JPH10290200A - 音声符号化/復号化回路及びこれを用いた移動体通信装置 - Google Patents

音声符号化/復号化回路及びこれを用いた移動体通信装置

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JPH10290200A
JPH10290200A JP9094201A JP9420197A JPH10290200A JP H10290200 A JPH10290200 A JP H10290200A JP 9094201 A JP9094201 A JP 9094201A JP 9420197 A JP9420197 A JP 9420197A JP H10290200 A JPH10290200 A JP H10290200A
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Satoru Miyagi
覚 宮城
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/44Transmit/receive switching
    • H04B1/46Transmit/receive switching by voice-frequency signals; by pilot signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】無駄な電力消費を省く。 【解決手段】送信用音声データ符号化前に1フレーム周
期内の送信用音声データが無音のデータであるかどうか
を判定し、無音のデータであると判定された場合には、
1フレーム周期内の符号化処理期間において、スイッチ
ング回路202及び203をオフにする。これらスイッ
チング回路は、送信用音声データを符号化するのに用い
られる回路201への電力供給を停止させるためのであ
る。フレーム同期パルスFSYNCで初期化され、音声
サンプリングクロックCLKSを計数するカウンタ32
と、定数を出力する定数設定部34と、カウンタ32の
計数値が該定数に一致したときに一致信号EQをアクテ
ィブにするコンパレータ33と、無音検出パルスNOV
でセットされ、一致信号EQがアクティブになった時に
リセットされるフリップフロップ31とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声符号化/復号
化回路及びこれを用いた移動体通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信装置、特に携帯電話では、長
時間バッテリー駆動要求に応えるために、一層の低消費
電力化を図る必要がある。図7は、従来の移動体通信装
置の概略構成を示す。マイクロフォン10に入力された
音声は、電気信号に変換されてオーディオインターフェ
イス11に供給される。オーディオインターフェイス1
1は、この信号を増幅し、サンプリングしてデジタル化
し、音声データPCM1として音声符号化/復号化回路
(CODEC)12に供給する。音声符号化/復号化回
路12は、データ量を削減させ且つ誤り訂正可能にする
ために、音声データPCM1を符号化し、これを符号化
データTCH1としてフレーム組立/分解回路13に供
給する。回路13は、符号化データTCH1に制御デー
タを多重化してフレームに組み立て、時間軸圧縮して例
えば1フレーム/20msでモデム14に供給する。フ
レーム組立/分解回路13での処理方式は、TDMA又
はCDMAである。この多重データは、モデム14で変
調され、RF回路15で増幅され電波に変換されて、ア
ンテナ16から送信される。
【0003】アンテナ16を介してRF回路15で受信
された信号は、バンドパスフィルタで周波数が選択され
増幅され、モデム14で復調され、フレーム組立/分解
回路13で制御データと符号化データTCH2とに分離
され、符号化データTCH2が音声符号化/復号化回路
12に供給される。音声符号化/復号化回路12は、符
号化データTCH2を復号して音声データPCM2に変
換し、オーディオインターフェイス11に供給する。オ
ーディオインターフェイス11は音声データPCM2を
アナログ信号に変換し、ローパスフィルター及び増幅器
