JPH10290814A - 歯科補綴物用模型並びに該模型の3次元形状測定方法及び歯科補綴物の製造方法 - Google Patents

歯科補綴物用模型並びに該模型の3次元形状測定方法及び歯科補綴物の製造方法

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JPH10290814A
JPH10290814A JP9115027A JP11502797A JPH10290814A JP H10290814 A JPH10290814 A JP H10290814A JP 9115027 A JP9115027 A JP 9115027A JP 11502797 A JP11502797 A JP 11502797A JP H10290814 A JPH10290814 A JP H10290814A
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prosthesis model
model
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dimensional shape
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Yasuhiro Murai
康弘 村井
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Nachi Fujikoshi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザセンサを用いた3次元形状測定に適し
た歯科補綴物用模型、並びにこの歯科補綴物用模型の3
次元形状測定に適した方法、及びこの測定方法により得
られた3次元形状データを用いた歯科補綴物の製造方法
を提供する。 【解決手段】 ワックスまたは合成樹脂を母材とする歯
科補綴物用模型を作製し、この歯科補綴物用模型の3次
元形状をレーザセンサにより測定し、この測定データに
基づき歯科補綴物を加工するようにされた歯科補綴物の
製造工程にて用いられる前記歯科補綴物用模型におい
て、波長0.5μm以上かつ0.75μm以下のレーザ
光に対して2.0以上の屈折率を有する顔料粒子が均一
に含有されていることを特徴とする歯科補綴物用模型を
提供した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科補綴物の製造
工程に関し、特に、レーザ変位計(レーザセンサ)によ
る3次元形状測定に適した模型、並びにこの模型の3次
元形状測定方法、及びこの測定方法により得られた3次
元形状データを用いた歯科補綴物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科技工用CAD・CAM装置にて歯科
補綴物を作製する場合、所望の歯科補綴物の3次元形状
を予め測定しておく必要がある。その方法としては、従
来より、支台歯の石膏模型上にワックスまたは合成樹脂
またはそれらの合成物(以下「ワックス等」と記す)に
て歯科補綴物のパターン(模型)を形成し、この模型の
3次元形状寸法をレーザセンサ等の光学式センサにて測
定するようにしていた。ワックス等によって歯科補綴物
の模型を形成する作業自体は鋳造方式でも行われる一般
的な技工操作であるため、レジン等の他の材料を使用す
るものよりも作業効率が良いものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
使用されるワックス等は鋳造目的で作られているため、
光の反射特性は特に考慮されていない。そのため、この
ワックス等により作製された模型は一般に光の透過性が
高く、レーザセンサから投射されたレーザ光は模型の表
面においてレーザセンサの受光部に対して十分に反射し
ないため、正確な測定データが得られないという問題が
あった。
【0004】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、レーザセンサを用いた3次元形状測
定に適した歯科補綴物用模型、並びにこの歯科補綴物用
模型の3次元形状測定に適した方法、及びこの測定方法
により得られた3次元形状データを用いた歯科補綴物の
製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の目的
を達成するために、ワックスまたは合成樹脂またはそれ
らの合成物(以下「ワックス等」と記す)を母材とする
歯科補綴物用模型を作製し、この歯科補綴物用模型の3
