JPH10290367A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH10290367A JPH10290367A JP10033192A JP3319298A JPH10290367A JP H10290367 A JPH10290367 A JP H10290367A JP 10033192 A JP10033192 A JP 10033192A JP 3319298 A JP3319298 A JP 3319298A JP H10290367 A JPH10290367 A JP H10290367A
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Abstract
く、しかもスクリーン形状の自由度を高めることがで
き、より高品質な出力画像を安定して得ることができる
ようにする。 【解決手段】 まず、入出力画像信号の解像度600d
piに対して、2倍の解像度の1200dpiとなる網
点パターンを生成する(図12(a))。出力画素値算
出回路20は、上記網点パターンに基づいて、入力画像
信号のサブピクセルの出力濃度値を算出する。この結
果、1200dpiの解像度を有する多値出力値とし
て、6×6のマトリックスを得る(同図(a))。次
に、このマトリックスを出力画素の解像度600dpi
に変換するために、2×2のサブマトリックスの単位で
合計を求め、出力画素の解像度に一致した3×3の最終
出力画像を得る(同図(b))。
Description
デジタル複写機あプリンタ等に係り、高品位の中間調画
像を出力するために用いて好適な画像処理装置に関す
る。
機やプリンタ等において、中間調画像を出力する方式と
しては、網点画像再現方式と三角波比較方式とが知られ
ている。その概要について以下に説明する。
あっては、ディザ法または濃度パターン法がある。これ
らの方式は、図16に示すように、出力画素の解像度の
一対一に対応する濃度しきい値マトリックスと入力画像
データとを比較し、その結果に基づいて出力画素のオン
/オフを制御するという構成をとる。このときの入力画
像データと出力画像データとの対応が一対一か、あるい
は一対複数画素かで、ディザ法と濃度パターン法とが分
類される。図17に示すように、入力画像データと出力
画像データとが一対一に対応する場合がディザ法とな
り、一対複数画素に対応する場合が濃度パターン法とな
る。ここでは、このような方式の濃度しきい値マトリッ
クスをスクリーンパターンと呼ぶ。
値は、8ビット(0〜255)の入力画像信号に適用す
る場合には、例えば、図17に示すスクリーンパターン
が、階調範囲(0〜255)をサブピクセル数で等分
し、線形量子化されるように設定する(端数は四捨五
入)。図17(b)に示す8ビット(0〜255)の入
力画像信号に適用した場合、図18(b)に示すよう
に、各濃度しきい値は、「8」、「24」、「40」、
……になる。
とが比較され、各サブピクセルのオン/オフ状態が決定
される。すなわち、入力画素の濃度よりも低い濃度しき
い値に対応するサブピクセルはオン状態となり、他のサ
ブピクセルはオフ状態となる。一例として、入力画素の
濃度が「120」であった場合、各サブピクセルのオン
/オフ状態は、図18(c)に示すようになる。
方式を採用する場合には、上述した処理を各原色(K,
Y,M,C)毎に行えばよい。しかしながら、各色に対
して同一のスクリーンパターンを用いると、僅かな位置
ずれによって色ムラが生じたり、各原色の網点が重なっ
た場合に生じる縞模様(モアレ縞)の影響が大きくな
る。そこで、図19に示すように、スクリーン角θが異
なるスクリーンパターンを4種類用いて、これらを各原
色に対応させて用いることが一般的である(特公昭52
−49361号公報、特開昭54−18302号公
報)。
は、スクリーン角θは、0゜、15゜、45゜および7
5゜に設定すると好適であることが知られている。しか
しながら、複写機等に応用するためには、同一のスクリ
ーンパターンを繰り返し使用してメモリ容量を削減する
ため、スクリーン角θは有理正接で求めることができる
値にする必要がある。なお、図20は、同一のスクリー
ンパターンを配列した状態を示す概念図である。図示す
る数字は、濃度しきい値番号である。
べく一致させる必要もある。図19に示す例では、スク
リーン角θについては好適な角度の「±2゜」、サブピ
クセル数Aは「17±1」個の範囲に収まっており、実
用上はこの程度で十分である。なお、同図(a)に示す
スクリーンパターンは図18(b)に示すものに対応す
る。
にあっては、図21(a)に示すように、まず、入力画
素の濃度がアナログ信号に変換される。そして、比較器
によって所定周期の三角波と該アナログ信号とが比較さ
れ、出力パルス幅信号を得る。アナログ信号のレベルが
三角波のレベル以上(あるいはレベル以下)となる場合
には、オン状態(例えば、レーザ光の露光状態)、それ
以外の場合には、オフ状態となる。すなわち、入力画素
の濃度が高いほど、アナログ信号のレベルが高くなり、
比較結果がオン状態になるデューティ比も高くなり、出
力画像の濃度も高くなる。
ー印刷を行う場合においても、色ムラやモアレ縞による
影響を抑制するため、各原色毎にスクリーン角θを付与
する技術が知られている。例えば、特開昭62−183
670号公報では、副走査方向に「1」ライン進む毎に
三角波の位相を一定量シフトする技術が開示されてい
る。また、特開平2−296264号公報では、階調再