に通してスピーカ17へ供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】音声符号化/復号化回
路12において、オーディオインターフェイス11から
の音声データPCM1が無音のデータである場合には、
これを符号化データTCH1に変換する必要がなく、変
換すれば無駄な電力が消費されることになる。本発明の
目的は、このような無駄な電力消費を省くことが可能な
音声符号化/復号化回路及びこれを用いた移動体通信装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】請求項
1では、1周期毎に、送信用音声データを符号化し且つ
受信した符号化音声データを復号する音声符号化/復号
化回路において、送信用音声データ符号化前に該1周期
内の該送信用音声データが無音のデータであるかどうか
を判定する無音判定手段と、該送信用音声データを符号
化するのに用いられ、自己への電力供給を停止させるた
めのスイッチング回路を備えた制御対象回路と、無音の
データであると判定された場合には、該1周期内の符号
化処理期間内において該スイッチング回路をオフにする
電力制御手段とを有する。
【0006】この音声符号化/復号化回路によれば、無
音の音声データに対する不要な符号化処理が、電力供給
オフにより行われないので、制御対象回路におけるリー
ク電流も阻止され、無駄な消費電力が低減されるという
効果を奏し、バッテリ駆動の長時間化に寄与するところ
が大きい。請求項2の音声符号化/復号化回路では、請
求項1において、上記1周期はフレーム同期パルスの1
周期であり、上記復号は上記判定前に行われ、上記電力
制御手段は、上記無音のデータであると判定された時に
2状態の一方にされ、該フレーム同期パルスで該2状態
の他方にされ、該2状態の一方の期間に上記スイッチン
グ回路をオフにするフリップフロップ回路を有する。
【0007】この音声符号化/復号化回路によれば、電
力制御手段の構成が簡単になる。請求項3の音声符号化
/復号化回路では、請求項1において、上記1周期はフ
レーム同期パルスの1周期であり、上記電力制御手段
は、該フレーム同期パルスで初期化され、クロックを計
数するカウンタ回路と、定数を出力する定数設定部と、
該カウンタ回路の計数値が該定数に一致したときに一致
信号をアクティブにするコンパレータ回路と、上記無音
のデータであると判定された時に2状態の一方にされ、
該一致信号がアクティブになった時に該2状態の他方に
され、該2状態の一方の期間に上記スイッチング回路を
オフにするフリップフロップ回路とを有する。
【0008】この音声符号化/復号化回路によれば、符
号化処理の後に復号化処理を行う場合や、電力供給オフ
後に退避データ復帰などの後処理を行う場合にも、無音
の音声データに対する不要な符号化処理を、電力供給オ
フにより省略することが可能となるという効果を奏す
る。請求項4の音声符号化/復号化回路では、請求項3
において、MPUと、メモリと、上記送信用音声データ
を直列/並列変換し、該MPUに対しDMA要求信号を
供給して、変換された該送信用音声データを該メモリに
DMA転送させる直列/並列変換回路とを有し、上記ク
ロックは該DMA要求信号である。
【0009】この音声符号化/復号化回路によれば、シ
ステムクロックを分周して専用のクロックを新たに生成
する必要がなく、他の回路で利用されるDMA要求信号
を有効利用することができるという効果を奏する。請求
項5の音声符号化/復号化回路では、請求項3におい
て、MPUと、メモリと、該MPUに対しDMA要求信
号を供給して、復号された音声データを該メモリからD
MAで読み出させ、該読み出された音声データを並列/
直列変換する並列/直列変換回路とを有し、上記クロッ
クは該DMA要求信号である。
【0010】この音声符号化/復号化回路によれば、シ
ステムクロックを分周して専用のクロックを新たに生成
する必要がなく、他の回路で利用されるDMA要求信号
を有効利用することができるという効果を奏する。請求
項6の音声符号化/復号化回路では、請求項3におい
て、上記クロックは、上記送信用音声データ生成時の音
声サンプリングパルスである。
【0011】この音声符号化/復号化回路によれば、シ
ステムクロックを分周して専用のクロックを新たに生成
