JPH10289866A - シンクロトロン放射光強度測定器および該強度測定器を備えたx線露光装置 - Google Patents

シンクロトロン放射光強度測定器および該強度測定器を備えたx線露光装置

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JPH10289866A
JPH10289866A JP9110488A JP11048897A JPH10289866A JP H10289866 A JPH10289866 A JP H10289866A JP 9110488 A JP9110488 A JP 9110488A JP 11048897 A JP11048897 A JP 11048897A JP H10289866 A JPH10289866 A JP H10289866A
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synchrotron
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シンクロトロン放射光の強度を高精度かつ高
速に測定するとともにその測定情報を基に高精度な露光
量制御を可能とするX線露光装置を提供する。 【解決手段】 シンクロトロンリング1から発せられる
シートビーム9の強度分布を有する方向に移動可能でシ
ートビーム9の動きに追従するステージ2、6上にX線
ディテクタ8a、8bを配列し、X線ディテクタの出力
信号等とシンクロトロン放射光強度の関係を予めデータ
テーブルとして保管する強度演算器13を用いて、X線
ディテクタ8a、8bの出力信号に基づいてシンクロト
ロン放射光の強度を高精度に算出する。そして、その算
出結果に基づいてシャッタコントローラ14を介し、シ
ャッタ3の駆動速度や駆動パターンを制御して、露光時
間を制御し、マスク4およびウエハ5への露光量を均一
なものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクロトロン放
射光の強度を測定するシンクロトロン放射光強度測定
器、および該強度測定器の測定情報を基に露光量を制御
するX線露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シンクロトロン放射光の利用技術の一つ
であるX線リソグラフィ工程に用いられるX線露光装置
においては、シンクロトロン放射光がシート状であって
十分な露光領域を確保できないために、X線ミラーを用
いてシート状ビームをシンクロトロン軌道の垂直方向に
拡大させており、それらのウエハ等の基板表面の露光量
を均一に保つことが重要な事項である。そのために、シ
ンクロトロンリングから発せられるシート状ビームに対
するX線ミラーの相対的位置や姿勢を高精度に位置決め
することが要求され、また、X線露光中に、振動、温度
変化あるいはシート状ビームのゆらぎ等によってシート
状ビームとX線ミラーの相対的位置関係が変化すると露
光量を均一に保つことができず露光むらが発生する。そ
のために、シンクロトロンリング、X線ミラーおよびX
線露光装置を高精度に設置するとともに外乱振動等に対
してもそれを打ち消すような機構を設けることが望まし
いところである。これらに対する具体的な対策として、
特開平5−100098号公報に記載された装置におい
ては、X線ミラーの支持体にビーム位置ディテクタを設
けて、ビームに対するX線ミラーの相対的な位置ずれを
検出し、この検出結果に基づいて駆動手段によりX線ミ
ラーの姿勢を制御している。さらに、特開平5−129
188号公報に記載された装置では、垂直方向に設けら
れた2素子のディテクタにより、2素子の出力がつりあ
うようにX線ミラーの姿勢を制御し、そして、そのとき
の2素子の出力の和信号によってあるいはどちらか一方
の出力信号によってシンクロトロン放射光の強度を算出
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術において、特に前記特開平5−129188号
公報に記載された装置においては、シンクロトロン放射
光の強度をディテクタの出力信号に基づいて算出してい
るけれども、シンクロトロンリングの蓄積電流値の変動
等に伴なってシンクロトロン放射光の垂直方向の強度分
布が変化した場合には、シンクロトロン放射光の強度と
ディテクタの出力信号は正確に比例対応しておらず、シ
ンクロトロン放射光の強度の算出に誤差が生じてしま
い、それをもとにして露光量制御を行った場合には露光
量に誤差が生じていた。
【0004】そこで、本発明は、上記の従来技術の有す
る未解決の課題に鑑みてなされたものであって、簡便な
手法によってシンクロトロン放射光の強度を高精度にか