現特性を副走査方向に「1」ライン進む毎に変化させる
技術が開示されている。
た従来技術においては、以下のような種々の問題があっ
た。まず、網点画像再現方式では、解像度と再現階調数
との間に相反関係があった。例えば、出力装置の解像度
が「400dpi(ドット/インチ)」であって、「2
00lpi(ライン/インチ)」の解像度を得たい場合
には、スクリーンのサイズを「2×2」にする必要があ
る。すなわち、再現階調数は「4」になり、極めて低い
階調数しか得られない。逆に、再現階調数を「64」に
するためには、スクリーンのサイズを「8×8」にする
必要がある。このため、解像度は「400/8=50l
pi」になり、大幅に低下する。
置は元々「4000dpi」程度の解像度を有している
ので、再現階調数を大とした場合であっても、肉眼では
画像の粗さは目立たない。しかしながら、電子写真方式
では、「400dpi〜600dpi」程度の解像度が
限界であるので、上述した問題が生じる。
階調数との間に相反関係はない。しかしながら、上述し
た技術によって各原色毎にスクリーン角θを付与するこ
とは実用性に乏しい。この理由を図22を参照して説明
する。図22(a)において、S1は、アナログ信号で
あり、このアナログ信号S1は、三角波信号と比較され
る。三角波信号は、副走査方向の「1」ライン毎に位相
が徐々に遅延される。
光パターンを同図(b)に示す。同図(b)から明らか
なように、副走査方向の「1」ライン毎に三角波の位相
をシフトさせると、網点やスクリーン形状の崩れ、ある
いは途切れ等を招きやすい。これにより、階調特性およ
び粒状性再現に悪影響が生じ、満足できる画質を得るこ
とが困難であった。さらに、スクリーン角θおよびスク
リーン線数(解像度)についても、用いられる三角波パ
ターンの周期に拘束され、自由度が少なかった。
もので、解像度と再現階調数との間に相反関係がなく、
しかもスクリーン形状の自由度を高めることができ、よ
り高品質な出力画像を安定して得ることができる画像処
理装置を提供することを目的としている。
るために、請求項1記載の発明では、入力画像信号を変
換して、画像記録装置への出力画像信号を生成する画像
処理装置において、網点スクリーンの成長および濃淡再
現の重みを表現する重み係数値であって、前記入力画像
信号に対し、n×m倍の解像度を有する網点パターンを
格納する網点パターン記憶手段と、前記入力画像および
前記入力画像の1画素に対応する前記網点パターン記憶
手段に記憶されている複数の重み係数値のうちの1つの
重み係数値から、k値(k>2)の出力値を算出する第
1の算出手段とを具備することを特徴とする。
点パターン記憶手段に格納されている網点パターンとに
基づいて前記入力画像信号の各画素の出力画素値を算出
する際に、第1の算出手段により、入力画像信号に対し
てn×m倍の解像度を有する網点パターンを用い、該網
点パターンを構成する複数の重み係数値のうちの1つの
重み係数値に従ってk値(k>2)の出力画素値を算出
するようにしたので、解像度と再現階調数との間に相反
関係がなく、しかもスクリーン形状の自由度を高めるこ
とが可能となり、より高品質な出力画像を安定して得る
ことが可能となる。
施形態について説明する。
を示すブロック図である。図において、画像処理装置
は、スクリーン角生成パターン発生回路10、出力画素
値算出回路20および波形制御多値化回路30からな
る。以下、n=1、m=1の場合の各部の構成について
説明する。
路 スクリーン角生成パターン発生回路10は、カラープリ
ント出力時にC,M,Y,K毎に異なるスクリーン角の
網点パターンを生成する。副走査方向アドレスカウンタ
102は、水平同期信号H_SYNCをカウントし、該
カウント値を出力する。また、主走査方向アドレスカウ
ンタ104は、画素クロックCLKをカウントし、該カ
ウント値を出力する。
SYNCがスクリーン角生成パターン発生回路10に入
力された場合、あるいは主走査方向アドレスカウンタ1
04のカウント値が所定のリセット値に達した場合に主
走査方向アドレスカウンタ104をリセットする。これ
により、カウンタ値は「0」に戻る。
リーンの場合には、特公昭52−49361号公報に開
示されている方式により、これを展開して得られた、図
20に示す展開パターンを生成する。このときに生成さ
れるL×Lの長方形マトリックスを主走査方向にL画素
毎、副走査方向にはLライン進む毎に繰り返して使用す
ることで、所望のスクリーンパターンで埋め尽くされた
スクリーンが生成できる。このときの主走査方向のリセ
ット値は「17」となる。
向アドレスカウンタ102のカウント値がリセット値
(この場合、副走査方向のリセット値も「17」とな
る)に達した場合、該副走査方向アドレスカウンタ10
2をリセットする。また、網点パターンメモリ103
は、この実施形態では「17×17バイト」のメモリ容
量を有し、上記副走査方向アドレスカウンタ102、主
走査方向アドレスカウンタ104のカウント値によって
アクセスされる。該網点パターンメモリ103には、使
用されるスクリーンパターンを配列した内容が記憶され
ている。すなわち、上述した図20に示すL×Lの長方
形マトリックスの展開パターンが格納される。このよう
にして、網点パターンメモリ103は、副走査方向アド
レスカウンタ102、主走査方向アドレスカウンタ10
4のカウント値に応じた網点パターン値Sを出力する。
を図2に示す。図2に示す網点パターン値は、図19
(a)に示す「0゜」のスクリーン角θに対応し、以下