次元形状をレーザセンサにより測定し、この測定データ
に基づき歯科補綴物を加工するようにされた歯科補綴物
の製造工程にて用いられる前記歯科補綴物用模型におい
て、波長0.5μm以上かつ0.75μm以下のレーザ
光に対して2.0以上の屈折率を有する顔料粒子が均一
に含有されていることを特徴とする歯科補綴物用模型を
提供した(請求項1)。
【0006】物体の3次元形状を光学式センサの一種で
あるレーザセンサにより測定する場合、レーザセンサよ
り物体に対して投射されるレーザ光が、物体表面にて効
率良く反射されなければ高精度の測定データは得られな
い。ところが、従来より用いられているワックス等を母
材とする歯科補綴物用模型では光の透過率が高く、した
がって反射率が低く、レーザセンサの受光部には反射光
が十分に入射されず、結果的に高精度の測定データは得
られなかった。
【0007】そこで本発明では、レーザセンサにおいて
一般的に用いられている赤色レーザ光の波長範囲である
波長0.5μm以上かつ0.75μm以下のレーザ光に
対して高い屈折率、具体的には2.0以上の屈折率を有
する顔料粒子を歯科補綴物用模型の母材中に均一に含有
させることとした。歯科補綴物用模型が屈折率の高い顔
料粒子を含有することにより、歯科補綴物用模型に投射
されたレーザ光は歯科補綴物用模型の表面付近に存在す
る顔料粒子により散乱される。これにより歯科補綴物用
模型は光の透過率が低くなり、したがって反射率が高く
なり、レーザセンサの受光部には反射光が十分に入射さ
れることとなるので、信頼性の高い測定データが得られ
るようになる。
【0008】歯科補綴物用模型の3次元形状測定方法と
しては、ワックス等を母材とするとともに波長0.5μ
m以上かつ0.75μm以下のレーザ光に対して2.0
以上の屈折率を有する顔料粒子を均一に含有する歯科補
綴物用模型を作製し、この歯科補綴物用模型の3次元形
状を前記レーザ光を投射するようにされたレーザセンサ
により測定するようにした(請求項6)。
【0009】また、歯科補綴物の製造方法としては、ワ
ックス等を母材とするとともに波長0.5μm以上かつ
0.75μm以下のレーザ光に対して2.0以上の屈折
率を有する顔料粒子を均一に含有する歯科補綴物用模型
を作製し、この歯科補綴物用模型の3次元形状を前記レ
ーザ光を投射するようにされたレーザセンサにより測定
し、この測定データに基づき歯科補綴物を製造するよう
にした(請求項11)。
【0010】歯科補綴物用模型に含有される顔料粒子は
重量比率で5%以上かつ20%以下の割合で含有させる
ことが好ましい(請求項2、7、12)。顔料粒子の歯
科補綴物用模型中における重量比率が5%未満である
と、顔料粒子による反射率の向上効果が少なく、歯科補
綴物用模型の光透過性が高くなり、レーザセンサによる
良好な測定が行われなくなる。一方、顔料粒子の歯科補
綴物用模型中における重量比率が20%を超えると、ワ
ックス等を作製する際、顔料粒子が沈澱しやすくなり、
母材中に顔料粒子を均一に混練することが困難になる。
また、この場合、ワックス等の結合力が弱くなり、完成
した歯科補綴物用模型の強度が低下するという問題も生
じる。
【0011】また、歯科補綴物用模型に含有される顔料
粒子は1次粒子の粒子径が0.1μm以上かつ0.4μ
m以下とすることが好ましい(請求項3、8、13)。
1次粒子とは顔料粒子をワックス等に混練させる前の顔
料粒子のことであり、混練後のワックス等の中には、こ
の1次粒子の他に、1次粒子が凝集した大きな凝集体、
集合体、結合体などの2次粒子も存在している。光の散
乱が最大となる粒子径は一般に入射される光の波長の1
/2程度とされているので、波長0.5μm以上かつ
0.75μm以下のレーザ光に対して、1次粒子は上記
の粒子径の範囲とした。
【0012】さらに、歯科補綴物用模型に含有される顔
料粒子は前記1次粒子径が凝集した2次粒子の粒子径が
50μm以下とすることが好ましい(請求項4、9、1
4)。2次粒子の粒子径が50μmを超えると、ワック
ス等の結合力が弱くなり、完成した歯科補綴物用模型の
強度が低下するとともに、光の散乱の度合いも低くなる
ので、2次粒子は上記の粒子径を上限とした。
【0013】表1は代表的な顔料粒子材料の波長0.5
5μmにおける屈折率を示したものである。屈折率の高
い顔料粒子材料すなわち屈折率が2.0以上の顔料粒子
材料は、ZnS、ZnSe、CeO2 、TiO2 (2酸
化チタン)等であるが、この中でも2酸化チタンは屈折
率が最も高く、実際にワックス等の母材中に含有させた
際も、高い反射率が得られ、また母材との相性も良いも