つ高速に測定することができるシンクロトロン放射光強
度測定器、および該強度測定器の測定情報を基に高精度
な露光量制御を行なうことができるX線露光装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシンクロトロン放射光強度測定器は、シン
クロトロン放射光の強度分布を有する方向に移動可能で
シンクロトロン放射光の動きに追従するX線ディテクタ
を備え、X線ディテクタの信号とシンクロトロン放射光
強度の関係、あるいはX線ディテクタの信号とシンクロ
トロンリングの真空度とシンクロトロン放射光強度の関
係を、予めデータテーブルとして保管している演算器を
具備し、前記X線ディテクタの出力信号に基づいて前記
演算器を介してシンクロトロン放射光の強度を測定する
ことを特徴とする。
【0006】そして、本発明のシンクロトロン放射光強
度測定器においては、データテーブルとして保管された
X線ディテクタの信号とシンクロトロン放射光強度の関
係は、シンクロトロン放射光の強度をI、X線ディテク
タの出力をvとするときに、 I(v) =a0 +a1 v+a22 +a33 +…… という関係式であることが好ましい。
【0007】また、本発明のシンクロトロン放射光強度
測定器においては、データテーブルとして保管されたX
線ディテクタの信号とシンクロトロンリングの真空度と
シンクロトロン放射光強度の関係は、シンクロトロン放
射光の強度をI、X線ディテクタの出力をvとするとき
に、係数a0 、a1 、a2 、a3 、……はシンクロトロ
ンリングの真空度pの関数であって、 I(v) =a0(p)+a1(p)v+a2(p)v2 +a3(p)v3 +…… という関係式であることが好ましい。
【0008】さらに、本発明のシンクロトロン放射光強
度測定器においては、X線ディテクタは2素子を有し、
シンクロトロン放射光の強度分布を有する方向に配列さ
れていることが好ましい。
【0009】そして、本発明のX線露光装置は、シンク
ロトロン放射光を用いるX線露光装置において、請求項
1ないし4のいずれか1項記載のシンクロトロン放射光
強度測定器と、該シンクロトロン放射光強度測定器の測
定結果に基づいて露光量を制御する制御手段を具備する
ことを特徴とする。
【0010】また、本発明のX線露光装置においては、
露光量を制御する制御手段が、露光時間を制御する制御
手段、あるいはシャッタの駆動速度または駆動パターン
を制御して露光時間を制御するシャッタ制御手段である
ことが好ましい。
【0011】
【作用】X線ディテクタの信号とシンクロトロン放射光
強度の関係、あるいはX線ディテクタの信号とシンクロ
トロンリングの真空度とシンクロトロン放射光強度の関
係を、予めデータテーブルとして保管している演算器を
用いることにより、シンクロトロン放射光のシートビー
ムを検出するX線ディテクタの出力信号に応じて高精度
にかつ高速でシンクロトロン放射光の強度を算出するこ
とができる。
【0012】さらに、シンクロトロン放射光の強度を高
精度にかつ高速で算出することができることから、この
算出結果に基づいてシャッタの駆動速度や駆動パターン
を制御して露光時間を制御することができ、高精度な露
光量制御を行なうことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0014】図1は、本発明にかかるシンクロトロン放
射光強度測定器およびX線露光装置を示す概略構成図で
ある。図1において、1はシンクロトロン放射光を発光
する光源であるシンクロトロンリングであり、シート状
のビーム9を発光する。シンクロトロンリング1の真空
度は、圧力センサ15によりモニタする。シートビーム
9は、シリンドリカルミラー2によりy方向に拡大され
て、マスク4上での露光画角を確保している。そして、
この拡大ビーム10はy方向に強度分布を有するため
に、y方向の強度分布を露光時間で打ち消してマスク4
およびウエハ5上で均一な露光量になるように、その強
度分布に応じてシャッタ3の移動速度を調整すべくシャ
ッタ3の駆動を制御する。
【0015】また、シリンドリカルミラー2とシートビ
ーム9の位置関係については、高精度に合致させるとと
もにシリンドリカルミラー2をシートビーム9の振動や
ずれに応じてy方向に追従させる必要がある。そこで、
シリンドリカルミラー2は、駆動手段7によってy方向
に駆動可能に設けられているミラー保持器6に設置さ
れ、さらに、ミラー保持器6には、シートビーム9の上
縁および下縁の近傍における所定領域内のビームをそれ
ぞれ感知する2素子の第1および第2のX線ディテクタ
8a、8bが取り付けられている。この第1および第2
のX線ディテクタ8a、8bの出力はプリアンプ11に
て増幅され、第1および第2のX線ディテクタ8a、8