に示す手順で変換された後、実際の網点パターンメモリ
103に格納される。まず、図19(a)に示すマトリ
ックス内の各パターン値から「1」を引いたマトリック
スを求め、次に、4×4のマトリックスから求められる
ステップゲイン値「16(=256/(4×4))」
を、先に求めたマトリックスに掛け合わせ、実際に網点
パターンメモリ103に格納する網点パターンを決定す
る。この結果、マトリックス内のこれらの値は、その画
素がオン(黒)になったときの、全体(256)に対す
る割合(重み)を示すことになる。すなわち、1個のド
ットがオンになった場合には、1/16×256=1
6、2個のドットがオンになった場合には、2/16×
256=32となる。但し、図2に示す網点パターンで
は、後述する計算の簡略化のために、上述したように、
図19(a)に示すマトリックスから「1」を引いて、
「0」から開始するパターンとしている。
図19(b)に示すスクリーンパターンが用いられる場
合、図20に示すL×Lのマトリックスを格納するため
に、「17×17ビット」のメモリ容量を有し、網点パ
ターンメモリ103の各網点パターンに対応して、図3
(b)に示すような「0」、「1」、「2」のいずれか
を示す2ビットの波形パターンを記憶する。このとき、
「0」は右側からドットが成長する場合の波形パターン
であり、「1」は左側から成長する場合の波形パター
ン、「2」は真ん中から成長する場合の波形パターンで
ある。但し、この値に限られるわけではない。本実施形
態の場合には、合計3種類のパターンであるので、17
×17×2ビットの波形パターンメモリが必要となる。
そして、副走査方向アドレスカウンタ102、主走査方
向アドレスカウンタ104のカウント値によって、波形
制御パターンメモリ111の波形パターンがアクセスさ
れ、スクリーン切換信号SCSとして出力される。ここ
で、各網点パターンに対応する波形パターンの例を図3
(c)に示す。また、図4は、網点パターンの他の例を
示す概念図であり、左から順に「0」、「2」、「1」
となる波形パターンを有し、いわゆる万線と呼ばれるも
のである。
照して説明する。図において、減算器201は、入力画
像信号(画素濃度)Vから網点パターン信号Sを減算す
る。階調ゲインレジスタ210は、階調ゲインGを記憶
している。なお、階調ゲインGは、図19の網点パター
ンのサブピクセル数(上記例では「16」、「17」ま
たは「18」)に等しくなるうに設定される。次に、乗
算器202は、減算器201での減算値Nと階調ゲイン
Gとを乗算し、その乗算結果Mを出力する。比較器20
3、204は、各々、乗算結果Mが「0」より小さい
か、あるいは255より大きいかを判定し、それぞれの
判定結果1ビットづつを合わせた2ビットをデコーダ2
08に入力し、セレクタ209への選択信号とする。一
方、乗算器202の結果は、それぞれ異なる特性を有す
る3つのLUT(この例では3種類のLUTを用いた
が、これに限られるものではない)205,206,2
07に入力され、階調補正された後にセレクタ209に
供給される。
06,207からの信号と、予めレジスタにセットされ
ている「0」または「255」の2つの信号との合計5
つの信号を、デコーダ208からの2ビット信号と、波
形制御パターンメモリ111からの波形制御パターン信
号2ビットとの合計4ビットの値に応じて選択し、出力
画像信号ODとして送出する。セレクタ209は、比較
器203、204の比較結果に基づいて、乗算結果Mが
「0」以下であれば、値「0」を出力し、「255」以
上であれば、値「255」を出力する。上記2つの値以
外の場合には、波形制御パターン信号2ビットに従っ
て、波形パターンに対応したLUT205〜LUT20
7のいずれかの補正用LUTの出力結果を出力する。
と、本発明の出力画素値算出法による網点化とをそれぞ
れの原理を比較して説明する。図6は、従来の2値化方
式による網点化の原理を示す概念図である。図におい
て、入力信号が182/255=71%の面積率を有す
る信号として入力された場合、図示したような4×4の
合計16個の出力画素のうち、11個がオン(255)
となり、残り5個がオフ(0)となる。このとき、出力
信号の面積率は、(255×11)/(255×16)
×100%=69%となり、4×4=16階調分の量子
化レベルしか確保されないため、この場合、1/16=
6.25%単位の量子化ステップによる量子化誤差が発
生してしまうので、満足できるものではなかった。仮
に、12個までがオン(255)となっても、このとき
の出力信号の面積率は、(255×12)/(255×
16)×100%=75%となり、6%の量子化誤差が
発生してしまう。
素値算出法による網点では、4×4=16の各画素の持
つ重み(その画素までがオンになったときのベタ濃度レ
ベル「255」に対する割合)を表す網点パターンマト
リックスを用いて後述する決定法により、フィードバッ
ク演算なしに、4×4の各出力画素の出力濃度レベルを
算出する処理を行う。これによると、入出力間での再現
量子化誤差を最小にするように、中間濃度レベルの出力
画素制御ができるため、出力信号の面積率は、(255
×11+96)/(255×16)×100%=71%
となり、8ビットの入出力システムに適用した場合、
「256」の量子化ステップ、1/256=0.4%以
下の量子化誤差に収まる階調再現が可能になる。
説明する。入力画像信号Vの値が「182」であって、
網点パターンメモリ103から図19(a)に示す「0
゜」の各値が出力された場合を想定して具体例を説明す
