合する熱可塑性ポ
リウレタン、ナイロン系樹脂、エラストマーが好まし
い。更に、接合樹脂自身の引張強度が39MPa以上で
あることが好ましい。
【0037】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、溶着部の
接合強度が高いエアバッグを容易に製造することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例及び比較例で製造したエアバッグの平面
図である。
【符号の説明】
1 エアバッグ 2 溶着部 3 開口 4 ベントホール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナイロン又はポリエステル繊維の織布を
    プライマー処理した後、2枚の該織布の間に熱可塑性の
    樹脂又はエラストマーを介在させて溶着することにより
    エアバッグを製造する方法において、 プライマー処理剤がアルコキシシラン化合物又はジイソ
    シアネート化合物を含む処理剤であり、 該樹脂又はエラストマーが、織布のナイロン又はポリエ
    ステル繊維よりも流動点又は融点が低く、前記プライマ
    ーと反応する官能基を有し、39MPa以上の引張強度
    を有することを特徴とするエアバッグの製造法。
  2. 【請求項2】 ナイロン又はポリエステル繊維の織布を
    プライマー処理した後、該織布の表面に熱可塑性の樹脂
    層又はエラストマー層を形成して基布とし、2枚の基布
    を重ね合わせて溶着することによりエアバッグを製造す
    る方法において、 プライマー処理剤がアルコキシシラン化合物又はジイソ
    シアネート化合物を含む処理剤であり、 該樹脂又はエラストマーが、織布のナイロン又はポリエ
    ステル繊維よりも流動点又は融点が低く、前記プライマ
    ーと反応する官能基を有し、39MPa以上の引張強度
    を有することを特徴とするエアバッグの製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011168131A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Seiren Co Ltd エアバッグ用基布、それからなるエアバッグ、およびエアバッグ用基布の製造方法
US11376827B2 (en) 2016-10-21 2022-07-05 Toyobo Co., Ltd. Silicone-coated fabric

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011168131A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Seiren Co Ltd エアバッグ用基布、それからなるエアバッグ、およびエアバッグ用基布の製造方法
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