のとなった(請求項5、10、15)。なお、投射する
レーザ光の波長が0.5μm以上かつ0.75μm以下
の範囲内においては、表1に記載の各顔料粒子材料は波
長0.55μmでの屈折率とほぼ同等の屈折率を有して
いる。
【0014】
【表1】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。まず、歯科技工用ワックス
と、顔料粒子材料としての1次粒子の粒子径0.3μm
の2酸化チタン粉末(ルチル結晶)とを、重量比で9:
1(重量比率10%)となるよう計量し、これをアルミ
ナるつぼに入れて、100°C程度の温度にて加熱、攪
拌し、しかる後、室温まで徐々に冷却する。歯科技工用
ワックスとしては、パラフィンワックスや合成ワックス
などを主成分とするワックス材料と、炭化水素樹脂等を
主成分とする合成樹脂材料との合成物としたが、それに
限定されず、従来より一般に使用されている歯科技工用
ワックス材料であればよい。1次粒子が凝集することに
よって生成される凝集体、集合体、結合体などの2次粒
子については、その粒子径が50μmを超えると、ワッ
クス材料の結合力が弱くなり、完成した歯科補綴物用模
型の強度が低下するとともに、光の散乱の度合いも低く
なるので、2次粒子の粒子径が50μmを超えないよう
に、加熱、攪拌及び冷却の方法に注意を払う必要があ
る。2酸化チタン粉末の重量比率が20%を超えたもの
では、撹拌中に2酸化チタンの沈澱物が生成されるが、
上記の重量比率においては沈澱物が生成されることはな
く、2酸化チタン粉末が均一に含有されたワックスが形
成される。
【0016】この2酸化チタン粉末を含むワックスのレ
ーザセンサを使用した歯科補綴物用模型への適用性を検
証するために、図2に示すように、本ワックスを使用し
て作製された円柱形状のワックスパターン11を、回転
軸16回りに回転可能に支持されたジグ12にセット
し、このワックスパターン11の直径寸法を波長0.6
7μmの赤色レーザ光を使用したレーザセンサ13を用
いて測定した。レーザセンサ13の構造は、被測定物に
対してスポット状のレーザ光を投光する投光部と、被測
定物からの反射光を受光する受光部とを備える、三角測
量の原理を利用した三角測距式のものである。測定の結
果、同一形状を有するアルミナとの寸法測定値の差は許
容範囲内であった。これにより、ワックスパターンの測
定値に適切なキャリブレーション値を加えることによ
り、本発明のワックスパターンにより作製された歯科補
綴物用模型の3次元形状を、正確かつ安定して測定でき
る目処がたった。
【0017】次に、図1に示すように、本ワックスにて
歯科石膏模型1の上にワックスパターン(歯科補綴物用
模型)2を作製する。この2酸化チタン入りワックス
は、結合強度において従来の歯科技工用ワックスとほぼ
同等であり、また、歯科技工士による作業性においても
従来の歯科技工用ワックスに劣るものではなかった。
【0018】次に、この歯科補綴物用模型2を図3に示
すような3次元形状測定装置にセットする。この3次元
形状測定装置は、X軸駆動モータ21aによりX軸方向
に動作可能にされたX軸テーブル21、このX軸テーブ
ル21上に配置されるとともにY軸駆動モータ22aに
よりX軸と直交するY軸方向に動作可能にされたY軸テ
ーブル22、及びZ軸駆動モータ23aによりX−Y平
面と直交するZ軸方向に動作可能にされたZ軸テーブル
23を有し、さらにY軸テーブル22上に配置された回
転テーブル24は、これに載置された歯科補綴物用模型
2をZ軸と平行な回転軸回りに回転可能にしている。歯
科補綴物用模型2の3次元形状を測定するレーザセンサ
13はZ軸テーブル23上に配置されており、回転テー
ブル24に載置された歯科補綴物用模型2に対して、Z
軸と平行に、波長0.67μmの赤色レーザ光14を投
射するようにされている。X軸テーブル21、Y軸テー
ブル22、Z軸テーブル23、及び回転テーブル24を
適宜動作制御させることにより、歯科補綴物用模型2の
3次元形状を測定する。
【0019】最後に、上記3次元形状測定装置により測
定された歯科補綴物用模型2の測定データに基づき、歯
科補綴物製造装置により完成品となる歯科補綴物を加工
する。歯科補綴物製造装置の形態としては3次元の形状
加工が行えるものであればよく、例えば、図3に示した
3次元形状測定装置に類似した軸構成を有するものであ
ればよい。具体的には、図3に示した3次元形状測定装
置において、Z軸テーブル23に載置されているレーザ
センサ13の代わりにスピンドル装置を取り付け、この