る。まず、入力画像信号Vが「182」であれば、網点
パターンの4×4マトリックスの各パターン値S
(「0」、「16」、……、「240」)に対して減算
器201でV−Sを実施し、その結果Nに階調ゲインG
(この場合、256/16=16)を乗算器202で乗
算し、乗算結果Mを得る。この乗算結果Mが「0」より
小さければ、「0」を出力し、「255」より大きけれ
ば、「255」を出力することになる。網点パターン値
が「160」以下のときには、乗算結果Mが「255」
以上の値を示す。一方、網点パターン値が「192」以
上のときには、乗算結果Mが「0」以下の値を示す。網
点パターン値が「176」のときのみ、乗算結果Mは
「0」と「255」の間の「96」を示すことになる。
以上の結果から、セレクタ209は、網点パターン値が
「160」以下のときは「255」を、網点パターン値
が「192」以上のときは「0」を、網点パターン値が
「176」のときは、M値「96」がLUT205、2
06、207により変換されたいずれかの値の1つを、
波形制御パターン信号で選択して出力する。これらの各
LUT205、206、207に設定する変換特性につ
いては後述するが、簡単のためにリニアなものがいずれ
かのLUTに設定されているとすれば、乗算値Mからは
「96」がそのまま出力される。この結果、図7に示す
ような出力結果が得られる。
ば、入力信号に忠実な量子化誤差の少ない階調再現方式
が実現できるが、中間濃度レベルを再現させる手段、お
よびその特性によっては、原理的に実現できるものとは
異なることが予想される。
構成によるスクリーン生成方式によって得られるトーン
再現特性を示す概念図、および補正トーン特性の効果を
示す概念図である。本方式によるトーン再現特性は、図
8(a)に示すように、網点パターンのオン(255)
画素が担うデジタル部分の階段的階調再現部と中間濃度
レベル画素が担うアナログ部分の連続的階調再現部とが
合成されたものとなる。このため、これら両者の階調再
現部がともにリニアな特性とならなければ、基本的に不
連続点のある階調特性となり、疑似輪郭が発生してしま
う。このために、中間濃度画素値の再現を担うアナログ
スクリーン生成部のトーン再現性および「0」、「25
5」出力からなる階段的階調再現を担うデジタルスクリ
ーン生成部のトーン再現性の双方を補正する手段が必要
となる。
示すLUT205〜LUT207である。図8(a)に
示すように、トーン補正前は、スクリーンパターンしき
い値が作るデジタル部分の階段的階調再現域と、中間濃
度画素値によるアナログ部分の連続的階調再現域との接
点で、不連続点を有するゆらぎのある階調特性となる。
これに対して、階段的階調再現域と連続的階調再現域と
の双方を適切に補正した図8(b)に示すトーン再現特
性は、リニアな疑似輪郭のない特性となる。
続的階調再現を実際に補正する場合の手順を示す概念図
である。図において、アナログスクリーンによるトーン
再現特性が図9(a)であった場合、これがリニアにな
るように逆関数となる図9(b)のトーン特性を求め
る。さらに、ハイライト部分でのトーンカーブの立ち上
がり、および高濃度部分でのトーンカーブのyを、でき
るだけ滑らかになるように決定し、これをLUTにセッ
トする。このときのLUTは、後述するような複数の波
形特性のうちのひとつを選択して使用するような多値化
手段をとる場合は、波形の種類毎に設定することが有効
である。また、本実施形態のように、200線Aタイ
プ、200線Bタイプ、400線の位相、周期が異なる
三角波パターンによる多値化手段の場合は、それらに対
応して3種のLUTを設ける。但し、これらLUTの種
類、数等は、これに限らず、網点パターンに依存して切
り替えるようにしてもよい。
部分の階段的階調再現域については、階段の高さ(量子
化ステップの幅)が均一になるように、出力画素値算出
回路20の前段に設けたトーン補正手段で補正する。こ
のような構成にすることで、疑似輪郭等のないリニアリ
ティーの高い階調再現特性の実現が可能になる。
ブロック図である。図において、D/A変換回路301
は、画像濃度信号ODをアナログ信号に変換して出力す
る。パターン発生部302,303,304は、各々、
相互に「180゜」位相の異なる200線のA相、B相
の2種類の三角波信号、および400線の三角波信号を
出力する。コンパレータ305,306,307は、上
記三角波信号と上記アナログ信号とを各々比較し、比較
結果をデジタル信号として出力する。すなわち、上記デ
ジタル信号は、アナログ信号のレベルが三角波信号のレ
ベル以上である場合には「1」になり、それ以外の場合
には「0」となる信号である。
CS(波形制御パターンメモリ111の内容)に基づい
て、これらアナログ信号のうち、いずれか1つを画素ク
ロックCLKに同期させて選択し、出力する。この出力
信号は、レーザダイオード用の出力パルス変調信号とし
て出力される。
る部分の三角波信号の波形を図3(c)に示す。同図
(b)、(c)を比較すると、スクリーン切換信号SC
S(成長パターン)が「0」である場合には、パターン
発生器302,303のいずれかのうち、立ち上がりの
半周期にある三角波パターンにより得られたパルス変調
信号が選択回路308で選択され、このシステムの場合
には、画素の右側から打点される。スクリーン切換信号
SCSが「1」である場合には、パターン発生器30
2,303のいずれかのうち、立ち下がりの半周期にあ
る三角波パターンにより得られたパルス変調信号が選択
回路308で選択され、画素の左側から打点される。ま