bの増幅された出力VaおよびVbは、ミラーコントロ
ーラ12および強度演算器13へ送出される。ミラーコ
ントローラ12は、両X線ディテクタ8a、8bの増幅
された出力VaおよびVbを比較し、その比較結果に基
づいて駆動手段7を駆動指令するように構成されてお
り、ミラーコントローラ12は両出力VaおよびVbの
比較結果に基づいて駆動手段7を駆動させ、両出力Va
およびVbが等しくなるようにシリンドリカルミラー2
を移動させてその位置を制御し、シートビーム9とシリ
ンドリカルミラー2を高精度に合致させる。また、強度
演算器13は、第1および第2のX線ディテクタ8a、
8bの増幅された出力VaおよびVbの和信号を露光光
強度に変換し、そしてシャッタコントローラ14におい
てこの露光光強度に基づいてシャッタ3の駆動時間を算
出し、その算出結果に基づいてシャッタ3を駆動するよ
うに構成されており、前述したように、シャッタ3の移
動速度を露光光強度に応じて制御し、マスク4およびウ
エハ5上での露光量を均一なものとなるように制御す
る。
【0016】ところで、シンクロトロンリング1におい
ては、その蓄積電流値や真空度が変動すると、シンクロ
トロン放射光のビームプロファイルも変化する。このよ
うなビームプロファイルの変化によって、第1および第
2のX線ディテクタ8a、8bの出力VaおよびVbの
和信号は露光光強度に正確に比例対応しなくなり、露光
光強度を精度良く算出することができなかった。すなわ
ち、ビームプロファイルは、シンクロトロンリング1の
蓄積電流値が小さいときには図2において21として示
すように拡がりが小さいけれども、蓄積電流値が大きい
ときには22として示すように拡がりが大きくなる傾向
があり、第1および第2のX線ディテクタ8a、8bの
出力VaおよびVbの和信号と露光光強度の関係は、図
3に示すような傾向になり、原点をとおる直線にはなら
ない。そこで、このような傾向特性を予め強度演算器1
3にデータテーブルとして保管しておき、両X線ディテ
クタ8a、8bの出力VaおよびVbの和信号に基づい
て強度演算器13のデータテーブルに照らすことによっ
て、高精度にかつ高速に露光光強度を算出することが可
能となる。
【0017】データテーブルに保管する図3に示す特性
は、シンクロトロン放射光の強度をI、X線ディテクタ
の出力をvとするときに、 I(v) =a0 +a1 v+a22 +a33 +…… (1) という関係式で表すことができる。
【0018】また、シンクロトロンリング1の圧力によ
っても、シンクロトロン放射光のビームプロファイルが
変化することが知られており、シンクロトロンリング1
の圧力をモニタする圧力センサ15の出力を強度演算器
13に取り込み、係数に補正をかけることにより、さら
に高精度に露光光強度を算出することが可能となる。こ
こで、前記(1)式の係数a0 、a1 、a2 、a3 、…
…は、シンクロトロンリングの真空度pの関数となるの
で、 I(v) =a0(p)+a1(p)v+a2(p)v2 +a3(p)v3 +… (2) という関係式で表すことができる。
【0019】以下、図3に示すようなデータテーブルの
測定手順について説明する。図4は、シリンドリカルミ
ラー2を駆動手段7によってy方向に駆動したときの両
X線ディテクタ8a、8bの出力をプロットし、シート
ビーム9のビームプロファイルを計測したものである。
41はVa(y) 、42はVb(y) を示している。これら
をガウシアンで近似し、交点の電圧および面積を求め
る。面積は露光光強度に比例する値であり、X線ディテ
クタ8の感度等から予め変換係数を求めておく。これら
の操作をシンクロトロンリング1の蓄積電流値を変化さ
せて、複数のデータを取り、電圧と露光光強度をプロッ
トし、近似曲線を求め、その係数を強度演算器13に保
存しておく。さらに、シンクロトロンリング1の真空度
が変化したときの係数の変化を複数のデータとして取
り、関数にしておくことでさらに高精度に計測すること
ができる。
【0020】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。本実施例においては、その基本的構成は前記の実施
例のものと同様であるが、強度演算器13の出力により
シャッタの駆動速度のみならず駆動パターンについて
も、シンクロトロン放射光のビームプロファイルに応じ
て変化させることによって露光量制御の精度をさらに高
めようとするものである。図5の(a)はシリンドリカ
ルミラー2によってy方向に拡大された拡大ビーム10
のマスク4上での強度分布を示し、ここで、51はシン
クロトロンリングの蓄積電流値が小さいときの強度分布
であり、52は蓄積電流値が大きいときの強度分布であ
って、蓄積電流値が大きくなるにしたがってビームが拡