する必要がなく、他の回路で利用されるDMA要求信号
を有効利用することができるという効果を奏する。請求
項7の音声符号化/復号化回路では、請求項1乃至6の
いずれか1つにおいて、上記制御対象回路は、CMOS
回路にスイッチング用MOSトランジスタが直列接続さ
れた回路を複数有し、上記スイッチング回路は、該複数
のスイッチング用MOSトランジスタのゲートが共通に
接続されている。
【0012】この音声符号化/復号化回路によれば、デ
ータ保持すべき回路を制御対象回路から容易に除外する
ことができるので、上記データ退避/復帰処理が不要と
なるという効果を奏する。請求項8の移動体通信装置で
は、請求項1乃至7のいずれか1つに記載の音声符号化
/復号化回路を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 [第1実施形態]図1は、図7の回路12の替わりに用
いられる音声符号化/復号化回路12Aの概略構成を示
す。この回路12Aは、例えばデジタルシグナルプロセ
ッサ(DSP)である。
【0014】音声符号化/復号化回路12Aに対する入
出力データはビットストリームであるが、回路12A内
では、MPU20によりバス21を介してメモリ22内
の並列データが処理されるので、回路12AはS/P変
換回路23、24及びP/S変換回路25、26を備え
ている。S/P変換回路23及び24からメモリ22へ
のデータ書き込み並びにメモリ22からP/S変換回路
25及び26へのデータ読み出しは、MPU20がDM
A要求信号を受け付けてバス21が解放された後に、不
図示のDMAコントローラにより行われる。MPU20
は、不図示のプログラムROMの内容に従って動作す
る。
【0015】音声符号化/復号化回路12Aによる音声
データPCM1から符号化データTCH1への符号化処
理及びデータ転送は、次のようにして行われる。図7の
オーディオインターフェイス11から図1の音声符号化
/復号化回路12AのS/P変換回路23へ、音声デー
タPCM1が音声サンプリング周期で供給される。S/
P変換回路23により、音声データPCM1が並列デー
タに変換されて、MPU20にDMA要求信号DMAR
Q11が供給される。これにより、S/P変換回路23
用にバス21が解放され、この並列データがバス21を
介しメモリ22にDMA転送されて書き込まれる。書き
込みアドレスは、MPU20により上記DMAコントロ
ーラに初期設定され、その後は転送毎にDMAコントロ
ーラ内でインクリメントされる。MPU20は、1つ前
のフレーム期間でメモリ22に書き込まれた音声データ
PCM1を読み出し、上述の符号化データTCH1に変
換し、これをメモリ22に書き込む。
【0016】P/S変換回路25からMPU20へのD
MA要求信号DMARQ12に応答して、P/S変換回
路25用にバス21が解放され、メモリ22からP/S
変換回路25へ、1つ前のフレーム期間でメモリ22に
書き込まれた符号化データTCH1が、DMAで読み出
される。読み出された符号化データTCH1は、P/S
変換回路25でビットストリームに変換される。
【0017】音声符号化/復号化回路12Aによる符号
化データTCH2から音声データPCM2への復号化処
理及びデータ転送は、上記の逆の処理であり、次のよう
にして行われる。図7のフレーム組立/分解回路13か
ら図1の音声符号化/復号化回路12AのS/P変換回
路24へ符号化データTCH2が供給される。S/P変
換回路24により、符号化データTCH2が並列データ
に変換されて、MPU20にDMA要求信号DMARQ
21が供給される。これにより、S/P変換回路24用
にバス21が解放され、この並列データがバス21を介
しメモリ22にDMA転送されて書き込まれる。MPU
20は、1つ前のフレーム期間でメモリ22に書き込ま
れた符号化データTCH2を読み出し、音声データPC
M2に変換し、これをメモリ22に書き込む。
【0018】P/S変換回路26からMPU20へのD
MA要求信号DMARQ22に応答して、P/S変換回
路26用にバス21が解放され、メモリ22からP/S
変換回路26へ、1つ前のフレーム期間でメモリ22に
書き込まれた音声データPCM2が、DMAで読み出さ
れる。読み出された音声データPCM2は、P/S変換
回路26でビットストリームに変換される。