た、スクリーン切換信号SCSが「2」である場合に
は、パターン発生器304の400線周期の三角波パタ
ーンにより得られたパルス変調信号が選択回路308で
選択され、画素の中央から打点される。
なる200線のA相、B相の2種類の三角波信号パター
ンを参照した、コンパレータ305,306から出力さ
れるアナログ信号のうち、どちらが選択されるかは、ス
クリーン切換信号SCSのみによっては一意に決まらな
い。例えば、スクリーン切換信号SCSが一定値のま
ま、画素クロックCLKが複数回入力されると、セレク
タ305は、両アナログ信号を交互に選択することにな
る。また、ここで用いられる三角波波形は、パターン
1、2のみならず、その1/2周期の三角波パターンや
ノコギリ波等を用いることも考えられる。また、その数
も上述した3つの三角波信号に限定されるものではな
く、3つ以上であってもよい。さらに、三角波信号に限
定されるものではなく、ランプ関数系の信号であっても
よい。
態の画像処理装置を用いてカラー画像を出力する場合、
最初にY色の出力処理が行われる。
リセットされ、図3(a)および(b)に示す「0゜」
に係る網点パターン(このときに上述した重み変換され
ている)および波形制御パターンが図1の網点パターン
メモリ103および波形制御パターンメモリ111に各
々書き込まれ、リセット回路105におけるリセット値
は「4」に設定される。
素値算出回路20内の階調ゲインレジスタ210に値
「16」が書き込まれる。次に、主走査方向アドレスカ
ウンタ104に画素クロックCLKが供給され、出力画
素値算出回路20にはK色に係る入力画像信号Vが供給
される。主走査方向アドレスカウンタ104は画素クロ
ックCLKをカウントするが、カウント値が「4」に達
すると、該カウント値は、リセット回路105によって
リセットされる。また、副走査方向アドレスカウンタ1
02からは「0」が出力される。
あっては、「Y(副走査方向)=0、X(主走査方向)
=0」のアドレスから「Y(副走査方向)=0、X(主
走査方向)=3」までの「4」アドレスが繰り返しアク
セスされ、対応する「4」種類の網点パターンSが出力
画素値算出回路20に繰り返し供給される。出力画素値
算出回路20にあっては、比較器203、204の比較
結果と波形制御パターンに基づいて、乗算器202から
出力されたLUT後の3つの中間値、「255」、
「0」のうち、いずれか1つの値が選択され、選択され
た値は画像濃度信号ODとして出力される。
っては、網点パターンSに対応したスクリーン切換信号
SCSが出力される。このようにして、主走査方向の
「1」ライン分のスキャンが終了すると、水平同期信号
H_SYNCがスクリーン角生成パターン発生回路10
に供給される。これにより、副走査方向アドレスカウン
タ102のカウント値がインクリメントされるととも
に、主走査方向アドレスカウンタ104のカウント値が
リセットされる。
始される。そして、「4」ライン分のスキャンが終了し
た後に、水平同期信号H_SYNCが副走査方向アドレ
スカウンタ102に入力されると、副走査方向アドレス
カウンタ102のカウント値が「4」となる。リセット
回路105は、この状態を検出すると、副走査方向アド
レスカウンタ102のカウント値を「0」にリセットす
る。
して入力画像信号Vが出力画素値算出回路20に供給さ
れると、網点パターンメモリ103および波形制御パタ
ーンメモリ111がアクセスされ、サブピクセルが出力
画素値算出回路20に供給されるとともに、スクリーン
切換信号SCSが波形制御多値化回路30に供給され
る。これにより、「1」ページ分のK色の画像濃度信号
ODが波形制御多値化回路30に順次供給される。
処理が行われる。まず、各メモリ、レジスタ、カウンタ
等がリセットされ、図3(a)および(b)に示す「1
4゜」に係る網点パターン(このときに上述した重み変
換されている)および波形制御パターンが網点パターン
メモリ103および波形制御パターンメモリ111に各
々書き込まれ、リセット回路105におけるリセット値
は「17」に設定される。
素値算出回路20内の階調ゲインレジスタ210に値
「17」が書き込まれる。そして、画素クロックCLK
がスクリーン角生成パターン発生回路10に供給され、
M色の入力画像信号Vが出力画素値算出回路20に供給
されると、Y色において説明したのと同様の処理が行わ
れ、「1」ページ分のM色の画像濃度信号ODが波形制
御多値化回路30に順次供給される。
処理が行われる。まず、各メモリ、レジスタ、カウンタ
等がリセットされ、図3(a)および(b)に示す「4
5゜」に係る網点パターンおよび波形制御パターンが網
点パターンメモリ103および波形制御パターンメモリ
111に各々書き込まれ、リセット回路105における
リセット値は「6」に設定される。
素値算出回路20内の階調ゲインレジスタ210に値
「18」が書き込まれる。そして、画素クロックCLK
がスクリーン角生成パターン発生回路10に供給され、
K色の入力画像信号Vが出力画素値算出回路20に供給
されると、Y色において説明したのと同様の処理が行わ
れ、「1」ページ分のK色の画像濃度信号ODが波形制
御多値化回路30に順次供給される。
力処理が行われる。まず、各メモリ、レジスタ、カウン
タ等がリセットされ、図3(a)および(b)に示す
「75゜」に係る網点パターンおよび波形制御パターン
が網点パターンメモリ103および波形制御パターンメ
モリ111に各々書き込まれ、リセット回路105にお
けるリセット値は「17」に設定される。