スピンドル装置の先端にディスク型やポイント型の研削
工具を把持させ、X軸テーブル21、Y軸テーブル2
2、Z軸テーブル23、及び回転テーブル24を適宜動
作制御させることにより、回転テーブル24に載置され
た歯科補綴物の素材の加工を行う。この歯科補綴物製造
装置により加工された歯科補綴物は歯科補綴物用模型の
形状を忠実にトレースしたものとなったので、本実施形
態の顔料粒子入りワックスにより作製された歯科補綴物
用模型は、レーザセンサを用いた3次元形状測定に十分
適用できることが判明した。
【0020】以上、本発明の一実施形態について説明し
た。なお、顔料粒子材料は2酸化チタンに限定されるこ
とはなく、表1に示した他の屈折率2.0以上の材料で
もよいし、表1に示した以外の高い屈折率を有する材料
であってもよい。また、レーザセンサのレーザ光の波長
は、この波長範囲において高い屈折率を有する材料に対
応して限定したが、これよりも波長の短い、例えば青色
レーザと、この青色レーザに対して高い屈折率を有する
材料があれば、この組合せにより本発明を構成すること
も、当業者にとって容易に可能である。また、レーザセ
ンサ13の構造は、投光・受光一体型のものに限定され
ず、投光部と受光部が分離された形態のものであっても
よい。さらに、3次元形状測定に使用される3次元形状
測定装置は図3に示した形態のものに限定されることは
なく、歯科補綴物用模型の全表面に対して精度良く形状
測定可能なものであればよい。
【0021】さらに付け加えれば、本発明の技術は歯科
補綴物用の模型にのみ限定される技術ではなく、この他
の補綴物の製造に関しても容易に適用可能である。すな
わち、ワックスまたは合成樹脂またはそれらの合成物を
母材とする補綴物用の模型を作製し、この補綴物用の模
型の3次元形状をレーザセンサにより測定し、この測定
データに基づき補綴物を加工するようにされた広く一般
の補綴物の製造工程においても、本発明の技術を容易に
適用することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ワックスまたは合成樹
脂またはそれらの合成物を母材とする歯科補綴物用模型
を作製し、この歯科補綴物用模型の3次元形状をレーザ
センサにより測定し、この測定データに基づき歯科補綴
物を加工するようにされた歯科補綴物の製造工程にて用
いられる歯科補綴物用模型において、波長0.5μm以
上かつ0.75μm以下のレーザ光に対して2.0以上
の屈折率を有する顔料粒子が均一に含有されるようにし
たので、歯科補綴物用模型が屈折率の高い顔料粒子を含
有することにより、歯科補綴物用模型に投射されたレー
ザ光は歯科補綴物用模型の表面付近に存在する顔料粒子
により散乱されることになり、これにより歯科補綴物用
模型は光の透過率が低くなり、したがって反射率が高く
なり、レーザセンサの受光部には反射光が十分に入射さ
れることとなるので、歯科補綴物用模型の信頼性の高い
測定データが得られるようになった。
【0023】また、本発明による歯科補綴物用模型を使
用することにより、レーザセンサによる歯科補綴物用模
型の3次元形状の測定や、この3次元形状の測定データ
を使用した歯科補綴物の製造が、容易に行われることと
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】歯科石膏模型1の上にワックスパターン(歯科
補綴物用模型)2を作製することを示す図である。
【図2】本発明の実施形態により生成されたワックス
の、レーザセンサを使用した歯科補綴物用模型への適用
性を検証するための装置を示す図である。
【図3】本発明の実施形態により生成されたワックスに
より作製された歯科補綴物用模型2の、3次元形状を測
定するための装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
2 歯科補綴物用模型 13 レーザセンサ 14 レーザ光

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワックスまたは合成樹脂またはそれらの合
    成物を母材とする歯科補綴物用模型を作製し、該歯科補
    綴物用模型の3次元形状をレーザセンサにより測定し、
    該測定データに基づき歯科補綴物を加工するようにされ
    た歯科補綴物の製造工程にて用いられる前記歯科補綴物
    用模型において、波長0.5μm以上かつ0.75μm
    以下のレーザ光に対して2.0以上の屈折率を有する顔
    料粒子が均一に含有されていることを特徴とする歯科補
    綴物用模型。