【0019】MPU20内部及び外部にはそれぞれ、符
号化処理で用いられる回路が制御対象回路20a及び2
7として存在する。これらの回路20a及び27に供給
される電力を制御するために、音声符号化/復号化回路
12A内に電力制御回路30が備えられている。電力制
御回路30には、MPU20から無音検出パルスNOV
が供給され、図7のフレーム組立/分解回路13からフ
レーム同期パルスFSYNCが供給される。
【0020】電力制御回路及び制御対象回路の構成例を
図2に示す。制御対象回路20aは、電源供給線VDD
とグランド線との間に、i=1〜nの各々について、p
MOSトランジスタPiとnMOSトランジスタNiと
nMOSトランジスタSW1iとが直列に接続されたM
TCMOS(Multi-Threshold CMOS)回路を備えてい
る。n組のCMOS回路の間が不図示の配線で接続され
て本体回路201が構成され、n個のnMOSトランジ
スタSW11〜SW1nのゲートが共通に接続されてス
イッチング回路202が構成されている。nMOSトラ
ンジスタSW11〜SW1nのゲートには、RSフリッ
プフロップ回路31の反転出力端XQから電力制御信号
PWCNTが供給される。このRSフリップフロップ回
路31は、図1の電力制御回路30を構成しており、そ
のセット入力端S及びリセット入力端Rにはそれぞれ無
音検出パルスNOV及びフレーム同期パルスFSYNC
が供給される。
【0021】制御対象回路27も、制御対象回路20a
と同様に構成されている。次に、上記の如く構成された
本第1実施形態の動作を、図3を参照して説明する。一
方では、図3(A)に示すような送信用音声信号が図7
のマイクロフォン10からオーディオインターフェイス
11へ供給され、増幅されてサンプリングされてデジタ
ル値に変換され、音声データPCM1として図1の音声
符号化/復号化回路12Aに供給される。他方では、図
7のフレーム組立/分解回路13から図1の音声符号化
/復号化回路12Aへ符号化データTCH2が供給され
る。フレーム化は図7のフレーム組立/分解回路13で
行われるので、未だフレーム化されていないが、図3
(B)は、この音声データPCM1と符号化データTC
H2との組をフレーム単位で#1〜#4と表している。
S/P変換回路23及び24で並列データへの変換が完
了した時点でそれぞれDMA要求信号DMARQ11及
びDMAQ21がMPU20に供給され、DMAで音声
データPCM1及び符号化データTCH2がメモリ22
に書き込まれる。
【0022】RSフリップフロップ回路31がフレーム
同期パルスFSYNCでセットされて、電力制御信号P
WCNTが高レベル‘H’になり、スイッチング回路2
02のnMOSトランジスタSW11〜SW1n及びこ
れらに対応した制御対象回路27内の部分がオンにな
る。MPU20は、フレーム同期パルスFSYNCに同
期して、1つ前のフレーム期間でメモリ22に書き込ま
れた音声データPCM1及び符号化データTCH2を処
理する。例えば、期間t2〜t3でメモリ22に書き込
まれた音声データPCM1及び符号化データTCH2
を、期間t4〜t5において、図3(E)に示す順に処
理する。
【0023】すなわち、符号化データTCH2を読み出
して音声データPCM2に変換し、これをメモリ22に
書き込み、次に、1フレーム内の音声データPCM1に
音声データが存在するか否かを調べるVOX処理を行
い、次に、音声データPCM1を読み出して符号化デー
タTCH1に変換し、これをメモリ22に書き込む。V
OX処理では、例えば、1フレーム内の音声データPC
M1からサンプリングした複数個の音声データが全て所
定値以下である場合に、このフレーム中に音声が存在し
ないと判定して無音検出パルスNOVを出力する。
【0024】この無音検出パルスNOVにより、図2の
RSフリップフロップ回路31がセットされて電力制御
信号PWCNTが低レベル‘L’になり、nMOSトラ
ンジスタSW11〜SW1nがオフになる。制御対象回
路27についても、スイッチング回路202に対応した
回路がオフになる。これにより、不要な符号化処理が行
われず、制御対象回路20a及び27において、電源供
給線VDDからグランド線へのリーク電流も阻止され、
無駄な消費電力が低減される。
【0025】時刻t5でのフレーム同期パルスFSYN