がっていることが分かる。そこで、この強度分布を補正
するために、シャッタ3の駆動を、y方向の位置に応じ
て露光時間で強度分布を打ち消しマスク4上で均一な露
光量となるように制御する。具体的には、シャッタ3の
開口部がビームパスを横切る速度を変化させることによ
って実現することができ、図5の(b)において、5
3、54はそれぞれ強度分布51、52に対応したy方
向のそれぞれの位置における露光時間を示している。こ
れらは、強度演算器13からの出力により、シャッタコ
ントローラ14が拡大ビームのプロファイルを算出し、
それに基づいてシャッタ3を駆動させる。プロファイル
の算出には、シリンドリカルミラー2にて反射した拡大
ビームを計算により求めるか、あるいは電流値を代えて
露光実験を行ないウエハ5上のレジストの残膜率により
求めるといった方法を用いることができる。
【0021】なお、以上の実施例では、シリンドリカル
ミラーにより露光画角を拡大する方法について説明した
が、平面ミラーを振動させることにより露光画角を拡大
する方法においても同様の効果があることは言うまでも
ないところである。
【0022】次に上述したX線露光装置を利用した半導
体デバイスの製造方法の実施例を説明する。図6は半導
体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネ
ル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製
造のフローを示す。ステップ11(回路設計)では半導
体デバイスの回路設計を行なう。ステップ12(マスク
製作)では設計した回路パターンを形成したマスクを製
作する。一方、ステップ13(ウエハ製造)ではシリコ
ン等の材料を用いて基板であるウエハを製造する。ステ
ップ14(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用
意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技術によ
ってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ1
5(組立)は後工程と呼ばれ、ステップ14によって作
製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であ
り、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、
パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ス
テップ16(検査)ではステップ15で作製された半導
体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を
行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、
これが出荷(ステップ17)される。
【0023】図7は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ21(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ22(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ23(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ24(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ25
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ26(露光)では上記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステップ
27(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ
28(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分
を削り取る。ステップ29(レジスト剥離)ではエッチ
ングが済んで不要となったレジストを取り除く。これら
のステップを繰り返し行なうことによってウエハ上に多
重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方法を
用いれば、従来は製造が難しかった高集積度の半導体デ
バイスを低コストに製造することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、上述したように構成されてい
るので、X線ディテクタの信号とシンクロトロン放射光