素値算出回路20内の階調ゲインレジスタ210に値
「17」が書き込まれる。そして、画素クロックCLK
がスクリーン角生成パターン発生回路10に供給され、
C色の入力画像信号Vが出力画素値算出回路20に供給
されると、Y色において説明したのと同様の処理が行わ
れ、「1」ページ分のC色の画像濃度信号ODが波形制
御多値化回路30に順次供給される。
号Vに基づいて生成される画像濃度信号ODの一例を図
11(c)に示す。このように、各色に係る画像濃度信
号ODが波形制御多値化回路30に供給されると、該画
像濃度信号ODは、D/A変換回路301を介してアナ
ログ信号に変換される。また、パターン発生部302〜
304からは位相、周期の異なる三角波信号が出力され
る。ここで、画像濃度信号ODが「255」である場合
は、セレクタ305〜307の出力するデジタル信号は
常に「1」になるので、出力パルス変調信号のデューテ
ィ比は「100%」になる。
合は、セレクタ305〜307の出力するデジタル信号
は常に「0」になるので、出力パルス変調信号のデュー
ティ比は「0%」になる。そして、画像濃度信号ODが
中間濃度である場合は、出力パルス変調信号のデューテ
ィ比は、該中間濃度に応じた値になる。その際、用いら
れる三角波信号に応じて、網点形状は、図11(d)ま
たは(e)に示すものが考えられる。
の三角波パターンによって多値化した場合、トギレが発
生し、満足されるものではない。しかし、本実施形態に
あっては、図3(c)に示す三角波パターンが採用され
るように、選択回路308で切換処理が行われる。した
がって、一方、波形制御パターンSCSに基づいて、波
形制御多値化した場合、図11(e)に示すように、元
々の想定していたスムーズな網点形状を生成できる。
像信号V<濃度しきい値S」の条件を満たし、かつ、
「値N(N=V−S+D)は負値ではない」という条件
を満たすサブピクセルに対して、該値Nに応じた中間濃
度が設定される。すなわち、解像度と再現階調数との間
に相反関係がなく、スクリーンパターンを構成するサブ
ピクセル数が少ない場合であっても、十分な再現階調数
を得ることができる。
の第1のサブピクセルに主走査方向に隣接し、該第1の
サブピクセルよりも濃度しきい値の低い第2のサブピク
セルが存在する場合には、この第1、第2のサブピクセ
ルのオン状態の部分が連続するように、三角波信号が選
択される。これにより、スクリーン形状の崩れを防止で
き、高品質な出力画像を安定して得ることができる。
を高め、スムーズな網点形状を生成できる方式を提案す
る。
これまで説明してきた第1実施形態を拡張したものであ
る。入出力画像信号の解像度を、例えば、主走査、副走
査とも600dpiとしたときに、上述した実施形態で
は、同じ解像度を有する網点パターンを作り、これに基
づいて、多値化信号(最終的なパルス幅変調信号)を得
ていた。これに対して、ここでの例は、入出力画像信号
の解像度に対して、高い解像度、例えば、主走査、副走
査とも1200dpiの網点パターンを生成し、これに
基づいて、出力画素値算出を実施した後、出力の解像度
600dpiに合わせるように変換した多値化信号を得
ることにより、より理想の形状に近い網点信号を生成す
ることを実現している。
例えば、入出力画像信号の解像度600dpiに対し
て、2倍の解像度の1200dpiとなる網点パターン
を生成する。この場合、6×6のマトリックスで36ス
テップを有するパターンとなるが、第1の実施形態で説
明したように、マトリックスの各画素の持つ重みは、2
56/36≒7となり、同様に、「0」、「7」、「1
4」、……、「248」というように網点成長順にパタ
ーン配置する。
前述したアルゴリズムと同様のアルゴリズムによって計
算を行うが、このときに用いる階調ゲイン値Gと、その
あとで実施される比較器への値の設定を拡張して考える
必要がある。このときの階調ゲイン値Gは、全体として
は、6×6の網点パターンを用いているが、入力の解像
度と同等のマトリックスサイズということで、3×3=
9と解釈する。したがって、階調ゲイン値Gは「9」と
なる。比較器への設定値は、「0」以下の値検出につい
ては変わらないものの、大きいほうの値については、8
ビットデータの最大値「255」ではなく、出力画素値
算出回路20内での網点パターン解像度1画素当たりが
持つ最大値を設定する。この場合、1入力解像度に対し
て、2×2(n×m)の網点パターンが対応するため、
網点パターン解像度1画素当たりが持つ値は255/
(2×2)=63.75となる。図12(a)、(b)
では、この条件下での計算例を示しているが、1200
dpiの解像度を有する多値出力値として、図12
(a)に示す値のマトリックスを得る。このときの値
は、「0」か「64(本当は63.75)」か、1つの
中間値(この場合は「44」)で構成されるマトリック
スとなる。
度600dpiに変換するために、2×2のサブマトリ
ックスの単位で合計を求め、図12(b)に示すよう
に、出力画素の解像度に一致した3×3の最終出力画像
を得る。図13には、第1の実施例の出力結果との比較
を示す。図において、両者とも、出力総和値は変わらな
いが、第2の実施例の方が、中間濃度値の発生箇所が多
く現れ、網点形状として、よりスムーズなものが得られ
ていることが分かる。
網点パターンをサブマトリックスの分割数分有し、これ
に対して、処理を行うために、分割数分の減算器201
-1〜20-n、乗算器202-1〜202-n、セレクタ20
3-1〜203-nを備え、並列計算を実施した後、最終的