Cにより、RSフリップフロップ回路31がリセットさ
れて、電力制御信号PWCNTが‘H’になり、スイッ
チング回路202のnMOSトランジスタSW11〜S
W1n及びこれらに対応した制御対象回路27内の部分
がオンになる。これにより、次のフレームでの処理が可
能となる。
【0026】[第2実施形態]符号化処理はVOX処理
の次に行われるが、図5(E)に示す如く、デコードは
エンコードの次に行うことも可能であり、この場合、無
音検出パルスNOVに応答して制御対象回路20aへの
電力供給をオフにした後、復号化処理開始前にこれをオ
ンにする必要がある。そこで、本第2実施形態では、図
5(H)に示す、図7のオーディオインターフェイス回
路11で用いられる音声サンプリングパルスCLKSを
計数して電力制御信号PWCNTを‘H’に戻す時点を
判定する。図4は、これを実現するための電力制御回路
及び制御対象回路を示す。
【0027】制御対象回路20bは、図2の制御対象回
路20aに対し、電源供給線VDDとpMOSトランジ
スタP1〜Pnとの間にpMOSトランジスタSW21
〜SW2nを接続したスイッチング回路203を追加し
たものである。pMOSトランジスタSW21〜SW2
nのゲートは共通にRSフリップフロップ回路31の非
反転出力端Qに接続され、これに電力制御信号PWCN
TXが供給される。RSフリップフロップ回路31のセ
ット入力端Sには、図2の場合と同様に無音検出パルス
NOVが供給される。
【0028】制御対象回路27Aも制御対象回路20b
と同様に構成されている。電力制御回路30Aでは、D
MA要求信号DMARQ11がカウンタ32のクロック
入力端CKに供給されて計数され、その計数値はコンパ
レータ33に供給される。この計数値は、カウンタ32
のクリア入力端CLに供給されるフレーム同期パルスF
SYNCで初期化される。コンパレータ33は、この計
数値と、定数設定部34で設定された値とを比較し、両
者が一致したときに一致信号EQを出力する。一致信号
EQは、RSフリップフロップ回路31のリセット入力
端Rに供給される。
【0029】他の点は第1実施形態と同一である。次
に、上記の如く構成された本第2実施形態の動作を、図
5を参照して説明する。カウンタ32の計数値は、フレ
ーム同期パルスFSYNCで初期化される。RSフリッ
プフロップ回路31は最初、リセットされており、電力
制御信号PWCNT及びPWCNTXがそれぞれ‘H’
及び‘L’になっていて、スイッチング回路202のn
MOSトランジスタSW11〜SW1n、スイッチング
回路203のpMOSトランジスタSW21〜SW2n
並びにこれらに対応した制御対象回路27A内の部分が
オンになっている。
【0030】MPU20は、例えば期間t2〜t3にお
いて、図5(E)に示す順に図1のメモリ22内のデー
タを処理する。すなわち、1フレーム内の音声データP
CM1に音声データが存在するか否かを調べるVOX処
理を行い、次に、音声データPCM1を読み出して符号
化データTCH1に変換し、これをメモリ22に書き込
み、次に、符号化データTCH2を読み出して音声デー
タPCM2に変換し、これをメモリ22に書き込む。
【0031】VOX処理で無音が検出されると、MPU
20から無音検出パルスNOVが出力され、RSフリッ
プフロップ回路31がセットされて電力制御信号PWC
NT及びPWCNTXがそれぞれ‘L’及び‘H’にな
り、nMOSトランジスタSW11〜SW1n及びpM
OSトランジスタSW21〜SW2nがオフになる。制
御対象回路27Aについても、スイッチング回路202
及び203に対応した部分がオフになる。これにより、
不要な符号化処理が行われず、無駄な消費電力が低減さ
れる。
【0032】カウンタ32の計数値が定数設定部34の
出力値に等しくなると、一致信号EQによりRSフリッ
プフロップ回路31がリセットされて、電力制御信号P
WCNT及びPWCNTXがそれぞれ‘H’及び‘L’
に戻り、次のフレームでの処理が可能となる。 [第3実施形態]図6は、本発明の第3実施形態の電力
制御回路30Bを示す。
【0033】この回路では、DMA要求信号DMARQ
22、フレーム同期パルスFSYNC、無音検出パルス
NOV及び電力制御信号PWCNTがそれぞれデータ入