  2. 【請求項2】前記歯科補綴物用模型に含有される顔料粒
    子は重量比率で5%以上かつ20%以下の割合で含有さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の歯科補綴物
    用模型。
  3. 【請求項3】前記歯科補綴物用模型に含有される顔料粒
    子は1次粒子の粒子径が0.1μm以上かつ0.4μm
    以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の
    歯科補綴物用模型。
  4. 【請求項4】前記歯科補綴物用模型に含有される顔料粒
    子は前記1次粒子が凝集した2次粒子の粒子径が50μ
    m以下であることを特徴とする請求項3に記載の歯科補
    綴物用模型。
  5. 【請求項5】前記歯科補綴物用模型に含有される顔料粒
    子は2酸化チタンであることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の歯科補綴物用模型。
  6. 【請求項6】ワックスまたは合成樹脂またはそれらの合
    成物を母材とするとともに波長0.5μm以上かつ0.
    75μm以下のレーザ光に対して2.0以上の屈折率を
    有する顔料粒子を均一に含有する歯科補綴物用模型を作
    製し、該歯科補綴物用模型の3次元形状を前記レーザ光
    を投射するようにされたレーザセンサにより測定するよ
    うにしたことを特徴とする歯科補綴物用模型の3次元形
    状測定方法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の歯科補綴物用模型に含有
    される顔料粒子は重量比率で5%以上かつ20%以下の
    割合で含有されていることを特徴とする請求項6に記載
    の歯科補綴物用模型の3次元形状測定方法。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の歯科補綴物用模型に含有
    される顔料粒子は1次粒子の粒子径が0.1μm以上か
    つ0.4μm以下であることを特徴とする請求項6また
    は7に記載の歯科補綴物用模型の3次元形状測定方法。
  9. 【請求項9】請求項6に記載の歯科補綴物用模型に含有
    される顔料粒子は請求項8に記載の1次粒子が凝集した
    2次粒子の粒子径が50μm以下であることを特徴とす
    る請求項8に記載の歯科補綴物用模型の3次元形状測定
    方法。
  10. 【請求項10】請求項6に記載の歯科補綴物用模型に含
    有される顔料粒子は2酸化チタンであることを特徴とす
    る請求項6乃至9のいずれかに記載の歯科補綴物用模型
    の3次元形状測定方法。
  11. 【請求項11】ワックスまたは合成樹脂またはそれらの
    合成物を母材とするとともに波長0.5μm以上かつ
    0.75μm以下のレーザ光に対して2.0以上の屈折
    率を有する顔料粒子を均一に含有する歯科補綴物用模型
    を作製し、該歯科補綴物用模型の3次元形状を前記レー
    ザ光を投射するようにされたレーザセンサにより測定
    し、該測定データに基づき歯科補綴物を製造するように
    したことを特徴とする歯科補綴物の製造方法。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の歯科補綴物用模型に
    含有される顔料粒子は重量比率で5%以上かつ20%以
    下の割合で含有されていることを特徴とする請求項11
    に記載の歯科補綴物の製造方法。
  13. 【請求項13】請求項11に記載の歯科補綴物用模型に
    含有される顔料粒子は1次粒子の粒子径が0.1μm以
    上かつ0.4μm以下であることを特徴とする請求項1
    1または12に記載の歯科補綴物の製造方法。
  14. 【請求項14】請求項11に記載の歯科補綴物用模型に
    含有される顔料粒子は請求項13に記載の1次粒子が凝
    集した2次粒子の粒子径が50μm以下であることを特
    徴とする請求項13に記載の歯科補綴物の製造方法。
  15. 【請求項15】請求項11に記載の歯科補綴物用模型に
    含有される顔料粒子は2酸化チタンであることを特徴と
    する請求項11乃至14のいずれかに記載の歯科補綴物
    の製造方法。
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