に各分割毎の多値出力信号を加算器&セレクタ209a
で合計して出力する構成となっている。図12を図14
で実施する場合の分割数nは、サブマトリックスが2×
2(n×m)であるから「4」となる。
である。入力画像信号の解像度を、例えば、主走査、副
走査とも600dpiとしたときに、第2実施形態と同
様に、入力画像信号の解像度に対して高い解像度、例え
ば、主走査、副走査とも1800dpi(入力解像度≦
出力解像度≦網点パターン解像度)に合わせるように変
換した多値化信号を得ることにより、より理想の形状に
近い網点信号を生成することを実現している。
ば、入力画像信号(600dpi)に対して、3倍の解
像度の1800dpiとなる網点パターンを生成する。
この場合、6×6のマトリックスで36ステップを有す
るパターンとなるが、第1、第2実施形態で説明したよ
うに、マトリックスの各画素の持つ重みは、256/3
6≒7となり、同様に、「0」、「7」、「14」、…
…、「248」というように網点成長順にパターン配置
する。
前述したアルゴリズムと同様のアルゴリズムによって計
算を行うが、このときに用いる階調ゲイン値Gと、その
あとで実施される比較器への値の設定を拡張して考える
必要がある。このときの階調ゲイン値Gは、全体として
は、6×6の網点パターンを用いているが、出力の解像
度と同等のマトリックスサイズということで、3×3=
9と解釈する。したがって、階調ゲイン値Gは「9」と
なる。比較器への設定値は、「0」以下の値検出につい
ては変わらないものの、大きいほうの値については、8
ビットデータの最大値「255」ではなく、出力画素値
算出回路20内での網点パターン解像度1画素当たりが
持つ最大値を設定する。この場合、1出力解像度に対し
て、2×2(n×m)の網点パターンが対応するため、
網点パターン解像度1画素当たりが持つ値は255/
(2×2)=63.75となる。
の計算例を示しているが、1800dpiの解像度を有
する多値出力値として、図15(a)に示す値のマトリ
ックスを得る。このときの値は、「0」か「64(本当
は63.75)」か、1つの中間値(この場合は「4
4」)で構成されるマトリックスとなる。次に、このマ
トリックスを出力画素の解像度900dpiに変換する
ために、2×2のサブマトリックスの単位で合計を求
め、図15(b)に示す、出力画素の解像度に一致した
3×3の最終出力画像を得る。
力画素値算出回路20では、入力画像信号を網点パター
ンの解像度に合わせるとともに、出力の解像度に合わせ
て加算器&セレクタ209aのクロックを変える必要が
ある。
定されるものではなく、種々の変形が可能である。例え
ば、上記第1または第2実施形態にあっては、第1およ
び第2の三角波信号として、位相が「180゜」異なる
三角波信号を用いたが、2種類の鋸波信号を発生させ、
スクリーン切換信号SCSに基づいて、これら鋸波信号
のうち、一方を参照信号として選択してもよい。
は、濃度パターン法を用いた場合の例を説明したが、デ
ィザ法を用いる場合であっても同様に適用可能である。
すなわち、上記第1または第2実施形態における「サブ
ピクセル」をディザ法における「一画素」と考え、画像
濃度信号ODとしてディザ法による画像濃度信号を用い
ればよい。これにより、上記実施形態のものは、n個の
入力画素Q1、Q2、……、Qnを、各々、対応するn
個の出力画素R1、R2、……、Rnに変換するものに
なる。
ば、入力画像信号と前記網点パターン記憶手段に格納さ
れている網点パターンとに基づいて前記入力画像信号の
各画素の出力画素値を算出する際に、第1の算出手段に
より、入力画像信号に対してn×m倍の解像度を有する
網点パターンを用い、該網点パターンを構成する複数の
重み係数値のうちの1つの重み係数値に従ってk値(k
>2)の出力画素値を算出するようにしたので、解像度
と再現階調数との間に相反関係がなく、しかもスクリー
ン形状の自由度を高めることができ、より高品質な出力
画像を安定して得ることができるという利点が得られ
る。
構成を示すブロック図である。
る。
である。
するための概念図である。
めの概念図である。
す概念図である。
と補正トーン特性の一例を示す概念図である。
図である。
図である。
の原理を説明するための概念図である。
す概念図である。
の一構成例を示すブロック図である。
の原理を説明するための概念図である。
ある。
念図である。
ある。
説明するための概念図である。
である。
ロック図、および動作例を示す概念図である。
である。
憶手段) 201 減算器 202 乗算器 203 比較器 204 比較器 205,206,207 LUT 208 デコーダ 209 セレクタ 210 階調ゲインレジスタ 301 D/A変換器 302 パターン発生部(第1の三角波信号発生手段) 303 パターン発生部(第2の三角波信号発生手段) 304 パターン発生部(第3の三角波信号発生手段) 305,306,307 コンパレータ 308 セレクタ
Claims (8)
- 【請求項1】 入力画像信号を変換して、画像記録装置
への出力画像信号を生成する画像処理装置において、 網点スクリーンの成長および濃淡再現の重みを表現する
重み係数値であって、前記入力画像信号に対し、n×m
倍の解像度を有する網点パターンを格納する網点パター
ン記憶手段と、 前記入力画像および前記入力画像の1画素に対応する前
記網点パターン記憶手段に記憶されている複数の重み係
数値のうちの1つの重み係数値に基づいて、k値(k>