力端Dフリップフロップ回路35、36、37及び38
でシステムクロックCLKにより同期化され、それぞれ
信号DMARQ0、FSYNC0、NOV0X及びPC
NT0として出力される。システムクロックCLKの周
波数は、DMA要求信号DMARQ11のそれよりも充
分大きい。DMA要求信号DMARQ0及びフレーム同
期パルスFSYNC0はそれぞれ、カウンタ32のクロ
ック入力端CK及びクリア入力端CLに供給される。電
力制御信号PWCNT0は、上記第1又は第2の実施形
態での電力制御信号PWCNTの替わりに用いられる。
【0034】1フレーム内のDMA要求信号DMARQ
0のパルス個数は例えば320であり、これに対応して
カウンタ32は、4ビットのカウンタ320、321及
び322が縦続接続されて構成されている。コンパレー
タ33は、入力段のイクスクルーシブノアゲート330
〜338と、次段のナンドゲート33a〜33cと、出
力段のイクスクルーシブノアゲート33dとで構成され
ている。定数設定部34は、‘L’であるグランド線と
‘H’である電源供給線VDDとを配列したものであ
る。保持回路31Aは、Dフリップフロップ回路311
とオアゲート312とからなり、Dフリップフロップ回
路311のデータ入力端D、クリア入力端CL及びクロ
ック入力端CKにはそれぞれ電源供給線VDD、Dフリ
ップフロップ回路36の反転出力端XQ及びイクスクル
ーシブノアゲート33dの出力端が接続されている。オ
アゲート312の入力端にはDフリップフロップ回路3
11の非反転出力端Q及びDフリップフロップ回路37
の反転出力端XQが接続され、オアゲート312の出力
は電力制御信号PWCNTとしてDフリップフロップ回
路38のデータ入力端Dに供給される。
【0035】次に、上記の如く構成された電力制御回路
30Bの動作を説明する。フレーム同期パルスFSYN
Cによりカウンタ32、Dフリップフロップ回路37及
び311が初期化され、Dフリップフロップ回路37の
反転出力端XQ及びDフリップフロップ回路311の非
反転出力端Qがそれぞれ‘H’及び‘L’になる。これ
により、電力制御信号PWCNTが‘H’になる。
【0036】無音が検出されると、無音検出パルスNO
Vが‘H’となり、次に無音検出パルスNOV0Xが
‘L’となり、電力制御信号PWCNTが‘L’にな
り、次のシステムクロックCLKのパルスのタイミング
で電力制御信号PWCNT0が‘L’になる。カウンタ
32の出力が定数設定部34の出力に一致すると、一致
信号EQが‘H’に遷移し、これにより電力制御信号P
WCNTが‘H’になり、次のシステムクロックCLK
のパルスのタイミングで電力制御信号PWCNT0が
‘H’に戻る。
【0037】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。例えば、制御対象回路内の電力制御用スイッチ
ング回路は、ブロック毎に1つのトランジスタスイッチ
を備えた構成であってもよい。この構成で、ブロック内
にフリップフロップ回路が存在する場合、制御対象回路
の電力をオフにする前にその保持内容を例えばメモリ2
2に転送し(退避処理)、制御対象回路の電力をオンに
戻した直後にこの内容をメモリ22から読み出して該フ
リップフロップ回路に保持させる(復帰処理)構成であ
ってもよい。この復帰処理を行うためには、第1実施例
の電力制御回路の替わりに第2又は第3実施形態の電力
制御回路を用いて、フレーム同期パルス発生前に制御対
象回路の電力をオンに戻す。
【0038】また、カウンタ32で計数されるパルス
は、システムクロックCLKを分周したものであっても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の音声符号化/復号化回
路12Aの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の電力制御回路30及び制御対象回路2
0aの構成例を示す図である。
【図3】図1の回路での電力制御動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態の電力制御回路30A及
び制御対象回路20bを示す図である。
【図5】該第2実施形態の電力制御動作説明用タイムチ
ャートである。
【図6】本発明の第3実施形態の電力制御回路30Bを