強度の関係、あるいはX線ディテクタの信号とシンクロ
トロン放射光強度およびシンクロトロンリングの真空度
の関係を予めデータテーブルとして保管する演算器を用
いることにより、シンクロトロン放射光の垂直方向の強
度分布が変化した場合であっても、簡便な方法でシンク
ロトロン放射光の強度を高精度かつ高速度に測定するこ
とができる。さらに、シンクロトロン放射光の強度を高
精度に測定することによって高精度な露光量制御を行な
うことができ、ウエハ等の基板表面の均一な露光を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシンクロトロン放射光強度測定器およ
びX線露光装置の概略構成図である。
【図2】シンクロトロン放射光のビームプロファイルの
変化を示す説明図である。
【図3】X線ディテクタの出力の和信号と露光光強度の
関係を示す説明図である。
【図4】ビームプロファイル計測の説明図である。
【図5】シャッタの駆動を説明する図であり、(a)は
マスク上での拡大ビームの強度分布を示す図であり、
(b)は均一な露光量を得るためのy方向の位置に対す
る露出時間を示す図である。
【図6】半導体デバイスの製造工程を示すフローチャー
トである。
【図7】ウエハプロセスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 シンクロトロンリング 2 シリンドリカルミラー 3 シャッタ 4 マスク 5 ウエハ 6 ミラー保持器 7 駆動手段 8 X線ディテクタ 8a 第1のX線ディテクタ 8b 第2のX線ディテクタ 9 シートビーム 10 拡大ビーム 11 プリアンプ 12 ミラーコントローラ 13 強度演算器 14 シャッタコントローラ 15 圧力センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクロトロン放射光の強度分布を有す
    る方向に移動可能でシンクロトロン放射光の動きに追従
    するX線ディテクタを備え、X線ディテクタの信号とシ
    ンクロトロン放射光強度の関係、またはX線ディテクタ
    の信号とシンクロトロンリングの真空度とシンクロトロ
    ン放射光強度の関係を、予めデータテーブルとして保管
    している演算器を具備し、前記X線ディテクタの出力信
    号に基づいて前記演算器を介してシンクロトロン放射光
    の強度を測定することを特徴とするシンクロトロン放射
    光強度測定器。
  2. 【請求項2】 データテーブルとして保管されたX線デ
    ィテクタの信号とシンクロトロン放射光強度の関係は、
    シンクロトロン放射光の強度をI、X線ディテクタの出
    力をvとするときに、 I(v) =a0 +a1 v+a22 +a33 +…… という関係式であることを特徴とする請求項1記載のシ
    ンクロトロン放射光強度測定器。
  3. 【請求項3】 データテーブルとして保管されたX線デ
    ィテクタの信号とシンクロトロンリングの真空度とシン
    クロトロン放射光強度の関係は、シンクロトロン放射光
    の強度をI、X線ディテクタの出力をvとするときに、
    係数a0 、a1 、a2 、a3 、……はシンクロトロンリ
    ングの真空度pの関数であって、 I(v) =a0(p)+a1(p)v+a2(p)v2 +a3(p)v3 +…… という関係式であることを特徴とする請求項1記載のシ
    ンクロトロン放射光強度測定器。
  4. 【請求項4】 X線ディテクタは2素子を有し、シンク
    ロトロン放射光の強度分布を有する方向に配列されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記
    載のシンクロトロン放射光強度測定器。
  5. 【請求項5】 シンクロトロン放射光を用いるX線露光
    装置において、請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    シンクロトロン放射光強度測定器と、該シンクロトロン
    放射光強度測定器の測定結果に基づいて露光量を制御す
    る制御手段を具備することを特徴とするX線露光装置。
  6. 【請求項6】 露光量を制御する制御手段が、露光時間
    を制御する制御手段であることを特徴とする請求項5記
    載のX線露光装置。
  7. 【請求項7】 露光量を制御する制御手段が、シャッタ
    の駆動速度または駆動パターンを制御して露光時間を制
    御するシャッタ制御手段であることを特徴とする請求項
    5または6記載のX線露光装置。
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