2)の出力値を算出する第1の算出手段とを具備するこ
とを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記第1の算出手段によって算出され
た、p個(2≦p≦n×m)の前記出力値に基づいて、
前記出力値に対応する出力画像の1画素に対する出力画
素値を算出する第2の算出手段を具備することを特徴と
する請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記第1の算出手段は、前記入力画素信
号が表す画素値と前記網点パターン記憶手段に記憶され
ている重み係数値との差分値の関数に基づく値、または
所定の値のいずれかを出力値とすることを特徴とする請
求項1または2に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記関数は、前記差分値に比例すること
を特徴とする請求項3記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 複数の多値化参照パターンを選択するた
めの、前記網点パターンに対応した波形制御パターンを
格納する波形制御パターン記憶手段と、 前記第2の算出手段によって取得された、前記入力画像
信号の各画素の出力画素値を、前記波形制御パターン記
憶手段に格納されている波形制御パターンに従って選択
した多値化参照パターンにより、出力画素値に応じたパ
ルス幅の出力信号に変換する変換手段とを具備すること
を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像
処理装置。 - 【請求項6】 前記複数の多値化参照パターンは、複数
の位相および周期の異なった三角波あるいはランプ関数
系の参照信号を発生する複数の参照信号発生手段を具備
することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記
載の画像処理装置。 - 【請求項7】 前記複数の多値化参照パターンのうち、
所定周期の第1の三角波信号を生成する第1の三角波信
号発生手段と、 前記第1の三角波信号と同一周期で、かつ異なる位相の
第2の三角波信号を生成する第2の三角波信号発生手段
と、 前記第1および第2の三角波信号と異なる周期の第3の
三角波信号を生成する第3の三角波信号発生手段とを具
備することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに
記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 前記複数の多値化参照パターンのうち、
所定の周期の第1の三角波信号を生成する第1の三角波
信号発生手段と、 前記第1の三角波信号と同一周期で、かつ異なる位相の
第2の三角波信号を生成する第2の三角波信号発生手段
と、 前記第1および第2の三角波信号と異なる周期で、かつ
異なる位相の第3の三角波信号を生成する第3の三角波
信号発生手段と、 前記第3の三角波信号と同一周期で、かつ異なる位相の
第4の三角波信号を生成する第4の三角波信号発生手段
とを具備することを特徴とする請求項1ないし6のいず
れかに記載の画像処理装置。
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ID=26369163
Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7057617B1 (en) * | 1999-02-19 | 2006-06-06 | Fourie, Inc. | Font memory and font data reading method |
WO2006104041A1 (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-05 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 画像データ生成装置、画像データ生成処理プログラム、及び熱転写記録装置等 |
CN104936787A (zh) * | 2012-11-29 | 2015-09-23 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 用于利用打印头打印的方法 |
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-
1998
- 1998-02-16 JP JP03319298A patent/JP3726470B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7046863B2 (en) | 2002-03-25 | 2006-05-16 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Optimizing the advantages of multi-level rendering |
WO2006104041A1 (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-05 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 画像データ生成装置、画像データ生成処理プログラム、及び熱転写記録装置等 |
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