示す図である。
【図7】従来の移動体通信装置の概略構成図である。
【符号の説明】
12、12A 音声符号化/復号化回路 20 MPU 20a、20b、27 制御対象回路 201 本体回路 202、203 スイッチング回路 22 メモリ 23、24 S/P変換回路 25、26 P/S変換回路 30、30A、30B 電力制御回路 31A 保持回路 31 RSフリップフロップ回路 33 コンパレータ 34 定数設定部 35〜38、311 Dフリップフロップ回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1周期毎に、送信用音声データを符号化
    し且つ受信した符号化音声データを復号する音声符号化
    /復号化回路において、 送信用音声データ符号化前に該1周期内の該送信用音声
    データが無音のデータであるかどうかを判定する無音判
    定手段と、 該送信用音声データを符号化するのに用いられ、自己へ
    の電力供給を停止させるためのスイッチング回路を備え
    た制御対象回路と、 無音のデータであると判定された場合には、該1周期内
    の符号化処理期間内において該スイッチング回路をオフ
    にする電力制御手段と、 を有することを特徴とする音声符号化/復号化回路。
  2. 【請求項2】 上記1周期はフレーム同期パルスの1周
    期であり、上記復号は上記判定前に行われ、 上記電力制御手段は、上記無音のデータであると判定さ
    れた時に2状態の一方にされ、該フレーム同期パルスで
    該2状態の他方にされ、該2状態の一方の期間に上記ス
    イッチング回路をオフにするフリップフロップ回路を有
    する、 ことを特徴とする請求項1記載の音声符号化/復号化回
    路。
  3. 【請求項3】 上記1周期はフレーム同期パルスの1周
    期であり、 上記電力制御手段は、 該フレーム同期パルスで初期化され、クロックを計数す
    るカウンタ回路と、 定数を出力する定数設定部と、 該カウンタ回路の計数値が該定数に一致したときに一致
    信号をアクティブにするコンパレータ回路と、 上記無音のデータであると判定された時に2状態の一方
    にされ、該一致信号がアクティブになった時に該2状態
    の他方にされ、該2状態の一方の期間に上記スイッチン
    グ回路をオフにするフリップフロップ回路と、 を有することを特徴とする請求項1記載の音声符号化/
    復号化回路。
  4. 【請求項4】 MPUと、 メモリと、 上記送信用音声データを直列/並列変換し、該MPUに
    対しDMA要求信号を供給して、変換された該送信用音
    声データを該メモリにDMA転送させる直列/並列変換
    回路と、 を有し、上記クロックは該DMA要求信号であることを
    特徴とする請求項3記載の音声符号化/復号化回路。
  5. 【請求項5】 MPUと、 メモリと、 該MPUに対しDMA要求信号を供給して、復号された
    音声データを該メモリからDMAで読み出させ、該読み
    出された音声データを並列/直列変換する並列/直列変
    換回路と、 を有し、上記クロックは該DMA要求信号であることを
    特徴とする請求項3記載の音声符号化/復号化回路。
  6. 【請求項6】 上記クロックは、上記送信用音声データ
    生成時の音声サンプリングパルスであることを特徴とす
    る請求項3記載の音声符号化/復号化回路。
  7. 【請求項7】 上記制御対象回路は、CMOS回路にス
    イッチング用MOSトランジスタが直列接続された回路
    を複数有し、上記スイッチング回路は、該複数のスイッ
    チング用MOSトランジスタのゲートが共通に接続され
    ている、 ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載
    の音声符号化/復号化回路。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の
    音声符号化/復号化回路を有することを特徴とする移動
    体通信装置。
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